世界は闇の帝王の手に落ちかかっている。
主人公のユーリは、都の魔法学校を卒業して
魔法道具店に就職していた。
しかし、そこから数年して親戚のお婆さんが経営していた冴えない宿の近辺に
闇の帝王の手下が根城を置く様になってしまったとの話を聞
く。
大騒ぎと思いきや、その手下を倒すべく冒険者たちが殺到し
なんと一時的な特需に沸き
宿は突然の連日満室温冷と言う快挙を成し遂げる。
忙しすぎて手に負えなく、主人のお婆さんも腰を悪くしてしまった。
との連絡を受け、そう言うことならと
魔法道具店を退職、お婆さんの宿屋を手伝いに帰省したのだが
帰省した矢先に、とある冒険者によって近くに根城を置いていた闇の軍勢が討伐されてしまう。
それからはあれよ、あれよと言う間に冒険者がそこへ立ち寄ることがなくなり
一気に経営が傾いてしまう。
立地的にも態々冒険者が立ち寄る様なところではなく
せっかくの就職先の魔法展も退職してしまったユーリは潔く諦めようとしていたところ
先の闇の帝王の手下を討伐した冒険者ルートベルが再び宿に現れる。
ユーリと、主人のお婆さんのやりとりを聞いて若干の罪悪感を抱くことになり
宿の存続のために力を貸すことになったのであった。
こうして、RPG中ボス攻略後は絶対に寄らなくなくなるであろう宿屋の
後日復興譚は始まるのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 20:00:00
364571文字
会話率:17%
高校生の頃、ローマ皇帝の名前が覚えづらくてイライラしました。それが「ローマ人の物語」のファンになったとたん一気に覚えちゃったのです。人間って真面目な内容だけだと忘れやすいけど、くだらない知識って覚えているんですよね。豆知識を教えてくれた塩野
七生先生すげえ。 自分が得たローマ皇帝の感想を、なろう読者向けにラノベ風味付けに調理しました。偉人を身近に感じて下さい♪
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 20:42:45
2323文字
会話率:0%
ドラゴンが大好きな十四歳の少年リュウは、勇者パーティーの一員として異世界召喚された。
その際に彼が得た力は、ドラゴン召喚士だった。
が、一年後、「トカゲしか召喚出来ない無能は要らない」と、勇者パーティーから追放されてしまう。
何度説明
しても、彼らはドラゴンではなく大きなトカゲだと認識していた。
どうやら、それぞれ別の現代日本(パラレルワールド)から召喚された彼らは、ドラゴンという存在を知らないらしく、異世界の住人たちも同様だった。
パーティーメンバーとは比較にならない程レベルが低いリュウは、いつも召喚しているラックドラゴンが、索敵と罠発見、敵を萎縮させて動きを鈍らせ、更にはパーティー全体の幸運値を上げていると説明するも、鼻で笑われて、どれも信じてもらえない。
「余計なことはするな」「邪魔だから後衛で大人しくじっとさせてろ」と言われていたために、ドラゴンを直接戦闘に参加させなかったリュウは、追放後、ダンジョンの最下層に一人置いていかれた。
が、ベテラン冒険者でも苦戦するA級モンスターのボスをドラゴンの力で瞬殺したリュウは、一気にレベルアップし、召喚出来るドラゴンの数と種類が増えたのみならず、自分自身も並み外れた戦闘能力を獲得する。
これは、仲間から追放され、大好きなドラゴンの存在を信じてもらえず意気消沈した少年が、新たに年上美少女&美人たちとパーティーを組んで、絆を育みつつ、世界中の人々にドラゴンの存在を認知して褒め称えてもらうために、魔王討伐までして、無自覚に勇者パーティーにざまぁする物語。
(※30~40話くらいまでは毎日更新して、その後は週一回になる予定です)
(※更新は、19時過ぎくらいにしようと思っています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 19:06:49
142917文字
会話率:51%
未来が“なんとなく分かる”——
そんな不思議な直感を持つ高校の1年生の少女・神崎トモエ。
退屈な日常の中で、自分の「勘」がことごとく的中することに気づいた彼女は、
SNSに『予言者トモエのノストラ日記』というアカウントを開設し、未来の出来事
を予言して投稿しはじめる。
芸能スキャンダル、甲子園の結果、天災の予兆……
その予言が次々と当たり、フォロワーは一気に10万人を超えた。
予言の精度に疑問の声も上がり始めた頃、
トモエはこうつぶやく。
「12月27日、午後6時30分——
巨大隕石が落下し、この星は滅びます」
これは、“承認欲求の暴走”か?
