テレス・レセル公爵令息は初夜の日、妻になったフェレンシアに宣言した。
お前を愛する事はないと。
「それでは、わたくしは失礼致しますわ。白い結婚でよろしいという事かしら」
さぞかし、泣きわめくと思ったのに。美しき私と結婚出来た喜びを、無残に
打ち砕いてやったのだ。
それなのに、あっけなく、さっぱりと出て行ってしまったフェレンシア。
まったくもって面白くない。
朝食の席で、「美しき私と食事が出来て、お前は幸せなはずだ。私をもっと褒め称えろ。うっとりとした眼差しを向けろ」
「馬鹿じゃないですか」
と言われた。「さっさと三年後に離縁して下さいませ。それまで我慢してこの屋敷にいてさし上げます」
とも、そういう事だ?美しき私と結婚出来て幸せを感じなければならないのに、どういう事だ?
偏った常識を持った最低男が、反省し、新たに愛する人と出会い本当に幸せな家庭を築くまで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-25 15:10:09
6047文字
会話率:36%
横瀧七於(よこたきなお)は12歳の夏、異世界へと飛ばされた。それから約三年後、15歳の秋に彼は元の世界に帰ってくる。異世界から帰って来た彼は諸々の事情で入院していたが、暫くして退院することとなる。そんな中、彼は人同士が殺しあう『ATTRA
:GAME』に参加することに……。人々がスキルと言う不思議な力で戦う中、七於は異世界で得た戦闘経験をもとに一目置かれる存在へとなっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-23 18:10:00
21769文字
会話率:16%
前作「ALL YOU NEED IS HELL 」
から三年後の世界を描いた作品です。
三年前の大震災の後、神解市は日本で唯一の
ノーム(非変異体)とミュート(変異体)が共存する
最も危険な都市に変貌した。
そこに、掃除屋(クリーナー)とし
て日々、
暗躍する組織、幽合会に所属する
主人公、ユーコ•那加毛と相棒の片田が活躍する、
SFバイオレンスアクション作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-22 10:59:31
52641文字
会話率:34%
「リーン、貴様の婚約は破談となった」
ルトリケの王太子である自分と北の大国カラチロの皇女との婚約を一方的に破談にし、隣国レキラタに侵攻した父王。
その結果、ルトリケは戦争に敗れ、国力は衰退し、政治も腐敗した。
三年後、リーンは父王を玉座から
引きずり下ろす。
ただ、国の復興に心を砕くも、偉大過ぎた高祖父の影響もあり、国民の人気はいまひとつだ。
何とか国民の信頼を得たい、そう思うあまり、お抱えの魔術師は夢見にしたがって、とある人物を探そうという奇策に出る。
しかし、やっと名乗り出た女性はどうにもこうにも怪しすぎた。
確かに何か裏がある。
一方、宰相は王の結婚を画策。
結婚相手もいないのにどうするんだと焦るリーンに、宰相は意外な少女の名を挙げた。
だがその少女には公にはできない秘密があって―
隣国や北の大国の思惑も絡まるなか、リーンはルトリケをうまくまとめていくことはできるのか。
※これは若き王の初恋が実るお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-14 21:10:00
555369文字
会話率:30%
もうすぐ高校生になるってタイミングで、私は前世を思い出した。
きっかけは腹違いの弟の名前を聞いたこと。
「それ、小説にでてくる、サイコパスなキャラの名前と同じだよね!?」
もしここが前世で読んだ推理小説の世界なら、私は三年後に起きる殺人事件
の被害者。勘弁してください。
しかも、サイコパス疑惑のある弟と婚約者(おそらく政略結婚)に、実は「殺したい」ほど恨まれてたキャラだって裏設定も知っている。殺人事件を回避しても、このままでは弟か婚約者に殺されてしまう!
意図せずシリーズ伏線の謎を解いたりしつつ、なんとか生き延びる方法を探します。
弟と婚約者にも「殺したい」ほど恨まれないよう頑張ります。
※カクヨム、セルバンテスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-12 16:30:00
177310文字
会話率:39%
私の名前は、アリア・フルール。公爵令嬢。
ある日突然甦った記憶は、私の生きているこの世界が、とある腐女子向けBLゲームの世界であるということ。
公爵家の御子息と婚約?
