明るく元気で前向きなお節介焼きの少女ジャスティーン・レインズフィールドは伯爵令嬢でありながらとある事情から、奨学金でカレッジに通う17歳の少女。
ある日、兄から火急の知らせを受け慌てて領地の屋敷に戻ると、家財道具がほとんどすべて持ち出されて
おり「ナンジャコリャー!」と奇声を上げる。
しっかり者の母が亡くなってから数年、元々お人好しで疑うことを知らない坊ちゃん気質の「お父様」のおかげで我が家はいつも火の車。ジャスティーンもカレッジに通いながら、朝は使用人のフリをして厨房を手伝い、夕方は良家の子女の家庭教師、夜は魔術具を自作して販売するという内職をしつつ、貴族令嬢社会ウフフアハハの体面をなんとか取り繕っていたのだが、ここにきてついに我が家は滅亡の危機にあるようだ。
世間知らずな父が借金の連帯保証人のハンコを押してしまい、債務責任者が逃亡したため、我が家がその莫大な借金を負う羽目に。家財道具はもちろん、屋敷や家伝の領地をいくら売り払ってもなお足りない!
絶体絶命の大ピンチで人生を絶望視していた時、幼馴染の伯爵家がこの惨事を聞き付けてジャスティーンとの「結婚」を条件に支援を表明する。渡りに舟とばかりに飛びつくジャスティーンだが、婚約の顔合わせに訪れたのはウィリアムではなく、「魔王」と悪名高い傲岸不遜な冷血公爵で??
持参金ゼロで嫁ぐ代わりに「魔術具のレシピ」を所望され、その代わり好きに生活していいと言われて魔術具を作りまくって好き勝手していたら、逆に気に入られて溺愛されるだなんて聞いてません。
※現在のところ残酷な描写はありませんが、念のためキーワードに入れております。
2023/04/19-折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-20 14:30:10
15787文字
会話率:39%
転生してチートな身体能力を持ってしまったせいで、「サッカーって極論、キーパーが全てのシュートを防げば負けないでしょ?」と舐め腐った考えを持ってしまったヤツが主人公の話。
そして主人公がサッカーというスポーツを選んだ理由は、一番稼げるから。
⚠︎作者は傲岸不遜なキャラが好きです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-16 07:17:33
90042文字
会話率:30%
訳あって港街・錦濤で育った十歳の姫宮が新東宮として京の都に上る。護衛の女武人・翠令も同行するが、途中で盗賊の白狼に襲われる。そこに近衛大将・佳卓が助けに来た…のだが…。
才色兼備で身分も高いがアクも強い上官・佳卓のもと、傲岸不遜な白狼ととも
に宮仕えに馴染んでいく翠令。しかし、佳卓と双璧と称される文官随一の能力者・円偉の影がちらつくようになる。
京の都を追われた元野盗の白狼が、やんごとない悲劇の姫君につきつけた要求とは?
円偉が愛しているのは、男か女か、それともそれを問うても無駄なのか?
そして、そして、追い詰められた皆を救うため佳卓が講じた奇策とは?
平安時代を舞台に、恋と友情と主従愛、そして政争とがダイナミックにからむファンタジー。人間ドラマをお楽しみください!
