かつて“神の宝珠”と呼ばれた果実エネルギーは、世界を変え、壊した。
戦争、終末、そして――ひとりの少女が、檻から解き放たれる。
彼女の名は、"ルアロア"。
謎の転送によってたどり着いたのは――空に浮かぶ果実都市
《トワイライト・アップル》。
◇◆◇
出自不明の機械の少女・ルアは、孤独な逃亡生活の中で、
「いつか、本当の名前を呼んでくれるマスター」との出会いを夢見ていた。
一方、地下四万メートルの奈落に挑むのは、若き天才ノイン・
アークウェイン。
未知の怪異と、英雄たちの残骸、“偽りの黄金郷”――
その果てに眠るのは、世界の分岐を告げる果実【Fruit of Darkness】。
やがて、ふたつの運命は交錯し、少女の物語は動き出す。
これは、まだ見ぬ世界を信じた“罪人たち”が紡ぐ、
機械仕掛けの、果実ファンタジーSF。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 12:30:00
19645文字
会話率:35%
遥か未来のどこかの星系での出来事。全長50キロ四方の移民船はすでに数十万年前に役目を終え宇宙を漂っていた。乗っていた数百万の人々は新たな星を見つけて移住し、推進機関を破損した移民船は廃棄されたのだ。推進機関は使えなくなったが、AIとロボット
により制御された移民船は宇宙を漂いながら、鉱物の収集や他文明の宇宙船の残骸を回収したりしながらあてもなく航海を続けていた。
移民船がとある恒星への衝突経路に入ったとき、移民船のは種族保存プログラムが起動した。遺伝子バンクに保存された情報に基づき、移民船を作った文明の生命を人工的に作り出し、種族の保存を目的としたものだ。
AIにより生み出された生命は人類でいえば25歳の年齢の男性だった。宇宙を漂ううちに、様々な機能は停止し、生み出された生命は一人だけだった。生み出された主人公の名前はクラフト。彼はAIによって生成され生まれながらにして高い知性と身体能力を与えられていた
これはクラフトが、未知の星系で旅をしながらトラブルに巻き込まれたり、冒険を楽しむ物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 00:01:48
108101文字
会話率:47%
五五〇〇年前。荒む世界で繰り広げられた賢術師と魔術骸の戦いは、《悪意の瑕疵》の消滅を機に終結した——はずだったが、時を経た現代で物語は再び幕を開ける。それは、とある一つの家庭に起きた悲劇から始まった。
最終更新:2025-06-30 00:00:06
254020文字
会話率:48%
普通に一般人として現代日本で生活していたはずなのに、目が覚めたら馬車事故の現場で骸骨になってました。
って、おいっ!
スタートダッシュで顔面スライディングな異世界転生の始まり。
加わる残念な仲間と書いて足手まといの出現。
人間
に警戒されつつ、動物や魔物たちを手なづけつつ。
ふんばる仮称骨っ子に黄泉がえりの明日はあるのか?
そして骨っ子たちの前に立ちはだかる転生者帝国とはいったい……?
