青い星の青いカメに転生した僕が、ポイされたのは深淵のダンジョンだった。
「えっ?」
神さまの優しくない優しさに泣けてくる。。。
最終更新:2024-11-08 16:35:58
10993文字
会話率:76%
岩手県のある体育系中高一貫校に、転校してきた主人公。会いたいけど家同士の事情で会いたくない。その幼馴染の男の子が何故かそこにいました。2人の時間が動き出します。
この学校は、かつての高校球児が甲子園に初出場した際「弱い岩手と当たった!」と
喜ばれ、しかも惨敗した悔しさをバネにして後に設立したものでした。
かつて投稿のためにガチガチに構築して書いていたことがありましたが、今回は楽しみのために書き溜めていたものを投稿しようと思います。
基本的に自分の楽しさを追求してしまっているのですが、楽しんで頂けたら幸いです。
Pixiv藤丸堂支部 https://www.pixiv.net/novel/series/10723253 にも同じ話を投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 16:32:00
52649文字
会話率:49%
日本の地方都市で暮らす文子は、旅先で出会った一冊の本をきっかけに自分の過去世を思い出す。
地球とは異なる世界で、侯爵令嬢レベッカとして生きていたが、その人生は不幸の連続で最後には殺人事件の被害者になってしまう、という悲しいものだった。
過去
の事は忘れて、今の人生を前を向いて生きていこうと決意する文子だったが、三年後事故に遭った事をきっかけに、再びレベッカの人生に戻ってしまう。
もう不幸な人生は嫌だ。殺人事件の被害者になるのも嫌だ。愛する家族と一緒に幸せに長生きがしたい。
そう決意したレベッカは、死亡フラグを折ったり、新たに立ててしまったり、新しい出会いをつくったりしながら、ひたむきに前を向いて生きていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 16:26:03
1233831文字
会話率:38%
「孤児の癖に筆頭聖女を名乗るとは、何様のつもりだ? お前のような女は、王太子であるこの僕の婚約者として相応しくないっっ!」
私を罵った婚約者は、その腕に美しい女性を抱き寄せていた。
別に自分から筆頭聖女を名乗った事など無いのだけれど……。
夜会の最中に婚約破棄を宣言されてしまった私は、王命によって『好色侯爵』と呼ばれる男の元へ嫁ぐ事になってしまう。
しかし、夫となるはずの侯爵は、私に視線を向ける事さえせずに、こう宣った。
「王命だから仕方なく結婚するが、お前を愛する事は無い」
「気が合いますね。私も王命だから仕方無くここに来ました」
「……は?」
愛して欲しいなんて思っていなかった私は、これ幸いと自由な生活を謳歌する。
懐いてくれた可愛い義理の息子や使用人達と、毎日楽しく過ごしていると……おや?
『お前を愛する事は無い』と宣った旦那様が、仲間になりたそうにこちらを見ている!?
一方、私を捨てた元婚約者には、婚約破棄を後悔するような出来事が次々と襲い掛かっていた。
※アルファポリスで連載していた作品です。(コミカライズ、書籍化に伴い、アルファポリス内の同作品は近々削除を予定しております)
※R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 15:42:34
164576文字
会話率:28%
中学の卒業式を迎えた日。
勇気蓮人(ゆうきれんと)は突如異世界へと召喚される。
――それから5年。
必死に生き抜いた彼は、勇者となって異世界を救う。
そして魔王を倒した事で、彼は元の世界に帰る事が出来た。
「へー。俺の居ない5年間の間
に、ダンジョンなんて出来てたのか。ま、もう戦いはこりごりだし。俺には関係ないな」
ダンジョン。
5年前から発生するようになったそれは、人類に多くの影響を齎していた。
だが戦いに疲れた勇気蓮人は興味を示さず、適当にバイトしながらのゲーム三昧の放蕩生活を送る。
だがそんな彼を、ダンジョンブローカーとなったかつての悪友は放っておかなかった。
「おいおいおい!何だよ蓮人!お前のステータスの異世界帰りの勇者って!?」
「ああ、気にするな」
「気にするわ!ってか、俺今困ってるんだよ!頼む!ダンジョン攻略してくれ!」
泣きつく悪友に押し切られ、渋々ダンジョン攻略を手伝う事になる蓮人。
「しゃあねぇなぁ。けど面倒ごとに巻き込まれたりしたくないから、仮面付けて身分は伏せさせろよ」
