この小説は、拙作『おじさんの叡智~拾った娘に英才教育~』で登場した、おじさんの元婚約者、裕子さんを主人公としたスピンオフです。
『おじさんの叡智~』未読の方でも、お読み頂けると思います。
全6話、8000文字程度の短編です。
全話通
してサクッと読み終えられると思います。
是非、覗いてみて下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 12:10:00
5084文字
会話率:13%
「姉さん、私、そちらの家に帰ります」「考え直さない?」侯爵家に妹を養子に出したことを秘密にしていたベルベット。ところが肝心の妹が、公衆の面前で第二王子に婚約破棄された結果、なぜかベルベットのもとへ戻ってきた。
幼い頃から、まるで未来を知って
いるかのように先読みを行い、あまつさえ自分は将来王子の婚約者になるのだと予言していた妹。彼女の理解者でありたいと思いつつ、妹の考えがわからないベルベットは帰還を受け入れるも、妹を追って第一王子や近衛隊長に魔法使い...etc.なんやかんやがやってきて動きはじめる脇役(姉)の物語。
要約:転生とかなにもしらない悪役令嬢の実姉が、被害を被りつつ悲鳴を上げなら苦難を躱す話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 12:10:00
106735文字
会話率:50%
温暖な内海に位置する豊かな七つの島。
そのうちのひとつの島で暮らすルシールは、幼いころから兄と妹に挟まれて割を食っていた。
家族と過ごすよりも、隣の島の魔道具工房にいる方が楽しかった。そんなある日、ルシールは家を出て、魔道具師になるこ
とを決意する。
そのマーカス工房で出会った者たちが彼女を不憫がって様々に尽力してくれた結果、魔道具師への道はつながった。
なのに、ルシールは持ちあがった婚約を受け入れた。
なぜ、彼女は魔道具師になることを一旦諦めたのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 12:10:00
11384文字
会話率:35%
フェアクロフ公爵令嬢アレクシアは高位貴族の娘として相応しくあろうとしていた。
なのに、最近婚約者である第二王子はそっけない。
そんな彼にしつこく接近する令嬢がいた。
言い様のない不安を感じ、アレクシアはフェアクロフ公爵家に代々伝わる
魔導書を手に取る。
魔導書に導かれ、アレクシアは意地を張らずに素直に気持ちを伝え、望む未来を手にすることができるだろうか———。
これは決して暴れ牛と、それをいなすマタドールの物語ではない。
「オネエな魔導書」がほかのライバル令嬢を導いたら、というお話です。
導入の説明を大幅に省いていますので、
「オネエな魔導書に導かれ、婚約者とヒロインの裏切り回避を目指していたら、氷の公爵子息に溺愛されました。」
を先に読まれることをお勧めします。
果たして、ほかのライバル令嬢が魔導書を手にしたとき、どんな風になるのか。
お楽しみいただければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-19 19:00:00
14582文字
会話率:47%
『これぞ、復讐劇回避!! 虐待回避令嬢、キタァァァァ!!』
公爵令嬢は父から溺愛されたため、我がままな令嬢に育ちつつあった。
そんな折、両親を一度に失った遠縁の子供がやってくる。
ともに暮らすことになるが、才能の片鱗を見せ始めたこ
とから、公爵は彼を教育することに決めた。
ひとり娘である公爵令嬢は自身の立場が脅かされることを危ぶみ、義弟を追い出そうと虐待する。
そして、逆境にも負けずに成長した義弟に、復讐される。
これは、乙女ゲームの一攻略対象者である義弟とそのルートのライバル令嬢であるふたりの物語である。
いずれ訪れる悲劇を回避するため、魔導書の助言を受けた公爵令嬢は努力する。
実際は、定めから逃れようともがく変わり者令嬢の物語であり、娘を溺愛する公爵と、姪を盲愛する宰相補佐とに認めさせ、愛を勝ち取る義弟の物語でもある。
そして、今度もまた導き手となる魔導書はついに奇跡を起こす。
教え導く少女たちを愛し、彼女たちから愛される、笑いと笑いの物語である。
※全26話です。
※ハッピーエンドです。
※オネエが幅をきかせています。
※「オネエな魔導書に導かれ、婚約者とヒロインの回避を目指していたら、氷の公爵子息に溺愛されました。」の続編となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-27 19:00:00
69137文字
会話率:27%
「また商人を勝手に呼びつけて、ガラクタを買うつもりか? 財務から聞いたが、ここに温室の維持費及び予算の額はなんだ! すでに王妃気取りだったのなら本性を表すのが早かったな。ユティア・メイフィールド公爵令嬢、貴様との婚約を破棄する!」
唐突に
婚約者破棄を言い渡されたユティアは、交渉や商品となる薬草の育成をしていた温室を目の前で破壊されてしまう。
公爵家に戻ることもできず、契約している精霊と友に新天地へ──。
向かったはずが転移魔法の干渉により死の砂漠へ。そこで呪われた神獣種である砂海豹(すなあざらし)と出会い、何もない砂漠で精霊と妖精の力をフル活用してスローライフを開始する。
氷雨そら先生『モフモフヒーロー小説企画』に参加しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 12:10:00
90163文字
会話率:48%
「アリシア・ナイトロード、よくも未来の婚約者となるリリス嬢に酷い仕打ちをしてくれたな。公爵令嬢の立場を悪用しての所業、この場でウィルフリードに変わって婚約破棄を言い渡す!」
「きゃー。スチュワート様ステキ☆」
本人でもない馬鹿王子に言いがか
りを付けられ、その後に起きたリリス嬢毒殺未遂及び場を荒らしたと全ての責任を押し付けられて、アリシアは殺されてしまう。
全ての元凶はリリスだと語られたアリシアは深い絶望と憤怒に染まり、死の間際で吸血鬼女王として覚醒と同時に、自分の前世の記憶を取り戻す。
架橋鈴音(かけはしすずね)だったアリシアは、この世界が、乙女ゲーム《葬礼の乙女と黄昏の夢》で、自分が悪役令嬢かつラスボスのアリシア・ナイトロードに転生していたこと、もろもろ準備していたことを思い出し、復讐を誓った。
吸血鬼女王として覚醒した知識と力で、ゲームで死亡フラグのあるサブキャラ(非攻略キャラ)、中ボス、ラスボスを仲間にして国盗りを開始!
