2021年の十一月十六日に新人賞に出した内容です。
出した奴は十六話有りますが続きは追々更新します。
6月3日から更新を再開します。一話ごとで、隔週更新です。
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最終更新:2022-10-21 22:00:00
129790文字
会話率:78%
高校二年の秋、結城アキラは普通の家庭生活をようやく手に入れた。父親の仕事の都合で、幼い時に離れ離れになっていたのだ。危険な仕事だという話だったが、具体的にどのような仕事なのか、アキラは知らない。たずねても答えてもらえなかった。だが、何はとも
あれ、二階建て4LDKの一軒家にて、優しい両親と地味な姉と、四人暮らしが始まっていた。残りの高校生活、「普通」をかみしめて生きていけるのだと、しみじみと幸せを感じていた。ところが、十一月のある日のこと、家に帰っても誰もおらず、置手紙が残されていたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-18 18:00:00
122192文字
会話率:49%
明治時代から教科書の製造販売を手掛けている小野寺教育出版。
その創業者一族の屋敷では、少し変わった風習を続けていた。
普段は季節の山水画や花鳥画を飾っている床の間に、十一月中旬の一時期だけは、手紙を表装した掛け軸を飾っていたのだ。
‐何故こ
の時期だけは、山水画や花鳥画を飾らないのだろう。
不思議に思った幼い兄妹が父から聞かされたのは、小野寺家の家族史に纏わる話だった…
※ 本作品は、秋の歴史2022の参加作品で御座います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-16 08:34:03
2760文字
会話率:22%
1990年初めのフランス、大学教授の父親の影響もあり、西洋美術史を首都、パリの大学で学ぶリョウコは、紹介で知り合った若き実業家のマルクと婚約を交わし、彼の仕事の重要な一端でもある社交生活を手伝いながら都会での慌ただしい日々を送っている。上
流階級に属する彼の生活スタイルに戸惑いながらも、それでも個性豊かな友人たちを周りに得て学生生活を満喫している。
学年を終え、久しぶりに戻って来た故郷の鎌倉で、彼女は、父親の学友の長男、セルジュと知り合い、土地案内の数日間を共にする。画家を目指している彼の無垢な存在は彼女の心をざわめかせるが、それに入れ替わるようにマルクの訪日がある。彼との夏の日々。そして帰国。
九月に入り、リョウコはマルクとの都会での生活を再開するが、暫くして、当地の美術学校の学生となっていたセルジュと偶然再会する。興味を示した大の親友、モニクを彼に紹介し、全てが順調に思われた十一月のある週末、三人は、セルジュの父親の元妻の葬儀のためにツゥールへ向かい、次いで、モニクの実家のあるブルターニュへ向かうことになる…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-28 21:59:52
82141文字
会話率:51%
大正初期。第一高等学校大学予科、および東京帝国大学時代にお世話になっていた丹川家のお嬢様から、主人公「秋芳」の元に長い手紙が届く。お嬢様のことを本当の妹のように思っていた秋芳だったが、一年前に古書店の主人「七緒」と男二人で駆け落ちの如く飛
び出して以来、彼女に会ってはいなかった。
手紙の中で彼女は、秋芳に対して、幼い頃から抱えていた想いを綴る。
※ 時代小説と銘打ったくせに、BLの要素を含みます!
※ BLの要素を含むと言ったくせに、ほとんど女の子が喋っているし、女の子が主人公に恋していた話を沢山しています!
※ BLの要素を含むと言ったくせに、時代小説と言うのが適するくらいの含有量です!
