幼少期、謎の武装集団に自宅を襲撃され、無惨にも母親と弟を殺された天若ヒガサ。彼は齢十にして、復讐を強く心に誓った。しかし、組織の正体や動機が不明のまま、七年間何の手がかりも掴めずにいた。
ある豪雨の夕刻、高校二年になったヒガサはついに、家
族の仇である組織の一員と遭遇する。だがその時、突如として一筋の雷が彼の脳天に直撃。生と死の狭間、極限の状態で少年の脳は覚醒し、常軌を逸した力を手に入れる。その力を危険視した政府は、理不尽にもヒガサに終身刑を言い渡した。刑罰を免れる方法はただ一つ、特脳軍情報局という国家機密組織へ入局し、自分と同様に脳機能が覚醒した危険人物や組織から国民を守ることだった。元より正義感の強いヒガサはそれを受け入れ、復讐の念を胸に秘めながらも正義の道を歩むことを決意する。
特脳軍情報局での厳しい訓練や数々の任務を通じ、少年は脳の覚醒率を徐々に高め、超人的な力を解放してゆく。その過程でヒガサは、政府や世界の偽りに気づき始める。
果たして復讐が正義と言えるのか、真に憎むべき相手は誰なのか、様々な葛藤を抱えながら少年が辿り着く未来とは――。
※※※※※※
カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-28 00:20:00
267741文字
会話率:30%
高校2年生として転校してきた天野快斗は、異世界からの意図しない帰還者だった。そんな快斗は何者かの襲撃にあう。
異能力のない現代だというのに、超人的な能力のその襲撃者から、救い出してくれたのはなんとクラスメイトの女子だった。
その力は何かと問
うた時、快斗は今のこの世界の仕組みを知ることになる。
「いい?この世界は今、人を殺した数だけ強くなるようになってるの。」
その後も狙われ続ける快斗。その理由を突き止めた時、快斗は衝撃的な事実を告げられる。
「天野君、君は一体何をしたんだい。7京人も殺すなんてさ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 23:41:17
56721文字
会話率:49%
遠坂亨(とおさか とおる)16歳は、夏休みの最中、新作ソフトを購入し、家へと帰る道のりで不幸にも命を落としてしまう。
その滑稽な死に方に、彼に大笑いで死を伝える、死神セラと対面する。
死後の選択として、天界で次の転生を待つか。新たな生を得
て、超人的な能力か、神話級武器をもらい受け、ゲームの主人公みたいに活躍できる異世界にて、魔王討伐をするか。と、問われる亨。
迷ったあげく亨は、異世界へと旅立つ事を決意する。
しかし亨は、ゲームの主人公みたいな生活を送る事は拒否した。
どれだけ頑張っても、一人で出来る事は限界があると考えたからである。
そんな亨が選択した能力は、死んだ時に手にしていた携帯ゲーム機を利用し、ゲームに登場する主人公や、魅力的なキャラクター達をゲームのストレージデータから召喚するという能力だった。
ゲーム的主人公ポジションを捨て、召喚能力を得た、亨ことトールの旅が、どん詰まりの異世界からスタートする。
主人公、個人の力は、チート持ちとは縁遠いものです。地道に経験を積んで成長していくタイプです。
一話の文字数は、千から二千の間くらいになります。場合によっては、多かったり少なくなります。
誤字脱字は無いように見直してますが、あった時は申し訳ないです。
本作品は、横書きで作成していますので、横読みの方が読みやすいと思います。
この作品はアルファポリス様で2018.05.04 から公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 20:04:04
3298366文字