絵画バカの魔王と、モフモフ好きの死神、食いしん坊の冥府の使者、そしてうじうじ系泣き虫な邪神とそうそうたるメンバーなのだが、ゲームとなんだかキャラが違うし、一癖も二癖もある!? リリス、第二王子エルバートを含むざまあされる側の視点あり、大掛かりな復讐劇が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 19:10:00
119109文字
会話率:43%
乙女ゲーム《時の思い出(クロノス・メモリー)》の世界、しかも推しである悪役令嬢ルーシャに転生してしまったクレハ。
「貴方は一度だって私の話に耳を傾けたことがなかった。誤魔化して、逃げて、時より甘い言葉や、贈り物を贈れば満足だと思っていたので
しょう。――どんな時だって、私を選ばなかったくせに」と言って化物になる悪役令嬢ルーシャの未来を変えるため、いちルーシャファンとして、婚約者であり全ての元凶とである第五王子ベルンハルト(放蕩者)に婚約破棄を求めるのだが――?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 08:10:03
15750文字
会話率:46%
ホルスト・エレクトロンは、偉大なる魔術師ヒッグス家の一族である。
ホルストは生まれつき莫大な魔力を持っていた。
それを見込まれ本家の娘であるエリカ・ヒッグスと婚約しお互いにひかれあうようにもなったのだが、成長するにつれて魔法の適正がな
く、魔法が使えないことが判明し、「ウドの大木が」と両親から疎まれるようになる。
おかげで一族連中からも迫害されるようになり、エリカとの婚約まで破棄されてしまう。。
さらに、落ちぶれたにもかかわらずそれでも自分を愛し続けてくれたエリカとこっそり交際していたのがばれ、町を追放されてしまう。
そんなホルストにエリカは家出してまでついてきてくれたのだが、そこは頼るすべを捨てて駆け落ちした身。
二人の幸せな暮らしのためにはお金を稼ぐ必要があった。
そこで二人は手っ取り早く冒険者として稼ぐことにした。
それはそれで稼げたのだが、ホルストはさらなる稼ぎのために、ダンジョンに挑むことになる。
そこで出会ったいまいちな女神にホルストは最強の力を授かった。そこまではよかったのだが、なぜかおまけでそのいまいちな女神まで押し付けられてしまうのであった。
本作につきましては1話につき、2000~5000文字くらいで投稿の予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 12:05:05
1579206文字
会話率:39%
ワタクシの名前はアリスタと申します。こう見えても女神です。
ある日、ワタクシは婚約者のメトロにデートに誘われました。
「大事な話がある」
そう言われていたので、「いよいよプロポーズでしょうか」と、ワタクシはウキウキしながら出かけました
。
しかし、天にも昇る気持ちでいたワタクシを待っていたのは絶望という名の地獄でした。
「僕は真実の愛を見つけた。だから分かれてくれ」
メトロにそんなことを言われ、ワタクシとの婚約は破棄されました。
絶望するワタクシにさらに追い打ちをかけたのは、メトロが婚約破棄した理由でした。
何とメトロが見つけた真実の愛の相手とは、メトロの上司の娘でした。
つまりメトロは出世のためにワタクシを捨てたのでした。
ふふふ、絶対に許さないんだから、覚悟しなさい。
メトロへの怒りに燃えるワタクシは、メトロを地獄へ叩き落してやるべく、メトロへの復讐を誓うのでした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-15 18:05:05
13100文字
会話率:36%
18の誕生日を目前に、公爵令嬢ギルベルタは婚約者である第三王子レオンハルトとの婚約解消の打診を受ける。
ある出来事がきっかけで成長が止まったギルベルタ。
それでもレオンハルトは優しかったが、彼だけ学園に通うようになると会いにくることが少な
くなっていた。
一歳年下の婚約者、レオンハルト。
二歳年下の妹、シャルロッテ。
ふたりの仲の噂も聞いていたギルベルタは、こんな日がくるのではないかと薄々感じていた。
※設定はユルいです
※他サイトにも掲載予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 12:00:00
83835文字
会話率:31%
ダニエル・ブラック伯爵令息は幼少期に訳ありの王女殿下であるローズメリアの婚約者となった。
「ごめんなさい……! でも私、真実の愛を知ってしまったの!!」
そう宣う王女殿下。そして婚約破棄。
それはともかく、すぐに辺境伯家に婿入りすることにな
ってしまったのはどうなんだ……そう思いながらも、馬車に揺られて辺境伯家へ。
結婚相手は『アマゾネス』という噂の令嬢アデレード。
だが自分こそ所詮はモブ的見た目とスペック、という自覚のあるダニエル。見た目などいいから、良識さえあればいい。多分愛せる。
乙女脳王女殿下のお守りに疲弊していたダニエルが望むのは、平穏な日々のみ。辺境伯邸までの長い道中、解放感と心地好い空気に疲れた心を癒していたものの、それはただの現実逃避。結局のところ格上への突然の婿入りである。
自分は良くても相手はどうなのか。婿入り先で虐げられやしないだろうか……と徐々に不安になっていく中、ようやく入った辺境伯領。
案内役として現れたのは物凄いイケメン。
「僕はロマンス小説のヒロインか!?」
それは、ウッカリあらすじでタイトル回収してしまうほど。
襲い掛かる魔獣に、なかなか会えない未来の妻。
次々浴びせられる辺境の洗礼に、か弱い都会っ子のダニエルはどう立ち向かうのか?!
