俺が彼女と出会ってから別れるまでの一週間を題材にした追想記──の書き出し。俺と彼女の青春はたった一週間だけど、四千文字では到底表しきれなかった。
けれど俺は忘れない。たとえそれを形に残せなかったとしても、俺は彼女を一生忘れない。この一週間
の青春を俺は絶対に一生忘れない。彼女は忘れろというかもしれないけど、忘れろと言われても忘れてやらない。
彼女を愛したこの日々を、俺はいつまでも愛し続ける。
第十一回書き出し祭り、第三会場に参加しました。
書き出しとはいったものの短編として投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-12 16:19:17
3001文字
会話率:17%
戒律と信仰を重んじる法の国、技術と科学を発展させる火の国に分派したとある大陸。対立を深めた両国は戦争を繰り返し、ついに火の国は呪いをばら撒く最悪の兵器『儡鎧殻』を持ち出す。
唯一の聖域を残し、全てを汚染され破壊された法の国。そして、儡鎧殻を
制御しきれなかった火の国すらも滅ぼされてしまう。かくして、世界は呪いに染まり、灰色の大地となった。
荒れ果てた世界を彷徨う人々は、汚染された旧世代の遺跡都市の遺物を漁り、か細く生き延びていた。特に『ユニオン・ブラックバード』と呼ばれる組織は、儡鎧殻に対抗する手段である『魔導鎧殻』を所有していた。
機械仕掛けの鎧を纏い、儡鎧殻や呪いから生まれた怪物たちを退ける彼らは、人々の希望であり、そして誰よりも自由な存在だった。鴉の紋章を掲げる彼らは『黒羽のスカベンジャー』と呼ばれ、遺跡都市へと挑み続ける……そんなお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-12 17:46:28
22138文字
会話率:46%
★本編は完結しましたが、やっぱり第二部始めました。
主人公は銀河の弟シリウス、ヒロインはパトリシアです! もちろんパトリシアの恋のライバルヒロインもでてきます。どっちも可愛いですよ。シリウスはパトリシアが好きだけど、ちょっと女ったらしでモ
テモテです。顔がよくて身長が高くて、大貴族の長男なのだからムチャクチャもてます。モテない要素が見つからないぐらいです。ただ、残念なことに夜型の羊飼いな人見知りなのです。
王国は激動の時代へと突入し、戦乱の濁流にのまれてゆきます。第二部もよろしくお願いします!
【こちら完結した第一部のあらすじ】 主人公は勇者を殺す者として悪名高い伝説のアサシンだけど、家でゴロゴロしていたい、のんびり屋さん。無職で怠けていると近所のガキにまで馬鹿にされるので冒険者ギルドに所属しながら、人を探すお仕事をすることになります。
失踪者の捜索依頼や、誘拐された子どもを探したり、困難な依頼に失敗して行方不明になった冒険者を救出するという、やりがいのある仕事です。
転生前も不遇、転生後も序盤は不遇からスタートします。
苦手な方は『序章プロローグ』を飛ばして『第一章』からお読みください。
これは家族も兄弟たちも全てを失ってアサシンとなった少年ディミトリと、貴族の地位も華やかな暮らしも全てを捨てて冒険者に身をやつす訳ありの聖騎士エルネッタ(偽名)の物語。
残酷な描写は控えめ。性的な描写は意図的に抑えていますが、R15をそのまんまの意味に解釈し、ターゲット年齢は少し高め。主人公がモテるのでハーレム要素ありますが話中では基本的にヒロイン一筋で浮気しません(物語のラストに二人目の嫁と出会いますが)
主人公の仕事が行方不明者の捜索という関係上、どっかの奥さんの浮気現場を目撃したり、女性誘拐といったシーンがあります。描写は意図的に軽くしますが苦手な方はご注意ください。
この世界はアビリティ、スキル、レベル制でパラメータ優位です。
ありがちですが主人公最強(夜間限定)。
★★本編完結しました★★応援ありがとうございました。
今後しばらく回収しきれなかった伏線など書いて、後日談として投稿するつもりです。
『サブタイトルに【挿絵】と書かれていたら挿絵あります、環境によっては重くなるかもしれません。ご注意ください』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-26 12:29:09
1029167文字
会話率:43%
皆も経験したことがあるのではなかろうか。そう、「ボッチ」である。学生生活をエンジョイしきれなかった苦い思い出。
ここでは、そんなクラスに馴染めない者共が集結し、自分なりの青春を過ごそうと思い思いにハッスルする高校生達が描かれている(と、思う
。保証はせん)。
今更だけどこれあらすじなのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-02 23:47:23
4974文字
会話率:57%
ホシザキ コウイチロウは指定クール内にラスボスを倒しきれなかった戦隊ヒーロー。
なお、隊員は現在1名。
バイトと怪獣退治で食いつないじゃいるが、これが俺の物語なのか……?
