魔力を生み出す力がないと生きられない世界で、双子のフィオナとセシルは不完全に生まれた。フィオナは魔法を使う力がない代わりに、魔力を生み出す力を二人分。セシルは魔法を使う力を二人分持つ代わりに、魔力を生み出す力を持たなかった。
セシルはフィ
オナに魔力を与えられて命を繋ぎ続け、一人前の人のように振る舞っている。しかし両親にセシルに魔力を与えるための道具として扱われているフィオナには、家の外に出る自由すら与えられなかった。母親に虐げられ、退屈と憂鬱を煮詰めたような日々を過ごす中、セシルだけがフィオナに優しかった。双子の弟と大切なものを奪い合って生まれてきたと思っているフィオナには、その理由が分からずにいる。
少しでも自立するために薬草を育て始めるフィオナと、それを手伝うセシル。薬草作りを通して少しずつ仲を深めていく二人。セシルはフィオナへの執着心を隠しつつも、彼女が心を開きつつあることに喜んでいたが、セシルが通う学園に彼を恋い慕う少女がやってくる……。
※ヤンデレ、近親愛
※若干の性描写と暴力描写あり
※フィオナを主人公として読むかセシルを主人公として読むかで、メリバかハピエンかが変わります。
全21話+番外編3話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 22:00:00
2191文字
会話率:36%
カクヨム様にも掲載させていただいております。
二人の少女が色を失った世界を旅する物語。
まだ最後まで構想ができていないため、ノロノロとした連載になると思いますがご了承ください。
最終更新:2024-04-28 21:58:05
20567文字
会話率:50%
暗い小部屋で繰り広げられる、二人の一夜の物語。
カクヨム様にも掲載しております。
最終更新:2024-03-12 12:48:04
5873文字
会話率:55%
現代日本における怪死、変死の多くを担う化け物、【妖魔】。ただ人には見えず、異界の向こうからただ人を襲うべく魔の手を伸ばすその化け物と人知れず命を懸けて戦い続ける【倶利伽羅】と言う特別な存在がこの世には居る。
強き想いに応える力でもって妖
魔を滅する倶利伽羅の血。妖魔との血に塗れた歴史の上で成り立つ一時の安泰。その歴史と、積み重ねられた血を何よりも重んじる倶利伽羅。そんな倶利伽羅の中でも名家と呼ばれる子供達。彼らは一人前の倶利伽羅になるべく、今日も学園で学びを深める。
だが、その特別な環境にそぐわない人物が、一人。
その名は燼月永新。彼は名家のみが通う事を許された空間に押し込められた落ちこぼれ。永新は誰よりも心優しく、誰よりも純粋でありながら、その心は次第に砕けていく。不幸が不幸を呼ぶ中で、彼に手を差し伸べたのは――。
神童と呼ばれた落ちこぼれは、才児にもなれず、ただの人にもなれない。そんな彼を認めてくれたのは、たった一人だけだった。
これは、落胤を押された永新が――を殺すまでの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 18:00:00
14105文字
会話率:25%
世界の約1割がもつ能力Precious《プレシャス》
最終更新:2024-04-28 13:18:41
478文字
会話率:0%
楽しかったはずの修学旅行での事故、セウォル号沈没事故を参考に描かれる、哀しき愛の物語(百合百合しいです。)
最終更新:2024-04-27 01:44:09
3470文字
会話率:53%
懺悔を持ち合わせ、私は何時もと異なる神社へ訪れました。
真横で流れる歌謡曲は慰めて下さりますが、いまの私には過ぎたる優しさで御座います。
そんな時に、黒蝶の様な男性とお会いしました。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われた
ら申し訳御座いません。
注意事項2
何故このタイトルなのか。
という点は考察が必要そうです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 14:33:54
1155文字
会話率:32%
ダメ人間大好き。碌でもない奴愛してる。
そんな先輩と喫茶店に来た。
破綻しきった未来が見えるのに、楽しそうな理由を教えてくれた。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
クズな奴が主人公
やってます。
そして女子に対する皮肉がエグいです。
※作者自身の特大ブーメランやったらこうなりました。
自分に対して言ってることなので、最高に仕上がった皮肉になりました!! 楽しい!!
