3・11の津波で死んだ、お姉ちゃんの片方だけの赤い長靴を抱いて、おばあちゃんは泣いてばかり。
7年目のけじめをつけようと、家族みんなで岩手に行くことに。
長靴でお姉ちゃんのお墓を作ろうと、夜こっそり抜け出した僕に、一人の女の子が声をか
けてきた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 03:49:39
5987文字
会話率:21%
お姉ちゃんが中学校に行く時に使っているスクールバッグが気になる弟の話。
最終更新:2024-05-05 16:00:00
4189文字
会話率:16%
貧乏男爵令嬢のアビゲイルが結婚を考えていた恋人アーサーから突きつけられたのは、理不尽な十三の注文だった。
『結婚後は領地を出てはならない』『実家から連れてきた使用人は全員帰すこと』『実家への援助は禁止』『領主・夫・夫兄弟の仕事への詮索禁止』
等の注文が並ぶ中には、『白い毛皮を着てはならない』などという意味不明なものもあって、到底受け入れられるものではなかった。
「こんなの絶対受け入れられない!」とキレたアビゲイルに対し、アーサーは理解を示すことなく冷たく婚約破棄を言い渡したのだった。
新しい結婚相手を求めて夜会に頻繁に参加するようになったアビゲイルだったが、寄ってくるのは胡乱な男ばかり。まともな人が現れたかと思えば、何故かアーサーに邪魔されて惨敗続き。追い討ちをかけるように、毒母が顔も知らない富豪に自分を売り込んだと知らされる。
失意のアビゲイルの前に手を差し伸べてくれたのはアーサーだったが……彼には何やら思惑があるようで。
☆カクヨムでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 11:00:00
25680文字
会話率:40%
「お姉ちゃん、ありがとう」
転んで膝を擦りむいた男の子の手当てをしたら、お礼を言われた。
私は“どういたしまして”と言って、男の子を見送る。
耳元では『チャリーン』と、コインが落ちた音が響く。
「今日も良いことができたわ」
ほくそ笑
む私は、カバンを確認した。
「わあ、1シルバーも入ってる。女神様、ありがとうございます」
手を合わせて感謝する私。
モンタナ・グランディーバが、私の名前だった。
一応、有力な伯爵令嬢の長女になるらしい。
けれど政略結婚で結ばれた両親は、私が産まれた後はそれぞれ愛人と暮らしていて、本邸にはほとんど戻ってこない。
母には愛人との子供がいるし、父にも愛人との子供がいる。
二人の契約で、産まれた子供達は全員グランディーバ家で引き取り、母の子は実子で父の子は養子で育てることにしたらしい。
暫く振りで母に合った4才の私は、母に縋りついて突き飛ばされた時に気絶して女神様にあった。
「お前は前世で両親が早く死んでしまい、奉公先で苦労した。だから今度は、お金に不自由しないように采配したのに。なんて可哀想に」
親切そうに私の前世を語る女神様。
どうやら以前の私は、奉公先で働いても給金も殆ど貰えず、そこの旦那様に妾の扱いをされ、奥様に刺されて死んだらしい。
なるほどと、思い出した。
4歳だった私の精神は、既に前世の記憶を辿り大人の思考になっていた。
生母の自分への暗殺計画を知ったことで、女神様と相談し、私はそのまま死んだことにして貰うことにした。
女神様の権能で、今世では仕事に見合った報酬と善行がカバンに入ることにして貰い、旅に出ることになったのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 17:25:45
19564文字
会話率:19%
「わあ、ありがとう。アンリお姉ちゃん、すごい! 魔法使いみたいに素敵なお洋服ね」
「そんな、こちらこそ。美味しいサンドイッチありがとう」
私は旅をしている。
お金はそれほどない。
少し違うことと言えば、15歳の時に女神様から頂いた祝福
があることだろうか。
昨日まで子爵家の邸に住んでいた。
それは母メリーの生家である場所だった。
私の母メリーは没落した子爵令嬢。
自立する為に、以前伯爵家に働きに来ていた。
侍女ができる程の教育は受けておらず、|ランドリーメイド《洗濯が主な女中》として。
それでも母は文句なんて言わず、懸命に働いて家に仕送りもしていた。まだ成人前の弟妹もいたから。
でもある日、勤務先の伯爵に襲われて純潔を奪われてしまうのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-06 12:51:01
15329文字
会話率:11%
異世界に転生したヒロインがみんなに愛される話の裏側。
偽物だと気付いた弟の虚しくも平穏な日々の話。
最終更新:2024-02-03 22:48:54
593文字
会話率:0%
私、夜空 月乃(つきの)。
星や月が好きな家族の次女。
お兄ちゃんと弟は星が好きで、お姉ちゃんと私は、月が好き。
しかも、家族みんな空系の名前なの!
