34歳になった音楽教師・三ツ石真帆は、かつて青春を捧げた母校の音楽室へと帰ってきた。
埃をかぶった譜面台、止まったメトロノーム、そして床に落ちていた一枚の古びた譜面。
そこに書かれていたのは、あの夏――仲間たちと挑んだ吹奏楽コンクールの記録
だった。
あの頃、自分は誰かの音に支えられていた。
今度は、自分が“誰かの音”になる番。
『匂いの奥に、生きている証があった(通称:痛・セクスアリス)』のスピンオフとして描かれる、
“その後の三ツ石真帆”の物語。
音が消えた教室に、もう一度命の音を。
この一篇が、あなたの心に共鳴しますように。
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※シリーズ未読でも読めます。
懐かしい吹奏楽部の空気を感じたい方へおすすめです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 18:56:35
2512文字
会話率:18%
中学生の飛騨光葉は、毎日放課後に音楽室でピアノを弾く。ただピアノが好きな彼の前に現れたのは見知らぬ女の子、宮西奏。ロングヘアの彼女は毎日のように光葉のピアノを聞きに来る。最初は邪魔だし面倒くさいから無視していたが、だんだん光葉は彼女がやっ
てくるのが楽しくなってきた。光葉のピアノは誰のための演奏なのか───。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 10:30:31
11014文字
会話率:52%
「夜の音楽室まで肝試ししよう」小学6年生最後の夏。私は明美と夜の小学校に忍び込んだ。途中まで二人で一緒だったのに、別れ離れになってしまう。音楽室から聞こえてくるピアノの音に導かれるように私が出会ったのは……。
最終更新:2025-03-29 23:11:22
4714文字
会話率:53%
音楽室で出会った齋藤強歩と美月叶。強歩が叶と出会ったことにより、強歩の高校生活のページがめくられ始める。2人が作り出す、甘酸っぱい青春物語、、、。
最終更新:2025-03-29 00:34:29
1338文字
会話率:60%
バンドマン・鷺ノ宮はある時、音楽室から聞こえてきたカノンに心惹かれ、誰が弾いているのか興味本位で見に行ったときにあるひとりの生徒と出会って────
最終更新:2025-03-23 21:37:53
17383文字
会話率:42%
私立翠涼学園高等学校。新入生の礼(あや)は、中学時代に続き吹奏楽部に入ろうとしていた。クラスメイトの唯(ゆい)から知ってる先輩がいるからと案内された先は音楽室ではなく生物室!?そして部活の名は吹奏楽部ではなく水槽学部!!かくして礼は部活を通
してアクアリウムの世界へと足を踏み入れるのだった……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 21:55:29
8094文字
会話率:53%
怖くな〜い、おもしろ〜い肝試しだよ〜
最終更新:2025-03-08 12:04:55
9765文字
会話率:68%
弾きたくもない合唱コンクールの伴奏を引き受けてしまった。高校一年生の藤中知里は、放課後の音楽室で溜息を吐く。その時、話した事もないクラスメイトの男の子が姿を現して……
最終更新:2025-03-08 09:37:03
8315文字
会話率:63%
「四谷って何もないよな」
と言われた「四谷 慧人」は、改めて、自分に何もないことに気が付く。
でも、そんなすぐに『何もない』という自分を変えられるはずもなく、気が付けば高校生になっていた。
そんなある日、慧人は、音楽室である人ーーー「椎名
瑚都音」と出会う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-06 06:00:00
4516文字
会話率:23%
絵が好きなのに自信が持てない、女子高生の美穂。
彼女はある日、旧校舎の音楽室の前で衝撃を受ける。頭の中を埋め尽くす、色彩の洪水。
音楽室の中にいたのは、ピアノを前にした少女だった。
二人だけで分かち合える「共々感覚」。色と音が行き交う、二人
の創作の日々がはじまるーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 07:00:00
22097文字
会話率:26%
高校生になった私は、ヴァイオリンを辞めた。音楽とはもう無縁になるはずだったのに……、放課後、耳をすませば音楽室から聞こえてくるのは、私が好きな曲……。それをピアノで弾いているのはまさかのクラスの男子だった! クラシックと恋愛の融合────不
