ある日目覚めた「私」は、自分が乙女ゲームの意地悪で傲慢な悪役令嬢アリアナになっている事に気付いて愕然とする。
しかもアリアナは第一部のモブ系悪役令嬢!。悪役なのに魔力がゼロの最弱キャラだ。
このままではゲームの第一部で婚約者のディーンに
断罪され、学園卒業後にロリコン親父と結婚させられてしまう!
「私」はロリコン回避の為にヒロインや婚約者、乙女ゲームの他の攻略対象と関わらないようにするが、なぜかうまく行かない。
しかもこの乙女ゲームは、未知の第3部まであり、先が読めない事ばかり。
意地悪で傲慢な悪役令嬢から、お人よしで要領の悪い公爵令嬢になったアリアナは、頭脳だけを武器にロリコンから逃げる為に奮闘する。
だけど、アリアナの身体の中にはゲームの知識を持つ「私」以外に本物の「アリアナ」が存在するみたい。
さらに自分と同じ世界の前世を持つ、登場人物も現れる。
しかも超がつく鈍感な「私」は周りからのラブに全く気付かない。
そして「私」とその登場人物がゲーム通りの動きをしないせいか、どんどんストーリーが変化していって・・・。
※)カクヨムさん、アルファポリスさんでも掲載させて頂いてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 09:40:00
83808文字
会話率:35%
日々、農作業の手伝いばかりで飽き飽きしていたジャンとナンシー。
ジャンの思いつきで冒険者になることにした。
様々な困難が立ちはだかる冒険ファンタジー。
最終更新:2024-05-22 09:32:22
16174文字
会話率:2%
北村 陵は交通事故で命を失う。
異世界に転生して、自分自身に魔法の力が宿ったことに気が付く。
ある村で出会った少女を助けるため、少女と一緒に旅に出ることを決意した。
最終更新:2024-05-20 22:45:13
130652文字
会話率:4%
第1部:青い恋水~THE blue love water~
第2部:破廉恥麦酒~20歳以上の愛とは?~
第3部:マクドナルドストーリー~世界一のhamburgerの愛とは?~
第4部:武士way~その男敵無し故注意せよ~
第5部:初恋の倫理
~モデルケースで見る恋愛攻略法~
第6部:王子様の恋~prince of love~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 09:21:28
225430文字
会話率:47%
この物語はフィクションですが、一部現存する学校が登場しております。
新潟県立松浜高等学校(現存しません)野球部の物語です。
物語の主人公コンドウケイタ(捕手、主将)は、親友のホシノトウマ(投手、副主将)と共に荒廃した松高(松浜高校)野
球部の再建をはかる事になる。
まずは2年と3年の先輩達との関係を良好なモノにする為、部室を勝手に片付けるケイタ達。下山監督という少し頼りないリーダーの元でまたも独断専行で、新入生のセレクションも行った。3年の先輩が起こした暴力事件で、2年間公式戦出場停止の厳しい処分を受けた元甲子園の常連校。割りを食った2年生は荒れに荒れた。だが、ケイタ達の提案で、甲子園には出られないが1年生は、夏の甲子園に一回だけ出るチャンスがある。
ケイタ達はそこにかけた。出られない先輩達のためにも。毎日朝練を6時からやり、放課後から夜遅く12:00まで正に野球漬けの日々を送っていた。
対外試合も、練習試合に限り解禁され、強豪私立に負けない練習試合の数をこなしていく。名将山田玄助の元、新潟県に初の深紅の大優勝旗を持ち帰る事15回。春夏通算30回出場の甲子園常連校であった。
その後山田玄助は77歳で一線を退くと、そこから松高の地獄の日々が始まる事になる。松高からプロ野球NPBで上位指命された偉大な先輩も数知れず、何とか松高野球部の再建を立て直しにかかるが、ここ10年で最好成績は2回戦という体たらくだった。
OB会としても、リトルリーグや強豪軟式野球部を要する中学校への積極的な松高への特別推薦枠を設けるなど、力を入れてきた。その成果が現れたのが今の2年生の代からだった。
右の本格派で、不動のエースだったシンカイ主将(キャプテン)を始め強力なクリーンナップで、秋の県大会で有名私立を圧倒し久しぶりに優勝して、北信越大会に出場した。エースシンカイの完璧なピッチングと、強力な打線に火が付き、石川県の星稜高校や、福井県の敦賀気比高校など、甲子園常連校に競り勝ち、秋の明治神宮大会に出場した。残念なから2回戦で、大阪府代表の履正社高校に延長タイブレークの末敗れたが、暴力事件なんかなければ、充分甲子園は手中にあった。暴力以外にも飲酒、喫煙者も現れ春の選抜大会には出場出来なかった。
それを知った松浜中学校のコンドウケイタとホシノトウマは松高への進学を決断した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-07 10:39:17
184539文字
会話率:80%
大日本帝国海軍の頃より伝わる、海上自衛隊の海軍カレーのお話。
舞台は海上自衛隊横須賀基地所属護衛艦うみゆき(6775トン)の艦内。山島田正宗一等海曹38才は、横須賀基地の様々な艦艇の厨房に入った。防衛大学を出ていない、所謂ノンキャリアの
