長きに渡る世界大戦が終結し、環境が汚染された未来の地球。
戦火を辛くも生き抜いた人々は、戦争責任が「国家」という社会形態にあると断じ、同じ間違いを繰り返さないために国家を解体し、より小さなコミュニティの、しかし巨大な造形の「都市」を世界各地
に建造し、新たな生活を送り始めた。
だが、過酷な環境を生き抜くためか、戦時に発展したサイバネ技術を放棄するまでにはいかず、歴史の影で暗躍してきた呪術士たちの血も、途絶えてはいなかった。
巨大都市の一つである《プロメテウス》は、最先端のサイバネ技術と、太古より歴史の陰で編まれてきた呪術が共存するバベル型積層都市である。最上層・上層・中層・下層の4つの居住区域から成る格差社会都市。金があれば、誰もが機械の力を手にし、金がなくとも、気軽に他人を「呪える」都市。そんな風潮ゆえに、プロメテウスは複雑怪奇な事情を抱える人々でごった返していた。
人間になりたいアンドロイド。人の心を捨てたい機械混じりの青年。絶滅を免れた女吸血鬼。奇跡を叶えると豪語する異能の少女。都市の悪徳に苛まれて精神を病んだ元刑事。
幸せになりたい。誰もがそれだけを願い、しかし都市の暗黒に呑み込まれていく。
これは、閉ざされた、しかし限りなく広大な異形の箱庭世界で生きる、人と機械と怪物の物語。サイバーパンクとオカルトの融合を図ったSF群像小説。
※本作品は、1st Story、2nd Story、3rd Storyの全三部から構成される連作長編小説です。
※ただいま2nd Storyを書き進めています。投稿は不定期ですが、できる限り間を開けないように頑張っていきますので、どうかよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 20:03:08
826965文字
会話率:36%
舞台は平和な現代日本。
戦闘力チートなのにバトル展開一切無し(!?)
全霊を賭して覇道を征く――最強のイチャイチャ主従ラブコメディ!
※2021/2/9 イメージイラストを追加いたしました! イラストレーター様はなんと……あの、m
aruma(まるま)先生です! 是非一度ご覧になってくださいね!
<あらすじ>
「そのまま朽ちるならあなたの命、私に捧げなさい」
「……この俺を下僕にしようだと? なめるなよ小娘」
「なんでー!?」
血に濡れた夜(猫を庇っただけ)
鬼の力を身に宿す主人公・酒上刃(さかがみ じん)はちょっとした勘違いから、イギリスからやってきた美少女吸血鬼・リゼット(15)の眷属となってしまう。
殺戮兵器として創造された過去を持つ彼へ新たに課せられた使命は、敵の打倒や殲滅……ではなく!
生活能力皆無なお嬢様のお世話だった!
