え?いいの?
婚約破棄された公爵令嬢メリアナは、とても——喜んだ。
何故なら第一王子の婚約者として超ブラックな職場で働かされていたから。
自ら婚約破棄出来ない立場で我慢していたが、王子の方から婚約破棄してくれたので、歓喜に満ちる。
しかし、
メリアナがいなければ城の政務は王と宰相だけではとても処理仕切れない。
更に強力な魔物が攻めて来た時、メリアナ無しで対処しなければならない騎士団と魔法師団も大慌て。
なんとか皆でメリアナ奪還を画策するも、頭脳明晰・一騎当千のメリアナ相手ではどうする事も出来ない。
果たしてメリアナを取り戻す事は出来るのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-21 08:53:01
8748文字
会話率:46%
俺には五人の姉がいる。一人は信仰を集める聖女、一人は一騎当千の女騎士、一人は真理を求める賢者、一人は人々の魂震わす芸術家、一人は国をも動かす大商人。才知に優れ美貌にも恵まれた彼女たちは、誰からも愛される存在だったのだが――俺にだけ見せるその
本性は最悪だった。無能な弟として、毎日のように姉たちから罵詈雑言の嵐を受け続けてきた俺。だがある日、とうとう我慢の限界を迎えてしまう。
「とにかく、俺はこの家を出るから。もう決めたんだ」
こうして家を出た俺は、辺境の都市で冒険者となった。こうして始めた新生活で気づく。あれ、俺ってもしかして超有能……!? 実力を評価され、どんどん出世を重ねていく俺。無能と呼ばれ続けた男の逆転劇が、いま始まった!
※GA文庫様より書籍化が決定しました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-13 08:00:00
686056文字
会話率:41%
かつて一騎当千どころか一人で小国一つを滅ぼせる力を持った残虐な王がいたアウレンティ王国。
アウレンティ王国は王の力で周辺の国々を併合し、強大な国を作り上げる。
残虐な王が亡くなって百年近い時が経ち『アウレンティ王家の歴史』という展示が行わ
れることになった。
未だに国力豊かで、有能な王が率いる国が何を展示するのか。
煌びやかな宝飾品か、それとも巨匠の芸術品か。
衆人観衆の元、メインの展示物として飾られたのは一行しかない短いラブレターだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-27 12:00:00
29213文字
会話率:38%
|神亀元年《西暦724年》、はじまりの|機神《クリガミ》が発見されたことで、日本の歴史は大きく変わる。戦は機神を駆る武官貴族がするものとなり、兵とは機神に従う者となった。
『其《そは》|不朽《くちず》、|不錆《さびず》|不腐《くさらず》
、|不死《しなず》、|不眠《ねむらず》、|唯休也《ただやすむのみなり》』
蝦夷の反乱が続く中、各地の地方貴族は機神を求め、軍の魁として戦陣を駆けた。そうして、朝廷は官位として機神を授けるようになっていく。しかし、平和が訪れると、朝廷は形骸化し、武門の公家が落ちぶれて、機神を伴い地方へと流れて行った。
平穏な時代は終わりを告げ、政治闘争に武力を伴うようになると、機神「|小鴉《コガラス》」を駆る伊勢平氏が成り上がる。朝廷はこれを良しとせず、陽成源氏を武家の棟梁として肩入れし、源氏は機神「|髭切《ヒゲキリ》」を筆頭に機神「|膝丸《ヒザマル》」・機神「|静《シヅカ》」を以て平氏を討ち果たした。
しかし、源氏は鎌倉に幕府を構えたため、後鳥羽院は朝廷復権を懸け、兵を挙げるも、幕府が勝利し、以後朝廷は中立となった。この頃、機神の移動手段として機馬が生み出された。
朝廷の復権を目論む後醍醐帝が鎌倉幕府を転覆させるも、武家を蔑ろにした公家政治を行ったことから、源氏の嫡流に最も近き足利氏が武家の棟梁として北朝を打ち立てる。足利尊氏は機神「|尊《みこと》」を駆って、後醍醐帝に|叛《そむ》いた。朝廷が二つに割れ、陰陽寮も二つに割れた。南北朝時代となったが、機神の供給が上手く行かぬ南朝は模造品ともいえる機兵を生み出し、この製造技術は寺社勢力に引き継がれていく。
足利義満が南北合一を果たしたが、機神に乗れぬ義政が将軍となると、天下の箍は直ぐに緩んだ。
時は戦国、日ノ本は各地の群雄らが覇を競う乱世。戦うのは機神と呼ばれる絡繰兵を駆る侍たちである。