山島田一等海曹は、横須賀基地の中でも、屈指のプロ炊事隊員であった。
今はよほど良くなったと思うが、炊事隊員は土日も関係なく昭和風に言うと、月月火水木金金という部署で、まともな休みはなかったかもしれない。
ストーリーの展開としては、艦長の森滝一等海佐や、航海長の角杉誠といった防衛大学を出たエリートや、大田真治先任海曹長や部下の若杉仁三等海曹が主なメインキャストである。
後に登場するのが、寺倉美奈子海士長20才で、色気のなかった山島田に恋の風が舞う。後に山島田の猛アタックで、恋人になり年の差など気にせず、結婚を決意する。
肝心の仕事の方は最先任炊事隊員となり、早10年。オリジナルレシピもバッチリ固まり、各隊員にも、山島田のカレーは好評だった。
防衛大臣を筆頭に、統合幕僚監部、海上幕僚監部などがあり、自衛艦隊の元に護衛艦隊、航空集団、潜水艦隊、その他(掃海・情報・新兵器開発)という指揮命令権になっている。尚、横須賀、呉、佐世保、舞鶴、大湊の五大地方隊とその他、分屯基地など少人数の運営は、防衛大臣の直轄部隊であり、自衛艦隊とは別のものとなっている。
腹が減っては戦は出来ぬ。各艦艇にいる炊事隊員は陸海空各自衛隊にいて、それぞれが特色のあるご飯を提供している。
その中で最も食費をかけられている部隊が、ある。潜水艦部隊だ。海上自衛隊の中で最も重要な潜水艦には、毎日ステーキが出るなんて噂もあるくらい、食費がかけられている。
せめて三度の食事くらいはという配慮がある。実際丘の上の舞台の食事と、潜水艦の食費を比べると、年額ベースで数千円異なる(潜水艦乗りの方が高い)というデータもある。
そんな潜水艦乗りも、カレーライスは重要な食事だ。海中をひた行く潜水艦の中では、カレーライスによって、狂いかけた体内時計をリセットする役割がある。
陸海空三自衛隊の中で最も飯が旨いのは海自である。陸上自衛隊も大日本帝国陸軍の時代よりは、飯が旨くなったが、それでも帝国海軍の時代から、飯がおいしいのは海軍だった。
ちなみにこの物語はフィクションである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-04 09:29:21
100502文字
会話率:37%
とりあえず猫である
診療所に捨てられた子猫は近くの笹薮に遺棄される。たどり着いた人の家で飼われクロ猫に出会う。
子犬に居場所を奪われ診療所の猫となり、アインという名をもらう。
診療所に出入する人々に関わり、人間観察をする。
ある
時診療所に現れた医師と一緒に行った温泉宿の飼い猫となり、天変地異を経験した後に診療所に戻った。
後に巨大な病院に引っ越し生涯を終えたかに思えたアインは、百年後に診療所の医師達と再び地上に現れる。
※ 夏目漱石の【吾輩は猫である】のパロディーで書き始めたのですが、長くなって終いには別物になりました。
※ 一部に夏目漱石の吾輩は猫であるに強く影響を受けた表現が含まれています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 09:20:00
441400文字
会話率:13%
貧乏神・疫病神・死神の三柱が、一人の少女に関わって、意外な結果を招く。
最終更新:2024-05-04 11:28:11
4923文字
会話率:40%
暑かろうが寒かろうが、体力と体脂肪を付けるには鍋と昼寝が一番。
あれそれ元気に自信のない貴方。
これを読んで今日から体力づくりに励もう。
ちなみに私は中性脂肪が異常な数値の【高脂血症】だが、中性脂肪は甘い物や飲用アルコールを摂取す
る事で検査数値がビンと跳ね上がる性質をもっている。
鍋料理ばかり食っていて成った病気だと証明するのは、不可能である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 10:34:09
5980文字
会話率:11%
The soul of the (Elemental Witch) becomes trapped inside of her everyday witch hat, unable to remember anything she trie
s everything to become human again, to remember her previous life. one day a apprentice witch finds a sentient witch hat in a ruin, the apprentice witch starts teaching magic to the witch hat in hopes of it remembering ancient magic related to curse breaking. as she lives with the witch hat she starts becoming friends with it. as the apprentice witch's health starts to deteriorate she preserves herself falling unconscious but not before saying her last wish to the witch hat, "I wish for you my friend to use my body to find magic to break my curse and having fun while doing so." After a tearful goodbye the witch hat's new goal is to find a cure for her newfound friend.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 09:18:50