※ 韓国語に無断翻訳されているサイトを発見しましたので、あらためて著作権は当方・輪形月にあることを明記いたします。(2018.11.12)
無断転載および翻訳をしたら祟る。(by骨っ子)
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禁止私自轉載、加工 版權所有
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 00:00:00
3255699文字
会話率:16%
神は死んだ。
巨大な骸は灰と化し、大地を覆い、すべてを呑み込むほどに世界を覆った。
生き残ったのは、灰を喰らう者たち。
解体人と呼ばれ、神の遺骸を掘り返し、生を繋いだ者たち。
その一人の男は、
火を燈す謎の女を伴い、記憶と残響の深奥へ—
—。
男は「火を燈す女」をともに、神の心臓が眠る跡地から還ってきた。
かつて解体人として神の骨を掘り、灰を喰らい、生き延びた日々。両手に感じた「心臓」の重みが、焔の導きとともに消え去る。
「ーーーーーー」
忘れたはずの問いが、胸を刺す。
体の奥で、静かに息づく「何か」が脈を打つ。それは、滅びの残響か、再生の鼓動か。
灰の大地を旅する男と女は、選ばれた記憶と再会する。失われた真実を求め、選ばれた記憶と再会し、失われた真実を求めて歩む——。
残響の成れ果てに、再生の火は灯るのか。
その焔が導くのは、過去か、真実か。それとも運命の断片か。
これは滅びの物語か、それとも再生の序章か。
絶えぬ疑問にいえることはただ一つ。
———「死んだ世界が、もう一度、脈を打とうとしている。」———折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 23:52:20
101490文字
会話率:25%
なぜか就寝中、布団の中にさまざまな昆虫が潜り込んでくる友人の話を聞き、
悪ふざけ100%で、お酒を飲みながらふわふわと話を膨らませていった結果。
「布団の上のセミの死骸×シュレディンガー方程式×何か地獄みたいになってる国」
という作品が
書きたくなったので、話が思いついたときに更新していきます。
何か地獄みたいな話を書きたいなぁ。
と思って書いては消して、書いては消してを繰り返し5年以上経ってる気がする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 22:42:37
29495文字
会話率:47%
焦土と化した大地を越え、死者が眠る静寂の丘を越えて、視線は一つの存在へと引き寄せられていく。
大地に伏した黒き獣の骸――その傍らで、細く揺れる焚き火の灯がひとつ。
そこに、誰かが座っていた。
白銀の髪が、風にほどける。
焔に照らされ顔に
浮かぶ聖痕が見えた。
その姿は、まさに神の寵愛を受けた者の証。
だが、その美しさはどこまでも冷たく、どこまでも孤独だった。
――世界がこの男を「勇者」と呼ぶのなら、それは皮肉でしかない。
「……定められた使命? そんなもの、くそくらえだ」
彼の呟きには、怒りも激情もない。ただ、揺るぎない拒絶の響きだけが残る。
人々の期待も、祈りも、希望も――彼には届かない。
いや、届くよりも前に、自らの手で捨て去ったのだ。
火の粉が静かに舞うなか、焚き火の光に照らされたその横顔には、まだ少年の面影がわずかに残る。
けれど、血と灰にまみれた旅の跡が、深く刻まれていた。
風が世界を貫き、空は音もなく闇に沈んでいく。
それでも彼は立ち上がらない。
世界が彼に祈りを向けようとも、神がどんな加護を与えようとも――
彼はただ、自らの意志で歩むことを選んだ。
――これは、神に選ばれし「勇者」が、神に背を向けた物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 21:00:52
117568文字
会話率:34%
『いいから、やるんだ。これは、決定事項だ』――ブラック企業の歯車として、心身をすり減らし、最後はあっけなく命を落としたシステムエンジニア、相馬透。
彼が次に目覚めたのは、地獄のような異世界だった。
人生をやり直せるのか?と思ったのも束の
間。転生した姿はなんと、ステータス一桁の最弱モンスター【ワーム(ミミズ)】だった!