「私の兄さんはぜーったい渡しませんから!」
そこへ対抗心に燃える刃の妹・刀花(とうか)も加わり、三人の甘くて賑やかな日常が幕を開けていく。
「我が次なる戦場は――お皿洗いだ。報酬は期待していいのか、我が愛しのマスター」
「め、目を……瞑りなさいっ?」
――異常な者でも、普通に可愛く恋をする。
だいたい三日毎に更新予定です。カクヨムにも掲載しています。
「俺のマスターは吸血姫~無双の戦鬼はお世話する~」からタイトル変更しました。お騒がせしております。
ジャンル別日間ランキング54位、週間ランキング96位、そして累計15万PV突破、感謝感謝です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 20:25:16
2906315文字
会話率:52%
──彼女は誰にも渡さない。
物心つく以前よりルージュという名の女吸血鬼に囲われていた少女は、魔物を専門とする狩人の女性ペリドットに保護され、カッライスと名付けられた。
ペリドットのもとで人間らしく生きる術を学ぶことになったカッライス
は、同じくペリドットに保護されていた人狼の少女アンバーと絆を結んでいく。
アンバーと共に成長する中で、魔物と人間の種の違いを学びつつも、カッライスは魔物に対抗する術を身に着けていく。
やがて成長し、対魔物用武器の所有資格を持つ狩人となったカッライスは、自分の育ての母でもある吸血鬼のルージュをひたすら追いかけ始めた。
彼女の命が他の狩人たちに奪われないために。
※毎週金曜日に更新予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 17:00:00
204272文字
会話率:26%
各地で暴れては人々を恐怖に陥れる女吸血鬼ルージュ。吸血鬼を専門とする狩人となったカッライスは、何故か付き添おうとする姉弟子アンバーと共に彼女を追い求めていた。
ルージュが現れた殺害現場には必ず口紅でチェックマークが描かれている。それは、
カッライスにとって覚えのあるメッセージでもあった。ルージュが隠れているはずの町で、カッライスはさっそくその命を狙うために動き始める。だが、ルージュの方もまた、かつて取り逃してしまったカッライスを追い求め、誘き出そうとしていた。
※pixivに投稿している『愛しき獲物』を加筆・修正したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-04 18:07:43
19753文字
会話率:22%
無駄に長く生きた。そう自覚するルージュという名の女吸血鬼には、生きる楽しみを思い出させてくれる愛しい獲物が存在した。
ベイビーと呼んで大切に育て、美味しく頂くつもりであったその獲物は、しかし不運にも自身を討伐しに来た野蛮な狩人たちに盗ま
れてしまった。カッライスという名を与えられたその獲物は、ルージュが指を咥えている間に美しい女へと成長し、あろうことか狩人となって自分を探している。
そんな楽しくて腹が立つ毎日を過ごしながら、ルージュは狩人として危なっかしく働くカッライスを影ながら見守っていた。美味しくいただく未来のために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-27 18:39:45
5895文字
会話率:26%
ごく普通の男子高校生(自称)が死んで目覚めたら、そこは森だった
ついでに、美少女吸血鬼になっていた
いや、こっちの方が重要じゃね?
そうこうしていたら、チートを持っていたり狼に襲われたり……
ま、生きてるしいっか(思考放棄)
折角異世界転
生したんだからたのしもうぜ
あれ、転生って死んでない?
気にしたら負けだ負け
何に?
知るか!
そんなかんじの主人公が、良く言えば自由、実際には好き勝手するお話
なお、あらすじはテキトーです
まだまだ未熟ですが温かい目で見守ってやってください
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 08:00:00
984334文字
会話率:23%
突然の異世界クラス転移から始まる。一瞬何者かの声がしたと思ったら次の瞬間にはそれぞれが何らかの所有物を持ち幾人かは姿も変わった状態で見知らぬ無人島に散らばっていた。なんとか数日で合流するものの方向性の違いで分裂、いくつかのグループに別れるこ
とになった。そのうちの一つ、主人公ルミナがリーダーを務めることになった殆ど亜人しかいないグループはメンバーの一人であるリアムの所有物”軍隊”の一つを使いルミナの所有物である”天空城”へ移動し組織を設立することに。ファンタジー世界との交流やSF星間国家との交流、大きな立場になってしまった組織や主人公達、他国やその他様々な勢力との交流や戦争・戦闘、自由に生きたいのにどんどん舞い込んでくる仕事、果たして主人公達はいつ頃完全に落ち着けるのか。
始めの方は1惑星のファンタジー世界ですが途中から何星系も出てくるSF世界になります。ファンタジー要素がなくなるわけじゃありませんが。
