こことは違うステータスと言う要素がある世界で、歴代最悪の魔王の孫に転生してしまった飽き性の主人公が、自由に生き延びていく物語である・・・
最終更新:2025-07-29 01:11:30
110989文字
会話率:12%
【死んだ者は華となり、その記憶は消えてしまう】
遥か昔、人類への罰として女神が下した"死華の呪い"により、死者は生前を表す華となって咲き、生者はその記憶を失う世界。
狩猟の村で暮らしていたセオドア、ヨハンネス、ヘレー
ナの三人は、水の精霊の襲撃から故郷を守り抜いた。その時水の精霊は他の精霊の存在を示唆して消滅する。三人は世界の謎を求めて旅立つことを決意した。
死者の記憶は消え去り、国すら滅びゆくこの世界で、彼らはこの世界の何を知るのか。そして、女神、精霊たちの真実に、どう立ち向かっていくのか。
世界の謎と仲間との出会いが織りなすファンタジー冒険譚
*過去に投稿した「華言葉の呪い」を改訂し新たな物語にした小説です。
*この物語は文学フリマ東京39 「夜の旅行店」にて出品します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 21:08:36
46314文字
会話率:57%
少女はある日、人喰いと呼ばれる化け物に大切な幸せを全て奪われてしまう。
心臓に傷を負ったものの、なんとか一命を取り留める¥た彼女は憎き人喰い共をこの世から残らず殺すため、自分のような境遇に誰も陥ってしまわないようにと、騎士になりたいと育
ての親の元を飛び出して早一年が過ぎた。
だが、少女は騎士になれなかった。代わりに騎士たちの日常を支える雑用係として騎士団で働くことになってしまう。
血の気が多い騎士たちに手酷い扱いをされようと、少女はただひたすらまじめに働いた。人喰いを直接殺すことはできないが、殺してくれる騎士のために働けばそれは人喰いを殺すことに繋がっていると、腐りそうになる自分にそう言い聞かせながら。
これは、騎士を夢見る少女が人々を守る物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 20:56:12
300662文字
会話率:51%
魔法の王と謳われる北国、ノストーレス。
圧倒的な魔道士の数はもちろん、ありとあらゆる研究による魔術の著しい進化もあり、今では他を凌ぎトップの財力と領土を保持する超大国に君臨している。
だが、数千年の歴史は光ばかりの一面だけではない。
魔法が発展する最中、元あった文化は廃れ、剣士や医師など専門的な分野の職業は今や見る影もなくなった。
剣術や医術などいくら極めようとも、重宝されるのはいつだって魔道士。
あまりに酷な現実は、彼らから職を奪うばかりか。
魔道士以外は非国民として扱われることも多々あり、度重なる心労のせいでさらに彼らは数を減らしていくこととなった。
もちろん、国が一切の対策を取ることはなく。
「うん、今の太刀筋は良かった」
そんな中、敢えて剣士になってやろうと日々奮闘する者がいた。
非公認ながら大人も出場する大会で毎回トロフィーを取る程の実力の持ち主であり、将来は剣士長の座も狙えるとまで噂されている人物だった。
「さて、これは契約だ」
しかし、結局輝かしい未来は訪れなかった。
代わりに大きな手が待っていた。それも、赤に汚れた。
「私の脳となれ」
後にこの手が黒騎士と呼ばれる人間のものだと知るまで数日かかるのだが、時間にして約四十五時間。
その間地獄のような訓練を受けることとなる。
もちろん休息はなしで。
「敵の兵が十万、こちらは一万。十倍もの差がある中、お前はどう戦う?」
「山が北東一キロ先にある。西側の麓までおびき寄せて」
そうしてようやく初陣に立った様は、見違える程に細かった。
当然といえば当然である。
四十五時間もの間詰んだのは、剣士としての研鑽ではない。
「目測数千、目標地点へ陽動完了。さて、次の手は?」
「全員無事に逃げて。それだけ」
「了解」
血腥い戦場に立つ姿は、剣士ではなく軍師として。
約束された将来と共に剣を捨てた理由はひとつ。
「……雪崩か」
大国ノストーレスを討つこと。ただそれだけだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 01:06:10
31396文字
会話率:42%
「ねぇ、私、飼われてみたかったんだよね――誰かの“特別”として」
突然現れた、“カラスちゃん”という女の子。
強気で、奔放で、でもどこか寂しげで。
彼女は僕の生活に勝手に入り込み、当たり前のようにそこにいて、
やがて、当たり前のように僕の
心を埋めていった。
夜、キスを交わし、体を重ねても、
どこか心の奥では互いを信じきれないまま、
それでも僕たちは、確かに“恋”をしていた――たったひとつの形で。
「愛してる」とは言えなかった。
でも、「愛していなかった」なんて、嘘だ。
過去を語る彼女の瞳。
明日を信じられない彼女の背中。
そしてある日、彼女は、何も告げずに消えた。
残されたのは、箱に詰められた思い出と、一通の手紙。
そして、最後に鳴った、玄関のチャイムの音。
これは、
誰にも知られることのなかった、
僕とカラスちゃんの、
