これは私がまだ十歳にも満たない頃の話。
お盆休みということで祖父母の家へと今年も遊びに行った。
毎年来ているが海の近くにあるにもかかわらずもうお盆という事で泳ぐことも無く、それでも楽しく過ごしていた。
そんなある日のこと、ふらりと一
人で浜辺へと散歩に出かけた私は波打ち際で光る真珠を見付ける。
ただキレイだな~という思いだけで拾って帰ったそれに魅了され、誰にも見つからないようポケットにしまった秘密の宝物となったのだった。
だがその宝物をうっかりとしたミスによって呑み込んでしまい――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-18 19:31:32
2850文字
会話率:28%
緑豊かなビンデリア王国。その王女アーリーと結婚したリーカーは一人娘のエミリーとともに幸せに暮らしていた。優れた剣の腕を持つリーカーは、将来、女王となるアーリーのために魔法を習得する。だがその修行が終わり、家に帰ったリーカーを待ち受けていたの
は、殺された妻の姿だった。彼は妻殺しの濡れ衣を着せられ、娘のエミリーとともに逃亡生活に入るのだった。リーカーを追い詰めるのは魔騎士を取り込んだワーロン将軍。リーカーに魔騎士が次々に襲い掛かる。その中には皆から尊敬を集めるマークス前隊長の姿もあった。リーカーとエミリーは旅の中で多くの者と出会い、様々な苦難に立ち向かい、それを乗り越えていくのであった。やがて陰で糸を引く者の存在が明らかになり、エリザリー女王を救うために王宮に戻って戦うのであった。
カクヨム、アルファポリスに投稿しています。(一部改変しています。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-17 21:18:53
108392文字
会話率:13%
飛行機が墜落し、誰も、獣すら死に絶えた砂漠に落ちてきた俺と佐藤の二人。
他の乗客乗員は死に絶え、たった二人で砂漠を彷徨いながら助けを待つ。
衝突があり、友情があり、そして――彼らを待ち受けるものは、虚無色のそれである。
※毎日投稿です
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-14 03:54:56
10997文字
会話率:31%
< 誰かの犠牲が必要ならば、私が罪を被って終わりにします >
<泥棒猫と呼ばれて 〜 婚約破棄しましょう。もう二度と私に構わないで下さい>
― 誤解から招いた少年、少女の切ない恋の物語 :壮絶な過去を背負い、感情を失った2人は幸せになる
ことが出来るのか? ―
辺境の地に暮らす伯爵令嬢ヒルダ・フィールズは爵位を持たない同い年の少年ルドルフに好意を寄せていた。ある日、ヒルダはルドルフに思いを寄せる少女の陰謀で左足に一生治る事の無い大怪我を負ってしまうが、責任はすぐ傍にいたルドルフに押し付けられた。貴族社会では傷を負った貴族令嬢は一生誰にも嫁ぐことが出来ない。そこでヒルダの両親は彼女に内緒でルドルフを脅迫し、ヒルダとの婚約を強引に結ばせたが、ルドルフの恋人を名乗る少女が目の前に現れ、ヒルダを泥棒猫呼ばわりし、ルドルフを返すように迫ってきた。そしてルドルフはヒルダに怪我を負わせた責任を取る為に婚約した事実を知らされる。そこでヒルダは愛するルドルフを自由にしてあげる為にわざと冷たい態度を取り、ついに2人の婚約を破棄にする。さらにその後に起きる大事件でヒルダはある人物を庇う為に自ら罪を被り、生まれ育った故郷を追われた。
そして、ヒルダの新たな人生が始まる―。
※カクヨム・アルファポリスにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-09 00:42:26
870050文字
会話率:52%
「本能寺から来た男」の外伝エピソードになります。
ノモンハンで鹵獲したソ連軍のT32戦車に搭載されていたV型12気筒34リッターエンジンが東京に届きました。
集まった技術者たちが、赤坂宮からの無茶な命令にどうやって応えるか、頭を絞ります。
最終更新:2022-04-05 00:00:00
10559文字
会話率:93%
タイトル[飴と雪の約束]
⇒読み方[撫子と寒凪の約束]
<現代>
高校生の七御撫子は何不自由なく満たされた生活を送っていた━━のは、一ヶ月ほど前の話。
家族の死、撫子の見る世界の変貌、そして撫子自身の身体的変貌が一度に起こり、撫子は生きる
希望を失っていた。
そして彼女が死を決意したとき、彼女の前にオオカミの神が現れる。
『こんなに綺麗な世界なのに、死ぬなんてもったいないよ。』
少女と神さまの人外接触譚が始まる。
「━━それじゃあ、日ノ本を頼んだわ。」
これは約束の物語。
下記問題のない方にオススメ。
①準シリアス(少女が己に向き合う話)
②女主人公(作者は男)
③妖怪、もののけ、神が登場 ※独自解釈有
④不定期連載。きりのいいところまで書いたら公開するタイプ
⑤練ってあるので、たぶん、クソ面白い
文章力には期待しないでほしい。楽しんで適当に書くので、頑張って下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-22 02:27:56
46589文字
会話率:36%
私が生まれた理由。それは彼のため。
最終更新:2021-07-05 01:21:23
2777文字
会話率:12%
月に墜落した葉巻型UFO。そこに眠ると言われる「月のモナリザ」に纏わる悲話
最終更新:2021-07-01 01:00:00
3683文字
会話率:2%
作者はすぐにエロに走るし悪人の描写が苦手なので、性悪人間が出てくる悲話を書いて、その上で全てひっくり返してみました。
隣の家で虐待されていた子供を助けて養子にした主人公はその子と幸せに暮らしていたが出所した実の両親がそこにやって来て彼らを
恐怖に陥れる。
…はず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-04 12:43:19
