ラーファルは神に寵愛されし天使だ。
清らかで澄んだ歌声は人々を癒し、数多の生命を育む。
そんな彼には密かに愛する者がいた。
禁断の愛を描いた掌篇です。
※四月咲 香月さまよりいただいたイラストを加工し、掲載しております。
最終更新:2023-03-31 17:00:00
1319文字
会話率:12%
令嬢ヨアンナは、顔にある痘痕が理由で婚約が決まらないでいた。そんな折、父親から次の誕生日を迎える前に結婚相手が見つからなければ、修道院送りにすると宣告される。
彼女は結婚相手を探すために渋々夜会に参加するが、引っ込み思案が故上手くいかない。
しかしある夜会で、ヨアンナは大国ラフタシュの王女テレサに気に入られる。そして彼女は王室の宮殿に招かれ、テレサの兄ヘンリクと出会う。やがて三人は事ある毎に行動を共にするようになる。
奔放な兄妹と過ごす日々は、いつしかヨアンナの生活を彩っていく。そしてヘンリクとの仲も深まっていくが、別れの日は刻一刻と迫っていて……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-29 21:03:42
17512文字
会話率:53%
シャロンガーデンと呼ばれるその国は、愛を司る女神を奉る小国だった。
その興りは侍女と駆け落ちした王子を寵愛した女神の手によるもの、愛を知らぬまま打ち捨てられた少年に与えられた楽園が国になった、などと定かではないが、その点は然程問題視されてい
ない――。
"愛"をなによりも重視する女神の国で聖女として働く少女を中心とした人々の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-25 20:32:54
16600文字
会話率:38%
稀に前世の記憶を持ち生まれる者が存在する世界。貧乏伯爵家の令嬢マリアンネは前世の記憶を持つ稀少な存在であったが、行方不明の父と先立った母に代わり、爵位を持つ弟ユリウスの為に伯爵家の維持に身を削り奔走していた。そんなある日、叔父ランドルフに持
ち込まれた縁談に人生を託すことになる。一方で、跡継ぎ問題に頭を悩ませていた『呪われた侯爵』の異名を持つアレクシスはある縁談を受け入れた。アレクシスの寵愛によるマリアンネの穏やかな侯爵夫人ライフが始まった、かに見えたが…。一つの縁談により始まったこの物語は、様々な陰謀が絡み合いそれぞれの物語に意味を成していく。善か悪か、ハッピーエンドかバッドエンドか。異世界ファンタジー×ミステリー。
【新連載】やっと掲載始めました。
この作品はエブリスタにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-20 21:00:00
120551文字
会話率:67%
行く先々で勇者一行の前に立ちふさがる数々のトラブル。
それらは魔界宰相デズモンドの策略だった。
全ては魔王城へ近づかせさせず、憎き勇者を倒すため。千の策に万の謀が勇者一行へ降りかかるのだった。
だが、しかし。
女神は……いやこの世界は、勇
者を愛しすぎていた。
「何!?都合よく問題を解決できるアイテムを持っていただと!?」
「なんで王女がそんなところに!?」
「力業で正面突破!?せ、め、て、ギミックは解いてけ!!」
時間と金と人員をかけて巡らせた策略を、次々と勇者一行は突破していく。
そして、着々と魔王城へ迫る勇者一行。
「だが、こうなることも見据え次の策も……もう突破されただと!?やばいやばい勇者が止まらない!!」
これはちょっぴり残念な上司やまぁまぁポンコツな部下たちに囲まれた魔界宰相デズモンドが、世界の寵愛を受けた勇者に立ち向かう奮闘記である。
頑張れ、デズモンド!負けるな、デズモンド!今こそ魔界宰相の力を見せるんだ!
