舞台は広大な草原。
宿星に導かれた数多の好漢たちが、亡族の遺児インジャと出逢い、これを助けて草原を制覇していく架空の歴史物語。
巻一では、フドウ氏の滅亡、インジャの生誕から独立、そして「連丘篇」「神都篇」と続きます。
下記のうち、どれか
ひとつでもお好きなら、ぜひご一読ください。
①漢文 ②歴史 ③水滸伝 ④三国志 ⑤金庸 ⑥銀英伝 ⑦チンギス・ハーン
きっと読み応えあります。
ちなみにこちらは第二稿です。
初稿は楽天ブログに同じタイトルで公開されています。
楽天のほうは「巻一二」まで進行しているので、もし続きを早く知りたい方がいたら、そちらをぜひご参照ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 09:00:00
1461984文字
会話率:48%
令和の時代において、しがない大学生だった俺は戦国の世で武士の息子に転生した。
しかし、そこは俺の知っている過去の世界とは少しばかり様子が違うようで…
この小説は日本の戦国時代と良く似た、しかし確実に違う世界で起こる戦国時代小説風ファンタジ
ー小説です。
歴史物やIF物をご期待の方には合わない可能性が有りますので御注意下さい。
また、地名、人名は架空の名前を使用しますが自然物(植物、動物)や産物(料理、工芸品)、また宗教(細かな宗派については架空)について読み手も書き手も混乱を避ける為、現実世界と同様の名前を使用する予定です。
登場人物の言葉遣いに関しては読みやすさ、分かり易さ重視とするつもりです。あくまで娯楽としてお楽しみ頂ければと思います。(お楽しみ頂けるレベルの作品を提供できるよう努力致します。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 18:00:00
535555文字
会話率:56%
主人公は不幸にも工事現場の足場が崩落する事故に巻き込まれて死亡、転生した。転生先は幕末維新期の長州。山縣小助……後に山縣有朋と名乗る人物であった。山縣といえば明治期において政界に君臨した軍人政治家で、官僚のボスとされている。
しかし、山縣は近代日本史において悪者として語られがちな存在だ。それは政党が力を増していく時代のなかにあって、彼らの躍進を阻もうとした抵抗勢力であるから。また、死んだ際にも国葬が営まれたが、同時期にあった大隈重信の国葬と比較され、政党の影響が強い新聞には「大隈は国民葬、山縣は『民』が抜けて国葬であった」などと揶揄される始末である。
そんな寂しい人生は嫌だ。もっと人々に愛される存在になりたい。
主人公はそう決意し、愛される存在になるべく努力する。しかし、時代は波乱の明治時代。果たして山縣は愛される存在になれるのだろうか。
【お断り】
歴史物ですので、基本的に史実に沿った物語進行をしていきます。ただ、当然ながら物語の都合上、改変される部分もあります。
また、歴史的事件については諸説あることがあります。基本的に通説を採用しますが、異説や若干の改変を加えることがあります。伝説、伝承なども展開次第で採用することとします。なぜそのようにしたのかなどの解説はその都度、あとがきなどで載せようと思います。
【その他】
ご意見や疑問点などありましたら、感想にお書きください。回答は基本的に個別で、件数が多いようでしたら活動報告や次話のまえがきで回答に代えさせていただきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 00:00:00
113212文字
会話率:42%
デスマーチで論文を書いていた主人公は、完成を目前にしてその生涯を終え、生まれ変わる。転生したのは戦国時代。戦国の英雄・織田信長ーーがいる尾張国のお隣、伊勢国を治める戦国大名・北畠家。その嫡男として産まれたが、待っているのは織田家に攻め
られて滅亡する未来。せめて寿命で死にたい! そう願う主人公は、お家を存続させるために奮闘する。
目標、お家存続
そのために、信長さんと仲良くなろう。
