伝説の双剣は巡りあい、宿命の歯車が軋みをあげる。
大陸の東と西が交差する帝国・奥尔罕(オルハン)。
双極剣の遣い手、璃凜は母の名である藍那を名乗り、帝都の色街紅籠(ヴェロ)街で用心棒を勤めていた。そして雇われ先の金亀楼で、記憶を失った青年、
紫園と出会う。
卓越した剣の腕と清らかな心を持つ紫園にいつしか惹かれる藍那。だがそんな彼らを血塗られた宿命が飲み込もうとしていた。
第一部完結しました。第二部は年内に投稿予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-23 20:05:38
255527文字
会話率:39%
19世紀後半、魔法が物語の中でしか語られなくなった時代、イグノラント王国には国家秘密組織である「嘆きの夜明け団」という魔法専門の教団があった。この国の霊的治安を守るために、その教団の人間は魔法を用いて、魔物や違法な魔法から国や民衆を守る義務
を背負っていたのである。だが、アイリス・ローレンスは有名な魔女の子孫だというのに、魔力を全く持っておらず、任務中の破壊行動が多すぎたことで、教団のお払い箱とも噂される「魔具調査課」への配属が決まってしまう。また、そこに「呪われた男」と呼ばれる少年クロイドも配属され、「奇跡狩り」と呼ばれる極秘任務のパートナーだと言い渡されてしまうのであった。始まりの物語「黎明の魔女」http://ncode.syosetu.com/n7503ef/
※本作品の著作権は伊月ともやにあります。無断転載・無断引用・無断使用・自作発言は禁止しております。
※本作品はマグネット!様とカクヨム様にも同じものを投稿しています。
※本編内の挿絵は伊月ともやの自作です。表紙は神谷吏佑さんと和翔さんに頂いたものです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-18 15:44:18
2295894文字
会話率:40%
「魔女」の存在が浸透していた時代、魔女であるエイレーンは森の奥でひっそりと一人で暮らしていた。その暮らしは寂しいもので、近くの村の人間からは恐れられ、遠巻きにされていたが、それでも人として認められたいと努めていた。そんなある日、村を襲撃した
魔物を倒したにも関わらず、この惨状を自分のせいにされてしまう。さらに、異端審問官が自分を捕まえにきたことを知ったエイレーンは命からがら逃げることとなった。――「良い魔女」とは何か、人にとって自分とは何か。止まっていたものは動き出し、エイレーンの苦悩が始まる。「真紅の破壊者と黒の咎人」へと続く始まりの物語。→ http://ncode.syosetu.com/n6178dn/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-14 14:26:34
111276文字
会話率:46%
「妖刀(あたし)と契約しようぜ、ユキ!」
咎人の子と謗りを受ける少年ユキは、亡父の死の真相を解き明かす為、また、その復讐の為に妖刀えんきりと互いの夢を叶えるべく契約を結んだ。
己の手で斬るべき仇は誰なのか、果たして父は本当に咎人なのか
────。
果てのない復讐と縁切りの旅を通じた、ひとりの少年の成長譚。
その少年は未だ世を知らず、仇を知らず。
いまはまだ無名の剣士。
--------------------
※カクヨム、アルファポリスにも掲載予定
※振り仮名「めぐるえにしのようけんし」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-02 09:00:00
151353文字
会話率:54%
パルミラ王国の王女レファーナは、継母から酷い虐めを受けていた。
憧れの貴公子にも裏切られて、追放同然に「獣の王」と呼ばれる辺境の王様に嫁がされる。
獰猛で、残酷で、誰からも恐れられている王様は、しかし絶望に馴れ過ぎた哀れな王女様には優
しかった。
異国の地で幸せを得つつあるレファーナの下に、嫉妬深い継母の魔手が忍び寄る――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 19:40:10
18610文字
会話率:34%
「チビで無能なテメェは“負け犬”だ。殴られても当然の存在なんだよ」
世界管理学園の落ちこぼれだったボクは、そんな言葉と共に12年間もボクをイジメ続けた男への、命を賭した復讐に「失敗」した。
死後の世界で地獄に落とされたボクは、地獄の咎人達
による“殺し合いの日々”に巻き込まれる。
~投獄から4000年~
地獄で最弱だったボクも長い年月をかけて少しずつ強くなり、いつしか地獄で最強の咎人となった。
その後は長年の夢だった脱獄を果たす訳だけれど、本当に大変だったのは更にその後。
一緒に脱獄したのが“身体を『ぬるぬる』に出来る天使”で、そしてボクの脱獄を手伝ってくれたおじいちゃんは“革命を狙う秘密結社の親玉”だった!?