大名は一騎当千の機神とその主である絡繰武者の招聘に躍起となり、神社はその力の源であると保護された。
機神と|機馬《クリウマ》、そして|機城《クリジロ》が織りなす架空戦記――の前日譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-07 06:00:00
16626文字
会話率:55%
時は戦国、乱世の真っただ中。「色氣力」という魔法の如き力の多寡が全てを決める世界。生まれながらにして全ての女は男の八倍以上もの色氣力を有するがゆえ、戦場を駆けるはそれに秀でし「奔嬢」と呼ばれる一騎当千の女将たちなのであった。とある小国同士
の小競り合いの中、孤立無援の窮地に立たされたリクシアナ家にふらり現れたるは、ひとりの青年。アザトラと名乗りしその男は、常識からは一歩も二歩も外れし「秘法」をその将に施すと、自らも刀術を閃かせ、見事戦局を鮮やかに覆すのであった。そして戦乱は一時期収まり束の間の平穏、しかし更なる混沌が列島を覆う。「孔」というものを身体に刻印することで色氣力の爆発的な発現を生む「術」の使い手が現れ、圧倒的なる力にて戦場を殺戮で染めていく中、かつて共闘した仲間に力の発露を乞われたアザトラは、その者こそが黒幕であることを突き止めると、再び戦いの場に赴くことを決意するのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-06 12:24:25
110573文字
会話率:28%
多くの世界を渡り歩き、戦いの日々を送る邪神アスラカーズ。
戦いとトラブルを好むアスラカーズはある時、とある世界から自分に助けを求める声を聞き、その世界に転移する。しかし、異世界に降り立った際、どういうわけか本来の力を失い、次元を超え世界
を渡り歩く力を失ってしまう。アスラカーズは自分の本来の力を取り戻す手掛かりを見つけるため、異世界を旅することを決める。
異世界を旅するアスラカーズが出会うのは自分の前に立ちふさがる強大な敵と邪神である自分に仕える一騎当千の使徒たち。そして、その旅の最中アスラカーズは自分の過去の因縁と向き合うことになるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-26 23:52:27
1877058文字
会話率:31%
ラスト・ブレイブスはかつて人類の仇敵である【魔王】を討伐した【英雄】の子孫だった。実力至上主義のこの世界において、かの【英雄】の血を引くことは一騎当千の力を有することに他ならない。栄えある将来が約束されたも同然の彼だったが、七歳の誕生日に
行われた儀式を切っ掛けに魔力の保有量がほとんどゼロに等しいことが判明してしまう。一族の恥だとして家から追い出された挙句、生還率がゼロに等しい魔の森に放置されたラスト。絶体絶命のピンチの中、彼はそこで得た謎の美女との出会いをきっかけとして、世界に名だたる英雄へとのし上がっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-26 20:20:39
1160469文字
会話率:38%
こことは違う世界
科学文明では無く、不思議な力が発達し、人々を脅かす存在が闊歩する。
そんな世界のある王国で王太子の伴侶を決めるべく、妃候補として5人の令嬢が集められていた。
妃候補は5人ともその国の公爵家の令嬢であり、確かな身分と
高い教養、そして、周囲を魅了してやまない美貌を兼ね備えていた。
そんな令嬢の鑑とも言える中で一人だけ、異質な存在がいる。
フレイスリア・リーシュベルト。
リーシュベルト公爵家の令嬢であり、彼女の家の家格は5つの公爵家の中で最下位に位置する。
家格から見ても、有力候補ではない。
その彼女に注目が集まっている。
だが、それは決して良い意味ではない。
――『暴風令嬢』――
彼女の異名である。
類まれな力により、敵のみならず味方にも被害を出すことや、思い付きでとんでもない行動をすることから付けられた二つ名だ。
これはそんな彼女を中心とした騒動のお話である。
※注 あんまり構想が出来ていませんので、かなり不定期での投稿となることが予想されます。
(タイトルを思いついた勢いで作ってしまった……)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-05 10:00:00
175333文字
会話率:24%
非才な大将軍が少女を英雄へ育て上げる!