このお話はフィクションです。現実のものとの関係は一切ありません。ご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-27 10:24:42
76970文字
会話率:55%
始まりと創造主
______________________________
“それ”は急に現れた。
いつもの朝の教室の中で現れた。
“それ”は光った。
逃げる間も無く光の中に引き摺り込まれた。
落ちていく感覚がある。
ああ、これからどう
なるのだろうか。
異世界転移でもするのだろうか。
そんな予感がする。
だとしたら自分は生き残れるだろうか。
いや、生き残ってみせる。
でも、ゆったりとした生活もいいかもな。
…
なんだろう。
音が違う。
匂いが違う。
空気が違う。
自分は今、何処にいるのだろうか。
次に光が消えた時。
知らない森にいた。
誰も見えない。
みんな転移したはずなのに。
あれ、身体がおかしい。
これが始まり。
新たな物語の始まり。
どのくらい続くのかもわからない。
長い長いお話の始まり。
どう進むかも創造主次第。
いつ終わるかも創造主次第。
これはそんな物語。
全てを把握できるのは創造主のみ。
皆様末永くお供下さい。
by 創造主【Haku】
______________________________
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-14 06:00:00
58801文字
会話率:79%
これは後に、稀世のストーリーテラーと呼ばれる作家『棠月 琉樹亜(トウヅキ ルキア)』と、その担当編集者『希林 怜(キバヤシ レイ)』、この二人とその周囲の人たちが引き起こすドタバタラブコメディ……ではなく、何てことのない日常生活(時々非日
常)の物語である――……。
美少女吸血鬼作家と鉄壁の理性を持った仕事人間担当編集者のボーイミーツヴァンパイアガール、開幕ーー……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 19:35:17
42716文字
会話率:46%
RPGが好きな高校生(梁川 健斗)が
この夏、VRを超えたリアリティを体験できるゲームを友人から一緒にしないかと誘われ
その誘いに乗りゲームを始めることに
このゲームは性別以外のすべてのパーツを自由に決めることができるが
ゲームを初めると銀
色の髪の女吸血鬼に!?
チュートリアルが終わると同時に突然頭に「ゲームと現実がリンクする」と響いた
なんのことかと思ったが、どんどん音が大きくなったため
気分が悪くなり、すぐにログアウトし、寝ることに
姉の叫び声で目が覚めると目の前で姉が魔法使いのようなコスプレをして
尻もちついてる姿が見えた
なんでそんな姿でこんなに驚いてるか自分の姿を見てみると
輝いて見える銀色の髪
ぶかぶかなパジャマ
なくなっている息子
洗面所に走り鏡を見ると、、、自分の姿がゲームと同じ姿になっていた
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 07:00:00
169932文字
会話率:31%
「お帰りリク! 待ってたぞ、血を吸わせろ!」
会社員の十文字陸は、美少女吸血鬼リイアと同居していた。
リイアにとって陸の血は美味しく、彼女の吸血は陸に健康をもたらす。
理想的な共生関係といえた。
ある日、陸は『蚊が腕から血を吸っている時
に力を入れると、針が抜けなくなるらしい』というエピソードを知る。
これに興味を持った陸は、リイアで試してみようとするが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-20 16:35:35
4814文字
会話率:34%
【まったり更新】VRMMORPG《エレビオニア・オンライン》のサービス終了に立ち会った美少女吸血鬼シエラとその友人たちは、自身の姿や能力そのままに突如別の世界に転移してしまう。元の世界に帰る方法を必死に探し――たりはせず、のんびり日々楽しく
生きていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-07 22:39:50
283582文字
会話率:43%
VRMMOでネカマをするのが趣味の大学生が新作をプレイしようとしていたが気付けば見知らぬ場所に。それを新作のキャラメイクと勘違いした彼は目の前のハゲたおっさんから転生設定のタブレットを強奪して好き勝手に設定してしまう。「ぼくのかんがえたさい
きょうのきゅうけつき」を作成した彼は、詳しい説明も聞かず勝手に転生をしてしまう。こうして勘違いしたまま女吸血鬼フィーネ・アルジェンタータとして転生を果たし、無双するべく活動を開始するが、あまりに滅茶苦茶な設定をしたせいで誰からも吸血鬼だと信じてもらえない。こうして予定調和の失われた世界は否応なしに彼女を数奇な運命へと導いていく。
No とは言えない日本人気質、それなりに善良、そしてゲームの世界と侮って安易な選択を取った彼女(?)が流れ着いた先に見るものとは……?
