マリアラは孵化して一年足らずの見習い魔女(仮魔女)。正式な魔女になるための試験は、遭難者を救出すること。“遭難者”に指定されたのは、今は疎遠になってしまった友人だった。
再会した二人は協力して試験合格を目指すが、そこに“狩人”が来て、その
上山火事、更に魔物まで現れて――
非力な“仮魔女”が相棒候補の三人の協力を得て友人を無事に下山させることを目指す、異世界お仕事奮闘記。喋って踊る箒に違和感のない方向け。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 05:00:00
2635399文字
会話率:48%
◆前世で読んでいたライトノベル(少女小説)の世界に転生したフィナは、六歳の頃に記憶を取り戻し、
しがない農村でギフトという固有魔法を使い細々と生きてきた。ある日、第三騎士団副長のアシェルがやってくる。アシェルの名前に、前世の推しが来たと驚い
たフィナだが、もっと驚いたのが、そのアシェルが毛虫のような姿だったからだ。
尊顔が見えないと嘆く間もなく、王都へと連れていかれる。アシェルは言う。「あなたのギフトが必要なのです」と。しぶしぶ助力をするために、原作の主人公の相手役であり、王太子のレオナルドの前に膝をついたフィナだが、想像もしていないことを言われる。「俺の妹の運命の相手を探してくれないか」。かくして妹姫のお相手を探すことになったけれど、なんだか原作の主人公とその相手役の王太子の仲がギスギスしている。まあどうせモブ(にしては大役だけど)だし、さっさと依頼をこなして帰ろうとするフィナだけど、そううまくはいかなくて──。
◆カクヨムにも同時掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 17:57:26
30744文字
会話率:32%
幼いころから妖怪が見える、と言ってはいけませんでした――――。
小春は、両親が望んだ普通を望む。
小春という少女は、寒い世界で息を吐く。
でも、視線を少しだけ上げたら。また、強く手を握りしめたら。
あなたがいる。あなたが笑う。あなたが手を招
く。
こっちへおいで、と、現実とは異なる幽世へ行こう、と。
あなたを探している。
雪の世界で。あなた、貴女、あなたを……。
――――
1月6-7日より連載を開始します。
立花みかんから残酷描写を取り上げたら少女小説が書けるんじゃないか説、を
検証するために書くことにしました。
挿絵は全て『とまと(@tmtn1009)』が作成しております。無断転載・使用は固くお断りいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 17:59:42
29990文字
会話率:43%
私は小学生のとき、図書委員長として権力を握っていたことがあります。嘘みたいな話ですが本当です。当時の小学生の間での流行についても話します。
最終更新:2024-02-08 10:55:53
4830文字
会話率:0%
HSP(ひといちばい敏感)な二人の、ゆっくり歩幅恋愛です。恋を知らない高校生(料理好き)と非常勤の古典講師(うつ病療養中)が、周りと関わりながら、【こころの境界線】や【大切なひとの守り方】を知っていくお話。激甘溺愛ではありませんが、「それも
また良き」のワビサビ読者向け恋愛小説(?)です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-25 17:00:00
51418文字
会話率:45%
一年前にサイラシード王国騎士団に入団したフィーナは、英雄カイザードに恋をしている。
積極的に彼の後をついて回るけれど、当のカイザードから色よい返事をもらえたことはない。それでも彼女はカイザードと一緒にいられるだけで満足していた。
たとえ、彼
はフィーナの存在自体に、そもそも興味や関心がないのだとわかっていても。
そんなある日、サーカスでフィーナの親友に再会したことで、二人の関係に変化が訪れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-23 12:21:38
79652文字
会話率:32%
アムラスの森の白い館。村人に『暁の棺桶』と呼ばれているその屋敷には、コロナという名の発明家の少女が住んでいる。コロナの父親を訪ねて『暁の棺桶』を訪れた青年ルイは、成り行きでコロナの生活の面倒を見ることになって……。
最終更新:2017-08-13 13:14:32
16530文字
会話率:42%
【聖魔法】を得て王都の神殿に上がる事になった田舎の男爵令嬢のプリムラ。王都の学園に通ううち、様々な高位貴族令息や王子とも親しくなって……。
と言う少女小説だが乙女ゲームだかみたいな展開を横っちょで見てる孤児の少年、シエルのちょっと災難な出来
事。
このプリムラと言う少女、男に囲まれてるけど、イケメンの皆さんは離れたそうにしてますよ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-07 08:00:00
35368文字
会話率:34%
「立派な魔法使いになる」という夢のため、裕福な商家から貴族のラザフォード家に養子に入ったフェリシア。しかし王宮で催された舞踏会の場で婚約者ノエルに婚約破棄を言い渡され、傷心のあまり魔法を暴走させてしまう。自分で放った氷の槍に体を貫かれたと思
ったその時、王宮付き魔法使いに魔法をかけられ──気がつけばそこは、王都で大人気の少女小説、『水の都のルカ』の世界だった!
