町はずれに、墓地があったんだ。
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最終更新:2021-04-28 00:00:00
328文字
会話率:0%
どうか聞いてほしい。昨日の昼すぎのことなんだけど。
チームで万年手入番の僕ことフィルブリンナーは、突然宿屋の二階から降ってきた女の子ウィンウィルと、かーなーりアグレッシヴな出会いをしたんだ。
でもね。強引に手入れを押し付けてきた子だった
けど、別にそんなにいやじゃなかったんだ。金はちゃんともらえたしね。
それに僕の仕事をすごく評価してくれて、うれしかった。
だけど、その日――。
僕は有名A級バウンティーハンターチーム、【ウォラック興産】から追い出されてしまったんだ。
『手入なんて店で出来る! 時間のムダだ!』だってね。
そのリーダーのエリオットっていうのが時間にうるさい人でさぁ。
ただ、僕には【起死回生(クリーニングアップ)】っていう能力があったんだ。
これはクリーニングする度、銃の性能を毎10%ずつ、雪ダルマ式に向上していく能力。
けど、もういまさらって思って、心を新たに友達のジャスパーフェネック・キキといっしょに町を出ようとしたんだ。でもその矢先――。
そう、僕は二階から降ってきたあの少女、ウィンウィルに引き留められたんだ。
「探したよ! 昨日手入れしてくれた銃だけど命中率がすごいの! だから一言お礼を言いたくて、良かったらお兄ぃとお姉ぇのもお願いしたいんだけど……え?行くところがないの? じゃあウチにくればいいじゃない!」
強引なウィンにつれられ、スケベでロマンを求める熱い兄のレヴィンさん。
そしてシャーマンの血を引くヌー族のおとしやかなシ義姉リリーさんが温かく受け入れてくれたんだ。
このチームで心機一転がんばろうと意気込んだのはいいものの。
話はそれで終わらなかったんだ。
実はこの荒野広がる大陸「ナエスタ」に住む全ての人間には、【烙印(スティグマ)】が刻まれていて。
その【罪】とは逆の力を宿している。
それはウィンウィルも例外じゃなくて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-27 21:34:03
116995文字
会話率:49%
これも何かのご縁だ、ちいとばかしこの花見酒に付き合っておくれよ。
なに、そう構えなさるな。夜桜を肴に一杯てえのも、なかなか風流じゃろう。
しかしお前さん、どうしてそう眉根を寄せて桜を見るんだい。こんなに綺麗だというのに。
桜が嫌い?
そうかい、それは珍しいお人もいたもんだ。
ああ、でも、昔にそんな話があったな。そうだ、思い出した。
散らずの桜ってえ小話が、あったんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-01 09:20:48
2815文字
会話率:0%
過信しすぎたんだ。自分の力を。そして、甘く見ていた。仲間を。組織を。
暗殺者の俺は、ある依頼を引き受けた。違和感はあったんだ。だが・・・
その依頼は、俺を陥れるための最悪の罠だった。
俺は、その依頼で命を落とした。
だが、目が覚めた時に
は、俺は、赤ん坊として、生まれ変わっていた。
異世界にきたらしい。
ここでは、アニマという名前を両親からもらった。
異世界では、魔法、スキル、魔物、という概念があるらしい。
俺は、ステータスというのが見えている。
謎のスキル「ヤタガラス」「狂気の目」「黒の鍵」と、ともに
俺は、異世界で「暗殺」を極める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-22 19:00:00
4351文字
会話率:24%
よっ!オレは2018年4月に晴れて高校生になった飛鳥俊吾(あすかしゅんご)。よろしくな。
ゲーム部って聞いたことある?じゃあ、eスポーツは?オレがはいった高校にはなんとゲーム部があったんだ。テレビゲームで遊ぶだけの部活なんだぜ。楽そうだろ
。
オレはあんまり興味なかったんだけど、中学までで疲れ果ててたオレにはぴったり。で入ってみたら……。さて、何が起きたのか、見てみてくれよな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-11 10:50:56
26934文字
会話率:52%
朝目覚めたら……いつもと同じ、だなんて当たり前に決まっている。毎朝「あー、今日も異世界転移はしてないか」などと落胆する訳無いのだ。しかし、毎日同じ筈の日常は【非日常】と紙一重なんだと認識させられる訳です。つまり、そんな事があったんだ。
最終更新:2020-11-05 08:21:34
1731文字
会話率:20%
攫われた姉を救いだせ!