雷や龍、宇宙や光線剣、異能がせめぐ戦国の世……偃月刀一本の接近戦しかできず、人であることを捨て、大軍師たる大将軍へと這い上がった狂戦士〈義虎〉のもとへ、風の巫女〈碧〉や神剣使い〈麗亜〉ら新兵が入隊する
。
碧の宿命や歴史の闇のカギを握る義虎は、朝廷に命を狙われながら、きたるべき革命の日へ向け少女へ戦や謀を教えていく! 無敵モンキー〈孫悟空〉や美少女将軍〈哪吒〉らとの熱き一騎討ち、裏の裏まで読み合う策略、そして〈広開土太王〉と志す高句麗の建国……。
これは、快活で饒舌だが実は中身がらんどうな義虎が、クールなふりして甘えん坊な碧や、気高き志に燃ゆる麗亜ら教え子に断固揺らがぬ絆と夢で満たされ、ホームレス大将軍にされるやら、敵のスパイと生活するやらの受難を逆用し、己の限界を遥かに凌駕する灼熱の戦を重ね、時代の猛威を斬り伏せていく大河戦記である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-02 01:27:03
541173文字
会話率:32%
不細工を通り越して不気味な見た目の面子が揃っているため『人外部隊』なんて呼ばれている……それが傭兵の十三隊だ。そんな奴らに、妙な仕事が舞い込んだ。怪しいおっさんと天然な少女の護衛だ。楽勝かと思いきや、このアホの子は世界の情勢を一変させるほ
どの存在だった。しかし、そんなことで手を引くような連中じゃない。人外部隊は、筋が通らなくても金次第で何でもやってのける命知らずだ。不可能を可能にゃ出来ないけど、巨大な国家が相手でも引かない特攻野郎たちさ。
「あたしは、隊長のザフィー。魔術の実験中に事故が起きちまったおかげで、今じゃ妖怪みたいな面さ。でも腕の方は超一流だよ。あたしみたいな天才魔女じゃなきゃ、人外部隊の隊長は務まらないね」
「私はカーロフです。自慢のルックスで、野盗や山賊くらいなら争うことなく追い払えます。戦うことは嫌いですが、隊長のためなら身体を張って守ります」
「あたしはミレーナ、敵地潜入はお手の物。盗賊時代にヘマして罠が作動し大爆発。おかげで両手両足をなくしちまった。でも、ザフィーの姐御のおかげで動けるようになったってわけ」
「アオーン! 俺さまこそマルク! 戦いの腕は天下一品! どんな奴でも丸かじりいィィ! 奇人? 獣人? だから何?」
「ジョニー・メリック、武術の使い手だ。国王陛下でもぶっ倒して見せるが、ガキの御守は勘弁な」
人外部隊のメンバーは、まっとうな道を歩めなくなり、戦いの中でしか生きていけない連中だ。しかし、人の誇りと意地は捨てていない。この道理の通らぬ任務に、命を懸けて挑戦する。頼りになる一騎当千の人外部隊。その生き様、とくと御覧あれ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 00:27:36
122142文字
会話率:38%
大学生の庵が夏休みを使って祖父の家に行くと、祖父は一本の刀を取り出した。「この刀は白那。これには時を渡る不思議な力がある」実際白那を振ると空間が裂けた。唖然とする庵を祖父は男は度胸と言って裂け目へと突き飛ばす。森の中で尻餅をついた庵に、怒号
と共に近づいてくる声。見ればそこにいたのは二人の足軽だった。◇あらすじはシリアスですが内容は戦国時代で出来た恋人と現代でデートしたり、知り合った殿様に現代の美味しい食べ物をねだられたりします◇タイトルに戦国時代とはありますが、過去の日本ではないため歴史上の偉人は一切出てきません。あくまで戦国時代のパラレルワールドとなっています◇だけど戦はあるし、命の取り合いをすることもあります◇この作品には付喪神や妖怪といった存在も出てきます◇戦闘はリアルではなく、一騎当千のようなキャラもいるのでファンタジーとしてお読みください◇この作品には若干の美醜逆転要素が含まれています。苦手な方はお気をつけください◇折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-04 12:00:00
46097文字
会話率:63%
万能の錬金術師アッシュ・リーヴェライトは絶望した。
百年以上にも及ぶ世界戦争が終わりを迎えて、唯一の居場所を失ったのである。
彼にとっては戦いこそがすべてだった。
願わくば戦場で死にたい。
そう考えながら国々の争いに身を投じてきた。
人々
が平和な時代の到来を喜ぶ中、アッシュは孤独感に苛まれる日々を送る。
ある日、アッシュは旧友が自害したという連絡を受ける。
旧友は彼と同じ悩みを抱えており、戦後の世界に馴染めずに自ら命を絶ったのであった。
かつて一騎当千の力を振るった英雄も、戦場以外ではあまりにも脆い。
その事実を痛感したアッシュは、とある計画の準備を行う。
彼の計画とは、戦争を望む英雄達を密かに封印し、再び戦争が起こった際に目覚めさせるというものだった。
平和な時代を放棄して、望ましい状況が揃う時を待つことにしたのだ。
英雄達の目的はただ一つ。
掴み損ねた死に場所を見い出して、今度こそ戦場で散ることである。
アッシュは生涯を懸けて世界中を巡り、彼らの説得と保護を進めていった。
そうして五十年後、世界は二度目の大戦を始めた。
