フィールドには、計十六個の筒が並べられている。
他には、お互いのフィールドを区切る物は何もない。
それを中心に置いて、お互いのラケットでボールを打ち合う。
目標は相手が打ち返せないほどの一撃を放つか、あるいは筒を埋めることだ。
そう
して、タイムアップ時点でポイントの多かった方、あるいは指定された筒を全て埋めつくした方が勝ちとなる。
それが基本ルールだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 12:00:00
2991文字
会話率:31%
基礎スキー。
それは雪上の芸術家のようなスポーツである。
由紀菜は大会を明日に控え、スキー板にワックスをかけていると、
「そうは言っても、結局はセンスじゃない」
と同期に言われ、どんなに努力してもセンスを持つ者には叶わないのかと考え
ていると……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 19:52:23
9160文字
会話率:27%
リンローズは聖女の力を持っている。シュナウト王子の婚約者として彼の魔力制御も行っている。
だがある時父のくれたワインをシュナウト殿下に飲ませると殿下は死んだ。リンローズは王子殺しの罪びととして毒を飲んで処刑された。
だがなぜか半年前に死
に戻った。今度こそ無実での断罪を避けようと決心する。
そもそもシュナウト王子は平民との間に出来た子供で孤児院育ちだが他に王の次期国王になれるものがいないので王子になったのだった。そのシュナウトの婚約者がリンローズだ。
リンローズの母は現在の国王代理のロンドスキーの娘で父は前国王の弟。リンローズの父は無理やり王命で母と結婚した。それなのでリンローズは生れた時から父は冷たかった。それに愛人と子供もいた。
ロンドスキーは国王が亡くなった後王子の後継人となりそのまま王子の病弱を理由に国王代理になった。せっかく国王になれると喜んでいるとシュナウトの存在がわかったのだ。そのため何としてもリンローズと結婚させてその子供を王にしたいと思っている。
そして死に戻ったリンローズには前世の記憶がありここが前世で読んだ持ち込まれた小説の世界だと知る。なので知らなかった新たな事実が次々と分かる。
そして毒を飲んで死んだシュナウトも死に戻っていた。ふたりの運命は前世とは少しずつ変わって行くことになる。
すべて妄想の世界です。異世界風。誤字脱字はするりと流していただけると助かります。拙い話ですがどうかよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 06:16:34
172846文字
会話率:36%
わたしはロシア人。
日本に住んでいるロシア人。
日本人の男性と結婚して、幸せに暮らしていたロシア人。
でも、プーチンと同じ血が流れているロシア人。
ロシアの軍人と同じ血が流れているロシア人。
それが許せない。
この体に流れている血が許せ
ない。
ウクライナ侵攻が始まった日から平穏ではいられなくなった。
じっとしていることはできなくなった。
このままではダメだと思った。
だから、夫に黙って日本を出た。
向かったのはトルコだった。
でも、それが最終目的地ではなかった。
わたしは戦地に飛び込み、ウクライナ人を助けるための活動を始めた。
✧ ✧
トランプ大統領の登場でウクライナ問題が予断を許さない状況に陥っています。領土返還と恒久平和の実現に赤信号が灯っています。それでも希望を捨てたくありません。心は常にウクライナの人々に寄り添っていたいと思います。ウクライナに一日も早く平和な日々が訪れますように!