仲間はどこに!この星の運命は!?
ラスボス撃破後のハッピーエンドは
待っているのか……!?
【この作品はカクヨム様でも掲載しております】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-29 07:00:00
12364文字
会話率:56%
オーソドックスなスタンパ。カバマンダガルドとゲコミミマンダの軸が取れる。
SDで回しただけだが、ノーマルZカミツルギが以外と通しやすかった。Zの元技がハサミギロチンになっているのがポイント。エアームドのいないサイクルを(運次第で)崩すことが
できる。
しかし、ハサミギロチンZだと微妙に火力が足りず、削れたサンダーを倒しきれなかったり問題もある。とはいえ、ダメージを覚えて周りでもう少し削れば十分対応可能なので練度次第か。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-26 10:50:34
738文字
会話率:0%
その子供は、大人になりたかった。
師匠のようなかっこいい大人に。
家の電話が鳴り、家にひとりきりだった子供は受話器を取ると、それは依頼の電話だった。
子供は気付く。
師匠の仕事の始まりは、いつもこの電話からだったと。
我慢しきれなかった子供
は、師匠の真似をして依頼を片手に高速バスに乗り込んだ。
もう何でも出来る気でいる子供は、ちゃんと目的地へ行くためのチケットも買えるし、一人でバス乗り場にだって行ける。
バスに乗ってからだってちゃんと師匠みたいに愚痴だって言える。
乗るバスを壊滅的に間違えた以外は……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-12 12:22:07
275927文字
会話率:34%
魔王を倒しきれなかった父の代わりに息子の僕が勇者に!?父と違って実力も知識もないし、国王は無茶苦茶言うし、どうしたらいいんだろう。そんな時に出会った女の子は記憶喪失のようで…?
最終更新:2019-05-14 16:24:27
6887文字
会話率:65%
8sanの“あとがき劇場”が遂に本編に進出!!
飛び交うコカトリスの攻撃に8はどう対処するのか!?
※この話には「魔族に転生したので人類を滅ぼそうと思います」、他作品のネタバレ、本編では説明しきれなかった事の解説などが出てきます。お覚悟を。
最終更新:2019-02-27 18:41:19
5141文字
会話率:78%
【注意!】これは、あくまでも筆者個人の見解です。
TRPG、してますか!?
TRPG(テーブルトークロールプレイングゲーム)とは、すっごい簡単に言うとルールブック(お値段様々。平均3,000円ぐらい)と紙とペンとサイコロなんかを用いてゲ
ームマスター(以降GM等)一人(時と場合に依る)とプレイヤー(以降PL)数人で集まって遊ぶアナログゲームの一種です。
はい。ご存じの方の方が多いですね!
このルールブックや拡張ルールブック(以降サプリ)にはサンプルとして1~3つほどの『シナリオ』が付属しています。
やりはじめの何のルールも知らないけど、興味をもった同好の志が集まったとき、大抵一度はこれで遊んでみるのがTRPGライフの始まりと言っても過言ではないでしょう。
だけど。
そういったサンプルシナリオって、大体様々な動画サイトにてプレイした動画が上がっていて、興味のある方はどこかしらで目にしてしまっているがため、エンディングまで知ってるよぉ…。と、なってしまい折角のセッション(TRPGを遊ぶこと)に参加したはいいけど純粋に楽しめなかった…。
こんな経験したことありませんか?
そして、思うわけです。
「だったら、自分だけのシナリオを書いてみよう!」
そうして、シナリオを書き始めて。
展開を練って。
エネミーを配置して。
謎解きを考えて。
エンディングまでの道筋を書き込んで。
いざ、実プレイ!
……なのに。
苦笑いをしながらPLは言った。
「楽しかったよ。」
でも。
どこか友人の笑顔が寂しげだった。
本当に彼は楽しめたのだろうか?
そんな経験。したことがないですか?
勿論。
GM経験の浅さゆえシナリオの良さを引き出しきれなかったのかもしれません。
PLのサイコロが悪魔の微笑みを受けて、大惨事になったのかもしれません。
でも、もしかしたら。
シナリオのせいで楽しめなかったのかもしれないと。
そう、思ったことはありませんか?
ここでひとつ断っておきます。
万人が100%楽しめるシナリオは、ほんとーに少ないです。
でも、みんなが70%楽しめるシナリオは誰でも書くことができます。
だって、TRPGで卓を囲んでいるのは、そのゲームにわずかでも興味を覚えた同好の志なのですから!
筆者の考えが、皆様のより良いTRPGライフの一助となれば幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-21 15:00:00
4166文字
会話率:0%
ある日のこと。
とある森にひとりの人間が迷い込んできました。
その森の名は、逆さ虹の森。
大きな森で、大きな川にかかるボロボロの橋や、願い事の叶う池や、嘘つきを捕まえる広場があり、逆さまの虹がかかる、不思議なところです。
そんな森に、何故人
間はやってきたのでしょう?