老人となったアッシュは、これまでに封印してきた英雄達を解放する。
死に場所を求める彼らは傭兵団となり、新たな時代に変革をもたらしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-24 19:22:08
124672文字
会話率:17%
――妄者。
それは、己が有利な形に世界を歪める異能者である。
ただの人間が一騎当千を体現し、絶対強者の竜すら容易に屠る。
外道な賞金稼ぎハワード・レントも妄者の一人だった。
流れ者の彼は、各地を巡りながら欲に溺れた日々を送る。
すべてを
力で掴み取る彼は、同じ妄者からも恐れられるほどの人物であった。
正義も悪も薙ぎ倒す。
理不尽な暴力はそれ以上の暴力でねじ伏せる。
金を奪い、女を抱いて、あらゆる悪名名声を轟かす。
虐殺者として知られるハワードは、立ち塞がる敵に鉄槌を下していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-28 07:14:59
114779文字
会話率:21%
異世界召喚。だがそれはこちら側からすれば単なる誘拐、侵略でしかない。
このことを予期した政府機関によって、クラスごと召喚が行われる予定の学園に集められたのは、いずれも一騎当千の猛者たち。
召喚を利用して逆進行を果たすためである。
その中のひ
とりに現代に生きる“草”いわゆる忍者であり、異能の力を持った少年もいた。
これは物語が始まるエピローグ。ひとりの少年の旅だちまでのエピソードである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-28 13:05:02
11674文字
会話率:44%
べつに、孤独を好んで生きるわけじゃない。
べつに、手ぶらを選んで生きるわけでもない。
それでも、手もとにも、膝もとにも。
なにひとつ、残らないことだってある。
でも、それで終わりじゃない。
また、ゼロから築きあげるだけの、気
力を持ちつづけているかぎりは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-05 07:00:00
352文字
会話率:0%
西暦2243年、地球。
世界統一連邦率いるマシナリィ兵装トランスマシーン軍団、レギオン・インペリウムと。
最後の人類マリオネットの、ネメシス=ベルナール家である異能の子供達、ラヴィッスマンの熾烈な戦いが長年続いていた。
レギオン帝
国のマシナリィ兵団はクローンで繁殖した数多の軍隊である。
しかしラヴィッスマンは一騎当千の能力使いであるから決着が付かない。
レギオン帝国の同盟軍であり、膨大な商業連盟を運営するアラエ商団は、マシナリィのトランスヒューマニズム化兵装を請け負う軍産複合体であり医療産複合体でもある。
痺れを切らしたレギオン帝国とアラエ商団は質の高い兵士を造り上げるプログラムとして禁忌の共同開発をした。
ラヴィッスマンと対抗できる少数精鋭の子供達の育成
地獄の兵隊ネウロパストゥム計画が実行された。
全てが鉄と電子コンピューターでコネクトされた世界で。
その戦いの意味とは。
支配の摂理とは。
アジェンダの行き着く先に一体何が起きようというのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-26 10:03:53
174723文字
会話率:30%
とある下級貴族に生まれた見た目平凡な女の子は、中身が決して平凡ではありませんでした。一騎当千を地で行く最強娘は戦乱の中で数々の武功を立て、十五歳にして伯爵位を受け取り、実家からも独立しておりました。戦争が終わり平和になった国で少女は美少年を
育てます。多分さっくりと終わる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-22 22:26:22
49869文字
会話率:40%
屍者。それは屍体をテクノロジーによって蘇らせた存在。彼らが操る超常の力は、先の〝大戦〟で敵国に甚大な被害をもたらした。
だが、その力ゆえに彼らは終戦後、禁忌の存在と見なされ、ネクロポリスと呼ばれる大都市――異貌都市に運び込まれた。
ノエル・
ルインは全ての記憶を喪い、屍者として都市にやってくる。
時を同じくして街にはびこる屍者連続破壊事件。ノエルは事件解明に乗り出すが、そこには大国の陰謀と、愛憎が絡み合った悲劇が潜んでいた。
二つの国家によって委任統治され、軋轢が絶えない都市。そこに喪われたはずの命を取り戻した亡霊たちが跋扈し、策謀が入り乱れる。
一騎当千の屍者たちによる暗黒と祝祭が幕を開け、涙と鮮血が都市に流れる――。
喪われたものと、喪われなかったもの。二つの相剋を巡る暗黒ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-23 19:29:51
119914文字
会話率:33%
時は平成22年。
栃木県立柏沼高校空手道部の前原悠樹と田村尚久たちは、強豪との戦いを制し、見事に全国高等学校総合体育大会(インターハイ)への出場権を得た!
