家族なんていない、そんなものは最初からいなかった。そして捨てられた私に当時の記憶なんて無かった。
唯一分かるのはこの世界を作った女神と同じ名前だったという事。そして常人ではありえない魔法使いとしての才能。
生まれてから12年間暮らし
てきたマギアは親の顔も知らずに孤児院で暮らしていた。でも最初からいない親の事なんて知らないし興味もない。孤児院での生活は楽しかったし毎日に生きがいを感じていた。
でもどうも幸せな時間は長くは続かない。それは一日にして無残に散った。私の大事な物、かけがえのない場所は灰となり炭となりそこにあった幸福な現実は無残な思いでとして私の中に焼き付いた。女神の手先を名乗る悪魔が私の大切な全てを壊したから。そしてその悪魔が話す事実は衝撃的なものだった。
女神の暇つぶしで創られた人形、それが私の正体。暇つぶしの為に私は作られ暇つぶしの為に奪われた。そんなの許されないでしょ?
もしこの世界に神がいるならどうしてこうも過酷を強いるのだろうか。こんな世界ならいらなかった、こんな悲しい思いをするなら生まれたくなかった。
私は世界に宣言する、私の幸せを壊した残酷な魔族、そして救いの無いこの世界を作った無慈悲な女神への復讐を……。
「何年かかったって絶対に見つけ出して潰してやる……っ!」
無慈悲な女神の創った箱庭(セカイ)で3人の魔法使いが集う時、女神の祝福を受けたはずの大魔法使いの女神への復讐が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-28 00:00:00
589756文字
会話率:60%
ダンジョンアタック中に15歳を迎えたアレス・ラインハルトは父上からの期待で【剣聖】となると信じられていた。 だが授かったのは誰も聴いた事が無いギフト【水使い】であった。 転生前に最もアレスが欲しがったギフトだったが父上はこれに激怒し国王陛
下も危険なSランクダンジョンへと足を踏み入れさせられた事に怒りアレスを国外追放してしまう。 だが、これが国を破滅へと導く事になるのをまだ知らない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-21 10:16:33
18834文字
会話率:80%
台風で、大雨警報でした。
最終更新:2023-09-08 19:51:26
207文字
会話率:0%
『貴方がお好きなのは私の『顔』なのに傷をつけてしまいました…』
国王の元に王妃が倒れたと一報が届いた。さらに額を傷付けてしまったと聞くと国王は嘆いた。「なんてことだ、美しい王妃の顔が…!」
リブロン王国の国王ジャレッドは極度のナルシスト。
美しいものがお好きで美しさを極めたご自身とその名の由来である薔薇をこよなく愛す。他には全く興味もなく身近にいる者の名前さえ知らない。そんなジャレッドの目に止まったのは他国の王女カメリアだった。
「私のどんなところがお好きなのです?」
「そんなの、君の美しい顔に決まってるじゃないか!」
そんな国王が好きな自分の顔に傷痕が残ってしまったら私はどうなるのでしょう。王妃は涙を流した。
ジャレッドがカメリアと向き合ったとき、そこに愛はあるのか…。
この物語は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-29 07:00:00
12722文字
会話率:53%
周平は凡人である。その彼女の湊は天才である。
ずっと一緒にいる二人。
事情を知らない人から見れば釣り合わない二人。
でもそんなの関係ない。友人に口から砂糖を吐かせまくりながら二人は青春を謳歌する。邪魔する奴にはやり返す、倍返し以上に
!
釣り合う釣り合わないを誰が決めるのか、自分達で決めたバカップルの物語。
NTR、浮気は一切ありません!
バカップルがイチャラブするお話です。恋愛、友情、日常の青春を面白おかしく書いていきます。たまに邪魔する奴にはざまぁします。
最初は短編そのままです。
短編が二人の物語のエンディングにあたります。
続きは過去編になっています。
ノクタ行きになり、確実に大丈夫なところまでところまでこちらで再投稿しようと思います。
それ以降は、危険なところを削除、修正しながら投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-14 21:49:04
270244文字
会話率:44%
お金はあるがセンスがない。
国内屈指の金持ちの家に生まれたリゼットは、毎日湯水のごとくお金を使い続けていた。
その金遣いの荒さに、婚約者にも呆れられる始末。
ある日、いつものように宝石を買っていると、突然知らない男の声が聞こえてきた。どう
やら自分にしか聞こえていないらしい。
この声、よく喋るだけの邪魔な存在かと思っていたら、リゼットに足りない美的センスを持っているようだ。声のアドバイスに従っていると、婚約者との仲も少し改善してきた気がする。しかしそんなのもつかの間、婚約者を狙うライバルが現れた。
この声は一体何者なのか。リゼットは幸せになれるのか。
二人三脚な物語が今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 22:36:58
42435文字
会話率:35%
ある日、普通のOLである泉梨花は、恋人との結婚式に浮かれまくりすぎてトラックに轢かれてしまった。
だが、トラックに轢かれたと思ったが実は轢かれる前に異世界にトリップしてしまっていた!!
