人の闇は深い。
海底や宇宙よりも、
ずっと、ずっと、
深く、淀み、
歪みきっている。
"赦しは許されない"
最終更新:2021-03-31 09:51:03
980文字
会話率:15%
祓魔師、陰陽師、祈祷師、霊媒師。現代においてあらゆる呼び名をもつ者たちを総括し、かつては祓師と呼んだ。
祓師が暗躍する時代はいつも戦乱の世。人の闇が蔓延る時。
妖怪、幽霊、魑魅魍魎の類。それらを祓い、魔を浄化するが祓師の務め。
平和な現代に
おいてその力の多くは失われていった。
しかしそれでも、祓師という職業こそ無くなれどその力を継ぐ者は絶えてはいなかった。
ここにもまた、数少ない祓師の少年が一人。
彼を中心に巻き起こる妖怪達との奇譚な物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-01 21:44:10
29403文字
会話率:42%
一学期の終業式から三日後の7月21日――楠木高等学校(くすのき・こうとうがっこう)の工藤校長は、PTAの反対を押し切り、体育館で緊急全校集会を開いた。
なぜなら、工藤校長宛に一通の匿名の手紙が届いたからだ。
手紙の差出人は自分を『魔人』と名
乗っていた。
『魔人』いわく、『魔人』は人の闇をこの目で視ることのできる能力者だという。
そして、『魔人』は手紙を通じ、工藤校長に訴えかけた。
「あなたの教え子は……わたしを自殺させようとしています」
『魔人』を自殺させようとしている人物、それは楠木高等学校に通う男子生徒、真田鬼羅(さなだ・きら)だった。
なぜ、鬼羅がそのような願望を持っているのか? ――それは鬼羅が中学生の頃、とある同級生の少女から告白されたことから始まる。
鬼羅は自分を好きだと言ってくれた少女を拒み、「大嫌いだ」とまで言ってしまう。
その少女、不破優香里(ふわ・ゆかり)は屋上の校舎から飛び降り自殺をして、それを窓から目撃した鬼羅にトラウマを植え付けたのだ。
それ以来、鬼羅は“好きな人を目の前で自殺させたい”という願望を持ってしまう。
さて、鬼羅には手紙の人物が誰なのか、分かっていた。
鬼羅の好きな同級生の少女――安藤瑠璃(あんどう・るり)である。
やがて、二人は鬼羅の家で対峙する。
瑠璃はボディガードの伊達仁(だて・じん)と一緒に鬼羅の家で居候すると言い出し、さらにはある勝負を持ちかけた。
その勝負とは、お互いの命を賭けた勝負だった。
それは――「夏休みが明けるまでに、わたしが鬼羅くんのことを好きになったら、わたしはきみの目の前で自殺をする。けれど、それまでにわたしが鬼羅くんのことを好きにならなければ……鬼羅くん、きみがわたしの目の前で自殺をして」なのであった。
その後、事態は混沌と化し、鬼羅の友人である古屋雷塔(ふるや・らいとう)や同級生の少女、小野アリス(おの・ありす)と黒江レナ(くろえ・れな)まで鬼羅の家に居候することになる。
そうして、鬼羅たちは一つになる。
この問題を解決するため……一度きりの青春を守るため、鬼羅たちは動き出すのであった。【完結】
登場人物
真田鬼羅(さなだ・きら)
古屋雷塔(ふるや・らいとう)
安藤瑠璃(あんどう・るり)
小野アリス(おの・ありす)
黒江レナ(くろえ・れな)
伊達仁(だて・じん)
不破優香里(ふわ・ゆかり)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-28 17:28:49
110075文字
会話率:29%
芸能人の闇営業問題が連日のように報道されています。
芸能人は一般人より思い上がっているので基本的に説教は聞きません。
だからこそ僕は今説教をします。
最終更新:2019-07-06 07:00:00
635文字
会話率:0%
人里から遠く離れた森には一匹の鬼が住んでいた。
彼は人を襲うことは無かったが、人は彼のような鬼を恐れていた。
《人》を喰う。《人》を攫う。《人》を呪うなど、語り口は様々に恐怖を広めた。
彼は人を知らなかったが、ある日一人の少女と出会い
、人間を知る。
しかし、数年経ったはある時ぱたりと姿を見せなくなった。
彼女は消える直前、私にはわからない話をよく話す様になった。
それが消えた理由なのだろうか。しかし、考えても考えても分からなかった。
その十数年後、体中傷だらけて倒れている人間と出会う。
彼女もまた、あの日と同じ人間に似た青い瞳をもっていた。
彼女が消えた理由は?
