現代ファンタジーな世界。
自身の<スキル>を盗まれた主人公は、とある誘いから異世界へ行き、冒険の末、世界を救った。その後、帰還する際に、何かチカラを持って行くよう言われる。
彼が選んだモノは……
そして帰還後、色々な経験から、壮
絶なビフォーアフターを遂げた彼の苛烈で過激な進撃が始まる。
(・▽・)<カクヨムでも連載しています。
(・▽・)<あちらの方が速いですので、
(・▽・)<先を知りたいと言う方はそちらへどうぞ。
(#ー#)<あっちは今の所毎日七時投稿。文字数は前々作と同じ位か?
(#ー#)<こっちは章が終わるまで一日二回投稿だ。
(㈩*㈩)<久しぶりの投稿だから、誤字脱字が多い。訂正や継ぎ足しもある。
(㈩*㈩)<生暖かく見守って。
(#ー#)<生は余計だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 07:10:00
349675文字
会話率:46%
そのメールは世界中の人々から僕だけを選んで、眠りの海に巨大な錨を落とす。
最終更新:2024-11-07 12:09:19
1159文字
会話率:41%
海上保安庁が誇る、世界最大級の巡視船「しきしま」
対空レーダーすらも持つヘリコプター搭載型巡視船は、アメリカの沿岸警備隊との演習の為にハワイへ出発した。
しかし、ハワイ沖15km地点、急に全ての通信が遮断され…
目の前で行われていたのは、真
珠湾攻撃。
ハワイ島を飛ぶ零式艦上戦闘機の集まり。
その動きはどう見ても真珠湾攻撃だった。
1940年の世界でしきしまはどう動くのか折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 01:56:44
24457文字
会話率:75%
レモン色に塗られた海賊船が星に照らされ、空を飛んでいる。船首にいたのは海賊帽子を被ったティ―ンの少女が不敵に笑って、眠れない大人を誘う。
「──よう、新入り。眠れないなら乗ってけよ」
”レモンキャンディをレモンムーンに錨の形に備えれば
、夢の世界を旅する空飛ぶ海賊船が現れる”その都市伝説を聞いた元不良の”鴉間真”は”昔の不良仲間”鷹見実””大瑠璃日向”と星空の海賊船で再会を果たす。少女が操る子供達の海賊船”エトワール・コルセール号”に乗り込んだ鴉間真は現実で流行っている体が腐る奇病”人体腐敗症候”が夢の世界に住む”星鯨”の仕業と知る。
──これは『むかし、むかしあるところに』を冒頭につけ忘れたために現代に蘇った御伽噺。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 12:10:00
114062文字
会話率:63%
高校1年生の辰浪 翠(たつなみ すい)には2つだけ人と違う所があった。1つは小学生ごろに発症した強力な妄想癖。もとい厨二病。そしてもう1つは原因不明の超身体能力である。
自分の性質に振り回されながら毎日を過ごす辰波翠は、ある日唯一の友人
である錨紫サナからツチノコ探しという奇妙な計画に誘われる。しかしその実、それはその町で起こっていた連続殺人事件の犯人を追う計画だった。
サナにその犯人が人ならざる存在である事を伝えられたスイは厨二病由来の好奇心に駆られ、殺人犯の猪狩を見物に行く事に同意してしまう。
そしてその日、スイは街に潜む怪物に接触する。そしてそれをきっかけにスイやその周囲はバブルと呼ばれる怪物たちの世界に巻き込まれていくこととなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 09:16:25
7303文字
会話率:58%
ヴァリニャーノ師が発案した天正少年遣欧使節はいよいよ大型帆船に搭乗して長崎を出港した。
4人の使節には千々石ミゲルも加わり、母の絶対に生きて帰るようにとの願いにこたえて、ヴァリニャーノ師は日本に戻るまでは何としても付き添って生還させると約束
をした手前、過保護なほどにミゲルに気を使った。
マカオ、ゴア、喜望峰、セントヘレナ島を経由して、2年半後にヨーロッパに上陸し、ポルトガルのリスボン港に錨を下ろした。
それまでが第1巻の最終章である。
激しい荒海に揉まれたり、暑い日差しの中での完全なる無風状態になるなど航海には死を覚悟する程の苦難に晒された。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 14:50:56
63228文字
会話率:31%
「あんたもしかして泳げんと?まったく、男なんに情けなかね!」
彼女が僕にかけた、最初の言葉だった。
自称進学校に通う「凪(ナギ)」はどこか非日常を夢見ながら退屈な日々を送っていた。
迎えた夏休み、両親の海外赴任をきっかけに、北九州・門
司港の遠い親戚のもとへ預けられる。
そこで出会ったのは『子供向けのおとぎ話』として誰も信じない『宝島伝説』を信じ、玄界灘の先への航海を企む勝ち気な少女「暁(アキラ)」だった。
錨を上げるのは平凡な少年と変わり者の少女。
