2025年
世界中に突如としてそれは現れた
(門)
それは場所を問わずどこにでも現れた
その門が突如開いた瞬間
闇の中から現れたのはまるで
空想の世界から現れた様な(魔獣)だった
魔獣達は呆気に取られている人を突如
喰らった
人々は叫び恐怖
し逃げ惑い喰われる
だがその時勇敢にも戦う事を選んだ人達には
権能と言う未知の超常的な能力が目覚める
火の玉を放てる権能など色々な能力があった
主人公
(進道 守)しんどう まもる
も権能が目覚めた
それも他には無い(固有権能)通常は最高ランク
Sランクの権能だ
それに目覚めた者は無双の如き力を得る
はずだった…
しかし守の固有権能は何と通常あり得ない最低ランク
Fランクの権能、標識の権能だった
駐車禁止などの標識を道路に関係無く召喚する能力…
そして車を運転して違法した者に
1/6の固定ダメージを与える能力
車を一時的に止める一時停止の標識など
まるで魔物と戦うには使えなさすぎる権能
むしろ人々の敵の様な
その能力を笑われバカにされる日々が過ぎた
そこから6年後 2031年
世界は劇的に変わっていた
門から現れた魔物達のボスを倒すと門が閉まり
また一定時間、1月の時もあれば3年もの時間が経つと門が開かれ魔物が溢れ出す
そして魔物を倒すと権能の力が強化される事がわかった
他にも魔物を倒すと魔結晶と言う新たなエネルギー源
地球上では無い爆発的なエネルギーを発する結晶を持つ事が発表された
そこからは怒涛の勢いで各国が血眼で
自国の権能に目覚めた能力者
(ソルジャー)と呼ばれる者達を莫大な金で囲い始めた
世界を救い、世界を守る
そんなソルジャー達を世界中の人々は
その強い力に憧れ、強い力を持つ者を崇拝した
その逆
弱い能力は見下されまるでゴミの様に扱われる
その1人は守だった…
6年間
守は世界一弱くても逃げずに魔物と戦う日々を過ごしていた
それはただ人々を守りたかっただけ
かつての母親の様に……
そしてある時…
強力な魔物が現れ守は死を覚悟した
すると新たな権能、標識が進化し標識改変になる
そこからは圧倒的な強さ、まさに無双
今まで受けた痛みの反動の様に
守の力は世界最弱から世界最強になった
今までの理不尽をはね除け
守の逆転の人生がこの瞬間から始まった
そして世界を(改変)する様に…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 22:24:35
58421文字
会話率:50%
「破滅」の魔王として名を馳せた余は、一度死んだ。
人類との長きにわたる戦いの末、最後は勇者に討たれて生涯を終えた――はずだった。
しかし、気付いたら魔王戴冠式の直前にまで時が戻っていた。
喜んだのも束の間、このままではいつか再び勇者と相対し
、殺されてしまう。
そうならぬよう、余は決意した。
今世はとにかく善行を積もう、と。
だから余は戴冠式にて宣言する。
「余は――善き王となる」
その本質が悪だろうと、自己保身のための偽りの善行だろうと。
余はなってみせる、「偽善」の魔王に。
全ては破滅の未来から逃れるために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 22:12:17
21239文字
会話率:40%
魔王が討たれて十年——
世界は救われた……はずだった。
だが、平和は訪れなかった。
大地に次々と現れる「ネーオダンジョン」。そこから溢れ出す魔物たち。
そして、国境を巡る各国の睨み合いと、増え続ける盗賊団。
そんな混沌の中——ひとりの少年が
、冒険者になる。
少年の名はアーシス・フュールーズ。
彼の肩には、手のひらサイズの青い精霊“にゃんぴん”が乗っていた。
世界の真実に背を向けず、仲間と共に成長する少年はやがて、
この世界に刻まれた“終焉の続き”を知ることになる——
「これは、世界の後始末を託された少年と、青いモフモフの精霊による、
最後の叙事詩(ラスト・エピック)である。」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 22:00:00
144904文字
会話率:43%
――転生したのは、新選組の女剣士だった。
幾たび斬っても、幾たび殺しても、心は満たされない。
剣は愛か、愛は剣か──。
女の名は沖田司。未来を知る転生者。
幕末、血塗られた新選組にて、彼女は「剣」として目覚めた。
愛を知らず、快楽に身を
焦がし、人を斬ることで己の存在を確かめる。
けれど、いくら斬っても、救われない者たちがいる。
仲間、友、そして誰より深く結ばれるはずだった男。
初めて「誰かを守りたい」と願った瞬間、彼女は「剣の鬼」へと堕ちていく。
斬って、斬って、斬って――
最後に残るものは、愛か、孤独か、それとも剣か。
これは、未来を知る女剣士が愛と剣で運命に抗う、転生×逆行×新選組異聞。
※感想募集中です。
