時は一七四世期前半。「魔人」と呼ばれる人智を超える力を持った人間が増えてきた時代。彼らの力を恐れた人間たちは彼らを社会から切り離した。
そんな時代に生きる少年、クウヤ・インディュラ。
彼は時代の波に抗い、自らの道を進んでゆく。
最終更新:2025-06-07 20:11:16
262395文字
会話率:43%
転生と回帰を経た皇女ヴェリアは知っていた。父である皇帝の暴走により国が滅び、弟は自分を庇って命を落とし、自らも敗戦国の皇族として処刑される未来を。
だから、ヴェリアは悪女となった。密かに政治に介入し、父である皇帝を失脚させ、皇国の皇帝
になろうとしたのだ。
すべては滅び行く皇国と、死にゆく運命の弟ノクスを救うために。
だが、その計画は他でもない愛する弟に阻止されてしまう。
ヴェリアの立てた計画で救われる人物の中にヴェリア自身は入っていなかった。
それを知ったノクスは姉の計画を乗っ取り、自分の代わりにヴェリアを敵国――ヴェリアが密約を交わした安全な地へ、人質という名目で送ろうとする。
彼は、自分だけが生き残ることをよしとしなかった。
「姉様にばかり辛い思いはさせられない。今度は――僕が姉様を護る番だ」
「……違う。今度は、私があなたを守る番なのよ……っ」
ヴェリアは前世でもノクスに守られたことを思い出し、再び弟を犠牲に生き延びることに激しく抗う。しかし、ノクスの意思は固く、彼女の説得は届かない。
こうして、ヴェリアは安全が約束された地へ送られることになる。はからずも、ヴェリアは破滅の運命から逃れることになった。
だが、ヴェリアもまた、自分だけが幸せになることをよしとはしなかった。
「私は必ず帰ってくる――だから、首を洗って待ってなさい!」
そうして人質となったヴェリアは、滅び行く皇国と愛する弟を救うため、敵国の王族にある取引を持ちかける。これは、愛する者たちを救うため、運命に抗う人質皇女のレコンキスタ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 20:10:00
42631文字
会話率:47%
三度目の皇女は孤児院からすべてを支配する!
前世の記憶を駆使してその名を轟かせた皇女アリーシャ。けれど彼女は政敵の企てにより、焼け落ちる屋敷の中に取り残されてしまう。そんな彼女を救ったのは敵だったセイル皇太子だ。彼の力により、アリーシ
ャは孤児院で暮らしていた六年前に回帰した。
「次は俺と敵対しないでくれ。そうしたら自由に生きてくれてかまわない」
セイル王太子の残した言葉を護るため。そして命を救われた恩を返すため。なにより、自分自身が幸せになるために、アリーシャは権謀術数の世界に身を投じる。
果たして、アリーシャは過酷な運命に立ち向かい、幸せな未来を勝ち取ることが出来るのか!?
*カクヨムとなろうに同時投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-23 21:00:00
118256文字
会話率:53%
ある日、リディアは自らの魔術師としての未来と引き換えに姉を救うと決意した。その瞬間、これが三度目の人生だと思いだし、オンラインゲームを模した世界の中にいると気付く。
完全没入型VRを使ったリアルな戦闘と、感動と涙のストーリーを前面に押し出
した人気ゲーム『紅雨の幻域』。前世のリディアはランキング一位に入るくらいそのゲームが大好きで、そのストーリーが大嫌いだった。
プレイヤーがどんなに努力をしても、仲間を救うことは出来ない仕様だから。
だけど、ここは現実だ。
ゲームでは救えなかったリディア(いまの自分)を、姉を、大好きな推しの子達を、自分の行動次第で救うことが出来る。それに気付いたリディアは、ありとあらゆる知識と技術を使い、ハッピーエンドを目指すことにした。
そうして幼少期の勇者を救い、聖女に降りかかる悲劇を排除する。――結果、リディアは推しの子達にやたらと好かれることになり……
魔術を封じた魔姫の、剣と知識の英雄譚、ここに開幕!
*カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 20:10:00
113727文字
会話率:40%
物語の舞台は西洋にある文明から取り残されていた山奥の小さな公国。
その国では、ある日人間が一人残らず死滅してしまった。
城に仕えていたアンドロイド達は主人である人間が突然いなくなってしまって、これからどうすればいいのかわからなくなって
いた。
この城に残されたのは女性型のメイドアンドロイドが7体と男性型の執事アンドロイドが1体。
これらは8体は、極めて人間に酷似した一級アンドロイドで、他は三級以下のアンドロイドかヒューマノイド、あとは人の形をしていない作業ロボットだった。
彼ら8体は、元々自我を持っていなかったが、人間の死をきっかけに次第に自我に目覚めていく。
『エゴロイドシリーズ』の2作目です。
前作より数百年過去の話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 20:10:00
139694文字
会話率:50%
「ありがとうお兄さん!あたし、おなかぺっこぺこだったんだぁ!」
喫茶店のテーブルの向かいでは、美少女がおいしそうに特大パフェを食べている。
この世界から人間がいなくなったのは何年前の事だったのだろう。
三百年前に起きた世界大戦で、地
上の全ての国が核攻撃の対象となった。
使用されたのは中性子爆弾。
物理的な被害は軽微だが、生物は殆どが死に絶えた。
地下シェルターなどに避難して生き延びたわずかな人間も、放射能による後遺症で出生率が低下し、病気による死亡率も上昇、次第にその数を減らしていった。
最後に人間が確認されたという記録は、俺が製造されるよりもずっと前だったのは間違いない。
おそらく、もうこの世界に人間は残っていないのだろう。
・・・というのが定説だった。
そうすると・・・今、俺の目の前にいるこの少女は、一体何者なのだろう?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 20:20:55
74199文字
会話率:56%
今から少し先の世界。
日本を襲った巨大災害群"ネガティブ・ワン"により、この国は都市国家としての機能を喪失した。
大部分を占める、持たざる貧民"ゲットー"と、ごく一部の富裕層"アップマーケッ
ト"により成り立つ日本に生きる少女、明星カレン。
世界に絶望し、それでも投げやりになれるほど諦められない――そんな彼女が、とある出会いをきっかけに自らの世界を変える。
音楽を交えて展開される、ディストピア群像劇。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 20:05:29
54367文字
会話率:41%
シリーズ第五弾。
ソニンフィルド率いる〈VERITE〉の動きが活発化していく一方、エヴァンとレジーニは、身体に起きつつある変化にどう向き合うべきか、それぞれで迷っていた。
そんな中、保守派の政治家たちが集う会場が爆破される事件が勃発。
背後に〈VERITE〉がいると察したレジーニは、現場に駆け付ける。同じ時間、自宅にいたエヴァンは、かかってきた非通知電話に不用意に出てしまう。
『時間だ、家に帰れ。ゲストと一緒にな』
その瞬間、“エヴァン・ファブレル”の意識は途切れ、“ラグナ・ラルス”が目を覚ます。
ラグナは強引にアルフォンセを連れて、姿を消してしまう。レジーニやドミニクたちは二人を捜ため、ACUやガルデにも協力を請う。
一方、エヴァンが消えたその日に、一人の男がアトランヴィル・シティに足を踏み入れる。