【お断り】
歴史物ですので、基本的に史実に沿った物語進行をしていきます。ただ、北畠家を存続させたり、主人公がこの時代に詳しかったりといった理由で改変される部分もあります。
また、歴史的事件については諸説あることがあります。基本的に通説を採用しますが、異説や若干の改変を加えることがあります。伝説、伝承なども展開次第で採用することとします。なぜそのようにしたのかなどの解説は、あとがきなどで載せようと思います。
【その他】
ご意見や疑問点などありましたら、感想にお書きください。回答は基本的に個別で、件数が多いようでしたら活動報告や次話のまえがきで回答に代えさせていただきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-24 00:00:00
1152517文字
会話率:44%
悲運な女性の断末魔を描いた物語です。
はるか未来の、宇宙の彼方を舞台としていますが、独裁的領主が支配者として君臨する、封建的な世相を背景とします。
とある星団帝国の名門領主という高貴な生まれであったその女性が、裕福な暮らしと幸福な日
々の先に陥った、ブラックホールにのみ込まれるという壮絶な最期。
15個もの星系を領有し、財力も声望も文句なしといえる名家の棟梁の妻であったのに、一族は滅亡し、愛娘は凌辱の末に惨殺され、夫の身体は4つにちぎれ飛び、自身も激烈な引力から逃れられなくなり、生存は絶望的となります。何もできず、ただ死を待つのみとなってしまったのです。
その悲運の引き金になったのは、手塩にかけ愛情を注いできたはずの、領民たちがまき起こした反乱でした。
善良な知行によって信頼関係を築き、慕われ親しまれてきたはずなのに、こんなにも残酷な裏切りで報いられてしまったのです。
なぜ・・・なぜ・・・、と女性は問いかけます。不可避となった死への絶望の中で、一心不乱に考えをめぐらせます。それしかできないのです。
ブラックホールの強大な重力によって、驚異的なまでに引き伸ばされた時間の中で、女性の問いはいつまでもどこまでも続くこととなります。
そして長い長い問いかけの果ての結末として、彼女は、生涯で最大の悲劇に遭遇します。娘の惨殺より、夫の身体の四散より、自分の死が不可避なことより、もっと壮絶な悲劇に・・・
銀河戦國史シリーズの一つとして描いた作品です。
地球を飛び出し宇宙に進出した人類が、直径10万光年にも及ぶ銀河系円盤のいたるところに生息場所を広げ、離合集散や栄枯盛衰を際限もなく繰り返した果てに、全銀河全人類を含んだ統一政体のもとで恒久平和を実現するに至ります。
そんな人類の描き出した、大樹の枝の経脈を彷彿させる1万年の足跡を記したものが、銀河戦國史シリーズです。10万光年の空間と1万年の時間を舞台とした全人類史が、シリーズの全景です。
1万年後の、恒久平和実現後の銀河系に暮らすエリス少年が歴史に触れる場面から、物語は始まります。プロローグにおいて、少年が「銀河戦國史」に思いをはせる場面が描かれ、それに続いて、本編としての上記表題の物語を描き始める、という構成になっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 17:00:00
6346文字
会話率:5%
地球を飛び出し、銀河系のいたるところに拡散して生息域を広げ、離合集散・栄枯盛衰・切磋琢磨を繰り返した末に、全銀河・全人類を包含した統一政体のもと、恒久平和を実現するに至った人類の、1万年にも及ぶ、大樹のごとき歩みの経脈-それが、銀河戦国史
です。
その大樹よりこぼれ落ちた一葉の物語が、エリス少年のもとに舞い込みます。
彼は、恒久平和実現後の銀河系で暮らす、歴史好きの少年です。
今日も彼は、一葉の物語に乗って、遥かなる歴史の探索に乗り出すでしょう。
さあ! あなたも、銀河系を遍く視野に収めた全人類史という壮大な歴史叙事詩の1ページを、エリス少年と一緒に垣間見るべく、遥かなる時空へと旅立とうではありませんか!