「おう!まかせとけ!」
こうして始まる、規格外の力を持った異世界勇者のダンジョン攻略が。
そして彼はやがて周囲からこう呼ばれるようになる。
規格外のダンジョン攻略者――ストラテジーと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 15:27:30
178314文字
会話率:32%
鷲山雄大(わしやまゆうだい)26歳。
彼はかつて長距離走を嗜む陸上選手だった。
だが大学最後の駅伝大会で苦い経験をした彼は走る事を止め、自堕落な生活を送る。
「鷲山さん。こんな事は言いたくないんだけど、あんた今のままじゃ長生きできないよ」
健康診断で医者にそう宣告された彼の体は、ぶくぶく太った醜い物だった。
長生きしたい。
そんな思いから、彼は再び走り出す。
これはかつて走る事に青春をかけて挫折した男が、今度は生きるために走り出した物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-10 14:42:40
3345文字
会話率:24%
ベテランポーター、ミテルー・ダケは転生者だった。
かつて魔王を倒すため、神によってチートな能力を与えられた彼はその圧倒的強さで魔物達を蹂躙し、魔王を滅ぼした
だが――
「敵が弱すぎて超つまんねぇ……」
彼は強すぎた。
ミテルーは無双を楽
しみにしていたにもかかわず与えられた力が強すぎて、それははまるで蟻の行列を踏み潰すかの様な作業に近かった。
ハラハラやドキドキは元より、爽快感などそこにはなく。
もはや無双とすら呼べない只の蹂躙でしかなかった。
そこで彼は考える。
自分が戦ってもつまらないなら、頑張って戦う誰かを応援しようと。
そして生まれる。
魔王すらデコピン一発で蒸発させる最強ポーターが。
この物語は、ダンジョン攻略を頑張る冒険者を最強ポーターが生温かく見守るお話です。
偶に裏でムカつく相手を始末したりしますが、基本的に他人の冒険をみて楽しむだけの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-09 23:10:29
115508文字
会話率:26%
時は22世紀後半。日本には世界最高の人工知能搭載アンドロイド、アマテラスが存在した。そのアマテラスの高い頭脳によって日本の政治、経済、社会はより良き方向に一変した。しかし、突如出現したゲートより地球外生命体が来襲する。その強大な敵に対抗す
る為にアマテラスが用意した策はなんと、魔法少年少女ならぬ、バトルメイガスと呼ばれる失ったと思われた魔力を使い、その魔力で変身して戦う戦士達で抵抗すること。しかし、バトルメイガスシステムを行使する為には高い魔力適性が必要だった。そんな珍しい高い魔力適性を持つ者達の中で、最後の魔法使いの遺伝子を有する者がアマテラスによって発見される。その両親を無くした幼い男の子を彼女は時が来るまで密かに見守っていた。時はきた。彼にその事を知らされる事もなく、その彼の意思とは無関係に繰り広げられるドタバタなんちゃってSFバトルラブコメディ。彼は世界存亡の戦いで勝利する前に彼の遺伝子を、その身体を求めらて逃げまわる。そんな世界が絶望に揺れる最中の物語を寝る前にどうぞ、ひと笑いしてお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 15:21:21
183130文字
会話率:48%
恋愛を捨て、仕事に打ち込むことを決めていたサキは30歳を迎える年、“鬱”で体が言うことを聞かなくなった。
サキは泣く泣く退職、休養して身と心を休めることに。
余裕が出来てきたサキは何かしないと、と“幸せになる”方法を模索するため、諦めて
いた婚活を始めることにする。
無職、鬱、三十路
と、絶望のプロフィール。
サキは人生で一番の不幸な時期をを打ち破り、幸せを掴む事が出来るのか。
甘くない人生を生きる現代女性の心情を解像度高めでお送りします。
*心臓が弱い方、女性に夢を見ている方、失恋したばかりの方、精神的に弱っている方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 15:15:35
3349文字
会話率:32%
セレナ・ナロウは転生者だ。
前世の記憶を思い出した彼女はここが前世の自分がはまっていた恋愛小説の世界だと気がつく。
あれ、でもここ二次創作の世界かもしれない?