そして、その目的は達成されるのでしょうか?
——ほら、耳をすませてみてください。
コマドリが歌を歌っていますよ。
『はじめまして、みなさん。こんにちは。
ようこそ。「逆さ虹の森」へ——』
***
冬の童話祭2019の参加作品です。
他にも2作品書いたのですが、1つはこの設定を使わずに書き、もう1つはあまり設定を活かしきれなかったので、設定を目一杯使ったお話が書きたいと思い、書きました。
楽しんで頂ければ幸いです。
中川あき折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-31 22:00:00
37394文字
会話率:33%
黄金に輝く国――ルドラ――で日本から飛んできてしまった者達は、なぜか古びた木造の喫茶店に集まる。
彼らは、飛んできたと同時に与えられたチート能力で世界を満喫するが、それも刹那的だった。
話が合わない。能力目当ての人ばっかり。ゲームが無
い。眩しい。外出たくない。
そんな世界に適応しきれなかったのは――
喫茶店のオーナー、世界中から『創造者』と呼ばれた万物創造の能力のリンゴ。
言葉を世界に干渉させ、世界の法則を変え『大賢者』と呼ばれたキハ。
千里眼で未来も過去も透視する通称『プロビデンス』の探偵ハイ。
元王国騎士団長で聖剣、天剣、神剣を持っていて隣国から『死神』と呼ばれ恐れられたルイ。
目を合わせればその人を自由自在、笑顔になれば天気も変わる『絶世』のネミ。
王国騎士団参謀総長、生命を涸らし、精霊を操る『天女』みき。
馬鹿で、不真面目で、悪運だらけの集団。
・・・・・・たまに、やる気だす。
彼らの噂を聞きつけて、アップルの門を叩くのは疫病神と彼らの弱みを握っている悪党ばかり。
喫茶店アップルでの日常。普段は笑い、時に怒ったり、泣いたり、悔しがったり。
そんな甘くて、酸っぱいお話を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-10 18:43:35
7260文字
会話率:35%
昔むかし、めでたしめでたし、末永く暮らしましたとさ……。そんな物語の続き、気になりませんか? 例えば、ひとつの世界に様々な世界の主人公達が集まっている場所があるとしたら、行ってみたくありませんか?
なろうの異世界転移転生のテンプレチート主
人公達が集合したらどうなるだろうという妄想から始めました。特徴付のために『ユニークスキル』を使用していますが、もちろん主人公達は最上位魔法を連発できるようなやつばっかりです。
※ 主人公の始まりの場所は『都市』であって日本ではありません。設定資料集の方で説明しきれなかった設定を書きますが、読まずに読者様の妄想を広げて下さると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-15 00:00:00
48022文字
会話率:39%
『あらすじ』
とある学校の帰り道、たまたま寄った公園で、たまたま古い本を拾う主人公の笠原凪斗(かさはら なぎと)。パラパラとページをめくっていたら、本がいきなり輝き出し、気がついた時には知らない場所にいた。しかし、たまたまだと思っていたこ
とは、実は誰かによって起こされていたものだった。
そして、そんなことを知らない凪斗は、現実世界の記憶を失い、ナギト・アイシャとして異世界で世界を救うために勇者育成学校に通うことになる。しかし、ある出来事がきっかけで、ナギトは勇者育成学校を退学処分になってしまった。街を出てふらふらと歩いていたナギトは、幼馴染のソルリの兄、ラネットに出会う。ラネットと仲間になったナギトは、他の仲間を集めるために旅に出ることになった。
◆◇◆◇◆◇
今のところ、こういう感じのお話になっています。
ちなみにですが、あとがきの部分に新しく登場したキャラクターの名前の由来や、本文で説明しきれなかったことなどを、載せようと思っています。まえがきの部分にはざっくりとした前回のあらすじを載せようと思っています。まえがきも、本文も、あとがきも、読んでいただけると嬉しいです!
文章を書いてる側である私には意味がわかってても、読んでる側の読者様にはわからないところがあると思います。よりよい作品作りのためにも、皆様の感想、評価などお待ちしています!
それでは、よろしくお願いします!