それで、学校でもまさか、きょうだいみんなで空を見上げてー!?
そんな家族の短編・Star
Moonです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-24 19:25:47
1164文字
会話率:45%
エレノアが12歳の頃、父親が再婚し、セーラムという天使のような弟ができた。
幸せな日々が過ぎていく。
しかし両親が事故で亡くなると状況が一変する。
領地を管理するためにやってきた叔父一家に虐げられるエレノアとセーラム。
姉弟はその地獄から、
王都へと逃げ出す。
それから間もなく、エレノアたちが住まう王国と隣国である帝国との間に戦争が勃発する。
お金のため、セーラムは兵士として戦争へ向かうことを告げる。
エレノアは行ってほしくなかったが、結局、セーラムの意思を変えられなかった。
それから3年後、王国の勝利に終わった戦争。
戦争の英雄として帰還するセーラム。
久しぶりの再会に喜ぶエレノアだったが、体格も立派になり、美青年に成長したセーラムは、エレノアに執着をはじめる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-01 18:24:27
15756文字
会話率:32%
ぼっちで不登校気味で、弟と男児向けアニメをこよなく愛する平凡な女子高生、神宮寺祭夏。
彼女はある日、瓦礫の中で並ではない死を迎えようとしていた。
その死の最中、異界からの存在に出会う。
『屍光天』
そう名乗る思念体は、年齢の近い祭夏に受
肉しようとする。
だがそれは失敗し、祭夏は中途半端なアンデッドロードと化してしまう。
その力を私的に利用し浮かれる祭夏、だが。
同時刻、世界各地で様々なアンデッドロードが別の次元から湧いて出て来ていた。
アンデッドロードの唯一神を決める死の覇権争いに、世界は巻き込まれていく。
現代の平凡なJKと、異界の少女の思念体がガールミーツガールする時!
奇跡のスキルは発現するーーそれは、光り輝く無限の残機。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-05 12:47:07
27172文字
会話率:20%
色々な種族が暮らしているこの世界。この世界各国に異変が起こる。一方その頃、ある姉弟がクエストをこなしていた。この姉弟こそ世界の異変を解決する者だ。
そんな姉弟の物語
最終更新:2023-10-19 19:40:56
7479文字
会話率:56%
両親と姉を同時に小学生のころに亡くし、天涯孤独な俺に付き纏ってくるのは、11人兄弟姉妹の大家族の4女、御霊知夏(みたまちなつ)。
自分のことを『お姉ちゃん』とか言いながらウザいくらいにかまってくる。俺のことが好きらしい。
好きなのか姉役を
やりたいのか、はっきりしろ。
俺は心の底から嫌いだし、本当の姉を亡くしてる俺に対して、不謹慎だと思わないのかよ。
気を遣ってるのかなんなのかしれねぇけど、そういう言動さえなけりゃ、まだ望みはあったんだけどな。
口は災いの元、沈黙は金だ。雄弁は銀でしかない。余計なことは言わないに限る。
って思いながら思いっきりブーメランがぶっ刺さってる、口の悪い男、綴明理真(ていありま)の話。
※主人公視点では多分バッドエンドと呼ぶべきものですので、自衛よろしくおねがいします。
※小説家になろう様、カクヨム様で同時に投稿させていただいております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-31 19:00:00
19231文字
会話率:38%
最強探索者の姉を持つ主人公は、高校入学式の開花にて史上初レベル成長限界値【1】を記録する。
周りから笑われて無能探索者と言われる中、探索者になるためずっと努力してきた主人公は、初めて魔物を倒した時、特別な力に目覚める。
それは誰一人でき
ない【装備にレベルを付与する力】であった。
レベルが物を言う探索者の世界で、もう無理だと思っていた主人公は、獲得した力を使い、装備にレベルを付与して、その力の真価を知ることとなる。
そんな中、主人公とは逆に学校内最高レベル成長限界値を記録したヒロインは、周りから煙たがられパーティーを組めずに、一人で頑張っていた。
主人公とヒロインが出会うことは必然で、二人はやがて距離を縮めていき……?
