清き酒の中から『剣』が現れた。これを手にするのは、男系血族を維持せんとするワシ派の者だろうか、それとも自由と平等を理想にかかげるオオトリ派の者か?
力や立場の弱い者たちを優先して攻撃する、恐るべき<魔法合戦>を止めるため、一人の剣士が
酒から出ためでたい剣を手に戦場へ躍り出る!
彼の演説によって情念渦巻く大陸の人々は、新たな時代へのカギと成る重要な気づきを得られるのか。<古代>を舞台に繰り広げられる愛憎劇の結末はいかに!?全6エピソード完結!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 12:10:11
20513文字
会話率:44%
本当の老後の現実とは
もっとひどかった?
キーワード:
最終更新:2024-05-29 07:17:25
1717文字
会話率:0%
――金曜日はフライデー、つまり揚げ物の日である。
私がそう宣言すると、当時付き合っていた男が「ダジャレかよ」と鼻で笑ってきた。
あんなのとは早々に別れて正解だったと思うけれど、それから四年、私はすっかり恋愛とは無縁のまま二十七まですくすく
と育ってしまった。最近は誕生日になっても両親が「おめでとう」と言ってくれない。いいんだぞ、祝ってくれて。
そんな感じで淡々としたシングルライフを送っていたのだが。
とある金曜日、私がいつものようにトンカツを揚げていると、親友の桜子から電話があった。
『……実は彼にプロポーズされて』
なんと、それはめでたい。
桜子は絵本のお姫様がそのまま飛び出して来たような小顔美人なのだが、恋人である斎藤氏もそれに負けないくらいの色男である。二人とも顔だけでなく性格もめちゃくちゃ良いので、私の口から漏れ出るのはただ祝福の言葉のみである。結ばれるべくして結ばれた、まさに運命の二人だ。
だから……捨ててしまうべきなのだ。絶対に報われない、一方通行の横恋慕など。斎藤氏のような素敵な王子様の隣には、桜子みたいな素敵なお姫様が一番良く似合うのである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 18:10:00
16491文字
会話率:38%
ある男が、父からお金をもらって家を飛び出し、放蕩の限りを尽くした後、無一文になって家に返ってきた。父は叱るどころか、歓迎して帰還の宴まで開いた。この放蕩息子の兄は、弟の不在中、父を助け勤勉に働いていたのだから、喜ぶ父の姿を見て面白くない。父
は「死んだと思って諦めていた息子が帰ってきたのだ、それだけでめでたい事ではないか」と言う。
この有名な聖書のたとえ話『放蕩息子の帰還』 【ルカによる福音書 第15章11節~32節】には、実は語られていない物語があったのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-17 00:12:38
9914文字
会話率:60%
色々あって困ってます。全力で助けて下さい。
最終更新:2024-01-19 15:50:05
377文字
会話率:0%
【異世界恋愛・だいぶ違う婚約破棄・微ざまぁ】
この物語は、主人公である田舎令嬢が、ワガママなお姫様と純真な騎士に振り回され、心労と共に、真実の愛をつかみ取るお話です。
──もう10年も前になるだろうか。
王都に突然出没した強大な魔物
によって幼いお姫様が攫われてしまった。
話に聞く限りだと、当時は大掛かりな魔物の討伐隊が組まれ、お姫様を取り戻すべくたくさんの騎士が旅立っていった。しかし、その魔物の根城まで辿り着けたという者はただの一人も帰ってこなかった。
そうして10年も経ち、誰も大きな声では言わなかったが、攫われたお姫様はもうきっと亡くなっているに違いないと思われていた。
ところがここにきて、なんと一人の騎士が、魔物を倒すべく旅立ち、そのお姫様を救出したのだ!
なんとめでたい!
これは国を挙げてのビッグニュースになるはずだ!
……が、当の救い出されたお姫様にとっては、あんまりいい話ではなかったみたい。
お姫様は『姫を助け出した者と姫を結婚させる』という王様の約束が気に入らないらしい。
つまりは、助けてくれた騎士なんて……自分にはふさわしくないとか何とか……(ワガママ)。
……なんでかな? 別に悪い人じゃないんだけど、な……?