天真爛漫で誰からも愛されるヒロインのルカに転生したフェリシアは、王子様のような少年トーマスとのおとぎ話みたいな恋愛を……断じてお断りします!!
『水の都』の秘密を暴き、皆を救うことができるのか?!
王都の歴史に名を残す偉大な女性フェリシア・フリーマンの、波乱万丈な運命が動き出す、最初のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 14:00:29
153560文字
会話率:43%
現代日本から異世界へと魂だけの状態で連れ去られ、魔王の娘として迎え入れられた少女・「ウタハ」。
これまで受験勉強に追われていた彼女は、「元いた世界に帰れない」ことを理解したときの衝撃から、元来の性質である「やけっぱち」精神を呼び覚まし
てしまう。
来る日も来る日も魔界にて食べては寝る生活を送るウタハを相手に、魔王やその息子は根気良い説得をし、「地上の王立学院へ通う」ことを承諾させることに成功する。
ーー舞台は移ろい、王立学院。
さまざまな個性を持った学徒や事件、自身の対となる少女の存在、そして真相を相手に、自称他称ともに堕落した手のかかる乙女は運命を切り拓くのか、あるいは……運命を捻じ曲げるものなのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 22:42:56
76342文字
会話率:53%
これは、世界に至る物語。
最終更新:2023-11-19 22:00:00
22693文字
会話率:16%
期末考査が終わり、慌ただしく冬が到来した。美都、四季、水唯の3人は鍵について知見を深めるためそれぞれ近しい者と話をする日を設ける。所有者、守護者、それに関わる者。《光の鍵》と《闇の鍵》。過去と現在。
それらは誰もが思わぬところで線が繋がるこ
とだった。
そしてついに恐れていた事が起こる。崩壊を望む者の魔の手が、静かに美都へ躙り寄っていた──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-17 23:47:40
25380文字
会話率:55%
季節は秋に向かっていた。美都が通う第一中学校も間も無く体育大会が開催される時期に近づいている。賑やかな雰囲気に包まれていく中、水唯だけはその瞳に影を落としていた。それは己の目的を為すために。そして同様に四季も、彼の動向を気にしているようで─
─。
揺れ動くシリーズ第7編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-23 01:25:04
124730文字
会話率:53%
中学三年生として最後の夏休みが始まった。月代美都(つきしろみと)は同居人の向陽四季(こうようしき)と共に鍵の守護者として尚も宿り魔と戦う日々を過ごしていた。
ある日、宿り魔憑きである少女・初音に衝撃の事実が突きつけられる。不気味な影の正体も
判明しないまま、どんどんと鍵の真相に近づいてきて──。
果たして物語はどのように動いていくのか。揺れ動くシリーズ5作目。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-07 00:19:06
99985文字
会話率:50%
私は孤独主義者として生きてきた。
厭世家だった。社会不適合者だった。
きっと人は一人でも生きていける。だから私は孤独でよかった。
だのに、彼女は私の中へと入ってくる。
私の境界へと踏み入って、雨と紫煙のみがある私の世界に触れる。
それは自然なことだ。火炎に羽虫が集うように、私と彼女は出会った。
或いは呪いであり、或いは運命だったかもしれない。
人は一人でも生きていける――本当にそうなのか。
私は私の哲学を愛する彼女を憎んだ。
蝶のような彼女を。私を蝶と呼んだ彼女を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-01 07:03:51
48944文字
会話率:27%
未だ東京が帝都と呼ばれた明治末葉に鳥籠と揶揄されたマグノリア女学校があった。
多くの少女達が羨望する名門には全国各所から名の知れた令嬢が集う。
