公爵令嬢アレクシア・ベルブルクは、婚約者である王子ハリソンから双子の妹ミラと共に婚約破棄を告げられる。
彼女たちの生家であるベルブルク公爵家には代々、精霊に愛される存在である『精霊の愛し子』が生まれる。そのため、他国に比べて精霊の数
が圧倒的に多く、それがアフェクシオン王国に富をもたらしていた。
アレクシアとミラは双子だった。表情を顔に出さないアレクシアと表情がくるくる変わるミラ。父はミラを愛し、アレクシアを虐げた。そして現在、アレクシアは周囲から「公爵家の出涸らし」「精霊の愛し子でない方」……と呼ばれ蔑まれている。
「愛し子でないアレクシアより、愛し子であるミラを迎えたい」、そう考えた王家はアレクシアとの婚約を白紙にし、代わりにミラとの婚約を結ぶ。そして父により国外追放に処された彼女は、考えた。「そうだ、店を開こう!」
ーーアレクシアを軽く見ていた王家は知らなかった。アレクシアが愛し子であることに。それがどんな影響を与えるのかを。
*R15と残酷な描写、は保険です。以前執筆した作品を修正したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-11 22:14:45
287900文字
会話率:45%
第一王子との婚約者だったアレクシアは、国王から謝罪を受けた上で婚約解消となった。
婚約解消されたアレクシアのその後と王国のその後。
*悪役令嬢タグがついていますが、妹が悪役(本文には名前のみ)。茶番劇に巻き込まれた主人公の話。
スカッとし
たざまあはありません。書く前に力尽きました笑折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-23 00:00:00
4770文字
会話率:50%
死後、異世界に転生したアレクシアはある日、ここが前世読んだ漫画の世界だということに気づく。
彼女の推しは主人公の友人である騎士フィリベルトだが、彼は劣等感を募らせた末に闇落ちして主人公と敵対してしまう。
そんな悲惨な最期から推しを守るために
、アレクシアは「自己肯定感上げ上げキャンペーン」を実施し、フィリベルトを甘やかすことにしたのだが……あれっ? 私を見つめる彼の目、やけに情熱的じゃないですか……?
本編18話+番外編1話の中編折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-29 20:00:00
46376文字
会話率:42%
これは既に決した滅びの未来を綴った灰色の記憶である―――
―――
世界はかつて不安定な7つの世界で成り立っていた。
シンセライズが誕生する前、7つの不安定な世界のうちの1つ、レクシアと呼ばれる世界では太古から勇者と呼ばれる存在と、魔王と呼ば
れる存在が対立していた。
世界を支配・破壊を目的とする絶対悪である魔王と、世界を守るために戦った勇気ある者、すなわち勇者は魔王との激しい戦いの末に、平和を勝ち取った。
魔王は倒された際、自身の魂を逃がし、そして魔族の中から自分の力に耐えられるほどの才ある血筋を選別し、それに乗り移った。
これを何度も繰り返すことによって魔王は生き続けてきた。
力を取り戻しては器を使用して世界を手中に収め、そしてまた新世代の勇者が立ち上がり、器を倒す。
そして魔王は再び魂を別の器へと移して生きながらえた。
一方、勇者はその存在を消し、今では子孫すら残っているかも分からない状態だと言われている。
だが、魔族はもはや世界にとっての敵では無い。今、世界は平和を維持し続けているのだった。
これは始祖の魂を継ぎ最高の魔王になることを夢見る青年、デーガ・カタストロフが魔王となり、その果てに続くDelighting Worldに結ぶ、既に決した過去の物語。
―――灰色の未来が訪れるその時までは、どうか、穏やかな夢を…
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この小説は連載中小説、Delighting Worldに登場するキャラクターの1人である、デーガを主人公とした過去の物語となります。