29133文字
会話率:0%
地味な高校生・夏目大和が突然クラスメイトから人気を集めるようになる。幼馴染の女子、生徒会役員の令嬢先輩、アイドル的人気の後輩、気の強い女性教師、そして謎の転校生など、様々なヒロインたちが夏目に接近してくる。それぞれが夏目に何らかの思いを寄せ
ており、彼の目を気にかけている。一方の夏目は、この急激な変化に戸惑いつつも、彼女たちとの交流を通して自己を見つめ直していく。果たして、夏目はこの予想外の展開で、本当の恋に気付けるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 09:16:55
27896文字
会話率:64%
あらすじ
王子様との出会いを求めて異世界に召喚されたアリサ。そこで出会った公爵夫婦は、彼女を迎え入れたいと申し出ます。アリサは戸惑いながらも、王子様との婚約者となる機会に惹かれ、新しい家族を受け入れることを決意。アリサの異世界での新しい人
生が幕を開けようとしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 09:41:59
57209文字
会話率:65%
VR教室で出会った女の子に恋をして告白したら、実はAIだと知って……。二人の恋の行方はどこまでいくのか。
最終更新:2024-04-24 17:58:57
14058文字
会話率:65%
ローリーは友人のカリナに学園の同級生だったユーヴェンを紹介する。だが二人が仲良くなるにつれてローリーは気分が落ち込むようになっていく。そして涙を流しながら気づく、自分がユーヴェンのことを好きだったことに……
一方でローリーが涙を流す姿を目
撃した男は、ままならない想いを抱えながらローリーと接していた……
※R15は念の為つけましたが、恐らく過激な描写は無い予定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 09:15:29
766627文字
会話率:40%
適当な妖精のルルシュカは、〈妖精の国〉で魔法商店を自営している。
彼女の商店には通常の売買の他、魔法道具や珍しいアイテム、素材を報酬に、変わった依頼が持ち込まれる事がある。
とある事件をきっかけに、〈魔術のない人間の世界〉にいる青年、アラ
ンの願いを叶えて欲しい。という依頼が持ち込まれる。
報酬として、ルルシュカが長年探し続けていた魔道具を渡す言われ、渋々依頼を受ける事にする。
当のアランは、スリや強盗で生計を立てる生活から脱却し、定職に就いていたものの、不当な理由で仕事をクビになっていた。
アランの望みは3つ。
家を買う事、定期収入を得る事、ある人物を殺す事。
アランの暮らす国の情報収集をしたルルシュカは、『普通では解決出来ない悩み』を持つ、富裕層をターゲットに、それに見合う魔法道具をアランに売りつける事にする。
願いを叶えるべく奮闘するのはルルシュカ、ではなくアラン本人。
適当な妖精に翻弄されながらも、願いを叶えて幸せになれると信じ、自分の利益の為に頑張るアランだが……。
「あんのクソ妖精……。マジで覚悟しとけよ……!」
アランは願いを叶えて幸せに。ルルシュカは依頼を完遂出来るのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 09:14:17
104342文字
会話率:37%
何処ぞへと行った酒好きの兄貴の部屋を借りた犬神金糸雀(いぬがみかなりあ)は同じく大の酒飲み、それゆえ大学の歓迎コンパやサークルの飲み会でその酒豪っぷりに引かれ結局一人で宅飲みする方が性に合っていると、あらゆるお酒が買い揃えられた兄貴の部屋
で飲もうとすると来訪者。
それが異世界から迷い込んだ住人らしいのだが、金糸雀からすればお酒におつまみがあり、そして語り合えれば、少し動物みたいな耳があろうが、羽があろうが、人間じゃなかろうが、問題なし!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 09:10:00
555239文字
会話率:56%
現在、活動をされているWeb小説作家の方々の作品を本物語で私、古書店「ふしぎのくに」店主であるセシャトと新しい店主マフデト兄様が紹介させていただく、リアルタイムハーフノンフィクション4年目です。
新シリーズ突入ですよぅ!
紹介させていた
だいた作品から書籍化作品もどんどんでています!