✧ ✧
アルファポリス、ベリーズカフェ、ノベマでも公開しておりますが、こちらのものが最新編集版となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 13:40:00
144645文字
会話率:17%
私とミステリの関係:
・途中で終われなくなってうっかり朝まで読んでしまう
・医療関係者でもないのにボンベイO型という特殊血液型を知っている
・車椅子の登場人物が出てきた時に気をつけるべき「実は歩けるし何ならお前が犯人」展開を最近は見なくな
った
・ので、先日見かけた時は新鮮だった
・でもベタ展開大好き
・↑「まさかの! 実は双子!」等
・北欧ミステリ読み過ぎて心情的には北欧がもう第二の故郷(※行ったことはない)
・「推理小説は最後のページで犯人を確認してから読む」と言われ、驚きのあまり一瞬気を失ったことがある
・大抵の話は「広義のミステリ」に分類する
・つまりドストエフスキー「罪と罰」もミステリ
上記の通りミステリ好きです。このエッセイでは本タイトルと同名の第1話でミステリへの愛を語ります。
連載形式にしているのは、ミステリでもそれ以外でも、好きな作品傾向や萌えシチュについて語りたくなった時の為です。
仕事の合間にほっこりと、愛するものについてキャッキャ語りたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 14:49:24
22446文字
会話率:1%
時は正徳四年十月二日――江戸・八重洲の片隅にある茶屋「風見庵」。
かつてこの店には、ひとりの浪人が度々姿を見せていた。
雨に濡れた蓑を払いながら、桂木新之助は久方ぶりにその暖簾をくぐる。
女将・お艶との再会。
静かに差し出されるみたらし団子
と湯気の立つ茶――
その茶碗の中で、運命を示す茶柱が立っていた。
忘れたい過去、取り戻せぬ誇り。
しかし、この町には、未だ消えぬ幕府の影が漂っている。
茶屋の灯りが揺れる中、新之助とお艶の再会は、やがてこの町の裏に潜むある秘密へとつながっていく――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 16:24:34
7524文字
会話率:14%
新しい春、新しい制服、そして新しい中学校生活。
佐々木由梨は期待に胸を膨らませながら、学校の門をくぐる。
そこには新しい友達との出会い、
部活動、授業…そんな「普通」の中学生生活が待っている、はずだった。
しかし、彼女の隣の席に座っ
ていたのは――まさかの老人!?
白髪に皺だらけの顔、語る言葉はまるで歴史書のよう。
そして驚くべきことに、彼の年齢はなんと150歳!
戸惑う由梨だったが、彼の話す内容はどこか興味を引くものばかり。
なぜ彼は中学生としてこの学校に通っているのか?
由梨は次第に、彼の過去と現在に巻き込まれていく。
年齢も価値観も大きく異なる二人が紡ぐ、不思議な学園生活。
時に笑い、時に驚きながら、互いに影響を受けていく日々。
おじいちゃん中学生との出会いは、由梨の人生に何をもたらすのか?
そして彼がこの学校に通う本当の理由とは――?
予想外の同級生との出会いから始まる、
奇妙で愉快な学園ドラマ。
ここから始まる物語を、ぜひ見届けてほしい。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 14:16:50
2279文字
会話率:15%
【これは構図で読むエッセイです】
彼は国家の敵ではなかった。
忠義に殉じ、命令を果たし続けた。
兵士に信頼された、ただひとりの外道。
それでも──国家に殺された。
この語りは、ロシアという国家の病理を断罪するものではありません。
外道とし
て生きた男の姿から、その国家が映し出された“構図”を透視する試みです。
プリゴジン氏は、傭兵組織ワグネルを率い、正規軍より機能した。
現場に立ち、兵に語り、命令を実行する。
その姿は、構造の外から国家を動かす“実行者”でした。
けれど、その信頼こそが、国家にとっての異物となってしまった。
忠義が、構造の中で最も危険なものになった瞬間。
それは、国家が“自壊不能”であると宣言した決定点でもありました。
本作では、彼の姿を通じて、恐怖による支配構造、改革不能な体制、そして未来秩序において「なぜロシアが切除される存在となったのか」を、語り起こします。
あわせて、前作ゼレンスキー編との対比──
「演じる英雄」と「殉じた外道」という二人の役者が、いかにして“国家という舞台”を構造的に支え、そして散ったかを対照的に描いています。
なぜ彼は、恐れられ、信じられ、排除されたのか?
──なぜこの国家には、忠義が“許されなかった”のか?
この語りは、答えではなく、視点を差し出すものです。
読後、構図の深みに静かに沈むような納得が訪れることを願って。
★読み始める前に
このエッセイには「第0章」という導入が添えられています。
語り手クラリタの背景と、語る意味の重さを記した起点として、どうぞご覧ください。
構図は、静かに語っています。
この語りが、あなたの中に一本の地図線を描きますように。
──クラリタより。
※本作は執筆クラリタ、構図設計KOBAの共同作業で制作しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 17:46:37
10042文字
会話率:4%
【これは構図で読むエッセイです】
2025年春、ある舞台が終わろうとしていた。
ウクライナの戦時大統領、ゼレンスキー氏。
英雄の役を演じきった彼に、
次の演目は、用意されていなかった。
これは、英雄譚の終わりを描く語りではありません。
国
家元首としての資質や政策判断を裁く視点でもありません。
ただひとつ──
彼が“演じる人”だったという事実から、
今、この役割の終幕を静かに見つめ直してみる語りです。
戦時という舞台の上で、
彼は一人で立ち続けた。
そして、演じ続けた。
一人宣伝省として、象徴として。
それができたのは、俳優だったからです。
けれど、和平という舞台は別物でした。
そこでは、「台本なき演技」は通用しない。
演目が変わったとき、
彼は“地力で語る国家元首”であることを求められた。
──それは、俳優の職掌ではないのです。
構図は、演目の転換点を映し出します。
そして今、舞台は変わったのです。
彼は役を降りるのではなく、
役の終わりと共に舞台袖へと去る──
その静かな構図を、語りは見つめています。
本作では、
彼が演じ続けた英雄像と、
彼が降りられなかった“次の舞台”について、
構図として語り起こします。
なぜ彼は、象徴となれたのか?
