みんなのヒーローは誰であっても平等に人を助ける。けれど現実にはそんなヒーローは存在しないし、そんな世界にヒーローは必要とされない。
だからこの世界のヒーローは、助けるべき人を選ぶ。
最終更新:2024-07-05 19:25:54
3606文字
会話率:39%
日常に疲れて帰ってきたら、そこにはいつも君がいた。自分の人生で一度結婚はするもののうまく行かず、臆病になり現実をうまく受け入れられない時にそばにいて欲しい理想の人が君で、君も自分を愛していてくれたらいいのにという希望的観測?
最終更新:2024-01-31 08:27:58
908文字
会話率:44%
幼い頃に家族を奪われた少女パトリシアは、ある出来事をきっかけに侯爵家の養女となり、自分が聖女で王太子の婚約者候補だったことを知った。
自分を救ってくれた侯爵様に報いるため、彼の望みである立派な王太子妃になれるよう努力するパトリシアだったが
、ある日自分が前世で観ていたアニメでヒロインをイジメて処刑される、偽物聖女に転生していたことに気付く。
処刑される運命に抗うべく努力や準備を続けたパトリシアは、いつの間にか人並外れた戦闘力を身に着け、ついに断罪の舞台となる学院へ……
けれど現実は微妙にアニメ通りには進まなくて。
ヒーローとヒロインを取り合うはずの当て馬王子の矢印(好意)までが自分に向けられ、アニメとは違う恋愛模様と事件に巻き込まれてゆくこととなる。
※恋愛要素は幼少期編では薄いですが話が進むにつれ濃くなっていきます。
※カクヨムと魔法のiらんどでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-23 20:27:04
206545文字
会話率:46%
常にフードで素顔を隠し、偽りの自分を取り繕い。
そんな仮面を被り続けて2年が過ぎ、高校2年生を迎えたある日。
『真道鏡夜』の前に現れた、一人の少女。
それはずっと関わることを避けていた生徒会長――『長重美香』だった。
同小同中の幼馴染であり
ながら、初対面の彼らは他人行儀に接する。
それもそのはず。
何故なら彼女には、中学以前の記憶がないから。
それを奪ってしまったのは、他でもない自分自身だから。
同じ高校へ入学し、10年もの想いに蓋をして。
その責任を果たすべく己に科したのは、彼女の記憶を取り戻すこと。
ずっと踏み出せず、失うことを恐れていた。
彼女の記憶を取り戻したとき、それは自分が消えるときだから。
けれど現実は容赦なく、それを彼女は知る由もなく。
ひょんなことから副会長となって、生徒の悩みを解決する毎日。
いつか来るお別れの時。記憶のない彼女との思い出ばかりが募っていく。
ぐらつく決心の中、それでも彼は彼女のために。
たとえ、記憶を取り戻した時、彼女の中に自分がいなくても――。
これは、叶わなぬ恋に現を抜かす、一途な愚者の物語だ――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-23 20:00:00
434566文字
会話率:23%
マリエルは平民生まれで百年ぶりの聖女候補。憧れの王子様の通う魔法学園に入学して頑張っているけれど、王子様には意地悪な婚約者がいてマリエルをいじめるし、元平民のマリエルの味方はどこにも居ない。
学園卒業までに王子様の心を射止めて、マリエルがお
姫様になりたいけれど現実は物語のようには進まなくて……。
※あらすじは偏見が酷いので、タグをご確認ください。
※乙女ゲー群像劇?もしくは腹黒王子の純愛。
全10話 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-11 18:00:00
24785文字
会話率:42%
「可哀想に……」
ある日、彼女の前に現れた『女神』と名乗る女はそう嘆き、魅了の魔眼をあげると泣いた。
今度こそ愛に満ちた人生を歩めるように。次こそは愛される人間になれますように。
そうして彼女は、メラニーとして異世界で新たな人生を歩むことに
なった。
けれど現実はそう簡単に優しくしてくれない。愛は遠ざかる一方で、嫌われるばかりの人生で。遂には父親よりも年上の男に嫁げと言われ。
