【完結保証】脱ぎ子、いわゆるストリッパーの少年・夕廉(ゆうれん)はとある夜、亜蘭(あらん)と名乗る少年踊り子と出会う。
踊り子になれるのは煌雅の民(おうがのたみ)の少年のみ。しかしながら亜蘭は夕廉と同じく、天羅の民(あまらのたみ)であった。
天羅の民を虐殺した煌雅の民に復讐するため踊り子となり、二人は煌雅の民の中枢機関・神邸(しんてい)へと乗り込んでゆく。
しかしながらそこで出会った煌雅の民と夕廉が恋に落ちたことで亜蘭が静かに狂ってゆき――
憎しみ合う二つの民族。運命に翻弄されゆく少年少女達の激動と禁忌、そして愛の記録
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 23:18:10
27755文字
会話率:34%
もはや狂気の沙汰だった。兄は篤史を強烈に愛し、支配した。そんな兄が突如として死んだ。篤史16歳の秋である。
兄を殺したのは桐原崢。教員であった兄のかつての教え子であり、篤史の同級生だった。
「桐原崢とは関わるな。あいつは危険人物だ」
生前
、兄は言っていた。それに反するように篤史は崢に惹かれていった。
崢が篤史に近づいてきた理由、そこに明確な目的があるとも気づかずに―――
交錯する憎しみと愛。心の軋む青春。
「おまえは俺を捨てろ。愛してるよ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-25 12:44:08
139169文字
会話率:35%
愛と憎しみ、希望と絶望。時空を超えた戦いが今、始まる。
2025年、ロンドンに住む平凡な一家、マクレーン家。父ティム、母メアリー、そして3人の子供たち、アール、ヴァージニア、ジュディ。
週末の家族旅行へ出発した彼らを、突如異変が襲う。
不
気味な霧、異形の赤い粒、そして異常な音。
平穏な日常は、一瞬にして悪夢へと変わる。
混乱の中、一家は2037年の荒廃した未来へとタイムリープしてしまう。
そこは、ナノマシンと呼ばれる技術の暴走により、世界が崩壊した後の世界。
人類はわずかに生き残るのみで、怪物化した生物が跋扈する絶望的な光景が広がっていた。
謎の女性レイナの導きで、人類最後の砦「セクター7」へと辿り着くティム一家。
しかし、そこもまた安全な場所ではなかった。
少ない食料、過酷な労働、そしてナノマシンに侵された人々。
セクター7での生活は、想像を絶する厳しさだった。
しかし、そんな彼らの前に、記録保管者ハーヴェイが現れ、衝撃的な真実を告げる。
ナノマシンの起源、大崩壊の真相、そしてティム一家がタイムリープしてきた理由。
彼らは絶望的な未来で、希望を掴み取ることができるのか?
これは、タイムリープ、ナノマシン、ディストピアというSF要素を巧みに組み合わせ、人間の業、愛、そして希望を描いた物語である。
2025年3月から6月まで掲載した「灰の彼方へ(旧版)」の改訂版です。
冗長な部分をカットして、文字数を16万字から約11万字に減らし全面的にリライトしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 22:10:00
95025文字
会話率:40%
ごく普通の少年、リンは妹のハルと家族と共に、平和な小さな村で育ちました。世界は光に満ちていると信じ、リンは勇者になり、愛する人々を守ることを夢見ていました。
しかしある夜、すべてが奪われました。遠方から来た残忍な軍勢が村を襲撃し、村を焼き
払い、家族を殺し、幼い頃の翼を奪ったのです。妹が敵の手で殺されるのを無力に見守りながら、リンは苦痛、憎しみ、そして絶望に苛まれました。
追い出され、見捨てられ、踏みにじられ…ついに彼は、失われた文明の遺物である古代の門の前に立ちました。そこで、声が問いかけました。
「光になりたいのか…それとも闇になりたいのか?」
リンは門をくぐり、闇の道を選んだ。
そこから彼は広大な世界へと足を踏み入れました。そこには雄大な大陸、奇妙な種族、そして古代の勢力が覇権を争っていました。復讐と存在意義の探求の道を歩む中で、リンは次第に英雄と魔王の境界線上に立つ存在へと変貌を遂げていく。誰からも恐れられ、同時に尊敬される存在へと。
彼は再び光を見つけることができるのか、それとも全てを深い闇に葬り去ってしまうのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 21:53:10
41627文字
会話率:20%