Delighting World本編を見ていなくともわかるようにはしますが、見ている方が良いと言えばそうなので、是非本編を読み進めてから閲覧していただけると嬉しいです。(最も、デーガが登場するのは後半になるのですが…)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 10:00:00
59316文字
会話率:50%
陰キャで誰も知らない古武術道場の跡取り主人公と、陽キャでメディアへの露出も多い名流の跡取り、北辰葵。
人工知能マヨイガのお陰で安全に真剣勝負ができるようになった時代。
その大会で活躍する古武術流派は多くの門下生と道場を抱える。そんな中、主人
公は大会に出場することすらできなかった。
だがドイツから留学したセレブなアレクシア・シーメンスが主人公に目を付けたことで、彼の運命は大きく動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-21 17:30:00
96914文字
会話率:28%
イルは姓を持たない貧民街の孤児だ。幼い頃に剣を取ってから、ずっと剣を振り続けた。ただその日を生き抜くために、剣士として最高峰の呼び名――《剣聖》になって裕福な暮らしをするために。
アレクシア・ウィル・ハイネス。《剣姫》という二つ名で呼ば
れる純白の美少女。彼女は剣の申し子とも言える天才であり、《剣聖》にも届きうると言われる鬼才。
相反する二人。本来なら関わりすら持つことがなかった二人の出会いを描いた物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-10 17:26:01
8285文字
会話率:22%
実家が困窮している伯爵令嬢アレクシアは、金で買われて花嫁となった。
しかし、夫となった男には恋人がいた。身分違いの恋だ。
白い結婚、三年後の離婚を宣言されたアレクシアは、とっくに覚悟を決めていた。
最終更新:2024-09-13 21:46:11
4039文字
会話率:43%
「僕が君を愛することはない」
シャーウッド公爵家の令息ダレンは、妻となったアレクシアに不満があった。というよりアレクシアの実家で商売を得意とするクーパー男爵家が、シャーウッド公爵家の名を欲しがったものと思っていたのだ。性根が美しくないと。経
営の苦しいシャーウッド公爵家がクーパー男爵家を頼ったことも気に入らない。打算で結ばれたと思われた婚姻であったが、ダレンとアレクシアは、実は一三年前に既に会っていたのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-14 07:32:47
5964文字
会話率:49%
ある日公爵令嬢アレクシアは、お一人様を満喫していたアラサー有森優花の記憶が甦る。同時に、この世界がなんとなくやった乙女ゲームの世界であることに気付いた。ミリしらよりマシな程度のね!?
遠くから眺めるだけのモブだったら最高なのに、与えられた
役割は悪役令嬢。でもそれはいい。超がつくゴージャス美人でスタイル良しの悪役令嬢はかっこいいが詰まっている。それにヒロインよりはマシだ。
だけど断罪されて修道院行きなんてのは冗談じゃない!美味しい物が食べられないじゃない!
絶対に断罪回避を胸に誓い、まずはヒロインが登場する前に王太子の婚約者候補を辞退しよう。どうせ嫌われているしね!ずっとストーカーまがいのことをしていたせいだけど。
今までの行動を思い返すと、申し訳ないやら、恥ずかしいやらで、むしろ王太子に近づきたくない。恋愛に興味のなかった前世の記憶が甦ったせいか、恋心は霧散したのでこれ幸いとフェードアウトさせていただきます!
無実の罪を着せられたくないので、ヒロインのカモさんたちは近づかないでください。恋だの愛だのアレクシアの人生に必要ありません。だって父と兄に溺愛され、実家公爵家に居座りオッケー、身分もお金もあるのでひっそりお一人様を優雅に満喫します!
……って思っているのに、あれれ?
