自分たちを殺した犯人への怒りの復讐――怨霊となった彼女には生前の美しさも優しさも存在しない。
首を絞められたときに見た犯人の特徴を決して忘れない。呪い殺してやる――強い怒りと憎しみが心を支配した瞬間、意識が途絶えた。
殺害されたと
きの苦しみ怒り憎しみが、彼女のすべてを狂わせた。
復讐心とは執念なのか……それとも執念が復讐心となるのか……
怨霊、地縛霊、浮遊霊――念とは魂であり、それがこの世に存在する幽体の正体である。
誰もが住む可能性のある事故物件。死の連鎖が始まった理由とは――
遡ること三十年前――現在は廃村となり地図にも載っていない奇霧界村にて、母子とその恋人が、アパートの204号室で何者かに殺害された。彼らの死体は見つかっていない。同時期、幼女が誘拐されたが、この子は幽霊となり、自分の体と三人の遺骨を探している。
殺人事件から間もなくして、被害者が化けて出るようになり、それを境にして村は衰退し、廃村となった。いまでは若者たちの肝試しスポットとなっている。
田舎町に住む香田海斗(十六歳)は、殺人事件が起きたアパートと外観がそっくりな事故物件の204号室に母親と共に引越しする。
そこからが悲劇の始まりだった。理由があって怨霊に取り憑かれた海斗は、過去の事件に関わらざるを得なくなった。
当時女と関係があった者、事件に関係していた者たちが、自分と同じアパートに住んでいることを知る。彼らの目的とは?
この殺人事件の捜査は、何故かたった一年半ほどで打ち切られていた。その理由と隠蔽された黒い事情とは……
怨霊の呪いから解放されるには事件を解決するしかない。闇に葬り去られた未解決事件の真相を明らかにするため、高校生の海斗と、その同級生の結愛は、危険な世界に足を踏み入れることとなる。知ってはならない真実と、衝撃の犯人とは……
いままでありそうでなかった精神世界と繋がる異色の怨霊ホラーサスペンスがここに開幕。おもしろいので是非読んでみてください。年齢問わず楽しめます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 10:00:00
120006文字
会話率:46%
平穏な日常生活よ、さよなら――平和的な『桃〇郎電鉄』とは異なる、現実とゲームがリンクされた戦慄の双六人生ゲームへようこそ。
★毎日投稿! 王道デスゲームかと思いきや、いままでにありそうでなかった超デスゲーム系小説! エロ、グロ、サイコの絶
妙なバランスに自信あり! ゲーム化できちゃうくらいのデスゲーム×ホラゲーム×ミステリー★
BONANZAとは僥倖、鉱脈、富鉱帯、つまり一攫千金のことである。
ある日、内田真人(17歳)の自宅アパートのポストにQRコード付きの封書が送られてきた。それは巨額の賞金がもらえる奇妙なオンラインアプリギャンブルサイトからだった。
軽い気持ちでアクセスし、ユーザー(ギャンブラー)になった主人公の真人、友達三人、そして恋人は、恐ろしい『リアル人生デスゲーム』をプレイすることとなった。
三着以降は人生を奪われる。死にたくなければ、確実に三着以内にゴールせよ。謎のプレイヤー二人、計七人から始まった『リアル人生デスゲーム』
スマホの画面に表示されたルーレットを回すと、通常の双六同様に、ルーレットが示した数だけ駒が動く。その後、停止したマスに表示された指示は、一時間以内に実行に移すこと。ゲーム画面に表示された指示は、現実世界とリンクする。
その指示は徐々にエスカレートしていく。死にたくない、ユーザー登録なんかしなければ良かった。
スリリング、焦燥感、緊迫感重視で、話を重ねるごとに恐怖が増してきます。最後までお付き合い頂けたら幸いです。
☆結構前に書いた作品なので文章力は足りないかもしれませんが、内容はスリリングで楽しめると思います。ちなみに主人公が平凡な高校生なので、前置きはごくふつうの日常生活から始まります。平凡学生が徐々にサイコパスになっていく過程を楽しんでください。ちなみに意外で悍ましいオチがあります。
※エブリではわりと読者がいました。私自身もお気に入りです。ずいぶん前に完結済みのため、こちらにも投稿してみました。面白いので、どうぞよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-22 13:00:00
100024文字
会話率:44%
10分100円。
それは、ちょっとした物思いにふける時間を手に入れる方法だった。
アパートの近くにある、古くも新しくもない、まあまあなコインランドリー。
そのコインランドリーの一角、左から三つ目にある乾燥機に自分の持ってきたカゴの中