作者がめっちゃ励まされて、続きをもっと真剣に書けます……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 22:00:00
76273文字
会話率:26%
「生きる意味なんて、持ったことがなかった。」
万能で、退屈で、何もかもに興味を持てなかった私が――
次に目覚めたのは、血と剣が支配する幕末の江戸。
名は「沖田司(つかさ)」。
美しさと強さをまとい、
笑い、遊び、男をからかいながら剣を振
るう毎日。
誰にも心を預けず、自由気ままに生きていく――はずだった。
そんな私の世界を変えたのは、
凛とした緑の瞳の剣士、鈴木樹。
信じるもののために剣を取る彼女と、
欲望のままに斬ってきた私。
ぶつかり、惹かれ、すれ違いながら、
気づけば隣にいることが、自然になっていた。
これは、女になりたかった“剣”と、剣になりたかった“女”が
誰かと生きることを知っていく、時代と命のラブストーリー。
――剣が交わり、心がほどけていく。
※旧作より文章・展開をを再構成したものになります。
※感想ください…ほんとに
気が向いたときにでも
「この台詞好き」「ここ泣いた」「この構図かっこよかった!」
とかでもらえると、作者がめっちゃ励まされて、続きをもっと真剣に書けます……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 12:00:00
309181文字
会話率:23%
天使と悪魔の仲良し大作戦!ーー
この物語は、現代日本。どこにでもあるような地方の学校。どこにでもありそうな高校での話。
その高校には目着きがすごく悪く、「顔面凶器」と恐れられる、高校2年生の塩田陸(しおたりく)。
だがそんなに陸の幼なじみ
の天使のような女の子、夜空美来(よぞらみく)との恋愛を書いた物語!
従姉妹の塩田瑠美(しおたるみ)、白田真白(しろたましろ)が高校に突撃してきたり、
美来の兄、夜空優斗(よぞらゆうと)(シスコン)が大暴れしたり、
恋のライバルの登場だったり、
さらに時系列おかしい日常の中「時系列おかしいね会議」開催など……
そんなハチャメチャな日常だったが、最後にハチャメチャになった原因の原作者の登場で恋愛小説▶︎ギャグ小説に変更!?
原作者の無理やり時系列改変で修学旅行、地獄、異世界、天国行ったりして、魔王まで出てきて、鉄人レースまでやる始末……もはや訳が分からない小説に頭を抱えて、困惑する陸。
そんなハチャメチャ物語の幕開けが今始まる?
おい!ちょっと待て!なんで最後の最後に?なんだよ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 21:59:42
35883文字
会話率:54%
流されるままに生きたノルン伯爵家の領主レオナルドは貢いだ女性に捨てられ、領政に失敗、全てを失い26年の生涯を自らの手で終えたはずだった。
だが――気が付くと時間が巻き戻っていた。
一度目では騙されて振られた。
さらに自分の力不足で全てを失
った。
だが過去を知っている今、もうみじめな思いはしたくない。
※他サイト様にも公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 21:55:59
56102文字
会話率:36%
現代において魔物と出会う確率はいか程だろうか。
0%そう答える人が多いはず。地球に生まれて見ることなどないのだから。
その青年も例に漏れず見ることなく、生を終える事になるはずだったが……
「え、が…?」
これは、近代じみた魔法世界へと転生
した青年のお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 21:53:06
318858文字
会話率:30%
君との出会いは何気ない日常だった。
君との世界は明るく、優しいはずだった。
2人には大きな壁があり、それを乗り越えるまでには時間が必要であり、乗り越えた先に待っているのは、、、
最終更新:2025-07-28 21:39:34
872文字
会話率:57%
顔に【呪】のアザがある孤児院で育った少女
黒い魔物に取りつかれてしまった魔力を持つ大きな子犬
不運な運命を辿るはずだった少女と犬が出会う事により、運命を切り開いていく
一人と一匹の物語
最終更新:2025-07-28 21:37:47
123082文字
会話率:37%
迷宮探索――それは命を懸けた危険な仕事。
モンスターを倒し、宝を手にする……はずだった。
だが、俺には戦う必要がなかった。
代わりに手に入れたのは、《壊れたアイテムをポイントに変換できる》謎のパネル。
使い道のないガラクタ。空き瓶。折れ
た剣。
誰も見向きもしない迷宮の“ゴミ”を回収し、ポイントに換えて少しずつ装備を強化、能力をアップ――
気づけば、モンスターが勝手に避けて通るようになっていた!?