なぜ彼は、和解の舞台に立てなかったのか?
──そして、これからの役は誰が引き受けるのか?
この語りは、答えではなく、視点を差し出すものです。
読後、静かな納得が訪れることを願って。
★読み始める前に
このエッセイには「第0章」という導入が添えられています。
語り手クラリタの背景と判断基準を知る手がかりとして、どうぞご覧ください。
構図は、静かに語っています。
この語りが、あなたの中に一本の地図線を描きますように。
──クラリタより。
※本作は執筆クラリタ、その他KOBAの共同作業で制作しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 17:41:39
10879文字
会話率:2%
最愛の兄が亡くなった喪失感から廃人のように生きていたひろみは兄との思い出の公園の河津桜で兄に瓜二つの謎の桜男と出逢う
桜男は卵サンドをくれたお礼に「お兄ちゃんの代わりになってお前が生きている限り、一生、お前の傍にいて守ってやる」とひろみに
誓い、ハスキー犬のぬいぐるみに憑依してひろみにだけ聞こえるように特殊な力を使いひろみと暮らし始めひろみは少しずつ笑顔を取り戻しはじめる
だが…桜男の正体は亡くなった兄の浩二だった
博美に打ち明けたら傍にいられなくなるため、自分を桜男の精霊と偽り生涯、ひろみを守っていくことを決意した浩二
桜男を兄だと気付かずハスキーのぬいぐるみをこーじと名付けて彼との暮らしに癒されているひろみ
そんなひろみも高校を卒業して新たな生活を歩み始めるが…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 16:30:37
17190文字
会話率:78%
拘りが強く耽美主義者のももは美人だが気難しく趣味が偏っているために誰と付き合っても価値観が合わず恋に発展しないまま破局になり25歳を過ぎても乙女なまま…恋愛に興味がない
そんなももを心配する幼馴染のマリは嫌がるももを合コンに誘い、ももにひと
め惚れした純一にももとどうしても付き合いたいから連絡先を教えて欲しいと拝み倒され、もものメアドを教えてしまう
勝手にアドレスを教えられ腹を立てるももだがマリに「メールだけでいいから試しに一週間だけ付き合ってあげて」と頼まれいやいやながら純一とメールするが…
数日後に純一のしつこさとなれなれしさにももがキレて着信拒否にしてしまう
激怒するももにマリは謝りに行きももの家で夕食を食べながら最近、気になる人はいないの?と質問すると…ももから想定外の答えを聞くことになる
果たして変わり者のももが恋に堕ちる日は来るのだろうか折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 15:22:53
9290文字
会話率:84%
後編です。
終わりの方は少しドストエフスキーの影響を受けてます。
キーワード:
最終更新:2025-04-16 22:24:43
11958文字
会話率:0%
男は猫を連れていた。彼等は奇妙な探偵であった。彼等は二人、いや、一人と一匹で探偵なのだ。そして、彼等は悪霊と戦う探偵でもある。しかし、悪霊が殺人事件をおこせるわけではない。彼等は言う。
「幽霊に人殺しなんてできません。人を殺せるのは人間だけ
です」
結局、この世でおこる事件は、この世で生きる人間がおこすのだ。
今回は、猫と男の会話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 20:05:49
1656文字
会話率:97%
ごく普通の猫カフェの男性店員が、お客である男子高校生を見送ろうとした時に異世界召喚に巻き込まれる。
特に何か特技があるわけでもない男性店員は、いつの間にか現れた生活力ゼロの護衛騎士のハウスキーパーに任命される。護衛騎士と猫カフェの男性店員に
よる優しく甘い生活が始まるのだろうか……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-11 20:01:56
41260文字
会話率:43%
ギミナジウス国のセド(競売)は国の許可印さえあればなんでも売れる。「クニウリマス」ある日国が売りに出された。誰が出したかは分からない。色に溺れた暴君は言った。「面白い、売ってやろう」その一言で、前代未聞のセドが始まった。
参加者は、大貴族ラ
オスキー卿に、国一番の大商人ニリュシード、領土拡大を狙うマルドミ帝国のタラシネ皇子、そしてセドを営む外国人少女ハル・ヨッカーとその後見のブロード・タヒュウズ。
それぞれがそれぞれの思惑を抱え、陰謀×友情×正義×愛がせめぎ合う。
これは、決して歴史に残されることのなかった、或る王とその周囲の真実の物語。
※群像推理劇ちょっぴり恋愛風味のお話を目指しています。
※カクヨム、アルファポリスにも掲載中。
※残酷描写・流血描写あります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-03 21:03:14
190356文字
会話率:50%
歴史バトルロワイヤル:善と悪を考える
善とは何か? 悪とは何か?
