騎士がビームソードを持ち、巨大マシンが隊列を組み戦に赴く
メガストラクチャーを基礎にして城が建ち、平民のレンガ造りの家には室外機がついている
人々は行き着いた文明に飽きている気づかず、ブルジョワな戦ショーに精を出す
そんな世界
そして、ここ
とは違う世界から来た少女が、各国からエリートの集まる騎士養成学校に入学し、そこで蠢く魑魅魍魎には目もくれず、楽しい学園生活を送る、
学園日常(たまに戦闘)おとぎ話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 23:19:41
92410文字
会話率:51%
僕の名前はロレミュリア=ガストンブルク。
自分の名前で噛みそうだからロイって呼んでほしい。
ガザニア帝国建国時から代々国に仕える侯爵一家の長男として産まれ、幼少の頃から侯爵家の次期当主として教養と立ち振舞い、魔法の教育・様々な武器の
扱いに格闘術、処世術等の様々な教育を受けてきた。
しかし、僕には誰にも言ってない秘密がある。
それは……………………。
「元々日本人だったんだよなぁ……」
階段から落ちて異世界に転生した彼の次の人生は、成り上がり主人公でもチート主人公でもなく、超絶エリート貴族の長男だった。
前世の記憶を持ちながら、異世界で貴族として振る舞わなければならず、その葛藤に常に苛まれるロイ。
「本当は皆平等が一番だと思ってるんだよ!」
そんな貴族らしくない彼が貴族として頑張るお話。
2024/1/8より、毎週月曜朝9時に更新。
1/8更新はまとめて数話更新予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 09:00:00
115865文字
会話率:46%
【2024年7月10日 カドカワBOOKSより発売!】
「米……そうだ米だ! こんな大事なことを忘れていたなんて!!!」
――ここは、8歳になると神よりスキルを与えられる世界。
主人公・フェリクは、ガストラル王国の辺境にある農村ファルムに
暮らす、米農家の息子だった。
代々受け継がれてきた水田でなんとなく米を生産していたフェリクの家だったが。
米は時代遅れでまずい貧乏人の食料として安く買いたたかれ、生活も苦しくなるいっぽうだった。
そして8歳になった日。
フェリクが教会で神より授けられたスキルは、なんと【品種改良・米】。
外れスキルを引き当てた雑魚として、村のみんなから笑い者にされてしまったフェリクだったが。
しかしスキル付与と同時に蘇ったのは、なんと前世の記憶だった――。
あんなに米が好きだったのに。
米こそ正義だと思ってたのに。
どうして今まで忘れてたんだあああああああ!!!
米が時代遅れ? は?
そんなの絶対に認めない!!!
オレが米の良さを教えてやるよ!!!!!
こうしてフェリクは、スキルと前世の知識を駆使し、米改革をすると誓ったのだった――。
【主要キャラクター】
◆フェリク・クライス
主人公。ガストラル王国の辺境、アリスティア領にある農村ファルムに暮らす、米農家の息子。
8歳のとき、スキル獲得とともに「三度の飯より米が好き!」だった30歳の会社員(男)・米原秋人(まいばら あきと)としての記憶がよみがえる。
◆アリア・フローレス
明るく優しい性格の、フェリクの幼なじみ。
ファルム村の村長の孫娘で、フローレス商会社長の娘。
家計が苦しいフェリクの家に、たまにこっそり食料を届けてくれる。
◆エイダン・フローレス
アリアの父親で、フローレス商会の社長。
ビジネスとお金が大好きで顔が広く、アイデアを思いつくといても立ってもいられない。
が、家族思いで優しい性格でもある。
◆リアム・アリスティア
辺境伯。フェリクたちが暮らすアリスティア領を治めている領主。
無害な人間には優しく、基本的には領民思いで面倒見もいい。
だが、怒らせると怖いらしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 07:00:00
190991文字
会話率:44%
西暦2325年、コロニー建造や月面基地の開発等、人類は宇宙進出を果たす程の輝かしい技術を手に入れたが、突如としてデーモンビーストと呼ばれる謎の怪獣が現れ、人類に牙を向いた。
人類はその正体不明の怪獣に立ち向かったが、その怪獣は人類の想像
を遥かに越える力であらゆる兵器を蹴散らし、人類を一掃した。
やがて、その惨劇は「悪魔の審判」と呼ばれ、人類はその8割をデーモンビーストによって死滅され、数世紀に渡ってその支配を受けた。