※アルファポリス様、カクヨム様にも投稿しております
※2021/01/16 サブタイトル、あらすじを修正しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-02 19:00:00
1533373文字
会話率:52%
完全に包囲された小さな砦、防衛戦力はたったの三人。
そんな状況で初めてお互いの名を知った傭兵の二人。
戦場で黄色の外套を纏い続ける異名持ちの傭兵"黄色槍"ジュルターと、
長い金色の髪をした少女のような吸血鬼アウリウの出会
いから、この物語は始まる。
二人の出会いから数年。
すっかり友人となっていた彼らは、傭兵としての仕事中に
雇い主からある植物に関する事を聞かされる。
災いの花。
三十年毎に前触れもなく現れ、花が咲く時に災厄をもたらしてきた忌むべき植物。
それを果ての岬という場所まで運び、守人に渡してほしいという依頼。
同僚たちが尻込みする中、ジュルターは異名と共に名乗り出る。
災いの花を非道に使わせないよう、自分が果ての岬まで運び届けると。
果ての岬への旅路。
共に行くと言ってくれたアウリウと二人の旅。
災いの花を哀れんだアウリウの提案で、
花にイェシルという名を付けた時、災いの花は人の言葉で返事をした。
自分たちの言葉を理解していた花に、ジュルターは改めて告げる。
この旅路はお前を送り届けた先で殺すための旅であると。
花はただ、成し遂げてと答えた。
こうして二人の旅は、三人の旅となった。
無垢な幼子のような花は旅路の中で見る。聞く。知る。
炎のような男を。行き詰った女を。隠者のような老人を。
そして何よりも、自身を運ぶ二人を。
黄色の外套を纏う男と、陽気な少女のような容姿と言動の女吸血鬼。
長年傭兵稼業をしている、ろくでなし二人を。
これは二人の傭兵が、花を果てに届けるまでの物語。
*R-15。残酷描写、流血描写を含みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 19:02:39
148275文字
会話率:23%
数多の戦いを経て、いまや優雅に暮らしていた、吸血鬼・レーミア。
人外たちを保護する目的を持つ、互助組織〈闇に棲まう影たち〉からの依頼は、異世界での魔王退治!?
最終更新:2023-11-13 18:21:10
17500文字
会話率:22%
大月高校に通う二年生、晴気快人がいるクラスに美少女転入生が来るらしい。彼女の名前は夜黒明。彼女はなぜか転入早々しかめっ面をしていて。一体何があったのだろうか?
ちょっと残念な美少女吸血鬼と、しっかり者の男子高校生がだんだん近づいてい
くタイプのお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-11 22:00:00
134500文字
会話率:49%
吸血鬼に母親を殺された主人公・榊凪斗は、契約と称して「心を穿つ銃」を能力として手に入れる。「ボクを殺しに来い。待ってるぜ。」そう言い放つと華奢な女吸血鬼シャーロットは夜の街に姿を消す。実体のないデーモンや人間社会に紛れ込んだ異形が蔓延る残酷
な世界で、凪斗は復讐を胸に誓う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-11 23:17:58
30641文字
会話率:33%
吸血鬼になりたくてなりたくて仕方ない男、雪宮ユキ。そんな彼はある日、とある書き込みを見つける…
『吸血鬼になる方法、教えます』
そこに書いてある通りの儀式を執り行い、異世界で目覚めた雪宮は美少女吸血鬼となっていた。
彼改め彼女は強キャ
ラムーブを楽しむべく、新たな人生を歩み出す…!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-02 20:33:00
28210文字
会話率:39%
吸血鬼ジョゼフィーナは美しくも残虐な女だ。数多くの罪なき人々を、ただの娯楽の為に殺していた。それも、酷く残酷な方法で。
その邪悪な女吸血鬼ジョゼフィーナの下に、ある報告がもたらされた。彼女の住む城に向かって、攻撃を仕掛けて来た者がいると