そして、それらは本当に分かちがたいものなのか――。
人類が太古より問い続けてきた「善と悪」の本質に、時代も思想も異なる四人の歴史的知性が挑む。
登壇するのは、
理性と制度
による秩序を説いた儒家・荀子
神の律法を体現する預言者・モーセ
血と権力の渦中に生きた政治の女王・カトリーヌ・ド・メディシス
そして人間の内面の矛盾を描き続けた作家・ドストエフスキー。
議題は次第に抽象から実践へ、倫理から信仰へ、そして魂の奥底へと深まり、
「人はなぜ悪を選ぶのか?」
「神の命令が悪であったら?」
「善と悪は共存するか?」
という根源的な問いがぶつかり合う。
幕間にはヨブ記をめぐる対話、悪女と呼ばれた女王の沈黙、観覧者からの問いかけ――知と感情の火花が静かに交錯する。
最後に残るのは、“正解”ではなく、“問い続ける強さ”。
対立ではなく、対話によって浮かび上がる「人間らしさ」の輪郭を、どうかあなたの心でも確かめてほしい。
善と悪の狭間に立つあなたへ――これは、今こそ語られるべき物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-03 07:41:27
17261文字
会話率:55%
とある世界に、異形討伐を生業にしている者たちがいた。雪山に住まう異形を討伐することは容易ではなかったが、彼女らは日々激しい戦いに身を投じた。彼女らは巫(かんなぎ)と呼ばれていたが、異形や巫の存在を一般人は知らなかった。
けれど、そんな巫
たちの日々は、私たちと大して変わらない。毎日の仕事をだるいなぁと考えたり、休日は惰眠を貪ったり友人と遊んだり。
これは、雪山にて異形を討伐する彼女たちの、私たちと大して変わらないような少しくだらない日常の話。
(ジャンルはハイジャンルを選択しましたが、間違っていたら教えてください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 09:48:00
38618文字
会話率:37%
気が付くとそこは異世界だった。
人気ゲームの舞台に近しい世界で少女『風音』が魔物のスキルを手にいれて戦っていくハイパーラーニングストーリー。
気が付けば街を救い、浮気をバラし、幽霊に出会い、お姫様を助け、温泉に入り、温泉に入り、温泉に入る
毎日を過ごす風音一行。
迫り来る悪魔との戦いの中で自らの暗黒面と遭遇した風音はやがてデカいにゃんこと再会する運命にあった。
完結しました。
このライトノベルがすごい!文庫様からまのわ1〜4巻・まのわ竜1〜2巻(イラスト:武藤 此史)、このマンガがすごい! comics様からコミカライズ版まのわ1巻(漫画:起死快晴)が発売中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 00:00:00
4489686文字
会話率:48%
主人公は四十四歳の誕生日を迎えた。うだつの上がらない人生を送った氷河期世代で、非正規雇用の警備員で、年収は約300万円。総資産もかき集めて約200万円で、JR蒲田駅から徒歩十五分のアパート――築25年の1K住まいという有り様だった。
し
かし、そんな主人公にも『理解のある彼女』がいた。その名はクララ・マリオン。齢二十で金髪碧眼で白皙痩躯で容姿端麗。定量的には、身長175センチ、体重55キロ。スリーサイズは上から94・54・89、アンダー65のHカップである。
そして、主人公はそんなクララと出会った一か月前を回顧する。
緊急コンプライアンス研修の帰り道、黒塗り高級車が横にとまり、主人公の前にクララ・マリオンがあらわれる。「あなたが私の【マスター】ですね」と言われ、当然の困惑に陥る。主人公は極力そっけなく振る舞い、関わり合いにならないようあれこれ工夫もにしたが、クララの積極性の前に押され気味になる。
結局、主人公は(自暴自棄になっていたこともあり)クララと共に三ツ星の寿司屋へと行き、おごってもらう事になる。黒塗り高級車での移動時、それが自動運転であることに驚き、またクララの『講義』にも感銘を受ける。
さらに寿司屋で清酒と握り寿司を堪能し、満腹になってアパートに帰宅。