今回少年は、銀河史における古代のエピソードに遭遇します。
宙賊に拉致されたヒロイン―セシリア・ベール。拉致の実行者で、額に刻印された識別表示を名前代わりとするしかない培養奴隷―C-683。学生時代セシリアに心を寄せていた、宇宙保安機構の新米職員―ロザリオ・マター。
彼らが、暗黒天体群域と呼ばれる、数百光年のスケールで広がる宙域を駆け巡り、プルシャプラ、バーラーブ、ニーシャプールといった数々の天体地中都市や人工惑星を次々に踏破します。
野心的な牙を垣間見せる宇宙帝国ガウベラ、定住民への蔑視が色濃い航宙民族の部族連合王国バクトラ、地球連合を離脱し強硬派を標榜する惑星国家パータリプトラ、数万光年の彼方にあるといわれるも不確かな要素の多い遠くの帝国といった、複数の大規模集団に翻弄されつつ、彼らの物語は展開します。
チェルチェンの会戦という、銀河史に大きな影響を残した戦いの直前に当たるエピソードでもあります。
銀河史を語る上で、基軸となる組織といわれるのが銀河連邦ですが、それの前身である地球連合と、それが保有する防衛組織である宇宙保安機構の活躍が、描かれる物語でもあります。
宙賊に捕らわれの身となったセシリアの運命、培養奴隷という残酷な身の上のC-683の生き様、セシリアに心を寄せ続けたロザリオの恋の行方、それらを、広大な銀河系と重層的な時の流れを背景に描出しています。
途方もなく広がる時間と空間を感じながら堪能できる群像活劇に仕上げたつもりですので、是非、ご一読ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 17:00:00
268104文字
会話率:27%
地球を飛び出し、銀河系のいたるところに拡散して生息域を広げ、離合集散・栄枯盛衰・切磋琢磨を繰り返した末に、全銀河・全人類を包含した統一政体のもと、恒久平和を実現するに至った人類の、一万年にも及ぶ、大樹のごとき歩みの経脈-それが、銀河戦国史
です。
その大樹よりこぼれ落ちた一葉の物語が、エリス少年のもとに舞い込みます。彼は、恒久平和実現後の銀河系で暮らす、歴史好きの少年です。今日も彼は、一葉の物語に乗って、遥かなる歴史の探索に乗り出すでしょう。
さあ! あなたも、銀河系を股にかけた全人類史という壮大な歴史叙事詩の1ページを、エリス少年と一緒に垣間見るべく、遥かなる時空へと旅立とうではありませんか!
今回エリス少年のもとを訪った物語は、銀河史中世の出来事です。
遠くにある巨大帝国による、怒涛の侵略を受けた国がありました。
兵力も兵器水準もはるかに上手で、戦術においてもずっと洗練されている侵略者を相手に、防衛戦に駆り出された門閥は絶望的な決戦を余儀なくされます。
驚くような奇跡の連続で、どうにか祖国防衛には成功しましたが、その一門は深く傷つき、多くの兵を失いました。兵は、平時には所領における生産の担い手です。
防衛戦の後には、生産力の大幅な低下を原因とする、厳しい貧困が待っていました。祖国防衛成功に対する戦功褒賞を頂戴せねば、一門は滅亡や離散を避けられないかもしれません。
しかし、待てど暮らせど、褒賞下賜の連絡は届きません。痺れを切らした一門の棟梁は、自分からもらいに行くことを決断します。
ですが、この時代の宇宙を渡る旅とは、生易しいものではありません。百光年の距離を踏破しなければならないのに、超光速での移動手段を確保するところから、一門は壁にぶち当たります。
治安維持に手の回らない国での旅路なので、途上には危険も満ちています。完全アウェーの場所で、難題に取り組まなければいけない場面も出てきます。
こんな彼らの旅の結末は、いかなるものなのか? 待望の褒美は頂戴できるのか? 戦後の荒廃による貧苦にあえぐ一門に、どんな未来が待ち受けるのか? 是非見届けて頂きたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-23 17:00:00
45354文字
会話率:22%
18世紀半ば、北方の大国ブリタニアス連合王国エイグランドで一人の女性科学者エルデティーナ・フォトンが提唱し実現させた無尽蔵のエネルギー発生装置、フォトン・コア・リアクター、そしてその力を利用して精製される超金属エルディウム合金、それらは世
界に大産業革命を起こした。
当初その力を独占しようとしたエイグランドであったが、その目論見はエルデティーナ・フォトンの裏切りによって瓦解する、彼女は全世界に向けてリアクターの核であるフォトン・コア・クリスタルの精製方法を開示したのである、クリスタルの精製に適した『理力の泉』の場所と、精製失敗による甚大なリスクと共に。
それでも各国は夢のリアクターを求め、精製を強行する、その結果、百数十年の間に幾つかの都市や町が壊滅、若しくは消滅する、その中には大都市も含まれていた、ゲルマニア帝国の首都リヒト・ベルリン、コメリア合衆国の経済都市ネクサス・ヨーク、そして大日輪帝国の帝都皇京である。