会話率:34%
厄災に襲われる世界を救うべく、数多の生贄を捧げて行われた聖女召喚の儀式。
…… しかし、そこに喚ばれたのは男だった。
遺伝子操作により超人的な身体能力を有する軍人の青年レスティオ・ホークマンは、聖女ならぬ聖騎士として厄災に立ち向かう。
最終更新:2024-10-26 21:00:00
1308383文字
会話率:46%
核戦争から100年後の世界。
この世界にはたった1つの街しか存在しない。
その街の名は【コクーンシティ】
核戦争前の世界中のあらゆる街より、【コクーンシティ】は遥かに高度な姿をしている。が、それは夜になると凶悪なものに変貌す
る。
理由は単純明快。
絶対的な王が【コクーンシティ】を支配しているからだ。
【コクーンシティ】の王は世界の王。
【コクーンシティ】は秩序によって守られている。
圧倒的なまでの絶対王政によって。
反旗を翻す者はいた。だが、その誰もが夜になれば姿を消すか見せしめで吊るされるだけ。
彼らの刃が王に届くことはない。
なぜなら100年で最も成長したのは文明ではなく、
『人間』
だったから。
【コクーンシティ】の人間には、【覚醒者(かくせいしゃ)】と呼ばれる者がいる。超人的な身体能力の持ち主たちだ。
【覚醒者】は皆、王を守るため王室へと出向いていく。
そのため、彼らがいる限り【コクーンシティ】の闇が晴れることはこの先ないのかもしれない。
と、そんな闇の街【コクーンシティ】に住む人々の間ではこんな噂があった。
【覚醒者】の更に上【才能(センス)】と呼ばれるものに目醒めた者たちがいると。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-23 23:24:05
17849文字
会話率:55%
遥か昔、神に背いて楽園を滅ぼした一人の男がいた。禁断の果実を取って食べたその男は恐るべき魔人【ゼノク】と化し、その血に刻み込まれた魔性の呪い――ゼノクの力は彼の子孫たちへも受け継がれることになった。
それから永い時が流れ――世界は動乱
の時代を迎えていた。聖地エスティムの奪回を掲げ、西のアレクジェリア大陸の諸国は神の名の下に連合軍を組んで東のラハブジェリア大陸へと侵攻。折しも、激戦が続くエスティムの街では超人的な力を持った怪物たち――ゼノクの出現が相次いで報告される。そんな中、エスティムの攻略を目指すリオルディア王国軍のメリッサ・ディ・リーヴィオ伯爵は、防戦するアラジニア王国軍のマムルークであるラシード・アブドゥル・バキという記憶喪失の青年と戦場で出会い、十年前に死んだはずのリオルディア王家の落胤レオナルド・オルフィーノの面影を彼に見るのだが……
渦巻く戦乱と怪異。神に背いた原罪がもたらす流血の時代に果たして終焉は訪れるのか。神々と人間たちがかつてない戦いを繰り広げる混迷の世紀が、今始まる!
*カクヨム、ノベルアップ+にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 16:04:33
191845文字
会話率:58%
地球にダンジョンが現れてから10年。
人類はレベルとステータス、それからスキルという超人的な力を手に入れた。
その力を使ってダンジョンを攻略する者を、人々は探索者と呼んだ。
そんな中、探索者の活躍を動画サイトの配信越しで眺めるだけだった主
人公・神蔵蓮夜は、突如として自分の前世が異世界の大魔王であったことを思い出す。
さらに衝撃的なのが、地球に出現した数々のダンジョンは全て、蓮夜が大魔王時代に作ったものだった!
魔王としての卓越した技術と、ダンジョンに関する深い知識を持つ蓮夜は、瞬く間に世界最強になり、並み居る強敵たちに対して無双していく!
