美少女提督が率いる艦隊同士の戦い、そして、その後に続く世界を滅ぼすドラゴンとの戦いを描く物語。
小学校の頃に出会った不思議な美少女に導かれるように異世界トリスタンに飛ばされた東郷平四郎。トリスタンは、500年毎に「竜の災厄」と呼ばれる空
飛ぶドラゴンの大量出現で徹底的に破壊されるというとんでもない世界であった。
「竜の災厄」に対抗するためにトリスタンでは「パンティオン・ジャッジ」と呼ばれるドラゴンと戦う魔法艦隊の選抜戦が行われていた。魔法艦隊は全国から選ばれた美少女が提督となっているのだ。
平四郎は再会した美少女がフィンという名で、パンティオン・ジャッジに出場する第5公女であることを知る。彼女によって平四郎はトリスタンを救う救世主として「パンティオン・ジャッジ」を勝ち抜くために日本から召喚されたのであった。
予算もない、魔力も弱い最弱の第5魔法艦隊(ふいんかんたい)を艦隊マイスター兼艦長として支えることになった平四郎。天才的なメカニックの彼はこの世界に来て付与されたチート能力(コネクト他多数)を駆使して、艦隊をカスタマイズして最強の艦隊を目指していく……。
第10回HJ文庫大賞の最終選考作品
(実際は改稿して応募したので、この作品そのものではありませんが)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-20 23:06:28
583694文字
会話率:53%
なんとなく23年生きてきた東郷平八(とうごうへいはち)は、3流大学を卒業して何とか就職したものの、お約束のブラック企業。毎日、職場と家を往復する虚しい人生を送っていた。そんな彼に転機が訪れる。偶然目にした「艦長募集」の文字。それは、小学生
時代に一目惚れした女の子(フィン・アクエリアス)が提督を務める魔法艦隊旗艦レーヴァテインの艦長職であった。初恋の相手に会いたい一心で転職をした平八だったが、課せられた使命は重大であった。平八は異世界トリスタンを救う英雄に、そして初恋は成就するのであろうか?
さえない主人公と寡黙で地味なヒロインが繰り広げる魔法艦隊戦が始まる。
(前作「関ヶ原で待ってるわ!」が書籍化予定)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-28 21:00:00
363952文字
会話率:51%