目を逸らし続けてきた過去が牙を剥く。癒えきれなかった古傷を受け入れた先に待つものは……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 20:03:06
198702文字
会話率:27%
シリーズ第四弾。
宿敵シェドを退けたエヴァン。最愛のアルフォンセと晴れて恋人同士になり、束の間訪れた平和に心を安らげる。
だが、ある日の晩に出現した奇妙なメメントとの遭遇をきっかけに、エヴァンの身体に変化が起き始める。
一方、念願の高校
生活を始めたユイとロゼットは、都市伝説愛好家のサークル〈アーバン・レジェンド・クラブ〉の噂を耳にし、その集会に潜入する。そこで二人は“捕獲した都市伝説の化け物”として見世物にされている一体のメメントと出会う。捕らわれのメメントを集会から連れ出したユイとロゼットは、人気のない倉庫に匿う。驚くべきことに、そのメメントは、人の言葉を理解し話すことが出来る個体だった。
同じ頃、レジーニは一人の少女と出会う。彼女の名前はリカ・タルヴィティエ。三年前、メメントに襲われた彼女をレジーニが救っており、そのお礼を言いたくて捜していたのだという。そんなリカには、「モルジットを肉眼で捉え、メメントに命令を下す能力」が備わっており……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-24 09:00:00
421963文字
会話率:31%
異星人ニムロッドによる侵略戦争に敗れ、世界は壊滅的危機に陥った。
そんな中、生き残った人類の中から、異能に目覚める者たちが現れる。彼らの力の根源は「怒り」「悲しみ」「憎悪」のような負のエネルギー。
世界に充満する侵略者への憎悪をその身に受け
入れ、“呪い”として行使し、ニムロッドと配下の機械兵に報復する。
彼らはいつしか〈呪身鬼(シフター)〉と呼ばれるようになった。
廃棄処分対象として追われる身となった、生体兵器の少女“燐(リン)”。
過去の罪を償い、大切な人々の仇をとるため、ニムロッドを追う〈呪身鬼〉の青年“ノア”。
敵対するはずの二人は、荒廃した街で出会う――。
※大橋なずな様主催「このイラストで小説書いてみた」企画作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-14 19:00:00
34608文字
会話率:17%
無職が転生したらチートボーナスがもらえるって思ってたことが僕にもありました!!!
ついさっきまでやってた超王道RPG~アルティア・クロニクル~
《ERROR: 無効な仮初の未来》
《ERROR: 潜在的な矛盾の発生》
大魔王を倒す寸
前でバグとエラーに塗れた画面。
気づいたらその世界に迷い込んだ28歳童貞ニート。
異世界転生!? いや、これは召喚!?
この見覚えのある容姿、見覚えのある村……って…
「最初の村で焚き火してるモブじゃねーか!!」
目の前にはゲームで主人公で勇者だったエミルと作中最強設定の兄貴ベルギス。
木が豆腐のように刻まれたり、一瞬で回復する下級治癒魔術。
ちくしょう! 普通異世界くるなら俺がそっちだろ!
対する俺はチートもない。ハーレムもできそうにない。
唯一いるのはバキバキツンデレの幼馴染らしい年下の女の子。
物語はどうやら勇者がこの最初の村にいるところかららしい。
チュートリアルじゃん。
《ERROR: 化ãが欠損しています》
《MALFUNCTION: 残留��が未解決のままです》
《INCONSISTENCY:���̃の改変が必要です》
俺の役目は多分エラーを解決する為に色々とフラグを改変していかないといけないっぽいのだが、理由が不明すぎる!