結果として1930年までにフォトン・コア・リアクターの所有に成功したのはブリタニアス連合王国、フランジアス共和国、ロシエト連邦(旧ロシエ帝国)、ポーラスカ共和国、コメリア合衆国、大日輪帝国の6ケ国であった。
そして各国はこの夢のエネルギーと超金属を当然の如く軍事利用していた、鋼鉄よりも遥かに強靭で軽いエルディウム合金で作られた兵器はより強くより速くより大きく、と。
数々の紛争や戦争、そして第一次世界大戦を経て、兵器はより巨大に膨れ上がっていた、それによる経済の破綻を恐れた各国はワシントン軍縮条約を締結し兵器の膨張は止まったかに思われた、しかしそれは虎視眈々と牙を研ぐ大戦敗戦国に隙を与える事にも繋がっていた。
そして1939年9月1日、先の大戦の敗戦国、ゲルマニア共和国はフォトン・コア・リアクターを求めて隣国、ポーラスカ共和国へと侵攻する、これが後に、第二次世界大戦と呼ばれる戦いに発展する事になるのである。
そしてそれは、日煌戦争真っただ中にある極東の軍事国家、大日輪帝国に巨大な火の粉となって降り注ぐのであった。
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史実のアジア太平洋戦争をベースにSF要素を加えた作品です、基本的にフィクションです、歴史物としては成立していませんのでご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 12:00:00
680602文字
会話率:46%
[三国志×文官×異能×女武闘家]
※本編は完結済みですが、短編や他の文官を主人公にした話は今後も追加し続けます※
三国志の時代の文官を描きます。
文官といえば地味なイメージですが、結構バトル多めです。
主人公は蜀において、諸葛亮孔明に
次ぐ官職を務めた許靖という人物です。戦乱に翻弄され、中国各地を放浪する波乱万丈の人生を送りました。
曹操のことを「治世の能臣、乱世の奸雄」と評した許劭の従兄弟に当たりますが、許靖も許劭と同じく人物鑑定で世に知られた名士です。
本作ではその人物鑑定において、ちょっとした異能を持った人物として許靖を描いています。
歴史物とはいえ軽く読めるように書いていますので、歴史が苦手な方でもお気軽にお読みいただけたらと思います。
※名前が分かりにくくなるのを避けるため、字《アザナ》は使用しないことにしました。ご了承ください※
本編完結しました!!
……が、まだまだ書き足りません。本当はもっともっと書きたいと思いながらも、あまりに全体が冗長になるため我慢して先を急ぎました。
なので今後も短編は追加していきますし、何より三国志の文官を中心に据えた小説の執筆は私の生涯のライフワークにしたいと思っています。
もしよろしければ、ブックマーク・フォローをしておいていただければと思います。
ちなみに執筆予定のネタを羅列すると、ざっと思いつくだけでこれだけあります(笑)
・韓儀のその後
・花琳と小芳の日常
・陶深の仕事
・洛陽での日常
・張飛の酒探し
・美雨の店と家族
・反董卓連合
・豫州での日常
・揚州での日常
・海への小旅行
・松子の店 揚州店
・胡蝶の会
・許靖とともに交州へ避難した人々
・交州の異民族反乱
・松子の店 交州店
・交州での日常
・益州での日常
・松子の店 益州店
・凜風・翠蘭の益州合流
・陳祗の恋
・劉璋の食事
・許靖と劉備陣営
・他の文官を主人公に据えた短編、長編折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 19:38:19
1606415文字
会話率:32%
本作はF系・架空戦記のなかでのちょっとエッチなエピソードを歴史物語風に描いたものです。
王子と王女の密会でなされたちょっと官能的な一幕を後世の編纂者の視点でまとめているという文体を採っています。
読切ですので、気軽にお楽しみいただけますと幸
いです。
好評でしたら別エピソードも、などと考えていますが、今のところ未定です。
本作で内容自体は完結していますので、安心して楽しんでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 21:10:00
17321文字
会話率:16%
【初めに】
「小説家になろう Thanks 20th」企画の参加作品です。(テーマは「勇気」)
本作は「大海の騎兵隊」の外伝となります。
私の代表作の「大海の騎兵隊」の主人公カイ・ウブチュブクの父親であるガリン・ウブチュブクを主人公
とした物語です。
架空世界における現地主人公の戦記物となっています。(いわゆる歴史改変のIF戦記ではありません)
