1999年9月、当時高校生だった西岡善行の放課後の定番は、近所の個室ビデオ店へ行く事だった。個室と言っても、板1枚で区切られた半個室だけど。その半個室は畳1枚分の広さがあり、畳の上にテレビ台と、14インチでビデオデッキ一体型のアナログ・テレ
ビ受像機が載っており、他には座布団1枚とヘッドホン1つ、小さなゴミ箱が1つ有るだけ。個室内は飲食禁止かつ禁煙。個室へは、VHSビデオを1本貸してもらってから入る。利用料金は1回につきビデオ1本と個室利用1時間で300円。
ビデオテープの中には、市販のVHSビデオテープにタビングされて流通しているビデオもあり、西岡はいつもそういうビデオを借りていた。たまに、一般的なレンタルビデオのアニメや音楽なども借りていたけれど。
この物語は、西岡が視聴していたビデオの事とかをレビューする話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-10 22:19:48
13130文字
会話率:0%
依頼者が提供した一本のビデオテープ。
そこに記録されていたものとは――
最終更新:2024-12-11 00:46:16
5973文字
会話率:0%
地球が滅んで、消滅して幾星霜。太陽系を脱出して遥か彼方。その場所がどんな星か、名前も形もわからないところで、人間は生き延びていた。きっと地球を出る時には人間の姿ではなかったであろうが、しかしヒトは滅んでいなかった。よくも悪くも。これはヒトが
人間ではなくなって、しかし人間であり続けようと、人間とは何かを追い求める一人の青年の旅記録である。地球時代の唯一の遺物、カセットテープを回しながら。雑音混じりの音楽と共に。
※カクヨムにも同じものを掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 00:37:19
27701文字
会話率:74%
夏休みも中盤戦。好きな人に“好き”と言えない僕は、悶々と部屋で過ごしている。春のフリーマーケットで買ってきた、古びたカセットテープ式のウォークマンを手にして……。
最終更新:2024-11-13 14:34:11
4781文字
会話率:23%
部長の見目と美声に一瞬で恋してしまった私は、即、放送部へ入部した。
そして迎えた、私の放送デビュー!
前日、放送室で二人きりになった部長と私は??
最終更新:2024-11-10 12:00:00
1160文字
会話率:24%
スクールカースト最下位の私(女)は、女子から執拗ないじめを受けていた。
「月曜が来るのが嫌だ!!」
休み中くすぶり続ける私が偶然見つけた古いカセットテープに入っていた曲に……
私は触発された。
最終更新:2024-01-29 15:50:14
2288文字
会話率:5%
放送部の部室に二人っきりの、先輩(男)と後輩(女)のお話
最終更新:2021-12-15 14:24:32
1000文字
会話率:30%
婚約破棄とセットでの処刑を目前にした令嬢の前に現れた悪魔。魂を売り渡す代わりに、1年前に巻き戻る、という内容の契約を交わす。しかし回避失敗。何度も死に戻りを繰り返すうちに令嬢に芽生えた素朴な疑問。なぜ過去に戻る事を『巻き戻し』と言うのだろう
? 巻き戻しって何を巻いてるの?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 20:37:48
2193文字
会話率:77%
マスキングテープからの指示に従わないと、俺の五感が一つずつ失われていく…。
最終更新:2024-10-23 22:59:52
332文字
会話率:15%
中学生の主人公らオカルト研究会のメンバーが、学校にまつわる不気味な噂を解明していく物語です。研究会には主人公と友人の直樹、そして会長の紗月先輩の3人が所属しています。ある日、学校の七不思議のひとつ「消えた放送」が謎を呼び起こし、廃棄されたカ
セットテープに隠された真実に迫ります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 18:00:00
11803文字
会話率:32%
唐突に彼女はいった。
「ガムテープってなかなかの粘着力だよね」
そこから始まる、青春ってやつ。
最終更新:2024-09-26 19:00:00
2049文字
会話率:43%
これは、ただの記録。僕の..。そして僕はただの相談員。
僕の所に来る人達は、大抵自分でも悩みが分かっていない。今まで相談を受けて来た人達は皆同じことを言う。
「自分が自分じゃない。」
「考えてする事や、行動など、まるで他人に操られているみた
いだ。」と言う。
あ~、分かるよ。僕も時々そうなる。
今回の相談に来ている彼女も、きっとそう。
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最終更新:2024-09-26 15:50:14
953文字
会話率:62%
アフメド医師にとってサラは最愛の女性だった。最も近くにいたのにも関わらず、彼女について知らないことがあった。そのうちの一つが窓のそばで祈る彼女の姿だった。サラは何を祈っていたのか?