それから800年後、西暦3125年、人類は対デーモンビースト用としてASと呼ばれる人間が搭乗出来る巨大人型兵器を開発し、デーモンビーストを駆逐し、徐々に支配圏を取り戻しつつあった。そんな時、孤児だった少年ラルドは偶然にもASと同様の機体を手に入れ、彼もまたデーモンビーストと戦うことになるが、同時に彼は悪魔の審判の真相とデーモンビーストの正体、そしてこの星の命運を賭けた運命へと導かれることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 16:06:09
125676文字
会話率:65%
村の力自慢だったガストンは立身出世を夢見て戦に出る。だが、そこにあったのは過酷な戦場、自慢の腕力など通用しない現実だった。
さらに戦場から帰っても村に居場所もなく、流れのままに武家奉公へ……
選ばれた英雄ではない、特別な才能もない、等身大
の男の出世譚が幕を開ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-26 12:00:00
231816文字
会話率:33%
ベアトリクス・アムスベルクは転生者だ。
10歳のころ、自分が日本の女子高生から乙女ゲームの世界に転生したことに気づいた彼女は、ベアトリクスがいわゆる悪役令嬢だと気づき、顔を青ざめさせた。
「処刑や追放しかない未来なんてごめんだわ!」
彼女は破滅の未来を回避すべく、義弟のオーガストやエルンスト第一王子との関係改善に取り組むが、うまく言ったりいかなかったり・・・。生身の人間相手のやり取りは難易度が高く、完全に破滅を避けられたとは言えなかった。
失意の中、ついに始まった乙女ゲーム「コール・リリィ」。入学式を終えた教室で、ベアトリクスはついに、このゲームのヒロインであるアティに遭遇するのだった。
そこでベアトリクスが見たものとは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-27 14:00:00
27191文字
会話率:51%
21歳の間独身に加え、同情だったある医学生がある日「スレーブレガシー」ゲームの中で世界に転移する。
最終更新:2024-08-15 05:27:48
10333文字
会話率:27%
「最終戦闘。私はその時死んだ。」
輪廻神か何かの奴によって転生した。
27歳の時に起きる「最終戦闘」に備えて強くならなければならない。
「必ず生きなければならない」
最終更新:2024-08-14 20:57:43
11628文字
会話率:8%
大賢者と呼ばれる特別な魔法使いになるため、聖地を巡る旅をしている魔法使いのメルと、彼女を護衛する竜の力を持つ騎士、ルー。
幼少期から共に過ごした二人の少女には、長い巡礼の旅で聖地で魔法を学ぶ以外にもある目的があった。
それは世界中の人々
と交流し、各地のおいしいものを食べること。
女二人の旅路には何かと危険が多いと思われるが、日本人の父と異世界に渡る力を持つ賢者の母の血を引くメルには、現代日本の知識と食材、そして類まれなる魔法の才能があり、ルーはあらゆる敵をなぎ倒す竜の圧倒的な力がある。
そんなわけで最強無敵の力を持つ二人の少女は、今日もおいしいものを求めて異世界を切り拓き、困っている人を助けては得意の料理を披露していく。
まずは異世界に誕生した魔導機関車の豪華客車に乗って、料理に舌鼓を打ちながら最初の巡礼地を目指すのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 12:00:00
129834文字
会話率:59%
生まれ育った村で厄介者扱いを受けていたオーガストは、とあるきっかけで『術師』を名乗るイヴリンに拾われる。ここに広がるは、どこにでもありそうな魔術の世界。師弟関係になったふたりがおりなすは、なにより永遠に近い旅路の備忘録である。さてさて、ご来
賓の皆々様。ときどき笑え(るかもしれなく)て、ときどき泣ける(かもしれない)ファンタジーの幕開け!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-19 21:36:13
14965文字
会話率:57%
「……町長が、直々に話を持ってきたのだ。エミル。お前に……竜の一族に、嫁入りするように、と」
かつて鬼と人が争っていたオーガスト聖国。
その小さな町の片隅に、鬼の末裔であるオーガスト家は暮らしていた。中でも、鬼の先祖返りであり強い力を
持つ少女エミルは、その長身と特徴的な赤い髪もあって人々に石を投げられるような毎日。味方をしてくれるのはいつだって、両親と血を分けた弟カミルのみであった。
そんなエミルが十六歳の時、隣国の竜の一族への政略結婚の話が持ち上がる。北の大国に対抗する目的と、町長が体よくエミルを町から追い出す口実を作るためだった。