※世界観はユルユルです。
※ラブコメです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 00:00:00
218592文字
会話率:30%
ルディにはとても素敵な婚約者がいる。
婚約者のハンスは幼馴染みで、地元の田舎にいたときも武官となって王都に移ってからもルディに優しくしてくれる。
ルディはハンスの願いで、彼の曾祖母であるミラスロヴァの家で住み込みのメイドとして働くことになっ
た。ハンスと会える頻度が増えて嬉しいし彼はずっと優しいけれど、地元にいた頃と同じようにプラトニックな関係のまま。
恋愛でなくとも関係が近い者との婚姻は田舎あるあるだけに、優しいハンスは自分を捨てられないのでは……とルディは悩んでしまう。
そんな折、ミラスロヴァの元に魔女の客人が現れて……
※世界観はユルユル。
※ラブコメです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 16:27:15
10867文字
会話率:38%
剣術などの武術が盛んなエーデルタルト王国に魔術には優れていたが、武術が不得意な王太子がいた。
武を貴ぶ王は剣もロクに使えない王太子に諦めをつけ、王太子の弟を次期王に指名しようとする。
王は両者を戦わせ、勝った方を次期王にすると宣言した。
そ
して、御前試合は…………弟が勝った。
これにより、王太子であるロイドは王族から貴族に落とされ、辺境の地へ流されることになってしまった。
納得がいかないロイドはその夜、婚約者であるリーシャと共に見張り台から城を眺める。
2人は城を眺めながら敗北と悔しさを堪えながらも涙した……
「腹いせにぼやを起こす魔法をしかけてやったわ」
「奇遇ですね……わたくしもです」
「「ははは…………え?」」
ちょっとした火種も2つもあれば燃え上がり、王都に警鐘が鳴り響く。
ロイドとリーシャは王都を出ると、道中で再開した元同級生のマリアを巻き込んで他国に逃れることにした。
廃嫡王子と悪役令嬢と不幸な田舎令嬢の逃亡劇が始まった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 12:00:00
408708文字
会話率:55%
踏切内で転んで動けない老婆を助けて命を落とした琴子。
目を覚ますと、見知らぬ世界に転生していた。
琴子が転生した少女の名前はユリアンナ・シルベスカ。
それは琴子が生前遊んでいたスマホアプリの恋愛ゲーム『ドキドキ♡イケメンパーティー!』(通
称イケパー)に出てくる悪役令嬢であった。
ユリアンナは第二王子の婚約者の公爵令嬢として登場し、第二王子を始め高位貴族の令息たちに可愛がられるヒロインの男爵令嬢、ミリカ・ローウェンに嫉妬して執拗に嫌がらせをする役どころで、ヒロインがどのルートを選んでも断罪されるという悲しい運命。
その中でも最悪の結末を回避するためユリアンナが考えた作戦は───『ヒロインと協力すること』!
果たして作戦は上手くいき、ユリアンナは幸せを手に入れることができるのか?
※貴族制度、世界観はオリジナル設定でふんわりしています。細かい部分はお目溢しください。
※プロローグ+本編59話+閑話4話+エピローグ。完結まで書き上げ済み。
※長いので1日3話ずつ公開します。
※アルファポリスでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 12:00:00
59692文字
会話率:24%
卒業パーティーが開かれる王立セントワーズ学園の舞踏ホール。
卒業パーティーに限らず公式の社交の場では、婚約者がいる者は婚約者にエスコートをされて入場するのが通例なのにも関わらず、アスティナ・ダストンは今日、一人で入場した。
たった一人きりで
立つアスティナとは対照的に、目線の先には複数の令息に囲まれ幸せそうに談笑する女性、ダリア・ラビットソンが立っている。
ダリアは元々は孤児院育ちで、16歳となり成人してからはリンカーン修道院で生活していたダリアは、ある日突然強い癒しの力に目覚める。
それを知った王室が、ダリアの強い癒しの力を国で保護するためにラビットソン男爵家の養女として、この王立セントワーズ学園に転入させたのがちょうど一年前。
他の貴族令嬢とは違う、市井育ちの天真爛漫で心優しいダリアは瞬く間に学園の男子生徒を虜にした。
そう、今私の目線の先のダリアの隣で穏やかな表情を彼女に向けている───アスティナの婚約者、ラルフォンス・エーベルハイトもその一人だ。
卒業パーティーが進むうち、ダリアを取り囲む令息のうちの一人である第二王子ロベルトが、皆の前でアスティナと自身の婚約者であるジャクリン・タウンゼンを呼びつける。
ロベルトの隣には、腕をべったりと組んで立っているダリア、その隣にはラルフォンスと、宰相の子息、騎士団長の子息、魔法師団長の子息が並ぶ。
そしてロベルトとラルフォンスは、アスティナとジャクリンに向かって、こう宣言する。
「私、ロベルト・ジョースターはジャクリン・タウンゼンと───」
「私、ラルフォンス・エーベルハイトはアスティナ・ダストンと───」
「「婚約を破棄する!!」」
*********
※一話が短編並みに長いですが、続編があるので連載形式にしています。
※一話が長いため不定期連載。恐らく3〜4話で完結予定。
※貴族制度などはオリジナル設定でふんわりしています。細かい部分はお目溢しください。
※一応魔法がある世界線ですが、ファンタジー要素は薄め。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-28 07:00:00
46736文字
会話率:39%
侯爵令嬢のナターシャ・ドナレイルは前世の記憶を持ち、この世界が『ユールタールの華』という乙女ゲームの中で、自分がその作品の悪役令嬢だということを知っている。
このゲームの中のナターシャは、ヒロインがどの攻略対象を選んでも悪役令嬢としてヒロイ