3971文字
会話率:52%
ゲクトと典子が結婚し、彼は愛する人に自分の暗い過去を話し出す。彼には数多くの悲しい恋愛遍歴があったが、その中でも誰にも話しことがなかった悲話だった。
ゲクトと典子が結ばれる物語は別のシリーズ物に組み込んでいます。二人の恋愛話に興味ある方は
事前でも事後でもどうぞ読んでやってください。↓タイトルは「君が叶えたい夢なら」です。
https://syosetu.com/usernoveldatamanage/top/ncode/1750531/noveldataid/16472368/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-03 10:00:00
11744文字
会話率:44%
色々あって消滅寸前だった、新人神様の奮闘記……もとい絶賛職務放棄中の新人創造神の逃亡悲話……も、ちょっと違うかもしんない。
取り敢えず今でない時、ここでない場所において繰り広げられる、とある世界の栄光と苦悩(時々冒険)な裏街道、そんなお話
。
……とんでもない私は神様ですだよ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-31 17:59:50
16084文字
会話率:32%
竜人族は、寿命が永い。
わしらの知る限りの、狩人達の話をしてやろう。
その生き急いだ、悲しき物語を。
最終更新:2020-10-22 13:12:40
105374文字
会話率:0%
1666年の間に、神が優しく造り変えた。
真実は知らなくていい。
最終更新:2019-12-02 02:25:29
2790文字
会話率:0%
僕の名前は茂部影。年齢は四十五歳。独身。彼女なし。結婚歴なし。車なし。地位なし。名誉なし。実家暮らし。年収二百万円以下。ないないづくしの人間でいわゆる社会の底辺だ。
僕は学生時代に内定を貰えず、仕方なく非正規社員…いわゆるアルバイトにな
った。そこの会社で数年間勤めたあと僕は職を辞め、いくつか、三社ぐらいだったかな?を転々とし、今の倉庫内作業に就いたのは十数年前だ。僕はアルバイトだから気楽に働けている。職場はとても居心地がよく、働く環境も一日五時間だ。
でも、そんなとき母さんが倒れてそのまま逝ってしまった。僕の実家は元々公営住宅にあり、母亡き今、配偶者もいなくて六十五歳以下の僕は公営住宅を追い出されることになったんだ。
両親の遺してくれた遺産はあった。でもそのお金は僕が働いて貯めたものじゃない。だから僕は相続放棄した。僕はお兄ちゃんだから、家庭を持っている弟と妹に全部その遺産をあげたんだ。
このときの僕は知る由もなかったんだ。中年アルバイトの底辺の僕が独りこの社会で生きていくという難しさを。
僕は大地の底辺から上を見上げる地虫だ。地面を這い回る地虫だ。そしてきっちりとスーツを着こなした人達が僕の遥か上空を優雅に翔んでいく。彼ら、彼女らは綺麗な黄金虫だ。彼ら、彼女らの翅はキラキラと陽の光を反射する。煌びやかに輝く黄金虫達が何匹も僕の遥か空を翔んでいく。きっと僕みたいな地虫達なんか視えていない―――。だけど、だからこそ僕は地を這ってでも生きてやる。独りで生きて生き抜いて独りで散っていく。僕も最期には空を征く綺麗な黄金虫になれることを夢見て・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-29 17:25:07
30742文字
会話率:51%
とある大きな池のほとりに住むヒキガエルの家族の長である父親は、自分の子供たちである子ガエルたちに、この池での王はこのワシなのだ、なぜならこの池ではワシ以上に大きな生き物はいないからだ、と毎日言っていました。しかし、長の父ガエルが池から用事で
外出したとき、ある一匹の子ガエルが池から離れ、池の外へと飛び出、その飛び出たさきで父親より大きな生物を見てしまい、そのことを父親に告げることによって、その子ガエルと父親ガエルの運命があらぬ方向に漂ってしまうのがこのお話なのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-26 23:45:59
1555文字
会話率:36%
辛い過去がある主人公が幸せになれるかどうか冷静に書き綴っています。
スマホで読むと良いと思います。
暇つぶしにちょっとホッコリしませんか?
最終更新:2019-10-16 18:43:11
3200文字
会話率:20%
雪深い北国には、雪女にまつわる伝説が数多くあります。
最終更新:2019-07-08 17:06:55
1891文字
会話率:34%
『てるてる坊主』を題材にした 悲しいお話です。
※てるてる坊主の起源には、いくつかの説があります。その中での ひとつを元にしたお話です。
※エブリスタ樣及びカクヨム樣にて投稿の作品を一部加筆修正(字数など)の上、転載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-25 13:40:20
2745文字
会話率:7%
目が覚めた。
君のいる世界には何が見えているのだろうか。
歩くことすら出来ない君を見て。
私は。
こいに落ちた。
最終更新:2019-02-16 02:32:31
2684文字
会話率:1%
公爵家のアレクが見初めたのは異国の貴族の娘だった。
奇跡的な出会い。
だがそれは悲劇の始まりであった。
吸血鬼と呼ばれた美貌の令嬢、クラウディアにまつわる悲話。
ご賞味ください。
最終更新:2019-01-11 03:29:37
2168文字
会話率:33%
年老いて飢えた狼と傷付いた白鳥との物語。秋の大自然の風景と共に描かれるささやかな悲話。白鳥を食している狼は、最後に弓の名人である狩人に見つかってしまう・・・!
最終更新:2018-12-16 22:00:00
11409文字
会話率:0%