偽聖女のクレッサは、王城に呼び出された。
「聖女の名を騙る不届きな者というのは、そなたか」
第一王子の問いに、クレッサは答えた。
「ええ、私は確かに偽物ですけど。それが何か?」
終わらない隣国との戦争、その最前線で人を救い続け
た彼女は、病死した先代聖女の偉業を思い返しながら、暴言を吐く。
『貴族であり、聖女と認められた者しか癒しの力を行使してはならない』などという決め事は、馬鹿げている。
これは救うべき者の為に己を捧げる覚悟を決めた、偽物聖女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-15 12:10:52
56226文字
会話率:35%
双子のおもりついでに訪れた夏祭り。
金魚すくいの屋台をのぞいた主人公は、そこに異様なものを目撃する。
明らかに金魚ではない、何か。
それが何かも判らないまま、せがむ双子に抗いきれず捕ってしまう主人公。
だが……大丈夫なのだろうか。
マ
ズいことにならないだろうか。
頭を抱える主人公を置いてけぼりにして、事態は勝手にどんどん、あらぬ方向へと進んでいく。
こいつはいったい……何なんだろう。
「第4回 小説家になろうラジオ大賞」参加用に書かれた同タイトル短編の、1000文字化される前のオリジナル版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-11 15:27:41
4831文字
会話率:10%
『かわいい』が正義。
そんな世界に『かっこいい』が求められるようになったきっかけがあった。
『かわいい』妹と『かっこいい』姉のお話。
最終更新:2022-12-20 12:46:37
1571文字
会話率:22%
昔、バカな王子に追放されるまで聖国で巨大な結界を張って、他国の侵入を徹底的に防いできた最強聖女は、現在追放されて隣国のルーベンス侯爵家で侍女をしていた。ある日、神託が元最強聖女に聞こえてきて、伝えるだけ伝えて王宮から帰ろうとしたら、第二王子
様に気に入られてしまった!そこから始まる、元最強聖女は第二王子との結婚フラグをバキバキに折っていきます。「は? それが何か?」な、ご主人様であるミリエル以外には容赦ない元最強聖女に、「俺の女になれよ」という俺様王子のちょっとコミカルな、シリアスもありの無事にハッピーエンドを迎えられるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-05 07:00:00
67379文字
会話率:60%
とある王国にいる。世界最強の男が自分の力を自分の好きなように使って世界を好きに満喫するお話です。主人公最強です。ハーレム?です。よければお付き合い下さい。
最終更新:2022-09-02 02:43:17
701880文字
会話率:65%
ある日、マンションに一人暮らしをしている姉貴に頼まれて大学生の俺は一カ月留守を任されたんだ。
そこまでは良かった…んだけど。
バイトに遅刻になりそうになり、慌ててシャワー室に入ってギャグ漫画の如く足を滑らせたまでは…覚えているっ…たがっ
しかーしっ!?
次の瞬間、目がが覚めたら、姉貴の部屋だったはずが…何故かヨーロッパ風の部屋にっ。
なんだっ?なんの冗談なんだよっ!
しかもっ俺が公爵の次男坊だって?ジョーダンじゃねぇっ!
まさかとは思うけど…この世界って…姉貴が書いていた「未完成」の小説の中じゃねぇの?
それにさ?俺の苦手な恋愛物の世界じゃんかよっ!?
俺が一体なにしたって言うのよっ!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-28 08:00:00
170102文字
会話率:39%
女子高校生の山上咲耶は、父親は地図にない村の出身、母親はチベットの山奥の出身だった。
古い彼女の家には、夜な夜な怪しい眼や耳が現れる。それが何か、彼女にはわからない。両親は、悪さをしないのなら放っておけと言う。
両親のいない夏休みのある
日、彼女のもとに男が訪ねてくる。彼が言うには、咲耶の祖父が亡くなり、葬儀に参列すれば莫大な遺産が相続できるという。
咲耶は、父親の代理として葬儀に参列することを決意、友人二人を誘い、男と共に地図にない村に入った。
祖父の自宅で葬儀を上げた後、遺体を黄泉の穴と呼ばれる洞穴に運んだ。そこで惨劇が始まる……
※この作品は『エブリスタ』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-30 16:00:00
122231文字
会話率:47%
「私」が幼少期、父のパソコンに見た黒い手のアイコンと、その中の黒い人影の写真。それが何かわからないまま、大人になった。
すると大学生の時、自宅のパソコンに、社会人になってから職場のパソコンに、その黒い手のアイコンが突然現れる。だがそれを開く
ことはできなかった。
初老の年齢になったある夜、出張先路地を歩くと、幼い頃パソコンで見た人影が目の前に現れる。
その正体を掴もうと人影を追っていくと・・・
「私」が祖父から父へ、そして自分へと負わされた宿命によって「私」は逃れられない世界へと引き込まれる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-20 15:15:26
7496文字
会話率:10%
なんら変わり映えのない日常を送る真見と仲のいい5人。
そんなある日、いつも通りの下校中に足元に円が?!
円の正体は魔法陣。真見はあまりの衝撃で足が動かなく、それを連れ出そうとした5人も魔法陣の発動に巻き込まれる。
そして真見が目を覚ますと、
微小精霊というその世界最弱の魔物へとなっていた。
転生、はたまた招喚?