___ぼくの、住む小さな村では?
ぼくが産まれるずっと前から幼い子供を狙った
“人身売買” がこの村ではあったんだ。
最終更新:2020-07-20 03:00:00
1390文字
会話率:0%
君の手に触れただけで君の心の中が見えるなら? 僕は君の手に触れるのが怖い。
___僕は、物心つく頃から“他の人にない” 特殊能力があったんだ。
最終更新:2020-05-10 03:00:00
1482文字
会話率:16%
極度の人見知りな彼女と引きこもりの僕。
___僕と彼女は、深夜のコンビニで知りあったんだ。
僕は、3年前に会社をクビになってから仕事に就けなくなったんだよ!
最終更新:2020-03-09 03:00:00
2072文字
会話率:8%
22世紀初頭、人類は遺伝子操作で病気にならない体になった。風邪も引かないし、死に至るような病にもかからない。その代わりにいままで見たことも聞いたこともないような奇病がごく稀に発症することがあったんだ。それは映画やコミックにでてくるヒーローの
ような超人的能力みたいな症状だったりもしたけれど、代償があったり、人生が変わってしまったりしなかったりといろいろだ。
紹介が遅れたね。僕はコブロフスキー。そんな奇病の研究をしている医者だ。みんなは僕のことをDr.コブと呼ぶ。
この話は僕のもとに訪れた人々のカルテとその人々の人生の一部を記録しまとめたものだ。
素人でもわかりやすいようになるべく難しい言葉はなしにしてるから気軽に読んで楽しんでほしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-27 12:00:33
8397文字
会話率:71%
「童貞で30才まで生きたら魔法使いになれる」
そんな話を聞いたことは無いか?
こんなでたらめな噂を信じたことはなかったし、俺には関係ないことだと思っていた。わりと最近までになるのだが。
でもさ火の無いところに煙はたたないって言葉があ
るように、こんな噂が伝わるにはやはり理由があったんだ。
先に言っておくが、俺が童貞なのは別に彼女がいなかったわけでもヘタレなわけでもないからな?
なんていうか、つくづくタイミングが悪く、チャンスに恵まれなかったとだけ言っておく。
ちなみにファーストキスもまだで、、、
っとこの話を続けると俺の気持ちが折れそうになるからこれくらいにしといてくれ。
とにかく話を戻すが、俺は童貞のまま30才の誕生日を迎えた。
だがなれたのは「魔法使い」ではなくて「盗賊」だったんだ。
この年まで童貞つらぬいて盗賊ってなんだ!?
魔法使いと比べて夢も希望もないじゃないか!
むしろ誰か俺の童貞を盗んでくれよ!!
と、言いたいことは多いがいまさらどうすることもできないらしい。
しかも俺が盗賊として生きていくこととなった世界は今までの現実世界ではなかった。
まぁ何を言いたかというとだ
「童貞で30才まで生きたら魔法使いになれる」
というのは俺には当てはまらず
「童貞で30才まで生きたら盗賊として異世界に転生させられた」
というのが俺のパターンだったということだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-27 21:14:05
26419文字
会話率:32%
ステータスが見えたら面白いな! だなんて思ったことはないだろうか。
思っているなら今すぐその考えは捨ててくれ。
俺はとある事がきっかけでステータスが見えるようになってしまった。最初はすごい能力だと思ったし、実際にすごい能力だったさ。
でもそれには大きな副作用がある。自分で制御出来たら良かったんだがな、それは出来なかった。
だから俺はどうしてもそのステータスが見える病気『ステータス病』を治したかった。しかしこれがよく分からん理屈で働いてるみたいで、一向に改善の兆しが見えないときたもんだ。
そんなときだ。
とあることがきっかけで俺の病気を知った学園の生徒会長『壬生智花』に力を借りる事になったのは。
彼女は容姿端麗、頭脳明晰のお嬢様である。学園内外から高く評価され、崇拝する奴がいるくらい人気がある女性だ。彼女なら必ず力になってくれる、そう思うだろう?
