強盗犯に殺されて目を覚ますと異世界にいた?チートスキルを手に入れ、異世界を満喫しようとしていたのだが...。旅先で出会う面倒ごとを抱えた仲間達によって様々な事件に巻き込まれてしまう。異世界最強系✖️コメディーの新感覚異世界ファンタジーノベル
。ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 21:40:00
4678文字
会話率:47%
【田舎から出てきたポンコツ聖女が、可愛いショタっ子と継承争いに参加でドタバタなラブコメ展開!?】
田舎で聖女をやっているスイ・ムラクモは、自信のポンコツっぷりが原因で、村の生活に居心地の悪さを感じていた。
以前から都会である王都で活躍し
たいという意思が強かったスイは、幼馴染であるジョイの力を借りて村から出ることを決意。
しかし、王都に続く道が分からず、一人荒野をさ迷っていると……
瀕死状態の可愛いショタっ子、ベイリールから助けを求められる。
聖女の力を発揮して、ベイリールを助けるスイだったが、
荒野で死にかけていた彼が、実はトランドスト王家の王子だということが判明。
さらにベイリールは、自分の弱点を補う力をスイが持っていることに気付き、いきなり熱烈なプロポーズを!!
ベイリールのプロポーズが本気かどうか判断できぬまま、王都まで行動を共にするスイだったが……
そこではテロ行為や黒霧と呼ばれる謎の災害、そして権力を我が物にしようと企む人々の陰謀が渦巻くのだった。
ただ、スイは知らない。もっと大きな災いが待ち受けていることを……。
さまざまな災難を潜り抜け、田舎ら出てきたポンコツ聖女は、大都会で大聖女として成り上がれるのだろうか??折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 21:31:05
109296文字
会話率:48%
『クズ共を断罪し仲間を大切にしただけのなに、何故か美少女メンバーのお姉さんたちから甘々に溺愛されちゃうのだが?』
ハズレスキル【専業主夫】を持つアキ・ランデルは、パーティーメンバーから酷い裏切りをされ追放されてしまう。
途方に暮れるア
キだったが、行き倒れのお姉さんを助けたことから美女だらけのパーティーに強制加入させられてしまった。
そこは、ヤバい女だらけの禁断の花園。純情なのに欲求不満お姉さんたちの魔窟だった。
竜族の血を引くボクっ娘剣士、嫉妬が激しいヤンデレサキュバス、ツンデレだけど胸部装甲薄めのエルフ。彼女たちのパーティーで支援担当を任されたアキは、やがて絆を深め大切で必要不可欠な仲間になるのだった。
ハズレスキルだと思っていた【専業主夫】だけど、実は超レアスキル?
嫁の加護(竜族の加護、魔族の加護、エルフ族の加護)を付与されたアキは、どんどん強く、どんどん成り上がり! そして裏切った元メンバーは、ざまぁされて転落。落ちぶれて惨めに。
でも、勇者になるのは面倒くさいので彼女たちと幸せにイチャラブ生活します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 21:00:24
354934文字
会話率:55%
四月の夜。
父親の命日であるその日、青蘭高校一年生。柿谷良介(かきやりょうすけ)は一人で公園にいた。
「こんな時間にこんな寒いところで何をやっているんですか?柿谷くん」
彼にそう声をかけたのは同じく青蘭高校に通う美少女ーー天野優
奈(あまのゆうな)であった。
整った顔立ちと優雅な雰囲気を持つ彼女をクラスの生徒たちは敬意を持って『姫』という異名を付けていた。
そんな良介と優奈だが、実は同じアパートに暮らしている。高校に向かおうとすれば出くわし、スーパーで買い物をしていれば出くわし、その度に
「やっぱりストーカーじゃないですか」
「違う」
などと疑いをかけられる日々。
同じアパートに暮らす住人であり、それ以上でもそれ以下でも無い関係。
だがある日、互いにお裾分けをするようになり二人の距離はほんの少しだけ縮まった。
そしてさらにある日の出来事で、二人の距離はさらに近づいていく。
その日を境に、弁当を作ってもらったり休日に互いの家でご飯を作りに行ったり遊んだり。優奈も滅多に見せることのない笑顔を見せ始め、良介もまた心を開いていく。やがて二人を隔てていた壁は溶けていき……
「じゃあ……優奈」
「はい……良くん」
そしていつしか、二人は名前で呼び合う仲までになった。
出会いは最悪。そう思っていたのだが、気がつけば互いに惹かれあっていき恋に落ちた。
面倒で死ぬほど可愛い彼女と、平凡で冴えないもやるときはやる男の甘いお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 21:00:09
816348文字
会話率:50%
少し息抜き程度に書いてみました。
最終更新:2022-05-16 12:09:18
2804文字
会話率:63%
わたし、スカーレットは燃費が悪い神殿暮らしの聖女である。
ご飯は人の何倍も食べるし、なんなら食後二時間もすれば空腹で我慢できなくなって、おやつももりもり食べる。というか、食べないと倒れるので食べざるを得ない。
この調子で人の何倍ももり
もり食べ続けたわたしはついに、神殿から「お前がいたら神殿の食糧庫が空になるから出て行け」と追い出されてしまった。
もともと孤児であるわたしは、神殿を追い出されると行くところがない。
聖女仲間が選別に暮れたお菓子を食べながら、何とか近くの町を目指して歩いていたわたしはついに行き倒れてしまったのだが、捨てる神あれば拾う神あり。わたしを拾ってご飯を与えてくださった神様のような公爵様がいた!
