……今の声は多分、ここに来る時に通った林のミミズク。今振ったライトの光から逃げたのはネズミ。遅れてゴキブリが二匹。一匹は身を翻し、こっちに向かってきたと思えば通路の端を走っていった。
ところどころ塗装が剥げ落ち、剥き出しのコンクリートの
壁。その色濃いひび割れをライトの光で追うと、天井に大きなシミ。ここは雨漏りするようだ。まあ、不思議なことではない。
窓の外は星明りだけ。真っ黒な林が見える。月が出ていない、不気味な夜だ。いや、こんなところに居れば、どんな夜だって不気味に思わずにはいられないだろう。
廃墟となった刑務所。その廊下をなんで、おれが歩いているのか。はははっ、収監されに来たんじゃない。おれは自分の意志でここに来た。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-19 11:00:00
3108文字
会話率:28%
私の住んでいるアパートはボロい。
築50年は経っている。壁は剥がれ、雨漏りもする。
かなり住みづらいが、家賃28000円。都内でこんなに安いアパートは他にない。我慢するしかない…
最終更新:2023-08-01 23:51:05
2409文字
会話率:29%
私の住んでいるアパートはボロい。
築50年は経っている。壁は剥がれ、雨漏りもする。
かなり住みづらいが、家賃28000円。都内でこんなに安いアパートは他にない。我慢するしかない…
最終更新:2023-07-25 23:09:35
1124文字
会話率:10%
私の住んでいるアパートはボロい。
築50年は経っている。壁は剥がれ、雨漏りもする。
かなり住みづらいが、家賃28000円。都内でこんなに安いアパートは他にない。我慢するしかない…
最終更新:2023-07-18 23:10:16
1616文字
会話率:15%
これは 俳句か 短歌か ただの書き綴りかも知れませんが 破り棄ててしまいそうなので
取り敢えず 保存しました。深く考えず読み出してくださったら感謝します
最終更新:2023-05-15 08:47:06
397文字
会話率:0%
このお話は、1981年(昭和56年)の時の出来事になります。
当時は都市部でも高層ビルなんてあまりなく、風通しの良い木造住宅が多く建ち並んでいました。
この時代の木造住宅は、最初のうちこそいいのですが、10年もするとけっこう雨漏りがひど
くなるんですよね。
それで、雨が降る度に部屋のあちこちにバケツや洗面器を置くのが古い家の定番でした。
ただ、あまりにも雨漏りの量が多くなった時に父親が決断したのです。
「よし!このままだとおちおち寝ていられないから改修しよう」
それからは、仮住まいを探しに奔走したのです。
そして、やっと探し当てた物件に引っ越したのですが、そこでの出来事が今回のお話になります。
もし、少しでも興味を持って頂けたら一読して下さいね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-30 10:48:56
1000文字
会話率:10%
平安時代中期から安土桃山時代まで、駿河国(現在の静岡県)北東部一帯を支配していた豪族、三田居(みたい)氏の子孫である三田居若(わか)は、キャビンアテンダントを養成する学校を卒業したにもかかわらず、一○○円ショップのアルバイトや派遣社員など
、職を転々としていた。
一方、若の実家では父の政孝が母の亮子に相談もなく脱サラし、本家を継いで農業に転身。しかしその直後の台風被害により、収穫はゼロ。従って収入もゼロになってしまい、家計は火の車となってしまう。
しかもそれだけでは終わらず、実家のリビングと一階の和室が雨漏りし、二階へ上がる階段の壁にも水が染み込み、変色してしまう。若はその状況を、「家族の家が死んで行く」と表現した。
大手電機メーカーの製造部に派遣されるようになって職場が落ち着いていた若だったが、折からの不況で解雇されてしまう。
一から職を探さなければならなくなった若は、解雇を告げられた日の夜に求人雑誌を購入。雑誌の中で芸能事務所の事務職の求人を見付けた若は、早速面接の予約をし、見事合格する。
事務職を始めて三ヶ月後、若の前に現れた小説家志望の神谷汐弥(しおや)。彼は小説を執筆しながら、若と同じ事務所に勤務しているのだが、合コン好きで社内でも有名な人物だった。
そんな神谷に「オレと付き合わない?」と告白された若は、一週間考えた末、「セフレとして付き合わない?」と提案する。神谷は困惑しながらも、若の提案を承諾した。
しかし神谷は、若が知る由もない秘密を隠し持つ人物だった。
年が明けて元日。若のもとに亮子から妹の武弥(たけみ)が病気かもしれないと連絡が入る。武弥本人の話では、肺胞に水が溜まる肺水腫で、入院して手術すれば大丈夫との事だったが、相変わらず三田居家は問題続きである。
そして若の身にも――
事務所の社長から「グラドルに興味ない?」と、直々にスカウトされる。若は「二、三日考えさせて欲しい」と答えて神谷に相談。彼の「駄目だったら事務に戻れば良い」との言葉に背中を押され、デビューを決意する。
デビューした若には、写真集やDVDの発売。イベント出演やテレビ番組のレギュラーなど、順調に仕事が与えられるのだが、彼女にはグラドルに誇りを持てない悩みがあった。
その上で若が見出した結論とは――
そして神谷は隠し持っていた秘密を告白する。果たしてその内容とは――