はぁ、もういい。
村人Aなら村人Aらしく生きよう。
テンプレツンデレ幼馴染もいることだし、それなりに楽しくのんびりやれていけそうだ。
とか思ってゆっくりしてたら、村は滅びました。
バッドエンドだろ…これ…。
これは、モブの俺が勇者の裏で人知れず世界を救う物語――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 20:02:16
542526文字
会話率:29%
『結婚の話は、無かったことにしよう…』
遠い遥か昔、私はそう言い渡された。
『そうだね…』
言葉が見つからなかったけど、そう返すしかできなかった。
そして、人類は滅亡した。
私たちは住めなくなったこの星から逃避し、仮想空間へと移動
した。
そんな人類が、再び人に還った物語――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-08 13:51:15
3320文字
会話率:33%
「さっさと消えろよ。この冷血銃士が」。
ーーーカインは勇者パーティを追放された。
しかし、それは狙った追放だった。
彼はすでに知っていた。
勇者ロザリアのもとでは、魔王を倒すことができない未来をーーー。
固有スキル「廻天」。
幾度となく
敗北と挫折を味わった彼は、
運命を断ち切るため、孤独に戦い続ける。
だが、時を戻す代償は自身の身体。
ーーー失われた左目、左腕、左脚。
繰り返す絶望の果てに巡り会う、
「司教」を名乗る不思議な少女・カルマナーーー。
彼女の導きの先に、彼が手にするものは救済か、
それとも更なる絶望かーーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 20:01:10
241358文字
会話率:34%
かつて少子化対策は「支援」によって行われていた。しかしそれは限界を迎えた。
2045年、日本は総人口8,700万人・高齢化率60%に到達
労働力・年金・税収すべてが崩壊寸前
政府は“国家維持の最終手段”として、「交配適齢制度」を導入する。
成人年齢は15歳に引き下げられ、AIによる“遺伝子適合マッチング”により、全国民に定期的な「交配相手」の通知が届く社会。
拒否は原則3回まで。それを超えれば、減税・年金・就職の自由は失われる。
制度は「恋愛や結婚の自由」を建前で守りつつ、実質的には“義務的な出産制度”へと変貌していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 20:01:09
7183文字
会話率:24%
ああああああああああ
最終更新:2025-06-07 20:00:00
114792文字
会話率:36%
異世界転生――その言葉に胸を高鳴らせ、俺は思わず頷いてしまった。
女神の誘いに、疑いもせず、夢の続きを願うように。
けれど転生した先で、俺はバハムートだった。
神話に語られる最強種。空の王。破壊と終焉の象徴。
それほどの力を授か
っても、女神の使命はただ一つだった。
「世界を監視していてね」
……何かがあるはずだと身構えた。
だが、世界は――穏やかすぎるほどに平和だった。
戦争も争いもなく、誰もが笑い、祈り、願いを育てる。
俺が動けば、世界はさらに豊かになり、混乱の芽すら摘まれていく。
気づけば、数千年。
俺は問い続けていた。
俺は、ここにいていいのか?
俺に――意味はあるのか?
そして、女神は告げた。
『ごめん、なくなっちゃった』
……そうか。
なら、もういいだろう。
監視者も守護者もやめてやる。
こんな退屈な楽園には、もう用はない。
これからは、俺のために生きよう。
自由に。気ままに。
未知を求めて、別の世界へと旅立つ。
その一歩が――
全宇宙の均衡を崩すことになろうとは、まだ誰も知らない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 20:00:00
303118文字
会話率:40%
嵐をも包み込む機械仕掛けの超巨大な筒、その名もテンペスト・シリンダー。荒廃した大地に代わり建造されたその筒の中で、一人の少女が二体の機械生命体と出会う。それを機に十二体のAIが目覚め、欲望を知り、恐怖を知り、執着を知り、未知を知って己が為す
べきことを自覚しテンペスト・シリンダーの行末を大きく動かしていく。
※一話単位で掲載していきたいと思います、読んで頂けたら幸いです。
※追記2020/12/1付 第一話から第四話、まとめて改行、段落等の改稿を実施しました。内容に変更はありません。こらからもテンペスト・シリンダーをよろしくお願い致します。
※Twitterで登場人物の画像を上げていきます。こちらの更新スピードは激遅です。良ければご覧になって下さい。ユーザー名はtousinです。
https://mobile.twitter.com/tokusin3折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 20:00:00
6023351文字
会話率:53%
天正年間、戦国の世を疾風の如く駆け抜けた“独眼竜”伊達政宗──。
幼くして右目を失いながらも、東北の覇者へと成り上がったその軌跡には、いくつもの「語られざる真実」があった。
黒脛巾組と呼ばれる影の忍びたち、忠義の片倉景綱、戦友・伊達成実、そ
して正室・愛姫。
時に裏切られ、時に翻弄されながらも、政宗はただ己の未来を信じて戦い続ける。
これは史実を土台にしながらも、もしも彼が“もう一つの運命”を選んでいたなら──という壮大なIF叙事詩。
史実と幻想の狭間を貫く、戦国×ロマン、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 20:00:00
102172文字
会話率:33%
5巻・令和3年3月25日オーバーラップ文庫より発売
☆第5回オーバーラップWEB小説大賞・金賞受賞☆
★アルファポリス・第4回歴史・時代小説大賞・読者賞受賞作品★
HJネット小説大賞2018二次選考通過(最終選考辞退)
◆◆◆
鹿島神道流の
師範の父と、陰陽師の家系の母から育った真琴は中二病?