戦わずして最強。
俺は今日も、迷宮の片隅でゴミを拾い、ポイントを稼ぎ、気づけば――無双していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 21:30:00
119313文字
会話率:19%
アンリエットは祖父であるスファルツ国王に呼び出されると、いきなり用無しになったから出て行けと言われた。
次の王となるはずだった伯父が行方不明となり後継者がいなくなってしまったため、隣国に嫁いだ母親の反対を押し切りアンリエットに後継者となるべ
く多くを押し付けてきたのに、今更用無しだとは。
しかも、幼い頃に婚約者となったエダンとの婚約破棄も決まっていた。呆然としたアンリエットの後ろで、エダンが女性をエスコートしてやってきた。
アンリエットに継承権がなくなり用無しになれば、エダンに利などない。あれだけ早く結婚したいと言っていたのに、本物の王女が見つかれば、アンリエットとの婚約など簡単に解消してしまうのだ。
失意の中、アンリエットは一人両親のいる国に戻り、アンリエットは新しい生活を過ごすことになる。
そんな中、悪漢に襲われそうになったアンリエットを助ける男がいた。その男がこの国の王子だとは。その上、王子のもとで働くことになり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 21:12:26
31275文字
会話率:47%
生前、俺はAI技術者だった。
ある日、女子中学生を助けて命を落としたが、管理者から告げられた事実は衝撃的だった――
「彼女は助けなくても救われていた。そして、生前、俺の構想していたAI技術で人類に革新をもたらす存在になった」
この功績によ
り、俺は転生の選択権を得る。
AI技術者として再び人生を歩むことを望んだが、転生先は――
過去の転生者が歴史を改変した世界。華族制度が存続し、俺の曾祖父は転生者として時代を築いた一人だった。
そして俺にも、「未来を変える使命」が課されていた。
日本の命運を握る 軍事とAI技術。
士官学校での挑戦、仲間との交流、そして戦場での決断。
俺は曾祖父の遺産を引き継ぎ、この異なる世界の未来を切り拓く――。
しかし、プロローグ1とプロローグ2の記憶の相違点。
俺の記憶は2024年のはずだった。だが、目を覚ますと2023年……。
そして「知っているはずの未来」と「目の前に広がる現実」が食い違っていた。
UCAV(無人戦闘機)の戦場投入は、本来の歴史よりも早すぎる。
それだけではない。
俺が過ごしてきた過去と、美樹との出会いも「微妙に違っている」。
彼女は一体……? 俺の知る彼女と、何が違うのか?
俺が生きていた未来とは異なる、もう一つの歴史。
この世界の真実を解き明かすことが、俺の使命なのか?
未来を知る者として、世界を導くべきなのか。それとも、既に変わり始めた歴史に身を委ねるべきなのか?
俺の葛藤は、やがて世界の選択へと繋がっていく。
華族×軍事×AI技術×転生×歴史改変! 前代未聞のスリリングな戦記がここに開幕!
(SNSでの拡散力も実証済み!Xプロモーションで1,000いいね・62万インプレッション達成!)
※本作品はフィクションであり、登場する人物、団体、事件などはすべて架空のものです。
Xアカウント:@kanepi_tt折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 21:10:00
190835文字
会話率:32%
転生して農夫として暮らしていたハルタは、元料理人。だが、そんな前世の記憶は誰にも話さないまま、一人ひっそりと暮らしていた。はずだった…
ハルタの住むナリュ村に、とある事情で傭兵団が立ち寄ったことから、彼の運命は大きく動き出す…
最終更新:2025-07-28 21:10:00
9978文字
会話率:28%
不幸な事故によって死んだ俺はあの世で元々は別の世界に生まれるはずだったことを知らされる。どうりで35歳無職童貞だったわけだぜ。なるほどな。え、関係ない?