――――――――――――――――
『右腕が黒ヘビになった少年』×『天使の家出少女』が数々の異世界を巡り、世界最強&革命を目指します!!
*主人公の右腕が『黒ヘビ』になるのは2章からとなります(1章と2章は既に完結済みで、現在は3章を準備中です)。
*挿絵(キャラクターデザイン画)は本編文章の途中には差し込まず、挿絵専用のページを作っています。見たくない方は遠慮なく飛ばして下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-30 13:23:02
792435文字
会話率:36%
禁忌を犯した兄妹。神の天罰により兄は最愛の妹を失い、形見の右腕を受け継いだ。全ては神を殺すために。その権能を奪うために。その力で最愛の妹を取り戻すために。
最終更新:2023-01-19 23:47:10
2665文字
会話率:26%
人の心に感染し、感染者に《異端の力》と呼ばれる人智を超えた力を与える奇病・咎人病が蔓延する異世界クルドゥリア。
突如として強大な力を得た感染者達は、各地で《異端の力》を悪用して犯罪に走るようになり、いつしか、《フェンゲ》と呼ばれるように
なった。
そんな《フェンゲ》に立ち向かうのは《神の力》と呼ばれる聖なる力を授けられたゲセブ教最高指導者エラローリア法王直属の《卯下の猟犬》と呼ばれる者達。彼らの任務は《フェンゲ》を治療し、時に討伐し、そして、教団に巣食う悪を狩ること。
これは、咎人病の蔓延により犯罪が蔓延る世界を旅するクロウという男とその仲間たちの物語。
―――――――――――――――――――――――
フルビルタス王国東部に位置する地方都市フッリバ。かつて、公爵領の領都として栄えたこの街で起きた不可解な事件にフェンゲが絡んでいると判明し、クロウ、リーゼロッテ、イヅナ、フェリの四人が事件の捜査とフェンゲの治療のために派遣された。クロウ達は、警察側の協力者であるラモンに案内されてフェンゲの正体に迫る証拠だという鏡を見せられるのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-30 22:00:00
40102文字
会話率:55%
今は現代。日本という国が産まれて今日まで、ずっとこの島国を見守っている名も知られぬ一柱の神様が居った。神様はいつも両手に立派な黄金のホラ貝のような物を持っている。これは、遥か彼方から日本中の生き物の気持ちを覗くための大切な貝なのであった。
神様はいつも通り日本を覗いていた。悲しくて涙を流している者がいる時には、フワ~ッと風を吹かせて、その者の涙を乾かした。また、ある時は罪の意識のある咎人の夢の中に、お化けのような残像を創って懲らしめたりもしていたのである。
さらには、乾いた大地や枯れかけたダムに怯える人々の気持ちを汲んで、雨も降らせていた。神様は毎日毎日眠ることなく日本のことを見守り続けておった。
このように、神様の貝は日本が平穏無事であるために必要不可欠な物なのである。
しかしこの神様。大変な事をしでかしてしまった。なんと、過労でウトウトした瞬間に大切な貝を、広い広い海へと落っことしてしまったのである。
これは、一つの貝殻が起こす奇怪で滑稽な御噺。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-28 12:09:27
9046文字
会話率:25%
あなたは「生まれ変わり」を信じるだろうか?
前世からの罪を生まれながらにして背負う宿命を持つ「咎人」達。
彼らの贖罪を果たすための戦いが始まる!