魔法・スキル・特殊能力を持った登場人物たちは、一切出てこないので、かなり地味な感じとなっています。
外伝ですが、本伝の「大海の騎兵隊」を読まなくても、問題ないように構成しています。(ちょっことネタバレはあり)
時系列的には本作の第一章が、「大海の騎兵隊」の第一章の40年前となっています。
【内容】
ガリン・ウブチュブクはホスワード帝国軍に憧れを持っていた。
だが、彼は小国のクミール王国で宿屋の従業員であった。
しかし、様々な経過から、ホスワード帝国軍の一兵卒となり、様々な人々を会い、様々な戦を体験する。
いつしか、彼は「無敵戦士」なる呼称を得るほどの勇者へとなっていく。
この物語は、勇気あふれ、剛毅さと優しさと生真面目さを持ち、ときにちょっと愛嬌のあるガリン・ウブチュブクの若き日々の話である。
【備考】
・更新日時は、金曜と土曜の夜11時です。
・更新は毎週で、このように金土の2回となります。
・全14話で完結の予定です。
・頻繁に改稿をするかと思いますが、基本的には誤字脱字の修正です。内容が大きく変わった場合には「活動報告」で、その旨を記載いたします。
・1章で、約1万字前後の投稿ですので、手軽に読みたい方は、ご注意をお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 23:00:00
139317文字
会話率:23%
【初めに】
本小説は中世的(世界観はごっちゃ)な架空歴史、戦記物です。「能力」・「スキル」系のない、かなりガチな感じで書いたものなのです。
【内容】
ホスワード帝国の辺境の村に住む若者、カイ・ウブチュブクは父と同じく、軍役に就くことを
望んでいた。
その父ガリン・ウブチュブクは国内外に勇名をとどろかした「無敵将軍」とまで、渾名された勇士だ。
父にあこがれ、いや父をも超える将にならんと、カイは帝国の志願兵として、まず一兵卒からのスタートを切る。
この物語はカイがまず正規兵を目指し、さまざまな人々と出会って人間として、軍人として成長していく話である。
そしてカイは果たしてホスワード帝国の国内外の騒乱に立ち向かう勇士となれるのか?
戦乱の世に身を投じたカイ・ウブチュブクの一代記、ここに始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-23 23:00:00
831048文字
会話率:26%
「異世界・VRMMO 等 手垢のついたジャンルに一石を投じる新時代のフォーマット」
この小説は十数年前に国際的な漫画・映画原作のコンペで賞を受賞したものをリブートしたものです。
シナリオを英訳したものがハリウッドの映画プロデューサーの目に
とまり「新しい歴史物」として評価をいただきました(賞金もまぁまぁ大きかったです)。残念なことに、漫画化も映画化も果たされないまま月日が経ってしまいましたが、元号が変わった「今」こそ、このアイディアは新たな「命」を芽吹くと思い立ち、新ジャンルの物語として復活させました。自分的にはまったく「色褪せてない」唯一無二のアイディアと自負しています。
前世の記憶に迷いこんだ「現世」の魂を救いだすため、ぼくらは「歴史」をなにがなんでも改変、改竄しなければならない。その使命を帯びて、前世の「記憶」の海に、ぼくらはダイブする!!。
(この作品はカクヨム・アルファポリス等にても掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-27 20:00:00
1203468文字
会話率:49%
紀元前60年。
共和制ローマは内乱の時代の真っ只中であった。
領地拡大で至福を肥やした元老院を中心とする閥族派とそれに不満を持つ市民階級の平民派。
同盟市戦争、ミトリダテス戦争、スパルタクスの反乱。
奴隷階級の反乱に対外戦争。その混
乱に乗じた各領地の台頭。
共和制ローマは混沌の時代を迎え、国を統治することができるさらなる強いリーダーを求めていた。
そんな乱世を平定すべく三人のカリスマ的英雄が現れた。
富を築き経済的優位にいたクラッスス、騎士階級として若年期から積んだ知見で軍事権力を握ったポンペイウス、そして弁舌とその戦績で市民から莫大な人気を得たカエサル。
三者が結託しつつ牽制し合い元老院に対抗する勢力を保ったこの政治形態は三頭政治と呼ばれ長き混乱の世に終止符を打つ希望として人々に期待を抱かした。
ーー話変わってローマの街に一人の青年がいた。
彼の名はセリスィン。身寄りのない孤児としてその日暮らしを迫られる彼は明日の生活の保障もされず生きていた。
そんな時彼は一人の男と出会った。男の名はジムージー。
彼は暴れ者の少年の話を聞きつけセリスィンを剣闘士にスカウトしようとした裏商人(バイヤー)であった。
「貴様にチャンスを与えてやる。このまま道端で狼藉を働いて生きるか、死と隣り合わせの一攫千金の夢を買うか」