ンの前に立ちはだかる超当て馬役なのだ。
そしてゲームの舞台であるユールタール高等学院では、ナターシャの婚約者である侯爵令息ザイード・アッシャーとヒロインの男爵令嬢リーリア・レンブランは順調に仲を深めている。
ナターシャは断罪される自分の未来を変えるために、婚約者の冷遇を嘲笑される日々に耐え忍んでいる。
そして、ゲームのクライマックスである運命の卒業パーティーが始まるーーー。
***********
全3話。
貴族制度等はふわっと設定です。
毎日18時更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-23 19:00:11
31294文字
会話率:18%
【書籍: 2巻が先日の2月15日発売しましたー!!!】【コミカライズも連載中】
絶世の美女と謳われる妹マリエッタと比較され、『地味姫』と揶揄されて育った公爵家の長女セレンは、婚約者たちが「マリエッタを正妃にすべき」と話しているのを聞いてしま
い、自ら婚約を破棄するために動こうと決意。
『氷の魔術師団長』ヴィオルから借り受けた使い魔の黒猫とともに、円満な婚約破棄を目指します。
◆セレンとヴィオル、双方の視点がでてきます。
◆エブリスタ様にも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 11:58:25
909509文字
会話率:50%
ああ、本当に綺麗だなぁ。
目の前を睦まじい様子で歩く二人を見て、私は眩しいような気持ちで目を眇めた。
私が婚約者兼護衛として子供の頃から傍で守ってきた王子、ロベール様はこのところ一人の少女に夢中になっている。談笑する二人を一歩下がった位置
から見守る私に、ロベール様から無情な決定が報告された。
「ああそうだ、レオニー。お前との婚約が正式に解消される事が決定したぞ」
泣きそう。
なんでそんなに晴れやかな笑顔なの。さすがに内心悲しくなる。そこまであからさまに喜ばなくたっていいじゃない。
*************************
王子の婚約者としての任も護衛の任も突如解かれたレオニー。
傷心で集中力を削がれた彼女は剣術の模擬戦で顔に傷を負う。高身長に婚約破棄、顔に傷。自分の女性としてのマイナススペックに苦笑しつつ騎士として生きていくことを決意する彼女の前に現れたのは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-06 22:53:33
78551文字
会話率:53%
「ごめん。やっぱり僕は、君を愛せない」
私の可愛い婚約者は、今日もまたその言葉を告げてくる。
でもね、先週も先々週も、なんなら毎週聞いてるわ、その言葉。
口から出る言葉は結構辛辣だというのに、言ってる本人の方が泣きそうで、まるで雨に
打たれた子犬みたいに悲しそう。そして可愛い。
*********
300年前の恋愛のイザコザで、魔女に思いっきり呪われて生まれた王子レジャと公爵家令嬢ラウリル。呪いのきっかけとなった前世の記憶を持ったラウリルは、自力で呪いを解くと言い出して……
**********
1000字程度の不定期更新。基本ラウリル視点で、偶に他視点入ります。
以前書きかけていた作品が今ひとつしっくりきていなかったので、思い切ってリメイク中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-19 14:45:49
6795文字
会話率:26%
アシュリー・エルネットはサルバリー王国の王太子であるオースティンの婚約者だった。
オースティンが患っていた病を治したいと思ったことをきっかけに、アシュリーに『聖女』の力がある事が発覚する。
アシュリーは国に尽くし、家族に尽くすも周囲の関係性
は徐々に壊れていく。
アシュリーは自分が〝良い子〟でいたら幸せになれると信じていた。
我慢して、耐えて、文句も言わずにずっと……。
しかし異世界の聖女、ユイナが現れた事で状況は一変する。
尽くしてきた婚約者に捨てられて、王家から用済みだと見放され、家族から罵倒され責められたアシュリーはペイスリーブ王国の王太子、ギルバートに救われる。
『僕が君の願いをすべて叶えよう』
ギルバートの提案でサルバリー王国を壊すことに……。
アシュリーの復讐が今、始まる。
『わたくし、今日から〝悪い子〟になるわ』
*この作品は【みんな大っ嫌い、だから全て壊してあげる〜"良い子"から"悪い子"になった令嬢が国を壊すまで〜】のリメイク版です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 11:46:12
104657文字
会話率:29%
『お父様に認められたい一心でわたくしは…………邪魔者を皆殺しにしたのに』
キャンディスの後ろには死体が積み上がっていた。
ディアガルド帝国、唯一の皇女だったキャンディス・ドル・ディアガルドは幼い頃から愛情に飢えていた。今まで気に入らないもの
をすべて排除していたがキャンディスが十六の時、ルイーズという少女が現れたことですべてが崩れた。
ルイーズはキャンディスがずっと求めていた父の愛情も居場所も婚約者を奪っていく。
キャンディスが嵌められたと気づいた時にはもう牢の中……そこで本当の地獄を知り、『悪の皇女』と呼ばれるようになる。
処刑台の上で告げられたのはルイーズの『邪魔者を排除してくれてありがとう。これで全部、わたしのものよ』という言葉だった。
悲しみと絶望を抱きながらキャンディスは父に首を斬られた……はずだった!?
五歳まで時が戻ったキャンディスは真逆作戦を発案!!!
今度は誰も殺さない『いい皇女』になり、ルイーズが宮殿にやってくる前にはディアガルド帝国を出ようと決意する。
すでに皆に怯えられ嫌われているキャンディスの『いい皇女への道』は前途多難。
次第に嫌われていたはずのキャンディスは皇帝に溺愛されはじめて……?
目指すは誰も殺さない、いい皇女様!?
