会いたい人がいるのなら綺麗な死人を見つけなさい。
そんな言葉が私のもとに届いたのは夏のこと。
蝉の声がうるさい日。
ひとりぼっちの部屋でぼんやりと携帯電話を見ている時だった。
日々入ってくる溺れるほどの情報の海。
その中でボトルに入った手紙
のように地図と共に私のもとに流れ着いた。
私は夢中になってそれを読んだ。
探しに行かなければと思った。
綺麗な死人を探しに行かなければと。
夏のホラー2023参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-04 09:02:25
3196文字
会話率:7%
27歳の教師、樹。
樹には、どうしても会いたい人がいた。
会いたい人は高校生の時、事故で亡くなってしまった〝彼女〟だった。
〝彼女〟に言いたいことを言えず、ずっと後悔しながら10年ほど過ごしていた。
その時、とある神社が行きたい過去にタイ
ムリープさせてくれるという噂を聞いた。
樹は、その噂の神社に行く。
そして、目が覚めると、10年前にタイムリープしていた。
しかも、目の前には亡くなったはずの〝彼女〟がいた。
樹は、〝彼女〟に伝えたかった言葉を伝えようとするが、〝彼女〟もあることで悩んでいたー。
〝彼女〟の悩みや思いを知ったとき、樹がとる行動とはー!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-06 01:07:45
10477文字
会話率:29%
口元に布が常にピタリとついた状態て暮らす日々に慣れてきました。たまに友人と食事するとこの人こんな顔だったかな‥‥と変な感覚になります。人と握手するときも以前ほどスムーズにいきません。会いたい人にはなかなか会えません。一生会えずにさよならする
こともあります。
この小説の第一章はそんな過酷な環境の中で福祉の仕事をしている現場を描きました。人と人との繋がり、報われない現実。そんな中で心が近づいていく2人の姿から何か感じでもらえると嬉しいです。
そして、第二章からは転生の話が入るので、推理的な要素が強くなります。最後の結末はなかなか予想出来ない内容だと思うのでお楽しみ頂ければと思います。
拙い文章ですが、ストーリーは自信があるので是非お読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-27 11:00:00
56226文字
会話率:36%
エルフさんと僕の日常...というわけでエルフ物のローファンです。
個人的に夢物語の書きだめしていたものを短編という形でプロローグを上げてみました。
後日、連載もやりたいので見かけたら読んでみてください。
こんな子に会いたい人生だった...
最終更新:2023-02-20 01:08:55
2896文字
会話率:42%
「一ヶ月後、世界は終わりを迎えます」
世界が滅びると知って、あなたは何を思いますか?やりたいことはありますか?
それとも会いたい人はいますか?
人はもう二度と手に入れることが出来なくなると知ることで自分にとってそのものの本当の価値を理解し
ます。
本当に大切なものを見失っていませんか?
世界が滅びる前日に。本当に一緒にいたいと思える人は誰ですか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-02 11:16:25
28824文字
会話率:29%
二人の兄の代わりに初めての夜会にノイマン侯爵家代表として参加するフルール・ノイマン。帰りたいが会いたい人がいるために我慢していると、とある青年が話しかけてくる。
最終更新:2022-09-25 08:44:46
8615文字
会話率:62%
あの時、橋に身を投げ捨てて死んでいたら、きっと今もこんなことで泣くこともなかっただろうな。
明日のクリスマス前日に、私は思い出して貰えなかったら……。そんなことばかりを考え、今日も一人、部屋の中から沈んだような月を眺めていた。生きていて