神殿暮らしで常識知らずの、しかも超燃費の悪いわたしを見捨てられなかった、二十一歳の若き公爵様リヒャルト・ヴァイアーライヒ様(しかも王弟殿下)は、当面の間わたしの面倒を見てくださるという。
三食もりもりのご飯におやつに…とすっかり胃袋を掴まれてしまったわたしは、なんとかしてリヒャルト様のお家の子にしてもらおうと画策する。
しかもリヒャルト様の考察では、わたしのこの燃費の悪さには理由がありそうだとのこと。
ふむふむふむ、もぐもぐもぐ……まあ理由はどうでもいいや。
とにかくわたしは、この素敵な(ごはん的に!)環境を手放したくないから、なにが何でもリヒャルト様に使える子認定してもらって、養女にしてもらいたい。願いはただそれだけなのだから!
そんなある日、リヒャルト様の元に王太子殿下の婚約者だという女性がやってくる。
え? わたしが王太子殿下の新しい婚約候補⁉
ないないない!あり得ませんから――!
どうやらわたしの、「リヒャルト様のおうちの子にしてほしい」と言う願望が、おかしな方向へ転がっていますよ⁉
わたしはただ、リヒャルト様の側で、美味しいご飯をお腹いっぱい食べたいだけなんですからねー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 21:00:00
89413文字
会話率:31%
わたしクリスティーナ。突然ですが、異母妹のかわりに聖女として帝国に嫁ぐことになりました。嫁ぐって言ってもほぼドナドナ状態で運ばれて、なんだかなあって思っていたら、夫になる皇帝マクシミリアンが生活している王都を素通りしてなぜか幽霊屋敷みたいな
古城に運ばれて、これまたなぜかここで生活しろって言われたんだけど…あれ?わたし、お妃様だよね?
最初は驚いたわたしだけど、まあ、面倒くさいお妃業とかしなくていいなら万々歳だとばかりに古城を好き勝手改造して快適スローライフを目指して第二の人生を出発します~!と意気揚々と古城生活を開始したんだけど、結婚誓約書にサインが必要だとか言って不本意そうにマクシミリアンがやってきた!祖国の動きもどうもきな臭いし、なんだか面倒ごとに巻き込まれそうな嫌な予感がいたします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-07 19:00:00
115676文字
会話率:25%
葦藁 孟(あしわら たける)は、とある神様の師匠から「次行ってこい」と言われ異世界へと転移する。といっても異世界転移は2度目のタケル、師匠のところへ転移したことをカウントするなら3度目となるため、そこまで慌ててはいないが面倒なのも確か。師匠
が怖いのでとりあえず相棒のサクラと転移後すぐの街で仲間になった少しーーいや、かなりーーアホで美人で圧もクセも含めてやたらに強いダークエルフのお姉さんと共に旅をすることに。道々でドタバタと仲間たちの理不尽な突っ込みに文句を言いつつ縁のあった者たちを助けたりもしつつ、1度目の異世界と同じく最後はなんとかかんとか世界の危機を救う物語ーーまぁ1回目の旅もそうだったけど、旅=旅行とチガウ……単なる荒行じゃねーかーーー!!ーーと思っても師匠が怖すぎて口に出せないタケルの旅が始まります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 20:53:20
574751文字
会話率:20%
今から遡ること千年前。
妖と呼ばれる異形の存在が時に災害を起こし人々を脅かしていた。
そこで妖を退治するべく立ち上がったのは【対妖討伐隊】。
彼らには妖に対抗する為の退魔の力が備わっており、妖と人間との戦いは現在でも続くことになる。
対妖討伐隊には主力の四家がおり、東野家・西条家・南場家・北都家である。
この四家は妖に強い憎しみを持ち、妖討伐の最前線にいた。
しかし、この中で東野家だけこの争いに疑問を持ち始める。
『このまま妖と戦うより、仲良くした方がよくね?』
当然他の三家からは非難の嵐である。
争い事が嫌いなのは何も人間だけではなく、勿論妖の中にも争い事が嫌いな妖は存在しており、その妖たちは東野家に集まった。
流石に主力の一家と争いたくない対妖討伐隊は一部の地域のみで人間と妖の共存を認めた。
それが【人妖町自治区】。
今では【人妖町】と呼ばれている場所である。
「……うん、話の内容が長いよな」
