無限の時空間の中、いきなり意識が覚醒した。
女神の話によれば、異世界に転生できるという。
ディルメス侯爵家の次男、シオン・ディルメスに転生してから九年が経ったある日、邸の執務室へ行くと、対立国の情報が飛び込んできた。
父であるディルメス侯爵
は敵軍を迎撃するため、国境にあるロンメル砦へと出発していく。
その間に執務長が領地の資金繰りに困っていたため、シオンは女神様から授かったスキル『創造魔法陣』を用いて、骨から作った『ボーン食器』を発明する。
食器は大ヒットとなり、侯爵領全域へと広がっていった。
そして噂は王国内の貴族達から王宮にまで届き、シオンは父と一緒に王城へ向かうことに……『ボーン食器』は、シオンの予想を遥かに超えて、大事へと発展していくのだった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 16:28:10
53372文字
会話率:35%
「アルマ、もうお前は我が公爵家には必要ない」
アルマはアルバート公爵家の次男として生まれ、これまで育てられてきた。
この家は代々【剣聖】を輩出している名誉ある家系。
しかしながら、俺が目覚めたスキルは【精霊使い】であった。
「貴様の兄
、ポールは【剣聖】に目覚めたというのに、何の価値もない【精霊使い】とはな」
目的であったスキルを手に入れた兄とは違い、父親からは外れスキルだと罵られた。挙句の果てにはアルマが操る精霊が悪さをして大事な食器を割ったと言う嘘まで吐かれた。
しかし、アルマが持つスキルは『精霊の加護』を扱うことができる。精霊とは神々の子供のようなもの。それを自由自在に扱えるアルマはいわば、神に等しい存在であった。
それを知らないアルマは無自覚に無双し、圧倒的な力で成り上がっていく。
これは精霊と言う名の【友人】の力を借りて無双し、世界を救う物語。
(ちなみに、アルマを追放したアルバート公爵&ポールは凄まじい速度で落ちぶれていくようです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 20:30:00
65285文字
会話率:39%
社員食堂で、男性が愚痴をこぼしている。
「子供2人目が欲しいけど忙しくて無理って奥さんが言うから、『仕事辞めたら?』って言ったんだ。そしたらさ、『私の事、なんだと思ってるの!?』って。それっきり、口きいてくれなくなったんだよ。酷くないか?
こっちは親切で言ってるのにさ」
「ああ、そう言えば、前にも同じ様な事、あったんだよな。奥さんが熱を出した時、洗ってない食器の事を気にしてたから、『熱が下がったら、洗えばいいよ』って言ってあげたんだ。でも、やっぱり、しばらく無視されるようになって」
内容にひいていると、別の方から明るい声が聞こえた。
「なるほど、自分の結婚相手が、常識の通じない人間のクズだって分かった時点で、リスク回避行動を取らなかったから、今、貴方の奥様は人権を剥奪される様な事態になってるんですよね」
「『それって、保険金殺人の話ですか?』と彼女は言った」(https://ncode.syosetu.com/n2640ir/)の続編のような話。これだけでも読めます。
今回の旦那は前にも増してクズですが、そのクズを選んでしまった妻はどうすべきだったかも考えて頂きたいな、という話になっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-11 12:00:00
8063文字
会話率:53%
秋の夜。開いた窓から入る風がカーテンをそっと膨らませ、心が安らいだのを感じた。あの小さな膨らみで子供を想像したからだろうか。いいな。いずれ、だが。いや、今夜にでもいいかもしれない。なんてな。
目を閉じる。耳の感覚が鋭くなり、幸せの音を掬
い取る。妻が食器を洗う音。それと今、音を立てたのは木製のローテーブルの上に置いたグラスに入った氷。外からは秋の虫の声。恐らく近所の家の庭だろう。この家の庭は人工芝生。いずれ、妻がガーデニングを始めるかもしれないが今はスッキリした状態。新居なのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 11:00:00
5112文字
会話率:68%
料理が好きだった私は、ちびっこな魔王に転生しダンジョンを管理することになった。
とりあえず、お腹が空いたから料理してたら、なんか魔物が生まれた。
おかしい。
へんなスライムは調味料を出すし、食器も作る。
魔物、便利すぎ。
よし!きめた!