最終更新:2022-10-26 23:58:59
9559文字
会話率:43%
人を殺し奪うことで生きてきた少年は、罰として一人の少女を委ねられた。皆から嫌悪され恐れられてきた少年に、少女は無垢な笑顔を向けてくる。少女と日々を過ごすうち、己の罪の意味、重さを知るようになった少年に、ついに断罪の時が訪れる。
最終更新:2022-10-23 20:14:46
20415文字
会話率:22%
私は神であるお父様と人間であるお母様との間に産まれた|半神半人《デミゴッド》である。お父様のお仕事は咎人のプロメテウスに罰を与える事であった。私達親子は穏やかに暮らしていたが。ある日父が殺された。
最終更新:2022-10-08 00:00:00
9374文字
会話率:17%
また彼はエデンの端から荒野を見ている。彼の名はアダム。そして、私の名はイブ。私達は楽園を追われた。後の人々は私達を愚か者と笑うだろう。咎人と非難するだろう。でも……私は幸せだ。
最終更新:2022-10-07 00:00:00
5610文字
会話率:27%
死後、人は閻魔様による審判が下される。
天か地獄か。それを決する裁判、俗に言う「地獄の沙汰」が今まさに始まろうとしていた。
ある一室に鎮座するは泣く子も黙る閻魔様、そして補佐を務める二人の人間。それに相対するのは三人の亡者だ。異例な
ことにこの亡者たち、既に地獄行きが決定していた咎人である。
今回の裁判はいわゆる再審。各々の理由で天国行きを望む三人は、ある条件を呑むことで地獄の沙汰のやり直しが認められたのだ。その提示された条件とは──LIVE放送に出演することだった。
※ボイコネライブ大賞の応募形式に則り、キャラクターの会話主体で物語が進行します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-28 23:37:52
11941文字
会話率:1%
咎人が送られる炭坑で産まれた炭坑夫が、逃亡中の革命戦士である皇女に惹かれるお話
最終更新:2022-07-20 23:09:09
1885文字
会話率:37%
親愛なる兄の死を境に、どこかおかしくなってしまった世界の歯車。
それに誰よりも早く気づいた死神と、知らぬうちに身体に刻まれた呪いによって今際の淵を彷徨う少女の相見える真実とは__。
処女作です。よろしくお願い致します。
最終更新:2022-07-01 13:54:38
4344文字
会話率:42%
――生きる為に、只管貪れ。
未曽有の大災害によって崩壊した街には、悍ましき異常が蔓延っていた。
気付いた時には瓦礫の傍へと倒れていた己の手には、未知を発現させた異能が宿る。
咎人のように刻まれた烙印を携えて、悪逆の都とかした世界へ
と生き延びよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-29 00:00:00
106913文字
会話率:30%
『契約神学』
それはかつて勇者達と天使達が悪魔や魔人、魔物に対抗すべく創り出した契約の力。
現代では無くてはならない力であり、天使と契約を結べばその力をより増強し使うことが出来る。
『罪咎天使』
10年前のアベルの惨劇の際に天使と人々を裏
切り、悪魔側についたイヴリールの事を指す言葉。
彼女は熾天使という地位を剥奪され、ある場所へと封じられた。
カインは孤児院の経営を支えるため、マスティマ使徒学院に通うが、天使達との親和性が低く契約を結べず。『無能』と呼ばれている。
そしてとある事がきっかけで『縁』を結んでいたイヴリールと再会する。
これは無能と咎人の成り上がりの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-02 12:04:40
149743文字
会話率:50%
人と魔が存在する異世界に転生した主人公、クリム。
彼は『全ての武器に触れることができない』という“神罰”を負った“咎人”として転生した。
ひょんなことからその“神罰”を買われ、武器の運び屋をすることになったクリム。
しかし、クリムが
運ぶのは無機質な武器などではなく、一人の少女、アルムでーーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-24 21:02:40
9943文字
会話率:34%
「ロイバー。お前を我がスペラリー家から追放する。」
ステータス披露の場で咎人職業「盗賊」を持っている事が発覚したロイバーは家を追放されてしまった。
途方に暮れるロイバーはゴブリンと遭遇。しかし、
「俺の命を奪おうとしたから、俺もお前
の命を盗っていいよな?」
ゴブリンを殺すと、スキルを奪えることに気づいた。
戦争孤児のフランメと共に、世界最強へとたどり着けるのか!?
遠慮なんて知らねえ!
奪ったチートをガン積みして、この世の頂きを盗ってやる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-06 23:18:40
13282文字
会話率:15%
ある墓守の少女が語る、世界の「掟」。
孤独な彼女が今を生きる私達に伝えたい「伝言」とは?
目指す場所へ進み続ける旅人。
どんな願いも五つ叶える魔神。
大切なもののために戦う兵士。
外を夢見て怪物達を描く咎人。
恋人を死なせてしまった導師
。
仲間殺しと呼ばれ続ける戦士。
ある日記から見つかった偽物。
ある古びた紙に記された本物。
今を生きるあなた達に送る、「生きる意味」を描いた少し切ない短編集。
すべての結末を見届けたとき、あなたは「伝言」に気づけますか?
更新日程&時刻
11/24 16:00に「墓守」と「旅人」更新
17:00に「魔神」更新
18:00に「兵士」更新
19:00に「咎人」更新
20:00に「導師」更新
11/25 16:00に「戦士」更新
17:00に「偽物」更新
18:00に「本物」更新
19:00に「守人」更新
20:00に「余談」更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-25 20:00:00
30199文字
会話率:15%
重犯罪都市コザースクには、化生の噂がある。
昏く重たい冬に現れる、蟲貌の夜魔……人はそれを、悪霊と、〝螽”の化身と、咎人狩りと、あるいは――
――あるいは、屍装騎士と呼んだ!
最終更新:2021-11-07 20:31:58
57073文字
会話率:44%