現在の東野家の跡取りとなる一二三。
残念ながら、面倒くさがり・マイペース・無気力の3Mが揃ったいわゆるダメ人間である。
そんな一二三に差出人不明の荷物が着払いで届き、これがきっかけで運命が動き出す。
「差出人名ぐらい書いて、しっかりお金を払って郵送しろよな」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 20:37:21
39227文字
会話率:64%
シンディはある日、森の中で子供を拾う。後にその子供は、記憶もなく意思の疎通も取れないのだと知り、シンディは途方に暮れる。仕方なく面倒を見る事になったシンディだったが、その子供との年月は家族としての情を生み、いつしか2人は本当の家族の様になっ
ていった。しかし少年へと育った者は、自分を探す為に旅立ちを選んだ。少年は記憶を求め、そして出会い、その続く日々の先にある出来事を知る。果たしてその時に取る行動は、巻き戻された未来と変わっているのだろうか…。記憶のない少年、ルースの旅がここに始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 20:15:17
480764文字
会話率:44%
シドという名の男は、C級冒険者である。風魔法と身体強化を使い、ソロで活動しながらも街のギルドには属することなく、国中を移動しながら冒険者業を続けていた。そんな中、ハノイの街のダンジョンへ潜る。だが、そこでの出来事から、状況が少しずつ変わって
ゆく。しかし、面倒事には関わりあいたくない。少し変わり者のシドは、ちょっと何かを抱えつつ、冒険者として普通に生きていくつもりだったのだが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 08:20:00
394064文字
会話率:43%
死んでもっと努力すればと後悔していた俺は妖精みたいなやつに転生させられた。話しているうちに名前を忘れてしまったことに気付き、その妖精みたいなやつに名付けられた。
「カイ=マールス」と。
よく分からないまま取りあえず強くなれとのことで訓練を始
めるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 20:00:00
31001文字
会話率:44%
ケイトの師であるポーラから受けた国の依頼。
それは魔法都市国家マハラティーニにあったという杖の捜索であった。
当然ながら捜索だけで済むはずがなく、様々な問題が絡みつく。
不老長寿ハイエルフの国ならではの王位継承問題。
邪龍ラハブを
封印していたという眉唾に思える昔話。
その邪龍を崇拝する邪教集団ラハブの影。
そして杖の在処を知る盗賊たちの存在。
いかにも面倒な仕事の依頼を(不本意ながら)受けたケイトの、新たな事件簿が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 19:50:00
19531文字
会話率:28%
「勝てば官軍、負ければ賊軍、それが世の理である」
片道一時間の自転車通学をしていた、高校生の泉水蓮。勉強を頑張るならとの約束で兄の車の迎えを待っていたが、いつまで経っても迎えに来ない。しびれを切らして帰ろうとしたところ見知らぬ人間に襲われ
て———。
兄は生きてるのか、相棒との付き合い方は、そもそも”正道”って何??疑問符ばかりのまま泉水は面倒な世界に巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 19:29:09
57780文字
会話率:50%
10/11 タイトル変更。
旧題:「ぼっち」の俺が美少女に告られたから台無しにしたら、何故かその日から生活が変わった話したっけ?
両親とのいざこざがあり、高校入学と同時に一人暮らしを始めた主人公・神谷。
人間関係が面倒くさいと思
う彼は友達も作らず、家でも学校でも、誇り高き「ぼっち」として過ごす。
しかし、2年生になったある日、クラスの美少女である如月愛衣(きさらぎ あい)に告白されるも、「で?何が目的なの?」と返して台無しにする。
それでまた今までどおりの生活に戻ると思いきや、今度は、過去にイジメられトラウマを抱えた義妹ができたり、如月が絡んできたり・・・
俺の快適なぼっち生活はどこへ行った!