私
、このダンジョンで美味しいものを作りまくるぞー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-10 23:22:01
13469文字
会話率:13%
幸せそうに家族の食器を洗う「僕」
天井にロープを吊るし、絶望する「僕」
繋がっていく2人の「僕」の物語。
「ここで新番組の告知です。あなたの5年後の目標を私に教えてくれませんか?
新番組『5年後ラジオ』間もなく放送開始します。
」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 16:07:44
956文字
会話率:50%
悲願だった幼馴染との交際が決まり、我が世の春を謳歌していた星野 明(ほしの あきら)は、彼女である天音 美華(あまね みか)や、家が超金持ちでありサッカー部のエースで成績は校内トップクラスではあるがクラス内ではかませ犬的ポジションでお笑い
系の残念イケメンの金沢 礼央(かなざわ れお)、美丈夫で大人びた物腰の空野 奏風(そらの かなた)、聖女のような佇まいで優雅な美女ではあるが笑顔を絶やさない清川 華澄(きよかわ かすみ)、そして無口で小柄な美少女なのに脳が異世界にいっちゃってるポンコツな白川 真理(しらかわ まり)のクラスメイト6人で、hファミレスでとある重要な話し合いをしている最中、床に大きな召喚陣が現れ異世界に巻き込まれてしまった。
気がつくと「畳が敷かれた」大部屋におり、目の前には彼らの大好物な料理で敷き詰められた長テーブルをはさんで異世界聖職者の大人6名があぐらで座って待っていた。
一見RPGのような世界だと思っていたのだが、入念に個人情報や能力を分析され、システム化、効率化されたであろう座学や野外研修を受けていくうちに、異世界人全員が神器(アーティファクト)から生み出されるスマホ(不壊、オート非物質化、本体の拡大収縮可能、浮遊機能など)を所有していたりとか、主要施設にはほぼ100%嘘を見破れる「真実の珠」が設置してあり、高位の職人が制作した食器ひとつとっても料理のバフ率、吸収効率、老化進行率やスキル【審美眼】【感受性】など細分化、システム化されており、野宿するだけでもスキル【精神力】【環境適応力】【聴力】【気配察知】【恐怖耐性】に影響したり、ひと月毎に7日間はそれぞれの月に関連する十二神のシンボル、スキルに関わる祭りやイベント等が開催されたりとか、講師が「母の日とかクリスマスとか、必ず誰かが悲しむイベントがあるのが信じられない」とか「スマホを作るだけのの技術があるのに真実の珠がつくれないのは不自然です」とか言ってくる始末。あれ、下手するとある意味うちらの世界より進んでない?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 07:00:00
116981文字
会話率:67%
最近、とある工房で、兄妹職人は、新商品を考える。
洗い物の魔法が流行していて、食器で一発当てれそうだから。
一発逆転になる食器を、
「味わい」「拘り」「叫び」……『命(デザイン)に積み増す』
※婚活チャージ・元ネタ 413※
洗い
物の魔法があるのなら、
もっと独創的なデザインの食器がありそう……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-06 04:00:00
1156文字
会話率:0%
やるとすぐに終わるけどやるのはメンドクセー! なことを出来るだけすぐに終わらせるにはどうすればいいかを考え、自分なりの正解を書きました。誰しもがそうではないと思いますが、流用できるなら是非是非。
俺はこうやってるよとか教えてくれると嬉しいで
す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-29 22:32:36
2373文字
会話率:0%
本作品はひだまり童話館企画『ふにゃふにゃな話』参加作品です。
おそばの国《くに》のお側《そば》にある、おうどんの国。
御汎用兎型万能食器《ごはんよううさぎがたばんのうしょっき》うどんげりおんによって、麺類《じんるい》は外獣《がいじゅう
》コーンフレークの撃退《げきたい》に成功《せいこう》しました。
あれから三年《さんねん》……。
うどんげりおんの新《しん》パイロット、イナバ姫に出撃《しゅつげき》の命令《めいれい》が下《くだ》るのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-22 21:10:58