ほんのひと夏だけの秘密。
忘れられないような、
忘れるしかないような、
そんな恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-22 18:00:00
8218文字
会話率:33%
※魔法・魔術の類はほぼ出てきません。剣と拳と権(力)で勝負。
※※あらすじ※※
単身、旅をしていた少年ヴィーは、山中の裏街道で物盗りに遭遇し、森の中の小屋に捕らわれた。そこで賊に無理やり働かされているという幼い孤児のディルに出会う。拘束
を解く代わりに食糧を、と要求するディルに対し、ヴィーは彼を連れ帰り、独り立ちできるまでに育てることを持ち掛ける。
身分も出自も分からないヴィーを訝しむも、ディルは直感で彼についていくことを決心する――
訳ありげな謎の少年と、寄る辺ない孤児の、いささか頼りない旅路が始まる。
※カクヨムでも同時公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 09:00:00
300655文字
会話率:39%
こちらは2023年12月(待降節)にカクヨムのアドベントカレンダー企画に寄せて書いたものの転載です。
『遺形の承継者』の番外編といった位置付けになります。
本編はこちら↓
https://ncode.syosetu.com/n134
1fq/
主人公が従弟に宛てた手紙を一日ずつ紐解いていきますが、内容としては日記に近いものになります。
本編未読の方は、謎の背景をあれこれ想像しながらお楽しみいただければと思います。
全二十話。一日ずつ公開します。
作品説明:
【主人公】
この年に両親と死別し、自身は王から蟄居を命じられ、僧院に暮らす貴族の少年。
本作中で語られることは無いかもしれないが、『遺形の承継者』の主人公ヴィーのことである。
二歳歳下の従弟がいる。
【世界観】
中世に近い文化程度の異世界であるが、生物相は現世に準ずる。
舞台となるエルム大陸には多くの国が存在し、いずれも聖者バルサムを信奉するエルム教(別名バルサム教)を信仰している。
魔法など超常の力の類は登場しない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 12:30:00
18521文字
会話率:14%
長編『遺形の承継者』の番外編です。
本編
https://ncode.syosetu.com/n1341fq/
カクヨムにて公開しているものの転載になります。
お題『ぬいぐるみ』に寄せて書きました。
最終更新:2023-06-18 22:11:36
1119文字
会話率:38%
ランズベル伯爵家の次女として生まれたメリルローズは、初めての社交界で出会った公爵家の令息クリスを見た時に前世の記憶を思い出す。
前世で皇太子の婚約者候補であった彼女は、同じく婚約者候補だった親友のクリスティーナと皇太子の裏切りによって悪役
令嬢にされ、命を落としてしまったのだ。
過去の悲しみと恐怖を思い出し失神したメリルローズは、クリスから手厚い看病を受けたことをきっかけに2人は婚約した。
「今世では過去を忘れて幸せになる!!」
そう息巻いていたのも束の間。
婚約者のクリスが、前世でライバルのクリスティーナだと告げられて!?
「この婚約はキャンセルよ!!!」
どうしても婚約破棄したい主人公と訳あり風な婚約破棄したくない元ライバル令嬢・現婚約者のドタバタラブコメディ。
※以前載せていた連載版の修正作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-28 07:14:41
20399文字
会話率:38%
ひょんな出会いから、自分の事を客観視した海斗。
これからモテる男の更なるモテ度が上がる前兆
キーワード:
最終更新:2025-04-18 16:47:22
309文字
会話率:0%
エネルギー効率が極めて高い現象
最終更新:2024-09-20 22:23:58
1680文字
会話率:0%
《自称》どこにでもいる普通の高校生、「平賀屋 和成」。
ある日彼はクラスごと、人々が救いを求める「とあるスマホゲーム世界」へ召喚される。
しかし和成が得た『天職』は、戦闘能力を有さない職業『哲学者』。
更に魔王と邪神を討伐しなけ
れば帰れないそうだが、何故かクラスメイト達はノリノリ。
実は「己の主義のためスマホを持たない」和成を除いて、クラスメイト達は女神から事前説明を受けた上で召喚されていたのだ。
しかもそれが原因か、和成にはレベルアップに通常の100万倍の経験値が必要となるバッドステータスまでついてきた。非戦闘職でステータスが最低値なので、つまりレベル上げが不可能に近い。
これは、そんな『哲学者』の天職を得た高校生が言葉によって世界を渡り、強さに対する答えを自分なりに獲得する物語だ。(クラスメイトたちは一部を除き良好な関係を築いています。よって主人公の追放はありません。友達とも仲良くやってます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 20:15:38
1953502文字
会話率:37%
いいいいいいいいいいい!