身を放りこみ、100円を投下することで得られる時間。
ようするに、洗濯物が乾くまでの時間。
そこで考えることは、とても「深い」とは言えず、およそ「哲学」ともほど遠い、どうでもいいことの羅列でしかなかった。
コインランドリー。
そこで過ごす俺の時間と、そこで出会った彼女の日常とが交差する。
特筆するような出来事もない、ドラマにするには物足りない、平凡すぎる俺と彼女の出会いの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 18:00:00
12669文字
会話率:18%
一人暮らしのアパートを引き払って、亡くなった母から引き継いだ実家に住み始めた、野々原風子。隣家のおばあちゃんから頼まれて、お隣の下宿屋のお世話をすることに。そこの住人たちは、そろいもそろって、イケメンばかり。しかも、それぞれタイプの違うイケ
メンで。しかも、みんな穏やかで優しく、申し分ない人柄で。こんな少女マンガみたいな、できすぎた話があるなんてと思いつつ、風子は下宿屋のお仕事をはじめるが。
実は、7人には、大きな秘密があって……。風子も、思いがけず、彼らの秘密に巻き込まれてゆく。
※エブリスタ、カクヨムにも同作品投稿中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 15:42:40
34999文字
会話率:41%
ある日、僕のアパートの部屋の前に立っていた、そのコ。
「タヌキ、なんです」と。
どうしてここに?
事情を聞くため、とりあえず、そのコを部屋にあげたのだが。
気づくと、すっかり、同居生活を送る羽目に……。
最終更新:2024-04-21 10:51:39
16518文字
会話率:58%
コールセンターに勤務する船橋楠葉の平穏な日常は、同じアパートに住む大垣内久修という青年との出会いで大きく変化してしまう。
その変化は、大垣内と船橋の両者が抱える秘密に由来するのだが…
(本作品は、しいな ここみ様御主催の「宇宙人企画」の参加
作品で御座います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 06:05:59
3141文字
会話率:32%
畿内大学映画研究会に所属する枚方修久は、特撮物の大好きな若き映画ファン。
自身の初監督作品である特撮短編映画「アパート住まいのインベーダー」を、春の学内映画上映会で映写機にかけた修久は、映研の会長から新歓ボックスへ出頭するよう命じられる。
そこで彼を待っていたのは、「アパート住まいのインベーダー」に関心を抱いたという、入学間もない女子大生だった…
本作品は、香月よう子様御主催の「春にはじまる恋物語企画」の参加作品で御座います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-10 07:52:45
7424文字
会話率:33%
長年の風雪に耐えてきた、通学路付近のボロアパート。
しかし相次ぐ災害に見舞われ、ついに力尽きる時が来た。
その時、2人の女子小学生は怪異の目撃者となる…
最終更新:2020-12-08 02:28:48
938文字
会話率:41%
独身の頃の俺は1Kのアパートで初中、訳の分からない金縛りに悩まされていた。眠りに就いて数時間もすると金縛りがやってきて、えもいわれぬ悪寒に心身が支配され、奈落の底に引き摺り込まれるような物凄い恐怖に強襲される。
俺は落ちたらお終いだと必
死に頭を振り捲って抗い、冷や汗を掻いて眼が覚める。これでは辛い日常を生きることで疲弊した心身を眠りで休めることもできやしない。
ある時ふと、そう大したこともない人生、いっそのこと夢の誘惑に身を任せて奈落に落ちてみるのも一興かなと考えるに至る。
万年床に就いて数時間後、想定通りの金縛りが襲ってきて、ゾクゾクっとする悪寒が走った。
「来たー!」
極度の恐怖の中、俺はヤケクソで、「殺すなら殺せや」と心で叫んで、頭を振って抗うこともせず、従容として身を任せた。
一度落ちてみると、「あれっどうってことないやないか!」
てっきり、心臓麻痺で死にでもするのかなと思っていた俺は力が抜けた。それ以来、金縛りはピタッと収まり、悪夢もなくなった。
撃ち殺される場面でも、断崖絶壁から突き落とされる場面でも、おどろおどろしい幽霊が眼前に現れる場面でも、俺にはそれが夢だと分かるようになってしまった。だから、平気で銃で撃たれてやるし、崖から落ちてやるし、刺されてもやるし、幽霊には質問してやる。どうせ夢だし死にやしないしどうもない。