これは、かつては異世界最強だった大魔王が、再び世界最強の座に君臨する物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 19:00:00
129034文字
会話率:36%
あらすじ
18~20世紀のヨーロッパを思わせる重厚な街並みと、瘴気漂う陰鬱な雰囲気が支配する架空世界。そこは、貴族主義と階級社会が根強く残り、貧富の差が激しく、街の片隅では犯罪が横行する暗黒の時代。
主人公のヨシナガ・レッド・スズキは、20
代の若き軍人。東洋人の血を引く彼は、そのエキゾチックな容姿と冷静沈着な性格から、周囲からは「異邦人」と呼ばれ、どこか距離を置かれている。レッドは、街の治安を守る特殊機関**「特務街防衛機関CITYhunterguards(シティハンターガード)」**に所属し、日夜犯罪者と戦っている。
CITYhunterguardsは、軍や警察では対処できない特殊な犯罪、例えば、魔術犯罪や、異形の怪物による事件などを専門に扱う組織である。レッドは、その中でも特に優秀なエージェントであり、卓越した剣技と射撃の腕前を持ち、さらに体術にも長けている。だが、彼の真の力は、体内に流れる大鬼神阿修羅の血に由来する特殊能力「鬼神阿修羅解放」にある。この能力を使うと、超人的な身体能力を発揮し、炎・斬撃・銃撃を操ることが
できる。しかし、その力は制御が難しく、暴走の危険性も孕んでいる。
レッドは、ある日、CITYhunterguardsの上官から極秘任務を命じられる。それは、街で頻発する猟奇的な殺人事件の捜査だった。被害者はすべて貴族階級の人間であり、遺体には奇妙な紋章が刻まれていた。捜査を進めるうち、レッドは事件の裏に、闇組織「鉄血騎士団」の存在を突き止める。彼らは、禁断の魔術を操り、世界を混沌に陥れようと企んでいた。
レッドは、CITYhunterguardsの仲間と共に鉄血騎士団の陰謀を阻止するため、危険な戦いに身を投じていく。だが、その戦いは、彼自身の出生の秘密、そして、世界を揺るがす巨大な陰謀へと繋がっていく…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-17 00:51:40
444文字
会話率:0%
待てば最強スキルを手に入れた俺。
噂を聞きつけた奴らのパーティーに、強制加入させられた(なお強制に加入させることは禁止されている)。
しかし、一週間たっても最強にならない俺は、あっという間にパーティーを追放。
だが、家に帰った
とたん、俺は超人的な力を発揮し、最強になっていた……⁉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-16 07:10:00
1818文字
会話率:3%
時は銃とガソリンが燃え盛り、大惨事世界大戦な時代。剣も魔法もない科学で血みどろの世界では今日も死に溢れていた。
そんな世界のとある国のとある機関。
任務の為なら女子供も平気で殺す軍の特殊部隊チーム『エンドメーカーズ』
彼らは普通の部隊では
なく、各個人が超人的な特殊能力を持ち、任務に当たっていた。
そんな部隊の最高幹部。主人公、ヴィクター·A·シャイニングは戦闘向け能力者でもなければ、中身はただの一般人。
日々、周りの倫理観を無視した行為に心の中でドン引きしていた。
しかし、平和でない日々も突如として終わりを告げる。
軍の本部の裏切りと秘密兵器、空間転移装置により、部隊全員が剣と魔法の異世界へと基地ごと転移してしまう。
彼らは軍の裏切りに怒り、そして、元の世界へと帰り、復讐するため。
彼らは異世界侵略を始める……
そんなエンドメーカーズたちを止めるため、ヴィクターは最高幹部という立場を使って、内側から奔走するのであった……
(主人公以外の目線だと基本はハードで
主人公目線だとコメディチックな『ハードコア&コメディみたいな感じです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 19:34:18
42475文字
会話率:31%
50年前に起こった「エクリプス」以来、世界は完全に変わってしまった。
ジライヤ・タクミは、工学に情熱を持つ知的な高校生だ。しかし、ある日、彼がトラックに轢かれそうになった少女を助け、意識を失って倒れたことで、彼の運命は一変する。
気が付
いた時、彼は見知らぬ場所の病院にいた。後に、彼がいるのは世界で6つしか存在しないエリート校の一つ、「アゾラ・アカデミー」だということを知る。そこは、アエセリアンと呼ばれる特別な力を持つ生徒たちが、己の能力を操る方法を学び、さらに「エクリプス・フェスティバル」と呼ばれるトーナメントで戦い合う場所だった。そして、タクミもまた、驚異的な強さと驚異的な再生能力を持っていることが原因で、学校に通うことになったのだ。
だが、問題がある。タクミは、アエセリアンの力を一切持っておらず、自分の2つの超人的な能力と知識しか頼れるものがない。
タクミが新しい友人たちや様々な困難に立ち向かいながら、彼の不運な秘密を隠しつつ新たな生活に適応していく様子を見届けよう…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-01 23:06:36
6565文字
会話率:20%
愛と正義のために拳ひとつで世界を守るスター流の李ちゃんは凶悪なギャングを相手にたったひとりで本拠地へと向かいます。
超人的な強さで悪を殲滅するスーパーヒロイン、李ちゃんの大活躍!