……まあ、でも逆に思うわ、このお姫様、やめた方がいい……。
非テンプレです、ハピエンです──(笑)
短め連載(3万文字超)です。設定ゆるいです。
お気軽に読みに来ていただけたらありがたいです。(お手柔らかによろしくお願いいたします汗)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-12 04:00:00
31599文字
会話率:33%
佐藤愛子氏の『幸福とはなんぞや』をモチーフにしたエッセイ。
硬めです。
最終更新:2023-09-22 17:40:21
757文字
会話率:7%
重複ではない「 92作品目( 100投稿作品 ) 」です。
◎ 「 もしも シリーズ 」の14作品目になります。
◎ 「 セロに聞いてみよう! 」の番外編です。
◎ 不定期投稿です。
呉々も内容と完結には期待しないでください。
◎ 「
⭕ 」は一応、編集済みです。( 2023.□/□ )
◎ 「 ♥ 」は、最終編集済みです。( 2023.□/□ )
誤字,脱字を見付けた時には、訂正しています。
誤字,脱字に気付きましたら【 誤字報告 】していただけると助かります。
◎ 今回の作品は、7月からTVアニメ第2クールの放送が始まった「 シュガーアップル・フェアリーテイル 」に毒されて書いてみた作品になります。
原作小説の新章2巻の発売,コミックス版の3巻発売,新章コミカライズ連載スタートと “ めでたい ” 事が重なった8月です。
2週間も経ってますが “ おめでたさ ” に便乗して、なんちゃって吟遊大詩人のセロフィートを「 妖精にしてみたい! 」と思いました。
超絶美麗なセロフィートなので、妖精姿も似合いそうだと思っています。
〔 あらすじ的な 〕
古代魔法の大陸転移魔法を使い、別の≪ 大陸 ≫へ転移した吟遊大詩人のセロフィート・シンミンと守護衛士のマオ・ユーグナル。
2人が向かうのは、人間が妖精を使役しているという≪ アップラシュナ王国 ≫だった。
どんな出来事がマオとセロフィートを待っているのやら。
人間が妖精を使役する事が出来る理由とは!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-20 23:26:15
104859文字
会話率:35%
おめでたい日、みんな笑顔が溢れる日
気持ちを届ける一日のお話
最終更新:2023-09-14 06:00:00
307文字
会話率:0%
伝子の身の回りでおめでたい話が進む中、テレビ局同時多発テロが起こった。
最終更新:2023-09-11 15:02:25
7294文字
会話率:29%
Twitterに投稿している【#140字小説】まとめ其の二十七♪
【#140字小説】は、
Twitterの文字数制限140文字以内で完結するショート小説です。
No.261
【#最期の最後まで】
No.262
【#なぜ歯車は狂った】
N
o.263
【#誰のせいでもない】
No.264
【#はい】
No.265
【#しっかり】
No.266
【#欲】
No.267
【#めでたい日】
No.268
【#スクリームソーダ】
No.269
【#スタイル】
No.270
【#悪阻】
jewemi❀Twitter
@july20211001
YouTubeで自作朗読をした作品には、リンクを貼ってあります♪
@jewemichannel3828折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-12 13:16:20
1548文字
会話率:20%
『貴女との婚約は、たった今をもって解消させてもらう!!』
国のこれからを背負う若者たちが学院を卒業することを祝って開かれた舞踏会の日、めでたい筈のその席に響いた第一皇子の声を聞いた瞬間、私の頭にこの場面と全く同じ“ゲーム”の場面が再生さ
れた。
これ、もしかしなくても前世でやり込んでた乙女ゲームの終盤最大の山場、“断罪イベント”って奴じゃないですか!?やり方間違ったら大惨事のやつ!!
しかし、私セレスティア・スチュアートは貧乏領地の伯爵令嬢。容姿も社交も慎ましく、趣味は手芸のみでゲームにも名前すら出てこないザ・モブ of the モブ!!
何でよりによってこのタイミングで記憶が戻ったのか謎だけど、とにかく主要キャラじゃなくてよかったぁ。……なんて安心して傍観者気取ってたら、ヒロインとメインヒーローからいきなり悪役令嬢がヒロインをいじめているのを知る目撃者としていきなり巻き込まれちゃった!?