アルファポリス、ノベプラでも投稿中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 19:20:18
84669文字
会話率:41%
商業ギルド支部の警備員ブレイズは、ある雷雨の夜、魔境の森で死にかけの少女を保護する。
後日、相棒ラディカールと森へ調査に赴いた彼が目にしたのは、魔境の森の不可解な変化だった。
獣たちは、浮足立って落ち着かず。
奥にある謎の小屋は、それまで
開かなかった扉が破られている。
拾った少女はやがて目を覚ましたが、自身に関する一切の記憶を失っていた。
ウィットと名付けられた少女はギルドで暮らすことになるが、ある事件をきっかけに、奇妙な異能を発現して――。
剣士ブレイズと魔術士ラディが、謎のボーイッシュ少女の面倒を見ながら魔境の謎に向き合ったり向き合わなかったりする、下っ端日常ファンタジーです。
※地味に異世界転移の要素があります。
※この作品は他サイトにも重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 19:16:37
513057文字
会話率:39%
残虐非道の鬼女王。若くして女王になったアリエルは、自国を導き反映させるため、あらゆる手段を尽くした。時に非道とも言える手段を使ったことから、一部の人間からは情の通じない王として恐れられている。しかし彼女のおかげで王国は繁栄し、王国の人々に支
持されていた。
だが、そんな彼女の内心は、女王になんてなりたくなかったと嘆いている。前世では一般人だった彼女は、ぐーたらと自由に生きることが夢だった。そんな夢は叶わず、人々に求められるまま女王として振る舞う。
そんなある日、目が覚めると彼女は少女になっていた。
実の姉が魔女と結託し、アリエルを陥れようとしたのだ。女王の地位を奪われたアリエルは復讐を決意……なーんてするわけもなく!
ちょうどいい機会だし、このままセカンドライフを送ろう!
彼女はむしろ喜んだ。
こちらの連載版です。
https://ncode.syosetu.com/n2188iz/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 19:10:00
93041文字
会話率:43%
残虐非道の鬼女王。若くして女王になったアリエルは、自国を導き反映させるため、あらゆる手段を尽くした。時に非道とも言える手段を使ったことから、一部の人間からは情の通じない王として恐れられている。しかし彼女のおかげで王国は繁栄し、王国の人々に支
持されていた。
だが、そんな彼女の内心は、女王になんてなりたくなかったと嘆いている。前世では一般人だった彼女は、ぐーたらと自由に生きることが夢だった。そんな夢は叶わず、人々に求められるまま女王として振る舞う。
そんなある日、目が覚めると彼女は少女になっていた。
実の姉が魔女と結託し、アリエルを陥れようとしたのだ。女王の地位を奪われたアリエルは復讐を決意……なーんてするわけもなく!
ちょうどいい機会だし、このままセカンドライフを送ろう!
彼女はむしろ喜んだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 19:01:09
11399文字
会話率:35%
貴族の家に双子として生まれたライナとレナ。妹のレナは我儘で自分勝手な姉ライナに振り回される日々を送る。そんなある日、ライナが聖女に選ばれてしまった。面倒だからやりたくないライナは、そっくりな妹のレナに身代わりをするよう提案する。
逆らえない
彼女は承諾し、聖女のフリをするため魔法を必死で学んだ。そうして聖女になった彼女は、日々の御勤めを熟していく。
嫌々始めたことだったとはいえ、王子や友人、いろんな人に支えられながら、充実した毎日を送っていた。
しかしそんな日々も――
「私が本物の聖女ですわ!」
姉の一言で終わりを向えてしまう。
しかし周囲の者たちは気づいていなかった。
聖女のフリをするために学んだ魔法の腕は、本物の聖女すら超える領域に達していて?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-26 11:00:00
9936文字
会話率:32%
進学校・将英学園に通う高校二年生、安麻田 瑠衣(あまた るい)は控えめで目立たない性格。顔がそっくりな双子の妹、亜衣(あい)は兄の瑠衣とは別の高校に通っている。
小学生の頃に遠足で迷子になった際、同級生のガキ大将・迅堂 晃(じんどう あき