でもな、この女性には一つ問題があったんだ。彼女はうまく隠しているようだから、知っている人はほとんど居ない。だけどステータスが見える俺だから分かる……いや分かってしまった。
彼女は『変態力』が限界突破している超ド級の変態だって事を。
※先輩とのアホな掛け合いを主軸とする小説です。ストーリー? おまけですね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-30 23:30:39
45720文字
会話率:58%
空にあったゲートと呼ばれたもの。
そのゲートには向こう側があったんだ。
これは、その向こう側ではない現実の話。
始まりはゲートが現れた時から。
あるいは空から消えたゲートが無くなった時から。
始まってしまった遊戯。
魔法と
いう技術を使ったゲーム。
その日から誰もが魔法を手にできる世界に変わった。
それは望む者と望まぬ者を否応なく巻き込んでいく。
かく言うあたしは、そんな魔法に触れてきた。
ずっと昔から。空に何も無かった時から。
出来損ないで不良品。
役立たずで要らない子。
それが自分に下された評価であり現実。
あたしには普通でも他人からは異常。
そんな場所で生きてきた。
才の無い者に価値は無く、それだけが認められる証だった。
あたしは不良品だから仕方ない。
向こう側でも役立たずだったあたしには何もできやしない。
そんなあたしは初めて誰かを好きになった。
どこに惹かれたのかはわからない。
けど、この気持ちは他に表現しようが無い。だって初めてだから……。
これは、そんなあたしの物語だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-25 11:14:05
338888文字
会話率:38%
小さい頃から、人が死ぬことに興味があったんだ。そんな僕は、ある「生き残り戦」に参加させられたことによって、人を殺すという夢を叶えることができた。その時ばかりは快楽に溺れたよ。でも夢っていうのは叶えた後、それが何度も続いても、快感が続くとは限
らないんだ。それを実感した僕の気持ちは、だんだんと沈んでいったんだけど、ただ一つ、彼女の瞳だけは、何があっても忘れられなかった。一人の男子高生の殺戮と恋愛を著した一人称小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-31 21:32:13
2156文字
会話率:10%
俺は昔、24時間営業の喫茶店でバイトをしていたんだが、その店では本当にいろんな事があったんだ。
数え切れないくらいの……。
その中でも特に、店の常連客でもある、通称メロンちゃん(メロンソーダばかり頼む彼女に対し、バイト仲間達が勝手につ
けたあだ名)という女の子が絡むと、本当に怖い体験をする事が多々あった。
今からその一部を話したいと思う。良ければ最後まで付き合ってくれ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-04 02:39:58
16439文字
会話率:27%
間違いだらけの世界で、
たくさんのものを諦めてきた。
でも、本当は僕にだって
欲しいものがたくさんあったんだ。
失いたくないものだってあったんだ。
だから、せめて。
一つでいい。
一つでいいから。
最後のさよならの、その
前に。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-18 00:14:25
61533文字
会話率:29%
だれか知らないか?