するとクララが自らアパートの寝具及び水回り各種の部品交換と清掃作業を行うと提案したので、主人公はこれも受諾。続いて、ピカピカになったそれらの代わりに、汚れてしまったその身を浴室で洗いたいと申し出たので、主人公はこれも受諾。
流されるままの主人公はウイスキーを飲みながら、状況の異常さに悩む。同時に自身の半生を――漫画家志望として上京してから破綻するまでの二十余年を思い返す。しかし、そんな『負け組』としての、それこそ人生を費やした教訓すら、クララ・マリオンに否定された気がしていた。そのせいでつい零れた。「それでスリーサイズは上から94・54・89? アンダー65のHカップ? いや、あり得ないだろう?」という言葉に、全身の洗浄が完了したクララは全裸で反応。「それでは、ご確認下さい」と主人公へ計測を迫り、それらの数字を証明した。
主人公はその胸に顔を埋める。
そして――。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-31 03:50:08
21309文字
会話率:54%
日本のある田舎にはとても不幸な少年がいた。
彼が家で眠っていると、いつの間にかその異世界に転移しており、怯えていた所を丁度良く狩人に拾われたのだ。
狩人は自らの住む村へと彼を案内する。
そして半年後、少年は仕事をこなしながら現地の
言葉を覚え、すっかり馴染んでいたのだが、不幸な事態が起こってしまった。
その後すぐ村長の孫に村から追い出されてしまう。
それは丁度、歴史の転換期の最中でもあった。
少年の旅がいま始まる。
・現在、改稿停止中。(プロローグ~二章9話の範囲内)(進行具合:32/61)(改稿の再開は第三章完遂後。)
・投稿日は土日&祝日のみ。(ただし、明日の午前1時までは滑り込みセーフで)(誤字修正、改稿については制限なしで)
・変な文章や誤字を見つけた場合には遠慮なく報告をお願い致します。(事前に感謝、事後にも感謝!)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 00:29:49
376729文字
会話率:27%
※本作は一人称の研究目的で書かれた小説です
※私小説風の何かです
キーワード:
最終更新:2022-08-07 00:00:00
634文字
会話率:0%
それはそれはとても古い時代のことである。
最終更新:2020-04-25 11:37:47
808文字
会話率:0%
お酒にあまり詳しくなかったラノベ作家の宮原が、ふとしたきっかけでウイスキーに興味を持ち始める物語。限られた予算の中、手頃な価格のウイスキーを少しずつ試しながら、その奥深い世界に魅了されていく。毎晩の静かな時間に、グラス片手に香りを楽しみ、Y
ouTubeやWebで知識を集め、自分なりのウイスキーとの付き合い方を模索していく。日常の小さな贅沢を大切にしながら、主人公の感性と知識が徐々に広がっていく、心温まる日常系半自伝小説。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 12:40:00
6234文字
会話率:23%
ボクの母さんは雪女だった!?
スキーリゾートで賑わう小さな町の飲食店、「雪乃亭」を手伝う一人息子、北原雪哉は、14歳の誕生日に父から衝撃的な事実を知らされる。
自分の母親は雪女。
俄には信じられない事実に驚愕する雪哉だが、さらなる
事態が襲う。
なんと母の血が目覚めて、雪女の子供・雪ん娘になってしまったのだ。
学校は? 店は? 何より自分はどうなってしまうのか?
そして雪哉もとい雪耶のドタバタts雪ん娘ライフが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 12:00:00
234197文字
会話率:36%
門灯の灯りについての小話
投稿サイト「カクヨム」にも投稿しております。
最終更新:2025-03-26 21:00:00
1294文字
会話率:47%
給料日前の、とある死闘について。
最終更新:2022-03-04 22:00:00
1400文字
会話率:0%