番犬ロボットの僕はご主人が死んでから20年の間、ずっと門扉に繋がれたままだった。
そんな僕の目の前に現れた小さな訪問者とは……
最終更新:2024-07-17 15:00:36
2242文字
会話率:9%
【一行あらすじ】
落ちこぼれな魔法使いの少女が、自分と向き合い孤独な友だちに手を差し伸べる話。
【あらすじ】
「──あたし、悪い子だわ」
落ちこぼれ治癒術師のルチカ・オルテクスは学園の中間試験に二回落ちた。あと一回で合格しなければ退学に
なると知ったルチカは、劣等感や焦燥感により近くにいた商人の馬車に乗って遠い町へ逃げてしまう。
町に到着し、商人と別れたルチカは自責の念に駆られ夜闇の中ひたすら走り続けた。
正気に戻ったルチカはいつの間にか森にいることに気付き恐怖に身体をすくめる。
そんな中近くにいた猫に案内され、ルチカは着いて行くと、苔に覆われた立派な屋敷が建っていた。
ルチカが目を丸くしていると、門扉が開いて一人の男が姿を見せる。
彼の名前はランプキン。この屋敷の主人であり……かぼちゃ頭の不思議な怪人だった!?
ルチカはまだ知らない。この出会いが自分の運命を大きく動かす大切なものだったということを──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 13:29:12
93361文字
会話率:46%
石畳の街の、どこかの裏路地に隠れた小さな宝石店、ピクシー。年齢も性別もよくわからない店主がのんびりと構えている店は、宝石の販売のみならず、買い取りや取り置き、預かりも行っている。不思議な不思議な小さな店に不思議な不思議な店主。必要とする人に
だけ開かれる門扉の向こう側は、人生を鮮やかに変える節目足りうるか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 12:43:06
6607文字
会話率:56%
あるところを通る時の違和感。あなたは覚えたことがありますか?
それは体調不良のきざし? それとも……。
最終更新:2022-11-12 23:43:34
2430文字
会話率:5%
「うわっはは!本当に開けやがったぜ!」
真夜中の門前で、荒くれどもは腹を抱えて大いに笑った。
塊協半は悪鬼の如き形相で
「雪崩れこめ!」
と号令をくだし、奇跡を起こした野獣の如き賊徒は、開かれた門扉から城内へ殺到した ―
『斐界群史
』の一場面を詳らかにした小戦記。
※以下ブログでも公開中 https://hikaigunshi.blog.fc2.com/
※『斐界群史』 ・・ 斐界(ひかい)という、封建時代の東アジアを思わせる世界を舞台にした堅めの歴史小説風異世界エピックファンタジー。短編小説集として別作品連載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-01 19:00:00
170108文字
会話率:39%
うちのパパは、娘に
「門扉から入り口まで、3メートル以上ある家には嫁に行くな!家が人間を食ってしまうから。」
と言う。
パパが子供の時に、パパのお父さんに聞いたんだって。
「家の名誉ために人間が人柱(ひとばしら)になるのは変だよね。家は人を
雨風から守るためのものでしょう?」
疑問を口にしたら、ぶん殴られて庭の木に吊るされちゃったんだって。一昼夜。
今でも、命懸けで意地を張るのに変わりないパパ。
なのに、結局自由をほっぽり出して軍服を着ることになって、なぜ帝国で四苦八苦して働いているのかな?