――いえいえ、貴方が好きなのは、三年後に再会予定の主人公(美少年)のは
ずですよね!?
でしたら偽装婚約致しましょう。
だって、"私"が望むのは、イケメン同士のアレコレを、自分自身が見ることだもの!
"私"が恋愛したいわけじゃない!
だったらこんな美味しい立ち位置、他の誰にも譲れませんっ!
この物語は、BL大好き腐女子の少女が、自分好みのカップリングを作るべく奮闘していたところ、気づけばその婚約者から溺愛され、みんなに愛されていく恋愛ファンタジー。
▷▷▷三章展開中▷▷▷
「好きだ。愛してる」「お前は、オレのものだ」「誰にも渡さない」
その言葉、本当は、私に向けられるものじゃないのに――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-05 23:12:51
1368936文字
会話率:36%
三年後の寝太郎の話。
最終更新:2024-08-01 00:27:42
989文字
会話率:33%
ダンは真面目で勤勉、親切で努力家。そんな非の打ち所のないような完璧な男だった。
町の商人の家に生まれたダンは幼くして読み書きを覚え、父親から商人のイロハを学んだ。そして画期的な商業システムを考案し、家に材を与えた。
その後、魔法学校に
入学したダンは優秀な成績を収めた。武具に魔法的な効果を付与する付呪魔法の分野に進み、研究に没頭。革命的な新技術を生み出した。
魔法学校卒業後のダンには華々しい道がいくつも用意されていた。しかし、かれはそれらには目もくれず、町の鍛冶場に弟子入りしたのだ。
鍛冶場ではいい顔をされず、まともな技術は教えてもらえなかった。それでもダンは努力し、三年後には一人前の技術を身に着けた。
ダンは次に、裁縫職人のもとに弟子入りした。そこでもいい顔はされず、冷遇されていたが、ただ一瞬一瞬に全力で取り組み、技術を身に着けた。
そして付呪魔法、鍛冶、裁縫の技術を身に着けたダンは、満を持してビキニアーマー専門店を開いたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 07:58:10
16962文字
会話率:40%
「すべての罪を許すので、すぐに戻って妻としておれに尽くすことを命じる」
それは、ミキ・クリスタルを追放したはずのラジェフ帝国の皇帝であり元夫からの一方的な復縁命令だった。
皇帝である夫に尽くし、ラジェフ帝国に尽くした正妃。彼女を蔑ろにし、目
に留まったレディにいれあげた国王は、ある日彼女からすべてを奪い、帝国から追放してしまう。しかし、彼女は幸運だった。彼女は隣接する小国の王子に拾われたからである。そして三年後、彼女は国王となった夫と双子の王子たちとともにしあわせな日々を送っていた。しかし、唐突に祖国から使者がやってきた。彼女に一方的で理不尽な命令を記した手紙を携えて……。
しかし、復讐劇はすでに始まっていたのである。
※ハッピーエンド確約。ざまぁは間接的。ご都合主義のゆるゆる設定はご容赦願います。
※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 19:09:19
18898文字
会話率:18%
「かならずや生きて戻り、おまえをしあわせにする」
そう約束し、敵国に潜入した夫が死んだ。そうきかされた。
そして、三年後、夫の死を信じられないまま、わたしも敵国に潜入した。夫と同じように。元上司である大佐の妻役として。
そして、その敵国で出
会ったのは、妻子と幸せに暮らしている夫だった。
死んだはずの夫は、わたしとではなく敵国のレディと息子と家庭を築き、しあわせに暮らしていた。
※ハッピーエンド確約。スパイものです。初めてのR15指定。ご都合主義のゆるゆる設定はご容赦願います。
※タイトルは変更になる可能性あります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-20 20:10:00
187879文字
会話率:20%
※全二話です。連続投稿いたします。
ある冬の寒い日、わたしが生まれ育ちましたランバート子爵家の屋敷が、不審火によって全焼してしまいました。
その火事で、わたしはたくさんのものをうしないました。
お父様だけでなく、お母様の形見のピアノ、
もちろんお屋敷もです。
それから婚約者です。まだ火がくすぶっている現場で、婚約破棄しようとおっしゃいました。
