とある大きな池のほとりに住むヒキガエルの家族の長である父親は、自分の子供たちである子ガエルたちに、この池での王はこのワシなのだ、なぜならこの池ではワシ以上に大きな生き物はいないからだ、と毎日言っていました。しかし、長の父ガエルが池から用事で
外出したとき、ある一匹の子ガエルが池から離れ、池の外へと飛び出、その飛び出たさきで父親より大きな生物を見てしまい、そのことを父親に告げることによって、その子ガエルと父親ガエルの運命があらぬ方向に漂ってしまうのがこのお話なのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-26 23:45:59
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会話率:36%