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2022-09-12 10:42:01
47643文字
会話率:43%
武神の一行が、諸国をさすらった末にようやく見つけた、伝説の剣。それを、大金を積んで買い求めた。しかし所有者は、剣が欲しけりゃ講師として働き、大成果を残せと言う。
育てるべき生徒は5名。肉ダレ饅頭、ガリ人形、雨漏り、手コスリに半寝ボケ。
そこに変わり者の手下を添えた、6人娘による騒がしい日常が幕を開ける。
全ては故郷を、この手に取り戻すために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-01 20:56:38
89158文字
会話率:68%
短編のインスタントフィクションです。
最終更新:2022-06-28 16:00:00
380文字
会話率:0%
雨の日に聞こえる雫の音。雨漏りの音だ。いつもは無視してきたが、今日は違った。どうしても気になる。だから、調べた。
最終更新:2022-05-26 07:00:00
2889文字
会話率:52%
妙心館の居候熊さんは、ある日雨漏りの修理のために天井裏に登った。梁に隠すように置いてあった箱を開けると、油紙に包まれた一振りの刀が現れた・・・
最終更新:2021-08-24 17:49:45
27436文字
会話率:43%
雨漏りのする音
冷たい地面
今日も私はここにいる
最終更新:2021-08-19 08:34:29
1881文字
会話率:50%
雨漏りと。
やっと玄関前と外壁の工事が終盤を向かえました。
その矢先に予想外な、将軍さまをお迎えしていたのです。
最終更新:2021-06-10 02:00:00
200文字
会話率:100%
雨漏りが多い部屋にはご注意を
最終更新:2021-03-16 01:13:33
685文字
会話率:23%
小村に暮らす転生者リューは、6人兄弟の長男。
枯れ果てた畑には実りを!
ボロ家には雨漏りのしない屋根を!
そして腹ペコ弟妹には、ほかほかのご飯とカロリーの高い肉を!
働かなくなった父に代わって、
前世で鍛えられたはずのしたたかさと、
『鑑
定』と『復元』のチート能力で、
ひっそり、目立たず、小金持ちになる……………はずが、
巷に混乱をもたらしながら、うっかり成り上がってしまう話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-17 02:41:45
9844文字
会話率:26%
あまもりです。あまやどりしていきませんか?雨なんて降ってませんが。あまもりしてるようなので。
最終更新:2019-12-10 01:57:49
286文字
会話率:0%
あまもりです。あまやどりしませんか、雨なんてふってませんが、あまもりしてるみたいなので。
最終更新:2019-12-08 04:31:16
418文字
会話率:0%
雨の中、ある女子高生は待っていた。雨が止むのを、誰かが来るのを。
最終更新:2019-11-13 22:25:14
1785文字
会話率:17%
「剣を手に取って殺し殺される毎日なんて、もう懲り懲りだ」
勇者として16歳で異世界に召喚された新藤裕也。ユウヤが活動したのは2年と短いが、その成果は異世界の誰もが知っていた。最も多くの魔族を倒した勇者。常に最前線で戦い続けた勇者。最高の勇者
と呼ばれ、最も魔王に近づいたとされている。
――それから13年。
当時の情熱を失い31歳になったユウヤは、王都の片隅で、自堕落な生活を送っていた。自称『何でも屋』として薬草摘みや雨漏りの修理などで日銭を稼ぎながら、おっさんには不釣り合いな美貌のメイドとともに、王都の問題を解決している。
「母の形見を探してほしいんです」
ある日、そんなユウヤの元に、少女からの依頼が舞い込んだ。わけありらしい少女の謎とは!?
その後の勇者を描いた異世界便利屋ストーリー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-09 12:00:00
243832文字
会話率:35%
雲の上から、大切な人の名前を呼んだ。私は休日の朝、ふと目が覚めると、脱衣場の天井が雨漏りをしていることに気付く。そこにバケツを置いた私は、水滴の落ちる小気味良い音に耳を澄ませる。遠い家族との絆と、雨音のリズムのお話。(他サイトでも掲載してい
ます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-22 19:57:31
3943文字
会話率:0%
青春。それは悩み、解決する事。
(かなり短い小説です。気軽にどうぞ)
最終更新:2018-01-28 23:30:03
2620文字
会話率:24%
天井から滴が垂れた。しかしここはマンションの一階。雨漏りであるはずがない。
この作品は、作者Twitter(プロフィール記載)と、作者ブログ(touzoku.hatenablog.com)にも掲載しています。
最終更新:2017-10-17 16:00:04
721文字
会話率:14%
僕は、死んでしまった友人、城本のアパートに行ってみることにした。どうしても、彼が言ってた雨漏りの染みを確かめたかったからだ。
キーワード:
最終更新:2017-06-07 10:36:27
5319文字
会話率:27%