(ここに二重線お願いします。お願いします!!)
なんでも許せる方、宜しくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-04 20:42:07
787文字
会話率:44%
「お願いします。彼女と付き合いたいです。どうすればいいでしょうか?」
余りにも無垢で、可愛らしい願い事。正当な者が聞き届けたならば、成就された願い。しかしそれを受け入れたのは墜ちぶれた者だった。
時は変わり、神仕えである慧はとある寂れた
神社の前に立っていた。
そこには歪められた形で願いを叶えるという「堕神」が存在するという。
視察に来た彼はそこで参拝者である少女に会う。
禍は彼が気付かぬ間に目を出した。全ての始まりは信仰無き神社から。
(短編閲覧した読者様)妹はどうしたの?
(作者)色季と茶会に行きました。しばらく戻りませぇん!!
と言う訳で白無垢の初恋、四季神ではなかった戦闘シーンを入れました。
他二つには無かった仄暗さをプラスしてます。(本当はこっちのが好き)
別の種類の長ーい小説をずっと御付き合い戴くのも酷なので、また別の連載として投稿させて戴きます。
今回も完結済み。御興味のある方、お付き合い戴けると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-19 08:12:37
30295文字
会話率:28%
この短い文章は、僕の親戚であり、本家の放蕩息子である浮世月見之介についてのささやかな備忘録だ。
妾腹の末っ子として設けられた月見之介は、血筋にこだわる本家の跡継ぎのバックアップとして育てられた。
これが優秀で性格もよく、長男よりも出来
が良ければお家騒動の種になったのだが、そのあまりにも残念な認知と性格と能力のなさが却って本家の当主の頭痛の種になった。
あまりにも駄目すぎて、一族の仕事を手伝わせることは愚か、子会社や孫会社の名ばかり平社員ですらさせられなかった。
そんな月見之介についての、未完のままインターネットの隅っこでサーバーの肥やしとなっている一連の駄文を簡単にまとめる文章を書いて、この文章に文字通りピリオドを打とうと思い、今回改めて筆を取った次第である。
・こちらで書いていたものの、改変版(微妙に別物)です。
https://ncode.syosetu.com/n6733gg/
・天界音楽様のメリーバッドエンド企画参加用作品(指定タグ「二人だけの閉じた世界」)です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 02:06:24
195329文字
会話率:22%
侯爵家三男のアルバは魔道騎士団を率いる公爵家の跡継ぎに選ばれたヴィオラの婚約者に選ばれた。アルバは可憐で素朴なヴィオラを愛していたが、それ故に嫉妬してほしくて他の令嬢との浮気を繰り返すようになる。ヴィオラからの度重なる警告を無視したアルバに
待っていたのは、想像していたような幸せな結婚生活ではなかった……(軽度の尊厳破壊描写があります、ご注意ください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 20:52:31
15415文字
会話率:50%
RPG乙女ゲーム『Honest love story』——オネラブをやろうとしたら、なんとディスクに傷が。ゲーム機にいれてもやはり上手く動作しない。どうしてもやりたくなって中古屋に同ゲームを買いに行くと事故に遭って死んでしまった。そして目覚
めるとそこはまさにオネラブの世界。まさか悪役令嬢転生? バッドエンド回避とか? 恐る恐る鏡を見ると主人公の聖女に転生していた。やった、推しキャラとリアル恋愛できるじゃん! 意気揚々とゲームを開始した晶は、その後すぐに驚愕する事に。バグで攻略対象キャラが全員オネエになっていた。え? これって攻略できるの?