なお、デズモンドが勇者に討たれるところから物語は始まります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-14 17:12:13
7942文字
会話率:18%
ロワール王国の姫であるリイネは国の王子であるセナと婚約していた。
幸せな日々を過ごす中、ある日のパーティーで隣国のハンス国王に意味深い発言をされる。
リイネは胸騒ぎを感じた。
それは後に的中することとなる。
隣国との親交を深めるパーティー
で、国王であるオルハ国王が毒殺されてしまった。
その首謀者にセナとリイネはされ、2人は罪人となってしまう。
そして、リイネは地下牢に幽閉されてしまった。
そんなとき、隣国の王であるハンス国王が取引を持ちかけて来て…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-09 04:00:00
4193文字
会話率:43%
異母姉の入内に伴って「侍女」として後宮入りした杏樹。巽家の三女に生まれた杏樹は炎永国において珍しい赤い髪と翡翠の目を持っていた。杏樹が姉についてきた理由は婚約者をもう一人の異母姉に寝取られたためであった。皇帝には既に数多の妃と大勢に子供がい
るが、何故か皇后と皇太子がいない。そのため後宮では日夜女達の争いが勃発していた。しかも女官の変死が相次いでいるという物騒な状況。ある日、書庫で褐色の肌に瑠璃色の目をした失礼な少年と出会った。少年と交友関係を築いていくうちに後宮の事件に巻き込まれていく。杏樹の身を守る措置として彼女には「才人」の位が与えられた。遥か昔に廃止された位を皇帝はわざわざ復活させたのだ。妃でもあり、女官でもある地位。なのに四夫人の次の位に位置付けられ「正二品」となった。杏樹は夜伽をすることが無かったが、周囲から寵妃と思われていた。皇帝は杏樹に多大な権利を与えてゆく中、朝廷と後宮はめまぐるしく動くいていく。
他サイトにも公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-08 07:00:00
90168文字
会話率:50%
カロリーナは『皇太子妃』になると定められた少女であった。
そのため、日夜、辛く悲しい過酷な教育を施され、ついには『完璧な姫君』と謳われるまでになった。
ところが、ある日、婚約者であるヨーゼフ殿下に婚約破棄を宣言されてします。
ヨーゼフ殿下の
傍らには綿菓子のような愛らしい少女と、背後に控える側近達。
彼らはカロリーナがヨーゼフ殿下が寵愛する少女を故意に虐めたとまで宣う。這いつくばって謝罪しろとまで言い放つ始末だ。
会場にいる帝国人は困惑を隠せずにおり、側近達の婚約者は慌てたように各家に報告に向かう。
どうやら、彼らは勘違いをしているよう。
カロリーナは、勘違いが過ぎるヨーゼフ殿下達に言う。
「ヨーゼフ殿下、貴男は皇帝にはなれません」
意味が分からず騒ぎ立てるヨーゼフ殿下達に、カロリーナは、複雑な皇位継承権の説明をすることになる。
帝国の子供でも知っている事実を、何故、成人間近の者達の説明をしなければならないのかと、辟易するカロリーナであった。
彼らは、御国許で説明を受けていないのかしら?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-16 00:00:00
10069文字
会話率:34%
14歳で政略結婚の為、イモーレル国王のもとへ嫁いだ大富豪ミデッチ家令嬢クランベル。夫となった若き国王イオバは、前王の遺言により彼女を王妃として迎えるが不本意だった。婚礼後、用は済んだとばかりに、彼女が祖国から連れて来た使用人4名と共に離宮
へと追い払った。クランベルが連れてきた使用人達は獣人達で、それがイオバの不評を買ったのだ。イモーレル国では獣人に対する偏見が強く忌み嫌っていた。
それから6年。名ばかりの王妃として存在するだけのクランベルに突如、災難が降りかかる。国王のイオバが寵愛していた側室が亡くなり、その容疑者にされてしまったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-07 11:17:41
106880文字
会話率:62%
寺に身を寄せていた没落貴族の娘「斎(セイ)」は、そこで年上の「入道の宮」と出会う。彼は親王でありながら、政から遠ざけられやむなく出家した不遇の人だった。
しかし流行り病で帝や春宮が相次いで死去すると、入道の宮は還俗して即位、「花琉帝(か
りゅうてい)」となる。誰よりも彼の近くに居たい斎は、「斎(いつき)」と名乗り男子として昇殿する――。
それから五年。
武官として活躍する斎はいつしか「枸橘の君(からたちのきみ)」と呼ばれるようになっていた。しかし女だと隠し通せていると思っているのは本人だけで、実は宮中では斎が女であること、帝の寵愛が異様に深いことはバレバレだった!
いつ彼女が女に戻って入内するのだろうと周囲がやきもきする中、左大臣が自分の娘を中宮にと画策していることを知った斎。迷いながらも帝に「左大臣の姫を娶って中宮をお立てください!」と奏上すると、帝から返ってきた言葉は……。
「では私と勝負しよう。お前が勝ったらお前の願いをきく。だが私が勝ったら――」
かくて始まる、嫁取りを賭けた腹黒帝と天然男装少女の宮中三番勝負!
※ふんわり平安時代風のファンタジーです
※この作品は、カクヨム、ノベマ!にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-03 22:12:10
26107文字
会話率:36%
朱華国は代々女皇帝が治める国である。そのため、後宮には健康で若い男が数多く集められ、その寵を競っていた。
傷や病を癒す異能を持つ一族の生き残りである翠蘭は、皇帝一族に拐われ殺された弟のかたきを討つため、男装をして後宮へと潜入する。
順調
に後宮内での生活を送っていた翠蘭だったが、ある夜井戸で水浴びをしている姿を誰かに目撃されてしまう。
しかも翌日、突然皇帝からのお召しがあって――!?
「俺の名は憂炎……おまえ、俺の子を産め」
なんと、美貌の女帝美帆は、女として育てられた男だった!?