こうなれば俺にとってもう夢は現実逃避の駆け込み寺だ。どこででもただ眠りさえすれば安らぎをくれる。俺はドリームコントロールができるようになってしまった。
このことが俺に小説のヒントをくれた。『夢界の創造主』だ。
俺は理不尽な仕打ちに耐えながらの仕事、障害者の人生から逃避するかの如くブログ小説を書き始めた。そのブログに仙人が住み着いて、俺に言う。
「ご主人様は我々B界の創造主様でございます。このB界にいらっしゃりさえすれば何でもご主人様の思いのままでございます」と。
俺は即座に答えた。
「なら、1973年の世界に行って凶悪志願の真知子に会ってみたい」と。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-05-04 19:28:17
308429文字
会話率:62%
あなたのことを許さない。怪物に喰われ続ける私を見捨てたのだから。
あの頃、僕たちのすぐ隣で暗闇は生きていた。悪意を持てない少年メロスと暗闇に喰われ続ける少女かふかの懐かしくて哀しいジュブナイルホラー。
5月の連休初日。メロスが部屋で起き
ると母親は失踪していた。母の遺した一万円札を持ってモール型ショッピングセンターに行くと学校一の嫌われ者である永井かふかがクラスメイトにいじめられる場面に遭遇する。メロスはこっそりとかふかを助けるが、逆にかふかに逆恨みされ善意をつけこまれる。メロスにはかふかに決して逆らえない負い目があった…。
「メロスはかふかを見捨てた。かふかはメロスに殺されたの」
その夜、アパートのベランダで永井かふかが暗闇の怪物に生きたまま喰われるのをメロスは見る。それはまるで夕暮れの校舎で少女を見捨てたときと同じように―――。
ちょうど同じころ、モール型ショッピングセンターで幼児失踪事件が起きていた。かふかが言うにはその事件にはかふかを喰らっていたクラヤミの怪物、晦虫が絡んでいるという。
晦虫は人の悪意を喰らう。ショッピングセンターの奥に捕らわれた少女の絶望を美味そうに食べているが、もうじきその絶望の灯も消えるのだと。
少年は耳たぶを報酬に晦虫の毒である少女の助けを得ると、晦虫に捕らわれた女の子を助けに深夜のショッピングモールに潜入するのであった。そこで少年と少女が見たのは大人の悪意に寄生した晦虫の群れと巨大な晦虫の王、そして、■■の裏切り―――。
ヒトの悪意は怪物にとって蜜の味、じゃあ、ヒトの善意はどんな味?
※本作品はホラーです。性的描写、身体欠損など猟奇的描写はできるだけ抑えめにしていますが、人によっては不快と感じる描写が多数あります。ホラー、サイコサスペンスが苦手な方はご注意してお読みください。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 16:00:00
64534文字
会話率:38%
不慮の事故で両親を亡くした鈴村春也(すずむらはるや)は、高校生にして一人暮らしをしていた。両親が残したアパートのおかげで日常生活に支障なく暮らせていた。ところがある夜、どこからともなく現れた無人トラックに轢かれそうになる。助からないと思わ
れたその時、「守り神」と名乗る少女に命を助けられる。それから春也の身辺で命に関わる事件が起こり始め、やがて守り神や春也自身の正体が明かされていく。
追記:完結はさせます。絶対にさせます。拙い文章ですがご了承下さい。
誠に勝手ながらタイトルを、「俺の運命と悲劇のリセット」から「はじめまして、守り神です!」に変更致しました。ご理解のほどを宜しくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 10:57:00
140214文字
会話率:55%
極楽島にあるアパート、あの男はそこに住んでいる。
「俺は早めに試験に受かって現世へと帰りたい」
あの男の名はダニエル、約3年前に現世から極楽島へとやって来た青年、明日とある試験を受けるため猛勉強中だ。
「あ~難しい。現世いたの時よりも難しい
~」
机の上にあるノートに向かって叫ぶが、なかなか覚えられない。そうやってダニエルは忙しい日々を過ごしてきた。
「あ、もう21時か明日は9時集合だから今日は早めに寝よう」
ダニエルはそう言って自分の部屋にあるベットへ向かって歩きそのまま寝た。
「ZZZZZ……」
すっかり寝てしまった。
時が過ぎ朝の7時になった、アラームが鳴り響く部屋 ダニエルは鳴るアラームを止めて起きた。
「あ~もう朝か。まだ時間があるから勉強しよ」
そうやって試験に行く前に机に向かってあるき勉強を始めた。机の上にあったコーヒーを飲み、シャーペンをもって試験前最後の勉強を始めた。