そして、光を失いました。
目がみえなくなったのです。
うしなったものは、はかりしれません。
ですが、わたしは生きています。
三年後、わたしは後見人の叔父夫婦の手配で辺境の地にある療養所ですごしています。
そこにあるピアノを弾くのが唯一の楽しみです。
そんなある日、わたしに声をかけてくださった方がいらっしゃいます。
「屋敷にあるピアノを弾きませんか」
その一言がわたしのすべてをかえてしまうことになるなんて、そのときには思いもよりませんでした。
わたしは、そのお言葉に甘えることにしました。
そして、そこではかりしれないたくさんのものを得ることになるのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-03 23:32:33
12762文字
会話率:30%
★ 邪神チートでついに始まる、悪役令嬢の闇落ちイベント。儚い恋の行方は――
お人好しな性格ゆえに、足を引っ張られて雲上から真っ逆さまに転落、ひきこもりライフを自由気ままに過ごしていた雪乃。
ある日、友人の京奈と行った怪しい神社の古井戸にの
み込まれ、そこで出会った神様との交渉の後、京奈のための乙女ゲーの世界に転送されてしまう。
悪役令嬢デゼルとして転生した雪乃は、闇の聖女の力を解放するための洗礼を受けた七歳の日に、前世(死んでない)の記憶を思い出し、七歳では理解できなかった、ゲーム的には無名の町人サイファの立ち居振る舞いに惚れ込むが、このままでは悪役令嬢の故郷は三年後には滅ぼされてしまう。
悪役令嬢は主役じゃないから、悲劇を回避できるような年齢設定になっていないのだ。
いくらゲームのシナリオを知っていたって、十歳になる前にこの流れを止めるなんてことができるのか――!?
何を隠そう、こんな展開、神様だって想定外。
悪役令嬢がよもや十歳で戦争の阻止に動くなんて思いもよらなかった神様の本命は、実は、京奈ではなく雪乃。
二万年前に主神と魔神、二柱の神が始めた賭けの決着をつけるべく、雪乃に白羽の矢が立てられたのだ。
だがしかし、お人好しな雪乃は故国の人々も敵国の人々も守ろうと、ナイトメアモードに突入してしまう。
神様は、一人の少女を徹底的に破壊し尽くす残酷物語になんてしたくないのに――
※ この作品は個人サイト「http://kazakiri.velvet.jp/kaza/dezel/」にも掲載(先行連載中)しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 16:07:19
287884文字
会話率:23%
「た、退学ですか……?」
ローセンタル魔法魔術学園。学園が始まって以来、最大の魔力保持者だと騒がれ特待生として入学したロマナ。
その三年後、落第生として学園を退学させられる。その原因となったのは膨大過ぎる魔力にコントロールが効かないせいだ。
寮も追い出され、意地悪なクラスメイトに馬鹿にされ、ロマナが向かった先は、死んだ母が経営していたベラドンナの魔女工房。
荒れ果てた店で出会ったのは、ロマナの魔力を吸って動くマリオネットのラピ執事。隣に住む鍛冶屋の息子ギータ。母の作った薬を求める騎士団長のヨルラン。そして、美しい銀髪の謎多き青年レオ。
たくさんの出会いと冒険を越えて成長していくロマナに託されたのは、唯一、母だけが作れたという薬を作ること。
果たして落ちこぼれ魔女ロマナに「ベラドンナの劇薬」を創り出すことが出来るのか--。
オリジナル世界観。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-21 08:00:00
16395文字
会話率:41%
『五十年前のJKに転生?しちゃった・・』の続編です。・・・俺は平成から昭和四十一年の女子高生に転生し、その三年後に女子高を卒業し、女子短大生になったはずだった。しかし気がついたら三か月ほど経過していた。その間、俺は何をしていたのだろう?よく
わからないまま短大生としての生活を続け、新たにできた友人たちとの交流を続けていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-13 22:00:00
367034文字
会話率:30%
──希望なんてない。
地下牢に閉じこめられた少女は青年に救われる。
月日は流れ、三年後。少女は彼を守る騎士になった。
……と思ったら、え、嫁入りですか?