それとも、“本物の予言”か?
世間がざわめく中、残された時間が、静かに進んでいく——折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 18:30:00
20228文字
会話率:27%
「ごめんなさい、お姉様……もう、こうするしか……」
ガザード公爵ディアナは、双子の妹コーデリアに刺されて短い生涯を終えた──はずだった。
気が付けば、アカデミー卒業の当日朝に時間が巻き戻っていた。
ディアナを起こしに来たコーデリアが、明
るい笑顔で声を掛けてくる。
あれは夢だったのか?
違う、あまりに生々しい痛みと記憶。
裏切られた痛みが、数々の悲しみが、ディアナの心を苦しめる。
もう二度とあんな思いはしたくない。
二度目の人生、自分の手で切り開いてみせる。
卒業パーティーで、ディアナは幼い頃から淡い想いを抱いていた王弟アランに声を掛けた。
前世では、卒業式の後に命を落とした初恋の人。
今なら、まだ彼を救うことが出来る
二度目の人生、恋も、平穏も、全てを勝ち取ってみせる。
妹に殺された姉が新たな人生を歩き出す、リスタート・ロマンスファンタジー!
ひとまずきりの良い20話まで、一気に投稿します。
(毎日18:20予約投稿)
21話以降は、また後日。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 18:20:00
80736文字
会話率:27%
ここは麻雀と魔法が強い物が生き残る過酷な世界。
しかし主人公ヒカルは魔法は使えない麻雀はヘタクソ。
今後の進路をどうすべきか悩んでいるところ幼馴染のミイロがやって来る。
金持ち令嬢のミイロはヒカルを奴隷扱い。近くの街まで買い物に付き合うよう
命令し、逆らえないヒカル。
そんな中ありえないほど強いモンスターと遭遇してヒカルの人生は一気に加速するのであった。
異世界、魔法、麻雀の異色コラボ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 12:13:12
13932文字
会話率:42%
サ終した乙女ゲー「ラグナロクの中心で愛に吼える」。
その終了間際の騒動はまさにラグナロク(世の終末)。
夢からBLへの路線変更。
ショタキャラの男性向け二次創作加熱。
そしてソシャゲ界隈ではほぼほぼ見なくなっていたストーリーチケットの導入
。
「ラグほえ」は一気に廃れ、混沌を抱えたままサービス終了を迎える──。
その「ラグほえ」の世界へ転生した一女性ユーザー。
ストーリーチケットが切れるたびに、自分以外のすべてが停止する世界。
物語に未来はなく、サ終時点のシナリオで最初にループする世界。
絶望する彼女の前に、ストーリーチケット切れ状態でも動くことができる、見知らぬ男が現れる。
サ終によって未実装となっていた攻略対象キャラ、ラヴァード。
未実装ゆえに、仕様の外で活動できる男。
二人はこのループ世界に未来を創るべく、協力──。
※本作品は「カクヨム」にも投稿しています。
※本作品は過去に投稿していたものへ加筆修正を施し、新作としてあらためて投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 12:00:00
8681文字
会話率:32%
サ終した乙女ゲー「ラグナロクの中心で愛に吼える」。
その終了間際の騒動はまさにラグナロク(世の終末)。
夢からBLへの路線変更。
ショタキャラの男性向け二次創作加熱。