かくして晶は恋愛は諦めてメリーバッドエンドの大聖女を目指し、オネエ達と共にゲームミッションである冥王ハーデス討伐の旅に出るのであった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 12:01:01
119429文字
会話率:50%
たった4人だけの小さな同窓会の席。他愛もない話題でああだこうだと盛り上がった僕たちは、やがて子供でもしないような「もしも」の話で宴会の場にさらなる花を咲かせていた。
最終更新:2024-04-07 13:09:18
4747文字
会話率:53%
僕と彼女の初デートの行き先。それは無限に広がる宇宙だった。
日程はいつまでも。
行き先はどこまでも。
おやつの決まりは食料庫に積めるだけ。
出発してすぐに土星の輪っかをくぐり抜けると、やがて太陽系から飛び出す頃に宇宙船は亜光速にまで達する
。
夏の大三角形の真ん中を突っ切って、それこそ光の速さで宇宙の果てを目指して突き進む。
※本作は小説投稿サイト「カクヨム」さんにも同内容のものを投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-25 13:50:22
5044文字
会話率:38%
ユエは、物心つく頃からずっと病室の中で生きていた。お世話をしてくれる看護師さん。たまに来てくれるお医者さま。そして、パンダのぬいぐるみ。それらが彼女の世界を構成していた。
ある日、真っ白な世界に鮮やかな黄色が足される。ユエとおんなじ姿かたち
をもつ、双子の姉。名前を萌-モエ-といった。
仲を深めていく二人だったが、手術をすることをお医者さまに告げられ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 13:20:11
7873文字
会話率:29%
中学三年生・安達日和は、いけないことだとわかっていながらも、屋上へ行くことがやめられなかった。自責の念にかられる日々の中で、死神様と出逢い、とある契約をする。それは、ひとりで生き物の生死と向き合うことに疲れてしまった死神様の傍に居ることであ
る。しかし、その為に日和は、この世界から“消える”必要があるのだという。日和に関する記憶も、記録も、思い出でさえ消えるまでの、最後の一週間。そんな中での新しい出逢いと、親友との別れ。居なくなることが判っている中で、日和は何を考えるのか。そして、人が消えたとき、残された者はどうなるのか。三人の主人公の思いが交錯する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 20:18:07
27894文字
会話率:24%
「あなたに勇気をお売りします」
最終更新:2022-11-12 15:05:07
2263文字
会話率:19%
とある大国の後宮に入った臣従国の王女、綉葩(しゅうは)。
馴染めぬ生活に痩せ細ってゆく彼女に同情した若き宦官、煕佑(きゆう)が教えてくれたのは、『翅の夢』と呼ばれる咒(まじない)だった。
最終更新:2024-03-26 12:36:40
8244文字
会話率:14%
取り返しがつかないものほど美しい
最終更新:2024-03-18 18:35:17
1445文字
会話率:10%
取り返しのつかない愚行について。
Twitterにも掲載します。
最終更新:2024-02-22 13:43:50
1328文字
会話率:7%
夢の中でも悪夢を見て、起きていても悪夢は続いて…
1人の臆病な子の、切ない片想いの話。
評価、感想、レビュー、ブックマーク等をお願いします。
最終更新:2024-03-15 12:00:00
2269文字
会話率:25%
悪魔は突然、見知らぬ天使に告白をされた。
しかし悪魔はその不釣り合い差に天使を跳ね除け続けてしまう。
それでも天使は諦めきれず悪魔に猛突撃するが...
最終更新:2024-03-01 00:00:00
8087文字
会話率:56%
少女からの相談です。
このクラスにはたまたま少し変わった人が何人かいた。
最終更新:2024-02-24 11:30:16
5111文字
会話率:11%
この4月大学2年生になった少年「赤花卓人」は、小学生の頃に見た映画をきっかけに、『自分の命を捧げられる女性』を探すようになる。
数々の女性と付き合っては別れるを繰り返す中、ついに彼が見つけた理想の女性は、しかし自身の理想からはとてもかけ離れ
ているもので……?
