夕暮れはジャムの色。
溜息は瓶詰めにしたらしあわせが逃げないか。
キス、口づけ、接吻。体への接吻はエロティック。
ロシアンティーは紅茶を一口、ティースプーンでジャムを一口。
そんな詩達の一くさり。
最終更新:2021-11-08 20:24:55
286文字
会話率:0%
聖女ルピスは口づけによって、特別な魔法を使える。人に自分の命を捧げる魔法だ。
その貴重な魔法によって、城の箱庭に囚われていた。――が、ある時、箱庭の壁に亀裂を見つけた。そこを覗くと、心優しい王子、アーシュがいた。
ルピスはアーシュと壁越し
にお喋りをして、壁越しに友達になる。
そしていつしか、壁越しに恋をするのだけれど――……時間の流れと、王が使う邪悪な魔法に邪魔されていく。
――けれど、ついに、ルピスは恋する相手、アーシュと結ばれたのだった。
これは、七歳の頃に出会った聖女と王子が、二十歳で結ばれるまでのお話だ――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-30 21:07:42
19083文字
会話率:22%
魔女に憧れて呪いや魔術の研究をするのが趣味の伯爵令嬢マリー。
両親は早くに亡くなり、領地経営は兄のフランクが行っている。
二人っきりの兄と妹は仲良く暮らしていた。
しかし度数の合わない瓶底レンズの眼鏡をかけないと人付き合いもまと
もに行えないようなフランクはとても頼りなく、そしてとんでもなくヘタレなのだった。
そんなトラブルメーカーの兄のことをいつも優しくフォローするマリーが、ある日兄の起こしたトラブルによって不本意ながらも『契約恋愛』をすることとなる。
お相手はカボチャ頭の異国の人間⁉︎
異国の大きな貿易会社の会長だというリュウ・シエンは、フランクの不注意による呪いでカボチャ頭になってしまったのだった。
呪いを解くためには『愛し、愛される者からの口づけ』が必要で……
当然だがカボチャ頭では世間に出られないとリュウ・シエンは言う。
そこで、伯爵家の屋敷に滞在することになったリュウ・シエンとマリーは、お互いの目的の為に呪いを解こうと何とか愛し合う努力をすることになる。
しかし、何かよからぬ企みからマリーに婚約の申し込みに来る大嫌いな幼馴染の令息。
そして、その令息を狙う悪役令嬢の意地悪にマリーは振り回される。
マリーは幸せになれるのか?
そしてリュウ・シエンはカボチャ頭から脱却できるのか?
溺愛、ジレジレ、きゅんきゅんな恋愛と、悪役令嬢とザマア要素もちょっぴりある作者の好きを詰め込んだ欲張りなお話です( ・∇・)
◇◇◇
某ハロウィン企画の為に書いた短編です。
ハロウィンらしく楽しいラブコメになる予定ですので、どうか温かい目でお付き合いくださいませ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-26 22:00:00
65754文字
会話率:45%
水差しのサイダー。
思春期の乙女のように、日溜まりに佇んでいる。
ゆらりと水蒸気が炎天下を煙の様に立ち昇り、生理の月経のように、赤い血が畳に落ちる。
禁断の果実は此処にあったのかと、古い書物に載っている骸骨の模造品に口づけをして、ケタケタ嗤
い出す。
三日月は、子午線を超えて、あとかたも。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-25 14:33:30
1384文字
会話率:0%
皇歴 1798年
巨大都市オーゼルの外れにある古城。少女コゼットはそこで静かに暮らしていた。
大富豪である両親、格式高い地位、そして人を避けがちな性格も相まって、コゼットは孤独だった。
コゼットは時折、不思議な夢を見る。
夢の中に美しい
女性が現れ、甘い口づけをして去っていくのだ。
夢でしか会えない女性に、コゼットは惹かれていた。
そんなある日、コゼットに初めての友人ができる。
魔法使いと名乗る少女は、コゼットの知る現実世界とは異なる世界の知識を有していた。
架空のものでしかないと信じていた魔法が、現実のとなった時、平穏に思われていた生活に異変が起き始める。
★ゴシックホラーテイストで贈る、百合吸血鬼の物語です。
【注意事項】♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦
運営さまから不適切な表現多数というご指摘をいただき、この「Candle in the Dark 【lightness】」は一部の表現を制限しております。
これまで読んでいただいた皆様、申し訳ありませんが性的表現が著しかったお話は改訂させて
いただきました。
全てをさらけ出した「Candle in the Dark 【darkness】」は【ノクターンノベルズ】に掲載しております。タイトルも作者名も変えておりませんので、そちらをご覧くださいませ!