「ミミズとか、冗談だろ!? 開始5分で踏み潰されてゲームオーバーじゃねえか!」
神々の気まぐれか、あるいは悪意あるバグか―――。
理不尽なスタートに絶望しながらも、彼は前世で培った「プログラミング的思考」と、与えられた二つのスキルを駆使して、泥臭く生き抜いていく。そして魔物の死骸を喰らい、スキルを奪い、じわじわとレベルを上げる日々。
転機は、朽ち果てた【古代竜の骸】との遭遇だった。
「99.9%精神崩壊」の警告を無視し、人生を賭けた大喰らいの末、彼はついに人型の肉体と、竜の力を手に入れる。
これは、天から「リジェクト(棄却)」された、一匹の虫(バグ)が、お人好しな性格ゆえに仲間を増やし、やがて世界の理不尽なルールそのものに牙を剥き、世界そのものを喰い破る、反逆の物語。
最弱から始まる、成り上がりファンタジー。開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 20:30:00
80330文字
会話率:29%
自分の人生を一冊の本に例えるならそれは無題で無色透明の無意味な物語だ
実の父親は殺人犯、さらに実の母親に殺されかけた過去をもつ西宮愛夢は孤独な人生を送っていた。そんな彼女の元に、密かに都内に蔓延る黄泉返る死骸アスピオンを討伐することを目的
とした政府特例機関《LET》から勧誘の声が掛かる。
これは自分に自信を持てない少女と仲間たちの物語、意味のないと思っていた透明な人生の物語を仲間と彩っていく物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 20:22:02
330254文字
会話率:43%
春も未だ遠き日、運命の王子は愛した少女の亡骸を抱いて慟哭した。
摩天楼に浮かんだ煌びやかな貴種の微笑みを血涙する憎悪の眼で睨み上げ、復讐を胸に帝国を発った。
春も未だ遠き日、運命の聖女は未だ世界の悪意を知らない。悪なる者と善なる者の
区別さえつかずに落雪する大地に横たわる者どもを見つめていた。
春も未だ遠き日、野良犬は旅立った。
世界を知るために、好奇心を満たすために、そして己が死を覆すために。俺は運命の駒じゃない、俺は俺だと遠吠えを謳いながら野良犬は世界を駆け抜けた。
時は来た。春はもうすぐ傍だ。さあ聴こえるだろう運命の足音が!
舞台はすでに整った、帝国はすでに沸騰しているぞ。無限に積み重なる憎悪の負債が大量の死を願い、悪意の聖歌を唱え始めている。
これより始まるは嵐の春。狂気と裏切りがルールの狂った宴。何も知らぬでは絶命は必死。何一つ欠ける事のない準備は整っているのだろうな!
お前が立ち向かうは死の運命。生半可な決意ではまた犬死にだ。今度は誰を信じる、その友を信じていいのか? 馬鹿め、幾度裏切られれば学ぶのだ。どうせ裏切られるのなら先に裏切ってしまえ。友も女もすべて裏切ってしまえばお前は無敵だ!
野良犬よお前に守り抜けるのか? 愛した公女を、憎めぬ友を、兄と慕った閣下を、そして己が身を、お前の積み上げてきた全てが試されようとしているぞ。
春はすでに眼前にあり、革命の聖女の物語が幕を上げる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 15:47:58
2027998文字
会話率:51%
/古代の予言書に、魔王を倒す勇者と予言されている聖騎士・イーヴァン・ホー。「この戦いが終わったら結婚しよう──」恋人である聖女ロクサリアにそう言った彼はいま、ロクサリアの胸に抱かれながら息を引き取ろうとしていた。
/イーヴァンの全身を包む神
の祝福を受けた鎧を打ち破り、聖騎士の体を槍で貫いた魔王がロクサリアに言う。「我が妻になれば、お前の命は助けてやろう」と。しばしの逡巡の後、聖女は頷いた。生きるために。固い決意を込めて。
/イーヴァンが物言わぬ骸となり、魔王の妻となって妊娠したロクサリアが赤子を産み落としたその後。若き騎士見習いセドリックは、顔も性格も違う”弟”と共に、騎士叙勲の資格を得るための試練の旅に出ていた。竜との戦いに赴いて帰ってこなかった聖騎士の遺品を探すその旅の途上で、セドリックは暴虐な王子やライバルの騎士、心優しい行商人の娘と出会う。そして竜が棲むという”黒い森”の中で、セドリックは美しい森の乙女と運命の出会いを果たした。だが、憂いを帯びた顔で彼女はセドリックに言う。「自分は、魔王の娘」なのだと。
やがて森に住む魔女によって明かされるセドリックの出自の秘密。
イーヴァンが魔王を滅ぼすという予言は正しかった。魔王の妻となって子供を産んだ聖女は──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 13:14:35
146052文字
会話率:26%
都市は雨に洗われることを拒み、むしろその雨を以て自身の輪郭を曖昧にし、やがて崩壊への胎動を始める。幸福と名付けられた二人の寄り添う影、そのガラスの舟は、バベルの塔の残骸に導かれるまま、7月5日の黙示に向かってひたすら沈んでゆく。便所に産み落
とされたはずの泥が語り始める神話の詩篇、都市のひび割れに染み込む香辛料の匂い、そして首都を覆う神託の雨音。
銃声は詩の断章、官僚語は神語のリズムと交わり、東京は名を持たぬ巨神の足音に震える。大和の神とメソポタミアの神、古神たちの沈黙の影、全ては7月5日という名の詩行に織り込まれ、灰と祈りの中で読者の心奥に滴る。これは予言ではない。これは神話の、都市の、そしてあなた自身の、夢の再演である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 12:57:25
10111文字
会話率:22%
人が死に、骨となった身で動く物だろうか?
