ユイラ・ワンは恋愛小説が好きな極普通の少女である。特に龍人や狼獣人がヒーローの、運命の番【つがい】をテーマにした物語には憧れが止まらない。私もそんな人が現れたらどうしよう、彼と一緒に彼の国へ……いや無理だわ家族大好きだもの。嫁入りするにした
って他国は嫌。ま、運命の番なんて今はもう感知できる獣人も少なくなったっていうからこれもまたおとぎ話の一種よね。そう思いながら王立学園に入学しようとしたその時、背後から聞こえた「我が番よ!」の声に、トキメキが爆発しかけたのだった。ちょっと思ってたのとは違ったけど。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 21:07:36
6046文字
会話率:54%
この世界、乙女ゲームだけど児童小説でもあるし絵本も混ざってない? ごちゃまぜアンソロ世界じゃない? そう気づいたけどきっとわたしはモブなので、何もすることは無い。魔女の養い子の友人と平和に学園生活を楽しんで、処刑の日に血染めのハンカチを買っ
たりわたあめを食べたりする一般的女学生の日々を満喫するだけ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 11:30:14
4618文字
会話率:56%
現代日本から転生したけどあまりにも薄ら「自分、昔日本で学生してたんだよなあ」くらいの記憶だったので完全に妄想だと思って生きてきた俺、元同郷と思われる女性がはっちゃけててあれは妄想じゃないんだなあと理解。それはそれとしてやってることがやばいの
で大人たちが動き出したし、下っ端生徒はざわめくし、学園が荒れればハンカチが売れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-09 00:38:41
2881文字
会話率:50%
王子×平民BL
伏線とか無しでさくっと終わらせたい
最終更新:2025-04-30 11:37:48
245291文字
会話率:33%
新宿三丁目のバー「リグレット」。寡黙なマスター桐生徹の裏の顔は、非情な闇金。過去の後悔(リグレット)を抱え、孤独に生きる彼の元に、ある雨の夜、血まみれの男・佐々木が転がり込む。男が持ち込んだのは、ヤクザ組織「錦龍会」が管理する23億円相当の
ビットコインウォレットだった。
やむなく佐々木を匿った桐生は、錦龍会の冷酷な追手・鬼塚だけでなく、ウォレットを狙う悪徳警官「ハイエナ」のリーダー・溝口からも追われる身となる。情報屋「ネズミ」、元刑事「田所」の助けを借り、桐生は新宿の街を駆け抜ける。
佐々木は重病の母のため、桐生を裏切ってしまう。激怒しつつも、桐生は彼を見捨てきれない。錦龍会、ハイエナ、そして背後で蠢く巨大な力の影――三つ巴の死闘の末、桐生を待ち受けるのは、苦い勝利か、それとも破滅か。
失われたものと、守りきれなかった後悔。現代新宿を舞台に繰り広げられる、硝煙と哀愁のハードボイルド・アクション。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 17:20:00
38327文字
会話率:41%
まだ空に色の名前があったころ、都市の地下に棲む小さなネズミは、人知れず「忘れられた感情のかけら」を夜の街に落として歩いていた。
その光に触れた人々は、記録されなかった温かな記憶をふと胸に思い出す。
ある晩、ネズミはすべてを忘れた少女に、失わ
れた名前「ヒカリ」を取り戻させる。
誰も姿を見たことはないが、今もなお、ネズミは小さな光を静かに運び続けている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 22:47:43
1057文字
会話率:17%
《続刊できなかった作家が読むと、共感できるかもしれない救いのある短編》
1巻打ち切りを食らった崖っぷち作家・支倉は、編集者への恨みや他作品への妬み、自分の力不足で心が疲弊し、小説を書く意味を見出せなくなっていた。
そんな状態のクリスマス
イヴの夜。アパートの水道管が破裂してしまい、部屋が住めない状態に。
支倉は大家の紹介で彼の孫・千尋の店に世話になることになり、さっそくカフェ【ヘクセンハウス】を訪れる。
金髪碧眼で可愛らしいファッションをしている美女・千尋に思わずドキドキしてしまう支倉。
ついでに飼われているハリネズミも可愛らしい。