原作なら、サポートキャラとして異世界を謳歌できるけど、二次なら話がかなり違う….
.
二次創作の世界で、彼女とナロウ公爵家は同人作家たちにいろいろねつ造されやたら死んだり、悪人にされていた。
いや、死亡フラグ多くない!?
この世界がどの世界かいまいちわからないまま思い当たる死亡フラグを回避しようと謎の美少女プレイをかましていたら謎の第三勢力になっててた公爵令嬢の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 15:15:21
225775文字
会話率:26%
前世で幼女を守って死んだ主人公、夢咲真白は、目覚めると不思議な空間にいた。そこで出会ったのは、なんと全ての神の長たる創造神ノエル。唐突な神様の出現に驚く真白だったが、ノエルが何事かと身構える真白に放ったのはプロポーズの言葉だった。
なんやか
んやでその告白を受け取った(?)真白はノエルと共に異世界に旅立つ。
全てはスローライフを送るために!
・・・・・・・・・しかし、現実はそんなに甘くない!?
五人の奴隷少女との出会いによって運命の歯車は動き出し、やがて世界を飲み込む闇と成る!
スローライフ願望を持つ最強主人公と奴隷少女、さらには神様や魔王までもが織りなすハーレムストーリー・・・・・・・・・みたいな感じです。
スローライフ願望と言いながらも、結構戦うんですよ、この主人公。
ちなみに、ちょっとえっちぃシーンもあります( ˙-˙)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 15:04:59
967378文字
会話率:22%
八歳のときに参加したお茶会でとある女の子に一目惚れ。
すぐに婚約の申し出を家を通して行い、無事に婚約が成立した。
十歳のときに俺への襲撃がきっかけで魔力を暴発させてしまい、婚約者に怪我をさせてしまった。
それから五年間会うこともでき
ず。
学園で入学式の日やっと会えたと思ったら
「あの、私たちの婚約は五年前に解消していますよね?」
なんて言われてしまう。
どういうこと?
俺のこと名前も呼びたくない程に嫌いなの?
まさか五年の間に好きな奴が居たとか?
俺は婚約者が居ない人生なら国を出ます。
これは俺が愛しの婚約者の心を傾けてもらえるように頑張るお話。
そしてそんな俺を、戦力として帝国に留めたい友人たちのお話。
□ 糖度高めの侯爵令息は、愛しの婚約者からの愛を甦らせることができるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 15:00:00
214508文字
会話率:27%
2XXX年、日夜悪の組織と魔法少女が戦う世界。
そんな世界で、悪の組織のボスになれる才能をひょんなことで得てしまった兄と、魔法少女に選ばれてしまった妹。
二人は結託してこの世界を生き残れるのか。
※この作品はフィクションです。実際に
ある町や地名が登場することがありますが、実在するものとは何の関係もありません。
※ハーメルンでも連載しています。
https://syosetu.org/novel/306587/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 15:00:00
105123文字
会話率:55%
ショタコンお世話係、アホ勇者、ドS聖女、ノーコンロリ魔女っ子、ビビり強面タンクな仲間達。
勘違い系グラマラス女魔人、ツンデレぺたん娘吸血鬼、パリピギャル過ぎるリッチー、プライド激高ジジィ竜人、脳筋ゴーレム魔人な配下達。
何で俺の周りには
こんなのしかいないんだ……。
こんなの無理ゲー過ぎんだろ!!
ある日、異世界へ転生した俺は女神様とある約束を交わした。
それは『人間と魔族の争いを止める』事。
「俺に任せろォ!!」と意気込むが女神は訳の分からないことを言い始める。
『あ、転生するのは魔王としてだから』
「え……?」
それでも俺は頑張るぞ!と、女神から貰ったチートスキルの鍛錬に励む。
そしていよいよ魔族の配下達に「争いを辞めろ!」と伝えてみた。
しかし何故か曲解されまくって全く思う様に進まない。
どころか、何か皆の士気が上がってね!?