真逆な性格の二人による、ひと夏をかけた冒険が始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-29 18:01:05
67460文字
会話率:43%
「あんたもしかして泳げんと?まったく、男なんに情けなかね!」
彼女が僕にかけた、最初の言葉だった。
自称進学校に通う「凪(ナギ)」はどこか非日常を夢見ながら退屈な日々を送っていた。
迎えた夏休み、両親の海外赴任をきっかけに、北九州・門
司港の遠い親戚のもとへ預けられる。
そこで出会ったのは『子供向けのおとぎ話』として誰も信じない『宝島伝説』を信じ、玄界灘の先への航海を企む勝ち気な少女「暁(アキラ)」だった。
錨を上げるのは平凡な少年と変わり者の少女。
真逆な性格の二人による、ひと夏をかけた冒険が始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 00:13:36
9088文字
会話率:33%
明るく振舞ってはいるが自滅持ち。
生きるか死ぬかの境目で生きているせいか、もう、既に疲れ果ててしまったのだと思う。
だから、ろくすっぽ言葉も届かない。
だから、強行手段と行こうじゃないか。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思
われたら申し訳御座いません。
注意事項2
死のうとしている人を止めることは出来ないし、心を閉ざした人には届かないんですよ。
悲しいかな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-27 18:06:51
792文字
会話率:44%
未華子は、二十歳。専門学校に通っている。学校が終わるとアルバイト先である個人経営の店【和食処 悠の里】へ直行する。その店の親方は、最寄り駅の商店街で和食店を古くから営んでいた。
ある日、親方は、辞めていった板前の補充をするつもりで、駅の
掲示板に求人広告を出した。それを見てやって来たのが善幸だった。
彼は二十三歳。高校を卒業し、職に就くも興味が持てなかった仕事は潔く辞めてしまう。一言でいえば、忍耐力に欠ける青年だった。
ところが、この店で見習いとしてひと月が過ぎた頃から、魚の捌き方に興味を抱くようになる。包丁など手にしたことがない彼が〝俺は料理人になる!〟と決断したのはこの頃だった。
ある日、事件が起きた。それは、善幸にとって〝なんでもない普通の女の子〟から、異性を意識させるステージへ格上げしなければならないほどの突発的な出来事だった。
未華子は、奥まった小上がりで、衝立て二枚を引き寄せ接客用の着物に着替えていた。突然、パーンッ、パーンッと、二度ほどケツを杓文字で引っ叩くような音を立てる。衝立てが倒れたのだ。露わな下着姿を善幸だけに見られてしまった未華子……。
ある日、未華子は善幸をデートに誘った。東京駅で遅い昼食を済ませ、夜景のきれいな【港の見える丘公園】へと向かった。その途中、山下公園に立ち寄る。山下公園を散策しながら、彼女は自分が大動脈弁膜症で、いずれ大手術を受けなければならない身体であることを打ち明ける。
その後、向かった【港の見える丘公園】では、複雑な家族関係であることをも話してしまった。今となっては、すべてを一気に話してしまったことを後悔した。ある日、親方が病で倒れ止む無く閉店した後、善幸からの連絡は途絶えてしまったからだ。
最初で最後のあのデートから一年が過ぎていた。
山下公園の桟橋に艫と舳を身動きできないように錨泊されている氷川丸。その姿を、未華子はひとりベンチから見据えている……。
善幸は親方から紹介された店で見習いとして再び働きはじめていた。その店で、精神力と忍耐力を身に付けようとしているのだろうか。ともあれ一端の料理人になるために頑張っているに違いない。
でも……もう迎えに来てくれてもいいのでは? と未華子は“ある覚悟”を持って待っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-28 09:18:53
168449文字
会話率:38%
あらすじは、ありません。
最終更新:2023-07-04 20:00:00
247文字
会話率:0%
あらすじ:引きこもり気味の魔術師・津和野武治は悩んでいた。戦闘を専門とする組織に属していながら、一度も戦うことなくデスクワークに徹していた。仲間に対して引け目を感じながら過ごす彼に、魔術師ではない後輩ができてしまう。彼女にはどうしてもスペク
ター駆除に参加したい理由があって──
戦う手段を持ちながらも、戦いたくない青年津和野と、戦いたいが、その手段を一切持っていない少女永井しのが出会う話。
※この作品は自作『羊と竜骨』の外伝に当たります。本編を読んでいなくても楽しめる作品ですが、後々こちらの作品の主人公である津和野武治が登場します。こちらの話を読んでおくと面白いかもしれません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-16 22:58:34