なんでも、その世界には厄災が迫っているらしく、それを
止めるため聖女を召喚したそうだった。
って、私聖女じゃないんですけど!?いや聖女だけどさ!!
そんなこと知らないし!!
聖女とかそんなのどうでもいいを貫く梨花は、恋人の蒼と結婚するため異世界から日本へ帰る方法を探す。
だが、何故か王太子に気に入られてしまった!?
え?王太子だけじゃない!?騎士団長や魔導師団長、挙げ句の果てには隣国の第二王子にまで気に入られてしまって!?
「聖女殿、どうか私と婚約してくれないか」
「ごめんなさい私そういうのいいんで!」
「聖女殿、俺の手を取ってくれ!」
「いやです私のタイプじゃない!」
「聖女様、一緒にきてくれませんか」
「ごめんなさい間に合ってますんで!」
「聖女様、その、どうしてもっていうなら婚約してあげないこともないけど?」
「あ、どうでもいいんでどっか行ってください!」
梨花は無事に日本へ帰ることができるのだろうか!?
「うわーん、リリカ〜!助けて〜!!あいつらしつこいよぉ〜〜〜〜!!」
「お気を確かに、梨花様!早くニホンに帰って蒼様とのご結婚をなさるのでしょう?私も尽力いたしますから!」
「リリカぁ〜!大好き!日本に帰った時に一緒にいて欲しいくらい!というか、もう十分力になってるよ〜!!」
…………帰れるのだろうか…?
中編です。
聖女として召喚されちゃった主人公がありとあらゆる手段で異世界の連中の求婚から逃げ切る話。
元の世界に置いてきてしまった恋人と結婚するために奮闘する主人公VS求婚を受け入れてほしい男たち
レディー………ファイッ!!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-30 23:00:00
2825文字
会話率:26%
みなさん、こんにちは、こんばんは、夢野 紬十七歳です。私は今、ハニートーストを咥えたまま、知らない森の中を爆走中。何故ならば、蜂っぽい何かに追いかけられているから。そんなの! 逃げるしかないよね。よく当たるって教えてもらった”エリザベス⭐
︎土偶”の占いアプリで『今日、ハニートーストを咥えて角を曲がれば、運命の相手に出会える』を実践した結果がこれ。どういうことなの”エリザベス⭐︎土偶”!!
※タイトル通りの薄い内容です。
※主人公の日本語使いがおかしい部分が多々あります。
※人によっては不快に感じるかもしれない描写があります。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-24 06:00:00
8945文字
会話率:61%
貴族と平民の身分差が激しい異世界へと転生した女性、『芽衣子』は目を覚ますと悪役令嬢である『メリッサ・アストライア』の身体となっていた。
2人で1人、メリッサの意志によって芽衣子と肉体を共有し、気が合わないと思いつつもこの状態を楽しむメ
リッサ。
(あの見窄らしい少年はフィオナの弟君ですのよ? 助ける意味をお尋ねしても?)