中二病と言われていた行動には理由があった。
真琴は修学旅行でとある古刹の寺の本尊のある地下通路を進むと扉が・・・・・・
その先に広がる世界は戦国時代でした!?
これってタイムスリップ?信長に出会ってしまった真琴はどうなる?
地球が丸いと理解する織田信長って、タイムスリップも理解できちゃうの?
織田信長って意識高過ぎる上司?織田軍ってブラック企業?信長話せば意外と良いやつじゃん!
平成の高校生が織田信長に妄想力・想像力・知恵を買われて立身出世をしていく物語。
唐揚げ、豚カツ、カレーライス、平成料理で戦国武将を魅了して夢のハーレムライフ?
鉄甲船で世界に進出?
未来知識で織田信長を世界の覇者に?
空想科学を武器に大航海を制覇せよ!
主人公の故郷、茨城県は日本の第二の都市に発展?
真琴の趣味の二次元美少女萌で新たな文化が花開く?
想像を絶する現代科学チート空想歴史改変ファンタジー!
◆◆◆
この物語は安土桃山時代をモチーフにしたタイムスリップ物語、歴史が苦手な方でもお楽しみいただけるように書かせていただきます。
誤字脱字は書籍版で加筆修正に合わせて校正のプロのお力をお借りして実施しております。
また、登場人物は必要最低限の中でお楽しみに頂ければ幸いです。登場人物や時代背景・武器の登場・農作物の登場にはかなりの無理もあります。作者は専門家ではなく、間違いも多々あるとは思います。安土桃山設定世界と言う世界観で楽しんでいただければ幸いです。
2018年6月24日・日間歴史〔文芸〕ランキングBEST100!1位
日間順位総合9位
2019年1・2・3・4・5・6・7・8・9・10月年間歴史〔文芸〕ランキングBEST100!1位☆
2021年2月年間空想科学[SF]ランキングBEST100!1位☆
2021年3月4日日間空想科学[SF]ランキングBEST100!1位☆
※注意
他サイトへの無断転載、そして無断で朗読動画等にするのは禁止です。
書籍版の紹介やレビュー動画などは歓迎です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 20:00:00
1378763文字
会話率:37%
《ファンタジー・魔法・転移なし》
《令和6年能登半島地震・復興応援ライトノベル》
石川県に大大名加賀藩を築いた前田利家をライトなタッチで描く物語
《書籍化打診受付中》
《第11回アルファポリス歴史時代小説大賞・読者賞を獲りに行く予定作品
》
全体のあらすじ
2024年1月1日、能登半島を襲った大地震から1年後の2025年春。能登町で復興に奔走する若者・佐藤悠斗は、壊れた故郷を立て直すため、がれきの中から漁港を蘇らせようと汗を流す。亡くなった祖父から聞かされた「槍の又左衛門」前田利家の物語――槍一本で乱世を貫き、能登を守った武将の魂――が彼の胸に響く。ある日、地震で壊れた蔵から見つかった利家の直筆の書状「我が槍は乱世を貫く。能登の民を守り、未来を切り開く」を手にし、悠斗は謎の「影」を目撃。それは兜をかぶった武将で、「お前が守るべきもの、貫くべきもの」と告げる。同じ頃、1538年、尾張の荒子城に生まれた犬千代(前田利家)は、やんちゃな四男坊として自由に育つ。父・利春の槍の話に憧れ、母との「生きて帰る」約束を胸に、織田信長(吉法師)と出会い、木の棒と木刀での勝負で絆を築く。信秀に小姓として仕え、桶狭間の戦いで初陣を飾り、まつと結婚。信長の「天下布武」に従い赤母衣衆として名を馳せるが、非情さに反発し一時離反、まつの説得で戻る。本能寺の変で信長を失い、秀吉に仕えて山崎、賤ヶ岳、小田原征伐を戦い抜き、加賀百万石の大名に。秀吉の死後、家康と対峙し、1599年に病没するまで家族と能登を守る。「影」は利家の夢に現れ、「お前が殺すもの」「お前が守ったもの」と語り、彼の内面と運命を映す。時を超え、2025年の悠斗は復興を進め、利家の遺志を継いで能登の未来を切り開く。「影」が微笑み、「お前が貫いたもの」と告げ、過去と現在の絆が結実する。利家の槍と魂は、乱世と復興の両方で能登を貫き、後世に語り継がれる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 06:30:00