「ん~絶対に受かって現世へと帰るぞ」
たが。この後、彼が川に落ちることは誰も想像していないだろう、たが起きることは起きることだ。
「さあ、時間だ行こう!」
自分の家から試験会場までば30分、自転車で行けば間に合うが、まだ時間があるから彼は歩いて行くことにした。
家の玄関へと行きドアを閉めて鍵をして試験会場へと歩き始めた。
「今日はいい天気だな~試験受かるといいな~」
ダニエルは橋を渡ろうとしたら道に落ちていた大きいバナナの皮を踏んでしまい極楽川へと落ちてしまう。
「わ~誰か助けて~」
極楽川の周りには誰もいなかった、俺はもう終わりだと思ってしまった。
「俺はもう終わりだ……」
極楽川の底へと沈んでしまい、彼はもうあの世に帰ることはなかった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 07:20:34
12250文字
会話率:38%
藤田翔26歳はニューヨーク勤務のエリート商社マン。ある日、支社長から意外なミッションを言い渡される。それは日本に出張して、名古屋支社の女性とお見合いしてみないかというもの。
出張期間3週間+帰任休暇1週間。季節は夏だから、合わせて四週間のロ
ングサマーホリデイ。といっても、ちゃんと仕事はしますけど。それと、翔の実家は名古屋近郊なので、三年ぶりの帰省でもあった。
その翔が実家の最寄り駅に到着したら、高校と大学を一緒に過ごした同級生の元カノ、水草薫とバッタリ遭遇してしまう。彼女は豪農の娘だった筈が、家が没落していて今は母と妹の三人で安アパート住まい。その上、借金まで抱えていたりする。エリートの翔からすると、理解しづらい境遇にあった。
そして、翔が三年間、アメリカにいる間に、日本の社会全体がどこか違っていて、街は治安が悪化しており、地方都市でも小規模なテロが当たり前のように起こるようになっている。更に自衛隊が自衛軍になった結果、経済的な理由から志願して戦場に行く若者が増えているのだった。
翔としては、そんなの自分に関係ない、と思っていたのだが、徐々にそうとは言えなくなって行く。
一方、当初は乗り気でなかったお見合いなのに、意中の女性、もちろんお嬢様、との交際は順調に進んで行って……。
エリート商社マンの藤田翔と元カノの水草薫、この二人の視点で前半の物語は進んで行きます。
登場人物、多めです。
舞台は、少し先の未来です。でも、最近のコロナ禍が思った以上に長引いてしまっているのを作中ではすぐ収まったように書かれていたり、既にいろいろ違ってますので、完全にパラレルワールドとお考え下さい。
戦争や、貧困、格差社会を背景に加えていますが、あくまで味付け程度であって、テーマは恋愛と一部ヒューマンドラマです。何かを批判する意図は全くありませんのでご了承下さい。
それから、現実世界の団体や地名等を模した記述がありますが、全てフィクションであり、実際のものとは異なります。設定も緩めで、日本の歴史なんかも少々いじってたりしてます。全て適当にスルーして頂ければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 22:39:45
2555914文字
会話率:52%
二十歳に日本を飛び出し、十年経って帰国した菅知良は愛する人に会いに行く。
彼女と連絡のやり取りをせずに、十年の間に夢を叶える為に海外で、もがき苦しみながらアーティストとして生きてきた。
彼女のためにバラを買って、同棲したアパートに戻っ
た彼の目の前には、売り地と書かれた看板が地面に突き刺さっている。
真夏の地面に呆然と座り込む彼のもとに謎のおせっかいジジイが現れ、強引に家に連れて帰り世話をされる。
ジジイこと村上に出会い、そして知良の日本での止まっていた時間が動き出す……。
行方が分からない彼女の絵を個展に展示すると、「お母さんだ! 」と叫ぶ九歳の少女映璃と手を握る少年映太が現れた。二人はとても彼女に似ていた。
二人の子供もきっかけにして、知良と別れた彼女の時を知ることになるのだ。
これは、知良が彼女に大切な人に「おかえり」と言ってもらう物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 21:53:24
28136文字
会話率:63%
大学三回生。21歳。処女。
若槻鱗は、ひょんなことから自宅アパートの便所で孤独死してしまう。
「 おお鱗よ。死んでしまうとは情けない 」
呼びかけに目覚めると、目の前にはポテチ片手に鎮座するイケメン英国風紳士(身体は七福神恵比寿)。