※ 作者に都合のいいゆるふわ設定なので合わない方はそっと閉じてください。
のんびり更新していくので、お付き合いいただける方よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 18:00:00
198669文字
会話率:38%
アレクシア王国の4番目の子供として生まれたアレスは、日々窮屈な生活を過ごすことしかできなかった。そこに限界を感じたアレスは城の外にでて、いろいろな人と出会う。
そこでの自由な暮らし。同い年の女の子と仲良くなったり、日々の充実さを実感したアレ
スはそこの出会いに満足し、城に戻るがそこで、優しくしてくれた人たちが奴隷として厳しい扱いを受けていることを知り、王様になることを決意する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 00:00:00
1651文字
会話率:30%
日本であっさりと命を落とした俺は、『バラリティバースト』というゲーム世界の主人公に転生していた。最強ステータスを獲得するため、ラスボスも一撃で倒せるくらいやりこんで無事クリアしたが、なんやかんやあって命を落としてしまう。次があればモブとして
のんびり生きようと思っていた俺だったが、『バラリティバースト2』の世界に転生し、念願通りのモブキャラになったのだが、前世の能力すべてを引き継いだ最強状態でのスタートだった。その力を隠して生きていた俺だったが、ある日街中で強盗に襲われた老婆を助けてしまい、その場面を聖女アレクシアに見られてしまう。そして、その聖女は『バラリティバースト2』のラスボスと噂されていた人でもあり……アレクシアから熱烈なるスカウトを受けることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 07:10:00
80704文字
会話率:41%
男爵令嬢、リフレクシア・リターナは、万象の反射という桁外れに凶悪無比な特性を持ってこの世に生まれ落ちた。
魔物の群れを鎧袖一触、ただそこにいるだけでことごとく蹴散らした恐るべき力を買われたのか、さして高くもない身分でありながら、美貌の見事さ
とオツムのよろしくなさで知られる第二王子の婚約者として選ばれたリフレクシアであったが、
「リフレクシア・リターナ! 今日この時をもって、お前との婚約を破棄させてもらう!」
バカ王子が、バカなことして、バカな取り巻きやバカな泥棒猫共々、バカな末路を辿りましたとさ。
かくして男爵家に出戻りしたリフレクシア。
やることがなくなり手持ち無沙汰となった彼女が、ある日、男爵領にある広い森へと暇潰しの散歩に行くと、一人の少年が太い木にもたれるように倒れていた。
「行き倒れですわね。別に珍しくもありませんわ」
そのままスルーするかと思われたが、少年がまだ息があるとわかり、リフレクシアはやむなく彼を助けることにするのだった──これが運命的な出会いだったと知ることもなく。
今作は、短編『婚約破棄はよろしいですけど、私の異名をお忘れではなくて?』のその後の話となっております。短編が未読でも今作を読むのに特に支障や問題はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 18:05:15
49538文字
会話率:52%
男爵令嬢リフレクシア・リターナは何の前触れも……いや、彼女は気付いていた。
すでに婚約者である第二王子の気持ちは、立て直しがほぼ不可能なまでに伯爵令嬢へと傾いていたことに。
だが、第二王子はわかっていなかった。
無敵の反射令嬢などと呼ばれ
る彼女の、その底知れない力を──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 06:32:46
3659文字
会話率:35%
学園の卒業パーティーの運営に関わっている生徒会の仕事が忙しいと、婚約者にエスコートされることなく、会場に入ったアレクシアは、憂鬱だった。
あんなに仲の良かった、愛を育んできたと思っていた婚約者が、自分以外の女性と二人っきりでいる姿を見てしま
ったからだ。
なんとか令嬢としての仮面をかぶり、平常を装っていたが、婚約者が美しい女性を伴ってステージに上がり、アレクシアの名を呼んだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 01:15:18
4117文字
会話率:54%
リール王国の王太子アンリは頭が痛い。
それというのも、愛しい婚約者から結婚の延期を言い渡されてしまったからだ。
せっかく王太子妃教育も終わりが近づき、婚姻の日取りを決めようという時期になったというのに。
なぜ、なぜなんだ。こんなにも結婚を待
ち望んでいるのに。
しかし、婚約者のエレクシア・ジュレ・エンデバルトにはある思いがあった。それは……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 17:00:16
6088文字
会話率:62%
わたくしの主で、いとこで、親友のアレクシアは、彼女が9才の時にご両親が暗殺されたことで、壊れてしまいました。10才の時、喪が明けてもいつまでも喪服を脱ぎたがらないアレクシアに困り果てた侍女がムリヤリ喪服を脱がせたら、入水してしまいました。将
来の夢は、兄君で次期北領当主カール様の影武者になり、身代わりとなって殺されること。兄様至上主義で、ノーザンブリア至上主義です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 07:00:00
516997文字
会話率:27%
恋愛結婚が主流になってきた時代に貴族令嬢アレクシアに舞い降りた、女嫌いと噂されている伯爵との縁談。どうやら彼は学院で同級生だったそうだが全く覚えていない。アレクシアは顔も知らない男性と結婚してしまうのか。
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最終更新:2024-04-08 17:00:00
6320文字
会話率:52%
負けず嫌いな公爵令嬢アレクシア(シア)。
初恋もまだなのに、うっかり「好きな人くらいいるわ!」と、友人達に見栄を張ってしまう。
嘘を本当にするために、『初恋相手』を探しに出かけた公園。
そこで知り合った令嬢宅で出会ったのは.....…なん
と、頭に猫耳が生えた第三王子、クラレンス様!