今後の投稿はどちらも並行して行います!
百合百合だけではなく、もう少し先が見たい! という時は【darkness】
過激な表現は苦手。という時は、こちらの【lightness】をご覧くださいませ。
2019/12 追記
♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-24 20:45:22
142462文字
会話率:43%
今日という日の…おやすみ…☆彡
最終更新:2021-10-10 00:16:14
699文字
会話率:0%
18歳のシルフィアナは、伯爵令嬢だというのに極度のあがり症のせいで『行き遅れ』になったと密かに民から揶揄されていた。
ある日、父親から言い渡されたのは、日照り続きの領地に雨をもたらすため、水の神の生贄になれという残酷な仕打ち。
――
せめて生贄になれたら民の役に立てる。
シルフィアナはそう考えて、水の神の元へ行くことを決意する。
ところが水の神は、シルフィアナを丁重に扱い、手の甲に口づけを落とすのだった。
※第10回ネット小説大賞・一次選考通過しました。ありがとうございます※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-27 07:11:50
4652文字
会話率:21%
男爵令嬢イヴは、魔女に呪われた第一王子ユリエルの唯一の世話役だ。十八歳になるまでに「運命の乙女」の口づけを受けなければ死ぬ、という呪いのせいで、周囲は第二王子を次期王位継承者として扱い、ユリエルを居ないものとする。しかし、ユリエルの十八歳の
誕生日は刻一刻と近づいていて——。イヴは身の程を知っている。自分が「運命の乙女」になんてなれないことを。だから今日も、世話役の仮面を被るのだ。
これは呪われた王子様と、彼に仕える脇役の少女が、ハッピーエンドを迎える話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-23 15:07:14
10382文字
会話率:28%
上流階級なのに貧しい家の娘マリアーナは、食料調達のため海にやって来た。
銛を投げて捕まえたのは、大きな魚。
だが、引き上げてみるとその魚は、上半身が魚で腰から下は人間だった。
呪いで魚に変えられたという自称人間の魚男は、呪いを解くためマリエ
ールに愛のこもった口づけを求めてきたが……。
すぐにめそめそする魚男と、たくましく生きる令嬢の魚コメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-21 05:16:13
24302文字
会話率:35%
”「魔女のルージュ」を使うと一定の時間、相手を魅了し「恋の思い出」を作ることが出来る、ルージュの色はどんどん薄くなり、色が消える頃には魔法も相手の記憶も消え失せる”そんなルージュが貴婦人の間でちょっとしたブームになっていたが、、、
「黒き
森の老魔女」と言われているカンナは正真正銘19歳の女性である。休息日になると分厚い魔女のローブを脱ぎ捨て、普通の町娘になって王都に出る。お目当ては舞台。その日も最推しの主演舞台に陶酔していると、隣に座った男性から急に声を掛けられびっくりする。なんと、カンナが先日ある理由から「魔女のルージュ」を使った相手だった。色々やっちゃった覚えのあるカンナは、この男と距離を置きたいのにやたらと絡んでくる。しかも、なぜかこの男は、あの夜を覚えているようで? 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-17 17:44:17
15158文字
会話率:48%
『反乱の計画あり』
その知らせに、女騎士レブラは兵士を連れ、制圧に向かった。
彼女には信じられなかった。
その反乱の首謀者が、この国に共に流れ着いた唯一の同胞、騎士フォミノだという事が……。
長岡更紗様主催『長岡ブッ刺せ企画』参加作品です
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-11 21:56:26
2639文字
会話率:40%
触れたものの過去が見える「自称花屋」のオリアナと、金髪碧眼長身のいわゆるハイスペックイタリア男ノアが、イタリア一有名な音楽一家で巻き起こる殺人事件に挑む。
「親愛の口づけを、と思ったんだけど」
「イタリア男はそういう所が苦手です」
隠し
たい女と暴きたい男。
「…嫌だっていったら?」
「嫌だって言わなくなるまで口説き落とすかな」
どちらが一枚上手か?
真実を導き出した先にあるものは?
「君はきっと逃げないよ」
――制限時間は、あと30時間。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-08 01:08:46
1986文字
会話率:37%
『主な登場人物』
・楓(かえで)
弥生大学に通う大学1年生の女子。10月12日生まれ。優秀な姉に憧れていたが・・・?