※過去編はこちらから⇣
⇣小さな勇者の物語(ナギト)⇣
https://ncode.syosetu.com/n4962eu/
⇣小さな勇者の物語(ソルリ)⇣
https://ncode.syosetu.com/n4967eu/
⇣小さな勇者の物語(ミクリ)⇣
https://ncode.syosetu.com/n4965eu/
※題名を「レンタル勇者始めました。」から「レンタル勇者始めました。〜歪められた運命と真実の想い〜」に変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-31 18:34:48
124021文字
会話率:41%
かつて地球は支配者の争いによって秩序と共に崩壊した。
今現在、地球に残るのは少量の生物と、戦争の為、母国の為その身を捧げたヒューマノイドとアンドロイド。
滅びた世界には笑顔が無くなったが、また大きな戦争も無くなった。
だがしかし、
戦争を再び起こそうと声を上げた集団が現れた。
その集団は『ケルベロスの民』────と名乗った。
誰もが知らないケルベロスという名、だが一人、その名前に反応する男がいた。
帝都五〇五にて、探偵紛いの何でも屋で生計を立てているフリード・ランデッサーは、殺しきれなかった過去と決着をつけようと再び『ケルベロス』として銃を握る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-07 23:43:59
5621文字
会話率:43%
「じゃあ、また」
それがキミと交わした、最後の言葉だった。
最後の最後まで、たった二文字が口に出せなかった。
後悔しても、しきれなかった。
願わくば、もう一度。そう願わない日はなかった。
だけど……。
まさか、あんな
形で再会することになろうとは、思ってもいなかった。
「……っていうあらすじにしたら、ちょっと良さげな作品に見えないかな、北上くん?」
「いやまあ、確かに間違ったことは言ってないけど! でも誤解を招くような言い回しはやめようか、久慈さん!」
「えー? いいと思ったんだけどなー」
「あらすじで嘘ついたらダメだよ! ……えー、この作品はギャグ成分多めの脱出ゲーム型小説です。基本情報、アイテムリストなどを頼りに、謎解きに挑戦しながら読んでみてください。間違っても上記のようなシリアス系作品ではないのでご注意を」
「ちなみに、私は一切謎を解かないよ!」
「確かにそうだけど、堂々と言うことじゃない!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-18 18:00:00
58502文字
会話率:62%
事故で意識不明のバンドメンバー。
主人公達メンバーは彼の復帰を願って毎日病院に通いながら生活している。
そんな中、彼の母親から元々病気で死期が近かった告げられる。そして彼がずっと作成していたという歌詞が書いたメモ帳を貰う
彼はなぜメンバーに
病気の事を話さなかったのか。
主人公達は今までの彼との日々を思い出していた。ずっと明るかった彼が抱えていた想いを知ることができないままバンドは正式に解散となってしまう。
そして解散の発表直後、彼は亡くなってしまった。
ショックを隠しきれなかった主人公達は彼の遺品の歌詞メモ帳を元にもう一度曲を作り一度きりの復活ライブを行うことになる。
その歌詞を曲にしていると彼の想い、抱えていたものが何なのか徐々に分かり始めていた。
「病気を乗り越えて元通りバンドをしたい」その想いを知ったメンバーは彼が歌い続けた声という音を知ることになる。
彼が願った音楽、みんなで歌って楽しく、熱くなれる音楽。
彼がいないこの世界で彼が残した音は声となりずっと残っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-17 04:17:27
1447文字
会話率:12%
とあることから捨て子を拾った男とその子供の物語です。設定いかしきれなかった供養作となってます。
最終更新:2018-02-14 13:27:46
2042文字
会話率:84%
正義は死んだ。そして、生まれ出づるは復讐者。彼は戦う、祖国に生きる憎悪を殺す為に。
魔法世界に存在する国家の一つ、オラクル国は長きに渡る魔王との戦いの最中、強大になった七人の勇者の力を畏怖し、魔王諸共抹殺する愚策を実行した。
し
かしオラクル国は一つの失敗を犯してしまう。
それは七人の勇者の内一人を殺しきれなかったこと―――。
唯一生き残った勇者である青年、シエル・ティンバーレイクは仲間を殺し、自らをも葬ろうとした国に復讐を誓う。
屍の中、ただ一人剣を執った勇者は立ちはだかる全ての邪悪を討つべく歩み続ける。例え旅路の果てに救いが無くとも―――。されど、勇者は復讐を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-17 18:37:41
74810文字
会話率:36%
私こと、浪川 雪菜の兄は殺人鬼です。
兄は逃亡を繰り返し、人殺しを続けている。次々と起こる殺人事件に警察は対応しきれなかった。姿を誰にも見せない、まさしく現代日本に産まれたジャック・ザ・リッパー。
その兄を捕まえるため、私は凄腕の探偵だ
と噂のある彼に依頼を出した。私の目的はひとつだけ。
私はアナタを殺したい。アナタが父と母を殺した時のように。
俺はアンタを殺したい。ただその一心で進んできた。
彼女と探偵と殺人鬼が織り成す物語。世間の噂、メディア、様々な情報が真実を、そして殺人鬼の全貌を隠していく。犯行を続ける殺人鬼を探偵は捕まえることが出来るのか。
それでは問を出しましょう。『私』は雪菜です。では、『俺』とは誰でしょう...?
この小説はハーメルン様でも投稿されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-16 20:15:41
134695文字
会話率:59%