彼女が本当に私に伝えたかったのは?
同じ瞳を持つ彼女にならわかるのだろうか・・・そんな期待を胸に人間を知ろうとする鬼。
青い瞳を持った人間の正体は・・・?
次第に分かって行く二人の青い瞳の謎と、人の闇。
彼はまだ人間の事など何も分かっていなかったのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-22 20:31:56
4446文字
会話率:27%
魔法少年。
それは、魔法によって特別な力を与えられた少年達のこと。
これはまだ何も知らない魔法少年達の
美しく、残酷な物語。
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7人の魔法少年達は、毎日のように現れる
人の闇が具現化した獣、''魔獣''を倒すために戦っている。
ある時、生死の境を生きる魔法少年達にとある事件が起きる。
そこで魔法少年達はある異変に気づき始め、
隠された恐ろしい計画と、黒幕を知ることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-19 15:17:43
261文字
会話率:58%
「殺して」
ある1人の不幸な少女が告げた一言は突如と現れた死神を憤慨させた。これは相容れない2人の闇が交錯する一夜限りの物語。
最終更新:2018-09-12 23:19:51
3239文字
会話率:58%
死にきれなかった私は世界にちょっとだけ噛みついた。
最終更新:2018-06-12 18:51:46
733文字
会話率:34%
約束だよ。
そう言ったお姉ちゃんはいつまでも帰ってこなかった。
大陸で最も力をもつ王国の名家の令嬢ティーリアは身分を隠したままロードニスの後宮に入った。
退屈な日常に我慢が出来なくなったティーリアは大好きな絵とお菓子づくりをするため、
後宮を時折こっそりと抜け出し、女中として紛れ込む。そんな日いつものお茶会の場所に一人の男の人がやってきた。
「……あの、毒は入っていません」
「知っている」
自身も傷を負った少女が後宮で出会う人の闇を溶かしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-08 22:44:12
124256文字
会話率:43%
アラサーハゲ無職、上梨羽毛田(かみなしはげた)は、髪を生やすために訪れた神社で神様、いや、髪様に出会い、なりゆきで異世界転生する事となった。
しかし、この世の中、無料とチート能力といった都合の良い話ばかりでは無い。なんと彼が転生した異世
界『髪鳴世界』において、魔法は、彼が生前何よりも欲していた『髪の毛』を代償にしなければ発動できないという素晴らしい程クソな異世界だった。
絶望に打ちひしがれる彼は髪様(吸血鬼/元武士)から得たスキル『吸血鬼』を使い、髪の毛を確保しようと画策するが……。3人のセイレーン(水商売)、おっさんの味方、ストロングゼロ(無いと手が震える)、アイコス(増税が痛い)、銀の弾(一円パチンコ)達と旅する日々と、アイデンティティークライシス(自己同一性の喪失)に悩み続ける現代人の闇を描く物語です。ぶっちゃけ言うとワカメは発毛にあまり効果は無いようです。これだけでも覚えて帰ってね。たまにおっさんの本音が見え隠れしますが、基本はほのぼのファンタジーになると思います。……なったらいいな。
PS、幸子よ。俺が悪かった。だから正人の親権は勘弁してくれよ。頼むm(__)m<この通りだ。返事はラインでもツイッターでも、なんなら、なろうの感想欄でもいい。返事を……。
※ポイント評価をしていただけると、ランキング入りして、この文章が幸子の元に届くやもしれません。自分勝手で申し訳ございませんが、ぜひご協力をお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-27 04:21:21
4617文字
会話率:46%
*** 続編です ***
『命(みょう)が力を与え、闇(やみ)が力を増す!?』
命(みょう)を繋ぐ命毘師。幽禍(かすか)を儡る直毘師。人の闇を操る祓毘師。闇を清浄する進毘師。
古より伝わる奉術を扱う奉術師(ヴィタリスト)たちが、今、
各々の想いで使い始める。
数奇な運命を辿ることになる若きヴィタリストたちの、物語。
(サイコホラー、サスペンス、ローファンタジーを組み込んだストーリー)
正義感の強い女子高生、悲惨な生い立ちある男子高生、その他の力ある者たちが、闇組織の内紛と新たなプロジェクトに、翻弄される。
新たな敵は、国内か国外か。
敵が味方となり、味方が敵となる!?