今の生活に希望がないことを悟っていたセリスィンはジムージーの話に乗ることにした。
そして彼は剣闘士としての道を歩んでいくのであったが……。
パクス=ロマーナ(Pax Romana)に至るまでの共和制ローマの内乱の一世紀を描いた壮大な『歴史物語」の第一章。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-24 19:30:06
46916文字
会話率:34%
正一が剣を取って長い月日が経った。
手は刀だこで一杯になり、細かった体も搾り尽くされたように肉が締まっていた。
今では、師である老年にだって稽古で息を呑ませることも少なくはない。
安政三年、世は黒船来航以来騒々しいほどの混沌で満ちていたが、
正一は一瞥もくれることなく稽古に励んでいた。
武州多摩──ある日、正一は老年に連れられてそこに出稽古に赴くことになった。
甲州街道を行く傍ら、剣術に励む子供達を眺めて懐かしさに浸る正一。
男はまだ知る由も無かった。
生死を賭けた舞台へと、一歩一歩進んでいるということに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-22 19:26:03
24599文字
会話率:22%
明治十年、その年はまさに戦乱の嵐が吹き荒ぶ。
その渦中の中に身を置く男が一人。
名を、木戸孝允。
幕末の動乱から明治維新まで駆け抜けた、巨星であった。
最終更新:2017-10-07 19:37:23
4504文字
会話率:22%
時は幕末。
日本史上、過去にも先にもこれほどの変革期はないことだろう。
その始まりの報せは四隻の黒船の来訪だった。
200年間閉ざされた極東の一国・日ノ本に文明の波が押し寄せている。
ペリー来航の前年に生まれた少年・児玉源太郎。
激動の時代を源太郎は駆け上がる!!
*歴史物語ですIFも転生もないです
*歴史苦手な人でも見れるようにしてます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-13 22:26:03
27022文字
会話率:24%
流行病にかかって出征できなくなってしまった兄に代わって、女であることを隠して徴兵に加わった士族の娘である張玲は、出征先の部隊長である黄梁と出会う。
二人は、戦を通してそれぞれ惹かれていくが・・・?という、なんちゃって中華ものです。
最終更新:2023-08-24 07:56:45
12069文字
会話率:61%
天正14年10月、徳川家康は上洛し豊臣秀吉に臣従を誓う。
織田信長の死後、家康と秀吉は天下を巡って争ってきた。しかし、秀吉は周辺大名による包囲網を打ち破り、今や軍事・政治・経済の全てにおいて確固たる基盤を築くに至った。
これにより
家康が秀吉に勝てる見込みは無くなる。
加えて、豊臣秀長や豊臣秀次を始めとする優秀な人材が豊臣政権を支えており、この先は各地の大名を順次討伐していくだけの消化試合となった。
しかし、これは家康にとってもまたとない機会だった。
幼い頃からの戦続きの世にはとうに疲れ果て、織田信長や今川義元のようにある日突然全てを失うことに怯える日々。そんな日々も秀吉が天下を統一すれば終わりを迎える。
秀吉が天下を統一するのは時間の問題であり、臣従を誓うのであれば秀吉が家康を高く買ってくれている今しかない。領地は既に十分あり、ここから権勢を拡大しても面倒ごとが増えるだけ。
それならば、秀吉に天下を治めさせ、家臣として適当に過ごした方がよほど望みに近い。
天下人という面倒な仕事は秀吉に任せ、自分は強力な豊臣政権の下で安らかな老後を得るため、家康は豊臣政権の一家臣として生きる道を選択する。
そしてこの選択は思いも寄らぬ結果となり、信じていた明るい未来は崩れ落ちていくことになるが、この時の家康には知るよしもなかった。
豊臣政権における家康の苦難の日々が始まる。
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注記
本作は歴史初心者でも分かりやすいよう、人名などの表記はよく知られているものを用います。
氏姓名官位などが入り交じると分かりにくいため、身分の差などを無視して分かりやすさを優先します。
真面目な歴史物ではなく、緩い感じのお話です。
史実と異なる箇所については目をつぶって下さい。
大河は書き終わったら視聴します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-17 22:13:08
156432文字
会話率:44%
1476年11月26日。
東ヨーロッパでアジアとの分岐点、そしてイスラム教国家の大国、オスマントルコからの侵略に常に怯えているワラキア公国。
オスマントルコと貿易をして金儲けをしたい地主貴族が幅をきかせ、公(王の事です)をすぐさま暗殺など