自
らを〝真実の神〟と名乗る男は鱗に一つの提案をするのであった。
「——表があれば裏がある。表裏一体というよりも、これは〝可能性〟の裏返しだ。
いつ、いかなる存在においても「もしも」という可能性は示され、観測されている。
お前も、私も、この世界を創った「神」でさえも」
鱗が生きていた世界と別の世界。
「一」の世界と「二」の世界と呼ばれる二つの世界。
その狭間に在る「世界境界」は二つの世界を繋ぎ合わせる鎖のような役割を果たしているが、曖昧かつ不安定な繋がりしか保てないため、時おり「一」の世界から一時的なパスを通して繋がりを復元する必要があるのだという。
「…というわけで鱗よ。お前を「二」の世界へと送る。
無論、拒否権はない。すまんが、もう一度だけ生きてくれないか。
生涯最期の景色が便所なぞ——ぶふぅっ!…納得がいかんだろう」
若槻鱗は決意した。
必ず、この邪知暴虐な男にドロップキックを喰らわせると。
「二」の世界。
それは二つの大神と龍とエルフと人が築いた幻想世界。
真実の神から貰った「かえる力」を携え、不思議な少女と共に若槻鱗は‥
「ねえ マ~ちゃん! 「ふぅ~」ってして♪」
‥再び、生きていく?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 20:03:22
180964文字
会話率:32%
千恵ちゃん、二十歳。6畳半のオンボロアパートで暮らす。バイトも恋も上手くいかない。でも頑張り屋な千恵ちゃんをいつでも見守る存在がそばにいます。風を送ることしかできない彼が、千恵ちゃんの心にも新しい風を吹かせるのです。
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最終更新:2024-05-02 14:05:49
3112文字
会話率:46%
心霊現象の多発するアパートに住む、警視庁刑事部捜査一課の新人刑事・二里敢太。表では非常に勇敢な警察官だが、裏ではいつ犯罪を犯すか分からないほど遊んでいる。そんな彼だが、ある日部屋に、中年男性の幽霊が現れる。その幽霊は、突然二里の身体を乗っ取
ってしまい、二里は幽霊の状態になってしまう。身体を返せと迫るが、二里の身体になった幽霊は、このまま刑事をやると言い出す。素人に刑事が出来るわけがないと抑止するが、実は幽霊の正体は半場今太と言う男で、二里の先輩の刑事の元相棒で、類稀なる天才刑事だと言う事が判明する。半場は、警察官にふさわしくない息抜きの仕方をしている二里を、更生させる為に身体を乗っ取ったと言う事らしい。それから半場は、二里の身体で刑事をし始め、二里を更生させつつ様々な難事件を解決して行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 19:00:00
688文字
会話率:91%
主人公桜井悠希は目が覚めるとなぜか見知らぬ森の中にいた。
戸惑う悠希の前には魔法使いのような格好をした少女が一人。
「召還魔法の練習をしていたんですけど、失敗しちゃったみたいです。テヘッ♪」
そんなことを言う少女に、テヘッじゃね
ぇ! とツッコミつつ、実はただの夢じゃないかと疑ったり、それを確かめるために少女の胸を揉んでみたりした結果どうやら夢ではないらしいことが判明する。
責任を取って元に戻せと自称魔法使いの少女に詰め寄る悠希だったが、
「召還魔法も使えないわたしが転送魔法なんて使えるわけないじゃないですか」
という絶望的な宣言をされてしまう。
一流の魔法使いに依頼すれば解決するはずだという話をを受けて依頼を試みるも提示されたのは三千万ディール(なんだよディールって)という法外な料金だった。
悠希も少女もそんな大金を支払うことが出来ず、やむを得ず魔法があったりモンスターがいたりというファンタジックな異世界で日本に帰るための資金を貯めることに。
しかし、武器も魔法も使えない悠希が紹介してもらえたのはボロアパートの管理人という残念な仕事ただ一つ。
そんなわけで家賃収入を得ながら風呂トイレ共同というボロアパートで住み込みで働くことになった悠希だったが、そこで生活していた住人達は更に残念な人種の集まりだった。
悠希を呼び寄せた張本人でありフリーの魔法使いである健気な頑張り屋少女リリアーヌ・シェスティリー(16歳・♀ 魔法使いのくせに魔法が使えないためロクに仕事が無い。ゆえに貧乏)
ドジで天然巨乳の癒し系なフリーの魔物使いソフィア・ベルストック(19歳・♀ むしろ魔物に世話をされているレベルの天然っぷりのためロクに仕事が無い。ゆえに貧乏)