答えは否。
もしいるとすれば、それはモンスターと呼称されるものに成り果てる。
人では無くなってしまう。
なら、自我を持った元人間の骸骨は、どうだろうか?
答えはない、持ち合わ
せていない。
これは、かつて滅んだ国の騎士が目覚める物語。
彼の王を探す冒険譚。
既に死した肉体で、彼は何を成すのか?
既に朽ちた肉体で、彼は何を思うのか?
王を見つける。
ただそれだけが、彼の目的。
王の魂、王の気配だけを探って旅を続ける。
やがて見つけた王は、少女になっていた。
記憶はない、威厳もない。
ただただ心優しい少女へと。
それでも、騎士は傅く。
姿形は変われど、王への忠誠は揺るがない。
当作品は
https://ncode.syosetu.com/n0040in/
の連載版となります。
一話目は短編に多少加筆修正したものになりますので、読んだことがある方は二話目からでも問題ないと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 19:36:45
842774文字
会話率:39%
「みんなそう。私だってそう、あなたを捨てた母親もそう! 愛されるわけないじゃない、死体臭い子供なんて!」
死者と話す少女、ロザリー。
身寄りのない彼女は、遺跡調査を行う組織で暮らしていた
発掘された遺体と会話し、情報を聞き出すのだ
ある日
、ロザリーは運命の亡骸と対面する。
亡骸はロザリーを悪夢に導き、その悪夢を経て彼女は変わる。
「魔導」と呼ばれる異能を持つ魔導騎士が支配する世界で、力を得たロザリーは何を望み、何を選ぶのか。
やがて骨姫と呼ばれ、世界を動かすことになる少女の物語。
【序章】→【学園編】→【騎士編】……と進む予定ですが予定は未定です。
※カクヨム様でも連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 17:00:00
1102368文字
会話率:52%
二千X X年、突如世界各地に降り注いだ黒い隕石群により発生した異形の怪物により世界は大きく変わった。隕石群より現れた怪物は人間を積極的に襲った。従来の銃火器では歯が立たず、軍隊もなす術なく蹂躙された。
その異形の怪物を生み出した災害は『
天災』と呼ばれ、その怪物は『ボイド』と呼ばれる様になった。
多数の命が失われ、数多の人が露頭に迷い、世界は混迷を極めた。人類はあらゆる手を尽くして、とにかく出来るだけの対処が施され、世界がようやく落ち着いたのはボイド出現から約十数年の月日が過ぎた頃だった。
その十数年の月日の中で人類はボイドに対抗すべく対ボイド用兵器を生み出した。その名は──『戦乙女(ヴァルキリー)』。
戦乙女は人を素体とし、黒い隕石群から採取した特殊鉱物と更に近年存在が判明した魔術を盛り込むことで通常兵器では倒しきれないボイドを撃破すること可能となった者の事だ。
そして、その戦乙女の半身とも言える存在が『ハウンド』である。
これは少し独占欲が強い戦乙女とその相棒であるハウンドの物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 08:00:00
354400文字
会話率:46%
クラスメイトのミスにより勝手に殺されたいじめられっ子の私。なんか、他の奴らは勇者として転生したみたいだけど、私は邪神の眷属になる代わりに大好きなゲームのアバターの姿に転生した。
まぁ、自由にしていいと言われたし、好きにしますか。
最終更新:2022-04-16 08:00:00
251061文字
会話率:45%
ーーーーーーーー私は信じていた姉に殺されかけた。私に宿る"力"が原因で私は私自身を壊してしまった。ーーーーこれは心が壊れてかけてしまい大切な何かを失ってしまった少女が大切な人と出逢い、癒されて、"人"
に戻るお話。
*こちらの作品は不定期です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-03 12:56:14
68848文字