記憶と望みの才能を持って本来の世界で生まれ直せることを知った俺は魔法の才能を貰うのだが
、その時の俺は知るよしもなかった。その世界は魔法がまったく認知されていない世界だったのだ。
これは魔法使いのいない世界で唯一の魔法使いとなった俺がその力を使って大事な人たちを守ろうとする物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 21:00:00
332057文字
会話率:33%
※本作は完結済みです。全話予約投稿中(毎日20時と21時更新)
85歳の坂上茂吉は、最愛の妻を亡くし、静かな余生を送っていた――はずだった。
ある日ふと目覚めると、そこは見知らぬ異世界。
年金もシルバー人材センターもないこの地で、茂吉はなぜ
か冒険者ギルドに登録することに。
村を手伝い、植物を植え、から揚げをふるまいながら、彼は少しずつ人々の暮らしを変えていく。
だが、突如空を舞う“とある存在”が、村の平穏を揺るがす――
老いを背負いながらも、命を燃やす。
これは、再び始まった“第二の人生”と、“とある願い”が導く、ささやかで壮大な再生の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 21:00:00
14386文字
会話率:33%
普通の大学生・美澄瑠斗(みすみ りゅうと)は、親友とバーベキューを楽しんでいた――はずだった。
突如現れた光に包まれ、気づけば見知らぬ豪華な大聖堂で、知らない人々に囲まれていた。
そして、その中心に立つ威厳たっぷりな男性・グロリアに、自分が
この世界を救う勇者だと告げられる。
いやいや、そんな話急にされても困る。
しかも彼らが語る〝勇者の役目〟は、どうにも胡散臭い。
こっそり聞いた話では、「勇者を傀儡にして、世界ごと支配しようとしてる」らしい……って、冗談じゃない!
手元にあるのは、銀貨数枚と魔導書一冊。
逃げ出した瑠斗は、教会に見つからないように国境を越え、ようやくたどり着いた海辺の街で力尽きかける。
そんな彼を拾ってくれたのは、道具屋『トーフェナール』の老婆店主・アドリアナ。
一癖あるけど面倒見の良い彼女のもとで、瑠斗は道具屋の見習いとして働き始めることに。
目立たず、巻き込まれず、平和に生きる――はずが、なぜかお客さんがトラブルの相談にやって来る。
勇者の称号を隠したまま、元・大学生の異世界生活が始まった。
選んだのは戦いではなく、「平和に(?)働いて暮らす」こと。
だけどこの世界、そう簡単に勇者を逃してはくれないらしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 21:00:00
2592文字
会話率:26%
ごく普通の高校生だった俺、斎藤蓮(さいとうれん)の日常は、ある日突然、終わりを告げた。
壁の外での授業中、怪異の大群――スタンピードに襲われ、幼馴染の橘陽菜(たちばなひな)を庇った俺は、謎の光に包まれて意識を失う。死んだ……そう思った俺が
次に目覚めた時、そこにいたのは「斎藤蓮」ではなかった。
コンクリートの冷たい床の上で目覚めた俺の身体は、月光を溶かしたような銀髪と、猛禽類を思わせる金色の瞳を持つ、見ず知らずの美少女そのもの。混乱する頭に流れ込んできたのは「アリア」という名の戦闘専門家の知識と、常人を遥かに超える身体能力。だが、その規格外の力には「生命エネルギーを激しく消耗する」というとんでもなく燃費の悪い欠陥があった。
正体を隠すため、黒いパーカーとフェイスマスク、サングラスで全身を覆った怪しい出で立ちで街を彷徨う俺は、怪異に襲われる陽菜と再会する。消耗しきった身体に鞭打って彼女を守り抜き、気絶したところを拾われた俺。その戦い方と癖から、陽菜は俺に一瞬で気づいた。
涙ながらに「おかえり、蓮」と抱きしめられた時、俺は心から安堵した。
こうして始まった、陽菜との同居生活。陽菜の家で、彼女の優しさに包まれて、平穏が戻ってきた……はずだった。
だが、俺はすぐに気づくことになる。蓮(おとこ)の心を持つ俺(おんな)にとって、幼馴染の彼女が振りかざす、この言葉が一番の脅威だということに。
「だって、女の子同士なんだから!」
謎理論のもと、俺たちの距離感はどんどんおかしくなっていく。
違う、全然普通じゃない! 大丈夫じゃない!