「知らないわよそんなの! 私が助けたかったから助けた! 今は私の身体なんだからいちいち聞かないでよ!!」
芽衣子に生前の記憶はなく、『芽衣子が死ねば肉体は元通りになる』とメリッサに告げられ、襲いかかる死亡フラグを全て芽衣子は避けながらも、脳の中にいるメリッサと会話を続ける。
「目覚める? 何の話かはわかりませんが……貴方と殺し合うのは、何度やっても楽しいですね!!」
そこへ現れた『レオン・ギルバート』という男、彼もまたメリッサと同じで頭がおかしく、彼女を自分の物にしたいがあまり芽衣子に向けて剣を振るっていた。
(貴方に身体を渡して正解でしたわ、今日はとても面白かったですもの)
「……そりゃどうも、こっちは最悪の1日よ」
芽衣子はとにかく自分を失わない為に、悪役令嬢であるメリッサを演じながら自身の汚名を払拭していく事にした。
それが貴族、アストライア家全体に泥を塗っているというのも知らずに……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-30 03:40:46
8091文字
会話率:43%
滅亡の危機に貧する世界で、勇者となって、仲間と一緒に魔物と戦う――
そんなベタすぎる設定のRPG(ロールプレイングゲーム)の世界に転生した私。与えられた役割は、ゲーム開始直後、いきなり魔物に殺される、勇者の幼なじみの村娘。
勇者の力が覚醒す
るイベントだけど、絶対に嫌。私が死なないとストーリーが進まない?そんなの知らない。物語のキーパーソンとして、終盤まで回想シーンに登場できる?はいはいお断り。
襲い来る死亡フラグを回避したら、勇者は冒険に旅立たないし、ラスボスは立派なお医者様になってるし。
次々と命の危機に見舞われながらも、ファンタジーの世界でたくましく生きる村娘と、なぜか一途に彼女を見守る、面倒見の良いラスボス魔王の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-25 16:05:15
126824文字
会話率:30%
ある日前世を思い出した私、オリビア・フォードヒル侯爵家の令嬢。ラングトン王国と言う世界に転生し、流行りの乙女ゲームなのか小説なのか全くわからないが、持ち前の明るさとバイタリティで楽しく生きようじゃないか。ゲームや小説なら役割があるはず?そん
なの知らないわ!
初投稿です。ご都合主義な世界で間違いもあるかと思いますが、どうぞよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-23 22:00:00
37870文字
会話率:59%
隣にいた誰かの影をいつまでも追い続けている。
今でもここにあなたのいた証があるのだと。
それはただの執着だ。心が生んだ蜃気楼だ。
そんなのわかりきっている。わかりきった上で今がある。
ないものをそこに虚飾する日々は、案外続けられるものなのだ
。
そうしないほうが、よっぽどつらいことなのだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-14 13:27:57
2805文字
会話率:0%
――故郷に帰るのは嫌なんだ。
五年間、実家には帰っていない。あの街には俺が過ごした思い出が沢山あるが、同時に沢山の嫌な思い出もある。それは良い思い出にいつもこびりついてくる。
面白いことがあった。楽しいこともあった。でもそれ以上に、投げ出
して、放り出して、中途半端に逃げ出したことの方が多い。トラウマなのかと問われれば、そんなのよりはずっとずっと軽い。ただ、度々、思い出して苦しくなる。寝る前に、或いは夢の中に現れて、苦しくて目を覚ます。
そんな故郷に俺は帰ることになった。理由は、幼馴染みの家族関係に問題が発生したから。詳しくは知らない。しかもなんで俺が呼び出されなきゃならないのか全く分からないのだが、母さんからしつこいほどの連絡があったため、仕方なしの帰郷となった。けれど社会の歯車として働く俺が故郷で過ごせる時間など限られているわけで。
故郷に残した忌々しい思い出と、故郷で過ごした楽しかった頃の記憶を入り混じらせて過ごす四日間。そしてそこから続いていく、人と人との物語。
※短編予定、および不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-03 22:14:02
38885文字
会話率:58%
女子高生・ミカは目覚めたら19世紀英国にいた。公爵家のお屋敷でメイドになったら、紳士に口説かれたり貴族とダンスしたり、溺愛フラグが立つ予感……いやでもなんか変。「きみは何者?」みんながミカに聞いてくる。そんなの知らないよ!あたしは21世紀に
戻りたいだけなのに!現代に戻るため、不穏なイケメンたちと美魔女とおじさまに囲まれながら、ミカは自分で自分の正体を暴こうと決意する。ヴィクトリア朝英国のカントリーハウスを舞台に、陰謀と恋の三角関係が始まります。
(毎週金・土曜夜更新/6月完結予定)
(参考文献は「活動報告」をご覧ください)
※この小説は「カクヨム」にも掲載しています。
※この小説は19世紀英国を舞台としており、当時の法律・生活習慣に基づいた表現があります。これらは今日において不適切とされる言動を肯定・奨励するものではございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-11 19:07:05
236209文字
会話率:59%
あたしのカレは浮気者だ。しんちゃん。同じ学部だから大学でも一緒にいることが多い。
周りの友達もあたしたちが付き合っていることは知っていて、いろんなことを教えてくれる。
例えば、あたしじゃない女の子と買い物してたとか、あたしじゃない女の
子とカラオケから出てきたとか。
「なんか、あった?」
頭の上から声が降ってきた。驚いて顔を上げる。
「あ…えと…」
「あ、やっぱりあさみちゃんだ。」
「え…あたしだってわかってて声かけたんじゃないの?」
「んーん。あさみちゃんな気はしてたけど、4割ハズレかなって。」
「あたしじゃなかったらどうする気だったの?」
【更新ペース】
・完結することを約束します。(結末まですでに書き終えたものを改稿しながら掲載していきます。)
・毎週月曜日の22時に更新します。
・1回の更新で複数話を掲載します。文字数で3,000字程度を目安にしています。
・完結まで10回前後になると思います。
※ご留意いただきたいこと
・復讐劇ではありません。
・浮気表現を多分に含みます。(R15の理由①)
・R18ガイドラインに抵触しない程度の性的表現を含みます。(R15の理由②)
・ノンフィクションではありません。フィクションです。作者の体験談では決してありませんし、私の友人にも何の関係もありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-23 22:00:00
42483文字
会話率:47%
あたしは朱莉、日向アカリ。
どこにでもいる普通の女子高生よ!