名門貴族の令嬢・リリアナは、王太子セドリックとの婚約を突然破棄される。彼の新たな愛人エレナの出現により、リリアナは「利用価値のない女」として一方的に捨てられ、家族からも追放されてしまう。
絶望の中で彼女は目覚める――自身に流れる強大な“魔
女の血”。
復讐を誓った彼女は、森の奥で魔女としての修行を始め、着実に力を蓄えていく。
そんな中、幼馴染のマーカスと再会。かつて彼女を想いながらも遠く見守るしかなかった彼は、今度こそリリアナの力になりたいと申し出る。
やがて王都に舞い戻ったリリアナは、セドリックとエレナへの復讐を開始。策略と魔術で二人を追い詰め、ついには王国の闇に巣食う真の敵――禁忌の魔術を操る黒魔導師の存在に気付く。
復讐の先に待っていたのは、単なる恋愛の裏切りなどではなかった。王家を操る古の呪い、そしてリリアナの血に刻まれていた“太古の魔女”の記憶。
リリアナは選ぶ。復讐だけでは終わらせない。
自らの過去も、憎しみも、運命すらも超えて――世界を救う“真の魔女”として、立ち上がることを。
黒魔導師との激戦の果て、封印の魔術で彼を葬ったリリアナは、戦いを終え、マーカスと共に新たな人生を歩み出す。
もう、誰の顔色も伺わない。誰にも縛られない。
これは、かつて復讐の魔女と呼ばれたひとりの少女が、再び“愛する”ことを知るまでの、再生の物語――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 19:10:00
120715文字
会話率:28%
一度命を落としたと思われたが、目覚めた世界で再び命を与えられた。
神の悪戯か、それとも気まぐれか、『異能』呼ばれる特殊スキルを与えられた人々は、否応なしに『デスゲーム』に強制参加させられる。
数ある有能なスキルを持つ者達に囲まれながらも、
一行に己の異能の効果が分からない男が一人。
彼はやがて無能扱いを受け、心無い者から迫害を受け始める。
彼にとって全ての希望が潰えた時、己に与えられた異能の本当の効果が目覚める。
全てを失った男が、いつしか全てを蹂躙する。
これは、オールガイアを愛し、オールガイアを憎しみ続けたエリル・エトワールが、竜騎士と呼ばれる日までを描いた絶望の物語である。
月下無限天~最強の在り方~に登場するエリルが、何故あれ程までにケヴィンとシアンを信頼していたのか。
この物語で判明する。
※最強の在り方本編を未読の場合でも、問題なく楽しんで頂ける無い様になっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 19:00:00
174353文字
会話率:25%
星川悠斗は、普通の高校生として平凡な日常を送っていたが、ある日、突然異世界へ召喚される。そこでは、クラスメイトたちが「勇者」や「魔導士」など、華々しい職業を授かる中、悠斗には「錬金術師」の職業が与えられる。戦闘能力に乏しいその職業に、クラス
メイトたちは冷ややかな視線を送り、特に親友だったカインは、彼を見下し始める。
徐々に仲間たちから孤立し、裏切りに直面した悠斗は、カインと他のクラスメイトたちから見捨てられ、奈落の迷宮に突き落とされる。絶望の淵に立たされた悠斗は、そこで一冊の古びた魔法書を発見する。それは、復讐者のための禁断の錬金術書だった。
怒りと憎しみに満ちた悠斗は、その書に記された呪われた力を手に入れ、復讐を誓う。しかし、この力を使う代償は大きく、彼の人間性は次第に崩れ去っていく。かつての仲間たちへの憎悪が力を生み出す一方で、彼の心の中では、失われた友情と人間性との戦いが繰り広げられる。
悠斗の復讐の行方は、果たして誰を救い、誰を滅ぼすのか──その答えは、彼が自ら選ぶ道の先に待っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 18:10:00
6862文字
会話率:41%
女はある日、娘を殺された。
その日、生まれた「私」という存在を生み出してしまう。その存在は憎しみと恨みと好奇心を持つもので、その存在は世界の各時代で、陰謀に加担していた。それを阻止し、自ら生み出した「私」という存在を倒すために女(「儂」)は
、「水晶」と、「人に創られし人」を創り出した。女は「水晶」と「人に創られ人」とその子孫とともに「私」と戦う話である。
【現実世界石化、異世界冒険編】
現実世界はある日、ベルグという人間の実験のために石化した。それを逃れた松長瑠璃は、松長李章と山梨礼奈とともにギーランという人物によって異世界へ送られる。そして、「儂」と「私」の戦いへと巻き込まれていくこととなる。