「好きなひとに『好き』と言われるって、まるで奇跡みたいね?」
自分でも気付かない内に始まっていた、シアと王子の初恋と、猫耳の行方は?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 13:43:40
17655文字
会話率:43%
あるところに1人の腐女子がいた。
しかし彼女は不幸なことにトラックに轢かれ、意識を失う。
そして次目を覚ました時、そこは自分の好きな作品[聖女の誓い]というゲームの中だった!そしてなんと自分は悪役令嬢、アレクシア・ハーヴァー公爵令嬢になって
しまっていた。
最初は混乱していたものの、すぐに推しCPが“いる”ことに気が付き、人目を憚らず推し活を始める。
そしていつも通り推し活をしていた時、そこには主人公の聖女がいて__!?
こちらは短編になっています。
この作品の長編バージョンも執筆予定ですが、いつになるかは分かりません。
サクッと読める短編になっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 20:56:18
16310文字
会話率:38%
フェアクロフ公爵令嬢アレクシアは高位貴族の娘として相応しくあろうとしていた。
なのに、最近婚約者である第二王子はそっけない。
そんな彼にしつこく接近する令嬢がいた。
言い様のない不安を感じ、アレクシアはフェアクロフ公爵家に代々伝わる
魔導書を手に取る。
魔導書に導かれ、アレクシアは意地を張らずに素直に気持ちを伝え、望む未来を手にすることができるだろうか———。
これは決して暴れ牛と、それをいなすマタドールの物語ではない。
「オネエな魔導書」がほかのライバル令嬢を導いたら、というお話です。
導入の説明を大幅に省いていますので、
「オネエな魔導書に導かれ、婚約者とヒロインの裏切り回避を目指していたら、氷の公爵子息に溺愛されました。」
を先に読まれることをお勧めします。
果たして、ほかのライバル令嬢が魔導書を手にしたとき、どんな風になるのか。
お楽しみいただければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-19 19:00:00
14582文字
会話率:47%
【逃げ切ってやる! 絶対にだ!!】
乙女ゲーム黎明期、現代では定番となった歴史ものがまだ目新しさを残していた2000年代。
一度始めたらやり込まないと気が済まない一人の高校生がいた。
彼女は今日も今日とて尖りに尖った設定の乙女ゲームに辟
易とし、それでも止められずにコンプリートを目指す。
攻略情報も現代に比べ少なくデマも多い。
それでもコンプまであと少し、家族と外出中も携帯電話でスレッドに齧りつく彼女に突然強い衝撃が襲い、そこで意識が途切れた。
意識を取り戻した彼女が目にした光景は見知らぬ天井に金髪碧眼の美女。
あんただれ?そもそも何言ってるかわかんないんだけど?
これは制作陣の正気を疑う攻略対象から逃げるヒロインが別のゲームからの転生者に出会うまでの18年間の話。
※別小説【ヒマを持て余した神々のアソビ】の外伝です。
https://ncode.syosetu.com/n8100im/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-19 12:00:00
12801文字
会話率:32%
愛のない政略結婚をしたアレクシア。でも少しくらい私だって愛されてみたい。そこで屋敷に来た怪しげな魔女と名乗る行商人から惚れ薬を買って、夫の食事に混ぜることに。せっせと薬を盛る妻と、最初から惚れている夫の話。
最終更新:2024-01-08 12:00:00
5358文字
会話率:43%