※ 時代考証について信用しないでください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-24 17:44:49
9251文字
会話率:35%
屋上で。祭りで。庭で。銭湯で。この世界で。違う世界で。愛を叫ぶよ
お品書き
八月十五日 穴子の箱寿司
九月九日 菊の花寿司
十月八日 いなり寿司
十一月十五日 手毬寿司
十二月二十二日 田舎巻き寿司
一月一日
蟹の押し寿司
二月三日 海鮮巻き寿司
三月三日 ちらし寿司
四月一日 苺寿司
五月五日 手巻き寿司
六月二十一日 鯖寿司
七月七日 野菜寿司
(2022.8.3~8.8)
『文芸webサーチ』『幻想検索』にも登録しているHP『tori』のブログと、『カクヨム』で掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-08 18:27:01
9727文字
会話率:34%
連載作品『呪いの一族と一般人』の番外編。
日和達の思い出の欠片を集めた短編の第二弾。結人間家の祭りの翌日、十一月八日のお話です。
最終更新:2022-07-15 00:00:00
4100文字
会話率:49%
連載作品『呪いの一族と一般人』の番外編。
十一月七日、結人間家の祭りの後。日和達の思い出の欠片を二つ集めたお話です。
最終更新:2022-07-14 00:00:00
6959文字
会話率:57%
家庭の事情故、特待生として高校へ通っている高遠颯斗は、有識者のみしか足を踏み入れられない六本木の高級カフェで連日早朝バイトをしていた。
十一月の上旬、いつものようにまだ暗い内から開店準備を始める颯斗をよそに、洗練されたオーラを放つ背の高い男
がカフェへと入って行った。その男は今流行りの超人気俳優、龍ヶ崎翔琉に似ており、颯斗はその男の給仕を任される。
ただならぬ大御所オーラを放つその男に緊張していたところ、激昂した有名女優が彼を追ってカフェへやって来た。
不穏な空気が漂う二人の間に、男からキスされ、無理やりその関係に引きずり込まれる颯斗。
テーブルの上のカラフェを感情的にぶちまけようとした女優に、颯斗は咄嗟に男の盾となりその身に水を浴びる。
女性は逃げ、男にそれ以上の被害はなかったが、水を浴びた颯斗は仕事にならない姿となってしまう。
帰宅しようとしたところ、男に待ち伏せされた颯斗は……?
年の差十歳、芸能人にとにかく溺愛される平凡な男の子のサクセスラブストーリーです。
シリーズ最初はまだレーティングがつかないので、こちらのサイトに上げさせていただきます。
※こちらは改稿後の作品です。改稿前のシリーズ全作はエブリスタ様に揃っております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-30 07:00:00
13695文字
会話率:22%
拙作「本能寺から来た男」中の第二次米墨戦争勃発前、アメリカ ジョージア州アトランタをベースに活動していたマーチン・ルーサー・キング(シニア)牧師と瀬島隆三の間での書簡のやりとりという形で、本編中に語り切れていなかった瀬島の活動を描写したもの
です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-31 00:00:00
5513文字
会話率:0%
明治五年十一月の太政官布告は、従来の太陰暦を強引に太陽暦に変更すると言うものだった。暦を扱う善右衛門たちは途方に暮れる……。その中で育まれていく小さな恋。印刷屋の悲哀を知る作者ならではの作品をどうぞ。
最終更新:2022-02-06 13:42:13
1899文字
会話率:28%
十一月の過ぎた冬が盛る季節のある日の深夜、──その病院の建つ地方では大雪が降っていた。しかし窓を隔てた雪景色に気付ける筈もなく、その少年は寝付けない事に途方に暮れて思い悩んでいた。翌朝も気分は優れなかったが、リハビリの最中に降り始めた雪が少
年の心をときめかせた。屋外に出て雪の中を歩き、病院でできた友達と雪で遊び、明日の天気予報が雪であることを知り胸を高鳴らせる。就寝直前にも降り頻る雪を眺められ、空に煌めく星が更に心を楽しませ、朝の気分も忘れさせ少年に感動を贈った。
これは、少年のひとつの幸せな思い出。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-26 04:00:00
7009文字
会話率:40%
現代地球に転生したことを今になって思い出したが、肝心な部分が思い出せない、元青の魔王の主人公と元勇者で主人公の妹になった勇者(♂)
それを知りたいがために、二人はかつての仲間、部下、同僚を探し始めるが、前世での黒幕 聖なる神 ローゼ・シュヴ
ァルツが邪魔してくる!
