大同5年、西暦換算810年。
後に『薬子の変』と呼ばれる事件の最中、少年『竹生』は、父、小野岑守とともに近江国へとやってきたが、そこで夜盗に襲われ、瀕死の重傷を負う。
そんな竹生を助けたのは、『亞輝斗』と名乗る風変わりな金髪の『鬼』と
、彼を『神』と崇める少年『義覚』だった。
比叡山を目指す亞輝斗と義覚だが、都の混乱の影響もあり、岑守の命により足止めを余儀なくされる。
そんなとき、『もう一人の珍客』が現れて……?
これは、後に『地獄の官吏』と呼ばれる、『小野篁』の、異形とのファースト・コンタクトの物語。
※※※
……とまぁ、ファンタジー全開ですが、この物語の登場人物の9割はWikipediaさんに個別専用ページがあります(何)。
※※※
ノベルアッププラス様にて、第一回歴史・時代小説大賞短編部門、最終選考まで残っていたものを、ネット小説大賞様に合わせて修正しております(大まかな内容は変わりません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 23:30:00
25382文字
会話率:41%
夢日記、閻魔帳、お願い事ダイアリー、よかった探し、エンジェル手帳、ポジティブノート、妄想文芸作品集…
最終更新:2024-06-07 20:00:00
938文字
会話率:0%
人間の魂を回収するために天界から現代日本へやってきた天使のカリンと悪魔のアリス。日々、魂の回収に勤しむ二人だったが、ある日、天界から閻魔帳に特殊要請が送られてきて―?
天使&悪魔のお仕事ファンタジー☆
最終更新:2024-03-31 15:19:15
8556文字
会話率:51%
古来より現世には陰陽のごとく隣り合うものが多かった。
男と女。
太陽と月。
昼と夜。
……そして光と影。
光が強まれば自然、影も濃くなる。
栄華を極めた人間たちは形なき者たちを恐れ、忌避し……ついには名を与えてしまった。
魑魅魍魎、妖、
鬼と。
名は呪。
形を持った彼らは夜陰に乗じて人間たちを襲い始め、瞬く間に夜に対する恐怖心が広がっていった。
時は平安中期。
貴族たちが謳歌し、都人によって華やかな貴族文化が花開いた頃のこと。
平安京と謳われた都にもそれらは存在していた。
だが、そればかりではなかった。
僧侶は言う。
魑魅魍魎や妖、鬼はそれ自体はさほど怖くはない。
それ以上に怖いのは人間だ。
人の心の中には鬼が棲んでいる。
ひとたびそれが表出すれば、人は簡単に罪を犯す。
忘れてはならない。
人もまた魑魅魍魎なのだと。
これは、複雑に絡み合った運命を持つ複数の人間が織りなす物語である。
※実在の人物が登場しておりますが、この作品はフィクションです。歴史上の事件などにはいっさい関係がありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-07 00:00:00
15027文字
会話率:34%
普段食べているはずなのに、果物等の漢字が分からない。
いちいち、何度も調べるのが面倒だったりする。
だったら
→自分で調べてすぐ見れるようにしたらいいじゃんっ♪
そんな理由で始めた完全なる自己満足な閻魔帳的な覚書【閻魔帳なんてわかる
人いるんじゃろか?分からん人は爺ちゃん婆ちゃんに聞いてみよう】
そんなわけで、ゆっくりながらはじめてゆきます。
※注意事項
・ここで書かれたものが、絶対に正しいとは限りません。
人間は完全じゃないのです。間違えるし勘違いや誤字脱字などのミスもあります。
読者自身で追跡調査などの確認をされますことを願います。【ミステリーツアーな感じでミスを探そう】
※こちらも宜しくお願いします
その漢字どんな風に書く感じ【野菜編】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-23 22:58:52
13585文字
会話率:0%
「改めまして――閻魔庁事務部記録課所属の赤木勇儀という鬼です。このままだとあんた達は死んだ後、地獄行きですよ」
突然やってきたのは先日転入してきたクラスメイト。どこからどう見ても人間にしか見えない自称鬼の赤木勇儀に、唐突にそう告げられた死
刑宣告というか死後宣告。自称鬼は、今から善行を積めば地獄行きを回避できると言っているけど、そもそも俺って地獄に落ちるような悪い事やった覚えないんですけど……冤罪だろこれ。てか、あんた達ってことは、俺だけじゃなくて俺の幼馴染みも地獄行きって事かよ!?