彼女の用意してくれた絶品シュトーレンとグリューワインに癒される支倉だったが、突然涙が溢れ出し――⁉
病めるファンタジー作家がファンタジーに出会う美味しくて温かい短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-24 07:30:00
15795文字
会話率:27%
あの有名な「うさぎとかめ」のレースが終わったあと、すべてが丸く収まった――はずだった。
だが、勝者の亀には心に引っかかる言葉が残っていた。「正々堂々勝負しろ」「寝ているうさぎを無視するなんて、かめでなしだ」と非難の声があがったのだ。勝った
はずなのに、素直に喜べない。「自分のやり方は間違っていたのか?」そう思い悩んだ亀は、本当の答えを探す旅に出る。
一方、敗者のうさぎもまた、自分を見つめ直していた。「なぜ、負けたのか?」本当は速く走れるのに、途中で寝てしまったのはなぜか――。彼が見出したのは、自分がずっと「比較」や「勝ち負け」に縛られていたということだった。自分を取り戻すために、うさぎも旅に出る。
旅の道中で、二匹はさまざまな動物たちと出会う。上から全体を見渡していたキリン、周囲の目に振り回されないフクロウ、ほんの一部しか見えずに誤解していたネズミ。それぞれが異なる視点を持ち、それぞれの「真実」を語る。
互いに成長し、やがて再会したうさぎと亀。今度こそ、正々堂々と、自分らしく――そして相手を思いやる形で、ふたりはもう一度レースに挑む。
この物語は、「勝つこと」「正しさ」「自分らしさ」について読者に問いかける。答えはひとつじゃない。だからこそ、互いの道を認めあうことが大切なのだと気づいていく物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-22 23:05:34
14099文字
会話率:39%
Writer by Akai Ahiru
(https://ncode.syosetu.com/n8993dn/)
2012年2月、ドイツへ語学留学にやって来た菅 桐子(すが きりこ)は留学早々に<童話>と呼ばれる魑魅魍魎の
一つ、<いばら姫>に取り憑かれてしまう。
そんな彼女の<童話>を祓ってくれるという頼もしい(?)仲間は、女装大男とシスコン少年?!
中世の剣を振り回す青年や巨大な怪鳥。魔女や魔弾の射手に死神、騎士……。
他にも沢山の童話キャラクターたちが彼女らに襲いかかる。
はたして桐子は無事に元の生活に戻ることができるのだろうか!
※2018/07/14 第二幕の一部分を大幅に改稿しました。♯8-3 <ネズミの皮のお姫様>、♯9 <死神の召使いたち>、♯10 <池にすむ水の精>
2017/3 第五回ネット小説大賞、一次選考通過
・ドイツが舞台と言っても浅いドイツ知識とエセドイツ人な登場人物とで構成された物語です。あたたかい目で見守ってください;;
どうぞよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 22:00:00
523326文字
会話率:38%
ラグナロク西暦840年8月1日。
時は地球連邦軍と宇宙連邦軍との間で長きに渡る戦争の真っ只中。
宇宙を股に駆けるサタン商会の黒い不穏な情報が入り、宇宙連邦軍の第三宙域艦隊の別動隊が調査をしていた。
民間人のスペースノイドに扮したとある
隊員の男は、仲間と共に何とかサタン商会が保有する貿易コロニー【ハムレット】に小型輸送船の船長として潜入する。
人の目を盗んで秘密の地下研究所へと侵入する。
そこで彼が見たのは、今まで見たことの無い機体と戦艦だった。
やはり噂は本当だったと確信し、後ろに振り返った瞬間、そこに居たのは自分の額に銃口を突き付けた美しい男の姿だった。
男は引き金を引いて隊員の男を撃ち殺すと、直ぐに踵を翻して不敵に笑う。
「予定より少し早いが、ネズミは早い内に駆除する方が良い」
この物語は、一人の男が世界に復讐して世界を征服する物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 08:40:11
46025文字
会話率:45%
48歳おひとり様の誕生日
公園でひとりハッピーバースデーをしていると不思議なネズミがあらわれた
レストランに行くお金がないなら稼げばいいという
なんとネズミは魔法使いだった!