しかも、こちらの性別が女であることもばれている!?
本来の名を憂炎という彼に、自分の子を産むように迫られる翠蘭。
しかし、皇帝一族は翠蘭にとっては弟の仇。仇の子は産めないときっぱり断る翠蘭だが……?
連れ去られた弟の謎、向けられる敵意。
それらを乗り越えた先に、翠蘭が掴む未来とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-03 12:37:20
20770文字
会話率:31%
「双子は|凶兆《きょうちょう》」古くからそう言い伝えられている桃源国。
この国では双子として生を受けた者が無事、成人することはほぼ、ない。
そんな中、服部半蔵の娘、琴葉は男女の双子として桃源国に生を受けた。
何故か生かされた琴葉は、
現在十七歳。くノ一い組に属する忍び者としてひっそりと組織の中で生きている。
「多くを望まなければ、それなりに楽しい人生」
琴葉はそう信じて生きてきたし、これからもそのつもりでいた。
そんな中、父である半蔵から新たな任務が下される。それは女の園である「大奥」で潜入捜査をしろというもの。
何でも江戸城本丸大奥において将軍が寵愛していた奥女中が亡くなったらしい。
そして彼女が残した遺書のような書簡が絶賛紛失中とのこと。
「大奥って、一度でもお手付きになったら二度と出られないらしいよ」
周囲に散々脅されながらも、琴葉は任務のため大奥に向かう。
するといつぞやの任務で顔を合わせた怪しい侍が琴葉を待ち構えていた。しかも何故か女装し、琴葉と共に大奥で捜査をするという。
ひょんな事から大奥内、長局で女装した青年と共同生活を始める事となった琴葉。
戸惑いながらも、大奥で遭遇する幽霊事件に盗難事件。
そして、将軍の寵愛を受けた奥女中が残した書簡は見つかるのか。
琴葉は多くを語らぬ謎の青年と共に、事件解決の為に大奥でのお勤めを開始するのであった。
※本編は全56話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-25 07:00:00
256115文字
会話率:39%
カラデア王国の王には美しい愛人がおり、その間に娘もいた。寵愛を受けた愛人のサリーンは、本妻の嫉妬により、毒を盛られて死んでしまった。捨てられた姫、ミネアは隣の国の、アリシア王国の村の川辺に捨てられる。ミネアは、名高い剣使いのランビーノに拾わ
れ、剣士として育てられる。時が経ち、王の息子である王子を守るため、ランビーノは指名を受ける。ミネアも剣士として、ランビーノについていく。王宮に入り、ミネアは王子の危機を救う。王子は美しく、強いミネアに恋をする。ミネアも王子に段々と惹かれていく。そして、カラデア王国と諍いを介して、自分の生い立ちを知っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-21 14:23:42
50455文字
会話率:36%
数百年にわたる歴史を持つ大国であるオルトマン帝国の女帝 エレイン・フォン・オルトマン。
かつて優秀な妹にその立場を奪われた人間である。
すべてを失った彼女への周囲からの期待の眼差しは失望に変わり、そして蔑みとなる。
失意と激しい憎悪が湧
き上がるが、皇太女でなくなったエレインには何一つ力はなかった。
しかし22歳の時、彼女はある1人の男の力によって、皇帝へとのし上げられる。
皇帝として玉座に座るエレインは統治者としてとしての器も能力は決して持ち得ていなかった。
優秀な宰相の存在があるからこそ皇帝として成立できているエレインに対して、周囲の臣下はお飾りの皇帝として軽んじ、見下げるその視線と評価は皇帝となっても何一つ変わらなかった。
そんな皇帝となるべき人間でなかったエレインを取り巻き、寵愛を競い合ったりいびつな感情を寄せる男たちとの物語。
(※主人公は心が弱く被害妄想気味でヒステリックな行動をすることがありますので、閲覧にはご注意ください。)
「アルファポリス」でも連載中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-06 23:11:20
10557文字
会話率:13%
臣籍降下した皇族の身分は代々落ちてゆく。元王・源経基の子・満仲はそのままでは貴族になれる立場ではない。
二十歳を過ぎて職にも就けない満仲。母の実家からは他家の家臣となるよう勧められが、何としても貴族に上りたいと強く思っていた。
満仲は
母の実家を出て、父に従って父の赴任先である武蔵に付いて行く。介(すけ)として武蔵に赴任していた父が、或る夜、私邸に駆け込んで来て、武蔵権守(むさしのごんのかみ)・興世王(おきよおう)が平将門と謀って謀叛を起こし攻めて来ると告げる。報告の為と称して、都に逃げる。
都に戻り、朝廷に謀叛を訴え出るが、謀叛の事実は無く、後に、全て経基の思い込みと判明し、お上を謀ったとして経基は牢に入れられてしまう。
満仲は、父と付き合いの有った公家達を訪ねて、解き放ちに力を貸して欲しいと頼むが、力になってくれる者は居なかった。