165543文字
会話率:28%
2040年代、記憶が売買される港南ニューシティ。
フォロワー20万人のLINK配信者・綾瀬カノンは、孤独を隠して“完璧な自分”を演じていた。旧式LINKで幼馴染・朝凪律と実験中、二人の記憶が一瞬だけ混線――カノンは律の秘めた想いと「他人の記
憶で世界が書き換わる快感」を知る。更なるバズを狙い24時間ボディスワップ配信へ踏み切るが、記憶闇市場〈ボディ・パーティ〉を操るDr.バグが二人を標的に。人格が札束で競られ、カノンは“私”を失う。律は彼女を救うため自分の記憶さえ差し出す決意を固めた。アイデンティティが崩壊する未来で、二人は〈本当の繋がり〉を奏でられるのか――。
【ジャンル】近未来・SF・恋愛
【タグ】記憶共有 / ボディスワップ / 幼馴染 / 純愛 / サイバーパンク / ダークウェブ / アイデンティティ / 青春
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 20:00:00
81587文字
会話率:42%
静寂しおり。彼女の心には、小学三年生の頃に経験した、家庭内の出来事に起因する深いトラウマが刻まれていた。それは、彼女に物事に対するある種の諦念と、自己肯定感の低さを植え付けた、拭い去ることのできない影。
春、新しい制服に身を包み、静寂しお
りは中学校の門をくぐった。期待も不安も抱かず、ただ淡々と定められた手順を踏む彼女にとって、卓球だけが心安らげる唯一の聖域だった。祖父母に用意してもらった家で一人暮らしをする彼女は、誰にも知られることなく、異質な持ち替え技術を磨き続けている。それは、体躯で劣る自分が勝利を掴むための、そして勝利という形でしか自身の価値を証明できないと信じる彼女にとって、唯一の希望だった。
中学校に入学して少し経った頃、静寂しおりは卓球部へと入部する。彼女の手に握られた、裏ソフトとスーパーアンチという常識外れのラバーを貼り分けたラケットは、瞬く間に部内で波紋を呼んだ。顧問や先輩たちは、その異様なスタイルに困惑を隠せない。しかし、静寂しおりが見せた、卓越した基礎技術と、相手の思考を解析するような知性は、彼らに驚きを与える。彼女の異質さが、周囲に少しずつ認識され始める。
卓球部での新しい日々が始まる。静寂しおりは、内面に過去の影と孤独を抱えながらも、卓球という世界で自身の道を切り開こうとする。それは、輝かしい未来へと続く道の始まりであると同時に、彼女を待ち受ける更なる運命を示唆するものだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 20:00:00
513607文字
会話率:20%
七つの国に散らばった魔王の魂を破壊し、七人の巫女の加護を授かり、世界を救う――
それが若き勇者ロイ・シリルに課せられた使命だった。
仲間たちと出会い、笑い合い、ときに衝突しながらも、彼は歩みを止めない。
希望のために。未来のために。まだ見
ぬ誰かのために。
そんな彼らの前に現れた、一人の少女。
血に濡れた白い衣、震える指先、瞳に宿る深い悲しみ。
ルミーナ王国歴200年前に突如現れ、魔王を封印した伝説の魔女に瓜二つの少女。
彼女の名も、過去も、誰も知らない。
だが、ロイは直感する。
「この旅には、きっと彼女が必要だ」と。
これは、世界を救うために歩み出した少年と、
どこか遠くを見つめる少女が、
出会い、絆を紡ぎながら未来を目指す、祈りの物語。