家族のため、己でも誰かに役立てる存在だと信じるため、エミルは政略結婚を受け入れる決意をする。
しかし悲壮な決意とは真逆に、嫁いだドラゴニスト家で待っていたのは優しい花婿と温かい家族で……。エミルは徐々に夫、オスカーを心から愛するようになる。
鬼の花嫁、エミルは知らなかった。
竜の王子オスカーの秘密と、その悲しい運命を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-14 19:00:00
105059文字
会話率:41%
木星軍ガルネル所属ロボット・「コーガスト」パイロットのヒロトは、地球軍との交戦中に、謎の光に包まれた。
気がつくとそこは異世界だった・・・
ガルネルの戦艦「ガルネスタ」も異世界へと送り込まれ、
困難を極めていた。
遅いくるモンスターや、ゴ
ブリン軍団、
この世界の魔王軍達がガルネルの情報を聞きつけ、習い始めた。
ヒロトやガルネルのメンバーは果たして、元の世界へ戻れるのだろうか・・・
異世界×SF戦争ファンタジー!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 22:30:42
887文字
会話率:32%
特別な神秘の技術とそれに依存した強国、宗教国家ユタスは、時代の波に飲まれ、その姿を失っていた。
代わりに、ユタスを母胎とする統治勢力〈ハベル〉と、力を持った小さな勢力たちが、かつての黄金の国をメガストラクチャーと貧相なビル群で埋め立てる。レ
イテル都市国家群。ユタスに退廃の時代が訪れた。
その辺境、誰も知らない場所にある小国。
そこに住む少女セレナは寡黙な、いたって普通の女の子。
だがある時、簡単なきっかけで、彼女は不思議な事実に巻き込まれていく。
母性と愛、その重さと暗さに関するSFファンタジー譚。
世界は、異質に病んでいる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 05:04:18
12898文字
会話率:23%
世界からは魔法が消えていっており、錬金術師も賢者の石や金を作ることは不可能になっている。そんな中で、生活に必要な細々とした物を作る生活錬金術は「小さな錬金術」と呼ばれていた。
カモミールは師であるロクサーヌから勧められて「小さな錬金術」の道
を歩み、ロクサーヌと共に化粧品のブランドを立ち上げて成功していた。しかし、ロクサーヌの突然の死により、その息子で兄弟子であるガストンから住み込んで働いていた家を追い出される。
落ち込みはしたが幼馴染みのヴァージルや友人のタマラに励まされ、独立して工房を持つことにしたカモミールだったが、師と共に運営してきたブランドは名義がガストンに引き継がれており、全て一から出直しという状況に。
そんな中、格安で見つけた恐ろしく古い工房を買い取ることができ、カモミールはその工房で新たなスタートを切ることにした。
器具付き・格安・ただし狭くてボロい……そんな訳あり物件だったが、更におまけが付いていた。据えられた錬金釜が1000年の時を経て精霊となり、人の姿を取ってカモミールの前に現れたのだ。
失われた栄光の過去を懐かしみ、賢者の石やホムンクルスの作成に挑ませようとする錬金釜の精霊・テオ。それに対して全く興味が無い日常指向のカモミール。
過保護な幼馴染みも隣に引っ越してきて、予想外に騒がしい日常が彼女を待っていた。
これは、ポーションも作らないし冒険もしない、ささやかな錬金術師の物語である。
この作品はカクヨムにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 17:28:14
510840文字
会話率:49%
ガストで配膳を担当している猫ロボットに急に会いたくなったのでモーニングを食べにガストに行く話。
最終更新:2024-04-29 15:39:46
1775文字
会話率:9%
恐竜の化石が大量発見された事で栄えた街、古村町、そこに住む古代(こだい)正輝(まさき)はIQ300の超天才少年、しかしそれが故に実の両親から妬まれ、学校でも孤立しており、唯一の味方は養父と幼馴染み姉妹だった。
ある日、養父の手伝いで化石調
査に向かった先で正輝は謎の卵を見つける。家に持ち帰り研究を始めると卵が孵化した。否それは卵型のコールドスリープカプセルだった。中には小型のティラノサウルス型のロボット『ダイ』が眠っていたのだ。
この二人の出会いが古代の勇者と魔王の戦いの幕開けとなったのだ。
『怪獣創世記アークオデッセイ』のオーガスト・ギャラガーと『超鳥人C'NEバサラーダ -CHOUJIN CODENAME BASALARDA- 』の神無月ナデシコのタッグで描くスーパーロボット勇者伝説!!