3801文字
会話率:27%
仕事の事しか考えておらず、生き甲斐を失っていた主人公は、今日もフードコートで食事をしていた。食事を終え、食器を並べたトレイを返却しようとした時、隣のテーブルに目が行く。そこには男女が座っており、既に食事は済ませているようだった。そこで主人公
は、女性がトレイの上の食器をとても綺麗に並べているのを見て、主人公は自身のトレイに食器を乱雑に並べているのが気になり、真似をするように綺麗に並べる。その後帰宅している途中、地面に落ちているボールペンを拾い、持ち主の女性に渡す。どうやら乱雑にバッグに物を入れ、かつバッグに穴があいていた事が原因でボールペンを落としたらしい。すると主人公は、新しいバッグを買うと言い……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-21 19:00:00
3211文字
会話率:38%
夜遅く、一日分の食器を洗っている。
最終更新:2023-10-15 14:48:49
1946文字
会話率:21%
某うどんチェーンのポイントサービスで、うっかりやらかしてしまったお話。
最終更新:2023-09-03 07:33:06
1911文字
会話率:12%
禁断の恋に落ちるエヴァと侯爵令息アドリアン。運命に翻弄される中、別れと再会を経て愛は深まる。前世の記憶を取り戻したエヴァはアドリアンの婚約者に毒殺されるという運命を恐れ、未来を変えるため銀食器を求めた。
他サイト様にも投稿中です。
最終更新:2023-08-28 06:00:00
8010文字
会話率:28%
ラーメンを食べるのに、レンゲを使わない人もいる。
最終更新:2023-08-03 07:00:00
384文字
会話率:0%
さきわれスプーンには、指がない、
最終更新:2023-07-26 07:00:00
217文字
会話率:0%
蚤の市で購入したカトラリーセット。購入して間もなく紛失してしまう。凄く落ちる野球ボールから構想を得ましたが中身は別物です。
最終更新:2023-07-31 00:00:00
2083文字
会話率:69%
楢崎璃玖は会社員で食器コレクター
そんなリクさんがいつも立ち寄る雑貨店で買ったグラスから始まるほのぼのラブコメ
色々な食器と人々に会う事により
リクさんの世界は広がって行きます。
最終更新:2023-05-28 16:00:00
710文字
会話率:5%
歴史ある食器の名もかつてのこと。
ある家に持ち込まれた銀食器は、主人の眼の見誤りによって飼い犬のエサ皿にされてしまう。
価値あるものとしてのプライドを獣臭い舌によってどんどんと剥がされていき、そして最後にはエサ皿落ちしてしまう!
お高く
とまった銀食器がエサ皿堕ちしていく食器BL小説折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 02:23:06
1400文字
会話率:2%
「集中したら周りの音が聞こえなくなっちゃうとこも、すぐに脈略すっ飛ばすとこも、爪切るのが恐ろしく下手なとこも、俺と7歳差なことも、ちょっと気抜いたらすぐ食器溜めちゃうとこも、緊張しないくせにわりとよく失敗するとこも、その他諸々全部、一旦忘れ
てくれない?」
「――まった、待った待った。急になに??」
29歳と22歳。保護者とその子供。あるいは、ただの女と男。その日もまた、なんてことは無い、麗らかな春が続いていくはずだった――
ねぇ、景子さん。私は、あなたの宝物に、私たちと同じ寂しさを味わってほしくなくて。こんな未熟な私でも、きちんと維澄を幸せにできるように、ただ必死に毎日生きてただけなのに。こんな事態に陥るだなんて、ひとっっかけらも想像していなかった、私が悪いんでしょうか――?
これは、天の声が紡ぐ恋の物語である――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-06 02:32:51
10494文字
会話率:44%
釜戸は業火に包まれ、食器は飛散し、洗濯物は引き千切れる。麗しく完璧な令嬢ルイザの生活魔法は規格外に強すぎて、連続で婚約破棄されていた。社交界で面白おかしく噂が盛り上がる中、宮廷の舞踏会でとんでない事件が起きてしまう。もう、お嫁に行けない……
そんな絶望の淵に、予想外の人物が現れた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-24 19:06:23
6655文字
会話率:33%