世の中にはとても面白いWeb小説が沢山あります。それらを一つでも多く紹介、発信していければという事で全書全読の神様より生み出された私と、書物の大悪魔ダンタリアンさんに生み出されたマフデト兄の厳選紹介小説です。
※紹介させていただく作品や作者様には了解を取っております。
また、さまざまな方と交流し、紹介をさせていただきますので突然、これを見られている貴方、あるいは貴女へアポイントに向かうかもしれません。
さぁ、一緒にWeb小説の世界を覗き見ましょう^^折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-30 13:20:48
508438文字
会話率:53%
飽きたら旅に出ればいい。世界は美味しい物で満ちている
味覚機能を持った人型機械端末 クオン
かつて共に過ごした人間との約束を保留し、洋館の守り人となっていたが、心というプログラムが、ある日約束に従い一歩を踏み出させる。
スケッチブック
と40L入りのリュックを背負い、クオンは様々な國へ美味しい物を求める。
かつて、戦争の道具だったクオンは旅人として新たな人生をはじめる。
人間ではないクオンが人間と同じ物を見て、何を感じるのか、機能が停止するその日まで、旅を続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-08 09:46:18
67348文字
会話率:48%
とある伯爵家に生まれた美しい姫ユリエラは、誰もが恐れるガチ悪な令嬢としてすくすく育っていった。
そんな周りを見下すユリエラは、つんとあごを上げ過ぎて足元がおろそかになり、階段を踏み外してしまう。
その転がり落ちる衝撃で、前世の「霧島ゆり」と
しての記憶を思い出す。
彼女はこの世界が乙女ゲーム「ダークバラード」の世界だと知り、そして自分が悪役令嬢ユリエラに転生したことを知った。
ユリエラは何とか自分が処刑される卒業イベント「ユリエラ断罪」、それに続く「魔王へ寝返る」イベントを回避するため、自分のカルマ値のマイナスっぷりに凹みつつ、日々大衆酒場で癒されながら頑張るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 09:10:00
213479文字
会話率:24%
自分だけがミリ単位で見える「気脈(魔力)」。それを利用して魔法陣の回路をハンダでイジるように作り変えるスキル『魔法陣魔改造』を駆使して、辺境の港町で最強を目指しますっ。
白狐の七緒は、うらぶれた神社で独りくすぶり、人間にたかっては、酒に溺れ
る日々を過ごしていた。
そんな生活に嫌気がさしていたとき、神の采配で酔い潰れたまま異世界へと転生し、そこで様々な魔女と出会うこととなる。
訳が分からぬまま赤ちゃんとして転生した七緒は、不気味だとして殺されかけるが、とある魔女に引き取られて育てられる事になった。
それから七年――
黒獣(バーゲスト)の魔女とその従者(オートマタ)を師と仰ぎ、
忘れ去られた太古の魔女(井戸の少女)の神使となり、
祟り神級の魔女(リムマーメイド)などに気に入られて、七緒少年は日々成長していくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-06 23:11:01
268466文字
会話率:29%
美麗白狐の死霊軍団 妖幼女と共に大陸を襲うっ!
ヒノモトから転生し、祟り神と化した、美しき白狐の娘“楽市”は、異世界へその邪悪な瘴気をまき散らし、ありとあらゆる物を死に至らしめた。
それだけでは飽き足らず、巨大なスケルトンやゴーストを、
大陸へ大量に放ち異世界を蹂躙する――――
ように見える、狐娘のお話です。
藤見の森を行く。
夏の蒸し暑い夜である。月は見えない。
その中を、二匹の兄妹狐がすたすたと行く。これがただの狐ではない。
人の姿を模した白狐と呼ばれる、妖しの類であった。
「兄さま、早く!」
「わかった わかった」
「兄さま。早くしないと酒が逃げてしまいます!」
「楽市(らくいち)よ、酒が逃げるわけなかろうに」
二人は迷うことなく、馴染みの赤ちょうちんへ入った。
引き戸に触れることなく、するするとすり抜ける。兄妹はそう言う類の者だ。
店内には焼き鳥から滴る脂が炭に落ち、得も言われぬ匂いが立ち込めていた。
しばし飲む。するとほど良く酔った妹が兄に絡んだ。
「むふう、あたしはねえ。藤見のみんながいて、お酒があって、兄さまが居れば、後はなんにもいらないんだよー。ふふふ」
頬と首筋が桜色に染まり、艶っぽく兄を見つめている。
そんな仲睦まじく酒を飲む兄妹に、凶事が襲う。
何者かが二人の憑代である、狐の石像を破壊しようとしているのだ。
破壊されれば、兄妹の存在は消えてしまうだろう。
客も疎らになりちびちびやっていたら、いつの間にか妹が消える。
「楽市?」
そう言って訝しむ兄も、石像を破壊されその存在が消えていく。
破壊の痛みに倒れ伏し、もがき苦しむ兄。
しかし眼だけは虚空を睨み、その瞳に漆黒の憎悪を宿らせる。
「おのれ……誰だ、許さぬぞ……」
兄は石像の頭を砕かれるその瞬間まで、虚空を睨み続けた。
そして、異世界へ――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 23:21:50
1444652文字
会話率:20%
「悪く思うなよ。俺だってこんな事、したくないんだ」
そう言って自分の娘を山に捨てるくそ親父。
したくないんならするなよ! 心を入れ替えて、しっかり子供を守れよ!