をして変えてしまう不安定な小国。
そんな小国の公にかつて“串刺し王”と呼ばれ、オスマントルコからも恐れられたヴラド3世が3度目の公位に就くための公室評議会が開かれる事になった。しかしそのメンバーで地主貴族のオクタヴィアンは、そんな事より自分の髪の毛の減り具合を心配していた。
15世紀を舞台にしたなんちゃって歴史物だと思っていただいくとありがたいです。登場人物は実在したとされる人物もいますが、ほぼ架空の人物となっております。
なお、本編にロマ(ジプシー)の方々が登場しますが、差別的意識はなく、歴史的背景と、当時はこう呼ばれていたという事でジプシーと表記しました。ご了承ください。
残虐描写、暴力描写、軽い性描写あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-28 18:39:02
186144文字
会話率:34%
帝国第一王女の侍女であるベルリージュはある日突然「血塗れ辺境伯」アスタームからの求婚を受ける。その事で帝都を追われアスタームに頼って辺境伯領に逃げる事を余儀なくされたベルリージュ。しかし色々追い詰められたその時、秘められた彼女の才能が爆発す
るのだった。
後に「暗殺者女帝」と呼ばれる事になるベルリージュと「血塗れの狼」アスタームの恋愛劇? を主体とした架空歴史物語。戦闘戦争シーン多数スプラッタなのでR15注意。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-12 18:09:08
148318文字
会話率:28%
滋賀県の戦国大名、浅井長政の伝記物語です。
史実に則って、異説奇説をふんだんに盛り込んだ浅井長政の歴史物語。ぜひ、お楽しみ下さい。
猿夜叉(後の浅井長政)は、浅井家の人質として敵対国の六角家の観音寺城に囚われていた浅井久政の正室小野の
方が観音寺城下で産んだ子だった。
故郷を知らず、父親を知らず、生まれながらにして人質として暮らす猿夜叉は、今日も六角家の者どもに虐げられていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-09 11:33:49
179117文字
会話率:18%
中国の秦の勃興を主に描いています。
エッセイというか、歴史物語の断片として、どこでも好きなところをお読みください。なるべく自分の『伝えたい』と思ったことを、がんばってかみ砕いたつもりです。間違いは多く、3章以降は推敲をかけます。
第1章
・第2章一部は小説的、第2章途中(予定)、第3章から年表の羅列に挿話や当時の状況を加える形式に変えます。
※ この物語は『資治通鑑』の文を軸、もしくはベースとし、それに胡三省の注や筆者の個人的な解釈を加えて構成しています。第1章までは小説的、第3章はパキパキの硬い文章になりそうです。『史記』の文章も追加し、やや立体的に話を盛り上げられないか、工夫は始めてます。『通鑑』だけでは退屈な感じがしたので……。精進、精進。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-26 20:00:00
105474文字
会話率:20%
北の民の圧政から逃れるようにして故郷の中国を後にし、見知らぬ土地――日本にたどり着いたクシナたちは、先住民であるカグチら縄文人たちとの関係を模索しながら、田畑を拓き、なんとか生き延びていこうとする。はじめは故地を懐かしむばかりだったクシナも
、父親である村長や、長く村の統括者であった先代トゥジらの奮闘する姿を目にし、次第に次期統括者としての自覚と、それに伴う責任に目覚めていく……。
古事記の世界を舞台に、異国から日本にやってきた弱小民族が、いかにして弥生人になり、ヤマト民族になっていったのか、までを描く歴史物語の、第2弾!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 06:19:43
79622文字
会話率:23%
慶長五年(西暦1600年)二月陸奥国栗原郡、平蔵は豪農の厨房で差配するなど人と人の間を行き来して暮らしていた。平蔵はある日、馬に乗った侍に目隠しをされ連れ去られた。目隠しを外されるとそこは厨房。四人分の夕餉を作れと言う。平蔵は貝汁に塩だけ
を入れた潮汁などを調理した。
それから時は流れて三十年近く経った頃、平蔵は仙台で煮売家をして暮らしていた。そこで彼は伊達政宗より思わぬ依頼を受けた……。
歴史物です。内容は史実ではなくフィクションです。この作品は仙台短編文学賞に応募したもので、最終候補に残ったらしいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-18 11:27:16
8396文字
会話率:32%