弟大好き超美人最強探索者お姉ちゃんによる甘やかし!?
幼女と見間違う最強魔法使い(?)先輩がマスコット!?
レベルが上がらない代わりに装備のレベルを上げられる主人公による最強無双物語が幕を開ける。
※カクヨム様でも連載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-25 07:21:13
130376文字
会話率:43%
表の世界には知られていないが、日本にも古くから魔法を使う魔術師が存在していた。
その中でも高名な魔術師の家系、阿澄家
そこに生まれた阿澄イリアは、他の追随を許さない強大な魔力を秘めた天才魔術師だった。
その圧倒的魔力により、彼女は望むなら
叶わないものはないだろう。
しかし、彼女が望むものはただ一つ。
最愛の存在である弟、阿澄ガロと結ばれることであった・・・!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-18 00:20:25
211文字
会話率:0%
数百年前、美しく強力な力をもつ妖狐の姉弟、コハクとヒスイがいた。
傲慢な姉コハクは人々の反感を買い、討伐の憂き目に会うが、心優しき弟ヒスイの命がけの献身により命をとりとめる。だが、ヒスイはその戦いで、コハクの改心を祈りながら命を落とすのだっ
た。
時は流れて現代、奇跡的に幼体として復活することができたヒスイは、多くの記憶を失いつつも心優しき老夫婦に拾われ健やかに成長し第二の人生を歩みだす。
中学生になったヒスイは、裏山にあった洞窟で眠る美女に出会う。その女性こそ、数百年間ヒスイの復活をまち眠っていた姉コハクだった!
目覚めたコハクの姉弟の垣根を超えたスキンシップに思春期のヒスイは悶々とした青春を送ることとなるのであった・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 22:24:15
8446文字
会話率:18%
【兄のお姉ちゃんになりたい妹】
ネタを某掲示板風に書いてて。
ふと、このままでいいんじゃ……
と思ってアップする事に。
弟が欲しい妹が兄にあしらわれるだけの話です。
【手紙】
某アプリを勧められて、やってみたら浮かんだキャラです。
酷く落
ち込んで他人から遠ざかっていた女の子が、癒し系VRの世界にログインして交流ツールの手紙を拾い、それを機に自分が他人との触れ合いを望んでいた事に気付く。そういうお話です。
最初の手紙を流したのは、兄のお姉ちゃんになりたい妹です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-03 20:42:43
1206文字
会話率:39%
「――というわけで、お姉ちゃんは勇者だったんだよ!」
ロモロは困惑するしかなかった。
姉のモニカが、突然、自分は死んで昔に戻ってきたと言い張るのだ。
あまりにも荒唐無稽な話だが、弟である自分も、それを頭っから否定するわけにもいかなか
った。
ロモロにはうっすらと前世の記憶があって、異世界から転生してきたのかもしれないという荒唐無稽な事実を隠しているからだ。
昨日と同一人物とは思えない言動を見せる姉は、再び勇者となってやり直すことを決意する。
それじゃ結局、また同じ道を歩むことになる――。
そう思っていたロモロだったが、姉のモニカは恐るべきプランを提示する!
「きっとロモロなら、どうにかしてくれると思うんだよね!」
こうして、後の勇者(姉)と後の賢者(弟)のやり直しライフがひそかに始まった。
※カクヨム様でも連載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-23 18:37:37
653617文字
会話率:49%
レピュナ王国とアーバス王国は犬猿の仲だった。二国の争いは小競り合いは長く続き、お互いの国の大貴族同士は仲がいいのだが、どうしても王家に拭い去れない確執があるという。両国の貴族たちは総力戦になるのではといつも肝を冷やしていた。
さて、レピ
ュナには三つの大貴族があった。その中でもレイノーツ家は平和で温厚で、とても信頼されていた。
レイノーツ家の長女セーナ・レイノーツに仕えるアイリーン・フェザーノートはある日双子を拾う。寒い冬に捨てられた二人が可哀そうになり、アイリーンは二人を世話することになる。
が、しかし
隣国にしかいない目と髪の色、隣国の王妃とよく似た顔立ちの双子姉弟……もしやこの子たち隣の王家では?
なんとか二人を守るため!お姉ちゃんを男装させ、弟を女装させる!!