そしてソシャゲ界隈ではほぼほぼ見なくなっていたストーリーチケットの導入
。
「ラグほえ」は一気に廃れ、混沌を抱えたままサービス終了を迎える──。
その「ラグほえ」の世界へ転生した一女性ユーザー。
ストーリーチケットが切れるたびに、自分以外のすべてが停止する世界。
物語に未来はなく、サ終時点のシナリオで最初にループする世界。
絶望する彼女の前に、ストーリーチケット切れ状態でも動くことができる、見知らぬ男が現れる。
サ終によって未実装となっていた攻略対象キャラ、ラヴァード。
未実装ゆえに、仕様の外で活動できる男。
二人はこのループ世界に未来を創るべく、協力──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 11:35:27
8687文字
会話率:32%
スマホに勝手にインストールされた「カミサマアプリ」
それは俺を72時間だけ神にした。
最終更新:2025-07-22 22:35:03
5236文字
会話率:25%
テンポ重視で一気読み。サクサク進む悪魔仕立てのデスゲーム。
舞台は、永遠に朝の来ない都市――「永遠の夜」。
そこに集められたのは、願いを抱えた12人の人間。
そしてそれぞれに寄り添うのは、嘲笑と皮肉に満ちた12柱の悪魔たち。
彼らは戦う
。
ただ生き残るために。
ただ願いを叶えるために。
たった一つの指輪を巡って。
この物語には、“無駄な溜め”も、“引き延ばし”もない。
各章ごとに主人公が入れ替わり、欲望・能力・敗北が一気に描かれる。
短編構成。
だが、読み終わる頃には、魂が一つ焼かれている。
誰かの欲望は、誰かの地獄になる。
ようこそ、暗黒舞踏会へ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 21:00:00
127267文字
会話率:23%
ある夜、勇者エドワルドは行きずりの女性と一晩を共にし、ドラゴンとすら渡り合えるレベルからそこいらのゴブリンに苦戦するレベルまで一気にレベルダウンしてしまう。
かねてより因縁があり、勝手にライバル視してくる迷惑フェンリル曰く「呪いでレベルが
奪われた状態」らしい。
真剣勝負での決闘にこだわるフェンリルの協力を取りつけて、ひとまず呪いをかけた付呪師を探すことにするエドワルドだが、旅への同道に際して人化したフェンリルにうっかり手を出してしまい……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 18:01:45
136014文字
会話率:47%
「……暗い奴が来たな」。ある日突然、隣に引っ越してきた同い年の少女を見ても、少年は興味を抱かなかった。◆――だが、ある事件をきっかけに、状況は一変。ふたりの距離は一気に縮まり、少女のそばにはいつも少年がいるようになった。◆日々は流れ、あまり
にも美しく成長した少女を、ナンパ野郎どもの魔の手から守るため、少年は今日も『悪役』を演じる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 16:51:43
73681文字
会話率:50%
公爵家の令嬢である私は、卒業式の壇上でいきなり婚約破棄を言い渡された。
理由は「いじめ」だという。
身に覚えのない濡れ衣に絶望する中、現れたのは――クラスの地味男子!?
その正体は、まさかの第一王子で……?
学園中が凍りつく真実の暴露。
そして逆転ざまぁと新たな婚約発表まで、一気に駆け抜ける、痛快ラブファンタジー!
