この星の空には外なる星から侵略してきた艇が蔓延っていた。艇からは夜な夜な襲撃が行われ、星に生きる者たちは全滅の危機にあった。
星に生きる者であり、世界を救う力を持つ少女アリアは、その特殊な生まれから、外敵が来たる際、戦うことを使命づけ
られ生かされてきた。
だが、彼女が心の中で強く願っていたのは「世界の為に死にたくない」という一心だった。
ある日、アリアたちの住んでいた小屋の近くにある村が焼かれ、アリアはただ一人の味方、共に過ごしてきた世話役の青年・涼と、逃亡を決意する。
村人や世界から冷遇され、使命を果たすための「道具」として扱われてきたアリア。彼女にとっては、「世界を救う」こと以上に、今はただ一つ、涼と共に生きたいという強い思いがある。
当てのない旅の目的地は「世界で一番高い場所」。そこで待ち受けるのは世界の終焉か、それとも――?
アリアと涼は旅の中で様々な人々と出会い、彼女の使命と、そして責任とは何かを探しながら進んでいく。
世界を救う使命は果たすべきなのか? と自分に問いながら。
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以下のような特徴があります!
・異世界ファンタジーです
・意志力の強い女性が主人公
・主人公の目的がしっかりとあり、そこに向かって進みます
・テンポよくを意識しています
・いわゆる"セカイ系"に分類される話です
・世界観や独自設定、独自の単語はふんわりで短めです。独自の単語は《》で囲っています。
・流血表現や、やや争いの描写がありますので、苦手なお方はご留意ください
・週一くらいで更新していく予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 21:10:00
14393文字
会話率:38%
「…俺は、もう棒高跳びはやりません。」
全国中学総体、男子棒高跳びで4m97cmの中学男子日本記録にて優勝を果たした主人公、若越 跳哉(わかごえ ちょうや)。
その1ヶ月後に行われた陸上の日本選手権男子棒高跳び決勝。
日本記録保持者である
若越の父、若越 浮地郎(わかごえ ふじろう)が、競技中の事故により帰らぬ人となる。
父の事故死を機に、競技は愚か陸上競技からも退く決意をした若越であったが、
進学先の高校で、全国中学総体2位の記録を持つ、1つ先輩の伍代 拝璃(ごだい はいり)と出会い…。
陸上競技史上、最も高い場所で行われる高難易度の戦いが、若越の人生を大きく動かしていく青春スポーツ物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 12:00:00
272078文字
会話率:20%
地上種と地下種という大きく分けて2つの種族が生活する世界。
天からは光が一日中射し、”夜”とは呼べないほどの少しだけ光量が減る時間がある世界。
地上へ食料を求めて這い出す一部の地下種と、地下の遺物収集をする地上種との争いが絶えない世界。
地
上の民に力を授ける光の宝珠。この宝珠は天高い場所で輝く”太陽”の代わりを果たしている光の玉の力の源でもある。
地下の民に力を授ける闇の宝珠。地下深くに存在し、地上から遠いほど恩恵を受けられる。
この宝珠の力により力強い地下種は地上へ出てこない。その必要がないからだ。
そんな世界で光の宝珠を管理する”大聖堂”の司祭が冒険者たちに依頼を出した。
「闇の宝珠を持ち帰り、大聖堂へ持ってくるのだ!光の宝珠の力で浄化してしまおうではないか」
地下ダンジョンの過去の遺物収集がメインだった冒険者たちに別の目標が出来た。今度の目標は金でなく、名声を得られるものだ。
そんな新しい目標達成を目指した冒険者たちのお話。
闇の宝珠の浄化。それがもたらすものとは・・・この世界の謎の解明のきっかけになるのは間違いない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 12:54:31
328245文字
会話率:54%
家族そろって、高ーい場所の観覧車に乗ってみたけど、みんな不満そうです
最終更新:2024-12-17 23:35:27
373文字
会話率:45%
川瀬湊人は生まれつき、"水難の相"だった。高校生活を送る彼は最近、水難体質が強まっていることに危機を感じ、怪しい"黒づくめ"男に相談する。助言に従い、彼は川向こうの小高い場所の神社に行く。そこで出会っ
たのは幼ない見た目の龍神様だった......。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-07 22:39:56
24980文字
会話率:50%
高い場所から見た夜景。それが最期に見た景色だった。
……はずなのに見覚えのない場所で目を覚ます。
傍では朱い髪の知らない少年がにこやかに私を見ていた。
最終更新:2024-09-28 21:56:12
93361文字
会話率:26%
進化論によくある勘違い――例えばキリンは高い場所にある葉っぱを食べようと頸を伸ばしていたら首が長くなった――それは要するに根性で進化したと言うこと。
ならばそれを全肯定して進化をシミュレーションしてみよう!
――結果、見事な根性惑星になり
ました……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 09:10:08
12351文字
会話率:64%
地下にある死者の国で毎日こつこつと真面目に働きながら毎日暮らしている十五歳の死神少女、ホラーはずっと高い場所にある明るい地上に憧れていた。
最終更新:2024-03-14 04:42:02
32230文字
会話率:14%
高い場所から景色を眺めてると
並び立つビルの形や
その向こうにある山の稜線が
何かに似てる、そう思った
キーワード:
最終更新:2023-09-29 22:02:07
213文字
会話率:0%
いずれ空より高い場所へ——
少年、月守明希(ツキモリハルキ)は突然現れた「穿孔」に吸い込まれ、異世界としか形容できない場所へと投げ出される。そこで白翼の少女ルナと出会い、好奇心の赴くままに月に届くと言われる山、ネムルの頂を目指すこととなった
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-06 20:11:12
26496文字
会話率:22%
5月末から6月にかけて高い山で咲く遅咲きの桜を余花と言うのだそうです。
探してみたところ、標高の高い場所で咲くタカネザクラという品種があり、ちょうど5月から6月にかけて咲くそうなので、それでは、と思います。
余花の雨。
この桜を
濡らす雨をそう呼び、季語にもなっているのだとか。
梅雨、と決まったわけでもないのでしょうが、梅雨に濡れる桜というのは不思議で興味深い美しさがある気がします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-09 11:10:34
276文字
会話率:0%
高い場所にいくと足がすくむ
最終更新:2022-02-03 18:55:07
961文字
会話率:0%
俺、|倉地 照明《くらち てるあき》18歳は、高所恐怖症である!