無意識に愛されながら周囲を巻き込み未来を変える溺愛ファンタジーです☆
アルファポリス、カクヨム、ベリーズカフェにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-01 18:00:00
111837文字
会話率:28%
「ずっと病気で何もできなかったわたしに、婚約者をちょうだい?これくらいいいでしょう?」
「すまないな、コレット。俺はリリアーヌと結婚する」
今日、コレット・ミリアクトは病弱な妹リリアーヌに婚約者も伯爵家を継ぐ立場も奪われた。
「お前はこれか
ら二人を支える影となればいい!そうすれば今までのことを全て水に流してやる」
「それがいいわ!リリアーヌ一人では体調に不安があるもの」
両親の言葉にいつもは何も言わないコレットだったが、家から出ていく覚悟を決める。
(こんなところで心を殺して生きるくらいなら、外で野垂れ死んだほうがマシよ)
「……さようなら」
ついに伯爵家を飛び出したコレットは、体力の限界を迎えて倒れてしまう。
しかし一人の見知らぬ青年がコレットを救う。
「コレット、僕と結婚してください」
青年の正体とは──。
そしてミリアクト伯爵家とリリアーヌはコレットがいなくなったのと同時に崩れ落ちていく。
これは病弱と嘘をついていた妹に何もかも奪われた令嬢が幸せになるまでの物語。
(アルファポリス、ベリーズカフェ、エブリスタ掲載中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-24 17:26:44
119551文字
会話率:31%
叔母さんの元婚約者と一緒に暮らす事になった。
(細かい描写はありませんが、性に関する表現があるのでR15にしています。)
最終更新:2024-04-28 11:40:00
27035文字
会話率:78%
私の婚約者であるエドリック様は私の妹と浮気をし、ついには妊娠させたらしい。そして、二人の仲を引き裂いた悪女として責められたのはーー私だった。
それに耐えきれなくなった私は自殺したのだが、目が覚めた時には、妹とエドリック様が浮気する前に戻
っていた。私以外の人も、ループ前の記憶はそのままだった。
それから人が変わったようにエドリック様や家族は私に尽くすが、もう心を惑わされたりしない。貴方達がそうしたように、私も顧みたりなんかしない。好きな人と生きていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 11:33:50
14019文字
会話率:39%
この話は「方向性の違いを理由に婚約解消を言い渡されました」の連載版です。1,2話までは短編と同じ内容となっています。
〈あらすじ〉前世、乙女ゲームをしていたシェリアローズは大好きな婚約者であるエヴァン殿下に婚約解消を言い渡される。これは
そんなシェリアローズによる奮闘記。
(ここから短編後のあらすじ)想いが通じ合った二人。だがそこで乙女ゲームのヒロインやら攻略対象が現れる。ヒロインはシェリアローズに虐められたと騒ぐし攻略対象は乙女ゲームとは違いシェリアローズに執着する。
「あれ、なんで悪役令嬢が幸せそうなの?」「シェリアローズ、君と結ばれるのは俺だ」「わたくしがエヴァン殿下に好きと言わなければ、殿下はわたくしを好きになってくれなかったのかな」
そんな世界でシェリアローズがラブラブハッピーエンドを目指すお話。
婚約者に尽くす主人公×駄犬だけど心は強い婚約者
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 19:00:08
36560文字
会話率:46%
セリーネは、婚約者に婚約解消された。曰く、真実の愛を見つけたからと。
それからの元婚約者達の転落と、セリーネの幸せの話。
最終更新:2024-02-28 17:25:15
3733文字
会話率:45%
都立高校に通う山田椿は高校二年生。クラスでも存在感0の喪女。
そんな彼女が校舎の片隅の階段で昼休みにぼっち飯を終えてライトノベルを読んでいた時、ふざけた合っていた男子生徒達の放ったサッカーボールが顔面に当たり階段から落下してしまう。
気が付
いたらさっきまで読んでいたラノベの世界に入り込んでいた!しかも役どころは断罪決定の悪役令嬢のオフィーリア!完全無欠の喪女の椿にはハードルが高すぎる!
自分が死んで転生してしまったと信じた椿は無駄に断罪回避に走らず、このまま断罪される道を選ぶのだが・・・。
自分を断罪するはずの婚約者のセオドア様に声を掛けられた。
「あんた、山田じゃね?」
なんと、どういうわけかセオドア様の中にクラスメイトの柳君が憑依していた!
驚くだけじゃ済まない。柳君は完全たる陽キャ!陰キャ喪女の椿には彼を相手にするのもハードルが高い。
とは言っても、この世界の事情を全く知らない柳君は椿しか頼る人はおらず。
結局二人は常に一緒にいることに。断罪はどこへ?
アルファポリス様、カクヨム様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 11:22:27
114671文字
会話率:44%
伯爵令嬢のローゼは大好きな婚約者アーサー・レイモンド侯爵令息との結婚式を今か今かと待ち望んでいた。
しかし、結婚式の僅か10日前、その大好きなアーサーから「私から愛されたいという思いがあったら捨ててくれ。それに応えることは出来ない」と告げら
れる。
ローゼはその言葉にショックを受け、熱を出し寝込んでしまう。数日間うなされ続け、やっと目を覚ました。前世の記憶と共に・・・。
愛されることは無いと分かっていても、覆すことが出来ないのが貴族間の政略結婚。日本で生きたアラサー女子の「私」が八割心を占めているローゼが、この政略結婚に臨むことになる。
いくら政略結婚といえども、親に孫を見せてあげて親孝行をしたいという願いを持つローゼは、何とかアーサーに振り向いてもらおうと奮闘するが、鉄壁のアーサーには敵わず。それどころか益々嫌われる始末。
一体私の何が気に入らないんだか。そこまで嫌わなくてもいいんじゃないんですかね!いい加減腹立つわっ!
カクヨム様、アルファポリス様にも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-12 22:12:47
120586文字
会話率:40%
伯爵令嬢のクラウディアは転生者だった。
転生した世界は前世で読み漁っていたライトノベルの一つ。そして自分は婚約者とヒロインの仲を引き裂こうする悪役令嬢だと気が付く。
婚約者で公爵令息のカイルが大好きなクラウディア。彼に隠しごとなどできない彼
女は早々にすべて丸っと告白してしまう。
「将来現れるヒロインと恋に落ちて『君と婚約破棄する!』って言われて断罪されちゃうんです~!」って。
そんなことを聞いて困惑するカイルだが、実は彼は彼で密かに婚約を白紙にしようとを考えていて・・・。
でもそれはすべて愛するクラウディアの為。
さあ、どうしよう?
愛しいクラウディアを守りながらも婚約解消をするにはどう動くのが正解か?
敢えてヒロインと恋に落ちようか?
いやいや、そうすると、彼女が「悪役令嬢」とやらになってしまうらしいし・・・。
お互いを想い過ぎてすれ違ってしまう、と思いきや・・・?!