その叫びむなしく、くそ親父は子供を残して去っていく。
少女の心が絶望に染まる。
私はいらない子。その思いが自身の心を殺す。
深い深い深遠へと沈む。
瞬間、スウィッチする意識。
「ふっざけんな! この期に及んで、責任転嫁かよ! 口減らしの為に、こんな山奥にこの子を置き去りにするなら、ちゃんとその罪を自覚しやがれってんだ! 阿保が! あ? ああ?!」
叫んだのはティティルナの前世である男のジオル。
なぜだがわからないが、ジオルの意識が現世に復活。
現世のメイン意識であるティティルナに呼びかけても答えはなし。
こうなったら、ティティルナが生きる意欲を取り戻すまで、自分が頑張るしかないか。
と、思った矢先、隣にちんまい黒いものが。
おわ! おまえ誰だよ! は? 魔王?
魔王がどうしてここにいるんだよ?!
こうしてジオルの第二の人生が始まりを告げた。
ゆるゆる設定ですので、するどい突っ込みはなしでお願いします<m(__)m>折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 09:10:00
436123文字
会話率:39%
皆様、初めまして。もしくはお久しぶりでございます。
クローディア=グレームズでございます。
わたくし、なんと13歳になりましたの。13歳といえば、貴族の学校ハースライト学院に入学する年でございますわ! とは申しましても学費もかかりますし、貧
乏男爵家の娘では行けないかなっと思っておりました。が、ニコル叔父の商会のお手伝いをしたお陰で、学費が工面できましたの! おほほほ!
やりましたわ! 学院に行ったら、学業に、部活に頑張りますわ! ああ! 楽しみですわ!
えっ! ちょっと待ってくださいまし! わたくしが希望する部がないではございませんか!
これでは学院生活の楽しみが半減してしまいます。よーし! ないなら作ってしまいましょう!
生徒会に乗り込みますわ! 生徒会長、王子様!お覚悟を!
ええっ! 部を新設したければ、この課題をクリアしろって?!
王子、ユーリ殿下、そんな無茶ぶり、おやめくださいませ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-30 23:00:00
196298文字
会話率:32%
「えーちら、おーちら。今度は王都へ~、馬車に揺らり揺られて連れられて行きますわ~」
お久しぶりでございます。クローディア=グレームズでございます。
前回はお家があるグレームズ男爵領から遠いパースフィールド侯爵領へと連れられて、今回は更に
遠い遠い王都ヘリケアに今現在連れだされております。これも侯爵家の命令、いえ、強い要望があっての事でございます。わたくしがなぜ王都まで呼び出される羽目になったのか。
それを話せば長いお話になるので、できれば前作をお読みいただければ幸いでございます。
まあ、大雑把にいえば、侯爵家のご子息であるエルネスト様が王都で心安らかに過ごせるように手を貸すこと、ただそれのみでこうして王都まで来ることになってしまったでございます。
言葉だけ聞けば、しがない下位貴族の娘でなくても問題なく感じるかもしれません。わたくしとしても、できれば、他の方に代わっていただきたいくらいなのでございます。ただ、それができないのは、侯爵家のご子息エルネスト様が特殊な目を持っておいでだからでございます。彼は亡霊を視ることができるのでございます。彼は一人日々亡霊を視て心が不安定になってしまったのです。それを救ったのがこのわたくしクローディアでございました。実はわたくしも妖精を視る目を持っておりまして。それがエルネスト様の問題解決の一助になったのでございます。それから妙にエルネスト様に懐かれてしまいまして、こうして王都まで来る羽目になってしまったのでございます。
はあ。お家に帰りたい。
けれど、王都に行かなくてはならなくなったなら、仕方がございません。
どうせ行くなら、王都を存分に楽しみますわ!
待っていてくださいませ!! 王都ヘリケア!今参りますわ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-06 15:10:19
99955文字
会話率:35%
ヒキニート・夏目鏡花《ナツメ・キョウカ》は、ゲームプレイ中に高血圧が原因の脳溢血が発症し、二十数年間に及ぶ生涯に幕を閉じる。
しかし、そこに広がっている光景は、さっきまでやっていたゲームの中で……自分は将来の裏ボスの勇者の幼馴染?! なんと
かして裏ボスを回避して人生を謳歌しようとする元ヒキニートの異世界活動記、ここに爆誕!