地獄行きを取り消すために奮闘する少年少女達と、生前の所業を閻魔帳に記録し地獄へ落とす事を業務とする地獄の鬼達が紡ぐ物語。少年少女達は地獄行きの切符を手放す事ができるのか……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-20 12:34:46
34249文字
会話率:53%
やる気のない閻魔に拾われた霊魂が「綴 記章」という体に宿って、人間界で閻魔帳書記官人間係員の1人として仕事を始める。しかし、初っ端から行きどころのない綴は、路地裏のごみ捨て場で神林文香という女子高生と運命(?)の出会いを果たすことがきっかけ
で、色々なことに巻き込まれていくが…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-06 23:33:20
3393文字
会話率:56%
事故で両親を一年前に亡くした銀と春の双子は、廃町工場で貧乏神のビンと3人で貧しいながらもそれなりに幸せな暮らしをしていた。
そんな彼らの元に、天界から素行不良で、死神の仕事をさせられることになったうららがやってくる、うららの目的は、現世にと
どまる魂の回収。本来であれば、魂を見つけるのに苦労するはずなのだが、閻魔大王から勝手に拝借してきた閻魔帳を頼りに順調に魂を回収していく。そんな中、次のうららのターゲットになったのが、銀と春。閻魔帳によれば二人は両親の事故の際死んでいるはずだった。
自らの名誉回復の為に、うららは寝込みの銀に死神の鎌を振り下ろそうとする。だが、運命を外れた二人は貧乏神が見え、触れることが出来たように、天界の住民であるうららを認識することが出来、逆にうららを返り討ちにする。
捉えたうららから事情を聴き同情する二人。だが、「はいそうですか」と渡すわけにもいかない。
そんなやりとりをしている時天界から連絡が入る。天界とこちらの世界が突然隔絶されてしまったと、原因は不明だが、復旧に最低でも1週間かかる。
行き場を失ったうららはとりあえず、銀の家でお世話になる事に。
そんな中、1週間もたたずに、うららの元を同僚ジンが訪れる。
彼は閻魔大王を裏切り、うららを利用し閻魔帳を持ち出させた。
二人を見つけたジンはうららと春を誘拐し、閻魔帳を奪おうとした。
だが閻魔帳は、すでに銀に奪われ、手に入れる事が出来ない。
ジンの不在をつき、二人を取り戻した銀であったが、堕天し、怒りにおぼれるジンの危険性がなくなったわけではない。うららは二人を守るためにジンを説得しようとするが、すでに堕天したジンに言葉は通用しない。絶体絶命の危機に陥るうらら
だが、そこに現れたのは死神の力を手にした銀だった。
運命を失い。人の境目を失いつつある銀は死神の鎌を現代の死神の鎌ガトリングガンに形状を変え、対抗する。見事に撃退し、この騒動は幕を下ろした。
そして銀は閻魔大王にうららを守る代わりにと約束していた。
死んだ両親との会話の機会を得る。それは春の為の会話。
春は自分を救うために両親が犠牲になったとずっと負い目に感じていた。その重荷を下ろさせるために、そしてのその願いは聞き届けられる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-17 21:23:27
83409文字
会話率:54%
人間には一人ひとり閻魔帳というのが存在するのだという。
経過は変えられても、結果は変えられない。
これが絶対のルール――。
キーワード:
最終更新:2013-07-04 00:47:58
18218文字
会話率:24%
仮題「閻魔帳を盗み見た男」
キーワード:
最終更新:2013-05-26 20:16:16
17832文字
会話率:24%
「悪いんだけど、昔人間にパクられた赤本をとり返してくれない? 今、パスポートの期限切れちゃっててさ~、僕行けないんだよね。あ、これ所有者命令ね。キリッ!」
と言う無駄に鬱陶しい命令の元、諸事情により、悪魔の財産である「人間の魂」でありながら
悪魔・バアルの秘書と言う肩書きを持つ俺は、「赤本」と呼ばれるバアルの「魂所有台帳」兼「部下の給与査定表」(と言う名の閻魔帳)を手に入れるため、日本に赴くのだが……
この本を狙う悪魔やら、俺をバックアップしてくれる悪魔やら、赤本そのものを餌にして一気に悪魔を退治してしまおうと企む悪魔祓師やらが現れて……
いやいやいや、非力な俺にどうしろと言うんだこの状況!?
コメディーに逃げたい作者が色々と崩壊させたお話。
皆様のお時間を頂けましたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-31 19:28:56
18796文字
会話率:38%