執拗い程に紅を塗りたくり、舐めることも、拭うこともせずに、鏡を凝視する。
すると邪魔をする様に、別の顔が映り込んで来た。
端から何処にも幾つもりはない。
逃れる気もない。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座
いません。
注意事項2
恋愛です。R15です。
苦手な方はご注意下さい。
イラストに触発させたんですわ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-29 21:57:12
1270文字
会話率:52%
魔王の城の中。
ゼロスとキャロルが開いた宝箱に入っていたのは、ミスリルの仮面と、煙だった。キャロルは仮面で視界と声を失い、ゼロスは煙で子ども化する。
キャロルの脱出魔法を使い、二人は辺境のトーマ村まで逃げ帰る。そこで、ゼロスの幼馴染
の薬草売りのセフィロスに出逢う。彼の友人に、呪(まじな)いに詳しいシルヴィアという女性がいることを知り、王都の国立呪術研究所に行く。
ミスリルの仮面の研究より、言葉を発さなくても魔法を使える彼女の特殊な脳力を無理矢理研究しようとするシルヴィアだったが、魔王軍の王都襲撃事件でキャロルが彼女を庇ったことにより、協力してくれる。
王都の太古の文献『魔鉱物(マテリア)呪術史』により、ミスリルの仮面は1000年後に外れる呪いのアイテムだったことを知る。煙の呪いについては文献がちぎれている。
ゼロスには、守れない命があった。魔王軍に攻められたときの村人たちや家族。彼の手は幼かった。あの日と同じ。何事にも役に立てないゼロス。
焦りが言動に出て仲間たちと喧嘩になるゼロスの服の裾を引っ張り、二人の出会いの村カーラーンへと空間転移するキャロル。彼女は白銀の鐘の在る村で思い出してもらおうと思った。
「幼い頃の記憶も、未来の約束も、みんな俺が守る」そう彼が言ったことを。
鐘がなる。
ゼロスは完全な大人の姿に戻っていた。彼はキャロルの頬にキスをする。ミスリルの仮面の呪いは解けて、地面に落ちた。
最後はミスリルの仮面を魔王に使って、1000年間封印した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-25 17:58:11
50780文字
会話率:58%
「おっきくなったら……わたしをおよめさんにしてください」
一人の少年に結婚の約束をした幼き少女は、彼の頬にキスをして彼の前から去っていった。
彼の名前は【桐生 英雄】
英雄……ヒーローという名の通り、正義感に溢れる少年――だった。
彼は山奥の田舎で弱きを助ける少年だったが、家庭の事情で都会に転校してからその性格を疎まれ、いじめられるようになった。
日を追うごとにいじめはエスカレートするが、それでも彼は耐えた。いつかはこの地獄は終わるだろうと信じて――
身も心もボロボロにされながら月日は経ち、結婚の約束をした日から約十年後。中学の卒業式に、英雄は一人の女子に仲良くしてほしいと言われた。
一人ぼっちで疲弊しきっていた英雄は、彼女の要求に応えてしまった。
手始めに春休みに一緒に遊びに行ったのだが、そこで何故かいじめっ子の不良に見つかり、ボコボコにされてしまった。
――あんなタイミングで会うなんて。きっと彼女と不良が手を組んで俺をはめたんだ。
絶望に打ちひしがれる中、誰もいない家に帰ると、ふと台所に置いてあった包丁を取り出す。
――これで死ねば楽になれる。
そんな彼を止めるように、家のインターホンが鳴り響く。あまりにもしつこく鳴るので仕方なく出ると、そこには天使と見間違えてしまいそうな、銀髪の美少女が立っていた。
「えっと……ヒデくん、久しぶり……」
彼女は何と、英雄に結婚の約束をした幼馴染の【神宮寺 日和】だった。