【第2編(予定)】
松長瑠璃らが異世界へ行く三百年も昔、それは、「人に創られし人」の最初の人の話。
【第3編(予定)】
松長瑠璃らが異世界へ行った千五十年後、とある城主の娘は、自らの城が燃える中、自分達の領土を奪った人物への復讐を誓う。
【第4編(予定)】
第1編より五百年後の話。
【第5編(予定)】
松長瑠璃の娘が主人公の話。
【第6編(予定)】
第2編からだいたい百年後。第1編においてローがいる大陸へと移住し、ある一族を編成する話。
【最終編】
女はついに「私」と本当の意味で向かい合うこととなる。あの時から、心の中で止まっていた時間を進めるために―。
【第2編】以降に関しては、予定であり、変更される可能性があります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 16:17:21
3765011文字
会話率:14%
エルディア王国の王子アレスは、人の感情が色で見える【魔眼】を持つがゆえに家族から疎まれ、民衆に嘲笑われながら15歳で処刑される。
しかし彼は、強い憎しみを胸に敵国ヴァールハイト帝国の英雄【黒騎士】クレストとして転生を遂げる 。転生によって【
魔眼】は鑑定、石化、毒殺といった万能の力に覚醒し、クレスト自身の最強の剣技と合わさり無敵の存在となった。
そして彼は自分を裏切った祖国エルディアとの戦場へ。そこで祖国の非道な実態を目の当たりにしたクレストは血塗られた復讐の戦いを始める――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 12:10:00
56365文字
会話率:34%
『ノクターン・コード』あらすじ
かつてこの世界に存在したのは、ただ「人間」だけだった。
だが、やがてその中から異能の力を持つ者たちが現れ、人々に恐れられ、「魔」と呼ばれた。
恐怖と偏見の果てに、彼らは追放され、人間と魔族という二つの種族が
生まれた。
それ以来、両者の争いは長きにわたり続いている。
舞台は人間の王国《ミルザニア》。
若き騎士候補生レオニス・ヴェルトは、家族を魔族に殺された過去を持ちながらも、真っ直ぐな正義感と高い剣技で注目を集めていた。
「勇者選定の儀」の最中、彼の右腕に神の印が浮かび上がり、千年ぶりの“勇者”として選ばれる。
その瞬間から、彼の運命は大きく動き始める。
一方、魔族の世界にも葛藤が渦巻いていた。
かつて人間と同じ祖を持ちながらも、“異なる”とされ、迫害され続けてきた魔族たち。
彼らにも、守るべき家族や文化、誇りがあった。
その中には、人間との対話を望む者もいれば、積年の憎しみに囚われて復讐を誓う者もいる。
やがて、互いに「敵」として育てられた者たちが、戦場で出会う。
その瞳の奥に宿る光は、本当に“悪”なのか?
正義とは何か。誰が悪なのか。
そして、この世界に“答え”はあるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 07:47:28
4961文字
会話率:19%
人類は最弱――それは、この世界の共通認識だった。
エルフが高度な魔法を操り、ドラゴンが空を支配し、ドワーフが鍛えた刃が世界を砕く中、
唯一魔法を持たぬ人間は、迫害され、虐げられ、ただ滅びを待つ存在として世界に存在していた。
「魔法が使えな
いから人間は弱いんだ」
そう信じていた人類に、ただひとり、異を唱える者がいた。
その名は――アルベール。
人間としては最弱。魔法もろくに扱えず、剣すら握れぬ傭兵にすぎない男。
だが彼は言い放つ。
「人間が敗北した理由は、“魔法の有無”じゃない。思い込みだ」
差別され続ける魔法使いたちを率いて、滅びかけの世界を旅するアルベールは、
やがて“世界を変える可能性”を秘めた少女・レナと出会う。
崩れゆく王国。憎しみに満ちた人類社会。
そこに『英雄の誕生』という狂気じみた理想を掲げ、彼らは世界の理に抗い始める――。
「力がなくても、英雄は生まれる」
「滅びかけの種族に、本当の希望を示すために」
アルベールに関わるすべての人間を巻き込んだ、
最低最弱の男が織り成す最弱物語。
さぁ、人類の滅亡のカウントダウンはもうそこまで来ている。
彼の真の目的に気がつく者はいるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 07:32:35
14618文字
会話率:40%
太古の昔に葬られたはずの脅威・・・グールの大群が異世界を蹂躙する!!