17360文字
会話率:55%
「ボクのことを覚えていますか?」
──ようこそ【くずかごの街】へ。
この街は神様のゴミ箱。
街に放り込まれ、閉じこめられ、ただ生きることを強要されるボクらの「日常」は、ある日呆気なく崩れ落ちた。
砂漠の片隅に空いた大穴。
ゴミ山に突き
刺さった錨の塔。
雨と共に降臨した鏡映しの天使。
灰色の空は青く染まり、コンクリートは緑に覆われ、そしてゴミ山に花が咲く。
鮮やかに朽ちていく街を前に、ボクらは神様に抗う決心をする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-21 14:02:06
15848文字
会話率:43%
汝の感覚に神を見つけよーー
平凡な田舎町の麻倉市ーー
荒神瞬(あらがみ しゅん)は、呪われた荒神の血を背負いながらも、姉の潤子を密かに慕って慎ましく暮らしていた。
だが姉が学校の人気者である今堀に告白されてから、全てが変わっていく。
麻
倉市に起こり始める謎の怪奇現象。
呪われた荒神の血とその力。
異端の民俗学者、竹内慎蔵が最後に残した、都市伝説「神錨の儀式」に関する書物。
これは、人間が自由意志を獲得するための、長い道のりと、そこを歩んでいくための、勇気の物語。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この長い勇気の物語詩を、ある面で私自身とも言える私の大切な友人ASに捧げる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 22:50:39
63918文字
会話率:24%
沈没船には人が群がる
キーワード:
最終更新:2023-01-10 23:15:22
212文字
会話率:0%
夏の夕暮れ時、季節外れの雪が降ったその日、建設会社に勤める赤波江海人は命を落とした。
海人は見覚えのない花畑で、「ミズガルズ」という女性から「拒否権のないお願い」をされる。
それは、「ミメーシス」という世界を救ってほしいというものだった。
それにあたり、海人はその世界で戦うための能力を与えられることとなる。
その能力とは、前世の職業であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-13 22:52:14
47251文字
会話率:42%
大海は、陸地を囲み、行く手を阻む壁であり。
同時に、他の陸地とをつなぐ、道でもある。
帆を張れ。
新しい世界を、知りたいならば。
最終更新:2022-06-25 19:17:02
272文字
会話率:0%
冒険を夢見ても、日々、誰かの手で世界は解き明かされていく。
だとしたって。
残された辺境を求めるのを、やめることはできない。
それが旅人だから。
最終更新:2022-01-31 00:00:00
364文字
会話率:0%
ARC-014-JP
登録日:2020/04/15(金) 23:15:21
更新日:2020/12/02 Thu 21:51:55
所要時間:約 5 分で読めます
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∇タグ一覧
AR
C Authority ARC-JP ARC機構 Kether Hiemal 魔法少女 重火器 スクラントン現実錨
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ARC-014—jpは、シェアード・ワールドARC Authorityに登場するオブジェクト(LUG)
JPのコードが示す通り、日本支部所属のオブジェクトである。
オブジェクトクラスはHiemal,Kether
Hiemalとは、聞き慣れないクラスだが、これは二つのオブジェクトがお互いの異常性を相殺し合い、それによって収容状態が維持されていることを意味する副次クラスで、有名どころではARC-3700やARC-3787に付与されている。
メタタイトルは『魔法少女外』
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2018年、日本国長崎。
異学の一分野としてこの世界を動かしている魔術(Enchant)と『走る』や『叫ぶ』などと同格の行為として存在する魔法(Witchcraft)の均衡に割り込むかのように、魔法を名乗る第三の存在が超常組織達に認識されてから数ヶ月。
ちょっとした人生の鳴動から魔法を手に入れた『正常な』女子高生、図南朋は、余りに硝煙臭い形で異常存在との人生初の邂逅を経験する事になる。
そんな彼女の目の前に現れたのは、異常存在を確保収容を専門とする組織、ARC機構。
そして巻き起こる奇妙な密室爆殺事件。
謎の魔法少女襲撃犯『マホウショウジョ・ターミネーター』の正体。
果たして目眩く異常の前に、論理に力などあるのだろうか。
(作者の知る限り)史上初のSCP財団バカミス爆誕!