良かったと思う。そして同時に、あの時死んでしまっていればとも思う。どのみち私の人生は死んでいたも同然だった。明日で、もう彼と会うこともなければ、同じ道を歩くこともないのだろうな……。
3下旬。
どうしても会いたい人がいた。何を失っても、どんな言葉をかけられようとも、私には会いたい人がいたのだ。だから私は高校一年生にして実家を離れ、無理を言って一人暮らしを始めさせてもらった。
幼稚園の卒園と共に、父の仕事の関係で突然の別れとなってしまった彼に、もう一度会いたい一心だった。そんな幼い頃の記憶だけで、一人多くのものを手放すのは馬鹿げていたかもしれない。こんな方法でしか彼と出会うことができないと思い込んでいたのだろう。
引っ越し作業も終わり、私はとある別のアパートへと向かった。彼が以前住んでいた家だ。自宅となったアパートから徒歩10分弱で記憶を頼りに目的のアパートの前へと到着したが、私の足は立ち止まったまま動けない。心臓が私の身体を強く叩くのがわかる。彼と会えたら、なんて声を掛けよう。ちゃんと笑えるだろうか。
不安を抱えるも、私は深呼吸をし、意を決して部屋横のインターホンを鳴らした。カメラのないインターホンなど、当時のままだった。
ドアノブが倒され、扉の向こうからは20代くらいの男性が現れた。鼓動が一瞬だけ止まったようだった。
「……すみません間違えました」
それもそうだった。何年も前のことだ。彼はもうどこかへ引っ越してしまったのだろう。
どうして考えなかったのだろう。この場所に戻ってきても彼がいる保証などないということを。いや、わかっていたが考えたくなかったのかもしれない。
アパートの家へ戻り、私はベッドの前で力が抜けてしまい、床に崩れ落ちるように座り込んだ。
溢れる涙を制御できない。何度拭っても、溢れかえる。私は片付け切れていない部屋の中、ベッドに顔を埋め、声を大きく吐き出した。
どうするのが正解だったのか、自分でもわからない。ただ思い出の中に囚われている自分が、憎く、悔しく、心が枯れてしまったようだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-23 21:03:24
100257文字
会話率:47%
僕には会いたい人がいる彼女のことを思い続けて三年たつ。彼女は突然いなくなってしまった。理由がわからないがバイト先で知り合った女の子で、いつも僕に良くしてくれて、バイトの帰り一緒に帰ったり、休みの日は遊園地でデートすることもあった。
彼女のお
母さんに聞いてもお母さんもわからなかった。まるで白い霧のように消えてしまった。
僕は地元の展望台まで行って僕は叫んでいた!
その日はとても綺麗な星空で僕の声は闇へと消えていった。
「唯ちゃん会いたいよ。僕は君のことが忘れられないよ」
その時僕は綺麗な流れ星がたくさん流れたと思うと僕の身体は綺麗な流れ星に吸い込まれるように消えていた
「ここはどこだ!」
僕の目の前には身知らない景色が広がっていた
向こうには町の光が綺麗に輝いていた
俺名は龍崎弘人である。
町の光にも驚いたが、目の前には三年間探していた唯ちゃんが目の前にいたのである。
「唯ちゃん!」
「唯ちゃんなのか?ずっと探してたよ。」
唯ちゃんと呼ばれた女の子も突然現れた龍崎に驚いていた。
「あなたは誰ですか?私は唯ではありません。私の名はルールララです。」
「ごめん。俺が探してたよ。唯ちゃんに顔が似てたから」
「そうだったんですか、私は唯ちゃんではないです。私はこの王国の王女です」
龍崎弘人は王国の城のバルコニーに突然現れたのである
「あなたはどこからこの城に入ってきたのですか?」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-11 10:45:49
112266文字
会話率:73%
小説家同士の集まりで出会った『僕』と『私』。
私には『忘れられない人』がいる。だから小説を書いているのだと。
それを聞いた僕は、次第にある感情を抱き――。
貴方はもう一度出会いたい人がいますか?
貴方には心から欲しいと願うものがありますか
?