その年の、マグノリアの香り立つ春に門前で邂逅する二人の少女がある。片や虎と喩えられた雲居瑠
璃と、片や竜と喩えられた竜胆ミツだった。
二人は互いを怨敵と認識した。幾度と対立を繰り返し罵詈雑言を日常として、他者の介在する余地もなく互いは互いに執着した。
そんな二人は後に恋仲になる。互いを唯一無二の存在として愛し、永劫の存在になると信じた。時代に翻弄され、生まれに翻弄される二人は互いの愛だけを信じ、それに縋り、やがては死を想う程に追い詰められていく。
多くの恋人達が時代に散ったように、いずれは二人もそうなる運命にあった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-28 08:07:44
84815文字
会話率:40%
小高い丘の上にある白い城館の名はティレル城と呼ばれている。この城では見目麗しき少女とメイドが生活をしていた。
十九世紀中葉、イギリスはロンドン。侯爵令嬢のアリスは己の抱え持つレディースメイドのシャロと日常を過ごすが、次第に両者は秘めてい
た自身の感情を抑えきれなくなっていく――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-17 08:06:54
96694文字
会話率:43%
シンデレラとガンダムを混ぜた二次創作
ベースはシンデレラです。
最終更新:2023-09-25 15:05:37
31417文字
会話率:58%
山河進葉はエロスからキューピッドの仕事に代わりにつくように言われる。
変身もの
最終更新:2023-04-10 17:51:48
62080文字
会話率:40%
近未来、千代子は魔法の修行をすることになった。
最終更新:2023-04-09 14:07:25
25311文字
会話率:46%
※本編完結済み(外伝、番外編は不定期で連載中)
朝の来ない、明けない夜の国――極夜国――
霧に閉ざされた常夜の国に住むのは、石人と呼ばれる妖精たち。月の光を糧に生きる彼らは、左右どちらかの瞳に宝石を宿して生まれてくる。
彼らは探す。己の石
に導かれ、魂の片割れ、すべてを捧げるべき存在――半身――を。
そして悩み、疑う。その想いは本能に強制されたものなのか、真の心なのか……
これは業深き石人たちと、彼らに関わる者たちが紡ぐ物語。
※ 章ごとに主人公が変わります。各章が少しずつリンクするDQ4構成。
黒玉の章→ミオソティス(女主人公) 箱入り娘とツンデレ王子の王道少女小説風
蒸着水晶の章→ヘルメス(男主人公) 素直な少年と無垢な少女のボーイミーツガールの冒険譚
藍玉の章→マーレ(男主人公) 能天気自由人と人魚姫の童話ベース少々メリバ風
変彩金緑石の章→ミラビリス(女主人公) 強がり女とヤンデレ紳士のホムンクルスをめぐるスチームパンク風
前日譚→ファートゥム(男主人公) ハッピーエンドのためのバッドエンド
百花の章→マレフィキウム(男主人公) ポンコツ魔法使いと導かれし者たち
※ ★印のついているお話にはイラストがあります。必要ない方は挿絵機能をOFFにしてください。
※ 全5章+前日譚。百花の章で本編は完結。
※ 参考文献 アンデルセン/矢崎源九郎訳(1967) 『人魚の姫 アンデルセン童話集Ⅰ』 新潮社
※ 「MAGNET MACROLINK」「アルファポリス」にも掲載しています
※ 第2回「マグネット!」小説コンテスト銀賞受賞(権利返却され済み)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-01 20:15:37
767544文字
会話率:47%
『私、シェイラ・プリムローズ、17歳!』
見合い相手を見た途端、どこか覚えのある自己紹介風ナレーションが脳内に響き、クロード・ウィズボーンはここが前世で読んだ少女小説の世界だということを思い出した。
己の見合い相手である伯爵令嬢、シェイラ・
プリムローズがその小説のヒロインであり、自分は彼女を溺愛する腹黒王子に消される当て馬キャラに転生したのだということも。
このままでは自分は実家諸共王子に潰されてしまう。そんなの冗談じゃない!