これは彼が幼馴染と再会した事をきっかけに、楽しい学校生活と幸せな日常を手に入れるために、時にいちゃいちゃし、時に障害を乗り越えるために奮闘する物語。
⭐︎日間現実恋愛ランキング一位ありがとうございます!!⭐︎折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-30 20:14:13
279244文字
会話率:56%
エマは父と母に会いたかった。よく頑張ったね、と頭を撫でてほしい。頬にキスをして抱きしめてほしい。おはようとおやすみを言いたい、言われたい。家族と話をしながら食事をしたい。窓を開けると満天の星空がエマの視界いっぱいに広がる。屋根裏部屋で良かっ
たことと言えば天国にいる父と母に近いことだ。 ──ドアマットヒロインが王子に見染められて幸せになる個人的王道シンデレラ(っぽい)ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-09 17:48:55
10500文字
会話率:31%
鯉のぼりをキーワードに書いた作品です。
最終更新:2020-08-29 18:14:34
6839文字
会話率:46%
他人の評によると、太介は頭脳明晰、運動神経抜群、気は優しくて力持ちの長身細マッチョでオシャレイケメン。
だが主人公カスミは幼なじみの太介を軽蔑していた。
それでも太介に告白され、結婚を持ち出されると、思い描かれるのは彼との未来の生活。
恋人
や恋愛はないが結婚はあるなぁと思っていると頬にキス。
そこで初めてトキメク幼なじみへの思い。
そんな彼に誘われるデート。
カスミは胸の高鳴りに夜寝ることができなかった。
※シリーズの前の作品を読むとさらに楽しむことが出来ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-05 19:14:02
14768文字
会話率:21%
アイドルグループ・満開ロマンティックで活動する元気と大河。
二人はデビュー前から「たいげん」なんて呼ばれているニコイチコンビ。
でも、本当はこのグループにはもう一人、エースがいる。
エースの美月は体調不良で活動休止をしているのだが……
*
***************
J庭48を欠席することにしたので、発行予定だった新刊をWEB上で公開することにしました。
(秋庭/BLCには参加しようと思っているのですが、
それまでこのお話を寝かせるのもなんとなくもったいないなあと思いまして……)
※3/22~4/3にかけて更新します。
※ご要望があれば、推敲したのちWEB再録して次回のイベントに持っていく、かも…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-03 00:00:00
27330文字
会話率:48%
生徒会で庶務をしている俺には、仲の良い女の先輩がいる。
生徒会長を務めている、神楽坂先輩だ。
「おはよう、後輩。さあ、朝のハグをしよう。頬にキスだってしてもいいぞ?」
「なんで他の女とお昼に行こうとするんだ? 君には私がいるだろう?」
「今夜、君の家に泊まりにいっていい?」
ことあるごとに俺とベタベタする美人の先輩。他の生徒会メンバーは、そんな俺たちを見て、『お前ら早く結婚しろ』と言ってくるのだが。
「先輩、俺たち別に付き合ってないですよね?」
「ああ、付き合っていないな」
俺と先輩……確かに仲はいいように見えるかもしれないが、俺たちは『もう』恋人関係とかそんなんじゃないし。
※カクヨムにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-01 12:00:00
37571文字
会話率:55%
この世界がBLゲーム、『君の頬にキスを。~王道学園編~』の世界だと言う事を思い出した、腐男子気味の主人公、昴。
しかもゲームの主人公は、ブラコンな兄、高橋 要。だった!?