ら)に助けられ、瑠衣と亜衣は彼に恋をした。妹の亜衣は彼に合わせて自分の性格を変えて猛アタックし、迅堂と交際することに。兄の瑠衣は恋心を隠したまま二人の仲を応援していた。
夏休み明け、土佐辺 慎吾(とさべ しんご)と共にクラスの文化祭の実行委員を務めることになった瑠衣。情報通の土佐辺は周りから頼られ過ぎて何かと面倒なことを任され辟易していた。彼が瑠衣を同じ実行委員に指名した表向きの理由は、きちんと任された仕事をやる性格だと知っていたから。
迅堂が亜衣に肉体関係を迫ったことを知り、瑠衣は密かにショックを受ける。ひっそり想い続けるつもりだったがこれ以上は耐えられないと悟り、長年の片想いに終止符を打つ決意をする。土佐辺からアドバイスを貰いながら二人が仲直りできるように取り持つうちに、亜衣に誘いを掛ける先輩の存在を知る。
勉強会や文化祭の準備を通じて徐々に打ち解けていく土佐辺と瑠衣。しかし、その間に割り込む存在が現れた。
* * * * *
全64話、約10万字。
長年の一途な片想いの結末にご期待ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 19:04:58
61273文字
会話率:60%
年末に行われる全国ネットの漫才コンクールで、香川県の高校生に通う素人の二人組み(鬼松と福家)が優勝した。
二人には小学一年生の時、全校生徒の前で予期せず辱められた経験があり、それ以来、赤面症と軽い対人恐怖症に陥った共通点があった。
小学三
年に上がる時のクラス替えで同じクラスになった二人は、似た境遇から親友になり、二人して木村サクラという女の子を好きになる。二人してサクラと同じ塾に通いだし、そこで数学講師の三島由紀夫に出会う。
三島は人と話すのが苦手そうな鬼松と福家を贔屓にし、三島を介して鬼松と福家はサクラと仲良くなっていく。
小学五年のクラス替えでも三人は同じクラスになったが、大きな変化としてまーくんという発達障害の生徒が転校してきていた。まーくんは何をするにも他の生徒たちには劣り、イジメの対象になった。まーくんの面倒を見るのはサクラの役目だったが、そんな優等生な振る舞いから妬まれ、サクラは陰口を叩かれ始める。
鬼松も福家もサクラは悪くないと分かっていながら、サクラを批判する言葉に反論できない。それを知った三島は嘆き怒って二人とは一線引くようになる。
ある日、まーくんが教室で排泄物を漏らすという事件が起こり、それを止めに入ったサクラもイジメの標的となった。
事件後サクラは腫れ物扱いされ、お漏らし事件はタブーとされるが、三島だけは意に介せずその話題に触れ、サクラの味方となった。
助けられなかったことを謝る鬼松と福家だったが、三島は許さず、「一日一回はサクラを笑わすこと」というミッションを二人に突きつける。それから鬼松と福家は笑いを研究し、日々サクラを笑わそうと努力する。対人恐怖症を克服し、人前でも研究した笑いの成果を発表するようになっていく。
鬼松と福家が漫才コンクールで優勝した年の大晦日。サクラと三島は、鬼松と福家が稽古に使っていた香川県総合運動公園の屋根がついた休憩所の下に居た。
正午を知らせるサイレンが鳴る。その音が細く聞こえなくなったところで三島が指を鳴らした。大きな柱の陰から鬼松と福家が現れる。人前で赤面することしか出来なかった二人が、六年十一ヶ月試行錯誤したネタが始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 19:00:00
13825文字
会話率:20%
リアラ・エステマリアは伯爵家の娘だ。しかし、両親は豊かな伯爵領の財産を使いつぶしていった。領民を顧みず、自らの享楽に講じた結果、リアラが生まれた数か月後に断罪された。それを手に掛けたのが、当時齢15歳だった、リドクリフ第三王子だった。しかし
、生まれたばかりのリアラには罪がないと断罪の手を下すことはなかった。その決断を見ていた、兄王からリドクリフに下った命令は、リアラが5歳になり、リドクリフは20歳になれば、1代限りの公爵となり、リアラの貴族後見人として伯爵領を支えろである。面倒を見ることが出来ないなら殺せと仰せつかり、リアラを面倒を見ることを決意したのだ。まだ、幼いリアラを、当時の乳母であった家庭に預け、リドクリフはその時を待った。
そして、実際にリアラが5歳の誕生日の時に、エステマリア伯爵家へと移り、領主の勉強を実行していく。
それとは別に、リアラは転生者だった。前世は、シンガーソングライターということもあり、領を文化発祥地としたいと強く願うと同時に、勉強と音楽とに一心に身を注いでいく。そのため、5歳にして発想は飛んでおり、周りからも一目置かれていく存在となっていく。