完結済みの草稿があり、定期的に推敲の上で投稿しています。完結するのは確かですので、その点についてはご安心下さい。
「カクヨム」「pixiv」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-24 20:00:00
435772文字
会話率:51%
26歳、化粧品メーカー勤務。 八田麻帆は、恋人が欲しかった。 人生で何度か、相手のいる恋愛をした。 それもすべて惨敗。 出会いを求めて積極的に動いても、ちっとも上手くいかない。 それでも、誰かと恋をしたい欲求はやまなかった─
─。 八田が勤める都内某所のオフィスビルには、いくつかの会社が入っている。 親しい同僚を通して顔見知りになった眞崎巽は、顔は好みのど真ん中、だが中身は、口が悪くて傲岸不遜のいじめっ子。 顔を合わせる度にいがみ合う犬猿の仲だった。 そんな中、八田の周辺に小さな異変が起こり始める。 それを知った眞崎は──。 子供じみた大人達の、近距離オフィスラブ・ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-12 18:12:40
5979文字
会話率:51%
傲岸不遜な魔術師エイザークは、ギルドで出会った女から猛烈アプローチを受け上級冒険者パーティーに加入した。
だが低位魔術すら使えないことがすぐに露呈し、あっさり灼熱の火山へ置き去りにされてしまう。
人々から【二枚舌】などと罵られるエイザー
クだが、実は火耐性を持つ伝承の火竜すら燃やし尽くす超高位魔術の使い手だったのだ。
その後自身を追放した女に絶対服従の魔術を施し、無理矢理に弟子としてしまったエイザーク。
女のアイデンティティである魔術をあえて指導し、屈辱を与えてやることに。
相容れない師弟はやがて、破天荒な伝説を次々と生み出し世界を震撼させていくことになるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-16 01:43:45
155776文字
会話率:35%
会社からのいつもの帰り道。彼女は突然異世界へ召喚された――聖女として。
【聖女召喚されたエリートOL、聖女職が気に入らないとなれば…いざ転職&叛逆!】
日本の女子高校生と共に聖女として召喚された彼女は、無神論者、かつ自由主義者だった
。故に、彼女は固く自身に誓う。絶対に、絶対に、個人主権をあっさり侵犯してきた、傲岸不遜な唯一神信仰をぶっ潰してやると。これは強制召喚されたハイスペック企業戦士の、自由と高報酬を手に入れるための崇高な聖女紀行。
;流行りの聖女ものを書きたくて書いてみました!
政治の駒なんて真平御免!ハイスペ・冷徹・美人な主人公が、転職活動して成り上がり!ちょっとしたたかで不憫な、『彼女』の王道異世界トリップ物語。是非お楽しみ下さい!
※王道(当社比)です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-09 00:47:49
321193文字
会話率:45%
私は、孤独だ。
寂しいと感じない。
イラッとすることも、心を棘(とげ)に刺されることも、幸福感に身を包まれることも、笑みを浮かべたこともなかった。
飢えも渇きも覚えない。
痛みや快感、刺激、妬(ねた)み嫉(そね)み、怠けることも出来ない。
他者を蹴落としたり、唯我独尊を貫くことや傲岸不遜になることも、愛や恋、身を焦がす恋慕とも縁遠い私だ。
そして、ここには誰もいない。
私以外に。
やるべきことは何もない。
他の者は何をしているのだろうか?
己以外と対話や遊戯を囲うのだろうか?
時の流れは停止しているかのようにゆっくりだ。
鳥が羽を1回羽撃(はばた)かせるために掛かる刻が3年くらいゆっくりだ。
雨粒の1滴1滴が弾ける静止画や、黒レンガの角が丸くなる様や、自動車のタイヤが磨耗(まもう)していく過程など、積年を懸ける事象を眺め続けることが唯一の娯楽だ。
娯楽と言える程楽しいものではない。
今は、星屑の輝きを観測している。
まぁ、退屈だがな。
『退屈』と衝動を覚えるしか、残っていない。
星屑は粉砕され、砂塵のように舞う。
これの繰り返し。
謂わば、再生だな。
散り散りに在(あ)ろうとするも、例に倣(なら)うだけ。
群集たる星屑ならば、逆もまた、然り。
数千年、数万年と星、星団の生死を幾度も観測してきた。
私は星屑を人に見立てている。
パターンで星屑は規則正しく輪廻するが、つまらない。
退屈だ。退屈だ。退屈だ。退屈だ。
だが、異変が生じた。
新鮮だ。しかし、不規則は、乱れは、修正されるだろう。
観測を続けよう。
星屑は一つの星となり、銀河を爆発的に拡大させた。
これは、成功なのか?
それとも、失敗なのか?
ん?あれは、視たことがない。
未知だ。昏(くら)く赫々(かっかく)と光る渦巻く現象だ。
一体どんな世界だろうか?
もしかしたら、国家?企業?集団?
まさか、1個人なのか?
判らない。もう少し観測・観察を継続しよう。
………………
他の者は干渉しているのだろうか?