最終更新:2024-09-28 08:13:34
1386文字
会話率:20%
わたしはエリザベス=フォン=タルトレット。英国出身の十七歳の女の子です。
幼いころから病弱で家に引きこもりがちだったわたしの夢は、ヒーローになること。
超人的な力をつかって災害や悪者から人々を守る存在になりたかったのです。
テレビのニュース
で活躍しているカイザーさんや不動さんのような……
けれども現実は非情で、わたしの命は尽きようとしています。
もしも、生まれ変われたら彼らのようなヒーローに……
その願いが通じたのでしょうか、わたしがヒーローにスカウトされて、与えられた能力は宇宙最高の治癒能力!
病弱なわたしだからこそ癒しの力で彼らに貢献したいと思います。
与えてくださったスターさんや皆様の期待に応えられるよう、わたし、がんばります!戦闘力ゼロの最弱ヒーロー、出動です!
※他サイトでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 07:10:00
17367文字
会話率:25%
わたしは美琴。21歳の女の子です!実はわたし、普通の子と少し違って超人的な力を持っているんです!
その力を使わないように山奥で生活していたのですが、おにぎりの味が恋しくなって都会へ戻って来ちゃいました。
そこで謎の紳士に出会い、スター流
という名の武術流派にスカウトされまして……
わたしと愉快な(?)スター流のみなさんとの生活の幕が今、開きます
※他サイトでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-21 21:15:25
292103文字
会話率:33%
この世界は女性上位の女尊男卑である。
女であるというだけで貴族となり、魔力を持って生まれた一部の男性以外は平民や奴隷として生きる事を強いられ、女の性欲処理の道具でしかないという貞操観念も狂った、歪んだ国。
強力なスキルと超人的戦闘力を誇る
≪悪役令嬢≫が支配するその国、クルスファート王国。
そこで「男女平等、そして男は弱者を守るもの」という常識外れの「歪んだ」教育を親に強いられた少年、フィーグはいずれ悪役令嬢の婚約者となるために魔法学園に入学する。
彼には目的があった。
地位の高い令嬢を篭絡し、成り上がり、この国を破壊するという野望を持って。
しかし彼はよせばいいのに、虐められている男子生徒を庇ったせいで目を付けられ、私刑の憂き目にあう。
自信の軽挙妄動を後悔するフィーグ。
しかしそんな時、彼の前に一人の少女が現れた。
千年もの昔に、女王に逆らいその存在を抹消されたという、最初の悪役令嬢、ユーリ・アーシア・ストーリア。
彼女は言う。
「ボクのお婿さんになってよ」
フィーグは言う。
「これはただの偽装婚約だ。この世界を破壊するための――」
これはこの貞操逆転世界に抗う、一人の底辺貴族の少年と、彼を取り巻く悪役令嬢たちの、恋と叛逆の物語である。
※この作品はカクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-24 21:20:04
52999文字
会話率:33%
小説家の助手で、小説の為なら犯罪以外はなんでもするスタンスの主人公――山岸 明人が、新宿歌舞伎町の美人母娘探偵に取材に行くと、母親から探偵を押し付けられ、黒髪美少女JS天野 瑠合と探偵を行うことになる。
「私、ファンなんですよ?」
しか
しどういう訳かクールな少女からの好感度は最初から高くて……?