サラの祈りについて気になっていたのはアフメドだけではなく
、二人の友人ブシュラもだった。調香師であるブシュラのアトリエにある日突然やって来る若い新聞記者ウムト、ブシュラは彼にサラについて話してみる。ウムトがサラの祈りついて解き明かすことは星を掴むような話かもしれない、それでも彼のことを信じてみた。そこにも祈りに似た何かがあった。
エジプトの政治家マルコは、医師として許されないアフメドの望みを水を飲むように受け入れる。アフメドは彼の黒く不吉な影に気が付いていたのだろうか?全ての光を集めるように陽光の下に立っているダリヤ、病院の中庭で立ち尽くす彼女の姿はウムトにはあまりにも眩しかった。
カモミールが病院の中庭にあるベンチのそばで咲いている。花の香りと花弁の奥底にある真実は何か?ウムトはサラの祈りに辿り着くことができるのか?古いカセットテープから流れる音楽がアフメド医師を包み込んでいる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-10 22:00:00
418958文字
会話率:38%
ひさびさの休日を得ることができた主人公、山咲心太(やまさく しんた)。だが、これといったことが思いつかず、惰眠を貪ることに。そんな彼が目覚めると、なんと彼は人型の兵器として、異世界に転生していた。
転生先の街で、たくさんの人に見守られる中で
信達は体内に埋め込まれていた録音テープから、自分は魔王軍の科学者によって作られ、そして試作品だからと捨てるように命令されていたことが判明。自分の不遇さに絶望する信達を、街の人々はどうするものかと議論する。そんな時、魔王軍の襲撃を告げるアラームが町中に鳴り響く。慌てふためく市民とは違い、街の娘であり剣士であるミサは信達に協力を要請する。しかし、自暴自棄となり、魔王軍に対する恐怖は自分も同じだとそれを拒否。やむを得ずミサや他の戦闘員はそんな彼を置いていくことに。そうして信達はどこにいくべきかと悩み込むが、そこで突如録音テープが、自分を生み出した科学者の言葉を流し始める。それは、自分を構成する物質、そして、その体内に生みこまれた数々の能力についてであった。その事実のよって奮起した信達は、リサたちが繰り広げる魔王軍との戦闘に乱入する形で参戦する。
理不尽とも言える攻撃性能と、不死ともいえるその能力に魔王軍の一隊は壊滅した。調子よく、そのまま自分を捨てた魔王軍の壊滅を宣言する信達。そんな彼に街の人々は賛同しかねてたが、ミサは彼の性能を見て彼の強さは確かなものであると確信。信達についていくことを伝えると、彼もまた彼女のことを喜んで迎えるのであった。
そうして魔王の城にたどり着いた信達とミサ。そこで待ち受けていた魔王軍の幹部たちをも信達たちは撃破していく。そしてついに、そんな彼らの元に魔王が姿を現す。即座に魔王に対して攻撃を仕掛ける信達。しかし、そんな彼の体は一瞬で破壊されてしまう。『時そのものを操る』能力を持つ魔王は、自己修復を行おうとする信達に対し永遠に、体が崩壊した瞬間を繰り返すように封印し、無力化したのだった。しかし、そこで信達の中に埋め込まれていた最後のプログラミングが覚醒。究極形態となった信達に対して魔王は再び永遠の封印を行おうとするが、『空白を生み出し、塗り替える』能力を得た魔王はそれを無効化。逆に魔王が積み上げてきた時間を空白とし、その力を無力化したとともに、魔王を空白の封印の内に閉じ込めるのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-10 11:14:46
3676文字
会話率:63%
今はもうない父親の実家を懐かしみながら一人で暮らす悠子(ゆうこ)は、ある日近所で古ぼけた神社を見つけた。そこには狐面を被った奇妙な男がいて……。
父親の死によって大切な家を何もできず手放すしかなかった悠子と、百五十年前の大火で居場所と大切な
人を失った神使の狐。
かつて大切な場所があった町から離れたくないという狐の思いに共感した悠子は、当面の間だけ彼を自宅に置いて面倒をみるようになる。
お互いの境遇が似ていること以外には何もない二人は、一緒に過ごす時間の中で少しずつ距離を縮めていく。
この作品は作者個人サイトにて掲載していたものを再編成したものです。
初出:2017/11/11 完結:2018/03/03折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-04 00:20:13
193305文字
会話率:52%
こちらはR15表記です。小説家になろう、カクヨム、ノベルバ、ノベルアッププラスに掲載予定。
『爪先からはじまる熱と恋』
〜イケメンを拾ったら囲われました〜
【逆ハーですが純愛です!】
人生観変わっちゃうかもよ?な激甘・激重恋愛物語です。
主人公
緑川 蒼(みどりかわあおい) 25歳
一般的な接客業をしている一般人のはずだった女の子。ある日突然現れたイケメンを拾ったら…いつの間にか溺愛されて出会った全ての人からも愛されてしまっていた。
『命が燃え尽きるなら、ゴールテープの先まで走り抜けたいな、って思う』
そんな彼女が求める人生のゴールとは?