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-21 12:12:58
1442文字
会話率:53%
内政オタクの歴史学者が、狼獣人の少女として未開の獣人部族に転生。火薬、農業、文字、教育制度など、現代知識を活かして文明を一気に引き上げる話
これはチャットgptと一緒に書いています
最終更新:2025-07-21 10:55:59
34350文字
会話率:32%
櫻木 春呼は31歳の誕生日を迎えたばかりの、いわゆるおひとりさま。
でも仕事は楽しいし、恋人はいなくても遊んでくれる女友だちはたくさんいるから、毎日は充実している。
なのに母親がある日、勝手に婚活パーティーへの参加を申し込んで来てしまった
。
しかし春呼のやらかしがキッカケとなり、パーティー会場は一気に女子会と化す。
しかもよりにもよって、結婚相談所のスタッフ 桐生 大河のことを好きになってしまい……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 23:35:55
60001文字
会話率:15%
学園創設以来の天才と謳われた『ホムラ・エルミスト』は将来が約束され、誰しもが期待していた。しかし、スキル授与で手に入れたのはハズレスキル【転送】。
一気に転落人生となったホムラだったが、それでも何とか武器屋を営み、軌道に乗せた。
だが、追討
ちをかけるように、せっかく手にした仕事も学園の同級生だった男に逆恨みで奪われる…。
ホムラは思い出す。結局この世は弱肉強食なのだと。
ハズレスキルで成り上がる。元神童の奮闘録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 19:01:06
9075文字
会話率:49%
【あらすじ】
あなたの本当の価値は──。近未来の日本では、企業だけでなく人間の株式までもが市場で売買されるようになっていた。今や人の価値を測る指標は学歴でも年収でもなく、時価総額の個人版である「自己総額」が主流だ。
主人公の藤林陸斗は
証券マンとしてノルマに追われる日々を過ごしていた。そんな、ある日、初めて書いた長編ミステリー小説が著名な新人賞を受賞してしまう。陸斗株の価値(自己総額)は一気に十億円近くまで跳ね上がった。ところが匿名掲示板に「執筆に生成A Iとゴーストライターを使っている」との投稿がされると一変。陸斗の不自然な言動や行動も相まって疑義が深まり株価は急落。陸斗の小説家としての実力は果たして本物なのか? 文壇を舞台にしたSF経済ミステリー小説。
【主要登場人物】
①藤林陸斗(ふじばやし・りくと)
主人公。神楽証券新宿支店の営業マン。初めて書いた長編『ブラック・ディール』がひょんなことから月光ミステリー大賞(月ミス)を受賞し、小説家デビューをすることに。自己総額は一時十億円近くまで跳ね上がるが、生成AIやゴーストライター使用疑惑が出て株価は急落。悪い意味で注目を集めることに。
②神崎 遥(かんざき・はるか)
月夜野書房第一文芸編集部の編集者。陸斗の担当編集になる。
③徳永 尊音(とくなが・みこと)
陸斗の彼女。普段は書店に勤めており、本の話になると熱くなる。
④ 加賀谷 昭信(かがや・あきのぶ)
月夜野書房第一文芸編集部の編集長。神崎の上司。月ミス大賞では最終選考会の司会を務めた。
⑤ 二宮 英夫(にのみや・ひでお)
謎のアマチュア覆面作家。月ミス大賞に5度最終選考作に残ったワナビ界のレジェンド。第16回は決選投票で陸斗に敗れて、またも大賞ならず。
⑥ 関山 大吾(せきやま・だいご)
神楽証券の第七営業部課長。陸斗の上司。パワハラ気質があり、度々、陸斗に対して終始高圧的。
⑦ 黒島 豊子(くろしま・とよこ)
書評界のレジェンドで「浪速の黒豹」の異名を持つ。月ミス最終選考委員で陸斗の受賞に最後まで反対した。
⑧猫田修(ねこた・おさむ)
日本マーケット新聞社の記者。陸斗株の謎の乱高下に興味を持ち取材する。
⑨勅使河原一(てしがわら・はじめ)
証券取引等監視委員会のナンバー2(事務局次長)。何故か陸斗の周辺を探っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 18:10:00
135499文字
会話率:48%
――― あらすじ ―――
ダンジョン探索をするシーカーになって二年二カ月のリオンは、他のシーカーたちからバカにされていた。
リオンが持っている特殊能力は小石しかつくれない『結晶』だったため、普通は半年もあれば昇級するのにリオンは二年以
上経過しても昇級できていなかったからだ。
そんなリオンはシーカーたちから嫌がらせを受けていて、その日はトレインを擦りつけられて地獄の門と言われる巨大で深い亀裂に落ちてしまった。