暴走気味のポンコツ悪役令嬢とちょっぴり腹黒い主人公のお話です。
アルファポリス様、カクヨム様にも掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-20 19:39:32
140642文字
会話率:39%
あらすじ(仮)
もう一度思い出してくれたなら、君に伝えたい事があるんだ。
登場人物
・メリベル・アークトュラス 17歳、アークトゥラス侯爵の一人娘。ジャスパーの婚約者。
・ジャスパー・オリオン 17歳、第一王子。メリベルの婚約者。
・イー
ライ 36歳、学園の用務員
クレイシー・クレリック 17歳、クレリック侯爵の一人娘。
・アビゲイル・ブルーマー 17歳、ブルーマー子爵家の娘でリーヴァイの妹。
・リーヴァイ・ブルーマー 18歳、ブルーマー子爵家の嫡男。アビゲイルの兄でジャスパーの友人兼側近。
・アイザック・スチュアート 17歳、スチュアート侯爵の嫡男でジャスパーの友人兼側近。
・ノア・ワード 18歳、ワード騎士団長の息子で、ジャスパーの従騎士。
・シア・ガイザー 17歳、ガイザー男爵の次女でメリベルの友人。
・オリオン国王、オフィーリア王妃 ジャスパーの両親。
・アークトゥラス侯爵 40歳、宰相。メリベル13歳の時に妻を亡くす。
・学園長
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 11:00:00
39448文字
会話率:61%
義弟の恋路を守る為なら、偽装結婚も厭いませんッ!
登場人物
・ローゼ・ヒルシュ 19歳、ヒルシュ伯爵家の養女
・ユストゥス・フォン・アウセンザイター 32歳、アウセンザイター侯爵家当主、騎士
・ブリッツ・ヒルシュ 16歳、ヒルシュ家の
嫡男
・アレス・リッター 23歳、騎士
・リーリエ 28歳、ドライヴァルト侯爵夫人、ユストゥスの元婚約者
・ヴィント・フォン・パイン 26歳、騎士、ユストゥスの部下であり友人折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-24 02:45:26
16662文字
会話率:64%
「私が留学している間に、他の男の子供を産んでいたのか?」
レティシアの妹ミランダは未婚で子供を産み、姿を消してしまう。レティシアは残された赤子を育てる決意をするが、その為には最愛の婚約者の手を離さなくてはならなかった。
レティシア・サ
ンチェス 伯爵家長女
ミランダ・サンチェス 伯爵家次女
エミリー・サンチェス ミランダの娘
ユリウス・ド・フランドル 侯爵家嫡男、レティシアの婚約者。王太子の側近
アラン・シュヴァリエ・ベフトォン 王太子
モリス・シュルツ 男爵家次男。レティシアの友人
イヴ・モンフォール 子爵家嫡男。文官、王太子の側近、ユリウスの友人
ヴィクトル・バーナード 伯爵家次男。騎士、ユリウスの友人
※アンリ・ブンサン 後日公開致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-28 21:20:50
56491文字
会話率:61%
「呪いにかかった司祭など役に立たん。出て行け!」
第六魔王討伐時に呪いを受けた光の司祭セロは、勇者バーバルからパーティーに相応しくないとして追放された。
いずれは賢者と目されていたセロだったが、呪いの持つ反転の効果で、光から闇へ、また賢
者から愚者へと変じつつあった。そんな折に、セロの婚約者である聖女クリーンは、かつて大陸に災厄をもたらした魔王こそ愚者ロキだったとして、セロを魔王認定してしまう。
結果、追放の上に婚約破棄の挙句、姥捨て山といわれる魔族の領地に強制転送されたセロは、そこで第六魔王の娘ルーシーと出会う。親の仇にもかかわらず、ルーシーから、抗い続けて戦うことを教えられたセロは――とりあえず、壊れた魔王城のリフォームと、トマト畑の世話をすることを誓ったのだった。
もちろん、セロは知らなかった。そんなまったりした生活が、いずれは勇者や他の魔王を打ち倒して、世界に覇を唱えることになるなど……
※トマト畑を育てるようなスローライフが始まるのはしばらくしてからです。それまでは、追放、婚約破棄から最初の敵撃破、そして勇者サイドといったふうにシリアスかつ「燃え」な展開が続きます。
※ステータスオープンや数値化はありませんが、便宜上、ステータス、スキル、アビリティといった術語は出てきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 11:00:00
1379302文字
会話率:40%
ルティーナ・クワイエットはクワイエット公爵家の長女である。
サラデイン皇国は精霊の加護を受けた国。多かれ少なかれ皆、精霊の加護を持っている。
クワイエット公爵家は古くから闇の大精霊ヴァレリーの加護を受けており、ルティーナの傍には生まれたとき
から加護精霊ウリちゃん(黒マメシバの姿)が付き従っているぐらいに、その加護は強大なものだ。
闇の大精霊とは魅了の力を持つ。
ルティーナは幼い頃は無自覚に周囲を魅了し、浄化によって魅了がとけた友人たちから蛇蝎のごとく嫌われることを繰り返してきた。
そのため、すっかり人間不信い陥り、陰の者として部屋に閉じこもってきた。
強い闇の大精霊の加護を持つ――ということで王太子殿下であるカイネ・サラデインの婚約者に選ばれた十五歳の時、ルティーナは夢を見る。
これから入学するサラデイン貴族学園で、は、ルティーナとは真逆の可愛く明るく人気者である子爵令嬢ステラ・エルナンに心を奪われる。
嫉妬に身を焦がしたルティーナは、魅了の魔法をカイネに使用しようとして失敗し、その罪を断罪されて投獄されて、ルティーナの持つ力は危険だという理由で処刑をされる。
そんな未来はおそろしいのでできることなら穏便に、婚約破棄に辿り着きたい。
というかそもそも、カイネが明るすぎて眩しすぎて、光属性の加護が強すぎて、逃げ出したいんですけれど……!
