人が他の人に向けて発する思いは、それがネガティブなものであれ、ポジティブなものであれ、強ければ強いほど、「思念」もしくは単に「念」となる。
そして、時に「思念」は、元の主(あるじ)の肉体に似せて仮の器を形作ることがある。僕には生まれつきそ
れらを見る力があった。なぜそれらを僕は見ることができるのか、僕はずっとその能力を恐れて来た。しかし、僕の前に現れるそれらは、いつも怯え、さまよい、何かを訴えかけようとしていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-27 16:17:04
5615文字
会話率:29%
――其れは、哀しき夢の物語。
夢を果たせずに死んでいった人々は、この世に「思念」を残す。それらは生と死のはざまを、無限に漂う運命(さだめ)
其れを浄化するは、「夢使い」フェレン。生まれながらにして「思念」を見、対話する力を持つ、特異な少
女。
ときに人の闇を負い、修羅の道を歩む。唯一無二の相棒、ユグドとともに。
彼女は決して引き返さない。救いを待つ「思念」がある限り――。
――其れは、哀しき夢の物語――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-16 17:13:05
1771文字
会話率:38%
「思念」を武器に、日常と非日常を行き来する若者たちの物語。
初投稿なので、とりあえず小説練習と、サイトの使い方理解のためにアップしてみました。
ナンバリングがあるものは、続いていくお話。
無いのは、設定メモという名の読み切りショートストー
リーです。
【本編XX】は本編になる予定なのですが、まだ圧倒的に設定が足りてないですね。当分設定補完話を投稿していく予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-02 06:34:13
37615文字
会話率:44%
──11年前に起こった非科学的な災害、「霊災」
それは生きとし生けるものが絶えず出している「思念」からひきおこされるもの。
だが、特に強い人間の思念の力は霊災だけにとどまらなかった──
最終更新:2013-03-12 14:37:26
1163文字
会話率:0%