――たとえ、誰にも言えない痛みを胸に秘めていても。
――たとえ、終わりが約束された運命だったとしても。
今はただ、
この世界を、君と一緒に――。
「ruth story」
祈りを繋ぐ者たちの、哀しくも美しい旅路。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 20:00:00
119516文字
会話率:28%
「——僕は、……一体、何のために……生きているんだろう……って……」
希望の見えない陰鬱な世界、惑星エリシアに君臨する大国、アメリア連邦国。 その軍隊に所属する青年シンは、自身が描く安定した未来、その「最良の階段」を昇りゆくはずの未来を信じ
ていた。しかし、ある予期せぬ出来事が彼をそのレールから容赦なく脱落させる。次々と降りかかる不運は彼の心を砕き、やがて彼を深い絶望へと突き落とす。 彼は失意の底で、様々な人々と出会いを通して失ったものを少しずつ取り戻していく。
そしてシンは、この歪んだ荒廃した世界で、自身の生きる意味を問い始める……。ビルドゥングスSF。
※タイトルの意味は25話で分かります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 20:00:00
64224文字
会話率:29%
私は、戦いが嫌いだ。
もし、こんな私でも生まれ変わることが許されるなら、次は平穏な生活が送りたい。
みんなが生きることができる、そんな世界に…。
「操り人形の宇宙ーにんぎょうつかいのそらー」
ローレッタはテルース王国の古参貴族の
家に生まれた。
古参貴族と言ってもローレッタのプラット家は万年男爵家。
未だに王国最下級の星系貴族であった。
そんなプラット家が治めるプラット星系(領地)は広大な星間宙域を治める王国にあって、その中でもとりわけ、辺境の中の辺境、そのまた辺境だったから領地にはちっぽけな主領星(テラ)と到底人が住めるとも思えない幾つかのくず惑星、それに小惑星(石ころ)しかなかった。
当然、領地には大した資源、産業はなく、プラットの家は貴族とは思えないほど貧しく、とにかく、とにかく金がなかった。
ローレッタは3番目の娘である。
彼女には家を継ぐ権利も分け与えられる財産も何もなかった。
両親はローレッタを大して大事だとは思っていなかったのだ。
そんなローレッタには生まれる前から役割が決まっていたのである。
だから、両親は貴族として最低限の教育は施したが、あとは放任でローレッタは平民に混じり伸び伸びと育っていった。
そして、月日は流れローレッタが14歳を迎えたその日、ローレッタは王立宇宙軍士官学園へと送られることになった。
彼女の両親は成人を待たずしてローレッタを家から追い出したのである。
しかし、彼女の両親は知らない。
実はローレッタがかつて王国を恐怖のどん底に叩き込んだ撃墜女王。
帝国の人形使い(パペットマスター)、マーリン=ロイスの生まれ変わりであることを。
ルビ多め、不定期更新、文章少なめです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 20:00:00
48364文字
会話率:30%
現代日本のどこにでもいるサラリーマンが転生したのは江戸時代中期の旗本の八男坊だった。
「この時代のことなんて、細かいところまで知らないぞ……」
飢饉、政争、外国船の到来。これから未来に何が起こるかは教科書で学んだが、いつどこでどうやってと
いう細かいことは知らないし、それ以前に部屋住の身分ではどうすることもできない。
「とりあえずこの時代の勉強をするか」
こうして学問に励みだした少年は、その中途半端な未来の知識でもって麒麟児と呼ばれるようになり、いつの間にか歴史の表舞台に立ったり立たなかったり。
果たして日本の歴史は変わってしまうのか!?