思議な少年と共に過ごす学校生活を描いた学園系ラブコメストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-23 21:12:31
5931文字
会話率:24%
神奈川県のとある高校を舞台に、音楽が濃厚に息づく小さな町が背景となっている。高校2年生の佐藤悠翔(さとうはると)は、内向的で恥ずかしがり屋な少年だ。普段はピアノ演奏に没頭しているものの、両親のプレッシャーから音楽コンクールに公に参加すること
ができず、学校でもその才能を意図的に隠している。ある日、彼は校内の音楽室で、学校の伝説とされる天才バイオリン少女、瀬戸凜香(せとりんか)と偶然出会う。凜香は、一度の公開演奏でのミスにより世間の批判に晒され、音楽界からの引退を決意していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 15:26:49
6749文字
会話率:37%
主人公上田こうたは白線ゲームという、白線を踏み外すと奈落に落ちるというゲームをきっかけに人を信じられなくなる。
そんな中、夏の暑い日に交差点で白いワンピースの少女と出会う。
彼女は白線上でしか生きられない地縛霊であった。
彼女の心残りを解消
すれば彼女は永遠に続く白線ゲームから解放されるという。
その心残りは姉が作った曲を友達の前でピアノを演奏し、歌うというものだった。
心残りを解消するため二人は夜の音楽室を目指すも、看板おじさんという怪物に襲われ主人公は少女を失ってしまう。
絶望する主人公の心を繋いだのは彼女の歌だった。
歌を歌うと目の前には白線と宇宙のような星空のみの世界が広がっていた。
少女を救うことを決めた主人公は、忘れてしまった歌の続きを知るため、彼女の姉の元を訪ねる。
完成した歌を歌った時、主人公はタイムリープすることで彼女に再会する。
再び看板おじさんと遭遇するも、目的の音楽室に辿り着く。
少女の心残りを解消することで主人公が大人に近づく物語。
一方、地縛霊となった少女からはこんな風に世界が見えていた……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 23:06:36
30608文字
会話率:37%
夏休み、廃校舎の音楽室でピアノを弾く僕の前に現れた彼女は、別の世界から流されてきて、その世界に帰るために『世界の果て』を探していることを打ち明ける。最初は信じていなかった僕だが、彼女と話をするうちに興味が湧き始め、協力することになる。
『
世界の果て』を見つけた時、僕らを待つ真実とは。
それはこれから起こる話で、既に起こってしまった話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-30 08:10:59
26123文字
会話率:55%
【ネタバレあり】
2031年。過去や未来を視る力を持つ響介は、音楽室で出会った夏恋に恋をするが、自身の持つ異能の力により、記憶を失ってしまう。
2028年。周りになじめず音楽室でひとり過ごす夏恋は、白木響介と出会う。それ以来、少しづつ距離
を縮めていったふたり。
ある日夏恋は響介に告白されるが、驚いて思わず断ってしまった。告白の返事をやり直そうともう一度会いに行くと、響介はなぜだか夏恋のことを忘れていた。
ショックを受ける夏恋に、響介の妹・詩織が言う。
響介は過去や未来を視ることができるが、未来を視た代償に大切な記憶を失くしてしまうのだという。
真実を知った夏恋は響介と再び友だちになるが、ある日未来を視た響介は大怪我をしてしまう。倒れた響介を前に夏恋が『助けて』と祈ると響介の怪我は消えていた。夏恋自身も、体の機能を代償に願いを叶える力を持っていたのだ。力を知った夏恋は、これからは自分が響介を守ると決意する。
2031年。高校生になった夏恋は響介と再会。再び惹かれ合うがやはりお互いの能力の副作用によって引き裂かれてしまう。異能の副作用により五感のすべてを失った夏恋は最後に響介の幸せを願った。
時は戻り、2028年。
響介は音楽室で夏恋と出会う。その瞬間、響介はとある少女との『未来の過去』を視た。未来を過去として思い出した響介。すべてを思い出した響介は時を越えて夏恋へ告白をするのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 12:05:17
75883文字
会話率:32%
カリスマ性があり、規則を守る山下幸子は、両親のために生きるか、自分自身のために生きるかで悩んでいます。当初の計画は、医者になって男性と結婚し、子供たちの成長を見守ることでした。しかし、音楽室で運命的に熱心で偏見のない女の子、平岡伊織と出会っ