・桜輝(さき)
楓の姉で優秀な姉。4月9日生まれ。名門大学の姫百合大学に通う大学3年生。
・桃花(ももか)
楓の友人で彼
女のことを慕っている様子。祖父はなんと・・・!?
・早苗(さなえ)
楓と桜輝と三人で住んでいる。可愛らしい名前の祖母。
『あらすじ』
姉に憧れる楓だったが、ひょんなことをきっかけに姉のことをlikeではなくloveだったと気づく。これは、血縁関係にある姉妹が結ばれるまでの物語・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-28 19:00:00
96654文字
会話率:57%
冒険者に憧れていた少女、フーナは教会でスキルを授かる。
スキルの名前は『キスした数だけ固定ダメージ』というレアスキルで、明らかに外れだった。
フーナは失意のどん底にいたが、幼馴染の少女――シェリルはフーナと共に冒険者をする気満々で……?
「口づけをしないといけないの! 固定ダメージっていうのもよく分からないし、そんなに頻繁にできるわけないでしょっ!」
「どうしてよ。わたしとすればいいじゃん」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-03 22:56:42
3348文字
会話率:41%
肉球に口づけを、飼い猫に強制させられた。しかも寝ている時だ。
最終更新:2021-05-05 18:07:39
1234文字
会話率:0%
肉球に口づけを、飼い猫に強制された。しかも寝ているときだ。
最終更新:2021-05-05 18:05:21
1500文字
会話率:0%
主人公である潟柿リョウヤは離島の病院で働いていました。この物語はそんな彼の回想から始まります。少年時代の二人の友人と一人の人魚。命を懸けてでも桜を見たいという人魚の夢を、その少年三人が手伝い、成長していく物語です。
最終更新:2021-04-21 22:00:00
54558文字
会話率:46%
ガリアス共和国の男爵令嬢"リアーナ"には、結婚を誓った婚約者であり、幼馴染みの"勇者ルディウス"がいた。
「憎き魔王を倒したら結婚しよう」
ルディウスがそう言い残して早三年。
一向に魔王を倒す気
配はなく、そればかりか一緒に魔王討伐に出た聖女と恋仲だと言う噂まで耳に入る始末。
真意を探るべく、ルディウスの元へ単身乗り込むリアーナ。そこで見たのは、ルディウスと聖女が、人目も憚らず抱きしめ合い口づけを交わしている光景だった。
裏切られたリアーナは、放心状態で魔国をさまよった挙げ句、盗賊に襲われてしまう。
そんな時、リアーナの前に突如現れ盗賊を一人で殲滅させてしまったのは、身分を隠した魔国の王子様で……。
※アルファでも投稿中
※03~ぐらいからはコメディー要素が強くなっていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-07 21:21:41
41076文字
会話率:52%
「これは俺と大切な人との繋がりなんだ」
そう言ってレオ・ブラッドリーは自身の左手の薬指にはめてある指輪に口づけをを落とした。
それを見つめて死んだ魚のような目をするのは、十歳になったばかりのマリー・ブラッドリー。
実はマリーはレオと恋人
関係であったフィオナである!
敵国の魔法薬で幼女になってしまったフィオナは、なんとか生き延びて偽名マリーとして姿を偽り、元の姿になって自国に帰ろうと奮起していた。
レオや仲間が敵国に潜入したことで、なんとか戦いが終わったのはフィオナが幼女マリーになって六年過ぎた後の話だった。その間、まだ幼女である。
敵国の中将に飼われていたフィオナ、幼女マリーは牢屋生活だろうと思っていたけど、なんと待っていたのはレオとの同棲。
いつか自分をフィオナと気付いてもらえたら、と期待していたがある日レオがマリーにある物を見せる。
それは左手の薬指にはめてある指輪。
え?なにそれ?知らないんですが。私持ってないですよ?大切な人との繋がり?
フィオナは悟る。もうレオには新しい大切な人が出来ていて、私とレオの関係は自然消滅していると。
これ、私がフィオナってバレたらいけないやつなのでは?
※ハッピーエンドです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-10 08:31:40
85494文字
会話率:30%
日直の当番で朝早く出ることになった、高校1年生の日向透は、マンションから落ちてきた植木鉢であやうく死にそうになる。出会った二人の高梨さんはどうやらなにかありそうなのだが、、、。
最終更新:2021-01-27 12:04:49
13594文字
会話率:35%
宰相の娘であるアンジェリーナの婚約者は、この国の王子であるエルネスト殿下だ。
だけど、アンジェリーナは彼を避けていた。
最終更新:2021-01-20 17:19:40
11724文字
会話率:37%