ただちょっとお父さんが異世界の大物、魔王軍最高幹部だったり。お母さんが異世界の勇者だったりするけど、あたしは普通!
まあ聖剣とか魔導書とかチート魔猫とか使えるけど、本当に少し強
いだけの一般人。
それなのに、は!? 政府があたしを疑ってるですって!?
危険度SSS?
知らないわよ、そんなの!
絶対に普通に暮らしてやるんだから!
※なお、以下略。 【現在、毎日更新中】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-23 18:12:33
648240文字
会話率:26%
自然豊かなネストーレ王国は聖竜が加護を与える平和な土地。そのネストーレ王国の侯爵令嬢イルナは、宮廷魔術師長の父と聖竜の巫女である母に、辺境伯の治める領地へ一人追いやられる。
イルナの魔力は絶大だが、使える魔法が何だかいまいちで良く
分からないものばかりで、このままだと宮廷魔術師にも聖竜の巫女にもなれそうにないという理由で。
貴族の娘の務めである結婚も、密かな夢だった魔術師団への入団もどうやらできそうにない。
「もういいや。薬草でも育ててポーション作って細々と暮らそう」
そんなのんびりなイルナが王子様に気に入られたりエルフと仲良くなったり、聖竜に目をつけられたりと、割と大変な事に巻き込まれていくとかいかないとか
秘密のジョブ「アウキシリア」を持つイルナの、まったり冒険恋愛モノです。
設定甘いとか色々ありますが見過ごしてください。
その辺の突っ込みはご遠慮願います…
R15は念のためですが、気持ちは全年齢対象です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-03 16:00:00
780958文字
会話率:63%
エアフルトにある冒険者ギルドの求人に応募して、働くことになった私。
落ちぶれた貴族の娘らしいけれど、そんなの知らないわ。だって、お金はないし、両親ともにここへ来る前のことは全然話さないんですもの。
これまで真面目にやっているはずなのに仕事が
続かず困っていたら、運良く教えてもらった求人募集。
すんなり決まりました!
いろいろな変なこと、変な人に囲まれて、毎日楽しく裏方の事務員やってます。
裏方の事務員のはずなんですが、ちょっとお話が違う気がしますよ、マスター?
この作品の恋愛部分はムーンライトノベルズに掲載しています(プチネタバレ、R18なのでご注意)。
そのうちにこちらレベルのもの書くかも?
更新は不定期です。
一週間に一回以上の予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-02 16:25:04
233909文字
会話率:37%
乙女ゲーム世界に転生したらしい。でも、どうやら俺はメインストーリーの進行上ちょこちょこ出て来るだけの脇役のようだ・・・あらすじ改変?ゲーム世界の改悪?知らないよ、そんなの。そもそも俺はこのゲーム知らないんだから!
―――と、いう感じで無自覚
にヒロインの邪魔をしていく転生男子のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-26 02:00:00
13222文字
会話率:10%
僕と反対の意見をいう君
自分の知らない事に
気づかされる
新しい発見が自分の知識になっていく
最終更新:2022-02-24 22:30:34
211文字
会話率:0%