そう――カイネはルティーナの幼馴染だった。
昔から、しょっちゅう家に乗り込んできては、遊びに誘ってくるのだ。
あぁ、今日もカイネの声がする。
「ルティ、ここをあけてくれ。雪を降らせたから、雪合戦をしよう!」
「こごえてしまいます……!」
「海に行こうか、ルティ」
「とけてしまいます……!」
粛々と婚約破棄を受け入れますから、どうか構わないでくれませんか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 10:44:20
86398文字
会話率:30%
公爵令嬢シャロンは、王太子オリバーの婚約者に選ばれてから、厳しい王妃教育に耐えていた。
だが、十六歳になり貴族学園に入学すると、オリバーはすでに子爵令嬢エミリアと浮気をしていた。
そしてある冬のこと。オリバーに「私の為に消えろ」というよ
うな意味のことを告げられる。
全てを諦めたシャロンは、精霊の湖と呼ばれている学園の裏庭にある湖に飛び込んだ。
気づくと、見知らぬ場所に寝かされていた。
そこにはかつて、病弱で体の小さかった辺境伯家の息子アダムがいた。
すっかり立派になったアダムは「あれから三年、君は目覚めなかった」と言った――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 14:59:13
12038文字
会話率:16%
伯爵令嬢リーシャは結婚式を直前に控えたある日、婚約者である公爵家長男のクリストファーが、リーシャの友人のシルキーと浮気をしている場面に遭遇してしまう。
その場で浮気を糾弾したリーシャは、クリストファーから婚約の解消を告げられる。
悲しみにく
れてやけになって酒場に駆け込んだリーシャは、男たちに絡まれてしまう。
酒場にいた仮面をつけた男性──黒騎士ゼスと呼ばれている有名な冒険者にリーシャは助けられる。
それからしばらくして、誰とも結婚しないで士官先を探そうと奔走していたリーシャの元に、王家から手紙が届く。
それは、王太子殿下の侍女にならないかという誘いの手紙だった。
城に出向いたリーシャを出迎えてくれたのは、黒騎士ゼス。
黒騎士ゼスの正体は、王太子ゼフィロスであり、彼は言う。
一年前に街で見かけた時から、リーシャのことが好きだったのだと。
もう誰も好きにならないと決めたリーシャにゼフィロスは持ちかける。
「婚約者のふりをしてみないか。もしリーシャが一年以内に俺を好きにならなければ、諦める」と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-09 15:51:36
235951文字
会話率:36%
「これって、ゲームのオープニングを潰したことになるのかな」
三ヶ月前まで魔術師としてギルドで活躍していた伯爵令嬢レベッカは、初めて参加した夜会で王宮に現れた赤竜を倒し、ここが前世で遊んだゲームの世界だと知る。
赤竜襲撃はゲームの始まりに起き
るイベントで、ここで倒してしまったらプレイヤーが現れないのだ。
竜退治がきっかけで、第二王子の婚約者となったレベッカは、次々と起きる事件に魔術師として王子ルーカスと共に立ち向かう。
そんなレベッカは、実はルーカスの初恋の相手で……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 10:32:33
38975文字
会話率:47%
聖獣が護る国、マイスナー王国の侯爵令嬢カタリーナは見目麗しく、品行方正。
第二王子の婚約者として誰からも憧れられる存在だ。
けれど実は薬草作りが趣味の活発的な性格で妃にはなりたくないと思っており、婚約者とも他人行儀な関係が続いていた。
そん
なカタリーナの前に、ある日一頭の魔狼が現れたことで変化が起きていく。
やがてカタリーナ達は聖獣たちの秘密と彼ら、そして王国の危機を知ることとなる。
※アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-17 20:19:16
82087文字
会話率:47%
ここが前世で読んだ漫画の世界だと気づいた侯爵令嬢ブレンダ。
漫画では第二王子の婚約者としてヒロインに立ち塞がりその邪魔をする悪役となるブレンダは、漫画のように破滅する運命を回避しようと王子の婚約者となることを拒否し、家出した先で孤児院の子供
達と出会いシスターになりたいと思うようになった。
ある時ブレンダは漫画では「氷の王子」と呼ばれていた王太子と知り合い、交流するようになる。冷酷だとされている王太子クリストフは何故かブレンダには好意的に接してくるのだ。
さらに漫画では嫌われていた、婚約者となるはずだった第二王子レアンドロがブレンダに好意を示してきて……?
※1日複数回更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-11 16:22:00
126750文字
会話率:55%
侯爵家令嬢アデラの幼い頃からの婚約者であるレナードは、いつしか義妹ばかり優先するようになっていた。まだ家族になったばかりなのだから、時間が必要なのだろう。アデラはそう思って、婚約者同士のお茶会に義妹が乱入してきても、デートの約束を一方的にキ
ャンセルされても、静かに見守っていた。
けれどある日、アデラはふたりの会話を聞いてしまう。それはアデラを蔑ろにし、ふたりで愛し合っているかのような内容の、酷いものだった。
そんなに義妹が好きなら、彼女と結婚すればいい。
そう思ったアデラは、彼らを後押しするために動き出した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 10:00:00
145120文字
会話率:23%
タイトル通りのお話です。
アルファポリスで連載していた短編「婚約者が浮気相手と駆け落ちしたそうです。戻りたいようですが、今更無理ですよ?」(現在非公開)を長編用に改稿しました。
最終更新:2024-04-05 12:00:00
363223文字
会話率:30%
婚約者は、傍らに美しい恋人を抱きながら、婚約を破棄すると告げた。
そのショックで前世の記憶を思い出したクロエは、すべてを捨てて自由に生きようと思い立つ。
そんなクロエの相棒は、騒動に便乗して近衛騎士を辞めてきたエーリヒ。
ふたりはすべての
しがらみを捨てて、自由に生きるために旅立った。
婚約破棄シリーズ。
こちらは軽いノリのゆるい婚約破棄ものです。ざまぁ要素あり。
ちょっとシリアスな設定をお好みの方は、ヒロインの成長をテーマにしたこちらをよろしくお願いします。
「婚約破棄した相手が毎日謝罪に来ますが、復縁なんて絶対にありえません」
https://ncode.syosetu.com/n9508gl/
※似たような設定で書いています。
※アルファポリスにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 10:00:00
123828文字
会話率:30%
破天荒な兄のダニエルと、頭に花を咲かせた呑気な両親と共に、トルイユ子爵家で暮らすエメリーヌ。彼女には、会えば喧嘩を繰り返す、犬猿の仲の幼馴染がいる。
それは、ラングラン公爵家の嫡男であるレオナールだ。
ヴァロン王国の高位貴族の嫡男は、す
でに既婚者か婚約者持ち。
そんな中で、秀でた見た目と穏やかな性格のレオナールには、決まったパートナーはおらず、最後の優良物件と呼ばれていた。
そんなレオナールが、新聞で婚約を発表。だが婚約者の名前については、伏せたままで、お相手の公表は、公爵家主催のパーティーで行うとのこと。
その新聞記事を読んだ直後、なぜかエメリーヌの元にレオナールからドレスが届く──。
それは、エメリーヌを目の前にしては、素直になれないレオナールが、一世一代の大勝負に出たからである。
だが、エメリーヌはレオナールからの婚約を真に受けず、全く取り合ってはくれない。
そんなエメリーヌの態度に業を煮やしたレオナールが、【婚約者のふり】を頼んだ。
一度は婚約者のふりを承諾したのだが、その期間が……五年。
そんなのは絶対に無理だと思うエメリーヌが、なんとか婚約者のふりから逃れようと攻防する。
そんな彼女は、婚約発表のパーティーの帰りにアクシデントに遭遇してしまい、しばらく意識が戻らない。
そうして目覚めたエメリーヌの横には、なぜか犬猿の幼馴染がいて──。
婚約者のふりから逃げようとしたエメリーヌが、記憶喪失のふりを思いつくと、レオナールの様子が一変──。
なんとしても結婚から逃げたい子爵令嬢と、なんとしても結婚したい公爵令息の、騙し合いからの溺愛ストーリー開幕!