「関わりたくないけど、攻略対象者達と兄の絡みは見たい!」
と頑張
るものの、実は兄が主人公の事を恋愛対象として好きなだけの、重度のヤンデレだったり、その事で、兄のハーレム達に嫉妬をされたりして巻き込まれて行く可哀想な主人公。昴の話です。
※なお、この小説にはBL要素が多く含まれています。『びーえる?ナニソレ?食えるの美味しいの?』と言う方は見ると気分を害してしまう恐れがあるので見ない方が良いかもしれません。それでも良い!と言う方はこちら側へようこそ。
腐女子、腐男子の方々も勿論大歓迎です!(R15は保険です。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-26 16:00:01
49881文字
会話率:46%
「つばさくん、だいすき」
蓮見翼は10年前に転校した少女・有村咲希の夢を何度も見ていた。それは幼なじみの朝霧明日香も同じだった。いつか咲希とまた会いたいと思い続けながらも会うことはなく、2人は高校3年生に。
しかし、夏の始まりに突如、
咲希が翼と明日香のクラスに転入してきたのだ。そして、咲希は10年前と同じく、再会してすぐに翼に好きだと伝え頬にキスをした。それをきっかけに、彼らの物語が動き始める。
20世紀最後の年度に生まれた彼らの高校最後の夏は、平成最後の夏。
恋、進路、夢。そして、未来。様々なことに悩みながらも前へと進む甘く、切なく、そして爽やかな学園青春ラブストーリー。
※完結しました!(2018.9.3)
※「平成最後の夏の恋」というサブタイトルを付けました(2018.8.16)。
※お気に入り登録、評価、感想、レビューなどお待ちしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-03 17:13:45
333145文字
会話率:62%
ビル管理会社の清掃員である多田(ただ)史華(ふみか)は就活に失敗して今のお仕事をしている。
十一月になったある金曜日。
早朝の清掃作業中にイケメンに声をかけられ、頬にキスされてしまう。
元々の妄想癖もあって、史華はそれ以来彼のことが気にな
って仕方がない。
翌週の月曜日に再会した史華は彼の前で貧血を起こして倒れてしまう。
そんな史華を介抱してくれたのは彼――株式会社ラブロマンスの社長である緒方(おがた)悠(はるか)だった。
イケメン俺様プレイボーイ社長と真面目系(妄想)女子の恋愛物語❤︎
別名義&『株式会社ラブロマンスの恋愛事情』のタイトルでpixivで先行公開中の作品です。
※2016.02.14更新の第32話をストーリーの都合で差し替えました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-18 00:00:00
95727文字
会話率:44%
脳裏に浮かぶ鏡の力でたった一秒先を予知できる高校生、時任純平。あまりにもしょぼい、『十分に発達していない魔法』であるがゆえに本人ですらそれが魔法の力であるという認識がない。取り柄といえばFPSゲームだけの平凡な高校生である。しかし彼には誰
もが認める優等生美少女で事実上公認の彼女、佐伯アイがいた。
ある日、純平のクラスにミステリアスな雰囲気を持った少女、仙道マリが転校してくる。彼女はなぜか初日から妙に親しげに純平に接近してきた。名乗ってもいない自分の名前を知っており、挨拶代わりと言っていきなり頬にキスをしてくるマリに驚く純平。
実は彼女は、純平の叔父であり貴重な特殊能力者であるアキラを平和的に招待するために時間軸の違う他の世界から派遣された使者だったのだ。そして、マリの世界には存在しないがアキラと同じ能力を持っているらしい純平のことを調査していた。
マリの世界では彼らの能力を『十分に発達した科学技術』の力で増幅することが可能で、その増幅された力は『オポジット・ミラーズ・ヴィジョン』(合わせ鏡ヴィジョン)と呼ばれ、タイムトラベルが可能なほど科学技術が発達した世界でも『魔法』扱いされるほどの貴重な特殊能力だったのだ。そして、能力ランク不明の純平はマリにとってはあくまでランク1の能力者であるアキラを招待できなかった場合の「保険」に過ぎない存在だった。そう、当初の予定では。
それから次第にアキラや純平を狙ってマリの世界や他の世界から拉致部隊がやってくるようになる。彼らはあくまでも「平和的な招待」にこだわるマリとは違い、その手段を問わない危険な集団だった。
様々な勢力からの追っ手をかろうじて逃れていた純平たちだが意外な敵によってついに追い詰められ…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-16 23:09:28
142245文字
会話率:43%