最終更新:2025-04-13 21:06:32
2535文字
会話率:47%
人間の主人公。
目が覚めると滅亡した国の王女になっていた。
しかし、ネズミの王国の王女だった!
執事のホームズと共に、国を作って国民を集めて、再び国王との再会を目指していた。
最終更新:2025-04-05 16:12:03
2309文字
会話率:60%
リリカはシャウムブルク学園の五年生だ。渾名は『野ネズミ』。これは幼い頃に夢を諦めた野ネズミが、本当になりたいものに気付くまでのお話。あるいは、家猫が野ネズミを捕まえようと必死な恋愛譚。
『ゲーム世界に転移して10年経った元ユーザーの物語』
の番外編です。本編を読まなくても分るようになっています。
六話完結。一日一話毎朝6時に投稿予約済みです。【春のチャレンジ2025】参加作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 23:23:57
46501文字
会話率:36%
春の訪れと共に、不格好な蜥蜴、わたしは恋をした。
野を駆ける小さなネズミに抗えぬこの想い。俊敏な身のこなし、露を宿すような瞳、そして愛らしい尾。種族を超えたその感情は、許されぬと知りながらも募るばかり。
叶わぬ恋としても、言葉を交わしてみた
かった。
※オカルト小説マラソン参加:テーマ『ツチノコ』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-17 15:09:36
2810文字
会話率:15%
田舎貴族のセオドア(テディ)・ウォール伯爵は、社交界で華々しく生きるより、田舎の領地で慎ましく生活したいと願っている青年。社交界デビューをする妹のためにどうしても断れなかったクレッシェンド侯爵の夜会で、悪役令嬢クローディア・バーデン公爵令
嬢に出会ってしまった。
クローディアはエルトリンゲン王太子の許嫁であったが、王子は身分差のある平民のナターシャ嬢に好意をもっており、焦りを感じたクローディアはテディに王子のハートを射止めるために手を貸すように強要される。
妹のために嫌々手伝っていたテディであったが、手伝ううちにクローディアの可愛いところがあることを知って、「お前、あんなクソ王子なんかやめて、俺にしろよ!」とつい口説いてしまった。「あなたのような貧乏貴族がこのわたくしを口説くなんて、100年早いわ!」「獅子がネズミに恋をしますか!」と言っていたのに、最後は「大好き」と言って落ちてしまった。
うっかり悪役令嬢を恋に落としてしまったテディは、彼女を王妃にするために働くことになり……。
うっかり悪役令嬢を落としてしまったやる気なし青年の立志伝。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-16 14:05:41
235506文字
会話率:44%
死んだネズミとネズミを殺した側の話。
死んだネズミにはこんな物語があったのかなと完全想像で書いてるのが申し訳ないところです。
本編は2話なので創作に興味が無い人は2話からお読み下さい。
最終更新:2025-03-16 00:35:10
916文字
会話率:0%
ネズミ視点のかるーいお話
最終更新:2025-03-01 00:37:11
933文字
会話率:0%
森の北東、大きな切り株の下に暮らすアリたちの王国。彼らは日々懸命に働いているにもかかわらず、蓄えが減り続けていました。その原因は「財務庁トカゲ局」による過酷な徴収。トカゲ官僚たちは「森の未来のため」という名目で、アリたちの労働の成果を搾取し
続けていたのです。
ある日、一匹の若いネズミがアリたちに真実を問いかけます。「その"未来"はいつ訪れるんだい?」この問いかけは、まるでパンドラの箱を開けるようなものでした。真実という名の災いが広がり、もう元には戻れなくなります。
ネズミの呼びかけで、森の生き物たちは「虫たちの春」と名付けた大規模な集会と行進を開催。アリ、ネズミ、リス、カエル、鳥たちが団結し、トカゲたちの不当な搾取に対して声を上げます。この抗議によってトカゲたちは「情報公開」や「住民審議会の承認」などの譲歩を余儀なくされました。
しかし、一度開いてしまったパンドラの箱は閉じることがなく、真実を知った生き物たちはもはや以前の生活には戻れません。森中で「希望はどこにあるのか」という問いがささやかれる中、老フクロウは「パンドラの箱の底に残された希望」について語ります。それは過去に戻ることではなく、知ってしまった真実と共に生きる道を見つけること。アリたちの春は、トカゲに奪われた冬を取り戻し、共に新たな希望を探す旅の始まりとなったのです。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-15 08:06:45
2735文字
会話率:33%
あの地下深くまで掘られているトンネルの使い道はなんなんだろう?