いうのである。
「正義を奉じ、私を討たんとする討伐者のご登場というわけか。面白い、歓迎してやろうではないか」
そう嘯くジョゼフィーナだったが、彼女は二つの考え違いをしていた。
一つは、自分は最強の力を得ていると思ってしまっていた事。
そして、もう一つは、邪悪な存在である自分を討とうとするのは、正義を奉じる存在だと思っていた事だ。
だが、実際には彼女は最強ではない。
そして、悪を討つのは正義だけではない。悪が悪を襲う事もある。いや、善悪という規範や、それどころか、人の範疇すら外れた、人ならざる狂気が襲う事もあるのだ。
ジョゼフィーナは、その事を、身をもって知る事になるだろう。
※魔法あり、モンスターありのファンタジー世界を舞台にしています。
※残酷な表現があります。苦手な方はご注意ください。
※直接描写はありませんが、強姦が行われた事を意味する表現があります。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-23 16:10:14
18155文字
会話率:22%
妹は、僕の血を飲むことで、戦うヒロインになっていた。
でも、ある日、倒れた僕を抱えて妹は無人島へと逃亡をする。
最終更新:2023-08-22 06:00:00
39075文字
会話率:44%
享年十八、死因――毒殺。
いずれグリュン国王となるエミール王子の許嫁として清く正しく慎ましく生きてきたアヴィスの魂は、気がつくと魔界で、酔っ払った魔王と愉快な仲間達の血肉により新しい身体を得ていた。
アヴィスを我が子認定した美貌の魔王
ギュスターヴ、堕天使ノエル、従順な屍剣士ヒヨコ、夢魔や女吸血鬼やツンデレメイド、はたまた天使からの溺愛も歪んだ愛もどこ吹く風。
王子が心配で地界に戻ってみたり、攫われたり召喚されたりと慌ただしい中、アヴィスは世界が生前思っていたものとは違うこと、さらに自分を殺した真犯人とそれに天界の思惑が関わっていることを知る。
門限五時、厳守! 他人の大腿骨を振り回しながら全力で第二の人生を謳歌するアヴィスと、その扱いに悩んで育児板を覗きつつも毎回力業で解決してしまう魔王による、面白おかしく血腥く、そして愛に溢れる日々の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-11 12:07:51
143489文字
会話率:35%
西暦20XX年
人類は隕石と共に飛来した外宇宙からの侵略者を相手に、徐々に生存圏を奪われていた。
侵略者『由来の技術によって作り出されたパワードスーツ『アイギスフレーム』とソレを操る、少年少女『スパルトイ』の戦線投入により、かろうじて戦争が
成り立っている中、人類は確実に追い詰められていた。
希望の光が小さくなり行くその最中、人類にとっても、侵略者にとっても予期せぬイレギュラーが発生する。
眠れる『女吸血鬼』の目覚め。
伝説と歴史の中に埋没した存在が、侵略者に蹂躙された地上と人類と出会う時、戦争の天秤は、大きく揺れ始めるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-27 16:51:51
76691文字
会話率:30%
武器職人の男──バークは美少女吸血鬼のメルとティアと、知らぬ間に契約をし吸血鬼にされてしまった。
自分の子供を作れなくなったバークは、何が何でも元の人間に戻る為、2人と共に付喪神の王を倒す旅に出る。
そして最初に立ち寄った王都で遭遇した
異形の付喪神を倒したことで、街で起きている事件の解決を依頼される。
人間を美術品に変える呪い。負の感情を糧に強くなる敵。
戦いの経験すらなかった新米吸血鬼には手に負えそうもない状況。
だがバークは人間だった頃の知識と知恵、吸血鬼の能力や呪具を駆使し、圧倒的強者に立ち向かっていく。
人外と人外が死力をぶつけあう異世界ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 12:05:49
100923文字
会話率:37%