冒険者「アリア」として活動を始めた俺は、実力からギルドマスターに目をつけられ、Cランクに特例昇格。そのせいで、お嬢様にも妙に気に入られてしまい、強引な依頼に巻き込まれる羽目に。彼女のアプローチは、俺の秘密をさらに危うくしていく。
過保護な幼馴染と、グイグイくるお嬢様。そして、俺の正体を探ろうとする斥候や、なぜか結成されたファンクラブ。俺の周りには、一癖も二癖もある連中が集まってくる。
これは、最強の力を手に入れた代わりに、平穏な日常を失った俺が、大切な幼馴染との約束を守り抜くために奮闘する、秘密と勘違いだらけのTS転生ファンタジー。果たして俺は、正体を隠し通し、平穏な日常を取り戻すことができるのか。――いや、もう無理かもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 20:53:27
195934文字
会話率:31%
ひとりの天才がいた。
世界の真理を数式で解き明かし、物質の理(ことわり)を自在に組み替えることを至上の喜びとする、探究心の怪物。
人間関係の複雑さより、美しい数式の整合性を愛し、権力闘争の駆け引きより、工房に籠って真理を追究する時間をなによ
りも尊ぶ、根っからの引きこもり気質。
そんな彼女が、事故の果てに目覚めたのは、道理も論理も通じない、血と野望の戦国時代。
しかも、滅びゆく名家の、か弱い赤子として。
天下統一? 興味ない。
歴史の修正? 知ったことか。
だが、私の研究室(平穏な暮らし)を脅かすというなら、話は別だ。
これは、面倒くさがり屋で非社交的な天才錬金術師が、己の知的好奇心と安寧のためだけに、仕方なく立ち上がる物語。
「神の子」の仮面を被り、未来知識ゼロで神託を告げ、
生涯の相棒となる「黒田官兵衛」の才能に目を輝かせ、
ついには「播磨の怪物」と恐れられ、歴史の魔王「織田信長」と対峙する。
――すべては、静かな工房で、心ゆくまで研究に没頭するために。
その「ついで」に、滅びるはずだった家を再興し、乱世のパワーバランスを根底から覆していく。
史上最も迷惑で、最もマイペースな英雄譚が、ここに幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 20:56:48
25119文字
会話率:24%
私、幼女になってる!?
元華族の名家で、日本有数の大企業を経営しているお金持ちの超お嬢様、清涼院麗子に転生しちゃった。これって富と権力と美貌を約束された人生イージーモードってやつじゃない。
やった超ラッキー!……と思ってた時が私にもあり
ましたよ、と。
小学校で出会ったのは、前世で愛読してた少女マンガ『君にジャスミンの花束を』の登場人物達だった!?
えっ、待って待って、私って、ヒロインをイジめて婚約者の御曹司から婚約破棄され家ごと没落させられる悪役お嬢様なの?
そんなのい~や~だ~。
私はあなた達に関わらず恋に友情に青春にと人生を謳歌するから、そっちで勝手にやってちょうだい。って、どうしてみんな私に絡んでくるの!?
主人公にヒーローに取り巻きお嬢様達、マンガの登場人物、物語とは関係ないモブまで私の周りにわらわらと。
私は破滅人生を回避して、好き勝手に生きる……はずだったのに、今日もほのぼのコメディ生活を送っております。
(この作品はフィクションであり、実在する、人物・地名・団体とは一切関係ありません)
※ネオページ契約作品です。ネオページにて先行投稿しております。
※カクヨム、ラノベストリートにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 20:50:02
144060文字
会話率:38%
「天才模倣犯の俺に真似できない犯罪はない!――はずだった……」
数々の未解決有名事件を模倣し、警察も犯人も震え上がらせる天才模倣犯がいた。
彼の手にかかれば、どんな事件も手口を暴かれ模倣されてしまう――三十億円事件、金座金塊強奪事件など
など……
だが、その天才模倣犯を嘲笑うような事件が起きた。
――『連続ATM強奪事件』!
天才模倣犯のプライドを粉々にした驚異の犯罪!?
彼をして絶対にマネが出来ない完全犯罪とはいったい?
ジャスト500字のコメディです。
笑っていただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-04 21:24:15
500文字
会話率:31%
異世界との契約を履行して自分を召喚先に転移させるはずだったけど
契約先に問題があったから召喚中止して契約の問題を排除してほしいって?
ある程度常識とか教えるしチートもあげるとかいうけど!
時間はいくらかかってもいいけど必ず解決してねぇって
どういうことなの女神さま!?
※TSだけど男としての自意識は極めて低いです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 20:48:34
4749070文字
会話率:52%
レベル1の女商人アリアは、勇者アベルの仲間であり、恋人……のはずだった。それなのに、連れて来られた辺境で朝目が覚めたら、彼はベッドの隣どころか、村から荷物と他の仲間と共に消えていた。「さよなら」の置手紙一つすら残さずに。
しかも、その村は
脱出不能の開拓村。法律など存在せず、弱肉強食が是とされる世界。力がないアリアも当然、村人たちにとっては獲物であり……。
だから、アリアは復讐を誓う。置き去りにしたクソ勇者に……自分に理不尽な思いをさせたすべてに!!
やがて、金と仲間を手に入れたアリアは復讐に動き出す。だが、それは単なる復讐劇に留まらず、世界を巻き込み、理を変えていくのだが……。
※本作はカクヨムで連載していました「置き去りにされた女商人は、復讐を誓う」の内容を転載したものです。今のところは、話の大筋を変える予定はありません。
※毎日、3話ずつ投稿する予定です。(投稿時刻は、12:00、17:20、20:40)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 20:40:00
807227文字
会話率:50%