「二人とも、私がメイドにしてあげます!!!」
いつかは隣の王になって、うちの国と仲良くしようね……それまでは性別誤魔化し労働労働ォ!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-12 15:31:38
3915文字
会話率:24%
第一章~あなたの好きなモノ~
「遥斗(はると)はお姉ちゃんが好きなんだよねー?」
「は、はあ?!・・・・はるちゃん?!嘘だよね?!違うよね?わたしだよね?」
平凡な男の子、浅井遥斗(あざいはると)には弟好きの姉、浅井若菜(あざいわかな)
と、遥斗に独占力と好意を抱く幼馴染、神崎水樹(かんざきみずき)がいた。
右を向けば若菜、左を向けば水樹。二人に囲まれながら遥斗は幸せに暮らしていた。だが・・・・・。
そんな彼も、複雑な事情を抱える・・・・。
ひび割れた関係、それが彼の現状だ。
遥斗自身、なんとなくではあったが、姉弟で恋愛をしてはいけないことを察して、自分の中で折り合いをつけようとしていた。
姉に対する想いと幼馴染に対する想いが交錯し、振り回されることとなる。
そんな彼に、解決の糸口が舞い降りたが、また同時に牙を抜いた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-24 18:00:00
31422文字
会話率:36%
今巷じゃ、ヤンデレ、ツンデレ、妹系が流行ってるみたいだが。
俺の姉ちゃんが断然世界で一番可愛い!
いつか絶対この想いを姉ちゃんに伝えたいんだが、俺には姉ちゃんには言えない秘密があって。
夢を目指す完璧お姉ちゃんと秘密を抱えた弟のラブコメです
。
よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-18 15:37:42
8527文字
会話率:37%
百瀬彰人には超人気者な姉≪百瀬柚子≫がいる。
容姿端麗で人当たりもよく、勉強も運動も人並み以上にこなす。さらにネットでは最大手事務所に所属する人気VTuber。
高校生ながら学業と配信を両立し、さらに一人暮らししている柚子を追いかけ
て、彰人は同じ高校を受験し、中学を卒業してすぐに柚子との二人暮らしを始める。
柚子ほどの人気者に離れなくても、楽しい高校生活を送る。そして、柚子の弟として恥ずかしくない弟になろう。そう決意して高校に入学し、運よく人気モデル、人気イラストレーター、そしてやたらとモテるハイスペック男子と友人になる。
そして人気モデルといい感じになるが、柚子が仲のいい男子の告白された事を聞いてなんだかモヤモヤしてしまい、柚子に対する感情に気づく。
しかし一応は姉である柚子にそんな感情を抱いたらダメだと、彰人は仲のいいグループで気を紛らわせようとするが、今度は柚子がやけに甘えるようになってきて。
柚子に対するコンプレックスと過去のトラウマに向き合いながらも、理想の自分と高校生活を目指して青春を送ろうとするお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-17 19:38:37
15043文字
会話率:41%
見習い巫女のシキは、妹が力説していた乙女ゲームの世界に転生した。もうすぐ主人公の女の子が見習い巫女として登場するはずだが、聞いた限りでは名前さえ出てこないシキは当然ながら傍観予定でいる。はずだったのに同じ世界に転生をした妹の登場で、主人公と
その攻略対象者たちに関わっていくことになる。
何だかんだと面倒見の良いお姉ちゃんが黒猫姿の弟と一緒に巻き込まれていきます。
『運命の聖女』=『運命の人』ではありませんのでご注意下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-02 23:58:07
56796文字
会話率:50%
うんざりするほど仲が良い両親は、際限無しに子供を作っては産む。その面倒を見るのは長女であるジェシカだ。お姉ちゃんだから、お姉ちゃんだもの、お姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃん……。 またもうひとり弟か妹が生まれると聞いたその日、ジェシカの心は
折れた。家を出て、自分のためだけにお金と時間を使う。月に一度の給料日には、自分へのご褒美としてバーでお酒を飲んで帰るのだ。そんなジェシカにはひとつの癖がある。酔っ払った帰り道、落ちているものをついつい拾って来てしまうのだ。ゴミや財布や捨てられた猫。拾ったからには責任を持って処理しなければ。結局責任感が強くて世話焼きなジェシカが、その日酔っ払って拾ったものは……とんでもなく臭い人間だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 23:28:34
9636文字
会話率:51%