異世界、アラテア。
人間、亜人、精霊人、吸血鬼、獣人などの種族は幾度なく争う世界。
そこで太古の昔に葬られたはずの最悪の種族、グールの大群が突如姿を現し、無差別的に全生
命を蹂躙しはじめる。
遺恨、憎しみを捨てきれずともお互いの争いを中断し、共通の敵に全種族が連合を組み、立ち向かう。
見境なくすべてをむさぼり食うグールを操る謎の存在を突き止めることを最優先として、全種族の存亡をかけた戦いの火蓋を切り落とされる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 06:30:00
12416文字
会話率:39%
邪馬台国に滅ぼされ、歴史の闇へと葬られた『赫の一族』。その末裔、朱鷺宗遥は封印された一族の力に覚醒する。遥の前に立ちはだかる、闇の支配者――古代から続く血の闘争が再び帝都に蘇る。運命に翻弄され、信頼と裏切り、愛と憎しみの狭間で生きる若者たち
の壮絶な闘いが、今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 06:00:00
190960文字
会話率:24%
「一緒に旅に出よう、アダム」
魔物に襲われて壊滅した第三騎士団の再編で、唯一の生存者だったアダムスカは、第三騎士団に志願してきた遺族の騎士たちからの憎しみと怒りによって疎外されるのを甘んじて受け入れていた。
問題解決のために王室親衛
隊から派遣されてきたニコールは現状を目の当たりにすると、今のままでは必ず悪い事が起きると断じてアダムスカの味方になる事を決意する。
打ち解けたニコールとアダムスカだったが、ある晩に団長殺しの汚名を被せられ、でっちあげられた証拠に反論するが聞き入れてもらえないまま。ふたりは納得できないまま騎士団から除名されてしまうのだが────。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 04:10:23
70511文字
会話率:58%
太古より争い続ける人間と魔族。
勇者レオフレッドは魔王ドラスターンに敗れ、命を落とす――はずだった。
しかし、魔王の王女にして『第四十四の魔姫』リゼルダは禁断の儀式を用い、彼を魔族の呪縛に引きずり込む。
人間ではなく魔族として目覚めたレオ
フレッド。
彼の新たな名は『ザグロ』と名付けられ、リゼルダの夫となる。
かつて自らが守ろうとした人間達は彼を「裏切り者」と呼び、魔族の王子達は彼を「黒き子」と嘲笑する。
己の意志すらも奪われた彼は果たして誰の剣となるのか。
それは愛か、憎しみか。
もしくはかつて勇者だった男が選ぶ、誰も知らない『第三の道』か――。
イラスト:DELL-E3
※不定期更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 21:56:12
56156文字
会話率:25%
誰にも愛されなかった公爵令嬢レティシアは、王子の正妃になることだけを人生の全てと信じて生きてきた。
だが、平民出身の子爵令嬢に王子の心が奪われたとき、彼女の全てが崩れた。
嫉妬と憎しみに突き動かされ、悪事を働いた代償は──婚約破棄、勘当、
そして砂漠への追放。
命の灯が消えかけたその時、彼女は思い出す。「前世」の記憶を。現代日本で生きていた、ごく平凡な一人の女性だったことを。
異国の商隊に拾われたレティシアは、放浪の王子カイと出会い、知識と力で生き直す。
彼は実は隣国の第三王子。自由に生きる彼の隣で、レティシアは“愛されるため”ではなく“自分の人生を取り戻す”ために、歩き出す。
全てを失った少女が、今度こそ自分の手でつかむ──運命の再生と逆転の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 07:00:00
180909文字
会話率:30%
敵か味方か、ダークヒーローと少女たちの近未来アクション!