自分の状況すらわからない中でも、自分を助けようとしてくれた5人はこの世界に生きていると信じ、真見は生きるための一歩を踏み出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-03 20:14:40
85738文字
会話率:16%
暗い中にうすぼんやりと浮かぶいくつもの浮遊物、それが何かはわからぬが、確かなものといえるのはそれと中心に見える黒い光をまとった球体である。
そんな球体の一つに人体の骨が立ち、それに徐々に肉体や髪の毛などが生えて完全な肉体を形成する。
瞳は碧眼で、髪の毛は美しいというよりも少し透き通るような金髪である。
そのあとに下着やらを着ながら見た目は完全な10代の少女となった。
少女の着たものは一部他と違っていた。何やら縁に四角形の形が常に変わるようなものが張り付いていて、それが異様な感じに見える。
少女はそんな中で何かを探す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-03 08:00:00
6489文字
会話率:45%
賛否両論の賛と否が大きくかけ離れた世代…… それがゆとり。
次々と社会に躍り出ていく彼らは、この地球(ほし)のために何を成すべき存在なのだろうか?
師走の土曜日、妄想を綴ってみました。
半年前筆を折って以来の投稿です。
最終更新:2021-12-18 16:09:11
1599文字
会話率:14%
歌のふる里のラストの2,3日後から始まる、歌のふる里の続きです。
小夜にムーシケーが何かを伝えようとしている。
けれどそれが何か分からず小夜は困っていた。
楸矢は音大への進学は決まっているものの音楽家になることを望まれていたわけではないと
知り、進路をどうするか迷っていた。
そんなとき、小夜が呪詛で狙われた。
危ないところでムーシケーに救われたものの、誰になぜ狙われているのか分からなかった。
帰還派は諦めたはず。
小夜が狙われたと知り、柊矢と、楸矢から話を聞いた椿矢はそれぞれ小夜を狙っているものを捜し始めた。
カクヨムにも同じものを投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-06 11:23:10
237862文字
会話率:33%
────時は西暦3000年の宇宙。人類は宇宙へと進出した。その宇宙では様々な宇宙艦隊が存在している。かく言う俺、如月拓真はニート艦の艦長をしている。ニート艦にはいろんな過去を持つ者達が乗っており、いろんな趣味を持つ者がいるが、俺は楽しくニー
ト艦でやっていて気ままな生活を送っている。この物語はそんなニート艦で過ごす物語だ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-23 00:01:55
15863文字
会話率:65%
男は何かを探していた。それが何かは分からない。
ただぼんやりと、何かを思い出しながら、考えを巡らせた。
そこに、一人の子供がやってきて──────。
最終更新:2021-08-20 19:31:57
4550文字
会話率:52%
ーー何かを探していると、それが何か分からなくなるんだ。
不思議クンと噂される僕に、相談してきた隣のクラスで目立っている彼。
それが不思議な話というのなら、聞いてやらないこともない。
彼が探しているのは、忘れているのは、本当は何なのか
?
その答えは、彼の隣にいる少女が知っている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-31 02:48:39
6168文字
会話率:42%
40にもなって結婚してないのは、世間的にはあまり良いとはされていない。
でも、それが何か?
一人で生活できているのであれば、何も問題ないではないか。
結婚している方が人生勝ち組みたいな風潮があるが、趣味に生きる私こそ勝ち組だと思っている。
夫の世話も子供の世話もしないで良いのだから、独身って最高よ?
それが私のスタンスだった。
そう、彼が現れるまでは……
※この作品は長岡更紗様主催の「ワケアリ不惑女の新恋」企画参加作品になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-12 19:34:32
7385文字
会話率:32%
生まれてから一度も自分の領地から出た事のない男爵令嬢。王都の王立学園に入っている婚約者から、最終学園の一年だけでも共に学園生活を送って、卒業パーティーで一緒にダンスを踊りたいといわれる。愛する婚約者の為に特待生として編入するが、そこで彼女を
待ち受けていたのは、婚約者との仲を引き裂こうとするご令嬢達の苛めだった。優等生でイケメンの伯爵家のご令息である婚約者は、学園一の人気者だったのだ・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-06 19:09:54
12989文字
会話率:26%
冒険者にも、色々ある。
旅をし、拠点を持たずにその日の稼ぎで生きる者。ダンジョンに潜り、宝で一獲千金を狙う者。
冒険というものが分からず、失敗ばかりの初心者たち。
貴族の依頼もこなす腕利きのベテラン。
身体を張って、命を懸けて危険を冒
し、冒険者は何かを守るのだ。
それが何かはその人次第。
そして、この物語は、冒険者の中でも初心者でもない、ベテランでもない、何かを守るために活動する中堅の冒険者。
Cランク冒険者たちの、物語だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-05 15:00:00
21246文字
会話率:42%
ある時計コレクター(まぁ自分のことなんだが)の独自の視点や拘りによって集められる時計達。
その拘りもその時々によって微妙に変化したりするものです。
えっ?
一貫性がないって?
はい、その通りですが……それが何か?
日本人的な(微に入り細に入った)拘りで作られた少し前の工業製品を愛でるのがコレクターの本懐。
その視点をどこに置くかによって色んな集め方があるところも面白い。
えっ、理解できないって?
ごめんなさいね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-01 08:55:55
11237文字
会話率:0%
とある森の奥深くにある小屋に一人の美女と小さな仲間が住んでいた。
彼女は、風の噂でとある物が街で流行っていると聞いたが、それが何かわからず試行錯誤をしているのだった。
はたして彼女が作ったものとは……。
超短編小説です。
絵を見てピンと来
たので、書かせていただきました。
※絵の掲載は、作者様に許可を得て行っております。無断転載はおやめください。
※作者様のTwitterは後書きに書かせていただいておりますので、どうぞご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-24 20:40:48
1217文字
会話率:59%