※他サイトにも投稿中です。
※本業と商業作品に関する作業、作品の投稿を優先させるため、感想への返信は、当面お休みいたします。ご理解のほどよろしくお願いします。
ですが、いただいた感想は大切に読みますので、読者様のお声を届けてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 08:42:06
94851文字
会話率:39%
破天荒な兄のダニエルと、頭に花を咲かせた呑気な両親と共に、トルイユ子爵家で暮らすエメリーヌ。彼女には、会えば喧嘩を繰り返す、犬猿の仲の幼馴染がいる。
それは、ラングラン公爵家の嫡男であるレオナールだ。
ヴァロン王国の高位貴族の嫡男は、す
でに既婚者か婚約者持ち。
そんな中で、秀でた見た目と穏やかな性格のレオナールには、決まったパートナーはおらず、最後の優良物件と呼ばれていた。
そんなレオナールが、新聞で婚約を発表。だが婚約者の名前については、伏せたままで、お相手の公表は、公爵家主催のパーティーで行うとのこと。
その新聞記事を読んだ直後、なぜかエメリーヌの元にレオナールからドレスが届く──。
それは、エメリーヌを目の前にしては、素直になれないレオナールが、一世一代の大勝負に出たからである。
だが、エメリーヌはレオナールからの婚約を真に受けず、全く取り合ってはくれない。
そんなエメリーヌの態度に業を煮やしたレオナールが、【婚約者のふり】を頼んだ。
一度は婚約者のふりを承諾したのだが、その期間が……五年。
そんなのは絶対に無理だと思うエメリーヌが、なんとか婚約者のふりから逃れようと攻防する──。
※小説家になろう様には、すでに【長編版】を投稿中です。
※他サイトにも投稿しております。
■長編タイトル
◤私にだけ冷たい 最後の優良物件 から、〖婚約者のふり〗を頼まれただけなのに、離してくれないので【記憶喪失のふり】をしたら、別人に変貌した公爵令息から 溺愛されてます。◢
■長編のあらすじ
なんとしても結婚から逃げたい子爵令嬢と、なんとしても結婚したい公爵令息の、騙し合いからの溺愛ストーリー!
■長編のURL
https://ncode.syosetu.com/n4617iu/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 12:33:52
27219文字
会話率:44%
膨大な魔力と光魔法の加護を持つルダイラ王国の公爵家令嬢ジュディット。彼女には、婚約者であるフィリベールと妹のリナがいる。
妹のリナが王太子と父親を唆し、ジュディットは王太子から婚約破棄を告げられた。
この国の王太子の婚約は、陛下がまと
めた縁談である。
ジュディットをそのまま捨てるだけでは都合が悪い。そこで、王族だけに受け継がれる闇魔法でジュディットの記憶と魔力を封印し、捨てることを思いつく――。
山道に捨てられ、自分に関する記憶も、魔力も、お金も、荷物も持たない、「ないない尽くしのジュディット」が出会ったのは、ワケありな事情を抱えるアンドレだ。
互いに本当の名前を知らないジュディとアンドレ。双方の素性に気づかない二人の不器用な関係。
そんな二人の元へ、ジュディットの功績に気づき、焦る王太子がジュディットを連れ戻そうと押しかけて――。
叶わない恋と諦めていたジュディの正体に気づいたアンドレは――。
「王太子殿下との婚約が白紙になって目の前に現れたんですから……縛り付けてでも僕のものにして逃がしませんよ」
嫉妬心剥き出しの、逆シンデレラストーリー開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 09:54:14
238852文字
会話率:41%
二人の女神に祝福されしクルシウス大陸。その北部には魔族と呼ばれる者達の国、アルカンディア帝国がある。
長きに渡りその帝国の一角を支えて来た獣王将軍ガデラインの長女であるペルディータは魔力があっても魔法自体はからっきし。しかしその代わりに物を
自由に動かす不思議な力を持っているのだが、何故か父親からはその力を極力使わない様にと常々注意を受けていた。割と便利なのでうっかり使ってしまう事がしばしばあり、今では父親どころか専属メイドにまで怒らる始末である。
そんな彼女の夢は立ち遅れてる自国のファーマシスト(薬師)に憧れ独学で専門書や薬草を集めて勉強をしていたが、文武両道を旨とする父の教育方針で日課としてやっている剣術や多様な座学の合間にするしかなかった。
悶々と日々を過ごす十五歳のある日、嘗ての敵でもあった人族の国、マージナル王国の王立学園へ皇女殿下の名代として留学する事を打診され、国外への憧れも相まって魔族の者として初めて学園へ行く事になるのだが……。
そこで出会う聖女のルームメイトやその婚約者の王子、そしてやたらと気に掛けてくれる見覚えのある青年との学園生活が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 08:36:29
210572文字
会話率:57%