これは『僕』が『私』に送るラブレター。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-11 10:23:27
4810文字
会話率:47%
平凡な高校三年生である山崎優希は、定期テスト前日に学校に教科書とノートを忘れてしまう。暗く閑散とした夜の学校に忘れ物を取りに来た優希だが、誰もいないはずの校舎で"それ"に遭遇する。
優希が幽霊然とした美少女である&qu
ot;それ"と紡ぐ、短くも深い一晩の出来事。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-25 11:00:58
39767文字
会話率:25%
~あらすじ~
妹と映画館の帰りに寄った公園の中の花時計前で
出会った綺麗な男の子と素朴な女の子の一年間の恋物語。
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初めての小説になります。
1950年代と2021年を結ぶ話です。
本当は1937年を舞台に設定していました(この時代を書きたかった!)のですが、
設定上、辻褄が合わなくなりましたので、急遽年代を変えて作り直しました。
もし、1950年代の時代背景にて辻褄が合わなかったり、
おかしいと思われましたら、コメントください。
できる限り、修正させていただきます。
(でもできたら目をつぶってくれたら嬉しいです(笑))
丁寧に更新することを心がけるため、かなりスローペースになるかと思います。
12章の中編を予定&ハッピーだけど切ないエンドになります。
よろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-28 18:00:00
122657文字
会話率:36%
風鈴柳の木の下では会いたい人を思うのです。
最終更新:2022-02-19 01:16:57
258文字
会話率:0%
魔の森の一角にある一軒家。ベリアはそこに優しい両親と共に住んでいた。
そして両親の死去、父に言われた通りグミディード王国に向かう。
王国で出会った家族、そして魔法学園で出会った友人たち。
優しい出会いの中でベリアは自分の出生、そして自身が
もつ強大な魔力と向きあっていくことになる。
いつか堂々と会いたい人が居るから。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-22 02:00:00
64269文字
会話率:42%
夏の暑さに自分が何を思うのか、ふとわからなくなる。この現実を受けとめて、思いとは裏腹でも受けとめて、いつか会いたい人にあえるようになることを、夢に見る。夏の間の現実は、夏がくれた現実、それを夏実と呼んでみた。
最終更新:2021-07-27 22:02:28
384文字
会話率:0%
感染症が治まらないと、会いたい人にも、会えないのかな。ずっとこのままなのかな。それならそれで、何か伝えるべきことがあるような気がする。ありがとうは言うんだろう。それから何を言うんだろう。子どもの日の雨は悲しくなってくる。
最終更新:2021-05-05 06:50:43
438文字
会話率:0%
会いたい人を思いながら、揺れる桜並木を歩いていた。自然や人々の様子を感じながら、呟きながら。会いたい人に会えたなら、呟くこともない。ましてや、ここに書くこともなかった。君にありがとう。
最終更新:2020-03-23 23:55:34
348文字
会話率:0%
早く会いたい人がいるのに
最終更新:2021-07-20 14:39:39
1472文字
会話率:0%
末期癌に冒された余命わずかな男には、死ぬ前に会いたい人がいた。
最終更新:2021-07-13 23:48:11
3970文字
会話率:12%
貴女がいない、世の中なんて。
最終更新:2021-07-07 10:07:26
363文字
会話率:0%
夢を叶えた”わたし”に降りかかってきた嫌がらせや,うその噂などに負けず,前向きに生きていく話。”わたし”を救ってくれたのは1人の男性だった。
最終更新:2021-06-29 11:56:12
310文字
会話率:0%
コロナでなかなか会いたい人に会えない外に出れない子供たち
でも子供の心はいつだってどこでだろうと自由です
灼熱トンネルに赤ちゃん怪獣
お祭りに温泉
楽しいけど少し切ない
そんな子供だけの心の世界
カクヨムでも掲載中
最終更新:2021-06-10 20:55:35
1251文字
会話率:0%
満月の日に雪だるまを作って、会いたい人の身に付けていたものを雪だるまにつけると、たましいが宿る……。村の言い伝えを信じて、パパの手ぶくろを片っぽだけつけて、冬美は小さな雪だるまを作りました。しかしその雪だるまには記憶がなくて――
満月の夜に
果たして奇跡は起こるのでしょうか?
※このお話は、拙作『雪だるまの手ぶくろ』の別バージョンとなっております。独立したお話となっておりますので、『雪だるまの手ぶくろ』を読まれていないかたでも楽しめるようになっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-26 21:28:10
2712文字
会話率:56%
雪祭りの日に、一番立派な雪だるまを作ったら、その雪だるまに会いたい人の手ぶくろをつけると、たとえ二度と会えない人でも、雪だるまになって会える……。そういう言い伝えが残る町で、冬美は一番大きな雪だるまを作りました。その雪だるまは、言い伝えの通
りに動き出します。ですが、どうやら記憶が戻っていないようで――
クリスマスの夜に、奇跡を待つ人と、記憶を失くした雪だるまの物語です。
※このお話は、拙作『雪だるまの手ぶくろ』の別バージョンとなっております。独立したお話となっておりますので、『雪だるまの手ぶくろ』を読まれていないかたでも楽しめるようになっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-26 21:18:47
2158文字
会話率:64%