エブリスタに投稿している同名作品を加筆修正しています。
最終更新:2025-03-10 13:00:00
4900文字
会話率:3%
お前は良いな、そんなに食欲があって、俺なんて何の欲も湧かないんだ。
エブリスタに投稿している「生き残り」を加筆した作品です。
最終更新:2024-06-17 13:00:00
1622文字
会話率:6%
「いいね」欲しさに水辺で動画を撮影している。
夏のホラー2023参加作品です。
最終更新:2023-07-10 13:00:00
319文字
会話率:0%
帝国首都にして1000年の歴史を持つ「アインスブルク」で青年アルトは下水掃除人を生業としている。
アインスブルグにおいて、下水掃除人はなくてはならない職業だ。アルトを始めとした下水掃除人は下水道を掃除して、家々から出る汚物で下水や排水口が詰
まって汚水が逆流するのを防ぎ、害虫やネズミが路上に出てこないように処理している。
しかしアルトたち下水掃除人は人々に忌み嫌われている。ゴミ・汚物扱いされ、人々と同じ風呂屋や飲食店に入れない。
市場にいっても差別され、商品を売ってもらうことすらできない。
だが、人々は知らない。彼ら下水掃除人「ラットキャッチャーズ」が、人類社会最後の防波堤であることを。
暗く湿った暗渠の先には、地上の人々の想像を絶する地下世界が広がっているのだ……。
ヴァーミンタイド、ウォーハンマーRPGがモチーフです。
ゴブリンスレイヤーが好きな方向けです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-07 20:57:56
65378文字
会話率:48%
路上に死ぬネズミは忘れ去られる
キーワード:
最終更新:2025-03-05 11:35:04
789文字
会話率:7%
目が覚めた時、オレには親がおらずイタチ族の勇者として世界樹に預けられていた。
ここは”想いが力をもつ大地“ネズミ・イタチ・カエル・インコ・トカゲ・リスといった人間と話せる動物たちが”言葉ある種族“として暮らしている。
”勇者“の役割は、
魔力によって心を蝕まれ”魔王“となってしまった生き物から皆を守る事ではあるが、ここではそれ以前に自然そのものが脅威である。
例えば自分の顔くらいのスズメバチやバッタが集団で襲い掛かってきたり、精霊の戯れで命を落とす事もあれば、ナマズや鯉に一呑みにされかけることもままある。
特に猛禽類は恐ろしく、トンビや鷹は炎は吐けぬ物の、その巨体とするどい爪でドラゴンと縄張り争いをしている。
キツネやタヌキなどの肉食動物すらも自分たちの背丈より大きく、熊や猪といった大型獣はもはや巨人と同レベルの存在、陶器の巨人の頭がクマに引き裂かれ地面に転がっている事もある。
そんな不思議な少し危険な世界で、オレは人々を守る勇者となった、ゆえにオレは世界を変える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 12:20:42
10841文字
会話率:48%
悪魔を召喚するはずが悪役令嬢を召喚してしまったと言われましたが、わたくしが帰還するにはこのネズミ男の願いを三つ叶えるしかないらしいんですの。でもネズミ男がいじめられているのは貴方がネズミ男だからですのよ、背筋を伸ばす!はきはき喋る!貴族らし
くなさい!いいでしょう、わたくしが貴方を磨きに磨いてやりますわ!さぁ願いを言いなさい!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 14:00:00
30311文字
会話率:57%