カクヨムでも連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 09:05:37
9988文字
会話率:43%
幼少期を祖父母のいる田舎で過ごし、命の大切さを知った主人公。
もっと勉強をしたいと都会の学校に行くのだけれど・・・
勉強をしたいひとをいじめる学校にあたり・・・
悲運な死をとげる・・・
そして気づくとそこは聖堂で、棺に
入った自分はドレスを着ている。
「「呪いがとけた・・・!!」」
どよめいた場内にはけっこうな人数の男がいる。
唇にふれると感触が残っていた。
誰かにキスをされて・・・のろいが解けた?
「レイン姫」
神父らしき男が声をかけてくる。
これは主人公アメが異世界に転生して、姫として成長をしていくお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 09:04:20
51983文字
会話率:40%
第三次世界大戦中に現われた妖は、戦争が終わっても跋扈した。
国は余儀なく日本を鎖国し、陰陽師の育成を始めた。
そして―・・・
時は西暦四千四十年。
四代目、にあたる安倍晴明の称号を付与された男がひとりいた。
塾と寮を卒業し、こじんまりとした
邸宅を建てたその男は、妖と暮らしていた。
『第四の清明』。
その名は【阿部野清蓮:あべのせいれん】。
『せい』と言う響きを名に伝承している家。
彼の御仁とは、血のつながりはないとされている。
ただ、狐の子供であると言う不思議な話をまとった者だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-24 16:42:39
67259文字
会話率:40%
自作品『夜の菊』から派生した歌舞伎。
「藤大綬」の次なので第弐弾となります。
合わせてごらんになられると、より楽しめるかと思います。
最終更新:2023-11-25 10:10:30
5895文字
会話率:58%
ある日突然従姉妹の杏奈と共に異世界へと飛ばされた玲奈。
そこは人間、獣人、エルフ、ドワーフなど多くの種族が暮らす魔法あり、モンスターありの世界だった。獣人の番、だと言われて連れてこられた異世界から元の世界に戻ることは出来ない。
ただの
女子大生だった玲奈がファンタジックな世界で世界を旅したり、ご飯を食べたり、お菓子を作ったり、恋をしたりするお話。
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しばらく創作活動をお休みしていた為練習として書いている習作です、設定は甘くふんわりしています。
不定期連載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 09:02:50
323510文字
会話率:42%
ユーリア・ベルはワケアリの半精霊、と呼ばれている。
精霊の血をひいているにも関わらず、魔法は使えないし、ひとつの命を共有するオトモ妖精もいない。ついでに幼い頃の記憶もない。
そんなユーリアだが、豊富に持っている魔力を生かして魔法紙師を目指し
て修行中。
そろそろ修行も終了か、という頃になって師匠の店が火事で焼失。独り立ちを余儀なくされる。
やや強引な独り立ちを迎えたユーリアが、新天地で魔法紙師として、友人知人と親交を深め、これまたやや強引なアプローチをかけて来る騎士とも交流しながら、生計を立てて一人前になって行く物語。
■週に1回程度の更新予定
※誤字脱字については気を付けていますがあるものです、脳内で正しい変換をお願い致します。
※身分や都市計画等全ての設定は架空のもので、実在のものや歴史上のものとは全く関係がございません。全てこの物語の世界の中だけのものです。
※設定などはふんわりしており、ご都合主義が普通に存在しまかり通ります。
※お気に召さない場合は、そっと閉じてご自衛下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-13 11:05:09
110178文字
会話率:49%
魔獣やドラゴンを狩る黒騎士として日々戦う女騎士・リィナは重傷を負い、騎士団からの解雇を言い渡される。
戦うことに疲れたリィナは傷を癒しながらの隠退生活を決め、身の回りの整理を始める。
そして、見舞いに来た師匠に言葉に思い出す、自分には「夫」
という存在がいたことを。
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諦め癖のある事なかれ主義の騎士妻と、仕事以外のことは他人任せにしてきた宰相補佐の夫。
結婚して6年になるというのに1度しか顔を合わせたことのなかったふたりが、歩み寄ったり逃げ出したりする物語。
しばらく創作活動をお休みしていた為練習として書いている習作です、設定は甘くふんわりしています。
不定期連載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-08 11:13:08
96725文字
会話率:40%
とり返しのつかないことが起き、それをキッカケに別れた大学生の二人。
主人公である人気ゲーム実況者《ロキ》【本名:伏見嬌太郎】は、帰宅後その苛立ちをゲーム配信にぶつけた。
一方、別れてた彼女【本名:星莉未】もまた人気ゲーム実況者《mm》であり
、同じく行き場のないストレスを配信で発散した。
いつもは二人とも温厚なプレイをするのだがギャップにより二人の動画は桁外れなほどにバズった。
SNSでトレンド入りしたことを知った二人はお互いに親近感が沸き、コラボ動画を配信するようになるまでネット内で仲良くなる。