混乱の最中、端上レイの力は増していく。
*基本は三人称ですが、キャスト柳刃(脇役)の話は一人称にしてあります。
+++++ 用 語 解 説 +++++
「命」(みょう)――生命を管理するエネルギーのようなもの=ヴィタールネス
人体細胞内のクォークやレプトンなどの素粒子レベルに至る全活動に必要な各エネルギー(代謝、体力、知能、精神など)を稼動させる源
※人の“命”は、自然界の“命”から吸引する。その量で”寿命”が決まる
「闇」(やみ)――人の中の記憶や情念
個人の怨み、嫉妬、高慢、執着、怠惰、悲哀、苦などによるものの総称
「幽禍」(かすか)――人の”命”に”闇”が付着したもの(”魂”とは違う)
*タイトルの「合従(がっしょう)」とは『合従連衡』からで、結と離の策略を意味します。
++++++
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-17 20:48:06
101671文字
会話率:50%
『命(みょう)をもって甦かすか葬るか。闇によって儡か、闘うか。』
……もし、大切な人、愛する人を殺された時、あなたならどうする? 警察や裁判などに任せるのか? それで、心は納得するのか?
世の中には、古より伝わる命と闇を操る者がいる。
知っている人だけが依頼できる。「命をかけて」愛する人を甦らせることも、憎むべき人を葬ることもできる。
命(みょう)を繋ぐ命毘師。幽禍(かすか)を儡る直毘師。人の闇を操る祓毘師。闇を清浄する進毘師。
その者たちは「奉術師」別名「ヴィタリスト」と呼ばれている。彼らが行うのは、善か悪か!?
数奇な運命を辿ることになる若きヴィタリストたちの、物語。
両親を殺された正義感の強い女子高生、悲惨な生い立ちある男子高生、母を殺された闇深い女性、その他の者たちが関わっていく政財界を操る闇組織の野望とは!?
(サイコホラー、サスペンス、ローファンタジーを組み込んだストーリー)
<ファンタジックさは、控えめにしています>
*
国内の殺人事件による死亡者は、300人を上回る。(事件数はその約3倍、死亡していないだけ)
故に、被害者の遺族数は、その何倍にもなる。
つまり、多くの人が1年の間、いや、たった数分間で、人生観が一瞬に変わる、ということ。
作品は、実際にありそうな事件を編集し、遺族希望の復讐代行を背景にしたストーリー。
*
*タイトルの「合従(がっしょう)」とは『合従連衡』からで、結と離の策略を意味します。
*基本は三人称ですが、キャスト柳刃の話は一人称にしてあります。
*******
第二部「コンフュージョン編」は連載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-26 21:00:00
238368文字
会話率:38%
人の闇は底知れないですよね
そんな作品です
最終更新:2017-10-16 23:45:11
329文字
会話率:0%
山に囲まれた平和な町。そこに住む魔術学校の普通の学生ジュファは、一人の闇属性の女の子に恋をしていた。しかし世間では、闇属性に対するイメージとある事件から、闇属性への迫害が始まってしまう。
最終更新:2017-10-11 13:56:36
6729文字
会話率:42%
今年浪人1年目の男の過去この中の話
キーワード:
最終更新:2017-08-20 22:17:25
318文字
会話率:0%
平凡な社会人、笠松、要一(かさまつ よういち)はある朝、出勤途中の公園にあった金属製の扉に強制的に取り込まれてしまう。扉の先は剣と魔法のファンタジー世界。
気がついた時には、己の躰は精霊種、その中でも魔神と呼ばれる半身が骸骨の黒いローブ姿
に変わっていた。そんな彼を召喚したのは、銀髪、翡翠の瞳の美少女 契約士カレン・ローデル。
魔導院生である彼女は、禁止されていた召喚契約を要一と結び、そのせいで魔導院を無一文で放逐される羽目になった。要一は彼女から破滅精霊、イラと名前をもらう。