そんな状況に嫌気がさしたショタ魔王な俺は家出した。
しかし家出した魔王を拾ってくれた心優しき人間がまさかの勇者だった。
そしてその勇者にもまた大きな問題が……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 14:40:50
325146文字
会話率:43%
港街アーデルバードは、漁業も盛んだが、ダンジョンがあることで有名な街である。ダンジョンは、地下に広がる洞窟状の迷宮だ。そこには魔物が住んでいて、それを倒して素材をはぎ取り、地上に持ち帰ると金になる。古代の魔法使いが作ったものと言われている
が、詳しくは誰にもわからない。
浅層で小遣い稼ぎをする者、深層で己の実力を試す者、ダンジョンに挑戦する者に傷薬を売りつける者、街はダンジョン関係者で溢れていた。
働き口を見つけられなかった捨て子のパドマは、特例でダンジョンに入場することを認められた。誰にも期待されることのない薄暗い場所での金にならない仕事だった。だが、そこで少女は、ささやかな楽しみを見つけ、躍進していく。
奇跡の新星パドマとして、時に憧れられ、時にからかわれ、危険なことなど何もしたくないのに、力づくで深階層に挑戦させられる物語り。
最後まで書き上げることができたなら、最奥を覗くかもしれないし、全然関係ないベクトルに乗ってしまうかもしれない。物語りのラストは、きっとフライパンは活躍しない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 14:20:25
1103540文字
会話率:52%
後世、日本で戦国の時代と呼ばれ始めるあたりの頃。
とある国のお姫様である御神野《みかみの》 緋凰《ひおう》は、刺繍や華道といった習い事が大好き。
おしとやか〜な大人の女性に憧れているのに、見出《みいだ》された天賦《てんぷ》の才は『武術』
だった。
嫌々ながらも、時代の流れで『武』によって強くならざるおえない緋凰の、日常や恋愛も交えながら成長してゆく様子を描きます。
(日本の戦国時代あたりをモデルにした架空の世界でのお話です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 14:10:23
646908文字
会話率:38%
エクサリウム・オンラインで世界一位のニートとして日々を送っていた主人公。だが、ある日、突然の事故に巻き込まれ、トラックに撥ねられてしまう。目を覚ますと、彼が転生したのは、まさに自らが愛してやまないゲームの世界だった。しかし、そこは予想外にも
恐れられた存在、最恐のNPCとしての姿だった。
チート級の能力を持ちながらも、目立ちたくない。だが、その圧倒的な力は周囲の人々から英雄として崇められる原因となった。知らぬ間にゲーム内のヒロインたちや悪女たちと深い絆を築き、思わぬハーレムを形成していく。
そんな主人公の異世界転生。冒険記。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 13:31:37
85600文字
会話率:18%
昼間のコンビニのおばちゃん、おかしくないかい?
キーワード:
最終更新:2024-11-08 13:09:44
217文字
会話率:0%
本当に深くない話。ライトだな。
最終更新:2023-04-05 13:54:17
212文字
会話率:0%
人間にこだわらなくて、よくないですか。
最終更新:2022-01-25 10:16:02
352文字
会話率:0%
ある少年は、主人公という存在に強い憧れを抱いていた。
爽やかで万能な主人公を目指すため、何か頼まれれば耳を貸し、身体と頭脳を駆使して人々に貢献していった。
しかし、周囲の視線は次第に憧れから嫉妬に変貌することになる。
嘲笑い
ながら陰口を叩かれ、避けられたりする日々に絶望した。
ある日のこと、とあるきっかけでナイフを心臓に突き刺してしまい、目が覚めたら知らない世界に転生していた。
異世界転生、転移者は主人公というポジションに置かれる事が多い。人間不信ならではの主人公不信に陥っていた少年は決意した。
「主人公だけにはなりたくない!」
主人公になりそうなフラグをへし折り、この異世界で主人公になりうる存在を探すことに────。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 12:32:34
147372文字
会話率:48%
「もしもリーネア様が私だったら、どうしましたか?」
前世の記憶を思い出した侯爵令嬢リーネア。転生したのは双子殿下のどちらかを選ぶ(※推定)乙女ゲーム。老衰転生だったのか、記憶がどこか曖昧。年下の男性相手に気乗りせず、ヒロインの男爵令嬢ルー
チェとばかり接していた結果、彼女の双子殿下の同時攻略ルートが無事成功。そんな勝者の彼女の顔色はと言うと、すっかり血の気が引いていた。何故?◆主人公は傍観者よりで「ヒロインが何をやらかすか」を眺める話です。やらかしとその顛末的なお話。主人公は捻くれ者で性格は良くないです。若い頃に荒れてた年寄りみたいな感じです。性にまつわる描写があるのでR15です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 12:10:00
22343文字
会話率:34%
天城高虎《アマギ タカトラ》は小学校六年生の時、とある事件で家族を失い近所に住んでる叔父の下で共に暮らすことになる。
高校二年生になったある日、高虎はバイトの帰りに通った公園で謎のダンスを踊る同じ高校の女子生徒を見かける。
よくみると彼女
はダンスではなく《見えない何か》と戦っていた?