ならば、私も干渉してみようか。
これは、人類が愚かな歴史を歩みながらも、彗星(すいせい)の如く顕現した『超能力』という『薬』となるか『毒』となるかが問われる物語。
伝説となるか、夜咄(よばなし)となるか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-04 23:00:00
2354文字
会話率:4%
平安末期。人を人とも思わぬ男が二人。一人は「平家にあらずんば人にあらず」と放言した平時忠。もう一人は天下人に上り詰めた源頼朝。年齢も立場も生い立ちも違う二人の共通点はただ一つ、傲岸不遜の智者であり、流罪人であったこと。源平合戦では前線に立
たなかった二人だが、裏では激しい駆け引きが行われていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-23 19:00:00
39307文字
会話率:74%
そこは罪から魔物が生まれる世界。
人は誰しも罪を犯す可能性を秘めている。その罪から魔物は生まれ、人を襲う。
咎人の罪を浄化し、救う存在。それこそが聖女だった。
そんな聖女達の中で世界最強と呼ばれる聖女がいた。
しかし、誰からも慕われる聖女の
本性は傲岸不遜で傍若無人!?
これはそんな聖女ユースティアと彼女に振り回される従者レインの物語である。
この作品はカクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-29 18:00:00
635341文字
会話率:68%
今年十五歳となった柊尊(ひいらぎたける)は、傲岸不遜なくせに妹にのみ態度を変える超のつくシスコン。そんな彼が学園に入学したので、教官兼お目付け役の律子(りつこ)は苦労が絶えない。入学先は、十五年前のウイルス蔓延により誕生した怪物、対『フレ
イアX(いくす)』の為に設立された騎士団士官学園である。『フレイアX』の侵入を阻む高い城壁に囲まれた『安全地帯』を守護するのが、彼らの任務内容の一つだ。
あるとき、尊は学園長・瀬戸(せと)から同時期に起こった『騎士団』団員殺人の犯人を見つけることを課せられる。城壁の外、『危険区域』に住む美神朱莉(みかみあかり)との出会い、『フレイアX』の『安全地帯』への侵入……一見無関係に見える事柄がつながったとき、事態は『安全地帯』を揺るがす大事件へと発展していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-27 20:01:18
836356文字
会話率:43%
『ダニエル・バルテル。わたくしの持ってきた謎を、引き受けていただける?』
——わたくしの〈謎〉には、探偵を虜にする価値があるはずよ
『承知した。君の依頼を受けよう』
魔(デモン)が撒き散らした〈謎(レーツェル)〉を解くことが禁じられてい
る街、インネレシュタット。生まれてまもなく家族を皆殺しにされ、隠されて育った公爵令嬢コンスタンツェは、十七歳の誕生日に初めて自分が何者であるかを知り、事件の解明を求めてダニエル・バルテル探偵事務所の扉を叩いた。〈天環教会〉から免状が発行されなければ事件捜査さえ禁止されているインネレシュタットで、探偵は違法な闇稼業だ。予想に反してダニエル・バルテルは若く美しい青年だったが、その態度は優雅で粗野で傲岸不遜で――
完結済み長編を投稿していきます。この作品はカクヨムにも同時投稿しています。
引用文献 木下康光(2012)『ドイツのなぞなぞ』同学社折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-29 15:18:34
80000文字
会話率:41%
乙女ゲームの世界に転生した悪役令嬢リリヤは、自分を貫いていたらフィディル王子とか傲岸不遜王子とかと仲良くなってしまう。(※重複投稿作品)短編にするには文字数が増えすぎた。
最終更新:2021-04-27 19:00:00
9469文字
会話率:21%
脇役たちも日々一生懸命に、面白おかしく生きているのです――。
乙女ゲームの悪役令嬢、攻略対象者たち、そしてヒロインが居る世界で暮らしている普通の(?)人たち。
いや、肝が据わってたり豪胆だったり傲岸不遜だったりするかもしれない。脇役と言
えどキャラは濃い。執事、騎士団、騎士見習いの少年、魔導士、侍女、料理人、修道士たちが「うるせー、俺が俺の人生の主役だ!」と生きていく、そんな日常を描いた短編集。
※「悪役令嬢はしゃべりません」(https://ncode.syosetu.com/n0553gi/)と同じ世界に生きている普通の人たちの短編集(各話、1~2話で完結予定)です。本編とは関係ありませんので、単体でも読めます。こちらを読めば本編に深みがでます。きっと。
※本編には「異世界転生」「悪役令嬢」「乙女ゲーム」が含まれていますが、現在の予定では、本短編集にその要素は出て来ないためキーワードに入れていません。今後要素が出て来た場合は適宜追加します。
※本編がシリアスなので、本短編集はどこまでもワチャワチャほのぼの。不定期更新。R15は保険。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-11 10:00:00
32508文字
会話率:50%
『人』と『魔』が和解し、平和になった世界。
強大な力を持つ六大竜王は、平和となった世でどうするかを語り合う。
眠る、見守る――様々な意見が出ていく中、傲岸不遜、傍若無人で知られる闇の竜王は語る。
「俺は畑を耕す! スローライフを満喫する
のだ!」
これはスローライフに憧れた最強の化け物の物語。
2020/11/12追記
コミカライズ連載開始!