※主人公は歴史や雑学に詳しい設定ですが、うろ覚えなところも多い上、ジャンルに偏りがあったり、知っているものも広く浅くな感じなので、江戸時代を生きるうちに「そういえば……」と思い出すような展開が多いです。またかなり都合よく有名人と知り合いになりまくりなので、本格的な時代劇は期待しないでください。
※本作はカクヨムで掲載中の同名作品の一部表現を小説家になろうのレイティングに修正したものとなります。話の大筋は変わりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 20:00:00
642708文字
会話率:51%
「アリス様は王子妃の最有力候補。無事に婚約者となれば、その側に仕えるお前は大過なければいずれは王子妃の、ゆくゆくは王妃の護衛騎士となることも夢ではない。騎士課程で格下相手にチマチマ実績作りするよりも手っ取り早いと思わないか?」
騎士の父や兄
の背を見て育った伯爵令嬢キャサリンは同じく騎士の道を目指す少女。
剣の腕もある、見た目も可愛い、だが「美人すぎる女性騎士」と呼ばれるはずの未来はまだ見えぬまま、なぜか学園で淑女教育中!?
騎士になるため、モテモテ美人になるため、見えない未来を夢見てキャサリンは今日も敵をなぎ倒す!
しばらくはドタバタコメディ調です。恋愛は後々タップリ甘々なのを出す予定です。
※性的嗜好の話や下ネタが一部含まれます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-09 18:02:09
582027文字
会話率:57%
「ブクマが欲しいんだろ、評価ポイントが欲しいんだろ」
低評価に悩む少年に忍び寄る魔の手
行け! ラノベンジャー! 作家の未来を守れ!
作者の自虐を込めて書きましたが、あまり中身はありません。頭空っぽにしてお読みください。
最終更新:2021-03-02 19:10:46
3317文字
会話率:81%
友人に誘われVRMMOを始めたセツナ。
開始早々女神と遭遇!
NPCとわかってはいるが、彼女に会うために貸し本屋に通う日々。
そんなプレイスタイルあってもいいじゃないか。だって俺はここに癒しを求めに来ているのだから……。
最終更新:2025-06-07 20:00:00
438795文字
会話率:45%
シルヴィオは地球に本社のある、スペース・フラワー・カンパニー、通称SFCの有能な技術者だった。
しかし、性格に少々難あり。花以外、まったく見えていない。
そんな彼の成長を描いた五つのエピソードからなるお話です。
火星で花の博覧会は無事開催で
きるのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-12 10:35:11
110861文字
会話率:50%
広大な宇宙を舞台に、滅びゆく星々の遺物を回収・管理する組織 「コスモス・レコン」。
若き調査員ラリ=アーク は、冷静で感情を表に出さない性格ゆえに、仲間とも距離を置きながら任務に当たっていた。その身に重くのしかかる母星アクアリスの運命を背負
うがゆえに、感情を殺しているのだ。
そんな彼の前に現れたのは、かつて軍人として名を馳せたディア=ナイト。
彼もまた、母星ディアマンテの滅びに関わる過去を背負い、自らの「強さ」に葛藤していた。
立場も価値観も異なる二人は、最初こそ衝突するものの、共に旅をする中で次第に信頼を築いていく。
彼らが追うのは、銀河に散らばる「遺物(フラグメント)」――
それは、ただの遺産ではなく、星々の記憶が宿る欠片だった。
滅びゆく星の声を聞き、運命に抗う二人の選ぶ道は――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 20:00:00
52840文字
会話率:33%