しかしどんどん距離が縮むにつれてお互いに何か既視感を抱き始める。
ロキとmmのコラボは、嬌太郎と莉未にどんな結末を見せるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 09:02:44
98232文字
会話率:56%
大好きな先輩、”北条花” に告白した高校2年の ”南山真平” 。
付き合ったよ翌日より何度も一緒に帰りませんか、と誘うがことごとくスルーされてしまう。
しかしある日、北条は真平の誘いに乗り、また大胆にも家に来ない?と誘ってきた。
まだ ”経
験” の無い真平にとって、女子の部屋に行くということは一世一代の大イベント。
立ちすくむ真平に北条は ”アレ” はちゃんと買ってきてねと追い討ちをかける。
果たして真平は先輩の誘いに乗ってしまうのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 11:06:19
3971文字
会話率:64%
とり返しのつかないことが起き、それをキッカケに別れた大学生の二人。
主人公である人気ゲーム実況者《ロキ》【伏見嬌太郎】は、帰宅後その苛立ちをゲーム配信にぶつけた。
一方、別れた彼女【星莉未】もまた人気ゲーム実況者《mm》であり、同じく行き場
のないストレスを配信で発散した。
いつもは二人とも温厚なプレイをするのだがギャップにより二人の動画は桁外れなほどにバズった。
SNSでトレンド入りしたことを知った二人はお互いに親近感が沸き、コラボ動画を配信するようになるまでネット内で仲良くなる。
しかしどんどん距離が縮むにつれてお互いに何か既視感を抱き始める。
ロキとmmのコラボは、嬌太郎と莉未にどんな結末を見せるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 16:03:33
3130文字
会話率:44%
剣士ルークは、鬱病を患い、職場と故郷を追われた。
再就職先は、精神疾患者が集まるパーティ。
彼は、病んだ仲間達と共にどう生きるのか?
戦士として敵と戦い、病人として病気と闘う。
不器用で生きづらい、五人の絆と生き様の物語。
強くて真面目
で平和主義。少し泣き虫でたまにキレる。
不器用な青年ルークの一人称視点です。
一度大きく躓いた彼の人生で繰り広げられる、
ニッチで王道なヒューマンドラマをお楽しみ下さい。
メンバーひとこと紹介
ルーク(26歳男性・剣) 「しんどい」
ログマ(24歳男性・術) 「眠れねえ」
カルミア(44歳男性・槍) 「酒をくれ」
ケイン(25歳女性・弓) 「ごめんなさい」
ウィルル(??歳女性・癒) 「嫌わないで」
☆2024/5/15- 連載開始
第1部2章終了まで1日3話投稿、
以降1日1話(2000〜3000字予定)投稿
※カクヨム様にて先行投稿中 (2024/5/15現在 約25万字)
両サイトで内容は同じですが、
改行等の細かな編集、話の区切りとタイトルが違い
印象が変わる可能性がございます。
【注意書き】
※ 本作品はフィクションです。実在する人物や団体、疾患などとは一切関係ありません。
※作品中に、殺人、自死、暴力の直接的表現を含みます。ご自分の精神状態やご経験を今一度振り返り、必要であれば直ちに閲覧を中止して下さい。
※本作品は、実社会への影響や風刺を目的としたものではありません。
※著作権は作者にあります。いかなる二次転用も認めません。
※前述に関するトラブルの一切について、作者並びに関係者は一切の責任を負いかねます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 09:01:31
98592文字
会話率:42%
突拍子も無いことだが、回想日記なるものをやってみようと思う。
さて、回想日記とは何ぞや?ということだが、簡単に言うと数年前の出来事を、当時の自分が残した手帳や写真などといったアイテムを使用して思い出しながら、日記風に書いてみようという試み
だ。
世の中に便利なものは溢れており、特にSNSの台頭によって、動画や写真など、過去を思い起こす手助けとなるアイテムは豊富にあるのではないだろうか。
そのようなアイテムを頼りにすれば、過去の出来事は自分が思っている以上に記憶に残っているのではないだろうか。
そう考えたのがこの試みを思い付いたきっかけである。
ただ、あくまでも何年も過去の出来事。
当然、当時のことを思い出すアイテムがあったとて、時間の経過により記憶は曖昧になっている。
それが普通の日記では味わえない、まるで腐りかけたバナナのように良い味を出す点が回想日記の良い点の一つである。
現実の出来事が記憶の中で風化され、半フィクション状態になる。
人間の記憶がどれだけ曖昧かということも分かって面白い。
本当にこれは私の身の回りに起きた出来事なのだろうかというカオスな部分も出てくるだろう。
そんな回想日記を、一日ごとに書き連ねていこうと思う。
なお、この回想日記はAmebaブログにてほぼ同じ内容のものが投稿されている。
https://ameblo.jp/caine-wk/
気になる方は是非そちらにも足を運んでいただきたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 09:00:00
195521文字
会話率:3%
十年前にかけられた呪いが、朝目覚めると解かれていた。
期待する私に真実が告げられる。
同じ様な呪いが別人の手によって再びかけられたと。
私、女の子。女の子なんだから~!