なんとしても王子の妨害を跳ね除けて、無事シェイラと結婚してみせようと決意するクロード。
果たして当て馬Bは王子様に打ち勝つことができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-01 12:20:56
20045文字
会話率:35%
魔法伯爵リュース・ルイスの訃報が、王国中を駆け巡った。
その娘・アイザは父の爵位を継ぐためにと王都へ向かおうとするのだが――その行く先をならず者の集団で有名な国境騎士団に阻まれる。
国境騎士団から逃れた先、禁忌のヤムスの森のそばの村で、アイ
ザは金目の少年・ガルと出会った。
「俺がアイザを、王都に連れていってやるよ」
アイザとガルを追いかけてくる国境騎士団、麗しき女王陛下、そして父であるリュースの過去と、魔法使いの秘密に触れる――。
ひとりだけど、ひとりじゃない。駆け抜ける恋と魔法の青春ファンタジー。
この作品は自サイト「ツギハギノクニ」から転載しております。以前掲載していたものを改稿し再投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-22 08:37:27
395002文字
会話率:42%
【文字数は予約投稿登録済みの数字です】
「聖女」が多大な価値を持つ国ハルツェンバイン。辺境で魔物を狩って暮らしているミアは、希少な「封印・解除の聖女」として覚醒する可能性があった。10歳のとき父として名乗り出たカレンベルク公爵の屋敷へ預け
られることになり、初恋の人ディーの面影を胸に、ミアは王都へと向かう。
王都の公爵家には腹違いの姉たちがいた。厳しい長女ドロテア、性悪な次女アンネリーゼ、優しい三女フローラの3人だ。「癒しの聖女」として絶大な力を持つ次女アンネリーゼは、三女フローラが聖女として覚醒したらその力を封印しろとミアを脅してくる。
聖女の覚醒期限は16歳の誕生日。覚醒したくないミアは、初恋の人ディーを探したり淑女教育を受けたり剣の腕を磨いたり、穏やかな王都生活を送ったのち、故郷に帰るつもりでいたのだが…………そうはいかなかった。
*8話まで1日2回更新(7時・19時)、9話から1日1回更新(7時)になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-29 07:00:00
422315文字
会話率:46%
【少女小説】ミシェルはかわいい家事の精霊たちと田舎で暮らす精霊使い。戦士精霊使いのグレン・デル・フォシェリオン侯爵に、会ったその日に求婚される。グレンはミシェルの亡くなった父レナルドを敬愛していて、ミシェルを保護するため行方を探していたとい
う。唐突かつ熱烈な求婚に戸惑うミシェルだったが、父を陥れた敵の刺客がやってきたため、王都のフォシェリオン邸に世話になることに。敵の思惑と、ミシェルと精霊の隠された力、そしてグレンの求婚の行方は――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-19 06:00:00
101145文字
会話率:48%
【少女小説】セレイア国随一のみそっかす貧乏貴族、エモンティエ家。エモンティエ家令嬢ミュリナには、ある目的があった。目的を果たすため、ミュリナはセレイア国の〈魔物を殺した数で家の格付けが決まる制度〉で格付けを上げ、注目されることを手段に選ぶ。
「わたし、お母様の娘よ。魔祓士として国家から有望視されていた、あのお母様の娘なのよ」。美貌で怪力の貴公子ジュリアスの助けを借り、曲者が蠢く社交界と厳しい魔祓いの戦いを乗り越えて、ミュリナは宮廷の「序列絵」に描かれることができるだろうか――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-13 09:00:00
98415文字
会話率:46%
いつか、ウィットに富んでうむ面白い! と思わせつつ言外に飛び道具が仕込んである文章も書いてみたいけれど、技巧的に自分には無理そうだなぁと、方方を観察していると思う。
憧れ、いといみじ。
最終更新:2023-02-12 11:39:39
2803文字
会話率:2%
魔術師嫌いの魔術師の女子高生・七々子は、ある日突然母からとある男を監視するよう命じられる。
彼の名は、ユーリス・オズマリオン。七々子と同い年の、魔術大国ユルグの天才魔術師だ。彼には国際魔術テロ組織「第六時の塔」とのつながりが懸念されているの
だという。
第六時の塔にユーリスが協力すれば、非魔術師の虐殺が起こるかもしれず、七々子は仕方なく魔法界一と呼び声の高いローグハイン魔法学校に編入する。
そこで学校中の人気者で優等生のユーリスと最悪の出逢いを果たすが、彼と協力してローグハインの凶悪な学年末試験も突破しなければならなくて——?