ナナイロコミックスで金曜更新
pixivコミックでは水曜更新
小説は平日20時毎日更新予定(土日祝日は休み)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-29 20:00:00
301237文字
会話率:53%
その日、一人の英雄が討ち取られた。そしてその英雄を討ち取った復讐の王女は、英雄に滅ぼされた祖国を復興させた。
クリームヒルト皇女は大国ロマリオン帝国の皇女として権勢を誇り、英雄シグルドとも婚約し、人生の絶頂にあった。
しかし取るに足らな
い存在であったはずの亡国の王女カサンドラによって婚約者を殺され、自らも新生エレシエル王国の虜囚となってしまった。
かつてカサンドラを剣闘士の身分に貶め虐待してきたクリームヒルトは、今度は自らがカサンドラの意趣返しによって最底辺の剣闘士として戦わされる羽目になる。
世を恨み、カサンドラを憎悪するクリームヒルトは、必ずこの地獄から脱出してカサンドラに恨みを晴らさんと誓うが、その道程は遠く険しく――
他者を見下し省みない傲岸不遜な皇女が、剣闘士として戦う中で少しずつ人間としても成長していく痛快アクション活劇!
※この物語は前作『剣闘王女伝 ~全てを失った王女はどん底から這い上がり英雄に復讐を誓う』の続編となっています。
この作品単体でもお読み頂けますが、前作からお読み頂けるとよりストーリやキャラの相関関係が理解しやすくなります。
※基本は週一回更新(月・金のいずれか)です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-12 16:12:29
228963文字
会話率:34%
これはとある王子の物語。
この世界にある11国の1つ、セルフィシー王国。その王国の王子、クレアはその地位を使い、自由気まま、もとい傲岸不遜に暮らしていた。
いつものようにクレアを矯正しようとする執事たちを撒き、1人屋敷を飛び出した
クレア。が、ある事件に巻き込まれ迷子になってしまう。そこである少女と出会い、彼の運命は大きく変わっていく。
前作、スティールスマイルの舞台にて繰り広げられるもう1つの物語。今、王子の冒険が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-12 17:45:03
23186文字
会話率:47%
優雅にして凶悪、謎のベールに包まれたモンスターの王者、竜。
はるか上空を滑空する竜を前にして容姿端麗、頭脳明晰、天下無双、傲岸不遜、暴虐無比、悪逆非道として評判の次期領主フィオナ・エヴォリュシオンはこう宣言した。
「最強の竜を倒しに行こう
」
そんな暴虐の姉の妹に生まれついたのが運の尽き。駆け出しの剣士レベッカは、姉貴の命を受けて組織された竜討伐隊に無理やり参加することになってしまう。
周囲を固める屈強な軍人に正体不明のチートな外法使い。剣の腕前と姉似の容姿以外はとりたてて特筆すべきものもないレベッカは劣等感に苛されながらも懸命にあがき続ける――
これは暴虐の姉に振り回される妹の成長物語――ではなくクレイジーサイコレズものです。
誰が誰にどうクレイジーサイコしてるのかパッと知りたい方は『殺されたドラゴンに殺された男に殺されたドラゴン』(https://syosetu.com/usernovelmanage/top/ncode/1517246/)の『愚者の石』の章のみ読めばOKかと思います。(CM)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-03 23:53:01