しかもどうやら彼女は『死の未来』を予知できるようで、明人はその未来を己の超人的なフィジカルで覆していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-24 18:20:55
21291文字
会話率:37%
暗い過去から、自らの人生に疑問を持つ女子高生、レイ。
憧れを追いかけながら毎日を楽しんでいる女子高生、ヒナタ。
そんな真反対な二人の共通の趣味は――
フルダイブ型ゲーム、FOV。
レイは超人的プレイヤーとして。
ヒナタは見る専として。
立場も性格も遠く離れた二人は、偶然に偶然が重なったことで行動を共にするようになる。
お互いを知っていくことで、
決して交わることのなかった世界が交わるとき、
彼女たちを取り巻く日常も少しずつ変わっていく。
そして、やがて”自分になかったもの”に気づいていく。
失ったままの者と創造し続ける者。
意図せぬ出会いが、彼女たちの運命を動かす――
「ゲームが舞台」とありますが、現実世界でのシーンも多いです。
登場人物の視点が次々に移っていく形式になります。それぞれ〈〉の中に記載されている名前の人物の視点で描いています。
「ノベルアップ+」、「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-13 21:34:20
654710文字
会話率:51%
生まれ育った村を賊に襲撃され、村人や家族を皆殺しにされた上に、自らも両足を失ったお京。だが彼女は血の滲むような努力の末、超人的な腕力と神域ともいえる釣り独楽(つりごま)の技を身につけた。盲目だが杖術の使い手であるお花や、蘭方医学を学んだお
七と共に復讐の旅に出る。処刑猟嬢の殺し旅、とくと御覧あれ。
※残酷なシーンや差別的用語が登場します。苦手な方は注意してください。また、釣り独楽とは現代のヨーヨーに近いものです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-26 23:10:53
111751文字
会話率:37%
これは「宇宙の起源」を知りたいもう一人の自分と出会い超人的な力を得て数多の宇宙を守り
「宇宙の起源」を探求する物語。
最終更新:2024-07-26 16:54:34
3876文字
会話率:54%
巨大ロボット、超能力、魔法、亡霊、忍者……あらゆる物がひしめく騒然とした未来。
世界は〝エヴォリューター〟と呼ばれる超人的な能力を持った新人類の出現と、外宇宙から現れた異星人の武力侵攻により大きく揺れていた。
多くのエヴォリューターが地
球と異星人の陣営に分かれて戦う中、地球側のエヴォリューターである主人公が、やはりエヴォリューターである美しき姉と、個性的すぎる高校のクラスメイトたちと共に世界と常識を敵にまわして目指す先とは?
彼は語る。
「僕は当たり前のことをするだけだよ。姉弟が一緒に寝たり、一緒にお風呂に入るのと同じくらいに当たり前のことをね」
……お前、高校生だよな!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-22 12:11:39
414358文字
会話率:52%
破馬光助(はまこうすけ)は私立高校へ通う男子生徒だ。
外見は不良そのものであるが根は真面目で、思い人には声すらかけられない奥手なタイプの男子。そんな光助は【リリア・クロスニクス】という天界人の少女と出会った。
「人探しで地上を訪れ
た」と語るリリア。
たわいもない親切心でリリアに関わる光助であったが、運悪く異世界へと足を踏み入れてしまい、その先で命を落としてしまう。
「私が絶対に助けるから。私があなたを守るから」
光助の命を救ったのはリリアだ。彼女は自身に宿る【心核】を光助と共有する事により、彼の命を繋ぎ止める事に成功する。
これにより光助は救われたのだが、もちろん弊害はいくつも生まれている。超人的な力を発揮できるし火も出せる。おまけに空も飛べてしまう。
つまり心核を手にした光助はリリアと同様、異能の力を操る天界人となったわけだ。
加えて心核を共有する制限により、リリアとの共同生活を余儀なくされてしまった。
「破馬リリアです。よろしくお願いします」
一人暮らしする光助の家に住み着くだけでなく、学校にまで通う事となるリリア。当然、平穏であった光助の日常は目まぐるしく変化する。
——ファンタジーあり恋愛あり、この物語は主人公である破馬光助を中心に進行します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-18 18:24:58
153136文字
会話率:44%
燕子花子安という、一人の男がいた。
一目現場を見ただけで犯人を言い当てる超人的な推理力と洞察力を持った、その年の同業者であれば知らない人はいない刑事だった。
そんな彼が唯一解決出来なかった事件。
「警察家族連続殺人事件」
家全体が密室となり
、
二種類の血液のみが発見された未解決事件。
事件発生から4年後
未だ他の警察官たちは、陽炎の先に彼を思い浮かべる。
当人たちを除き、誰も真相を知らないこの事件の謎を
東風生香織は追い求めていた。
彼女は二度と刑事課へは帰ってこない燕子花に何を思い、何を馳せるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-10 07:30:00
9385文字
会話率:31%