見える側の叔父、面倒見のいい友人に先輩、どこかおかしい刑事。
過去の経験から人と関わることを避け、転校先の中学で不良たちに絡まれ、その際に反撃したことで自身も不良と呼ばれるようになっていた高虎は過去とどう向き合うのか。
《見えないけど触れる》高虎と《見えるけどあんまり強くない》魔法少女の割とよくあるボーイミーツガール。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 12:06:04
49698文字
会話率:33%
オレ、ゼクス・レヴィト・ユ・サン・フォラナーダには妹がいる。名をカロラインと言い、金髪と紅眼が美しい、とても可愛い女の子だ。それはもう、世界で一番愛くるしいと評しても過言ではないほどの少女で、その笑顔はまさに天使と断言できる。
目に入れて
も痛くないくらい愛おしい妹だが、実は死ぬ運命が定まってしまっている。
この世界は、前世のゲーム『東西の勇聖記』という恋愛ゲームと類似しており、ゲームでカロラインは、主人公である聖女のライバル――悪役令嬢として登場する。そして、彼女はどのルートにおいても非業の死を遂げてしまうんだ。
最愛の妹が死ぬ?
そんな理不尽な未来を許しても良いのだろうか、いや良くない!
そういうわけで、オレは運命に抗うことにした。
ゲームそっちのけで妹を清く正しく育て、数多の死亡フラグを力技でねじ伏せていく。
その先に、オレとカロラインの明るい未来があると信じて。
これは妹を守るために最強になったオレと、世界で最もカワイイ妹カロラインの物語である。
※30話前後までは毎日投稿予定。
※一話あたり2300~5000文字程度を目安に執筆しております。
※R15と残酷な描写は保険です。
※男の娘キャラが登場します。
※キーワードに乙女ゲームとありますが、その要素は薄いかもしれません。
※カクヨムにも掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 12:01:26
3424700文字
会話率:32%
津賀田小葉(つがた このは)は落ちこぼれだった。学校の成績は下から数えた方が早く、運動能力もさほど高くない。加えて、学校では軽いイジメにもあっている。
そんな何も持っていない少年にも、ひとつだけ心の拠り所があった。幼馴染にして義妹である葛葉
(くずは)の存在だ。
彼女は小葉とは異なり優秀な人間で、彼の自慢の家族だった。
両親が事故死した小葉にとって葛葉は唯一の身内であり、支えるべき対象。だから、彼は努力した。慣れない家事を必死に覚え、葛葉が楽できるようにバイトを掛け持ちした。
それにより、体はボロボロで勉学にも身が入らなかったのだが、小葉は気にしなかった。全ては葛葉のためだからと。
しかし、あるバイト帰りの日。小葉は耳にしてしまう。
「あれはアタシの所有物。一生アタシの言うことを聞く奴隷なんだから」
葛葉がそのような発言をしているのを。
ショックを受け、精神的疲労から気絶してしまう小葉だったが、そこから何故か異世界召喚されることになり――!?
これは、義妹のために才能を使い潰していた少年が異世界転移を経て才能と自信を取り戻し、最終的に義妹との縁を断ち切る物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-11 19:02:46
22010文字
会話率:33%