「かならずや生きて戻り、おまえをしあわせにする」
そう約束し、敵国に潜入した夫が死んだ。そうきかされた。
そして、三年後、夫の死を信じられないまま、わたしも敵国に潜入した。夫と同じように。元上司である大佐の妻役として。
そして、その敵国で出
会ったのは、妻子と幸せに暮らしている夫だった。
死んだはずの夫は、わたしとではなく敵国のレディと息子と家庭を築き、しあわせに暮らしていた。
※ハッピーエンド確約。スパイものです。初めてのR15指定。ご都合主義のゆるゆる設定はご容赦願います。
※タイトルは変更になる可能性あります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-20 20:10:00
187879文字
会話率:20%