パパなら、宇宙海賊くらい楽しくやっていきそうだし、向いてそう。
パパが偉くなったのは、《皇帝陛下の愛人?》って言う噂があるらしい。
身近でパパを知ってる人間は大笑いのネタだけどね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-12 01:35:27
446224文字
会話率:18%
【玄関を出たら、そこには異世界が広がっていた】
自宅ごと異世界に転移してしまった四辻イズミ。空を見上げれば二つの月が輝いていて、石垣の外には凶暴な獣が跋扈する深く大きな森が広がっている。外部との連絡が完全に断たれたイズミに残されたのは
、田舎でよく見かける二階建て車庫付き離れの納戸有りの一軒家だけ──否、それこそがイズミに与えられた唯一にして最大の力だった。
クマ撃退スプレーと鉈を片手に、イズミは今日も家に引きこもる。そんなある日、家の門扉を叩いたのは──赤ん坊を抱いた、ボロボロになった女性だった。
【家さえあれば、何とかなる】。深い森の中で繰り広げられる、家と団欒、安らぎと温かさを知る物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-22 20:00:00
701376文字
会話率:59%
心理学とは、「人間とは何かーー」を探究する学問である。
1879年、ブントがライプチヒ大学に心理学実験室を開設したその時まで、心理学は単に哲学の一領域に過ぎなかった。
哲学が、「人間とは何かーー」を探究する学問である以上、心理学もまた否応な
くこのテーマから逃れることはできない。
心理学とは、種々の実験や調査、面接や観察などを通して、科学的に「人間」を研究する学問である。
以上が意味することは、「人間」の探究に、文理の隔たりはないということなのである。従ってこの場所は、「人間とは何かーー」を探究する者である限り、常にその門扉が開かれる(心理哲学評論:序論に拠る)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-28 19:20:11
85497文字
会話率:3%
「果ての塔」。その頂に辿りついた者の願いを叶えるという異形の建築。一片の祈りを携えて、塔を登ろうとする貧民の姉弟がいた。彼らは村の人々の生活を憂いて頂上を目指す覚悟を決めていた。上り始めた彼らに、しかし貌の彫刻が囁く。「捧げものが必要だよ
」。扉一つに代償一つ。無情な門扉の群れが行く手を阻む。そこへ、国の第二王子が大望を胸に塔の麓にやってくる。果たして、頂に立つのはーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-31 23:45:10
2798文字
会話率:45%
七年前、倉田は五百人以上もの人間たちを、その手で殺した。
増え続ける移民とそれに伴う悪化に世界が打ち出した対策である鎖国。同様に外国との門扉を固く閉じ、再び鎖国時代に突入した日本は、国内で既に抱えている移民たちの処遇に混乱し、移民たちは東
京へと送られる。東京では新たに『十三区制度』が発足し、中央区を含める十四の区画に分けられた首都では、収入によって居住区が決まるようになっていたが、移民たちはその不当な処遇に暴動を起こし、治安警備隊である十三区隊の隊長・倉田は暴動を抑えきることが出来ずに多数の死傷者を出してしまう。そこには警察庁長官・山縣の妻も含まれ、彼は倉田への意趣返しのため罪のない青年・中野を送り込み、倉田の目の前で見せしめとして彼を殺害することを試みる。同時に、同じ暴動で婚約者を失った十三区隊のオペレータである林もまた、トラウマに苛まれていた。
過去に囚われて未来へと進めない彼らの、再生の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-17 13:20:49
108579文字
会話率:51%
世界ランキング一位のギルド、その名を『ヴァンツァー・カンパニー』
聖騎士ヴァンクロードはその巨大ギルドのギルドマスターであり、『天陰族』の希望と呼ばれる人物だった。
しかし、彼は史上初の天魔境界統一を果たすための戦いを目前にして、世界の異変
の予兆を感じとる。
それでもシステム・メッセージは攻城戦の開始を告げる。だが『魔陽族』の防衛を蹴散らし、地下迷宮の門扉を粉砕したところで、世界は歪み、停止する。ログ・アウトを余儀なくされてしまう。
彼はエントランス・ルームに戻り、ヴァンクロードの隣で体育座りをしているサブキャラでログインをする。その先で美しい一人の少女と出会う。
そして紫色のうろこ雲が世界を覆ったとき、彼らの日常が音を立てて崩れ落ちていく。
*以下他作品紹介*
・異世界転移物語『俺とアリスの異世界冒険手帳~ショッピングモールごと転移したのはチートに含まれますか!?~』なろうにて連載中です。https://ncode.syosetu.com/n8653do/
併せてよろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-08 09:05:12
59479文字
会話率:41%
美術科棟の最上階。
その階の一番エレベーターから遠い研究室には、門扉の横のプレートに「六本木一二三准教授」と書かれている。
そして門扉の裏には「シンメトリー万歳、くたばれバロック」と書かれた紙が上下左右対称の位置に貼られている。
今日も今日
とて、学内一の偏屈さを誇るギロッポンひふみん大先生は、ゼミ生を巻き込んで騒動を巻き起こす。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-31 15:00:00
3349文字
会話率:58%
戦場に出ることばかりが騎士の仕事では無い。そうして勝手に始めた門扉の警備。そこを通る民と貴族と種族は様々だ。そして時々、そこを通られる皇子を見つめることがとても幸せだ。それだけでいい……それだけの為に門扉に立っているのだ。
最終更新:2018-07-08 17:05:49
959文字
会話率:74%
事故から目が覚めると、私達は人里離れた家に住んでいた。旦那のトオルは、前と変わらず優しい。
けれど、まるで私が消えるのを恐れるかのように、片時も離れなくなった。街へ行かなくなった。誰も招かなくなった。来るのは、配達の人だけ。それも少し離れた
門扉で対応するため、私が姿を見ることは無い。
何故、彼はそんな事をするのだろう?