最終更新:2024-04-22 15:42:49
2641文字
会話率:0%
キージェはFランクのクエストさえ失敗し、冒険者資格を剥奪されてしまった。
しかし、元冒険者の老人から自分の父や母の秘密や呪いについて聞き、名誉回復の旅に出る。
ゴブリンに襲われていたFランクの女冒険者クローレを助け、彼女の従者となる。
雪狼のハーフエルフ、追放悪役令嬢なども仲間に加わり、Aランク冒険者からの嫌がらせを受けながらも、彼の旅は続くのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 22:21:13
115555文字
会話率:38%
我が宅Dom/Subユニバース日常話収納場所
※年齢制限がかかるものは収納しません、せめてR-15くらいです。
※年齢制限がかかるものは全てpixivに上げる予定です。
最終更新:2024-04-02 22:00:00
5399文字
会話率:41%
ダンジョンは蹂躙する側ではなく、搾取される側である
その世界はダンジョンが5年おきに大量に発生する世界
土地は荒れ、雨はふらず、魔力は枯れ、モンスターなど既に発生しなくなった大地
唯一資源を入手できる場所────ダンジョン────
窮鼠猫を噛む。人類は既に追い詰められていた
それを理解できていないダンジョンは"ねずみ"に呆気なく潰される
だからダンジョンは人類にとって有益な物資を用意し、人類に有用性を証明し続け無くてはならない
そんな世界に、新たなダンジョンマスターが誕生しようとしていた。
要約:ポストアポカリプス後の異世界の人類が生きることに全力を尽くしてくる中で、主人公も生き抜くために全力で異世界人の目を欺こうと奮闘する話。
────────────────────
習作です。
誤字・脱字・わかりにくい描写等がございましたら、ご報告いただければ幸いです。
なるべく早めに修正します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 18:00:00
19611文字
会話率:27%
異世界に転生し、母胎の中で主人公は産まれたくないと願う。
しかし、胎内で眠るうちに生きていた頃の幸せな思い出達に苦しめられる。
無知の知のように、何も無かったことにはできない。
産まれたいが産まれたくない、そんな苦悩のお話。
最終更新:2024-01-14 02:27:22
263文字
会話率:0%
タイトルそのまんまです。遠征組はつらいなってだけの深夜の愚痴吐き。
最終更新:2023-11-24 02:05:00
1377文字
会話率:0%
異世界の名は『グリードベリル』、この世界のとある大陸には、7つ人間の国があり、3つ魔物の国がある。
その一つ、人間が治める国『トゥーレイ』
この国で、悲惨な運命の元に産まれてきた少女『プリム』と、異世界からやって来た青年『白崎翼』が出会
い、物語が始まっていく――
『トゥーレイ』には、他の国に比べ変わった特徴がある。それは『階級制度』と呼ばれる物。
階級制度とは、国に住む全ての人間に適用される。国民は22種類の階級に分けられ、そして『差別』されるものであった。
一番上から、『王』続いて上流階級1〜上流階級10、一般階級1〜一般階級10、最後に『奴隷』
この国では、階級の差で人々の上下関係が決まってしまう。
階級が下の者は、階級が上の者に逆らう事はできない。それ以上に、『奴隷』まで落ちた者、『奴隷』として産まれてきた者は、生涯人間として扱われる事はなく物として扱われることになるのだ。
『プリム』は、母から産まれた時には悲運が定められていた。何の罪も無い赤子だとしても変わらない、『奴隷』になる為に産まされたのだから。
それでも、同じ境遇の『奴隷』達と共に夢見るのは、『奴隷』なんて肩書を失くし、人として幸せになる未来なのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-13 05:35:34
146372文字
会話率:40%
写真は、人々の思い出を残す手段として使われる・・・・・・。
1枚の写真が謎をもたらす・・・・・・。
最終更新:2023-07-18 00:24:02
241文字
会話率:0%
ある山奥の一軒家に暮らす、青年アクス。
彼のもとに女神を名乗る女性が突如訪れた。
彼女は言った、「魔王を討伐してくれ」と。
嬉々として受け入れるアクス。
アクスと女神の冒険が始まるのだった。
最終更新:2023-06-29 09:57:33
299581文字
会話率:46%
冒険者ユニスには特殊能力があった。それは『箱』。
しかし彼はその能力を使いこなすことはおろか、”鍵”がかかったような状態にしてしまい、さらにそのため自身の能力にも制限をつけることになってしまっていた。
彼はその”鍵”を探し、冒険者家業
を続ける。
そんなある日、迫りくる不運の重圧の中で、ふとしたことから幸運が芽生えた。それは不運続きの彼に舞い込んだ、未来につながる幸運だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-29 18:00:00
146311文字
会話率:45%