前世の力を異能力として引き継ぎ、二人の陣営のメンバーは全てを思い出せるのか?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-22 20:42:09
1437文字
会話率:39%
闘病の為、ネット関係全ての更新をお休みさせて頂いておりましたが、十一月になんとか退院する事ができました。
よく議論になったりする手話の問題なのですが、闘病中に感じた私なりの答え……と言うか『手話への考え』を夫の協力を得て綴らせて頂きました。
最終更新:2021-12-04 02:17:46
4745文字
会話率:16%
空乃 千尋様とのコラボ企画[空翔ぶ燕]、第十一弾。
空乃 千尋様の写真をお題に、葵枝燕が文章を綴る——名付けて、コラボ企画[空翔ぶ燕]。
今回のお題は、「楓(二〇一九年十一月二十九年)」の写真。
これは、とある人物の願望の物語。
※本文に、写真が入っています。写真担当は、空乃 千尋様。
※もしご感想などをTwitterにて報告される際は、ぜひ「#空翔ぶ燕」を付けて呟いてくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-30 22:46:55
485文字
会話率:0%
1分で読める、超ショートショート小説になります。内容はタグにある通り。移動時間等の隙間時間にちょろっと読んでいただけるかと思います。
この文量だと、短編ではなく掌編ですね。Web公募用の短編作りの箸休めとして作成せて頂きました。お楽しみいた
だければ幸いでございます。
お楽しみいただければ幸いでございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-14 08:06:26
528文字
会話率:34%
「先輩! 今日は良いお産の日らしいですよ! というわけで夫婦になって子供を作りましょう! 今すぐ!」
一年後輩の少女、四宮 詩(しのみや うた)は、今日も俺――海藤 深月(かいどう みつき)が文芸部の部室でゆっくりと本を読んでいるのを邪魔
しに来た。
彼女は学力はトップクラスで、校内のミスコンで優勝するほどの美少女だ。不良に絡まれているところを助けたのをきっかけに、こうして毎日部室に来ては、よくらからない理由でアピールしてくる。どうやら今回は十一月のごろ合わせにかけて変な事を要求するつもりのようだ。
「……そもそも付き合ってすらいないし、子供が作れないだろ」
「じゃあ付き合いましょう!さあさあ、まずは婚姻届けを出しましょう!」
「急に付き合うから話が飛んだな……夫婦になるって事は、こういう事もいいよな?」
「えっ……み、深月先輩ッ!?」
ガンガン来ていたはずの詩のアゴをくいっと上げると、彼女は顔を真っ赤にして逃げ出した。
そう……自分からアピールする時は凄いんだが、攻められると途端によわよわになる。だから、俺はいつも何か言われたら、こうして反撃して詩を照れさせて、メチャクチャ可愛くて好きな詩を堪能しているんだ。
「深月先輩! 今日はいいよの日らしいですよ! というわけで、私のお願いに全部いいよって言ってくださ……って、なんで愛してるになるんですか!?」
「深月先輩! 今日は良いおっぱいの日らしいですよ! というわけで特別に私のこの豊満な……って、なんでにじりよって……ほ、本当に触る気なんですか!?」
「深月先輩! 今日はポッキーの日ですよ! というわけでポッキーゲームをしましょう! って……しちゃった……初めて……あげちゃった……!?」
――これは大好きな先輩にアピールをしまくるけど、いつも反撃をされて顔を真っ赤にしてしまう女子高生と、彼女を密かに想い、変な要望をなんだかんだで楽しみにしている思春期真っ盛りの男子高校生の、ちょっと騒がしくてイチャイチャな十一月の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-12 21:40:36
9288文字
会話率:62%
十一月一日。
五時四十五分。
月ヶ丘祈子《つきがおか きこ》は、運命の人に出会うこと。
◆◆◆
伝統ある女子高の高等部二年生。
ボク、大神真琴《おおかみまこと》は、『予言者日記』という奇妙な冊子に基づいて行動している。
そんなある日、
秋の並木道で超絶可憐な天使のごとき転校生・月ヶ丘祈子に出会う。
……それにしても、祈子のボクへの距離感バグってない?