たことで、すべてが変わります。2人は舞台女優になるという夢で絆を深めます。高校卒業が間近に迫ったとき、2人はキスを交わし、幸子を自分探しの渦に巻き込みます。
自分の人生を切り開くために、幸子は卒業して筑波大学で舞台俳優をめざすことにする。学生たちをひきつける独自のものとして、数多くのキャリアの機会を提供する権威ある芸術コンテストがある。オリエンテーションを目前に控えた幸子は、翁長実という変わった女の子に出会う。実は感じがいいとはとても言えない人物で、友達になるなどありえない感じだ。それでも幸子は自分のグループに入るように実を全力で説得する。
最初のうちは、二人は友情とすれ違いを経験する。二人の関係が発展するにつれ、周囲からのプレッシャーと個人的な挑戦のただなかでじわじわとロマンスが花開く。最終的に、二人はお互いの心の中で大きくなってくる激しい情熱を無視することはできないことに気づく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 13:16:38
52337文字
会話率:29%
葉月学園を舞台に、詩音と澪の繊細で美しい恋物語が始まる。出会いの季節、桜色の約束から始まった二人の関係は、季節の移ろいとともに深まっていく。月光のソナタが流れる音楽室での出会い、雨音のワルツに身を委ねる図書館での一時。夏の海辺で交わした青
い誓いと、星降る夜の儚い告白。冬のクリスマスイブ、雪華に舞う二つの心の旋律。そして、初詣の朝に芽生えた新しい想い……。
詩音と澪の心の内には、「何者かになりたい」という想いと、互いへの特別な感情が渦巻いている。不安と期待が交錯する中、二人は手を取り合い、共に歩んでいく決意をする。美しい情景描写とともに紡がれる、繊細な心情の機微。これは、詩音と澪の青春の物語。まだ誰も知らない、彼女たちだけの特別な恋の行方は──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-12 12:10:00
30307文字
会話率:37%
心霊現象が毎日のように起こる、私立境山高等学校。そんな学校で「俺」は幽霊として目を覚ましたが、生前の記憶を全て失っていた。このままでは成仏できない「俺」は、学校公認の霊能力者である朝陰月陽と協力関係を結び、彼女の手伝いをしながら、記憶を探す
こととした。音楽室の幽霊、死神、土地神問題、校内を徘徊する幽霊、悪霊……様々な心霊現象と遭遇しながら、果たして「俺」は記憶を取り戻すことができるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 18:00:00
120724文字
会話率:39%
お昼休みこの時間にの音楽室には人がいない。そのおかげで、天音はいつも昼休みに音楽室でピアノを弾く。
ある日、天音はショパンの曲を弾いていた。演奏が終わって手を鍵盤から離した瞬間ーー
「すげぇ〜! ピアノうますぎー」
普段はなかった
拍手の音が彼の耳に聞こえてきた。天音は拍手の音が鳴る方へ振り向いたら、そこには知らない女の子一人が彼に拍手送っていた。そして、女の子は天音に言った。
「あたしと一緒にバンドやろう!」
それもとても明るい笑みで・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 18:28:15
38477文字
会話率:66%
限界高校生 東雲渚沙(しののめ なぎさ)は進路選択に悩み同じ吹奏楽部の部員たちと世話になった先生たち、友人たち一人ひとりに手紙を遺し、部活終わりに3年間世話になった音楽室から飛ぼうと決意したとき…
同級生から止められた上焼肉に行く羽目に…「
あぁ…やっぱりまだやめようかな…」と考えながらみんなで帰り道を歩いていると先を歩いて信号を渡ろうとしていた友人をめがけて猛スピードのトラックが…
友人を守ろうと走り出し、僕は友人を突き飛ばし、トラックにはねられた
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誰かの声に誘われ目を覚ますとそこはベッドの上…
病院かと思ったけど…「ちょっと待って…」
それにしては豪華すぎない?!
まさかの転生先は大帝国の性別なき皇女?!
しかも地上の最高神だって?!
「確かに自由に生きたいとは願ったけど神になりたいとは言ってない!」「だからといって短き人生も望んでない!」
「魔力」「神力」「知力」「透視能力」なんでもありかよ!?
せっかく与えられたチート能力、使いこなして最強になる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 00:18:35
2037文字
会話率:85%