二十一世紀、地域紛争で使用された各種のバイオ・ボムの影響は、生態系をパニックに陥れた。
そして、地球規模の地殻変動が世界の主要都市を壊滅に追い込んだ。
護ることの出来なか
った女がいた。
少年の日の苦い思い出は、戒無(かいむ)の心に深い影を落とす。
雨の中で死んだ春美の忘れ形見、ニナを護るために戒無は過去を捨て、友を捨てる。
戒無と花狼(ファラン)、二人は、生きた兵器として、闘うためだけに遺伝子を書き換えられたピュア・チャイルドだった。
左手の甲に殺戮の龍の紋章を持つ二人は謀略の中で別れ別れになり、敵対する組織に与することとなる。
別れは、さだめを変え、友情は憎しみにすり替わる。
少女がいた。
世界最強の生物兵器だった。
少女の体には、致死性のウイルス、バビロン・クラックが植え付けられていた。
少女の血液から感染が広がると、モンゴロイド全てが死に絶えるという。
バビロン・クラックは、特定の人種だけに感染する指向性ウイルスだった。
謀略は、世界を支える三つの組織を巻き込んだ抗争へと発展する。
東亜細亜連合の後継者ニナは命を狙われ、戒無がそれを護る。
武装秘密結社、朱紅十字団(レッド・クロイツ)の次期総督候補、劉花狼(リウ・ファラン)はバビロン・クラックを追う。
そして……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 18:00:00
130505文字
会話率:30%
「ウズメ異伝」の続編です。
鈿女(うずめ)の巫子(みこ)、猿田彦の巫子、鬼討師(きとうし)と呼ばれる霊能力者が存在し、公に認められている世界。『葦原』と呼ばれ、そこに住まう人々は、視える、視えないに関わらず、妖(あやかし)や霊といった存在を
認識していた。
この物語は、鈿女(うずめ)の巫子(みこ)の一人、鈴原悠子を軸に繰り広げられる出会いと別れの物語。
巫子の宿命なのか、事件に巻き込まれ、また自ら首を突っ込むこともあったが、悠子はおおむね平和な時を過ごしていた。だが、芸術鑑賞会の会場で『鵺』という男と出会った時、クラスメイトで猿田彦の巫子である草壁達騎の悲惨な過去と、その憎しみを知る。
それ以来、なぜか親友やクラスメイトが事件に巻き込まれ、悠子自身も危険にさらされるようになった。
けれど、悠子や達騎、鬼討師である担任やクラスメイトのおかげで事なきを得る。
これで日常に戻るかと思いきや、ある日、捕えた『鵺』が脱獄したというニュースが入る。それから数日を挟んだある朝、達騎の記憶が皆の中から消えたことに悠子は気が付いた。
『鵺』に復讐を遂げるため、皆の記憶を消したのだと勘付いた悠子は、達騎を追いかける。
彼に『鵺』を殺させないため、人殺しにさせないために。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 14:15:40
1798304文字
会話率:40%
魔王アイリスが殺されてから10年。いや、正確には封印されてから10年
俺たち魔族は王と住むべき場所を人間によって同時に奪われた
俺は別に人間共に復讐したいなんて考えてない。人間共に全く恨みがないと言ったら嘘になる
他の魔族達は人間に強
い憎しみを抱いている奴が大体だ。実際に復讐をして死んでいった奴も多い
だが、アイリスは復讐なんて望まないだろう
アイリスは殺されたんじゃない、封印されたんだ
封印を解けばアイリスはまた戻ってくる
アイリスのためだったら俺はなんだってできる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 19:08:28
364198文字
会話率:79%
【姉+妹+姉の彼女レズ】
双子のように顔の似ている姉のツグミと妹の雨。なのに成績や人付き合いなど全てにおいていつも自分の上をいくツグミに、雨は子どもの頃からずっと劣等感と憎しみを抱いていた。
高校2年の夏、とあるきっかけでツグミの友
達のかすみが雨の家庭教師になることに。
ツグミとかすみの関係を間近で見ながら、二人がただの友達ではないと違和感を覚える雨。それと同時に、かすみへ少しづつ惹かれてしまう。だけどかすみが見ているのはいつも…
一つ屋根の下、姉妹+姉の彼女との三角百合ストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 08:51:22
15604文字
会話率:51%
私の世界は、完璧だった。恋人・奏との、塵一つない静謐な部屋。それは、私の価値の、唯一の証明。
けれど、彼のヘッドホンに絡みついていた、私のものではない、あまりにも美しい「一本の金の髪」
その、絶対的な美の発見は、私が信じてきた全ての物語を
、砂の城のように、音もなく崩していく。
絶望の果てに、雨の街をさまよう彼女が見たものは、憎しみか、諦めか。
いいえ。
これは、愛が死んだその場所に、新しく、そして、美しい狂気が「誕生」する瞬間を描いた、静かで、荘厳な、破滅と創造の物語。
楽曲としての「一本の髪」は2025/07/25リリースします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 21:10:00
13944文字
会話率:10%