ボク、その、女の子しか好きになれないんだ……けど……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-27 07:02:20
16410文字
会話率:27%
暗殺者リリィに命じられた任務は“高校生”になること!?学園 × 暗殺のダブル主人公青春ストーリー
▄︻┻┳═一 作品紹介 ≫
春になり盛んに咲き始める桜、それを眺めているのは無表情な少女。この日をきっかけに柊木空の人生はゆっくりと狂
い始めていく。表と裏、学園生活と暗殺。次スコープに映るのはだれか——
雨夜さくらがお送りする日常に潜む非日常、学園青春ストーリー。
▄︻┻┳═一 登場人物紹介 ≫
登場人物
◯里中アマリリス(十六歳)
イギリスと日本のハーフ。無表情でだれも笑ったところを見たことがない。コードネームはリリィ。
愛銃はAWM—L115A1。
誕生日は九月二十日。
◯柊木空(十六歳)
成績は中の中、運動神経も特別いいわけでもない平凡高校二年生。性格は温厚で人に対しとても優しい。今は妹と二人暮らしでバイトをかけ持ちしている。
誕生日は十二月二十五日。
◯島塚すみれ(十六歳)
柊木空の幼馴染み。幼稚園から高校まで同じ。空のことが好きで、両親のこともあり柊木家ではお姉さんのような立場にいる。世話焼きで感情はすぐいう少し強気なタイプ。バスケ部。
誕生日は二月二十一日。
◯笹原進(十六歳)
空の同級生。チャラめな見た目たが、女の子と話すのは少し緊張する。飽き性で部活はやっていない。空からの紹介で一緒のバイトをしている。
誕生日は七月七日。
◯柊木海(十四歳)
空の妹。活発で兄よりしっかり者な中学三年生。朝は弱い。
誕生日は十一月八日。
◯柊木椿(三十八歳)
空と海の母。現在入院中。
誕生日は十二月十日。
◯マスター(年齢不詳)
Kalmia(カルミア)というバーのマスター。
◯猿飛燕(二十五歳)
裏社会に現れたブラックホース。その傲慢さで稼ぎをだし、日々キャバクラで豪遊している。弟の菖蒲は現在闘病中。
誕生日は五月二十一日
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※この作品はフィクションであり、実在する、人物・地名・団体とは一切関係ありません。 また犯罪を助長する物では一切ない事を予めご理解のうえ、御覧ください。
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※この作品は「エブリスタ」、「ノベルアップ+」、「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-04 12:31:21
76165文字
会話率:35%
この世界には七つの国があった。
【ガラスの国】、【鉱山の国】、【獣の国】、【商人の国】、【火竜の国】、【真珠の国】、そして【騎士の国】──
七つの国はそれぞれ独自の発展を遂げ、長い歴史の中で異なる文化をつくりあげてきた。
その国の一つ
、【騎士の国】ムールアルマに、一人の女騎士がいた。
名をケイト・オルスロットという。
彼女は貴族に生まれたが、全てを妹に奪われた。
ドレスやアクセサリーでは飽き足らず、妹は彼女の婚約者までも奪い取ってしまった。
そんな妹に抵抗しても、彼女たちの両親は妹の味方をする。
ケイトは悔しい思いで日々を過ごしていた。
ある日のこと。とあるパーティーの最中、会場に『男』が現れた。
『男』は【十一月十日に生まれたオルスロット侯爵令嬢を『魔女の森』に連れて来い】と言い残して消える。
それはケイトの妹を指していたが、妹を手離したくない両親によって、ケイトが『魔女の森』へ行くことになる。
彼女は魔女を殺そうと策略するが、魔女はケイトに『星巡り』の話をした──
不運から始まる異世界生活!
笑いあり涙ありアクションありのよく分からんストーリー!
ちょっと恋愛要素もあったりして!(多分)
乞うご期待!(カクヨムとノベルアップにも載せてます!)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-25 21:43:56
500465文字
会話率:45%
令和二年十一月のみちくさは、軍事関連と自衛隊について記述しました。
最終更新:2020-11-30 08:00:00
28678文字
会話率:2%