元の世界に帰りたい要一――現、破滅精霊イラ。そしてイラの力で一流の契約士になって生計をたてるつもりのカレン。
強力な精霊種の力は二人のささやかな願いを無視し、どす黒い裏世界に引きずり込んでいく。
強気銀髪美少女と、中身一般人の闇精霊の勘違い金稼ぎ道中の始まり。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-03 18:44:13
23388文字
会話率:22%
――其れは、哀しき夢の物語。
夢を果たせずに死んでいった人々は、この世に「思念」を残す。それらは生と死のはざまを、無限に漂う運命(さだめ)
其れを浄化するは、「夢使い」フェレン。生まれながらにして「思念」を見、対話する力を持つ、特異な少
女。
ときに人の闇を負い、修羅の道を歩む。唯一無二の相棒、ユグドとともに。
彼女は決して引き返さない。救いを待つ「思念」がある限り――。
――其れは、哀しき夢の物語――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-16 17:13:05
1771文字
会話率:38%
歩くはな (あらすじ)
夢見る歌手を紆余曲折ありながらも、まっすぐに目指して生きる璃花。社会に出て間もなくして身にしみる厳しさを知らされる大きな挫折からいつまでも抜け出せず堕落を重ねる義倫。日本中を震撼させた無差別殺人、殺傷事件に巻き込
まれた中瀬一家の人生が多方の角度から絡み合う物語。
夢と希望に満ちた璃花は高校を卒業後歌手を目指し上京をするが、思い描く世界を見つけるに至らず、幾年も重ねるうちに思うように声が出なくなり、静かに埋もれて行く。
ある時、国民的人気歌手のNaoにひょんなことから気に入られ、僅かな光明を感じるチャンスを得る。
親友の撮影した動画の中に偶然にも以前から気になっていた行きつけのBar Darwin's Beagleにある写真の男を発見する。少しずつ好転を見せはじめた毎日に高揚する気持ちを抑えきれず、しかしそのタイミングですべてに水を差す事件が起きる。
義倫は社会の厳しさを知り、すべては自分の思うようには運ばないと理解すると共に、道を見失い腐った生活を送る。
そんな毎日のある日、古くから妹のような関係でいる幼馴染から女性の紹介話を持ちかけられる。あまりにも突拍子のなく理解に苦しむその話の内容に答えをはぐらかすが、ウェブ検索で現れたその女性の容姿に一転、不覚にも胸は大きく高鳴り始めるのだった。
アルバイト終わりに義倫は駅で一人の浮浪者に話しかけられる。男の話す不思議な内容に興味を惹かれ、誘われるまま浮浪者の住むブルーシートの小屋まで付いて行く。そこにあったのは想像を絶する人の闇と幻想的な世界だった。
そこで男の過去を聞くことになる。男の正体は幾年も経過し、風化してはいるが、引っぱり出す記憶には色濃く残る世間を震撼させた無差別殺人、殺傷事件の場で一命を取り留めた被害者中瀬であった。
璃花と義倫と中瀬、三者を取り巻く家族や友人、それぞれの人生の線が絶妙に重なり合い、絡み、逝く者と、残される者の見える世界から“生きる”ということを儚い恋を交えて熱く描く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-17 02:36:14
392文字
会話率:0%
ある探偵が垣間見た人の闇とは―――?
最終更新:2015-03-28 22:41:55
1677文字
会話率:38%
犯罪の巣窟スラム街。そこには一人の闇魔術士がいた。そんな彼女の前に突然現れた奴隷少年。数少ない友人の頼みを断り切れず、彼を買い取ることに…。
無口で不器用・無愛想な魔術士殿と、話さない変な奴(同類)のほんわかラブ。
最終更新:2014-11-23 01:58:02
87030文字
会話率:29%
謎の連続殺人事件
事件を追っていくと
被害者の共通点は…?
犯人の心を綴った
サスペンスストーリー
人の闇は消える事なく
深くなっていくものなのです。
最終更新:2014-10-05 17:44:47
3588文字
会話率:42%