これは、愛に振り回される令嬢が、幸福を追いかけ回し運命を蹴り飛ばし女神をぶん殴る物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-09 12:27:20
28646文字
会話率:23%
昔から、冒険物語の最終話が嫌いだった。
どうしてあんなにも死闘を乗り越え冒険を共にして来た仲間たちと、目標を達成したら別れてしまうのだろうかと。
それぞれの道をゆく、だなんてエンドロール、だいきらいだ。だってそんなの寂しい。
だ
から日本人として生きた記憶を持ちながら、この世界唯一の聖女エレノアとして転生し、勇者とともに国王より魔王討伐を命じられた時に考えたのだ。
この任務を成し遂げたその時のパーティーメンバーと、エレノアは絶対にお別れをしないと。
「結婚しようよ」
「嫌だが?」
けれど現実はそう甘くはないらしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-11 14:24:14
6566文字
会話率:39%
フローゼの森と呼ばれる古い森の守り人一族の末裔リリア=フローゼはおじいちゃんのお墓を作りながら都会に行きたいなと考えていた
おじいちゃんの残した遺書に一通り目を通して、自分が何を望まれていたのかを知って、それでもやっぱり都会に行きたいなと
思って、その方法を考えるためにいつものように瞑想をしていた
そんなとき、何故かフローゼの森の中からエイドと名乗る男の子が降ってくる
話を聞く限りではどうやら彼は突然馬車につっ込まれて成人の儀式を済ませてこいと追い出されたらしい
大変そうだなあと思ったリリアは森の守り人としての役目を果たすために彼の成人の儀式に同行することにする
森でのサバイバルを経て目的の場所である神様の樹の根元までやってきたが、神様の樹は背が高すぎて枝を拝借するのにも一苦労だった
なんだかんだ頭を捻って枝を拝借することに成功するも、森に住んでいる謎の生物の怒りに触れて追いかけまわされることになる
そんな折、二人を助けてくれたのはやたらと派手で露出度の高い格好をした魔式師アーシアという女だった
助けられたは良いが、助け方に問題が合って森のさらなる怒りに触れ、魔式の女ともども森の生き物に追い回される羽目になる
何とか逃げ延びたリリア、エイド、アーシアの三人は話の流れでアーシアの目的地である森の古城まで同行することになってしまう
古城の中でリリアにだけしか聞こえない声が彼女を古城の最奥まで誘う
謎の声に導かれるままに古城の仕掛けを解いたリリアたちは森中から集まってきた死霊たちと古城に残されていた古い土人形の暴走に巻き込まれて大立ち回りを演じる羽目に……
全てが終わって、神様の樹の枝を持ってエイドの住んでいる村へとたどり着く
その村は小さな村だったので、リリアはがっかりするも、でも村が思いのほかいいところだったので都会に行くのは諦めようかなと思いなおした
エイドに誘われて海岸線の不思議な洞窟に遊びに行ったリリアはその洞窟の中で謎の黒装束の女に襲われる
二人掛かりで女を無力化したリリアとエイドが村へと戻ると、村は焼けていて……
この作品は「カクヨム様(https://kakuyomu.jp/works/16816700429573060535)」にも掲載しています。
※追いかけ掲載ですリンク先では更新が終わっています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-11 19:00:00
101078文字
会話率:33%
一度目の人生は、波乱万丈な人生だった。
真面目に勉学に励み優秀な成績を収めながらも、私は家にお金がなかったから高卒で働いた。
仕事に悩み苦しんでいる時に夫と出会い、結婚をした。幸せな生活を送ると思っていた。
けれど現実は違った。夫は浮気
を繰り返す救いようもない男だったのだ。
色恋のいろはを学んでこなかった私は、男を見る目がなかったのだと絶望した。
女を渡り歩く浮気男は滅べばいいのに……。
ついでにあそこも握り潰したい。