会話率:41%
西暦2150年。
世界は8つの巨大企業グループによって統治され、国という枠組みが形骸化して久しい時代。
武力で争うことを是としない企業達は全ての国から武器を排除し、地上から戦争という概念を無くす事に成功していた。
誰もが平和的
・文化的な生活を約束されている世界。
しかし企業間の平穏は全て表向き。裏では日夜争いが繰り広げられ、資源の奪い合いや施設破壊等が横行していた。
──電脳世界『アナザー・ユートピア』
惑星統治用超巨大マザーコンピュータ『エルダーズノア』が作り出した、人類のもうひとつの桃源郷。
そこでは傭兵と呼ばれる者達が電脳機兵『アストレイ・ギア』を駆り、企業の手先となって代理戦争とも呼ぶべき戦いを繰り返していた。
学生がアルバイト感覚で傭兵と成れる時代と合致し、一種の娯楽とも成り下がったその終わりなき争い。
そんな渦中を一匹の野良猫が駆ける。
──この物語は、居場所の無かった野良猫が新たな家を得るまでのお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 07:00:00
17500文字
会話率:28%
自由と未知を堪能する冒険者、《弓剣》の異名を持つクロードは裏街道で女獣人の戦闘奴隷フェイと出会い、解放する。
クロードは助けた者の責任としてはフェイに冒険者を紹介する。
弓剣使いクロードと女戦士フェイは心を通わせ唯一無二の相棒となり
、様々な困難に挑んでいく。
名付きと呼ばれる最強の魔獣たち、街の裏社会のいざこざ、建国祭の裏に潜む陰謀、かつて敗れた最凶の残骸遺跡、王国の闇との全面戦争、遥か上空に封印された古代迷宮。
これは二人の冒険者が紡ぐ物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 21:50:29
229840文字
会話率:69%
この世界は、巨骸(きょがい)でできている。
見上げれば空を覆い、近づけば軋み、触れれば脈打つという。
この町からは見えないどこか遠くに、そびえ、眠るように横たわる巨骸を、いつかこの目で見てみたいと思う。
最終更新:2025-06-27 00:00:00
68509文字
会話率:32%
英雄の息子、だけどニート。
地下シェルターで引きこもり生活を満喫していた俺、炉理好葉は、ある日、唯一の生きがいだった“推し”の英雄少女・烈火凛音の訃報を知る。
絶望に沈みながらも、「だったら俺が生き返らせる!」と、父のコネと資材をフ
ル活用して蘇生装置を開発し、長い年月をかけてついに完成!
……した、はずなのに。
目が覚めたら女の子の身体になってるし、外に出たら人類滅亡していた!?
世界は終わっていた。
でも、烈火ちゃんを蘇らせるまでは終われない!
ニートは文明の残骸から希望を拾い集め、死んだ英雄を蘇らせ、人類をもう一度やり直す!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 22:11:12
16218文字
会話率:22%
『起源獣』、それは、大気からエネルギーを得ることができる完全生命体。それは、破壊と創造の化身。それは、災厄であり祝福。理不尽に現れ、暇潰しに命をもてあそび、街を、国を滅ぼす。一方で人と共存し、その身を持って飢えを満たし、命を育み、文明を作
る手助けをした。
彼らの骨や筋繊維を使い、機械と融合させたパワードスーツ『骸装機』。
彼らの身に宿る不思議な宝石『核石』を使い、魔法や超能力を操る『宝術師』。
彼らの血を取り込み、獣人化した『血獣人』。
そして、彼らと戦い、傷つき、死の淵から蘇ることで、天から与えられたギフト、人を超越した存在『覚醒者』。
人間はそれら獣を起源とする呪いと祝福の力を使い、大いに栄え、大いに争った。これは、そんな世界の、ある地方、ある国家、そこに生きる『名もなき者』たちの物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 21:00:00
608971文字
会話率:64%