女だった私は十年前の呪いで男として生きてきた。そして再び女に
戻った私は、やっと愛しのケリエル様のそばにいられると思ったのに、呪いは解けていない上に彼からの対応は妹のままで……。
ん? 周りの生暖かい空気はなんだろう?
女だろうか男だろうか、幼かろうか年頃だろうか一切関係なく溺愛してくる腹黒彼氏に、天然少女はいつ気付くのか?
両片思いが、ただひたすらイチャイチャしているお話しです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 09:00:00
242177文字
会話率:29%
知的な美少女、淑女の鑑。と勝手に決めつけて、自分の息子三人の誰かの嫁になってくれと、無理矢理顔合わせをさせる国王陛下。
お友達の宰相の娘だからって、理想の女にするのはやめてください。と逃げ回るメアリール様が捕まったのは、よりにもよって一番出
来の悪い第三王子。
面倒くさいと放っておいたら、いつの間にか他の女とイチャつきはじめる残念王子に、早く婚約破棄してくれと願ってしまう。
そんな時、他国の王子が留学してきたのだが、意外とメアリール様とは気が合った。しかも彼には見覚えが……。
そんな二人に癇癪起こす第三王子と、何故か逃げ切ったはずの第二王子も絡み、妻子ある第一王子までもが変な目で見てくる。
これは、恋愛を面倒くさいと言う公爵令嬢メアリール様の物語である。
以上、メアリール様腹心の侍女、カチアからのあらすじでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-16 09:00:00
217374文字
会話率:28%
お調子者の29歳サラリーマンが転生したのは、乙女ゲームの悪役令嬢のついでに断罪される攻略対象者のモブ弟。しかも脳筋。いや、そりゃあないって。
とりあえず目覚めたのは赤ん坊からなので、生き方さえ変えりゃあどうにかなるかな?
えっと、こうして、
ああして、そうして……ぐぅ……。
気が付けば眠りに落ちていて思考はまともに働かない。恐るべきは赤ん坊の体。
第二王子とはいえモブだし、誰にも注目なんてされないでしょう。どうにか幸せに穏便に、ひっそりと生きていきたいです。
でも庇護欲そそる可愛い仔犬に会っちゃった。彼女を守る為には、ちょっと頑張ろうかな。
あれ? 穏やかなモブの生活はどこいった?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-26 09:00:00
261662文字
会話率:35%
巷で人気が高いと評判の小説を、エルリーナ公爵令嬢は手に取って読んでみた。
だがその物語には自分と、婚約者であるアルフォンス殿下に良く似た人物が登場することから、エルリーナは自分が悪役令嬢で近い将来婚約破棄されてしまうのだと勘違いしてしまう。
「お父様、婚約を解消してください!」から始まる公爵令嬢エルリーナの勘違い物語。
勘違い令嬢は果たして現実を見てくれるのか。
そんな一冊の本から自分は第一王子とは結ばれる運命ではないのだと勘違いする令嬢のお話しです。
ざまぁはありません。皆ハッピーエンドです。
いつも一人称視点で書いているので、三人称視点になるように頑張ってみました。
楽しんでいただけると嬉しいです。
全7話 アルファポリス様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 09:00:00
17065文字
会話率:19%
勇者一行の聖女とパーティを組むことになったがラブコメ展開になりません!!!
✳︎✳︎✳︎
ホワイトタウン。
駆け出しの冒険者が集まり、依頼をこなして過ごしてある街だ。
昼はギルド、夜は酒場になる場所でダラけていたユウリ・リシュタル。
そこに現れたフードを被ったローブの人物に言われる。
「一緒にパーティを組んでくれませんか?」
突然の申し出に驚くユウリであったが、フードの隙間から見えた紺碧の瞳にとある人物を思い出させて、無理やりであるが申し出を受けることにした。
依頼を受けて街の外へ出ると、ユウリは彼女へ何故ここにいるのか訊ねる。
彼女はフードを脱ぐと金糸の髪に紺碧の深く青い瞳、容姿の整った顔立ちの女の子だった。
「家出してきました」
表情を変えることなく、聖女とも呼ばれる勇者一行の一人はそう言ったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 09:00:00
47223文字
会話率:53%