これは、元令嬢と王子の甘く微笑ましい話である。
最終更新:2024-07-09 12:47:18
9182文字
会話率:34%
妖精姫と呼ばれ愛されながらも悲劇的な最期を迎えた王女セレスティーナ。
十五年後、彼女の生まれ変わりであるセレナは前世の母を慰めようと、セレスティーナをモデルにした小説を書く。すると正体がばれ、母の勧めで出版した小説は大人気に。
正体を隠し人
気小説家として活躍するセレナは三年後、冷血公爵と噂のラシェルから契約結婚を申し込まれる。好条件に即答して形だけの夫婦でいたけれど、サイン会当日先頭にはラシェルの姿が……旦那様って私のファンなんですか!?
正体を隠したい妻と夫の日常。自分の書いた小説をきっかけに夫婦仲が進展したり、前世の関係者と再会したり、事件に巻き込まれたりする話。
タイトル変わりましたが「悲劇の王女は生まれ変わってハピエン主義の人気小説家になりました」の連載版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 17:54:21
80168文字
会話率:42%
ベイリー王国の公爵令嬢ローレン・デアリングに転生した菊理。役職も無く、領地経営を代官に丸投げして遊んでいる父のせいで家計は火の車だ。父の代わりに領地経営をして自分の私財と学費を稼いでいた。ローレンが十四歳になる頃には家計は正常に近づいた。
十五歳から入学が義務付けられている学校に入学する一年前に、王命で留学が決まった。
この世界では治癒魔法が使える女性を聖女と呼ぶ。治癒魔法が使える自分も候補生になってしまった。聖女候補生は大神殿を抱えるファリス王国の神学校に通わなくてはならない。この義務のせいで留学が決まった。
留学する半年前に父が子連れの女性(平民)と再婚した。面倒な事に、この母娘は散財癖が有り、家計は再び傾いた。
家計について頭を抱える暇も無く、留学先に向かう日が来てしまった。王に色々と相談してから出国した。
けれども三年後。
どう言う訳か、自分の悪評がベイリー王国内で広まっている。確認の為にお供と一緒に一時帰国した。
王に色々と問いただすと、呆れた答えが返って来た。
そして、第二王子がどう動くのか確認する為に参加した夜会で待っていたのは――喜劇だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-02 00:35:11
12646文字
会話率:43%
侯爵家の娘、オルトルートに転生した菊理。
幼い頃に母親に殺され掛け、五歳で別居生活になるわの、何時もの家庭内状況だった。
でも、勉強だけはさせて貰えるみたいだから、開き直って別居生活を満喫するも、今度は冒険者ギルドで仕事が出来る年にな
った事を理由に、十二歳で家から追い出されてしまう。この手の状況に慣れていたオルトルートは、気持ちを新たに今度は冒険者として活動を始める。
忘れていた訳では無いが、この世界には『転生者』と呼ばれる存在がおり、役に立つ情報から伝えなくても良い情報まで、様々な情報を世界に残している。しかも、転生者と発覚すると城に連れて行かれ、飼い殺し確定の人生となる。
そんな人生は嫌なので早々に国外逃亡を目指す。
冒険者として活動を始めて三年後。
無事に国外へ移動し、祖国から遠く離れた国の山奥で、仕事の途中に一人の騎士を救助した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 23:14:57
59930文字
会話率:33%
セラフィーナ・カッシングに転生した菊理。
伯爵家の長女だが、両親は妹を甘やかすダメ親で十三歳になるまで祖父母の許で教育を受けた。
祖父母が逝去し、国が定める学校に通う為に両親の許に戻ったが異様に疎まれる。更に妹が欲しがったら何でも譲れ
と怒鳴り散らし伯爵家の人間としての仕事も熟さない両親に愛想を尽かす。
その三年後。卒業を半年後に、妹のデビュタントを数日後に控えたある日、家が属する派閥の代表のゴドウィン公爵夫妻に呼び出される。
――カッシング伯爵家の処分についての話し合いで。
これは、セラフィーナとなった菊理が『どうしてこうなった』と頭を抱え、諦める話しである。
※R15は念の為です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-06 01:30:45
34114文字
会話率:37%