インターハイの会場は、空手発祥の地である沖縄県!
伝統派空手を磨き、「強さ」を模索し
て日々の稽古を積む前原たちが、本場沖縄の空手を現地で体感する。そして、全国から集った一騎当千の強者たちとの大激戦を、全国の檜舞台で繰り広げる。その結果やいかに・・・・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-19 23:03:35
558857文字
会話率:59%
『巨人と少年』、『エンデラの森の黒き魔女』に続く、『巨人と少年omnibus』の第三部となる作品で、ハレがシンからの手紙を受け取る『エンデラ』のエピローグから繋がる、前二作からの直接的な続編。
異空間への『門』が開き、そこから溢れ出る
エネルギーを吸った一帯の魔物が凶暴化する『箱庭現象』が、アシリアの各地で発生していた。この現象の裏に、敵組織・夜明けの月光の思惑が介在していることを察知したシンは、これまでの旅の仲間たちへと、協力を求める報せを送る。至急、箱庭現象の発生地へと赴き、事態の収拾および夜明けの月光の調査に尽力されたし――と。
シンからの報せを受けて故郷を旅立ったリリとドボロの前に現れる、白い髪を持つ謎の少年。ルチカとバーンズが訪れた旧国家を治める女将軍・“嵐の矛将(むしょう)”ランツェ。シンとハレが出会うその父、憎しみに燃える“焔(ほむら)の盾将(じゅんしょう)”シルド。リリたちの前に立ちはだかり、一騎当千の力を振るう巨大な魔物“ギルガント”。暗躍する夜明けの月光、そしてトーマ。それぞれの思惑が絡み合い、その意志と共にぶつかり合うとき、遥か天上の祭壇に六番目の大精霊が覚醒する――。
※このお話は続きものです。
未読の方は『巨人と少年』からどうぞ↓
https://ncode.syosetu.com/n7092eo/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-20 22:27:17
99813文字
会話率:40%
エイセル歴899年 ロラーシア王国
少女でありながら王国の有望な剣士とされるエリーザは、ある日ひとけのないはずの大森林の中で唐突に見知らぬ全裸の男と出会う。
錯乱して鉄拳を振る舞うエリーザに対して、男は彼女に馴染みの無い名の国の勇者『カイ
』であると名乗ったが、その国は1000年以上前に滅んだ国の名前であった。
カイの正体が本人が言う通りであるならば古代人であるということになるが、地理も、歴史も、基礎知識から何もかも実際に彼は身についていない上に、自分自身についての記憶もちぐはぐであった。
現代社会への適合も難しそうなうえに、今後の身のふりについて何一つアテがない彼を哀れんでエリーザは少し世話を焼くことにする。
しかしエリーザは知らなかった。
カイの正体はその昔、魔王率いる魔物の軍団にただ一人で挑み壊滅に追いやったという、今となっては伝承からも忘れ去られた、一騎当千の最強の勇者であったということを。
そして、今まさに彼にしか救えない、未曾有の『厄災』がロラーシア王国を襲おうとしていることを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-06 02:06:06
127791文字
会話率:39%