そんな感情が沸き上がった。私がこんなにも怒りを感じて、それを他人(夫)に向けたのはこの時が初めてだったかもしれない。
「お前は一々真面目で面白くないんだよ」
夫は私にその言葉をぶつけた後、離婚に応じた。
離婚という失敗を理由にはしたくなくて、私は一生懸命働き、息子を一人前に育て上げた。
精一杯人生を生き、最後は羽目を外してあっけなく私の人生は幕を閉じた。
その後、二度目の人生が始まった。
「思い出の花」という乙女ゲームの世界で、リコリス・オーレアという主人公に私は生まれ変わった。
そのゲームは、中学生の時に友達に借りて睡眠時間を削り、3日間程遊んだゲームだった。
また、子育てが一段落した享年48歳の私が死ぬ数か月前に、再び夢中になってやり込んだゲームでもある。
私は、「思い出の花」の世界で、今度こそ人生を謳歌したいと願った。
甘美で毒のある世界を生き抜いて、相思相愛(本当の愛)を掴み取りたいと――。
だから私は暗躍して大戦争や死ぬ運命を変え、大団円エンディングになるまで何度でも過去をやり直す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 20:08:35
375271文字
会話率:40%
幼い頃、私はサンタを信じていた。けれど現実は……。
自分が子供の頃、思っていた事と、我が子をみて思う事を書いてみました。
最終更新:2021-12-25 22:21:08
1962文字
会話率:3%
(私たちは眠たい──※sev.外伝──)
ある珍しい体質から先輩たちの研究道具兼ネタ提供の素材になっている主人公は
レポートを何度書いても卒業出来ないし、しようとしても無理矢理盗まれては圧力で消される、または名前を上書きされる、楽し
い生活を過ごしている。
(ここまでテンプレ)
そんな主人公がレポートを書くのにはいつか自分のような子が生れたときのためとかの理由があった。けれど現実、売り物商品と見なしている西尾たちに無駄に絡まれて、厨二作品へとアレンジされ、ちょっとダサくなる。
自力で書けないからって、何も
少数民族を晒し者にしなくてよくない!?
ちょっとダサくなるので読む気がしないっていうのに自信たっぷりに読ませようとするし、いつかビリビリに破って燃えるゴミ
で捨ててやりたい。
お前のものは俺のもの──
(ここまでもテンプレ)
ある日、またある理由で主人公のもとを女の子が訪ねてくる。
風邪を引いたおじいさんのお見舞いというが、中からおじいさんが出てくる気配はない。不動産に電話をするも切られてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-23 19:59:26
136417文字
会話率:34%
とある未来。
フルダイブVRが初めて実用化された。
現実ではない、けれど現実と区別できないもう一つの世界。
そんな世界で過ごした2人の少女の記録。
最終更新:2020-08-30 19:24:19
6511文字
会話率:54%
純潔?を守り続けた高尾昌英は30歳の誕生日に念願のパーフェクト魔法使いになった。なれたハズだった。
そして祝ってもらえるハズだった。
けれど現実は無慈悲で一人虚しく、30歳の誕生日を迎える事となり、その日にやらかした事で運命が変わったのだっ
た―。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-27 23:00:00
18391文字
会話率:28%
妄想の魔法使い。
妄想の異能力者。
その他数人の 厨二病患者たち。
そしてありえないけれど現実に存在する本物の、魔法使い。
みんなでワイワイ、ガヤガヤ、わちゃわちゃして日常と異世界を混濁しながら楽しいおとぎ話を繰り広げちゃいます!
最終更新:2019-07-19 14:16:54
4544文字
会話率:27%
「世界を救ってください」
どこかで繰り返されたようなセリフを唐突に告げられた少女。
自分はそんな器じゃないという叫びもむなしく、強制的に異世界転移。
しかも、生まれ変わった姿は妖精。
力も無ければ強くもない。
世界を救う覚悟?