※襟懐とは、心の中という意味です。
※自サイト、TWINEGGSの同名小説を一人称で仕立て直したものです。だいぶ読みやすくなってると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-26 00:00:00
20538文字
会話率:34%
格子の門扉に唐破風の屋根、僕はその前に立ち、ある「密命」を遂行しようとしていた。
この作品はpixivにも掲載しています。
「○○ゲェム」/ [pixiv] https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=
9195373
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-04 01:48:46
2520文字
会話率:44%
主人公が住む《鴉町》は都会と離れ失われ掛けた朝も夕方も存在しない真っ暗な毎日が夜の様なそんな町。
そんな町には都内の者達とは違う秘密があった。
《鴉町》の者達は全員ではないのだが、異能力のようなものがあった。
突如現れたなどのものでは
ない、受け継がれたもの。
鴉町のものだけが使える妖などが住む《地獄町》と鴉町を結ぶ門扉を開ける力。
その力は昔からあり、地獄町の者と繋がりを持ったものなどがいた。
そのため、種族が違うハイブリッドの者達が多くを占めており、純人間のものは稀であった。
ハイブリッドのものは受け継がれたチカラをもっていた。
天狗や鬼、ヴァンパイアなど、種類は様々。
主人公は兄妹の中でも唯一、人間世界に生まれたものであった為に、
政府が取り決めた鴉町の住民の地獄町の移住は認められておらず、地獄町へ遊びには行けても移住は叶わなかった。
人間の世界では力を発揮できずいじめられっ子だった主人公はある時思った。
兄妹たちみたいに地獄町に住みたいと…………。
しかし、そんなある時、悲劇が起きた。地獄町の戦争地帯の制定。
政府の者達は鴉町のものを縛り鴉町と地獄町は悲惨な姿となった。
そして、落ちこぼれな主人公は都内の高校(学園)に引き取られ、そこで出会った学園の生徒会長と秘密を作ったのだった。。。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-05 16:28:16
1400文字
会話率:0%
門扉に貼られている「狂犬注意」のシール。しかし、中から聞こえてきたのは子犬の鳴き声。狂犬…なのか?
最終更新:2017-07-19 05:57:03
487文字
会話率:29%
川が流れている。
川には橋が架かっている。
群衆が列をなして歩き、橋を渡っていく。
天国か?
大きな門扉の前で立ち止まり、騒めく人々。
そこに現れた衛兵を名乗る大男。
人々は、この男に問い質されていき、次々と行先を示されていく。
はたし
てその裁量の基準は・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-28 14:39:54
18889文字
会話率:49%
私立連雀学園、大正モダンな建物を構え、長い歴史を持つ独自の校則を定めた全寮制の中高一貫校。
校訓は清濁併せ呑む。
この校訓を柱として独自の校則を設けて、生徒たちは学生生活を過ごしている。
郭町ユウトは、幼馴染である連雀ミコトの母親で
あり連雀学園理事長である連雀カナエの勧めで連雀学園高等部を受験し合格し、入学を果たした。
高校生活に希望を膨らませながら連雀学園の門扉をくぐった先、桜吹雪の舞う中で出会った生徒会会長仙波スミレと、その兄であり屋上から簀巻きにされて吊るされていた生徒会ペットである仙波トモヤと出会うことになるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-22 11:00:00
93997文字
会話率:58%
「私、冒険者になりたいんです!」
いまや一般的な職業となった『冒険者』は、致死率が高いが高給で身分に比較的左右されないという理由で人気職となっていた。
そんな中、自分の『夢』を追いかけるために1人の少女が門扉を叩く。
これは、家族
に捨てられ、『冒険者』になりたい女の子が、自らの不遇さを乗り越え、ただただ真っ直ぐな心で、ひたすらひたむきに、世界を旅しながら世界に関わっていく、そんな……どこにでもありそうな、お話。
※作者の趣味全開・見切り発車の小説です
※不定期更新
※グロテスク描写が多数あります。苦手な方はご注意ください
※某神話の要素がありますが、オリジナル要素を多数混ぜておりますので苦手な方はご注意ください
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-30 14:45:13
20009文字
会話率:21%