主人公を取り巻く心のやり取り、そしてその命と愛の脈動を感じて欲しい。そんなストーリーです。
登場人物
NO.1
ヤンデレ童顔、甘えん坊系と責任感強めの支配者イケメン。決める時は決める!甘さと辛さがクセになるタイプ。
NO.2
猫目のクールビューティーイケメン。普段のクールな様子とは裏腹に好きな人にだけ見せるロマンティックな言葉を吐くギャップ萌え系イケメン。
甘い言葉に激重感情を載せて溶かすタイプ。
NO.3
ロングヘア、ピアスジャラジャラのヤンチャな印象とは違って冷静で大人なイケメン。
大人っぽい顔をしながら昏い過去を抱えて、繊細で脆くもありつつ、大人の一線を引ける。
支配欲、独占欲が強めの甘やかし系サディストタイプ。
※ハッピーエンドのつもりで書いておりますが、もしかしたらメリーバッドに感じる方もいらっしゃると思います。
喪失感と涙を感じていただけたなら、ぜひご感想をお願い致します\\\\٩( 'ω' )و ////
R18表記ありのオリジンは小説家になろう、アルファポリス、pixivに掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-24 07:30:56
679600文字
会話率:54%
「僕」の住む街に伝わる伝説。それは、銀色のテープを結べば、会いたい人に会えるというもの。でも、「僕」はその伝説が大嫌い。だって、一度も会えたことが無かったから。
でも、「僕」が好きな「あいつ」はそれを信じている。今年もいそいそと、テープを結
びに出かけていく。あんなに一生懸命になって。その事実が「僕」を苦しめていた。
「あいつ」が会いたい人は、一体誰なんだ。
「僕」が目の前にいるのに。
そんな「僕」は、ある年のクリスマスに、不思議な男性に出会う。
その彼は、テープを辿って、「僕」を冒険へと連れ出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 10:59:25
9752文字
会話率:31%
恋愛と日常を中心としたショートストーリー。
人はときに、頭から離れなくなってしまう歌詞やフレーズを耳にする事がある。感受性豊かな10代の頃なら尚更で…
最終更新:2024-05-29 12:59:36
1509文字
会話率:0%
青少年教育施設に勤務する藤井は、夕方、宿泊する小学校の先生と打ち合わせを行っていた。いつもどおり、首尾よく打ち合わせを進めていたところ、先生からある相談を受ける。夜二十時、藤井は、バインダー、ビー玉、セロハンテープを手に、「地図の広場」へ
向かい、ひとりの男の子と時を共に過ごすのであった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-05-12 10:14:44
3880文字
会話率:50%
「宇宙を支配するのは愛か恐怖か」
「知的存在が存在することに意味があるのか」
私は壮大な幻視を見た。
宇宙を進む精神体のめくるめくような旅。
さまざまな形態の知的生命とその運命。
また宇宙そのものの行く末さえ視野に入れた。
だが、あの壮大な
精神の旅の行き着く果てで待っていたのは超越者スターメイカーの冷たい拒絶だった。
私は打ちのめされるが、ある悟りを得た。
それは慰めと勇気を与えてくれるものだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 19:00:00
2529文字
会話率:0%
ICレコーダーが普及した現代でも、「ICレコーダー起こし」という言葉は聞かない。
最終更新:2024-04-28 08:06:44
366文字
会話率:0%
会議は手段ではなく目的になりやすい。
最終更新:2024-04-18 06:14:40
274文字
会話率:0%
要は、速記とテープ起こしは、非なるものということです。
最終更新:2024-02-13 20:50:14
322文字
会話率:0%
アナログとデジタルについて考え続けています。まあ駄文ですけど。
第1仮説と第2仮説の検討が迷走していて、今回はデータとそれを記録する媒体について考えてみました。具体的にはカセットテープです。懐かしいと思った人は一読してみて!
最終更新:2024-03-25 00:20:00
7570文字
会話率:0%