更には、何でかメインヒーロー以外のイケメン達は悪役令嬢にぞっこんで私が彼等に睨まれる始末!
しかも前世を思い出した反動で肝心の私の過去の記憶まで曖昧になっちゃって、どっちの言い分が正しいのか証言したくても出来なくなっちゃった!
そんなわけで、私の記憶が戻り、ヒロイン達と悪役令嬢達とどちらが正しいのかハッキリするまで、私には逃げられないよう監視がつくことになったのですが……それでやって来たのが既に悪役令嬢に攻略され済みのイケメン騎士様でしかも私の初恋の相手って、神様……これモブに与える人生のキャパオーバーしてませんか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-16 20:47:20
259822文字
会話率:53%
おめでたい出来事があったとき、秧の国では瑞獣と呼ばれる不思議な獣の神様たちが現れるという。
しかし、伝説でない、本当の瑞獣が出現した日は、宮廷が血の海になった日だった。
傀儡皇帝として役立たずの印が押されていた皇帝は、血の海になった宮
廷で前代未聞、書物にも書かれていない瑞獣と契約を交わし、皇帝としての実権を取り戻す。
皇帝とも――なんなら、貴族とは無縁の泥棒娘・桂瑶は、とうとう捕らえられてしまい、あとは死を待つのみ――のはずが、
「死にたくないと願うのなら、お前を我が家の姫として迎え入れよう」
最大の領地を持つ大貴族から養女のお誘い――!?
しかも、養女の次は、次期皇后を決めるための場所「獣宮」で皇后候補に!?
泥棒娘と傀儡皇帝のサクセス&ロマンスと、それに巻き込まれる人々のお話。
☆11月の新作の三本のうちの一本です! 他の二本もぜひ読んでくださいね! 11月一杯で完結する予定です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-26 18:00:00
23122文字
会話率:34%
「どうして誕生日っておめでたいの?」
少しだけ文明の進んだ平和な世界。
その日旅行に来ていた"私"は、かつて教えの親と過ごした場所で、答えの出ない問いについての思いを巡らせます。
世間知らずとして育てられたロボットの、平
和への追憶と祈りのお話。
※この作品は、2023/6/10にTwitterにて公開したものの改稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-11 18:38:22
1927文字
会話率:23%
新たな王が戴冠したことを祝う花火の音が、ここまで聞こえる。城におめでたい雰囲気が漂う中、ベロニカは薄暗い牢に鎖で繋がれていた。このまま朽ちていくかと思われたが、そうではないと力強い深緑色の瞳が物語っている。「許さない。たとえこの身が怨霊にな
ったとしても、絶対に復讐してみせる」ベロニカから国を奪った叔父も、ベロニカの恋心を弄んだ婚約者も、ベロニカを罠にはめた従妹も。――そうして非業の死を遂げた女王ベロニカは、己の戴冠式の日に遡るのだった。(アルファポリスさんにも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-08 07:00:00
143316文字
会話率:28%
知 様 主催の個人企画「ぺこりんグルメ祭」(企画期間:R5.5.28〜R5.6.4)に参加したくて書いた作品。手作りはただの親のエゴかもしれないけれど、心から祝福をしたかったのに、という話。
最終更新:2023-06-04 17:23:57
433文字
会話率:0%
人生最悪の日にその物語は始まった――。
「今時親同士の決めた相手と結婚するなんてつまらないだろ? だから、自由にしてあげるよ――」
王太子と聖女の婚約パレードが町で行われているというとんでもなくめでたい時に、婚約破棄を告げられてしまった平凡
な伯爵令嬢セシリー・クライスベル。その後ヒールは折れ、人攫いに攫われ……この先に絶望していた彼女を救ったのは人外めいた美貌の魔法騎士団長。でもやっぱり彼にも手ひどく扱われ、セシリーは平手打ちを食らわせてその場から飛び出して来てしまう……。
そんな最低の出会いからどうしてか始まってしまった魔法騎士たちと一緒の新生活。生真面目で意地っ張りな団長リュアン、知的で皮肉屋の副団長キース、若さ溢れる新米騎士ラケルなど、個性豊かな彼らのお世話をするのは思ったより楽しくて……。でもまさかこの国と同盟国に危機が差し迫り、自分がそれを止められる隣国で生まれたはずのもうひとりの聖女だなんて……?