小さな村で暮らす優しき少年エリオン。彼は勇者の末裔として魔王を討ち倒すべく、王都の学院に入学することとなる。
三年後、逞しく成長したエリオンは仲間たちと共に魔王を倒す旅に出た。
数々の困難を乗り越え辿り着いた世界の果て。長い旅の終わりが
ついに訪れた時、エリオンは驚愕の事実を知ることとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-25 07:00:00
135992文字
会話率:31%
初夜の床で「君を愛することはない」と言われたエルヴィラだが、全く動じずに三年後の離縁の約束を取り付ける。
学生時代から知らぬ者がいないほどの身分差恋愛を貫いている相手との婚姻など、望む者はいない。家族を守るために押し付けられた婚姻を承諾せざ
るを得なかったのだ。
恋愛感情のない令嬢が一人で食べていける道筋を立て、実行する。
だが、周囲が放っておかず、とある青年を紹介され……
ハピエンです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-24 06:00:00
10442文字
会話率:45%
日本の運命を決した「スロリア紛争」から三年後、戦争に勝利した日本はその政治、軍事面での影響力を異世界の広域にまで拡大させていた。期待、反感、そして打算……新興の列強国家たる日本に対し、異世界の諸国、諸勢力の様々な思惑が交錯する。それはまた
、「転移」以来平和国家たるを任じてきた日本の在り方を、徐々に変質させていくことをも意味していた。
一方、「スロリア戦役」において日本と激突した結果、大敗し建国以来最大の損害を被るに至ったローリダ共和国。敗北によって生じた軍事的均衡の崩壊は、その他列強勢力によるローリダ国外領への侵犯という、新たな危機を引き起す。そして、敗北の余波冷めやらぬ国内にも忍び寄る衰退と不和の跫(あしおと)―――――
Underwater Warfare――――これは日本とローリダ、両者の取るべき途を巡る、語られぬ人々の語られざる記憶。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-09 01:00:00
1301525文字
会話率:57%
両親がなくなりオルコット男爵家に引き取られたリゼットはある日前世の記憶を思い出した。
その記憶によってここが前世でプレイした乙女ゲームによく似た世界で、自分がそのゲームの主人公の立ち位置にいるのだと気付く。
いつかはそのゲームのシナリオのよ
うな人生を送るのだろうと漠然と思っていたが、王立学園に入学してすべてが一変した。
オルコット男爵家に莫大な借金ができてしまったのだ。
ここが本当に乙女ゲームの世界なのだとしたらリゼットは卒業後に高位貴族と結婚する。
そうなれば借金を返済することは可能だ。
けれどリゼットには二つ年下の弟がいる。三年後に結婚して攻略対象キャラの家から支援してもらえたとしても、弟の入学には間に合わない。
貴族の誰もが通う学園に弟だけが通えなかったら……。
そんなことあってはならない。
「どんな手を使ってでも借金を返済しなきゃ……!」
乙女ゲームのヒロインに転生した女の子が実家の借金を返済するために奔走する話。
恋愛がはじまるのは後半からです。
のんびり不定期更新。
よければブクマ、評価、いいねで応援していただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 17:31:30
49974文字
会話率:25%
旧サミエラ王国第二王女エリシアは、魔族の王…シセリウスにに嫁ぐ為に…ヤフー車を直走らせていた。だが、シュレイアール城で、待っていたのは…想像とは、かけ離れたものだった。
〈六の剣〉の侍女として、働くことになったエリシア。日々の忙しい生活の中
で、様々な人々と邂逅を果たしていく。三年後…16歳になったエリシアは、幼なじみのカイルとの婚約の為、里帰りをすることになったのだが、〈六の剣〉の言葉に…一抹の不安を抱える。三カ月後、戻ってみると…。
少女が、大人の階段を駆け上がる。初めて…抱いた心の声~初恋。それに気付いた時、永遠の別れが、待っていた。
結成間近の〈剣〉達と、〈魔族〉達の様子も描いた外伝1弾。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-25 23:37:57
15478文字
会話率:12%