ところがその後、将門が実際に謀叛に走った為、経基は解き放たれたばかりでなく、称されて貴族に列する。満仲の願いを冷たくあしらった公家達が白々しく祝に訪れる。
父が貴族の端くれになったくらいでは、子の満仲が貴族になる事は出来ない。満仲は汚れ仕事をし、財を稼ぎ、郎等(ろうとう)を増やして、都随一の(つわもの)へと成長して行く。
そんな満仲に二十六歳の若さで参議と成っている一世源氏の源高明(みなもとのたかあきら)から、「同じ源氏として力を貸して欲しい」と声を掛けられる。
将来、更に高位に上るであろう高明の側近に成れるかも知れないと考え、満仲は高明の為に働く決心をする。だが、稼がなければならない為従者には成れず、高明派の兵(つわもの)として働くが、一方で摂関家の公家達の舘にも泥梨していた。
或る時、藤原秀郷の嫡男・藤原の千晴が大勢の郎等を引き連れて上洛し、高明の従者となった。
満仲とは立場が違い、下野藤原氏(しもつけふじわらし)の援助の許、無償奉仕を続ける千晴に、高明の寵愛は移って行く。
自分は使い捨てにされると感じた満仲は、藤原摂関家と高明を両睨みし、摂関家の結束に走り回る。そして、遂に高明を裏切る決心をする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-03 13:18:50
50313文字
会話率:40%
定番中の定番、婚約破棄によるドタバタです。
王太子の寵愛を受ける男爵令嬢を虐めたとして婚約破棄される公爵令嬢。
王太子は男爵令嬢を階段から突き落としたと主張するも、誰もそれを信じる事はしなかった。
公爵令嬢が男爵令嬢を虐める筈がなく、況
してや階段から突き落としたりなどしてはいない。証拠もなく皆がそう信じる理由とは・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-02 14:53:13
2344文字
会話率:52%
かつて、傾国の悪女と呼ばれた女性がいた。名を藤原薬子という。時の親王に妃として、薬子の長女が迎えられたのだが、親王は長女の付き添いでやってきた、薬子を寵愛する。のちに親王が平城天皇となり、平城天皇の弟の、嵯峨天皇と争いを起こした際、薬子は服
毒自殺をしたという。
では、本来の妃であった、薬子の長女はどうしたのだろう。母と一緒に服毒したのだろうか。
薬子の長女、名は聖良(ひよし)。彼女は母の死を見届けたあと、時空間を越えて、別の世界へと生まれ変わっていったのである。ただただ、つつましく平凡な幸せを求めて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-25 22:35:00
64234文字
会話率:23%
ニート夫とのケンカのあとで逃げ出した先の異世界は、女性差別著しい世界。
そこで男性に頼らずに生きていくために、虐げられている女性たちとともに立ち上がる…!
一人で生きていく、と思っていたはずがこの国の第一王子の援助を得て、ついでに寵愛も受け
ちゃいました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-12 11:20:04
24690文字
会話率:35%
いじめを受けて死んでしまった喜多川優豪は異世界に転移する。
魔王の目の前に落ちた優豪は生き返り、自分を死なせた人間に復讐をすることを誓う。
最終更新:2022-12-31 23:35:10
31111文字
会話率:18%
【おまえが死んだあの日に、アタシの心も死んだんだ】
屈強な女戦士の一族であるダニア本家の女王ブリジット。
その寵愛を受ける情夫である黒髪の少年ボルドは、ブリジットへの思いを胸に谷底へと身を投げた。
心より愛したボルドを失ったブリジットは失
意に沈む。
それでも女王としての立場により彼女は立ち止まることが許されない。
そんな中、同じダニアの血を引きながら数百年前に袂を分かった分家の女王クローディアは新たな動きを見せていた。
本家と分家の運命の糸は複雑に絡み合い、混迷の時代が訪れようとしていた。
愛する者を失ったブリジットは再び希望の光を見出すことが出来るのだろうか。
前作
蛮族女王の情夫《ジゴロ》 第一部【ブリジットの章】
https://ncode.syosetu.com/n5296hl/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-21 21:25:48
234650文字
会話率:24%
神と人と魔が入り交じり争う時代。その戦いの最中に生まれた神の寵愛を受けた5人の子供たち。彼らは超越者と呼ばれやがて魔を退け世界を平定へと導いた。
しかしそこには知られざる6人目の超越者がいた。
ほかの5人によって地下深くに封印されていたその
超越者の名はゼン。
超越者達によって築き上げられた1000年後の世界で彼は自分の存在の意味と、失った1000年を取り戻すため二度目の人生を生きる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-19 19:45:25
18168文字
会話率:48%