原因は子供のころ。建設会社経を営する親父に連れていかれた高所マンションの現場でおこった。転落しそうになったトラウマで、高い場所がダメになってしまったのだ。
それまでは、ふ
つーに遊んでいた近所の、なにもかもが、恐怖の対象になる。
そこらを流れる小川の橋を渡るのもダメ。建物も学校ならば、せいぜい2階まで。
足がすくんで動けなくなる。吐くこともあれば、気を失うときもある。
自分の部屋は、もちろん1階だ。
高校はそんな事情で、通わなかったが、この春から近所の国立大学に通う予定。
学校なんか行かなくても、手段はあるものだよ。
そんな俺が、とある事情で、会社のバンジージャンプを主催してしまった。
その結果……転生。
転生はいいが、なんで、高所ダンジョンなんだよ!!
2足歩行って、どんな科学技術だあ。なのに、家は貧乏な貴族って。
なんかいろいろと、しんどい事情に巻き込まれてる。
でもこの世界、スキルってものがあるという。
それを上手く使って、こいつ絶対に、地上に降ろして、安らかに暮らしてやる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-09 22:14:14
312898文字
会話率:33%
なろう系のラノベが色々とネットで叩かれていたのを見て、芥川龍之介っぽい文体をうまく書けるように一年くらいかけて練習してたらいつの間にかなろう系っぽい文体が書けなくなっちゃって俺人生棒に振ってるかもって話する?
最終更新:2020-09-07 18:15:26
3084文字
会話率:4%
ヒーローはいつものように高い場所で名乗りを上げてからジャンプしたら、悪の軍団が汚物を満載したダンプを着地地点に置いた。
ヒーローの運命はいかに!
最終更新:2020-05-29 12:58:50
372文字
会話率:40%
「おい!まさや、いい加減にしろよ! 何度も同じこと言わせんな!」
日本から召喚させられてから約7ヶ月間、何度となく言われている言葉だ
俺の今いる場所はイスダルム王国って国
それでもって俺はここの国の奴らによって日本から召喚された
仕事中
、足元が光りだし、その光に包まれてからどのくらいたったかわからないが、次の瞬間、見たこともないだだっ広い石室の様な場所だった
ただ、召喚されたのは俺だけではなく、俺の周りには見ず知らずの日本にいたであろう17~20歳くらいの日本人の男女100人がいたわけだが、、
俺の名前は佐田まさや
(あーー、これ、ダメな召喚だ、、)って、
俺らの周りを剣や槍で武装した騎士達が囲み、
一段高い場所には杖を構えたローブ姿の奴らと見るからに高そうな服を着た駄目そうな貴族のおっさんども、
その真ん中には装飾品をゴテゴテ身につけた王様らしきおっさんと15.6歳くらいの金髪縦ロールの性格の悪そうな面した王女がニヤニヤしながら並んで立ってる。
ラノベを読んでる方々ならすぐにピン!とくるでしょ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-16 18:06:35
16822文字
会話率:27%
古代ギリシャ。
最も格式の高い場所では、全裸が|正装《フォーマル》でした。
神の作りたもうた人体こそが、最も美しいもの、という倫理観でした。
そもそも主神がエロエロです。そこら中の神々や人々とヤりまくりです。
古代ギリシャは当時
の文化の中心でした。 プラトン、ソクラテス、アリストテレスだの、ピタゴラス、アルキメデス、エラトステネスだの(~スばっかり)、歴史、哲学、数学、科学などの著名人が目白押し。テストに出ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-20 06:00:00
5811文字
会話率:9%
地上よりも高い場所にある大地「天界」に連れてこられた番長チックな高校生 天弦 昇吾(てんげん しょうご)は天界に住む翼を持つ天空人と人とは違う姿で秀でた特徴を持つ魔族と出会い地上へ帰る術を探す。
最終更新:2019-10-03 19:00:53
12486文字
会話率:51%
それはわたしが海面に出た岩の上で日向ぼっこをしている時だった。
干潮の時だけ顔を出すこの灰色の岩は、最近見つけたお気に入りの場所。ウロコに入り込んだ砂を掃除していたら、遠くから一隻の船がゆっくり近づいてくるのが見えた。
「高い場所から失礼
する。お嬢さん、少し時間をいただけるだろうか」
短い黒い髪に夏の海みたいな青い瞳。とびきり背が高くて大きな身体のその人は──なんだか怒ったような怖い顔をしていた。
これは記憶を失ったちょっと天然な人魚と思い込みの強い強面軍人が恋愛にいたるまでのお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-02 21:00:03
12945文字
会話率:60%
むかしむかしのこと。流れ者がちらほらといた時代、探検家を名乗って各地の墓所や遺跡を荒らしている、二人組の盗掘者がいた。
ひとつところに留まらない彼らの今度の標的は、珍しく知名度の高い場所だった。
かつて武士の棟梁であったという、「不動」の
一族。彼らが遺した屋敷だ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-18 22:04:57
3803文字
会話率:5%