自分を巡っての騒動が巻き起こる中で、セシリーは少しずつ成長しつつ、忘れていた生い立ちや本当の望みと向き合うことに。
※ざまぁ要素は薄めです。
※ヒロインとヒーローの距離が縮まるのはゆっくりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-31 19:17:33
333726文字
会話率:50%
「————もう疲れた。悪いが、俺はこれ以上原作を書けない」
高校生活の最後、これからの未来へ馳せる門出の日。そんなめでたい卒業の日に、自らのお話の限界を悟った青年……〝城山八重〟は中学時代から一緒に漫画家を目指していた〝相棒〟……〝落花
光〟へ別れとも取れる言葉を告げた。
家庭の事情から働く事を余儀なくされた二人は地元の縫製工場に就職する事に。
表面上は取り繕い関係を続ける二人だが、そこにはもう以前のような信頼はなく、あるのは惰性と欺瞞、そして少しの罪悪感だけだった。
すれ違う二人、互いに想うが故にぶつかり合う事を避ける彼、彼女らの行く末は?
現実的ではないけれど、夢に、関係性に足掻く彼、彼女らの物語は終わり……そして再び始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-04 17:21:08
11138文字
会話率:39%
この小説は雷に打たれて気絶した主人公が目を覚ますと、なぜか小学生のときにタイムスリップしている事に気づく。この出来事をきっかけに自分の過去に向き合うことになる。という内容である。
主人公は「過去」とどう向き合っていくのか?というところに焦点
が当てられている。タイムスリップ物でタイムスリップ前の出来事に触れるのはかなり珍しい。その点でもかなり斬新な作品である。
しかし、この作品には1つ大きな欠点がある。それは主人公・大智の性格がハーレム系ラノベの主人公のようにあまりにもチョロいのだ。タイムスリップして過去に戻っただけで「モテ期到来!」とか思ってしまうほどおめでたい性格をしている。そして、ヒロインたちはそんな大智を尻目にどんどん成長していき、最終的には大智よりも精神的にも大人になってしまう。
また、恋愛面だけでなく、過去のトラウマや家庭環境といった重い設定も軽い。さらに、ヒロインたちとの距離感も近すぎて逆に恋愛対象として見れないレベルだ。つまり、全体的に見ると『ご都合主義』な作品と言わざるを得ないのだが、なぜか読んでいて引き込まれてしまう魅力がある。
まず主人公の人生を書いてから大智が落雷によって意識を失う場面から始まる。読者はこの場面で一気に物語に引き込まれるだろうし、同時にハラハラドキドキさせられるはずだ。そして、気を失った主人公が目を覚ましてから小学生時代にタイムスリップしていることに気づかない。憧れていたはずなのにいざ体験すると戸惑いの連続になる。そうやって読者を徐々に混乱させつつ、序盤で興味を持ってくれた読者を引き込むようにストーリーを展開していく。しかも、タイムスリップものにありがちな「タイムパラドックス」などの矛盾点を巧みに回避しながら。さらに、終盤では主人公が過去に向き合いながら成長していくがやはりヒロインが居ないと成長が出来ない。そこで、ヒロインの登場により、読者の感情移入を促し、共感を得ると同時に、「この2人の関係は今後どうなるんだろう?」という期待を持たせてくれる。そうすることでラストシーンまで読み進めさせることに成功している事を願う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-13 20:17:24
3749文字
会話率:49%
学生時代の片想い相手から年賀状が送られてきた。
大学生だった頃ずっと好きだった女の子だ。卒業後は疎遠になっていたが、久しぶりの連絡が年賀状だった。
「あけましておめでとう」の決まり文句以外に、いったい何が書かれているのか。期待に胸をふ
くらませながら見てみると……。
(「カクヨム」「エブリスタ」でも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-01 07:17:30
862文字
会話率:17%