「なんで俺は、この女性のことが気になるんだ?」
これは、一人の少年である赤花卓人が、自身の幸せを知るまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-16 00:15:08
32579文字
会話率:52%
幼なじみ彼女の相瀬梨乃(あいせ・りの)に別れを切り出した大学生・間宮光(まみや・こう)は、憂さ晴らしのため居酒屋で浴びるようにお酒を飲んでいた。
泥酔して帰宅すると、家の前に立っていたのは、昨日別れたばかりの梨乃。酔いを忘れ困惑する光に
、まるで別人のように風変わりした彼女は、こんな願いを口にする。
「ワタシを教えてほしい」
あろうことか、交通事故に遭ったという梨乃は、記憶の全てを失っていたのだった。
失った記憶を取り戻すため、終わったはずの二人の時間は再び動き始める。
そこで語られる二人の本音、そして幼い頃に掲げた『漫画家』という夢の行き先は——⁉
両想いなのに両想いじゃない恋愛×漫画家を目指すサクセスストーリー!
※この小説は文学フリマ東京36にて、書籍版を販売したもののWeb版です。
この小説はカクヨム様でも公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 21:15:23
70194文字
会話率:44%
明後日、人生初めてのデート、愛車ハコスカをピカピカに磨きあげた。
それなのに……。
しいな ここみ様主催企画「砂糖菓子みたいなラヴ·ストーリー企画」参加作品です。
主催者様が企画を告知したとき、「ホラーやパニックで甘々な作品を書けるも
のなら書いてみろ」って煽ったんですよ、煽られてパニックを書いてやるって思ったのですが、ネタか全然浮かばず悔しーってなりました。
そんな時に思い出したんです、そういえば以前パニックで恋愛物書いた事があったなと、それでこの作品を参加させてみた次第です。
だから私自身この作品が甘々かどうかなんて全然分かりません。
書いた時も恋愛物を書くって言うより、ゾンビ物でこういうシチェーションがあっても良いなぁーと思い書いたんで。
連載の「生存者」の「デート」をちょびっと加筆修正した作品です。
元々の原型はエブリスタに投稿した「デート」です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-08 13:00:00
4370文字
会話率:21%
───辛い人生より死を選ぶ。
嘗て、吟遊詩人が広めた神々の物語。あったかもしれない、居たかもしれない、そんな曖昧で神と人間の距離が今よりずっと近かったそんな時代。それがこの話の舞台。魔法もあれば、ファンタジー生物も闊歩する、ギルドだっ
て大繁盛しているし、勇者が居たりするかもしれないし、魔王だって居るかもしれない、世界。
そんな世界におちてしまった主人公──セリーヌ。彼女は強くもなく、飛び出た才能があるわけでもない、明るい性格でもないちょっとした自殺念慮持ちの女の子。
身体を造り替えられ、半神へとなったセリーヌが生きようとする世界は、神々の気紛れが交差し、渦巻き、人々の思いも被弾しまくる。この世界は決して優しくなんてない。しかも、セリーヌができる事と言えば香水を作ることだけ。だけど、彼女は神々に産み落とされた少年と元奴隷の男を連れて目的も往く先も決めずに気紛れに旅をする。
覇王が突発的に国を征服していくのを見送り、神々のやらかした後始末をしたりしなかったり、魔物と触れあったり、母を名乗る神から何故か逃げたり、冒険者をやったり…。
だけど、やっぱり強くもなく、付和雷同なセリーヌは香水を作ったりしながら、誰よりも人間らしく、神の影響を受けながら生きる…そんな話です。
まァ…作者である自分が重い噺など嫌いなのでギャグテイストになれて………たらいいなァ。願望です。基本的にバッドエンドとかメリーバッドエンドとか好きなタイプなので。
だけど、重い噺なんて書けないし、多分そう思うと思います。ウン、多分。
あと、噺の進み具体が亀並みにゆっくりです。さっさとサクサクと進むのがお好きな方には多分向いてないです。
†††
「アルファポリス」にも出しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-07 18:55:34
23412文字
会話率:37%