そん
なものはありません。
けれど現実は待ってくれない。
本音を言えば、2次元は見ているだけでよかった。
選ばれたとか、特別な力があるとか、言われたって少女はカケラもうれしくない。
出会った少年、カルはお気楽で
「なんとなるよ」
いつだって笑っている。
それに返す言葉は同じ。
「バカじゃない」
誰かを守る力も覚悟もないけれど、現実にあらがう妖精物語、ここに開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-21 16:00:00
67727文字
会話率:43%
ーーけれど現実は甘くないもので、わたしは手酷くフラれてしまうのであった!
これは、異世界トリップをしてヒロインのような扱いを受けたコムスメがどうしたらいいかわからないまま、真のヒロインのような女性に理不尽にもある種のざまあをされて、なんだ
かんだでひとりで生きていくまでのハッピーではないお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-20 22:00:00
14205文字
会話率:11%
西暦2841年
科学の進歩とともに世界の崩壊が音を立ててやってきた。
突如現れたオニと呼ばれる謎の生命体。
剣や銃は効かず、人々はなす術もなくあっていう間に人口は1/10にまで減少。
愛しい人を失う。死と隣り合わせの世界。
それでも
人々は生きるため模索する。
そして編み出されたのは鬼呪と呼ばれる術式。
鬼呪を扱えるのはごく一部の人間。人々は鬼呪を弾に込めた鬼銃を手に立ち上がる。
同時に対オニ特殊部隊として設立されたレイメイ隊。
一時の安寧を手にする、人々。
それでも人は死んでいく。無常にも非情にも。
時は過ぎて
大事な人を失った少女はレイメイ隊に入隊を希望する。
『オニを倒す。』それだけを胸に。
けれど彼女はまだ戦場を知らない。
仲間と信念を胸に戦場を駆ける。
けれど現実は、無常で、残酷だった。
仲間も消え、信念さえも打ち砕かれるような現実。
すべてを失った少女は戦場を駆ける。
死と隣り合わせの世界で。無常で残酷な世界で
刻一刻と時は刻まれる。終焉へと向かって。
すべての真相を知った時
彼女は何を思うのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-27 19:42:45
5422文字
会話率:42%
私だって友人というものが欲しかった。けれど現実にそれが難しいのなら仕方ない、諦めようじゃないか。
なぁ、そう思っていた矢先の君の出現だよ。正直、君のことを友人だと断じていいのかは疑問が残るんだけどな? 君は男で、異性だしな? いやいや、やっ
ぱり顔見知りくらいに定義しておこうか。うん。
そんな顔見知りの君に、今日は聞いてもらいたい事象がある。ぶっちゃけるとそろそろ、私一人でコレを抱えるのはイヤになったんだ。だから聞いてくれよ。
私が、友人ってものを失うことになった経緯を。
……ホラーかどうか、迷う出来になりそうですが、とりあえず参加いたします。本文の雰囲気は以上の通りです。ご参考になれば幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-20 07:00:00
13881文字
会話率:3%
きらいという言葉で本当にきらいになれたら楽なのに。けれど現実はそんなに甘くはなくて、私の視線はただまっすぐに一樹の背中を見つめるのだ。北風に吹かれながら、振り返らない背中を見えなくなるまでずっと。
最終更新:2015-02-15 21:07:51
6411文字
会話率:69%
蟻口光太はコミュニケーション能力ゼロのぼっち。彼はお見合い専門のオンラインゲーム『コンカツ』で出会いを探す日々を送っていた。コミュ症のおかげで見合いは失敗続き、そんな中、蟻口はついに運命の出会いを果たし……
「ごめんなさい。私暗くて惨めで
情けなくてへぼくて地味でクズでゴミでダメダメな男性を見抜く力に昔からとっても長けているんですよね」
……心がズタズタに引き裂かれるのだった。
おバカポジティブぼっちと面倒見の良い毒舌系ヒロインの恋愛模様。
※アルファポリスにも掲載しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-25 23:02:07
20364文字
会話率:27%