そこで運よく強力な特殊能力『魔眼』『時空操作』を得たリオンは、元々持っていた『結晶』の効果まで使えるようになって一気に覚醒する。
――――――――――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 18:00:00
320983文字
会話率:38%
「すまないが、君との婚約を破棄させてもらえないだろうか」と美しい婚約者が言うのを聞いてミルフィーヌは頭の中が真っ白になった。
元々そちらから求められた婚約だったはずですと胸に込み上げるものを堪えて聞けば相手は乳母の娘だという。婚約をしておい
て想い人が見つかったら別れるような人だったのかと一気に気持ちは冷めたが、現実は婚活市場から転げ落ちた令嬢になった。傷ついたミルフィーヌは飛び級で学院を卒業し、大使である父の赴任地に付いていくことにした。その国で偶然が重なり知りあったのがハロルドだった。趣味や好みの合う彼にほのかに親近感を持つが、忘れられない初恋の人がいるようだった。恋もしていないのに振られたような気がして会うのを止めた。もう男性は懲り懲りと得意な語学を生かして親友の王子妃の元で働くことにする。
そこに目を付けたのがメカード国第二王子のノアだった
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 06:08:18
65040文字
会話率:49%
不可解な面接を、不可解なままに突破する方法――新時代の面接の達人現る!
たいして入りたくもない企業の面接で、ぶしつけに繰り出される想定外の質問。そんな意図の読めぬ質問の連続が、ここに新時代の面接の達人を生み出した……?
※この作品はブロ
グ【泣きながら一気に書きました】にも掲載しております。
https://tmykinoue.hatenablog.com/entry/2024/02/24/185032折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 19:15:53
3050文字
会話率:15%
なんとなく、いつもとは違う朝。
家族で取り囲む食卓に、ささやかな風が吹き荒れる……。
※この作品は拙ブログ【泣きながら一気に書きました】にも掲載しております。
https://tmykinoue.hatenablog.com/entry
/2025/07/16/195046折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 20:22:05
1995文字
会話率:0%
誰もが一度は言われたことのある台詞「お前、そういうとこだぞ」。
だがそれはいったい自分の「どういうとこ」なのか。
それを掘り下げていった先に待っているのは……?
※この作品は拙ブログ【泣きながら一気に書きました】にも掲載しております。
https://tmykinoue.hatenablog.com/entry/2025/07/10/165528折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 19:45:15
1521文字
会話率:23%
その昔。まだヒトが人ではなかった時代。ヒトは何種類も存在し大地の主導を手にしようと互いの種族の根絶やしに躍起になっていた。今の人類にあたる種は弱くそれに対して他の種は力強く知恵もあり中には特殊な能力を持つ種族までいた。
そんな中、現生種の一
部に全ての種族の能力を備え持つ者達が現れ始めた。他の種に唯一勝っていた『適応能力の高さ』が原因だった。
現生種のこの能力の開花のせいで争いは終局へと一気に加速しだした。そして一つ一つと種族が姿を消していき遂に残った種族は二つの種族だけとなった。
生き残ったこの二種は強かった。現生種の敵となった種はほぼ全員が生まれながらに強靱な肉体と強力な特殊能力を持っていたのにたいして現生種は極僅かな人数しか能力の発現がなく少しずつ押され始めた。数万人いた人口は僅か百人程まで減少し大陸を移動しながら追撃をかわしギリギリの状態で生きながらえていた。しかし、有る時を境に追撃はピタリと止まる。理由は分からないが敵となった種は地上から姿を消していたのだ。何世代も、何千年も続いた争いはこうして終局を迎えた。各地に散らばって生活していた生き残った現生種はそのままその地に残り繁栄を繰り返し今に至った。
それから数千年後の現在。再び争いが始まろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 02:20:17
391306文字
会話率:53%