超絶美少女にして我が儘ツンツンキャラでもある王国に仕えるエリート戦士レオナ・ロックシーラ(17歳・♀ そこそこ高収入だが見栄っ張りで浪費家のため基本貧乏)
寡黙で杜撰で大抵寝てるか食べてるかボーッとしているばかりなフリーの殺し屋ルナマリア・バクスター(18歳・♀ 唯一山ほど現金を持っているが、本人が無頓着過ぎて色々と滅茶苦茶)
そんな激安価格の家賃すらロクに払ってくれない貧乏住人達からどうにか家賃を回収するために必死になりつつ、日本に帰るための資金を貯める異世界生活が始まるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 23:04:24
389076文字
会話率:38%
地球世界の日本の一般国民の息子に生まれた藤堂晴馬は、生まれつきのエスパーで透視能力者だった。彼は親から独立してアパートを借りて住みながら某有名国立大学にかよっていた。4年生の時、酔っ払いの無免許運転の車にはねられこの世を去り、異世界アールデ
ィアのバリアス王国貴族の子として転生した。幸せで平和な人生を今世で歩むかに見えたが、国内は王族派と貴族派、中立派に分かれそれに国王が王位継承者を定めぬまま重い病に倒れ王子たちによる王位継承争いが起こり国内は不安定な状態となった。そのため貴族間で領地争いが起こり転生した晴馬の家もまきこまれ領地を失うこととなるが、もともと転生者である晴馬は逞しく生き家族を支えて生き抜くのであった。
い折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 13:04:50
110074文字
会話率:44%
25才の化学系商社に勤める橘守(タチバナマモル)が疲れ果てて帰宅中、アパートの階段を踏み外し落下した。それを、たまたま見ていた神さまが、かわいそうに思い、異世界に転移させてくれた。ただし、異世界の平均寿命は40才だから、あと15年だけ生き
られるという設定。そして、異世界ノベルにありがちの無双スキルは一切なく、ちょっとだけ能力がアップしたことと、生きて行くために必須の良く切れ、曲がらず、錆びない剣を与えてくれた。
マモルは異世界の常識の中で揉まれながら、生きて行く。あと15年しか生きられない、しかし15年も生きられる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 07:00:00
2516151文字
会話率:50%
瑠璃はしがないOL。
だがある日、瑠璃の住むアパートに殺人鬼がやってきて、瑠璃は刺され死亡。
しかし、目覚めると、美人赤ちゃんになっていた。
瑠璃は次こそはモテモテ女子になると決意する…!
最終更新:2024-04-23 20:23:52
538文字
会話率:0%
自分探しのため会社をやめた主人公山田一郎の家のアパートの一室にダンジョンが出来て…という話です。
最終更新:2024-04-19 19:13:15
39818文字
会話率:16%
ここは山奥にあるとある洋館。何処にでもありそうなその洋館は、実は異世界の住人が集うアパートであるらしい。
住居者数すら把握出来ないその奇妙な「異世界邸」は、今日もひっそりと、騒がしくも平穏(カオス)な日常を繰り返している——。
※せせ
ら笑う女狼、山大、吾桜紫苑、夙多史、空目緋色がリレー形式でおくるドタバタ日常物語。それぞれのキャラが突如乱入することもありますが、本編を読まずとも問題ありません。
※山大さんが制作したbot、https://twitter.com/91779Bot もよければどうぞ。異世界邸の住人(主に管理人)がわいわいやっております。
※山大さん制作、https://ncode.syosetu.com/n8444gk/「異世界邸外伝 ~ヘルメス・レコード~」にて住人始め登場人物のステータス一覧が楽しめます。
※山大さん制作、https://www.youtube.com/watch?v=4JugSWmovH8&feature=youtu.be OP風動画もよろしければどうぞ。
※諸事情に付き、25話で空目緋色さんが離脱されました。
52話で夢喰セセラさんが離脱されました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 18:46:14
1184014文字
会話率:55%
大学生の黒江莉音の住む、1LDKのアパートは異世界につながっていた⁉︎
異世界と現代日本の二つのわらじで生きていくことを決めた莉音の冒険譚。
最終更新:2024-04-16 21:55:09
1268文字
会話率:7%