二人の友情パワーが悪を打ち砕く!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 16:50:17
5599文字
会話率:50%
「旦那様……! おかえりなさいませ」
「ただいま。私の可愛いお姫様」
元騎士団団長(現在は騎士団指南役兼王太子護衛役)の侯爵家オーガストに嫁いだ第六王女ルーシィは珍しい恋愛結婚で結婚後も相思相愛。
狼人族にとって気性が荒くなる満月の夜は獣
の姿に戻るのだが、それに対してルーシィは──。
「きゃーーーー! 旦那様素敵! 綺麗、美しいですわぁああ! モフモフ……ギュッとしても?」
全力でオーガスト(旦那様)のお世話を買って出る。そんな妻のはしゃぎように「まったくもうしょうがない人だ」とオーガスト(旦那様)も野性味は何処へ?という感じで妻にでろでろ。侯爵家は幸福な日々を過ごしているのだが、ルーシィは嫁いでから領地内での収穫祭に行くことを禁止されている。過保護なオーガスト(旦那様)に不満は無いのだが、一緒にデートする夢を捨てきれずにいた。
そんななか隣国の蛇人族ベルトラン王子の画策によりルーシィを連れられしまい、オーガストが我を忘れて獣に戻ってしまうのだが──。
※最初から最後までモフモフ甘々、相思相愛がカンストしています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 12:10:20
17178文字
会話率:42%
セントミル国の王家には変わった習わしがある。それは初代国王夫妻を習い、国王の妻である王妃は生涯国王を護る護衛になるということ。公務も跡継ぎも求められないそんな王妃が国の象徴とされている。
そして私ルナリア・オーガストは次期王太子である第一
王子の婚約者=未来の王妃に選ばれてしまうのだった。
※設定甘い、ご都合主義です。
※1~4話は短編版、5話からが連載版です。
※アルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-02 11:20:10
60920文字
会話率:58%
セントミル国の王家には変わった習わしがある。それは初代国王夫妻を習い、国王の妻である王妃は生涯国王を護る護衛になるということ。公務も跡継ぎも求められないそんな王妃が国の象徴とされている。
そして私ルナリア・オーガストは次期王太子である第
一王子の婚約者=未来の王妃に選ばれてしまうのだった。
※設定甘い、ご都合主義です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-17 12:48:06
8011文字
会話率:35%
主人公の青年エイガストは、行商をしながら街から街へ渡り歩く。
街の外には魔獣と呼ばれる敵がおり、弓を持つエイガストは副業で傭兵をこなす。
ある日、依頼で訪れた洞窟でエイガストにしか見えない不思議な女性"青"と出会う。
彼女の力を借りて魔獣と戦う彼の活躍は、いつしか世界を駆け巡る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-15 19:00:00
342248文字
会話率:40%
日記とはなんのためにあるのか。
小学生時代の日記を見つけた主人公が、日記を読みながら過去の思い出に縋る、懐かしいお話。
この作品は「monogatary.com」にも掲載しています。
最終更新:2023-12-28 02:00:00
46117文字
会話率:9%
シュタインフェルト王国とレーベンバルト王国の間で戦争が起こり、一人の英雄の活躍によって終戦を迎えた。
「歩く戦術兵器」「ワンマン・レギオン」などの異名を欲しいままにする、人並外れた武勇を誇る辺境伯子息、ガストン。
朴訥な性格の彼が望む褒美と
言えば肉と酒、だったのだが、この戦に限ってはそうはいかなかった。
「お前には、イレーネ王女を娶ってもらう」
「……お、俺は、肉と酒が、いいです……」
弱弱しい抗議も空しく、イレーネ王女と結婚することになるガストン。
儚げな容貌の彼女は、しかし一筋縄でいく性格ではなく。
結婚初夜からトラブル発生、厳しい叱責を受けてしまう。
だが、それでもガストンは歩み寄り、イレーネもまた、少しずつ彼を受け入れていき。
身分も認識も色々と違う二人は、いつしか本当の夫婦になっていく。
※短編として投稿いたしました、「肉と酒を好む英雄は、娶らされた姫に触れられない。」を連載用として加筆、再構成したものになります。
短編の方はシリーズリンクを貼っておきますので、ご興味ございましたら小説の上の方に表示されているリンクの方からいけるようになっております。
※書籍化のお話をいただき、現在企画進行中でございます。
まだどちらの出版社さんかなどは公表できませんが、しばしお待ちいただけましたら……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-06 05:00:00
150336文字
会話率:31%
とある二つの国で、戦争が起こり、一人の英雄の活躍によって終戦を迎えた。
「歩く戦術兵器」「ワンマン・レギオン」などの異名を欲しいままにする、人並外れた武勇を誇る辺境伯子息、ダストン。
朴訥な性格の彼が望む褒美と言えば肉と酒、だったのだが、こ
の戦に限ってはそうはいかなかった。
「お前には、イレーネ王女を娶ってもらう」
「……お、俺は、肉と酒が、いいです……」
弱弱しい抗議も空しく、イレーネ王女と結婚することになるガストン。
儚げな容貌の彼女は、しかし一筋縄でいく性格ではなく。
結婚初夜からトラブル発生、厳しい叱責を受けてしまう。
だが、それでもガストンは歩み寄り、イレーネもまた、少しずつ彼を受け入れていき。
身分も認識も色々と違う二人は、いつしか本当の夫婦になっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-12 05:04:13
15133文字
会話率:29%