音楽の才能を発揮し、考える理想を追いかけ、努力する姿に周りはリアラの存在をどうにか取り込もうと周りの大人たちは動き出して――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 18:00:00
124363文字
会話率:39%
様々な種族が生を受けた世界‐ミスレイス‐ 大小様々な大陸からなるこの世界では、多くの種族が各々の文化で国を建て──各々が文明を進化させてきた。
──そして時代は進み、舞台は人族が建てた国“ドーヴァ”。その国王であるラドロフは、とある要件で王
都から外れた丘の家を訪ねた。出迎えたのは、家の主“カカ”とメイドの“アクアス”。ラドロフは他国からのSOSを受け、それを2人に解決して欲しいと願った。カカは面倒に思い断ろうとしたが、ラドロフの必死のお願いと報酬欲しさに渋々これを了承…。
──こうしてカカとアクアスの2人は、SOSを出した国を目指して飛空艇に乗り込んだ。その先に何が待っているのかも知らずに──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 18:00:00
333600文字
会話率:43%
大陸歴1158年。アンデス王国にて後の歴史家はこの時代をこう呼ぶ『婚約破棄の世紀』と。
貴族社会では自由恋愛が謳われ婚約破棄が横行する中、北の辺境伯出身の少女ナンテは『ジャガイモ姫』などと揶揄されながらも学院生活を過ごしていた。
彼女の
望みは婚約などという面倒なものに振り回されずに学院を卒業し、実家に戻ってジャガイモ農家としてのんびり生活することだ。しかしそうはさせるかと言わんばかりに周囲の男性は彼女に問題ごとを押し付けて来るのだった。
####
元々は「婚約破棄と言えばこれ……じゃないでしょ!」を起点にした短編から他の構想と合体させたストーリーを展開させる予定です。なので婚約破棄が出落ちになる可能性もあります。(その場合は後でタイトル変えるかもです)
基本、イチャラブ要素少なめ、ざまぁ要素ほぼなし、ヒューマンドラマの方がジャンル近いかも?な感じでまったり進めていきます。多分。
いつもながらにプロットなしの自転車操業です。最低でも週2更新はキープする予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 17:46:22
177569文字
会話率:35%
私の名は、アリスダリア尊。
この宇宙の創始者の彼女(娘)として、
私たちが種をまいて文明の発達した星々の
善良な生物たちからは、銀河を守るゴッズ・プリンセス
などと呼ばれ、敬われてきたわ。
・・・というのは遠い昔の話。
今ではこの宇
宙における、
魔族、霊族、幻獣族、異次元族、宇宙怪獣などが
勝手に湧いてきて、悪さするものは消していって、
結局、多くの勢力から恐れられ、
「ゴッズ・ブレイカー」って呼ばれているわ。
何故、デモンズブレイカーとか
ビーストブレイカーって呼んでくれないの?
訳あって、このジ・アース(地球)やその月に住んで、100年余り・・・
人間同士の戦争の時も、人には出来るだけ接しないようにして
助けてきたつもりだけど。
この星の創始者である叔母様の頼みで、一人娘のマリアを
70年余り面倒をみてきたけど、
今回のお願いは、3年間だけ第一魔霊法大学に行けってことなの。
調べてほしい案件があるとかで、
私でなくてもよくない?って思ったけど。
私は、あまり目立ちたくないからって愚図ると、
辺境の中小企業の経営者の娘ってことで、
目立たないようにするとおっしゃって。
叔母様は身分と名前を用意して下さった。
「楽しんでいらっしゃい。」とおっしゃられたわ。
いえ、もう充分 楽しんでますけど。
この学校を調べると、生徒には上流な家柄は勿論のこと、
頭脳も半数以上の子が、量子伝脳化(量子化手術)
してて、それぞれが特性を持った魔法や霊法を使う子たち。
ほとんどは、親が大企業の役員だったり、
系列企業の社長だったり、
国や地方の権力者だったり、
天下り特殊法人の理事だったり、
親と一緒で、一癖あってプライドの高い子たちばかり。
けれど全然、気にしないし、ならないわ。
逆に面白そうって思って、引き受けたの。
この星の人族は私を畏怖や恐怖の目で見ないし、
心根はみんな善良。本当に大好き。
この星に来て、すごく伸び伸び出来るし、気持ちが楽なの。
けれど、そうも言っていられない事件が起きてしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 17:10:29
59844文字
会話率:14%