監視役と監視対象。対立からはじまる、魔法学校恋愛ファンタジー。
【更新スケジュール】
12月18日 序章~第1章一挙公開
12月19日~12月28日 第2章~第4章 2話ずつ更新(7時・18時)
12月29日~ 第5章~ 1話ずつ更新(18時)
※小説投稿サイト「カクヨム」(https://kakuyomu.jp/works/16817330647945947253)にて先行掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-01 18:00:00
210388文字
会話率:30%
ローデンシアの王都で男の振りをして沢山の本に囲まれながら働く、言語オタクのアル。
五つの言語を使いこなす伝説の賢者《言梯師》に憧れて過ごす日々だけど、近頃どうも王宮のなかがきな臭い――と思っていたら、王位継承を巡る陰謀に巻き込まれ、大ピンチ
。
辛くも王都を逃れたアルを待っていたのは、大・大・大不評の王太子殿下。しかもアルは彼の《言梯師》になるよう命じられて!?
王位継承を巡る、嘘つきだらけの陰謀劇、開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-10 18:00:00
180339文字
会話率:32%
異能を操る人々が蠢く街、ニューファームシティ。
そこでは、人類を脅かす怪物や凶悪犯罪から人々を守るため、かつて人々が夢に見た“ヒーロー”たちが日夜戦っていた。
“ヒーロー界のプリンス”を兄にもつアリーは、内気で根暗で対人恐怖症気味のなんの
とりえもない女子高生。
ある日突然、銀行強盗事件に巻き込まれたアリーは、法律で禁じられている異能《リドル》を行使し、刑務所行きか、ヒーローデビューかのとんでもない二択を迫られてしまう。
おまけにかつて命を救ってくれた憧れのヒーロー、ブレットは、なんだか昔と様子がちがうみたいで――?
※小説投稿サイト「カクヨム」から転載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-08 18:42:38
88541文字
会話率:23%
戦国の世を勝ち抜き、アリシアの父親はエルフルト王国を建てた。しかし彼の神への失言によって、アリシアは愛するひとを置いて240年の眠りを余儀なくされる。そして240年の時が経ち目覚めたそこは、彼女の知る王宮ではなく、平和ゆえに訪れた絢爛豪華で
享楽に満ちた場所へと変貌していた。そのきらびやかさに酔いしれるも、あることをきっかけにアリシアは現実と向き合うようになる。そうしてその隣に立つのは。
遥かな以前、別名義で某少女小説賞に応募した作品の改稿作です。
他の小説投稿サイトさまにても同じ作品を投稿しています。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-14 16:00:00
98390文字
会話率:44%
17歳の綾は、気付けば巨大な赤い満月が浮かぶ知らない夜空を落下していた。空を飛ぶ恐竜型の乗り物に乗った人物が現れ助けられるも、その彼は助けたばかりの綾の首筋に牙をたて、血を吸ったのだった。
ここは『辺縁』と呼ばれる世界からやって来る姫君の血
を吸うことで王が決まる国、ヴェーレェン。血を吸われたことから始まる監禁の日々に、ついに綾は決死の逃亡を試みる。そうして、ロフォーオゥと名乗る年上の男性と出逢う。
遙かな以前、別名義で某少女小説賞に応募した作品の改稿作です。
他の小説投稿サイトさまにても同じ作品を掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-08 17:00:00
78216文字
会話率:29%
広大な大陸の東を占める国、乾(けん)。とある地方の街で、ひとりの老人が食事の代金の代わりに昔話を語りだす。「皇帝の寵愛を受ければ不幸になる」と―――。 ひょんなことから貴族の姫の身代わりとして後宮に上がることになった翠蘭(すいらん)。
彼女は、偶然にも後宮の壁越しに風騎(ふうき)と名乗るひとりの青年と言葉を交わすようになる。それは、窮屈な後宮の生活に生まれた、ほっとできるひとときだった。ただの壁越しの出逢いでしかなかった。けれど、衝撃の真実がそこには秘められていた。 ***数年前、別名義で某少女小説賞に投稿した作品を改稿したものです。 ***古代中国をイメージした国が舞台のため、ルビの量が凄まじく非常に読み辛いですが、どうかどうかご容赦ください。 ***見直し、(時には大掛かりな)推敲をしながらなので、ちまちました更新となります。 ***物語は三人称で進められます。 ***漢字表記の関係で、文字のエンコードをUTF-8に設定しております。 ***2013/10/15完結しました。ありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-15 23:08:40
82252文字
会話率:36%