“ううち”のこと…。
昔、田舎で聞いたことがあったんだ。
軽い気持ちで大型掲示板にスレッドを立てた。
それがとんでもないことになるなんて…。
気付いてなかったんだ…。
※これは「夏のホラー2018」応募作品です。
最終更新:2018-07-05 07:24:40
41726文字
会話率:26%
世界を守る縁の下のドブネズミ達。秘密結社アンダーグラウンドから逃げ出すように離れた僕は平穏な大学生活を過ごしていた。
ああ、僕の幸せはここにあったんだ。
そんな日常は儚く崩れ、僕は魔導ハッカーとして(また)こき使われることになる。
最終更新:2018-03-16 02:54:43
892文字
会話率:22%
1.ふと気がづくと、偉そうな人たちの前にいた。その人たちはボクに隷属の首輪をつけて自由にしようとした。だけど、ボクのこの世界に来たときに得た耐性のお陰で、その効果はなく、連中が求めている能力もなかった。それで、わざと捨てられるように誘導して
あいつらから離れた。そして、首輪をうまく魔物に壊させて、自由を手に入れた。だけど、ボクはどうしても知りたいことがあったんだ。あの時、一緒にいた友人の行方。それと、もとの世界に残して来たもう一人の友人のもとに帰る方法。それを研究しているのが、魔王領という、魔力が高い人たちが住んでいる、北の国。ボクは王侯貴族の裏で世界を実質経済で支配している買取屋の協力のもと、魔王のもとを目指すことにした。買取屋の情報によると、友人の一人はそこにいるようでもあったから。案内役の男女二人の仲間とともに、北を目指す……。まあ、この世界も悪くはないけどね。もとの世界では日の光に当たることすらできなかったけど、今はこの世界に来て得た能力で、多分、最強に近い状態みたいだから。ついでにボク個人の趣味の料理を広めながら、旅を続けてみてます。
2.私は探し続けていました。別行動をしている間に消え、行方不明となった最愛の人と私の片割れ。目撃した人によりますと、いきなり消えてしまったそうです。そして、二人を探し続けていた私もまた、二人と同じ世界にとばされたようでした。私を、そして、二人をこの世界に召喚したモノ。とりあえずすべて壊しましょうか?……出来ませんでしたが、二人の行方はわかりました。まずは合流することにしましょう。
3.合流しました。あとははぐれた聖者と合流だけだね。……もっとも、ボクは聖者と先に合流したかった。こっちはものすごっく過激だし、暴走する理由の一端はボク自身だから、止められる聖者にいてほしかった。仕方がないから、魔王の所にいる聖者に会って、元の世界に帰るかどうかも考えよう。
4.戦争が始まりますわね。世界を変える争い。ですがこちらには魔王様と勇者二人に聖者も降りますもの。必ず、勝ちますわ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-05 21:00:00
99634文字
会話率:61%
何よりも大事なものがあったんだ。
何よりも欲しいものがあったんだ。
それを手に入れるためなら、全て失ったっていいって、……思えてしまったから。
──俺たちはここで。
これはペットなヒーローの物語。
人の形をしていても、彼らは一様に飼い主
に飼われ餌を与えられ愛玩され時に戦わされる畜生ども。
全ては死に物狂いで追い求めたもののために。
さあさ、皆様お手を拝借。
彼らの生き様を、逝き様を、どうぞ私とともに嗤ってやろうではありませんか!
カクヨムで書いてるやつのなろう版です。
※視点がガチャガチャ変わるのは作者が成田良◯リスペクトだからです。仕様です。言うまでもなく先生のようにうまく配分はできてません。読みにくかったらごめんなさい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-31 23:00:00
34903文字
会話率:26%
俺、進藤彼方(しんどうかなた)は勇者召喚に巻き込まれて異世界転生してしまった。そして俺は異世界転移する前に神様と話をしたんだ。
「巻き込まれて可哀想だからお役立ちスキル一式、あと好きなスキルを一個あげるよー」
そういって見せられたス
キルの中に、俺はピンときたスキルがあったんだ。
「……じゃあこれで」
「変わったスキルを選ぶねー。それでいいの?」
「はい」
「オッケー、じゃあ行ってらっしゃーい。あ、召喚される国はあまりいい国じゃないからスキルを隠した方がいいよー」
ちょっ! そういうのは先に言ってーー
「ふう、無事送れたな。それにしても数あるスキルの中で螺旋(らせん)の理(ことわり)を選ぶとはねー。何か琴線に触れたのかな? 目がキラキラしてたし」
これは勇者召喚に巻き込まれて異世界に来てしまった俺が、ドリルを使って自分の志を貫く話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-11 13:06:23
4934文字
会話率:43%
僕は町のあちこちの景色を撮る写真家である。
その僕が撮った写真の中に不可解なものが写り込んでいた。
その写真、徐々に変化している様に見えるのは僕だけだろうか?
それだけじゃない。他にもあったんだ。
その恐怖は…。
Yahoo掲載
最終更新:2017-09-16 16:36:01
1565文字
会話率:0%