どうもこの世界で生きていくのには、謎を解くのが最も効率的なようだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-07 21:06:15
179047文字
会話率:27%
世界は破綻した。
全てが荒野へと投げ落とされ、
かつて「そうあれかし」と願われた万物が形を失った。
ただ混沌の虚無だけが地上に満ちた。
そんな廃滅の時代において、未だ抗い続けている存在がある。
彼らはある特定の分野において絶大な権能を持つ
。
その権能で以て、漂流する世界に『錨』を降ろし、うつろう現実を一つの形に縫い止めるのだ。
ばらばらに裂けた地上をどうにか繕おうとする超越者たち……。
彼らは、皮肉を込めて自身を『神』と呼んだ。
ミヤコは、そんな神の一人。
まだまだ未熟な<猫の神>である。
世の理などよく知らない。
それでも愛を信じ、眷属である<小さい猫>たちの力を借りて、
混沌の虚無に墜ちた世界を、ほんのひととき、望まれた現実へと編み直す。
それは、押し寄せる万象の崩壊、避けようのない終末へのささやかな抗いである。
実を結ばない虚しい延命であるに違いない。
しかし、ミヤコはきっと、全てが終わるまで、それを永久に繰り返すだろう。
そんな彼女は、近頃、不可思議な現象に悩まされていた。
望んだ通りに仕立てたはずの平和な世界に、なにか、酷くおぞましい、地上に残された言葉では言い尽くせないような滅亡の風景が紛れ込んでくるのだ。
そして、その殺戮と破壊の吹き荒れる世界の只中には、燃え盛る赤黒い太陽を目指して歩く、ひとりぼっちの少女がいて……。
(2019年に別サイトに投稿していた中くらいの長さの話を改稿して掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-27 18:00:00
58927文字
会話率:28%
2022年
緊迫するアジア情勢を受け、四年前に決定された「平成三十一年度以降に係る防衛計画の大綱」を一部変更し、排他的経済水域と国境離島防衛強化を目的とした新防衛大綱が閣議決定された。これにより、海上自衛隊に航空機搭載型護衛艦と輸送用ホバー
クラフト搭載の輸送艦を擁した独立護衛艦隊を設立する事となった。
そして、三年後の2025年。むさし型航空機搭載型護衛艦DDV二番艦、ひたち艦長の高野浩司一佐は、この独立護衛艦隊群の司令を拝命、初任務である観艦式参加のため、むさし型航空機搭載型護衛艦DDV一番艦のむさしに座乗して母港である大湊を抜錨し、出港した。
陸奥湾から津軽半島と下北半島に挟まれた平舘海峡を通過した時、突然、雷鳴が轟き、隊群は過去にタイムスリップしてしまう。
タイムスリップした時代とは?
果たして隊群は無事現代に帰還する事ができるのか??
この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-07 01:00:00
3101文字
会話率:41%
海上自衛隊特別警備隊(通称SBU スペシャルボーディングユニット)に配属された若者の話。
海上自衛隊特別警備隊とは、1999年に起きた北朝鮮の不審船と思われた工作船に対して、自衛隊創設以来初めて出された海上警備行動での不備を反省材料にし
た日本で初の特殊部隊である。(2001年発足)
海上自衛隊呉基地に配属となった青野和人2等海士と赤村甲太2等海士は、教育過程で知らずの内にSBUの適性検査に合格してしまう。本当はイージス艦や汎用護衛艦の水上戦闘員(ボースン)になりたかったが、その夢は無くなる。
SBUでの厳しい訓練が始まると、毎日飯を食べるのもしんどくなり、ギブアップしたくなる。だが、青野も赤村も井口2佐に諭されなんとか、魔の1年(1年で辞める確立90%)を乗り越え、屈強な海の戦士になっていく。しかし、乗り越えなければならない壁が次々と青野や赤村に襲いかかる。階級章を見せないSBU隊員は、海上自衛隊の桜と錨のエムブレムすら見せられない事から、他部隊からは黒桜(こくおう)とも呼ばれる。訓練の内容も部隊概要も、全て機密扱いであり、過去に1度だけ観艦式で、訓練の成果を発表した事がある位でマスメティアにすら、隠された部隊であるが、海上自衛隊最強の部隊と言われている。特別警備隊を視察したアメリカ合衆国政府高官は、海上自衛隊に対して「宝の持ち腐れ」と、語ったというエピソードは有名である。
海上自衛隊特別警備隊は、アメリカ合衆国海軍特殊部隊、通称ネイビーシールズを模範としており、設立に際してアメリカ合衆国海軍の士官に教鞭をとってもらったという。バラクラバで、素性を隠す徹底ぶりは、この部隊の特殊性を現している。海上保安庁にも特別警備隊はあるが、即応性や火気能力の強力性を考えれば、制圧能力や全ての面において海上自衛隊特別警備隊の方が実力的には上だ。
そもそも、海上保安庁は国土交通省所管の海の警察てある。平時は海上保安庁が、対応して非常事態には(海上保安庁の手には終えない事態)海上自衛隊が登場するというのが、日本の防衛政策の基本である。それでも駄目ならアメリカ合衆国に頼むという方針が戦後の日本の安全保障政策のベースとなる。想像の部分も多いが、御容赦を。海上自衛隊呉基地から物語はスタートする。
※この物語はフィクションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-29 09:10:36
167647文字
会話率:42%