36578文字
会話率:55%
僕は、婚約者であるはずのグレイテル・グリムルノ伯爵令嬢に嫌われている。
定期的な食事会や舞踏会など以外で顔を合わせることもなく、いざ会ったときもグレイテルは嫌味を言ったり睨んできたりと無愛想極まりない。
だから、いま国で流行っている”婚約破
棄”を、彼女が振りかざしてくるのも時間の問題かもしれない。
そう思いながら過ごすこと数日、ついにグレイテルに呼び出される。
僕は非常に重い足取りで、グリムルノ伯領に赴くのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-29 20:34:10
7342文字
会話率:27%
執筆:永久野和浩、原案:瑠架の合作です。
邪悪なる女神が、現実の人々の悪夢を糧として産んだ異形の世界、『悪夢都市ジパング』。
現実の大正時代を基盤としたその世界は、エゴ、嫉妬、僻み、悪意、殺意、欲望、偽りが渦巻く非現実らしからぬ、
生々しい空間であった。
その帝都・トウキョウ、シンジュク区にある、謎の古本屋『月之裏側』。そこでは、自分の寿命二年分と引き換えに、願いを叶えるという『死んだ本』が置かれていると言う。
店主である少年は、傲岸不遜であり、自己愛の塊。人形のような異母妹を、異常な程溺愛する。
妹は、絶世の美貌を備えながらも、魂が抜けたような虚ろな少女。
今日も、少年店主の元に、『願い』という名の欲望を抱えた人々がやってくる。『死んだ本』は彼等の願いを何でも叶えるけれど……?
アンダーグラウンド色強めな、大正時代風異世界ダークファンタジー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-27 16:08:56
22774文字
会話率:49%
「ひびき おばあちゃんだよ あいたかったぞ♡」
信じられないほどかわいい幼女は、満面の笑みを浮かべ、俺に両手を差しのべた。
ばあちゃんを見送った日、気が付くと知らない神殿の中に立っていた。
傲岸不遜で、ばばあ口調の美幼女は、自分は皇女であ
り、死んだばあちゃんの転生者だと言う。
ばあちゃんの記憶を持って転生したが、外見も中身も全く別人。
超絶かわいい容姿とは裏腹に、高飛車、高慢、超絶性格悪い。
そして、異世界の中で有数の魔力、魔法知識をもち、『時』を魔石に変えることができ、その強さから神とも魔王とも言われる皇女。
そんな皇女に「おっさんを近くに置きたくない」と言う理由で、27歳 ⇒ 高校生ぐらいに戻された俺。
27歳。おっさん言うな!
でも、異世界まで、わざわざ俺を召喚するなんて、俺にしかできない事だろう。
それなら、できる限り頑張るさ。。
が。
くそ生意気な皇女は、『お前は、下僕で奴隷でペットで騎獣じゃ。わしの傍でゴロゴロして、身体を大切にしていれば良のじゃ』と俺をペットで騎獣扱いし、挙句は『湯たんぽ』扱い!
召喚しといて、ふざけんな!
せっかくの異世界。俺は安全に魔物を見たいし、安全に冒険に行きたいんだ!
楽しい異世界生活を送るうち、つじつまが合わないことに気が付いた。
本当の召喚理由を隠している。
皇女は絶対ロリババア。実際の年齢不詳。
周りは口を濁すだけで、誰も教えてくれない…。
皇女の思惑と、従者達の思惑が交錯し、それぞれ俺を取り込もうとする。
始めは楽しい異世界ライフ。
しだいに権力争い、軍備増強、戦争利用のため、俺を魔王化?
皇女が俺を召喚した本当の理由とは?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-28 22:23:39
100633文字
会話率:38%